JPH06278775A - フイルム巻層体の包装方法およびその方法により包装されたフイルム巻層体 - Google Patents

フイルム巻層体の包装方法およびその方法により包装されたフイルム巻層体

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JPH06278775A
JPH06278775A JP8692293A JP8692293A JPH06278775A JP H06278775 A JPH06278775 A JP H06278775A JP 8692293 A JP8692293 A JP 8692293A JP 8692293 A JP8692293 A JP 8692293A JP H06278775 A JPH06278775 A JP H06278775A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フイルム巻層体を、二次加工されるまで望ま
しい防湿状態に保つことができ、二次加工時のトラブル
の発生を抑制することのできるフイルム巻層体の包装方
法を提供する。 【構成】 フイルム巻層体1を低水蒸気透湿度のフイル
ムチューブで密封包装、あるいはフイルム巻層体1の両
端面部に円板状乾燥剤5を配設するフイルム巻層体の包
装方法およびその方法により包装されたフイルム巻層
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックフイルム
を巻芯上にロール状に巻いたフイルム巻層体の包装方法
およびその方法により包装されたフイルム巻層体に関
し、とくに防湿が要求されるフイルム、たとえば蒸着用
フイルムに適用して最適なフイルム巻層体の包装方法お
よびその方法により包装されたフイルム巻層体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックフイルム巻層体の保
管に際しては、その雰囲気中の水分が製品外観上好まし
くない欠点の原因となり後工程における収率の低下につ
ながることから、プラスチックフイルム巻層体の包装方
法に関する種々の提案が行なわれている。たとえば、特
公昭59−51号公報では、厚物ポリエステルフイルム
およびその加工品について、巻製品の端部を密封包装す
ることにより部分的な平面性悪化の防止が図られてい
る。また、実公昭59−2699号公報では、ポリエス
テルフイルム巻製品の外周面を水蒸気透湿度3g/(m
2 ・24時間)以下の包装材を用いて包装することによ
り、巻製品の周上における突起物の発生を防ぐ提案がな
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の包装方法は内容物の平面性保持や、巻製品
の変形防止といった目的に対しては有効であるものの、
例えば真空条件下の加工時に問題となるプラスチックフ
イルム巻製品のブロッキング起因によるフイルム破断等
を防止するには不十分であった。
【0004】とくに、フイルム巻層体を真空中で巻き戻
す工程を有する二次加工等においては、フイルム巻き戻
し時にとくにフイルム巻層体表層部にフイルムのずれが
生じたり、巻き戻し最中にフイルム切れを起こしたりし
て、トラブルを生じることがある。このような現象は、
夏場(高温多湿時)に多発し、巻層間の高温多湿の空気
がこれを助長していると考えられている。
【0005】そこで本発明は、上記のような問題点に着
目し、フイルム巻層体が二次加工されるまで、該フイル
ム巻層体を、望ましい防湿状態に保つことができ、二次
加工時の上記のようなトラブルの発生を抑制することの
できるフイルム巻層体の包装方法およびその方法により
包装されたフイルム巻層体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
請求項1に係るフイルム巻層体の包装方法は、フイルム
巻層体を、水蒸気透湿度2.0g/(m2 ・24時間)
未満のプラスチックフイルム状物で密封包装する方法か
らなる。そして本発明に係るフイルム巻層体は、この方
法により包装されている。
【0007】また、本発明の請求項3に係るフイルム巻
