JPH06315444A - 繰り返し開閉することが可能なプラスチック箔製パック - Google Patents
繰り返し開閉することが可能なプラスチック箔製パックInfo
- Publication number
- JPH06315444A JPH06315444A JP6045883A JP4588394A JPH06315444A JP H06315444 A JPH06315444 A JP H06315444A JP 6045883 A JP6045883 A JP 6045883A JP 4588394 A JP4588394 A JP 4588394A JP H06315444 A JPH06315444 A JP H06315444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pack
- tabs
- wall
- folding
- plastic foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004033 plastic Substances 0.000 title claims abstract description 19
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims abstract description 27
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims abstract description 4
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims abstract description 4
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 2
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000012536 packaging technology Methods 0.000 description 1
- 239000012815 thermoplastic material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D65/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
- B65D65/02—Wrappers or flexible covers
- B65D65/10—Wrappers or flexible covers rectangular
- B65D65/12—Wrappers or flexible covers rectangular formed with crease lines to facilitate folding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/64—Lids
- B65D5/66—Hinged lids
- B65D5/6602—Hinged lids formed by folding one or more extensions hinged to the upper edge of a tubular container body
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5827—Tear-lines provided in a wall portion
- B65D75/5833—Tear-lines provided in a wall portion for tearing out a portion of the wall
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Packages (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】反復開閉可能な、特に紙ハンカチの堆積物を収
容するパックの提供。 【構成】前部壁、後部壁、幅の狭い両側壁、上部壁およ
び底部壁を備え、上部壁は、一続きに後部壁と連結して
おり、前部壁の方向に折れ曲がってパックを閉鎖するこ
とができ、上部壁は、それぞれが内側に向かって折れ曲
がる両側タブによって、両側壁と連結する。両側タブ
は、それぞれ、後部壁、上部壁および側壁の中間の角点
に発する、少なくとも1つの予め形成された折り曲げ線
を有する。
容するパックの提供。 【構成】前部壁、後部壁、幅の狭い両側壁、上部壁およ
び底部壁を備え、上部壁は、一続きに後部壁と連結して
おり、前部壁の方向に折れ曲がってパックを閉鎖するこ
とができ、上部壁は、それぞれが内側に向かって折れ曲
がる両側タブによって、両側壁と連結する。両側タブ
は、それぞれ、後部壁、上部壁および側壁の中間の角点
に発する、少なくとも1つの予め形成された折り曲げ線
を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前部壁、後部壁、お
よび開閉動作を行うために、予め決められた折り曲げ線
に沿って折り曲げることができる折り曲げタブを備え、
特に紙ハンカチを収容するための、プラスチック箔で作
られる繰り返し開閉可能なパックに関する。
よび開閉動作を行うために、予め決められた折り曲げ線
に沿って折り曲げることができる折り曲げタブを備え、
特に紙ハンカチを収容するための、プラスチック箔で作
