JP2001032560A - 上下一体化した駐車棚を設けた駐車装置 - Google Patents

上下一体化した駐車棚を設けた駐車装置

Info

Publication number
JP2001032560A
JP2001032560A JP11240275A JP24027599A JP2001032560A JP 2001032560 A JP2001032560 A JP 2001032560A JP 11240275 A JP11240275 A JP 11240275A JP 24027599 A JP24027599 A JP 24027599A JP 2001032560 A JP2001032560 A JP 2001032560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking
pallet
shelves
vehicle
shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11240275A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Nishiwaki
正勝 西脇
Manabu Yamada
学 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuj Hensokuki Co Ltd
Original Assignee
Fuj Hensokuki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuj Hensokuki Co Ltd filed Critical Fuj Hensokuki Co Ltd
Priority to JP11240275A priority Critical patent/JP2001032560A/ja
Publication of JP2001032560A publication Critical patent/JP2001032560A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車装置に車両を乗り込み易く、また乗り出
し易い位置に乗込場を備えの為に、パレットが前後方向
と左右方向と上下方向の3次元に移動させて、部品点数
の少ない一体にした駐車棚でより多くの駐車室を配置し
た駐車装置を提供する。 【解決手段】 駐車室9を複数列・複数段に形成して、
駐車室9に横行昇降可能な駐車棚30・31・32を配
置し、駐車棚30・31・32には駆動ローラ16を軸
着したパレット搬送装置35を設け、パレット搬送装置
35に車両24・25を搭載可能なパレット47を配置
する。駐車室9に配置した駐車棚30・31・32は、
車両24・25を搭載した2枚のパレット47が収納で
きる2台分一体にしたの駐車棚30を設けた構成とす
る。この駐車装置1は2台分一体の駐車棚30を採用す
ることで、安価にして駐車室9を増やすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗込場の駐車棚に
パレットを搬送するパレット搬送装置を設け、複数段に
駐車棚を形成した駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパレットに車両を搭載して駐車す
る駐車装置では、左右方向に駐車室を並設して列を形成
し、前後方向に複数列に配置して、左右方向に配置可能
数より1台少なくパレットを横行可能に配置して複数段
に形成してある。乗込場は地上面の何れかの列にパレッ
トが横行移動して形成される。乗込場となるパレット
は、配置可能数より1台少ない空間で形成された通路に
移動して、車両を乗り込み可能にする。
【0003】乗込場の上下段の駐車室のパレットは、横
行移動装置と昇降装置が備えられ、乗込場の乗入空間に
横行して昇降することで到達する。車両はそのパレット
上に乗り入れ、車両の運転者が退避して操作すること
で、車両を搭載したパレットが昇降して元の駐車室に戻
り入庫を終了する。
【0004】その駐車装置の乗込場は、地上面全体とし
て前後方向に複数列に形成しているために、奥方向に進
行又は後退するとき、配置可能数より1台少ない空間で
形成された通路の各パレット間を車両を運転して移動し
なければならない。各パレット間は、空間を最大に利用
することから非常に狭く設計されている。土地を最大に
有効利用するには、駐車室をより多くしなければなら
ず、より多くのパレットを収納させて形成する駐車装置
にしている。
【0005】乗込場は、地上面の全体でどの位置になる
か空パレット次第になる。乗込場に入庫するには、名列