層体の包装方法は、フイルム巻層体を、水蒸気透湿度
2.0g/(m2 ・24時間)未満のプラスチックフイ
ルム袋状物で包装し、かつ該包装袋内のフイルム巻層体
の両端部にフイルム巻層体の端面に触れないように円板
状乾燥剤を配設する方法からなる。そして本発明に係る
フイルム巻層体は、この方法により包装されている。
【0008】本発明に使用されるプラスチックフイルム
状物の水蒸気透湿度については、2.0g/(m2 ・2
4時間)以上の場合、蒸着用プラスチックフイルム巻状
物の乾燥状態が保持されず十分な効果が得られない。好
ましくは1.0g/(m2 ・24時間)未満であり、さ
らに好ましくは0.5g/(m2 ・24時間)未満であ
る。なお、下限は特に限定しないが、プラスチックフイ
ルム状物の厚さと実用性を考慮すれば、0.01g/
(m2 ・24時間)以上が好適である。ここで、水蒸気
透湿度についてはJIS−Z−0208に従い、40
℃、相対湿度90%条件下の測定値とする。
【0009】なお、プラスチックフイルム状物の材質は
特に限定せず、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロ
ピレン、ナイロンなどいずれでもよく、これら2種類以
上の材料から構成される複合フイルムでもよい。また、
水蒸気透湿度を低減する目的から、プラスチックフイル
ム状物に金属膜の形成を実施してもよい。金属の種類は
特に限定されるものではなく、アルミニウム、ニッケ
ル、銅、クロムなどが例示され、各々単独でも、混合で
も、合金でも、積層でもよい。金属膜の形成方法として
は、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法などが挙げられ、そのいずれでもよい。また、プ
ラスチックフイルムにアルミニウム、錫、銅等の金属箔
をラミネートしたフイルムを用いてもよい。
【0010】本発明におけるフイルム巻層体、例えば蒸
着用プラスチックフイルムの巻層体とは、円筒形の巻芯
の円周上へ蒸着されるべきフイルムを所定の幅で巻いた
ものを意味する。ここで蒸着されるべきフイルムの材質
は、ポリエステル、ポリプロピレン、またはそれに近い
プラスチックフイルムなどいずれであってもよい。
【0011】蒸着用フイルム巻層体の包装方法について
は、水蒸気透湿度2.0g/(m2・24時間)未満の
プラスチックフイルム状物を使用すれば、その包装方法
は限定されず、プラスチックフイルム状物の枚数は1枚
でも2枚以上の複数枚でもよい。また、内容物を密封す
る手段としては、種々の方式によりシールする方法、粘
着テープにより貼り合わせる方法、金属製リングにより
結束する方法、ゴムバンドにより結束する方法などが挙
げられ、これら単独でもあるいは組み合せでもよい。
【0012】さらに、前記目的に沿う本発明の請求項5
に係るフイルム巻層体の包装方法は、プラスチックフイ
ルムを巻芯上にロール状に巻いたフイルム巻層体の外周
面をカバーフイルムで覆うとともに、フイルム巻層体の
両端面に対向させて円板状乾燥剤を配設して、フイルム
巻層体を前記巻芯、カバーフイルム、円板状乾燥剤で囲
み、該フイルム巻層体をフイルムチューブ内に密封する
方法からなる。
【0013】この請求項5に係るフイルム巻層体の包装
方法においては、フイルム巻層体をフイルムチューブ
(プラスチックフイルム巻状物)内に密封するに際し、
該フイルムチューブ内に乾燥剤、例えばシリカゲルを収
容することが好ましい。乾燥剤収容位置は、基本的には
カバーフイルム被覆および円板状乾燥剤付設フイルム巻
層体とフイルムチューブとの間であれば任意の位置でよ
いが、乾燥剤を、カバーフイルム外面に貼り付けておけ
ば、設置位置が安定するとともに、複数の吸湿剤を収容
する場合にも、該吸湿剤を適切に(例えば最適なピッチ
で)配設できる。また、巻芯が紙管からなる場合には、
紙管内からフイルム巻層体側に透湿するおそれがあるの
で、紙管内にも乾燥剤を収容しておくことが好ましい。
【0014】また、上記円板状乾燥材はフイルム巻層体
の両端面に対向させて設けられるが、フイルム巻層体端
面を傷つけたり端面巻層を折ったりしないために、円板