られる繰り返し開閉可能なパックに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック箔は、最も頻繁に使用され
る包装材料の1つである。特に、プラスチック箔は、折
り曲げた紙ハンカチの堆積物を収容するのに有用な立方
体のソフトパックに用いられる(DE-U-9109814.9)。しか
しながら、複層の(張り合わせ)プラスチック箔からな
る紙巻き煙草用パックも既に知られている所である。
る包装材料の1つである。特に、プラスチック箔は、折
り曲げた紙ハンカチの堆積物を収容するのに有用な立方
体のソフトパックに用いられる(DE-U-9109814.9)。しか
しながら、複層の(張り合わせ)プラスチック箔からな
る紙巻き煙草用パックも既に知られている所である。
【0003】包装技術にとって不利なプラスチック箔の
性質の1つに、プラスチック箔に材料に関連した復元力
が作用するので、単なる折り曲げによっては、常に再現
性を持つ折り曲げ線が形成できない点がある。しかし、
これらの再現性のある折り曲げ線は、パックを繰り返し
開いたり閉じたりするためにの折り曲げタブ、特に閉鎖
用タブを有するパックには、特に、必要である(DE-U-91
09814.9)。
性質の1つに、プラスチック箔に材料に関連した復元力
が作用するので、単なる折り曲げによっては、常に再現
性を持つ折り曲げ線が形成できない点がある。しかし、
これらの再現性のある折り曲げ線は、パックを繰り返し
開いたり閉じたりするためにの折り曲げタブ、特に閉鎖
用タブを有するパックには、特に、必要である(DE-U-91
09814.9)。
【0004】上記のような繰り返して開いたり閉じたり
する箔製のパックにおいては、折り曲げタブが、予定の
折り曲げ線に沿って信頼性を持って正確に折れ曲がるこ
とが必要である。
する箔製のパックにおいては、折り曲げタブが、予定の
折り曲げ線に沿って信頼性を持って正確に折れ曲がるこ
とが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、し
たがって、永久的な復元力を持つ包装材料、特にプラス
チック箔を、その折り曲げ線が、外力を作用させなくと
も常に再現される態様で形成されるように調製し処理す
ることである。
たがって、永久的な復元力を持つ包装材料、特にプラス
チック箔を、その折り曲げ線が、外力を作用させなくと
も常に再現される態様で形成されるように調製し処理す
ることである。
【0006】この目的達成のため、この発明のパック
は、折り曲げ線の区域で互いに隣り合うプラスチック箔
の諸区域が、熱可塑性プラスチック箔の場合は、好まし
くは、熱と圧力によって互いに永久的に連結される点に
特徴を有する。
は、折り曲げ線の区域で互いに隣り合うプラスチック箔
の諸区域が、熱可塑性プラスチック箔の場合は、好まし
くは、熱と圧力によって互いに永久的に連結される点に
特徴を有する。
【0007】
【課題を解決するための手段】したがって、この発明で
は、プラスチック箔が、折り曲げ線の区域において、復
元力に影響されない安定した折り曲げ線が形成されるよ
うに、永久変形により処理される。この目的に適うよう
に、好ましくは、折り曲げ線に直接隣接して延在する箔
のストリップ状の諸区域が、特定的にいえば、熱熔着、
接着その他によって互いに連結される。
は、プラスチック箔が、折り曲げ線の区域において、復
元力に影響されない安定した折り曲げ線が形成されるよ
うに、永久変形により処理される。この目的に適うよう
に、好ましくは、折り曲げ線に直接隣接して延在する箔
のストリップ状の諸区域が、特定的にいえば、熱熔着、
接着その他によって互いに連結される。
【0008】
【作用】こうして得られる融着継ぎ目は、特に、パック
の開閉に関係する再現性のある折り曲げ線として安定し
ている。この融着継ぎ目またはこれによって規定される
折り曲げ線は、折り曲げ方向に向かって、多少の復元力
を有する。
の開閉に関係する再現性のある折り曲げ線として安定し
ている。この融着継ぎ目またはこれによって規定される
折り曲げ線は、折り曲げ方向に向かって、多少の復元力
を有する。
【0009】この発明の態様で処理される箔は、上部壁
が閉鎖タブとして機能し、折り曲げ可能な両側タブによ
って、パックの幅の狭い両側壁に連結される、繰り返し
開閉される立方体パックに用いると特に有利である。こ
のパック構造においては、閉鎖タブまたは上部壁を閉じ
る間、両側タブが、前記上部壁とパックの端面の間に正
確に折り曲げられることが重要である。
が閉鎖タブとして機能し、折り曲げ可能な両側タブによ
って、パックの幅の狭い両側壁に連結される、繰り返し
開閉される立方体パックに用いると特に有利である。こ
のパック構造においては、閉鎖タブまたは上部壁を閉じ
る間、両側タブが、前記上部壁とパックの端面の間に正
確に折り曲げられることが重要である。
【0010】発明のこれ以上の細部は、この発明のパッ
クの模範実施例によって、以下に詳細に説明する。
クの模範実施例によって、以下に詳細に説明する。
【0011】
【実施例】各図は、有利な使用例として、前部壁11、後
部壁12、幅の狭い両側壁13,14 および端部両壁すなわち
底部壁15と上部壁16を備える立方体パック10を示す。上
部壁12は、1つの部材をなして後部壁12と連結され、図
1に示す開放時のパックにおいては、後部壁と同じ面内
に延在する。上部壁16の自由端部は、フラップ17として
設計される。このフラップ17は、パックの閉鎖時には、
下降して前部壁11に達する。
部壁12、幅の狭い両側壁13,14 および端部両壁すなわち