のパレットを横行昇降移動させて形成した乗入空間を運
転して乗り入れ、元の駐車室に車両を搭載したパレット
を戻して入庫している。出庫するには、指定するパレッ
トを乗込場まで横行昇降移動させて、車両を運転して乗
り込んだ方向とは逆(後退)に運転して乗り出してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の駐車装
置では乗込場が地上面のどの位置になるか分からず、手
前なら乗り入れ易いが、奥の方に入庫するときなど各パ
レット間の通路が狭く運転が難しく、また、出庫すると
きに通路となる狭いパレット間を車両に乗り込んで後退
して運転しなければならず、運転技術を要するという問
題があった。また、入出庫車の運転者は、車両と同じ通
路を通って車両と出入口間を歩行する歩行路ともしてい
たので安全性にも問題があった。
【0007】更に、駐車棚を増設するためには、地下空
間にも駐車室を備えることになるが、各駐車棚に昇降装
置を必要とし、駐車棚の台数分の昇降装置を設置しなけ
ればならないので、設置場所を確保する問題があった。
【0008】本発明は、車両の乗込場を出入口の近くに
設けると共に、より多くの駐車室と入出庫処理を速く容
易にすることを目的にして、地下空間に駐車棚を昇降可
能に配置して、1台の地下駐車棚に車両を搭載したパレ
ットを2段に収納できるように設置した省スペースの駐
車装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
を搭載するパレットを左右方向と前後方向に複数列配置
して、上下方向に複数段配置した駐車装置であって、車
両の乗込場が有り、その乗込場の前後方向に複列に亘っ
て駐車棚を左右方向に配置可能数より1台少なく配置す
る。前記駐車棚は、パレット搬送装置を設けると共に横
行移動装置を備えて駐車室にしている。乗込場の上段に
は、左右方向の駐車棚を配置可能数分配置する。前記駐
車棚には、パレット搬送装置を設ける。乗込場の前後方
向の駐車室の上下段には、1段を除いて複列に亘って駐
車棚を左右方向の配置可能数より1台少なく配置し、駐
車棚にパレット配送装置を設けると共に乗込場までの昇
降装置と横行移動装置とを備える。
【0010】そして、前記除いた1段には、移載装置を
昇降可能にして、前後の駐車室と乗込場とを連通可能に
する。地下位置の駐車棚は、一体の2段式のパレット搬
送装置を備えた駐車室にして、昇降装置により昇降可能
にする構成とする。請求項1の構成では、複数台の駐車
棚にパレットを搬送可能にして、乗込場のパレットと駐
車室の駐車棚とが移動して、乗込場と駐車室とを往復動
する作用と、駐車棚に車両を搭載した複数のバレットを
収納することができる作用がある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、一実施形態として、入
庫車両24又は出庫車両25をパレット47に搭載し
て、左右方向に4台を並設して1列とし、奥行きへ3列
に配置した3段式を一例として、駐車室8にパレット4
7を搬送する駐車装置1で説明する。駐車装置1は、地
下駐車階を第1駐車区画2とし、地上面駐車階を第2駐
車区画3、2階駐車階を第3駐車区画4、3階駐車階を
第4駐車区画5としている。
【0012】駐車装置1の乗込場は図3(b)に示すよ
うに、第2駐車区画3の第1列26に配置して道路Rに
面した4台分の間口を持ち、その両端の2箇所を出入口
として開口し、ゲート23を上下動して開口部を開閉さ
せ、後の2台分の空間ををゲート23aで塞いでいる。
2箇所の乗込場は、第1乗込場6・第2乗込場7として
回転台11を配置し、パレット47を回転台11に搭載
して回転させ方向転換できる構成にしている。
【0013】第2駐車区画3の第2列27・第3列28
には、配置可能数よりも一枚少なく各3枚のパレット4
7が横行可能に配置されている。第3駐車区画4には、
第1列27目に4枚のパレット47を配置し、第2・第
3列27・28に各3枚のパレット47が横行昇降可能
に配置してある。第4駐車区画5には、第1列26目に
4枚のパレット47を配置し、第2列27目に1台の移
載装置29が横行昇降可能にしている。
【0014】第1駐車区画2には、地下2階分の高さを
確保し、パレット47を2枚収納できるもので、乗込場
の下段の次の2列に各2枚づつ4枚のパレット47を配
置している。移載装置29は、パレット47を搭載して
昇降・横行移動して搬送することができる。この移載装
置29の配置位置は、第4駐車区画5に限定するもので
なく、どの駐車区画体でもよく、少なくとも1段に配設
を要する。
【0015】移載装置29は、図4(b)に示す様に第
4駐車区画5の第2列27に配置して説明する。。駐車
装置1は道路Rの側面の近傍に設置された場合の例を図