状乾燥材を、フイルム巻層体の端面との間に隙間を持た
せて設けることが望ましい。とくに、巻芯がフイルム巻
層体の両端面から突き出している場合、該巻芯両端部上
に、円板状乾燥材を設けることにより、このような配置
を容易に採ることができる。
【0015】また、フイルム巻層体をフイルムチューブ
内に密封するには、フイルムチューブ内を極力低湿度状
態にしておくことが望ましいので、フイルム巻層体をフ
イルムチューブ内に密封する前に、該フイルムチューブ
内から脱気して、フイルムチューブ内の空気量を減らし
ておくことが好ましい。ただし、真空に近い状態まで脱
気する必要はない。また、フイルムチューブの密封をよ
り完全に近い状態で行うには、結束手段(例えば市販の
金属結束具、あるいは、いわゆるシムインシュロック
等)を用いるとよい。
【0016】さらに、カバーフイルム外側からフイルム
巻層体側への透湿をより抑えるためには、該カバーフイ
ルムに防湿性に優れたフイルム、例えば金属蒸着フイル
ムや厚さ100μm以上の厚手のフイルムを使用すれば
よく、外気からフイルムチューブ内への透湿をより抑え
るためには、該フイルムチューブにも、防湿性に優れた
フイルム、例えば金属蒸着フイルム(例えばアルミ蒸着
フイルム)を使用すればよい。
【0017】
【作用】請求項1に係る方法においては、フイルム巻層
体は、極めて低い水蒸気透湿度のプラスチックフイルム
状物で密封包装されるので、極低湿度雰囲気下に維持さ
れることになり、二次加工における前述の如きトラブル
の発生が抑制される。
【0018】請求項3に係る方法においては、さらにフ
イルム巻層体両端面部に円板状乾燥剤が配設されて、フ
イルム巻層内への透湿が防止されるとともに、巻層間か
らの除湿も可能となり、フイルム巻層内も極低湿度状態
に保たれる。
【0019】さらに請求項5に係るフイルム巻層体の包
装方法においては、フイルムチューブ内に密封されたフ
イルム巻層体のとくに巻層間介在空気が極低湿度状態に
保たれる。すなわち、フイルム巻層体の表層側にはカバ
ーフイルムが存在するので、基本的に該カバーフイルム
によってフイルム巻層体表面側からフイルム巻層体内へ
の透湿が防止され、また、カバーフイルム表面側に乾燥
剤を設けておけばより完全に透湿が防止される。
【0020】また、フイルム巻層体の両端面側には円板
状乾燥剤が存在するので、該円板状乾燥剤の吸湿性能に
より、側方からフイルム巻層体両端面側への透湿が遮断
される。また、もともとフイルム巻層体の巻層間に介在
していた空気中の湿気もこの円板状乾燥剤に吸湿され
る。したがって、フイルム巻層体の巻層間が高湿になる
ことはなく、極めて低湿度の状態に維持される。
【0021】その結果、上記のように包装されたフイル
ム巻層体は、開梱されるまで、例えば二次加工に供され
るまで、極めて低湿度の状態に維持され、前述したよう
な二次加工におけるトラブル発生の原因が除去される。
【0022】
【実施例】以下に、本発明のフイルム巻層体の包装方法
およびその方法により包装されたフイルム巻層体の望ま
しい実施例を、図面を参照して説明する。図1ないし図
4は、本発明の一実施例に係る方法によって包装された
フイルム巻層体の望ましい包装形態を示している。図1
および図2において、1は、巻芯2上にロール状に巻か
れたプラスチックフイルム(例えばポリエステルフイル
ム)のフイルム巻層体を示している。本実施例では、巻
芯2の長さはフイルム巻層体1の幅よりも大きく、巻芯
2の両端を突き出した状態でフイルムが巻かれている。
【0023】実施例に係るフイルム巻層体の包装方法に
おいては、フイルム巻層体1の外周面がカバーフイルム
3で覆われる。カバーフイルム3は、図3にも示すよう
に、フイルム巻層体1の外周面に巻かれ、巻き方向両端
部がオーバーラップされてテープ4で止められる。カバ
ーフイルム3は、図2にも示すように、フイルム巻層体
1の幅よりも大きい幅を有しており、フイルム巻層体1
に対し、その幅方向両端部側に突き出た状態で巻かれて
いる。カバーフイルム3は、本実施例では125μm厚
程度の厚手のフイルムからなっているが、金属蒸着フイ
ルム(例えばアルミ蒸着フイルム)からなっていてもよ
い。