底部壁15と上部壁16を備える立方体パック10を示す。上
部壁12は、1つの部材をなして後部壁12と連結され、図
1に示す開放時のパックにおいては、後部壁と同じ面内
に延在する。上部壁16の自由端部は、フラップ17として
設計される。このフラップ17は、パックの閉鎖時には、
下降して前部壁11に達する。
【0012】さらにまた、上部壁16は、特定的にいえ
ば、ほぼ三角形の両側タブ18,19 を介して、両側壁13,1
4 にそれぞれ連結される。前記のほぼ三角形の両側タブ
18,19は、角部の2点20,21 にまで傾斜している。この
2点は、パックの後面に位置し、上部壁16, 後部壁12,
側壁13が点20において、また、上部壁16, 後部壁12, 側
壁14が点21において、それぞれ互いに会する。
ば、ほぼ三角形の両側タブ18,19 を介して、両側壁13,1
4 にそれぞれ連結される。前記のほぼ三角形の両側タブ
18,19は、角部の2点20,21 にまで傾斜している。この
2点は、パックの後面に位置し、上部壁16, 後部壁12,
側壁13が点20において、また、上部壁16, 後部壁12, 側
壁14が点21において、それぞれ互いに会する。
【0013】パックは、プラスチック箔からなる。この
プラスチック箔は、必ずしも、予め付与された折り曲げ
線を備えていなくともよい。それとは反対に、前記折り
曲げ線は、パックを使用した結果として得られるのであ
り、使用の瞬間々に、特定の複数の点に制御された態様
で形成されるのである。したがって、個々の壁11…16お
よびタブ18,19 の間の変わり目は、鋭くは発現しておら
ず、図面上では単に(折れ曲がり)線として示される。
例えば、前部壁11と側壁13の間の垂直エッジ部22は、鋭
い曲折という意味では、エッジ部とはいえず、むしろ側
壁と前部壁の間にある理論上の区別というべきものであ
る。他の図に示す残りの「エッジ部」についても、違う
ところがないものとして図示されている限り、これと同
じことが当て嵌まる。
プラスチック箔は、必ずしも、予め付与された折り曲げ
線を備えていなくともよい。それとは反対に、前記折り
曲げ線は、パックを使用した結果として得られるのであ
り、使用の瞬間々に、特定の複数の点に制御された態様
で形成されるのである。したがって、個々の壁11…16お
よびタブ18,19 の間の変わり目は、鋭くは発現しておら
ず、図面上では単に(折れ曲がり)線として示される。
例えば、前部壁11と側壁13の間の垂直エッジ部22は、鋭
い曲折という意味では、エッジ部とはいえず、むしろ側
壁と前部壁の間にある理論上の区別というべきものであ
る。他の図に示す残りの「エッジ部」についても、違う
ところがないものとして図示されている限り、これと同
じことが当て嵌まる。
【0014】図2−図5は、一方において、図1同様に
開放位置にあるパック10を示し、他方において、特に図
4において、過渡的な開放位置にあるパックを示す。過
渡的な開放位置にあるパックにおいては、上部壁16が、
後部壁12の面よりも、やや前方に折れ曲がっている。フ
ラップ17は、さらに、もう一度折れ曲がっており、図6
は、この様子を拡大して表現している。
開放位置にあるパック10を示し、他方において、特に図
4において、過渡的な開放位置にあるパックを示す。過
渡的な開放位置にあるパックにおいては、上部壁16が、
後部壁12の面よりも、やや前方に折れ曲がっている。フ
ラップ17は、さらに、もう一度折れ曲がっており、図6
は、この様子を拡大して表現している。
【0015】開放位置(図2参照)では、両側タブが広
げられている。閉鎖の動作が行われる間に、両側タブ1
8,19 が、図4、5、6の過渡的な折り曲げ位置から、
上部壁16の直下に折り畳まれて存在する閉鎖位置へと、
内側へ折り曲げられる。閉鎖位置においては、フラップ
17は、前部壁11の区域で広がっており、例えば、接着テ
ープによって、剥離自在に前部壁11と連結される。
げられている。閉鎖の動作が行われる間に、両側タブ1
8,19 が、図4、5、6の過渡的な折り曲げ位置から、
上部壁16の直下に折り畳まれて存在する閉鎖位置へと、
内側へ折り曲げられる。閉鎖位置においては、フラップ
17は、前部壁11の区域で広がっており、例えば、接着テ
ープによって、剥離自在に前部壁11と連結される。
【0016】現実施例では三角形に設計される両側タブ
18,19 を正確に折り曲げるために、これらの側タブは、
折り曲げ線により規定され分割される。折り曲げ線23,2
4 は、両側タブ18,19 の両側壁13,14 への遷移部に予め
形成され、これらに対応する折り曲げ線25,26 が、両側
タブ18,19 の上部壁16への遷移部に、同様に、予め形成
される。折り曲げ線27,28 は、角の2点20,21 に源を発
して対角線方向に伸びており、結果として両側タブ18,1
9 を、それぞれ、上部壁16と連結する部分タブ29,30 と
側壁13,14 と連結する部分タブ31,32 とに分割する。
18,19 を正確に折り曲げるために、これらの側タブは、
折り曲げ線により規定され分割される。折り曲げ線23,2
4 は、両側タブ18,19 の両側壁13,14 への遷移部に予め
形成され、これらに対応する折り曲げ線25,26 が、両側
タブ18,19 の上部壁16への遷移部に、同様に、予め形成
される。折り曲げ線27,28 は、角の2点20,21 に源を発
して対角線方向に伸びており、結果として両側タブ18,1
9 を、それぞれ、上部壁16と連結する部分タブ29,30 と