3(b)の第2駐車区画3の平面図で説明する。入庫車
両24は、図3(b)のように道路Rから第1乗込場6
のパレット47に乗り込む。第1乗込場6は、図2のよ
うにパレット47の上面と乗込床48とが面一の状態に
なるように第1昇降床18の上下動で調整され、一方を
壁面49と他方を上下動する内ゲート23aで覆われ、
出入口を上下動するゲート23で覆い、前方をミラーで
閉鎖した一室に形成されている。
【0016】パレット47は、長方形の板状のもので、
上面に車両を搭載可能にして、図8に示すように中央を
フレーム体50にして、フレーム体50を通す櫛歯状の
ホーク47aにより車両の通路を形成している。パレッ
ト47の長手方向の両側面には、断面コ字状の横行レー
ル39が備えられている。横行レール39は、パレット
47を移動させるための駆動ローラ15を当接できるよ
うにしてある。また、パレット47は櫛歯状のホーク4
7aに限定するものではなく、鉄板の床面で形成しても
よい。
【0017】駆動ローラ16は、パレット47を移動さ
せる方向に複数個が軸着されていて、パレット47の横
行レール39を両側から支持できるように回転台11に
設けてある。回転台11は、平面を長方形の断面凹形に
して両内側面に向き合って駆動ローラ16があり、パレ
ット47を2枚収納可能に上段位置と下段位置に駆動ロ
ーラ16を複数個水平に2対回転可能に軸着して、上段
位置にパレット47を常時搭載している。
【0018】回転台11の駆動ローラ16は、上下段の
パレット搬送装置35と予備のパレット搬送装置35の
3連に形成して、エンドレス状に回転台11を循環する
ローラ体循環装置51を設けている。ローラ体循環装置
51は、回転台11に引き込んだ1枚のパレット47を
上段から下段にまた下段から上段に位置を変えることが
でき、3連のパレット搬送装置35により常時上下段に
パレット搬送装置35を形成している。
【0019】第1乗込場6の回転台11は、図1に示す
ように第1昇降床18・第2昇降床19・第3昇降床2
0を横行台車12に支持されて横行可能にして、第2昇
降床19上で方向転換する。回転台11の方向転換は、
回転台11の中央の下面に軸着された回転軸14を中心
に回転駆動部15の回転で横行台車12と隣接する第1
昇降床18と第3昇降床20を荷重を支持するレール体
にして旋回する。
【0020】第2乗込場7の回転台11は、第2昇降床
19・第3昇降床20・第4昇降床21を横行台車12
に支持されて横行可能にして、第3昇降床20上で方向
転換する。回転台11の方向転換は、回転台11の中央
の下面に軸着された回転軸14を中心に回転駆動部15
の回転で横行台車12と隣接する第2昇降床19と第4
昇降床21をレール体にして旋回する。
【0021】第2列27のパレット47は、駆動ローラ
16を備えたパレット搬送装置35を2段に備えて1列
の4台分の配置可能数に3台配置し、横行移動装置36
により床面上に配説した横行レール39に支持されて移
動する。パレット搬送装置35の駆動ローラ16は、第
1列26の駆動ローラ16と水平な一線状にしてあり、
上段にパレット47を載置している。第3列28には、
図7に示す横行移動装置36を備え、パレット搬送装置
35を1対に備えて形成し、第2列27のパレット47
の下段のパレット搬送装置35と面一の水平位置にして
いる。
【0022】第3駐車区画4は、図4(a)のように第
1列26に4台の駐車棚31を配して、駐車棚31に横
行移動装置36と1段のパレット搬送装置35と駐車棚
31を吊り下げる昇降装置37を備えている。この横行
移動装置36は、前後動するもので第1列26と第2列
27間を移動して、第2列27の位置で第1駐車区画2
に降下して第1駐車区画2と第2駐車区画3を通過して
パレット47を移動させる。第2列27と第3列28に
は、各3台の駐車棚31を配置して、横行移動装置36
と昇降装置37を備え、1台分の空地を形成するように
移動し、第1駐車区画2と第2駐車区画3を通過してパ
レット47を移動させる。
【0023】最上段の第4駐車区画5は、第1列26に
駐車棚31を4台配置して、パレット搬送装置32を備
えパレット47を搭載している。第2列には、パレット
47を搭載して無くパレット搬送装置35と昇降装置3
7を備えたもので第1列26・第3列28から搬送され
るパレット47を搭載して、第1駐車区画2と連通可能
にしている。
【0024】横行移動装置36と昇降装置37とを備え
た駐車棚31aは、図7に示すようにパレット47の平
面と同じ大きさのフレーム体50を備え、フレーム体5
0には巻取りドラム38を昇降モータ40を回転させ
て、巻取りドラム38からワイヤ46を送り出し、駐車
棚32の4隅を吊上げて昇降可能にしている。左右方向