【0024】このフイルム巻層体1の両端面に対向させ
て、吸湿性材料からなる円板状乾燥剤5が設けられる。
円板状乾燥剤5は、フイルム巻層体1の両端部から突き
出た巻芯2の各端部上に、嵌合により固定されている。
円板状乾燥剤5は、フイルム巻層体1の両端面と接触し
ないように位置されており、フイルム巻層体1の端面と
の間に適当な隙間が設けられている。
【0025】円板状乾燥剤5を構成する材料は、吸湿性
材料からなるものであれば特に限定されないが、好まし
くは、吸湿性が高く、かつある程度の強度を持ちそれ自
身で形状保持性のあるものがよい。具体的には、例え
ば、新富士製紙(株)製のIDシート(二軸配向ポリプ
ロピレンフイルム間に吸湿剤として塩化カルシウムとパ
ルプを介在させた、かなり剛性の高いシート)が挙げら
れる。このような比較的剛性の高い材料で円板状乾燥剤
5を構成することにより、円板状乾燥剤5に、後述の防
湿性能に加え、フイルム巻層体1の端面保護機能を持た
せることができる。
【0026】円板状乾燥剤5が付設された状態では、図
2に示すように、カバーフイルム3の幅方向両端縁と各
防湿板5の内側面が密着して、この間に実質的に隙間が
ない状態にすることが好ましい。すなわち、フイルム巻
層体1は、巻芯2と、カバーフイルム3と、各円板状乾
燥剤5とによって囲まれる。
【0027】次に、フイルムチューブ6(プラスチック
フイルム状物)によって上記カバーフイルム被覆および
円板状乾燥剤付設フイルム巻層体1を密封するのである
が、密封するに際し(完全に密封する前に)、該フイル
ムチューブ6内に乾燥剤7を収容することが望ましい。
乾燥剤7としては、除湿剤として一般に用いられている
シリカゲルや、市販されている他の高性能乾燥剤(例え
ば、(株)雪江堂製:OZO)が適用できる。
【0028】この乾燥剤7は、フイルムチューブ6内で
あればいずれの位置に設けてもよいが、図示の如くカバ
ーフイルム3上に貼り付けると、位置を固定でき、か
つ、フイルムチューブ6内に均一に配設(例えば望まし
い間隔、望ましいピッチで配設)できる。貼り付け方法
は任意の適当な方法でよい。
【0029】また、図示は省略するが、とくに巻芯3が
紙管からなる場合には、紙管内からフイルム巻層体1側
への透湿を防止するために、該紙管内にも乾燥剤7を収
容しておくことが好ましい。金属製や比較的肉厚のプラ
スチック製の巻芯3の場合には、基本的に巻芯を通して
フイルム巻層体1側への透湿はないので、巻芯3内には
乾燥剤7は不要である。
【0030】図2のようなカバーフイルム被覆および円
板状乾燥剤付設フイルム巻層体1が、図1に示すよう
に、フイルムチューブ6によって密封される。密封は例
えば次のように行われる。まず、所定長のフイルムチュ
ーブ6の一端側を結束具8で結束し、該フイルムチュー
ブ6内に上記フイルム巻層体1を収容する。しかる後
に、フイルムチューブ6の他端側を結束具8で結束し、
フイルム巻層体1をフイルムチューブ6内に密封する。
【0031】好ましくは、密封前に、フイルムチューブ
6内から脱気し、密封されるフイルムチューブ6内の空
気量の絶対量を減らしておく。すなわち、内在する水分
量自体を小さくしておく。
【0032】結束具8としては、とくに限定されず、実
質的に完全密封できるものであればよい。たとえば、市
販の金属結束具や、いわゆるシムインシュロックを適用
できる。
【0033】また、フイルムチューブ6の材質として
は、とくに前述の如き低水蒸気透湿度のプラスチックフ
イルム状物が好ましい。たとえば、金属蒸着フイルム
(例えば両面あるいは片面アルミ蒸着フイルム)が好適
に使用できるが、アルミ箔ラミネートフイルム、あるい
はアルミ箔単体のチューブであってもよい。
【0034】上記のように梱包されたフイルム巻層体1
は、図1に示す状態のまま保管、運搬することも可能で
あるが、保管、運搬上の安定性、取扱性の面から、およ
び、多段積み等を可能とするために、さらに、図4に示
すような側板9およびワッシャ10を用いることが好ま
しい。
【0035】つまり、フイルムチューブ6両端の結束具
8による結束部を巻芯2内に入れ、側方から角板からな
る側板9をフイルムチューブ6を介して巻芯2の端面に