側壁13,14 と連結する部分タブ31,32 とに分割する。
【0017】現実施例の場合は三角形をなす両側タブ1
8,19 は、たとえパックが数回に亘り開閉を繰り返され
た後であっても、当然のことながら、その閉鎖位置にお
いて正確な折り曲げパターンを有していなければならな
い。このために、少なくとも折り曲げ線27,28 は、図7
に詳細に示すように特別な態様で設計される。側タブを
構成する部分タブ(部分タブ29,31 または部分タブ30,3
2 )は、折り曲げ線27,28 の区域において、恒久的に連
結されて、特定の幅を有する継ぎ目を形成する。
8,19 は、たとえパックが数回に亘り開閉を繰り返され
た後であっても、当然のことながら、その閉鎖位置にお
いて正確な折り曲げパターンを有していなければならな
い。このために、少なくとも折り曲げ線27,28 は、図7
に詳細に示すように特別な態様で設計される。側タブを
構成する部分タブ(部分タブ29,31 または部分タブ30,3
2 )は、折り曲げ線27,28 の区域において、恒久的に連
結されて、特定の幅を有する継ぎ目を形成する。
【0018】パックは、好ましくは、熱可塑性プラスチ
ック材料から製造される。継ぎ目33は、次ぎの工程で、
約0.5mm の幅で加熱、加圧処理を行うことによって、融
着部またはエンボス継ぎ目として形成される。上部壁16
またはフラップ17を前部壁11側へ重ねることによって、
パックが閉鎖されるときに、両側タブ(18,19) の内側へ
の適切な曲折が、折り曲げ線27,28 または継ぎ目33によ
って自動的に実現する。混乱を生じるような外側への飛
び出しも、望ましくない余計な折れ曲がりも発生しな
い。何回も開閉を繰り返した後でも、パック10は、この
区域において機能的に変わるところがなく、外観上も美
しさを維持する。
ック材料から製造される。継ぎ目33は、次ぎの工程で、
約0.5mm の幅で加熱、加圧処理を行うことによって、融
着部またはエンボス継ぎ目として形成される。上部壁16
またはフラップ17を前部壁11側へ重ねることによって、
パックが閉鎖されるときに、両側タブ(18,19) の内側へ
の適切な曲折が、折り曲げ線27,28 または継ぎ目33によ
って自動的に実現する。混乱を生じるような外側への飛
び出しも、望ましくない余計な折れ曲がりも発生しな
い。何回も開閉を繰り返した後でも、パック10は、この
区域において機能的に変わるところがなく、外観上も美
しさを維持する。
【0019】上記の継ぎ目33は、折り曲げ線27,28 に代
わって設けてもよく、またこれらに追加して設けてもよ
い。同様に、継ぎ目33は、他の折り曲げ線23…28に代わ
って設けてもよく、またこれらに追加して設けてもよ
い。
わって設けてもよく、またこれらに追加して設けてもよ
い。同様に、継ぎ目33は、他の折り曲げ線23…28に代わ
って設けてもよく、またこれらに追加して設けてもよ
い。
【0020】パック10の形成に供されるブランクは、一
続きの部材として製造されるが、ここには図示しない。
フラップ17は、例えば、円弧状に突出した態様で湾曲し
た自由縁部35を有する。これに対応する部分として、前
部壁11の自由縁部36が、陥没状に湾曲して作られる。展
開されたブランク上では、各縁部34,35,36が、正弦曲線
の態様で、1つの縁部から他の縁部へ滑らかに移り変わ
る。その結果として形成される縁部曲線(正弦曲線)
は、不規則な部分、または飛躍した部分を有しない。
続きの部材として製造されるが、ここには図示しない。
フラップ17は、例えば、円弧状に突出した態様で湾曲し
た自由縁部35を有する。これに対応する部分として、前
部壁11の自由縁部36が、陥没状に湾曲して作られる。展
開されたブランク上では、各縁部34,35,36が、正弦曲線
の態様で、1つの縁部から他の縁部へ滑らかに移り変わ
る。その結果として形成される縁部曲線(正弦曲線)
は、不規則な部分、または飛躍した部分を有しない。
【0021】図7に示す寸法の安定した折り曲げ線また
はエンボス継ぎ目は、ストリップ様の諸区域に接着剤を
付与する結果として製造することも可能である。或いは
その代わりに、折り曲げ線の区域において、箔に他の形
状変更処理、例えば、折り曲げ線の区域にある材料の量
をストリップ状に減少させるために、箔に局部的な延伸
処理を施すことも可能である。
はエンボス継ぎ目は、ストリップ様の諸区域に接着剤を
付与する結果として製造することも可能である。或いは
その代わりに、折り曲げ線の区域において、箔に他の形
状変更処理、例えば、折り曲げ線の区域にある材料の量
をストリップ状に減少させるために、箔に局部的な延伸
処理を施すことも可能である。
【0022】信頼性高く形成される折り曲げ線を必要と
する場合には、上に説明し、図7に示す折り曲げ線は、
異なるタイプのパックおよびその他の有形物に採用する
こともできる。
する場合には、上に説明し、図7に示す折り曲げ線は、
異なるタイプのパックおよびその他の有形物に採用する
こともできる。
【0023】
【発明の効果】この発明により、プラスチック箔が、折
り曲げ線の区域において、復元力に影響されない安定し
た折り曲げ線が形成されるように、永久変形により処理
されるので、パックは、何回も開閉を繰り返した後で
も、折り曲げ線の区域において機能的に変わるところが
なく、外観上も美しさを維持する。
り曲げ線の区域において、復元力に影響されない安定し
た折り曲げ線が形成されるように、永久変形により処理
されるので、パックは、何回も開閉を繰り返した後で
も、折り曲げ線の区域において機能的に変わるところが
なく、外観上も美しさを維持する。