に配置された横行支持枠45に案内される横行移動装置
36は、第1乗込場6と第2乗込場7の何方にも第3駐
車区画4の移載装置29が降下可能に1台分の空間を第
2駐車区画3の第2列27に形成させて、その空間に下
降移動する。
【0025】駐車棚32は、図7に示すように、吊り下
げたワイヤ46が通るパイプ状の振止め柱43が固定さ
れ、フレーム体50に備えられた柱固定枠44に前記振
止め柱43を挿着して、横行移動してもパレット搬送装
置35が振れない様にしてある。駐車棚32のパレット
搬送装置35に支承されたパレット47は、図示略の一
般に採用されているロック装置により固定され、横行移
動等により突出して事故を起こすことがないようにして
ある。
【0026】駐車棚30は、図6に示すもので、パレッ
ト搬送装置35を上段と下段との2対に備え、各パレッ
ト搬送装置35に車両を搭載したパレット47を収納す
ることが出来る。2台の車両を搭載した駐車棚30は、
地下の第1駐車区画2内に配置され、乗込場と連通可能
に上下動する昇降装置37を備えている。昇降装置37
は、駐車棚30の上面の4隅をワイヤ46で吊下げ、昇
降モータ40の駆動回転により巻取りドラム38にワイ
ヤ46を巻き上げ巻き戻しして、乗り込み位置と同じ位
置にする。
【0027】駐車棚30の上段側をを上昇させるとき
は、第2駐車区画3の駐車棚31を横行させて空間を形
成して昇降させ上段位置を乗込場位置に合わせる。駐車
棚30の下段側を上昇させるときは、第2駐車区画3の
駐車棚31を横行させて駐車棚30の1台分が収納でき
る横行空間10を形成し、第3駐車区画4の駐車棚32
を横行させて横行空間10を形成し、駐車棚30を横行
空間10を昇降させ下段位置を乗込床48に合わせる。
【0028】車両の入庫動作と出庫動作について説明す
る。出庫車両25は、第1駐車区画2の第2列27の駐
車棚30の上段のパレット搬送装置32からパレット4
7を移動させて、第2乗込場7の回転台11に移載させ
て方向転換して前進運転により乗り出す説明をする。入
庫車両24は、第1乗込場6から乗り込み第1駐車区画
2の第3列28の駐車棚30の下段のパレット搬送装置
32にパレット47を移動させて入庫をする説明をす
る。
【0029】出庫動作は、操作盤で出庫場所を指定する
と、第2乗込場7の入口のゲート23が閉じ正面に備え
られたミラー(図示略)と、回転区画8へ横行可能にゲ
ート23aを上昇して、第2乗込場7の回転台11と出
庫する駐車棚30を連通可能な開口状態にする。第1駐
車区画2の駐車棚30は、第2駐車区画3の駐車棚31
を横行移動させて、駐車棚30が上昇できる空間を形成
すると上昇を始め、第2駐車区画3に駐車棚30を停止
させる。第2駐車区画3の回転台11のパレット47
は、上段のパレット搬送装置35から下段のパレット搬
送装置35にローラ体循環装置51の回動動作で下段位
置に移動する。
【0030】回転台11の上段のパレット搬送装置35
は、出庫車両25を搭載した駐車棚30のパレット搬送
装置35と一線上になり、駆動ローラ16を回転させて
パレット47を回転台11内に出庫車両25を収納す
る。そして、出庫車両25を搭載したパレット47を受
け取った回転台11は、若干上昇して下段のパレット般
送装置35に有る空パレット47を前記駐車棚30へ移
動させて戻す。回転台11は、横行して回転区画8に移
動する。駐車棚30は、元の駐車室9に下降して戻り、
跡に1台分の横行空間10をつくる。その横行空間10
に駐車棚31が横行して図3(b)の想像線の位置から
実線の位置に移動する。
【0031】入庫車両24は、第1乗込場5の回転台1
1のパレット47に乗り込んで指定位置の第1駐車区画
2の第3列28を操作盤により操作すると、第1乗込場
5の次の第2列27の位置に、移載装置29が第3駐車
区画第2列27から下降を始める。第2駐車区画3の第
3列28の入庫位置の鉛直方向の駐車棚31は、図3
(b)の実線から想像線位置に移動して空間を形成す
る。第3駐車区画4の第3列28の入庫位置の鉛直方向
の駐車棚32は、図4(a)のように空間を形成する。
入庫する駐車室9の2段式の駐車棚30の下段には、空
パレット47があり、回転台11の入庫車両24を搭載
したパレット47と入れ換える動作をする。
【0032】先ず、駐車棚30の下段の空パレット47
を回転台11の下段のパレット搬送装置35に移動させ
るために、各パレット搬送装置35を一線上に合わせ、
駆動ローラ15の回転で収納する。入庫車両24を搭載
したバレット47は、移載装置29と第1乗込場5の回
転台11の上段のパレット搬送装置35とが一線上にな
り、パレット47が駆動ローラ15の回転により回転台
11の上段のパレット搬送装置35から移載装置29を
移動して駐車棚30の下段位置のパレット搬送装置35
に収納され、元の第1駐車区画2に下降して入庫を完了
する。
【0033】空のパレット47は、回転台11の下段の
パレット搬送装置35に引き込まれて、ローラ体循環装
置によりパレット搬送装置35が下段から上段に循環
し、予備のパレット搬送装置35が回転台11の内部か
ら突出して下段の駆動ローラ15を形成して、次の入庫
動作の待機状態をとる。
【0034】前記、回転区画7に移動した出庫車両25
は、この位置で回転し、出庫車両25の方向転換を行
う。回転台11の方向転換は図1に示す様に、第2昇降
床18上の回転区画7で旋回中を示しいる。第2列27
の駐車棚31は左方向に移動し空間を形成し、次の動作
の待機状態に入る。旋回した回転台11は、第2乗込場
6に移動して車両を乗り出し出庫完了になる。
【0035】第3駐車区画4について説明すると、第1
列26は、横行も昇降もしない固定ローラ台33として
4台配置させ、駆動ローラ15を複数軸着して、パレッ
ト47を収納又は移動させることが出来る。第2列27
は、駐車棚32を横行と昇降を可能にして3台配置して
あり、第1駐車区画2まで下降して、回転台11に移載
させることができる。
【0036】第3列28は、第2列27と同じように駐
車棚32を横行と昇降を可能にして3台配置している。
この駐車棚32に入出庫するには、第2駐車区画3まで
下降させて、第4駐車区画5の第2列27に横行・昇降
する移載装置30も第2駐車区画3に下降させ、第3列
28の駐車棚31の前に位置させパレット搬送装置35
により連通させ、パレット47を移動させる。
【0037】第3駐車区画4について説明すると、第1
列26では固定ローラ台33が4台並設して、第2列2
7に1台の移載装置30が横行・昇降可能にして固定ロ
ーラ台33からの移動を可能にしている。第3列28に
は駐車棚32が3台並設してあり、第2駐車区画3まで
昇降して第1・2乗込場5・6に連通することができ、
どの位置のどの階の駐車室9に入出庫することができ
る。
【0038】第2列27と第3列28の駐車棚32は、
第1駐車区画2の駐車棚30が上昇する時に、横行して
横行空間10を形成して、その位置に駐車棚30を上昇
させる。第4駐車区画5について説明すると、第1列2
6と第3列28に固定ローラ台33が4台並設して駐車
室9にしている。第2列27には、少なくとも1台の昇
降横行可能にした移載装置29を配置している。この固
定ローラ台33に入出庫するには、移載装置29を介し
て第1乗込場・第2乗込場とを連通する。
【0039】
【発明の効果】本発明では、車両を第1・2乗込場に乗
り入れれば、各列各段の駐車室にパレットが移動して入
庫することができ、出庫時には旋回した車両が第1・2
乗込場に移動されて来て、容易に乗り出すことができる
と共に、2段一体の駐車棚により限られた空間内に駐車
室を増室することができ、部品点数も少なくなり安価な
駐車装置を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転台に車両を搭載して回転区画で旋
回の動作を示す正面図。
【図2】乗込場に車両を乗り入れ、車両のドアを開口し
た状態を示す断面正面図。
【図3】(a)地下(1B)の第1駐車区画を示す説明
用の平面図。 (b)第1乗込場と第2乗込場と第2駐車区画(1F)
を示す説明用の平面図。
【図4】(a)第3駐車区画(2F)を示す説明用の平
面図。 (b)第4駐車区画(3F)を示す説明用の平面図。
【図5】(a)第1列の縦断面を示す正面図。 (b)第2列の縦断面を示す正面図。 (c)第3列の縦断面を示す正面図。
【図6】第1駐車区画の駐車棚(2段式)を示す斜視
図。
【図7】移載装置を示す正面図。
【図8】パレットの斜視図。
【符号の説明】
1 駐車装置 2 第1駐車区画 3 第2駐車区画 4 第3駐車区画 5 第4駐車区画 6 第1乗込場 7 第2乗込場 8 回転区画 9 駐車室 10 横行空間 11 回転台 12 横行台車 13 横行輪 16 駆動ローラ 17 ローラ駆動部 18 第1昇降床 19 第2昇降床 20 第3昇降床 22 床昇降装置 24 入庫車両 25 出庫車両 26 第1列 27 第2列 28 第3列 29 移載装置 30 駐車棚(2段式) 31 駐車棚(横行昇降) 32 駐車棚(横行昇降) 35 パレット搬送装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を搭載するパレットを左右方向と前
    後方向に複数列配置して、上下方向に複数段配置した駐
    車装置において、車両の乗込場を備え、その乗込場の前
    後方向に複列に亘って駐車棚を左右方向に配置可能数よ
    り1台少なく配置し、前記駐車棚にパレット搬送装置を
    設けると共に横行移動装置を備えた駐車室として、乗込
    場の上段には、左右方向の駐車棚を配置可能数分配置し
    て、前記駐車棚にパレット搬送装置を設け、乗込場の前
    後方向の駐車室の上下段には、少なくとも1段を除き複
    列に亘って駐車棚を左右方向の配置可能数より1台少な
    く配置し、駐車棚にパレット配送装置を設けると共に乗
    込場位置までの昇降装置と横行移動装置とを備え、前記
    除いた1段にパレット配送装置を設けた移載装置を昇降
    装置と横行移動装置を設け、各段の駐車室と乗込場とを
    連通可能にし、地下位置に駐車棚を一体の2段式のパレ
    ット搬送装置を備えた駐車室にして昇降装置により昇降
    可能にしたことを特徴とする上下一体化した駐車棚を設
    けた駐車装置。
JP11240275A 1999-07-23 1999-07-23 上下一体化した駐車棚を設けた駐車装置 Pending JP2001032560A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11240275A JP2001032560A (ja) 1999-07-23 1999-07-23 上下一体化した駐車棚を設けた駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11240275A JP2001032560A (ja) 1999-07-23 1999-07-23 上下一体化した駐車棚を設けた駐車装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001032560A true JP2001032560A (ja) 2001-02-06

Family

ID=17057077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11240275A Pending JP2001032560A (ja) 1999-07-23 1999-07-23 上下一体化した駐車棚を設けた駐車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001032560A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065436A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 新明和工業株式会社 機械式駐車設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065436A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 新明和工業株式会社 機械式駐車設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3606342B2 (ja) 機械式立体駐車装置
JP2001032560A (ja) 上下一体化した駐車棚を設けた駐車装置
JP4058684B2 (ja) 高層型立体駐車装置
JP3687031B2 (ja) ターンテーブル付き駐車装置
JP2945873B2 (ja) 機械式立体駐車場
JP3426978B2 (ja) フォーク式立体駐車装置
JPH05149017A (ja) 立体駐車場
JP5653134B2 (ja) 連立型エレベータ式駐車装置
JP3295066B2 (ja) 多段式立体駐車装置
JP3390630B2 (ja) 立体駐車場
JPH06235269A (ja) 水平循環式立体格納庫
JPH0742399A (ja) 立体駐車場
KR20230121307A (ko) 다면 입출차 방식 주차 시스템
JP4065633B2 (ja) 機械式駐車装置
JPH06264638A (ja) 立体駐車場
JP3960566B2 (ja) 3縦列型昇降式駐車装置
JP2759247B2 (ja) 昇降床を設けた駐車装置の乗込場
JPH09100646A (ja) 格納システム
JP4379850B2 (ja) 複数の入出庫口を有する3縦列型昇降式駐車装置
JP3916112B2 (ja) 中間乗入3縦列型昇降式駐車装置
JP2003097078A (ja) 自動駐車場装置及びパレットの支持・移動構造
JP2002266516A (ja) 自動収納庫及びパレットの収納装置
JP2006070674A (ja) 駐車装置
JP2002070352A (ja) 3縦列型昇降式駐車装置
JP2000265704A (ja) 連接型格納設備