押し当てるとともに、該側板9を通してワッシャ10の
突き出し部を巻芯2内に挿入し、該突き出し部外周で巻
芯2を内面側から支持し、巻芯2を支持したワッシャ1
0を側板9で支持する。保管、運搬時には、側板9が接
地され、あるいは側板9を介して多段積みされる。
【0036】上記のようなフイルム巻層体1の梱包方法
においては、フイルムチューブ6内に密封されたフイル
ム巻層体1は、カバーフイルム3、巻芯2、両円板状乾
燥剤5によって囲まれる。カバーフイルム3は、厚手の
フイルムや金属蒸着フイルムで構成されるので、カバー
フイルム3を通しての透湿は抑えられ、カバーフイルム
3表面に乾燥剤7を貼り付ければ、透過のおそれのある
湿気もこの部位で乾燥剤7によって吸湿されるので、一
層完全に透湿が抑えられる。
【0037】また、巻芯2内からは、巻芯2が非透湿性
の材料からなる限り、基本的に透湿はないが、巻芯2が
紙管からなる場合には、巻芯2内にも乾燥剤7を収容し
ておくことにより、巻芯2内からの透湿も実質的に完全
に防止される。
【0038】請求項3、5、15に係る包装方法におい
て、フイルム巻層体1の防湿に対する最も大きな効果
は、円板状乾燥剤5によってもたらされる。即ち、前述
したような高温多湿時のトラブルは、その大部分がフイ
ルム巻層間に介在する空気中の湿気に起因している。多
湿の外気は、フイルム巻層体1の端面から最も侵入しや
すい。円板状乾燥剤5は、このような多湿の空気がフイ
ルム巻層体1の端面から侵入することを防止する。円板
状乾燥剤5は吸湿性材料からなるので、フイルム巻層間
に残存していた湿気を吸湿することは勿論のこと、側方
からフイルム巻層間に侵入しようとする湿気を吸湿す
る。したがって、フイルム巻層体1のフイルム巻層間
は、極めて低湿度状態、あるいは実質的に絶乾状態に保
たれる。
【0039】なお、円板状乾燥剤5を構成する吸湿性材
料の吸湿可能量は、当然ながら有限であるが、フイルム
巻層体1全体がフイルムチューブ6内に密封されている
ので、フイルムチューブ6内の全水分量はもともと多く
ない。したがって、円板状乾燥剤5を構成する吸湿性材
料が飽和状態に達することはなく、その吸湿性能は長期
間安定して維持される。フイルムチューブ6密封前に脱
気しておけば、フイルム巻層体1に対する防湿性能はさ
らに向上する。
【0040】次に本発明より具体的な実施例に基づき説
明する。 実施例1 蒸着用フイルム巻層体として、ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムをプラスチック製巻芯に巻いたものを使用
した。このとき、ポリエチレンテレフタレートフイルム
の幅は500mm、長さは11500m、厚さはJIS
−C−2318に従い測定した結果1.6μmであっ
た。なお、巻芯の幅は570mm、外径162mmであ
り、ポリエチレンテレフタレートフイルムの巻かれてい
ない部分が幅方向の両端に均等に残るようにした。
【0041】一方、プラスチックフイルム状物は厚さ1
2μmのポリエチレンテレフタレートフイルムにアルミ
ニウムを真空蒸着し、蒸着膜上へポリエチレンを厚さ3
0μmとなるよう均一にラミネートした。このようにし
て得られたプラスチックフイルム状物の水蒸気透湿度は
0.5g/(m2 ・24時間)であった。上記の構成に
よるプラスチックフイルム状物について、595mmと
1300mmの2種類の長さの辺からなる長方形に裁断
したシート2枚を用意し、互いにラミネート層が接する
向きで4つの頂点を重ね、1300mmの2辺のみを1
0mmの幅でシールした。これにより、折り径595m
m、長さ1300mmのチューブが得られた。
【0042】蒸着用フイルム巻層体と150gのシリカ
ゲル乾燥剤を上記チューブの内側に入れ、残る2辺の開
放部を束ね金属製リングにより束を固定し、評価用サン
プルとした。上記評価用サンプルを恒温恒湿槽中に40
℃・90%RHの条件で25日間保管した後、評価用サ
ンプルを開封し真空度1×10-2Paの条件下にて真空
蒸着加工を実施した。蒸着加工時のフイルム破断の発生
率は5.8%と少なく良好であった。ここにフイルム破
断の発生率は、下記の式により定義する。発生率(%)
=[(フイルム破断回数)/(全試行回数)]×100
【0043】比較例1 プラスチックフイルム状物として、厚さ30μmのポリ
エチレン製フイルムからなる折り径600mm、長さ1
300mmのチューブ2枚を重ねて使用した点を除き実
施例1と同条件の試料を恒温恒湿槽中に40℃・90%
RHの条件で25日間保管した後、同条件で真空蒸着加
工を実施した。なお、ここで使用したポリエチレン製フ
イルム2枚の水蒸気透湿度は10.0g/(m2 ・24
時間)であった。結果は、フイルム破断の発生率が1
7.5%であった。
【0044】実施例2 蒸着用フイルム巻層体として、ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムをプラスチック製巻芯に巻いたものを使用
した。このとき、ポリエチレンテレフタレートフイルム
の幅は500mm、長さは11500m,厚さはJIS
−C−2318に従い測定した結果1.6μmであっ
た。なお、巻芯の幅は570mm、外径162mmであ
り、ポリエチレンテレフタレートフイルムの巻かれてい
ない部分が幅方向の両端に均等に残るようにした。
【0045】一方、プラスチックフイルム状物は厚さ1
2μmのポリエチレンテレフタレートフイルムにアルミ
ニウムを真空蒸着し、蒸着膜上へポリエチレンを厚さ3
0μmとなるよう均一にラミネートした。このようにし
て得られたプラスチックフイルム状物の水蒸気透湿度は
0.5g/(m2 ・24時間)であった。上記の構成に
よるプラスチックフイルム状物について、595mmと
1300mmの2種類の長さの辺からなる長方形に裁断
したシート2枚を用意し、互いにラミネート層が接する
向きで4つの頂点を重ね、1300mmの2辺のみを1
0mmの幅でシールした。これにより、折り径595m
m、長さ1300mmのチューブが得られた。
【0046】図2に示したように蒸着用フイルム巻層体
とその両端部にフイルム巻状物の端面に触れないように
円板状乾燥剤(新富士製紙(株)製IDシート乾燥剤)
を上記チューブの内側に入れ、残る2辺の開放部を束ね
金属製リングにより束を固定し、評価用サンプルとし
た。
【0047】上記評価用サンプルを恒温恒湿槽中に40
℃・90%RHの条件で25日間保管した後、評価用サ
ンプルを開封し真空度1×10-2Paの条件下にて真空
蒸着加工を実施した。蒸着加工時のフイルム破断の発生
率は0.4%と非常に良好であった。
【0048】以上の各実施例においては、最外層包装材
としてフイルムチューブ(プラスチックフイルム状物)
を用いたが、図2あるいは図4に示した包装形態のフイ
ルム巻層体を、低水蒸気透湿度材料で形成された包装容
器に密封収容することもできる。
【0049】たとえば図5に示すように、水蒸気透湿度
2.0g/(m2 ・24時間)未満の材料からなる、上
下2分割(11a、11b)の包装容器11内に、図2
あるいは図4のように包装されたフイルム巻層体1を収
容し、上蓋部材11bを閉じて合わせ目を粘着テープ1
2でシールして密封することができる。密封前に容器1
1内に乾燥剤(たとえばシリカゲル)を入れておくとさ
らに好ましい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によって、
とくに蒸着加工時のフイルム破断を減少させる蒸着用プ
ラスチックフイルム巻層体およびその包装方法を得るこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る包装方法により包装さ
れたフイルム巻層体の透視斜視図である。
【図2】図1のフイルム巻層体包装形態の部分縦断面図
である。
【図3】図1のフイルム巻層体包装形態の部分側面図で
ある。
【図4】図1のフイルム巻層体包装形態にさらに側板お
よびワッシャを加える場合の部分拡大縦断面図である。
【図5】本発明の別の実施例に係る包装方法により包装
される様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フイルム巻層体 2 巻芯 3 カバーフイルム 4 テープ 5 防湿板 6 フイルムチューブ(プラスチックフイルム状物) 7 吸湿剤 8 結束具 9 側板 10 ワッシャ 11 低水蒸気透湿度材料からなる容器 12 粘着テープ
フロントページの続き (72)発明者 石橋 友加 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株 式会社滋賀事業場内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルム巻層体を、水蒸気透湿度2.0
    g/(m2 ・24時間)未満のプラスチックフイルム状
    物で密封包装することを特徴とするフイルム巻層体の包
    装方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法により包装されたフイル
    ム巻層体。
  3. 【請求項3】 フイルム巻層体を、水蒸気透湿度2.0
    g/(m2 ・24時間)未満のプラスチックフイルム袋
    状物で包装し、かつ該包装袋内のフイルム巻層体の両端
    部にフイルム巻層体の端面に触れないように円板状乾燥
    剤を配設することを特徴とするフイルム巻層体の包装方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3の方法により包装されたフイル
    ム巻層体。
  5. 【請求項5】 プラスチックフイルムを巻芯上にロール
    状に巻いたフイルム巻層体の外周面をカバーフイルムで
    覆うとともに、フイルム巻層体の両端面に対向させて円
    板状乾燥剤を配設して、フイルム巻層体を前記巻芯、カ
    バーフイルム、円板状乾燥剤で囲み、該フイルム巻層体
    をフイルムチューブ内に密封することを特徴とするフイ
    ルム巻層体の包装方法。
  6. 【請求項6】 前記フイルム巻層体をフイルムチューブ
    内に密封するに際し、該フイルムチューブ内に乾燥剤を
    収容する請求項5のフイルム巻層体の包装方法。
  7. 【請求項7】 前記乾燥剤を、前記カバーフイルム外面
    に貼り付ける請求項6のフイルム巻層体の包装方法。
  8. 【請求項8】 前記乾燥剤を、巻芯内にも収容する請求
    項7のフイルム巻層体の包装方法。
  9. 【請求項9】 前記乾燥剤がシリカゲルである請求項6
    ないし8のいずれかに記載のフイルム巻層体の包装方
    法。
  10. 【請求項10】 前記巻芯が、フイルム巻層体の両端面
    から突き出しており、該巻芯両端部上に、前記円板状乾
    燥剤を、フイルム巻層体の端面との間に隙間を持たせて
    設ける請求項5ないし9のいずれかに記載のフイルム巻
    層体の包装方法。
  11. 【請求項11】 前記フイルム巻層体をフイルムチュー
    ブ内に密封する前に、該フイルムチューブ内から脱気す
    る請求項5ないし10のいずれかに記載のフイルム巻層
    体の包装方法。
  12. 【請求項12】 前記フイルムチューブの密封を結束手
    段を用いて行う請求項5ないし11のいずれかに記載の
    フイルム巻層体の包装方法。
  13. 【請求項13】 前記カバーフイルムが金属蒸着フイル
    ムからなる請求項5ないし12のいずれかに記載のフイ
    ルム巻層体の包装方法。
  14. 【請求項14】 前記カバーフイルムが、厚さ100μ
    m以上の厚手のフイルムからなる請求項5ないし12の
    いずれかに記載のフイルム巻層体の包装方法。
  15. 【請求項15】 プラスチックフイルムを巻芯上にロー
    ル状に巻いたフイルム巻層体の外周面をカバーフイルム
    で覆うとともに、フイルム巻層体の両端面に対向させて
    円板状乾燥剤を配設して、フイルム巻層体を前記巻芯、
    カバーフイルム、円板状乾燥剤で囲み、該フイルム巻層
    体を水蒸気透湿度2.0g/(m2 ・24時間)未満の
    材料で形成された包装容器内に密封することを特徴とす
    るフイルム巻層体の包装方法。
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