【図1】開放時のパックの斜視図。
【図2】開放時のパックの側面図。
【図3】図2のパックの平面図。
【図4】図2と類似するが、過渡的な閉鎖位置にあるパ
ックの側面図。
ックの側面図。
【図5】図4のパックの平面図。
【図6】図4において円で囲んだ部分の拡大図。
【図7】図6のパックをVII−VII線に沿って眺め
た、一層拡大した部分図。
た、一層拡大した部分図。
10…パック,11…前部壁,12…後部壁,13、1
4…側壁,15…底部壁,16…上部壁,17…フラッ
プ,18,19…側タブ,25,26,27,28…折
り曲げ線,29,30,31,32…部分タブ。
4…側壁,15…底部壁,16…上部壁,17…フラッ
プ,18,19…側タブ,25,26,27,28…折
り曲げ線,29,30,31,32…部分タブ。
Claims (4)
- 【請求項1】 折り曲げ線(27,28) の区域において互い
に隣り合うプラスチック箔の区域が、熱可塑性プラスチ
ック箔の場合には、好ましくは熱と圧力によって、永久
的に連結される点に特徴を有する、 前部壁(11)、後部壁(12)、および、パックを開閉するた
めに、予め決定した折り曲げ線(27,28) に沿って折り曲
げることができる折り曲げタブを備える、特に、紙ハン
カチを収容するための、繰り返し開閉可能なプラスチッ
ク箔製パック(10)。 - 【請求項2】 折り曲げ線(27,28) を形成するために、
特に、最大1mmまで、好ましくは約0.5mm の幅を備え
る、プラスチック箔と隣り合うプラスチック箔のストリ
ップ様諸区域が、接着または熱融着によって互いに連結
される点に特徴を有する請求項1記載のパック。 - 【請求項3】 上部壁が、一続きの部材をなして後部壁
(12)と隣り合い、前部壁(11)の方向に折れ曲がってパッ
ク(10)を閉鎖し、 上部壁が、さらに、それぞれが、少なくとも1つの折り
曲げ線(27,28) を有する各折り曲げタブ(18,19) によっ
て、両側壁(13,14) と連結され、 前部壁(11)と、後部壁(12)と、幅の狭い両側壁(13,14)
と、上部壁(16)および底部壁(15)とを備える立方体形状
によって特徴づけられる請求項1または2記載のパッ
ク。 - 【請求項4】 両側タブ(18,19) が、折り曲げ線(27,2
8) によって、上部壁(16)と連結する部分タブ(29,30)
と、側壁(13,14) と連結する部分タブ(31,32)とに細分
される点、および、 折り曲げ線(23,24) が、側壁(13,14) と側タブ(18,19)
の間の連結線を構成し、折り曲げ線(25,26) が、上部壁
(16)と側タブ(18,19) の間の連結線を構成する点に特徴
を有する請求項3記載のパック。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4308343.9 | 1993-03-16 | ||
DE4308343A DE4308343A1 (de) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | Wiederverschließbare quaderförmige Verpackung aus Kunststoffolie |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06315444A true JPH06315444A (ja) | 1994-11-15 |
JP3143560B2 JP3143560B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=6482943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06045883A Expired - Fee Related JP3143560B2 (ja) | 1993-03-16 | 1994-03-16 | 繰り返し開閉することが可能なプラスチック箔製パック |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5439166A (ja) |
EP (1) | EP0615919B1 (ja) |
JP (1) | JP3143560B2 (ja) |
AT (1) | ATE145615T1 (ja) |
BR (1) | BR9401158A (ja) |
DE (2) | DE4308343A1 (ja) |
ES (1) | ES2094575T3 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0743264B1 (en) * | 1995-05-16 | 1998-07-15 | The Procter & Gamble Company | Wrapping blank of paper or plastic film for a cuboid soft pack for cellulose tissues |
EP1074481A1 (en) | 1999-07-22 | 2001-02-07 | The Procter & Gamble Company | A flexible bag having a tear off band for easy opening |
SE524519C8 (sv) * | 2002-12-13 | 2004-11-10 | Tetra Laval Holdings & Finance | Förfarande och anordning för vikning av botten av en förpackning samt till en förpackning med en sålunda vikt botten |
NL1023513C2 (nl) * | 2003-05-23 | 2004-11-24 | Asmopak B V | Houder voor vochtige doekjes. |
US9932149B2 (en) | 2013-05-22 | 2018-04-03 | The Procter & Gamble Company | Package with integrally formed handle and method of making the same |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601230A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-07 | Toyo Rubber Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性着色樹脂の製造方法 |
JPH0240028U (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-19 | ||
JPH02124816U (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-15 | ||
JPH04112013U (ja) * | 1991-03-20 | 1992-09-29 | キユーピー株式会社 | 包装箱 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1065710B (de) * | 1958-09-05 | 1959-09-17 | Papierwerk Paul Reuther GmbH, Neuwied/Rhein | Klotzbodenbeutel mit verstärkungsleisten und nahtlosem boden |
US3067040A (en) * | 1959-08-17 | 1962-12-04 | Schjeldahl Co G T | Bread package |
US3679048A (en) * | 1970-04-01 | 1972-07-25 | Masaaki Fujio | Wrapper with tear tabs of heat-shrinking synthetic resin film |
DE2029976A1 (en) * | 1970-06-18 | 1971-12-23 | Nord West Papierwerk Karl Götze, 5253 Lindlar | Carrier bag of low pressure polyethylene - with paper strip stiffeners at sides and grip holes |
FR2159659A5 (en) * | 1971-11-08 | 1973-06-22 | Huni Christian | Plastic bags - with tape handle readily introduced using conventional bag mfg machinery |
DE7539076U (de) * | 1975-12-08 | 1976-04-08 | Waldhof Aschaffenburg Papier | Verpackungshuelle |
DE2840409A1 (de) * | 1978-09-16 | 1980-04-03 | Ritter Kg Alfred | Verpackung, insbesondere schlauchbeutelverpackung, fuer schokoladen- bzw. schokoladenwaren-riegel oder -stangen |
DE3324490C1 (de) * | 1983-07-07 | 1984-11-22 | Vereinigte Papierwerke Schickedanz & Co, 8500 Nürnberg | Wiederverschliessbare Verpackung für Zellstofftücher sowie Folienbahn zur Herstellung dieser Verpackung |
US4607786A (en) * | 1985-03-18 | 1986-08-26 | Waldorf Corporation | Double insert lock carton and blank therefor |
DE3911779A1 (de) * | 1989-04-11 | 1990-10-18 | Focke & Co | Folien-verpackung fuer papier-taschentuecher |
DE3920065A1 (de) * | 1989-04-20 | 1990-10-25 | Focke & Co | (folien-)verpackung fuer insbesondere papier-taschentuecher |
DE9109814U1 (ja) * | 1991-08-08 | 1991-09-26 | Vp-Schickedanz Ag, 8500 Nuernberg, De | |
DE9209040U1 (ja) * | 1992-07-06 | 1992-10-08 | Simon, Norbert, 7812 Bad Krozingen, De |
-
1993
- 1993-03-16 DE DE4308343A patent/DE4308343A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-02-26 DE DE59401103T patent/DE59401103D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-02-26 EP EP94102948A patent/EP0615919B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-02-26 AT AT94102948T patent/ATE145615T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-02-26 ES ES94102948T patent/ES2094575T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-15 BR BR9401158A patent/BR9401158A/pt not_active IP Right Cessation
- 1994-03-16 JP JP06045883A patent/JP3143560B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-16 US US08/213,764 patent/US5439166A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601230A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-07 | Toyo Rubber Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性着色樹脂の製造方法 |
JPH0240028U (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-19 | ||
JPH02124816U (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-15 | ||
JPH04112013U (ja) * | 1991-03-20 | 1992-09-29 | キユーピー株式会社 | 包装箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0615919A1 (de) | 1994-09-21 |
EP0615919B1 (de) | 1996-11-27 |
ES2094575T3 (es) | 1997-01-16 |
BR9401158A (pt) | 1994-11-08 |
JP3143560B2 (ja) | 2001-03-07 |
ATE145615T1 (de) | 1996-12-15 |
DE4308343A1 (de) | 1994-09-22 |
DE59401103D1 (de) | 1997-01-09 |
US5439166A (en) | 1995-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5036982A (en) | Relating to packaging containers | |
US5092516A (en) | Carton blank and carton | |
JPH06315444A (ja) | 繰り返し開閉することが可能なプラスチック箔製パック | |
JPH0221378Y2 (ja) | ||
JP2019210022A (ja) | 食品用包装袋 | |
JP7491500B2 (ja) | 紙袋 | |
JPH043984Y2 (ja) | ||
JP7447441B2 (ja) | 包装箱 | |
JP2000159223A (ja) | 開口維持構造付き上蓋カートン | |
JP3097532B2 (ja) | 包装箱 | |
JP2003160127A (ja) | 物品収納容器 | |
WO2002098745A2 (en) | Soap bar wrapper | |
JP2013163537A (ja) | 包装用箱 | |
JP7463703B2 (ja) | 包装箱 | |
JP3221041U (ja) | 包装容器 | |
JP4267115B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP7081988B2 (ja) | 包装箱 | |
JP3231754U (ja) | 袋 | |
JP2005104549A (ja) | 紙製収納箱 | |
JP4387751B2 (ja) | 包装用箱 | |
JPH047100Y2 (ja) | ||
JP4676592B2 (ja) | 表示パネル付きカートン | |
JP2023154783A (ja) | 包装箱 | |
JP3060032U (ja) | 振出口付カートン | |
JP4679753B2 (ja) | 包装容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071222 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |