JPH11139486A - 防湿包装体 - Google Patents
防湿包装体Info
- Publication number
- JPH11139486A JPH11139486A JP9302727A JP30272797A JPH11139486A JP H11139486 A JPH11139486 A JP H11139486A JP 9302727 A JP9302727 A JP 9302727A JP 30272797 A JP30272797 A JP 30272797A JP H11139486 A JPH11139486 A JP H11139486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- moisture
- self
- adhesive film
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Packaging Of Special Articles (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】重量が大きく、密封包装が困難な形状の被包装
物に関し、防湿性能および包装の作業性が優れ、かつ、
輸送に適した防湿包装体を提供することを目的とする。 【解決手段】自己粘着性を持ったフィルムを重ね巻きし
て物品を包装することで上記課題は解決される。具体的
には、物品の外面に沿って自己粘着性フィルム原反を密
着させ、かつ、自己粘着性フィルムを重ね巻きする。
物に関し、防湿性能および包装の作業性が優れ、かつ、
輸送に適した防湿包装体を提供することを目的とする。 【解決手段】自己粘着性を持ったフィルムを重ね巻きし
て物品を包装することで上記課題は解決される。具体的
には、物品の外面に沿って自己粘着性フィルム原反を密
着させ、かつ、自己粘着性フィルムを重ね巻きする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の包装に関
し、特に、重量が大きく、密封包装が困難な形状であっ
て、かつ、吸湿することにより不具合が発生する物品
を、一般流通環境から保護する防湿包装体に関する。
し、特に、重量が大きく、密封包装が困難な形状であっ
て、かつ、吸湿することにより不具合が発生する物品
を、一般流通環境から保護する防湿包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】水分の吸収によって特性の劣化するよう
な物品の包装は、シリカゲル等の吸湿剤を同封して行う
密封包装や、真空包装、あるいは窒素充填包装等の密封
包装が行われている。
な物品の包装は、シリカゲル等の吸湿剤を同封して行う
密封包装や、真空包装、あるいは窒素充填包装等の密封
包装が行われている。
【0003】これらの包装には、防湿性フィルムが使用
される。防湿性フィルムは、熱接着が可能なシール層
を、塗布、ラミネート、共押出し法等で設けたフィルム
で、防湿機能を発揮するために、ポリエステルフィルム
等の基材にアルミニウム箔をラミネート、あるいはアル
ミニウムを蒸着したものである。シール層の材料として
は、ポリエチレンが代表的なものである。このような防
湿性フィルムの透湿度は、一般的には10g/m2(透
湿度測定は40℃90%RHの環境で24時間、JIS
K7129による。以下の透湿度も同条件)以下であ
り、好ましくは5g/m2以下とされている。
される。防湿性フィルムは、熱接着が可能なシール層
を、塗布、ラミネート、共押出し法等で設けたフィルム
で、防湿機能を発揮するために、ポリエステルフィルム
等の基材にアルミニウム箔をラミネート、あるいはアル
ミニウムを蒸着したものである。シール層の材料として
は、ポリエチレンが代表的なものである。このような防
湿性フィルムの透湿度は、一般的には10g/m2(透
湿度測定は40℃90%RHの環境で24時間、JIS
K7129による。以下の透湿度も同条件)以下であ
り、好ましくは5g/m2以下とされている。
【0004】又、密封性に関しては、フィルム端部を熱
溶着して封止する方法が一般的に行われているが、熱溶
着による封止が困難な物品の包装の場合に、防湿性フィ
ルムの端部を弾性体に押圧して封止する方法を、本発明
者は特願平9−56411号公報において提案した。
溶着して封止する方法が一般的に行われているが、熱溶
着による封止が困難な物品の包装の場合に、防湿性フィ
ルムの端部を弾性体に押圧して封止する方法を、本発明
者は特願平9−56411号公報において提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リチウムイオン二次電
池の電極原反は、帯状の電極原反をコアに巻回した複数
の巻回体に中芯を挿通し、該中芯をコンテナの支持台に
乗せて保管および輸送する。巻回体の重量は1個あたり
20〜40kgになり、複数の巻回体の集合体の重量
は、通常100kgを越える。また、巻回体に挿通され
た中芯は、コンテナの支持台に乗せられるために、上記
巻回体集合体の両側面から突出している。上記電極原反
は、水分によって特性が劣化するため防湿包装を行う必
要があるが、全体に袋を被せて開口部を封止する、いわ
ゆる密封包装を行っても、中芯と支持台に挟まれた袋が
物品の重量のために破れて、気密性を維持することが困
難である。
池の電極原反は、帯状の電極原反をコアに巻回した複数
の巻回体に中芯を挿通し、該中芯をコンテナの支持台に
乗せて保管および輸送する。巻回体の重量は1個あたり
20〜40kgになり、複数の巻回体の集合体の重量
は、通常100kgを越える。また、巻回体に挿通され
た中芯は、コンテナの支持台に乗せられるために、上記
巻回体集合体の両側面から突出している。上記電極原反
は、水分によって特性が劣化するため防湿包装を行う必
要があるが、全体に袋を被せて開口部を封止する、いわ
ゆる密封包装を行っても、中芯と支持台に挟まれた袋が
物品の重量のために破れて、気密性を維持することが困
難である。
【0006】また、上記巻回体は、衝撃や振動を与える
と巻きズレが発生して製品特性を損なう恐れがあり、包
装作業においては、巻回体に衝撃等を与えないことが必
要であるが、巻回体の重量のために作業が困難であり、
煩雑な作業を行おうとすると、被包装物に害をなす衝撃
等を与える危険性が高くなる。また、本発明者が特願平
9−56411号公報において提案した包装フィルムを
弾性体に押圧して密封する包装作業においても、支持台
の上で筒状の防湿性フィルムを物品に被せる作業が煩雑
であり不要な衝撃等を与える危険性が高く、また、防湿
性フィルムを絞り込んで弾性体に巻き付ける際に、作業
のばらつきで絞り込みのシワの大きさにばらつきが生
じ、弾性体だけでは密封性を保証できない場合があり、
シワ取りの作業に手間がかかるため、作業性の向上が望
まれていた。更に、防湿性フィルムは、熱接着のための
シール層と、防湿性能を向上させるアルミニウムなどの
金属層が設けられており、包装前に筒状に加工する必要
もあって、コストの高いものであった。
と巻きズレが発生して製品特性を損なう恐れがあり、包
装作業においては、巻回体に衝撃等を与えないことが必
要であるが、巻回体の重量のために作業が困難であり、
煩雑な作業を行おうとすると、被包装物に害をなす衝撃
等を与える危険性が高くなる。また、本発明者が特願平
9−56411号公報において提案した包装フィルムを
弾性体に押圧して密封する包装作業においても、支持台
の上で筒状の防湿性フィルムを物品に被せる作業が煩雑
であり不要な衝撃等を与える危険性が高く、また、防湿
性フィルムを絞り込んで弾性体に巻き付ける際に、作業
のばらつきで絞り込みのシワの大きさにばらつきが生
じ、弾性体だけでは密封性を保証できない場合があり、
シワ取りの作業に手間がかかるため、作業性の向上が望
まれていた。更に、防湿性フィルムは、熱接着のための
シール層と、防湿性能を向上させるアルミニウムなどの
金属層が設けられており、包装前に筒状に加工する必要
もあって、コストの高いものであった。
【0007】本発明は以上のような状況に鑑みてなされ
たものであって、重量が大きく、密封包装が困難な形状
の物品の包装に関し、防湿性能および包装の作業性が優
れ、かつ、輸送にも適した防湿包装体を提供することを
目的とする。
たものであって、重量が大きく、密封包装が困難な形状
の物品の包装に関し、防湿性能および包装の作業性が優
れ、かつ、輸送にも適した防湿包装体を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、自己粘着
性を持ったフィルムを重ね巻きして物品を包装すること
で解決される。具体的には、物品の外面に沿って自己粘
着性フィルム原反を密着させ、かつ、自己粘着性フィル
ムを重ね巻きする。
性を持ったフィルムを重ね巻きして物品を包装すること
で解決される。具体的には、物品の外面に沿って自己粘
着性フィルム原反を密着させ、かつ、自己粘着性フィル
ムを重ね巻きする。
【0009】
【発明の実施の形態】物品をフィルムで包装して、物品
を湿気から保護しようとする場合、前記のように防湿性
能の優れたフィルムを使用する必要がある。しかし、袋
詰めのように熱溶着等でフィルムの開口部を封止出来る
場合は防湿効果が発揮されるが、巻回体に中芯を挿通し
た形状であって重量の大きいリチウムイオン二次電池用
電極のような熱溶着等の封止が出来ず、ゴム等の弾性体
でフィルム端部を固縛するような包装を行う場合は、そ
の固縛部分から侵入する湿気が無視できないものとな
る。
を湿気から保護しようとする場合、前記のように防湿性
能の優れたフィルムを使用する必要がある。しかし、袋
詰めのように熱溶着等でフィルムの開口部を封止出来る
場合は防湿効果が発揮されるが、巻回体に中芯を挿通し
た形状であって重量の大きいリチウムイオン二次電池用
電極のような熱溶着等の封止が出来ず、ゴム等の弾性体
でフィルム端部を固縛するような包装を行う場合は、そ
の固縛部分から侵入する湿気が無視できないものとな
る。
【0010】本発明は、フィルム平面からの透湿を防
ぎ、かつ、フィルム端部の封止を容易に行うものであ
る。
ぎ、かつ、フィルム端部の封止を容易に行うものであ
る。
【0011】生鮮食品等の包装に自己粘着性を有するフ
ィルムが広範に使用されている。このような自己粘着性
フィルムのカタログ等には、防湿性に優れるとの表現も
あるが、その透湿度は20〜40g/m2であり、生鮮
食品が乾きにくく、鮮度を保てる程度のものであり、上
記のような防湿性フィルムの範疇には入らず、厳密な防
湿包装には従来使用されてはいなかった。
ィルムが広範に使用されている。このような自己粘着性
フィルムのカタログ等には、防湿性に優れるとの表現も
あるが、その透湿度は20〜40g/m2であり、生鮮
食品が乾きにくく、鮮度を保てる程度のものであり、上
記のような防湿性フィルムの範疇には入らず、厳密な防
湿包装には従来使用されてはいなかった。
【0012】透湿度はフィルム厚さの増加に伴って低下
するが、通常のフィルムを重ね巻きして包装しても、フ
ィルムの層間あるいは端部の固縛部分からの水分の侵入
によって、期待されるフィルム積層体の透湿性の低下に
相応する防湿性は発現しない。
するが、通常のフィルムを重ね巻きして包装しても、フ
ィルムの層間あるいは端部の固縛部分からの水分の侵入
によって、期待されるフィルム積層体の透湿性の低下に
相応する防湿性は発現しない。
【0013】本発明は、自己粘着性フィルムを重ね巻き
して物品を包装することによって、上記不具合を解消す
るものである。自己粘着性フィルムは前記のように、防
湿性フィルムとは言えないものであるが、通常のフィル
ムを重ね巻きするよりも、防湿性フィルムを重ね巻きす
る方が優れた防湿性を発揮することを見いだし、本発明
に至ったものである。
して物品を包装することによって、上記不具合を解消す
るものである。自己粘着性フィルムは前記のように、防
湿性フィルムとは言えないものであるが、通常のフィル
ムを重ね巻きするよりも、防湿性フィルムを重ね巻きす
る方が優れた防湿性を発揮することを見いだし、本発明
に至ったものである。
【0014】防湿包装は、フィルムの透湿度を低くする
ことと、封止性を向上させることが必要である。
ことと、封止性を向上させることが必要である。
【0015】要求されるフィルムの透湿度は前記のよう
に10g/m2以下、好ましくは5g/m2以下である。
これはフィルムの厚さを厚くすることで解決できる。厚
さを増すには、単体の厚さを増す方法と薄いフィルムを
積層して厚さを増す方法とがある。単体を厚くすると、
フィルム端部を固縛するときに生ずるシワの空隙が大き
くなって、封止性が低下するので、薄いフィルムを積層
することが好ましい。フィルムの積層は、長いフィルム
を被包装物に巻き付けて行う。
に10g/m2以下、好ましくは5g/m2以下である。
これはフィルムの厚さを厚くすることで解決できる。厚
さを増すには、単体の厚さを増す方法と薄いフィルムを
積層して厚さを増す方法とがある。単体を厚くすると、
フィルム端部を固縛するときに生ずるシワの空隙が大き
くなって、封止性が低下するので、薄いフィルムを積層
することが好ましい。フィルムの積層は、長いフィルム
を被包装物に巻き付けて行う。
【0016】封止性の向上は、上記長いフィルムの長手
方向(フィルムを巻き付ける方向)と幅方向からの水分
の侵入を防止することによって得られる。
方向(フィルムを巻き付ける方向)と幅方向からの水分
の侵入を防止することによって得られる。
【0017】長手方向の封止は、上記長いフィルムを被
包装物に巻き付けた最終端からフィルムの層間に水分が
侵入することを防止するものである。フィルム巻き付け
のターン数を多くすると、上記最終端からの水分の侵入
は無視できるものとなり、フィルムを3ターン以上巻け
ば、最終端を粘着テープでエンド止めする程度でよくな
る。但し、巻き付ける際に、長手方向に延びるシワが発
生すると、封止効果は低下するので、シワが発生しない
ように、慎重に作業する必要があり、生産性が上がらな
い。
包装物に巻き付けた最終端からフィルムの層間に水分が
侵入することを防止するものである。フィルム巻き付け
のターン数を多くすると、上記最終端からの水分の侵入
は無視できるものとなり、フィルムを3ターン以上巻け
ば、最終端を粘着テープでエンド止めする程度でよくな
る。但し、巻き付ける際に、長手方向に延びるシワが発
生すると、封止効果は低下するので、シワが発生しない
ように、慎重に作業する必要があり、生産性が上がらな
い。
【0018】幅方向の封止は、主としてフィルムの幅方
向の端部を固縛する際に生ずるシワの空隙から水分が侵
入することを防止するものである。幅方向の封止技術と
しては、前記したように本発明者が特願平9−5641
1号公報において提案した方法があるが、これもシワの
発生には注意を要し、生産性は低いものであった。
向の端部を固縛する際に生ずるシワの空隙から水分が侵
入することを防止するものである。幅方向の封止技術と
しては、前記したように本発明者が特願平9−5641
1号公報において提案した方法があるが、これもシワの
発生には注意を要し、生産性は低いものであった。
【0019】しかし、自己粘着性フィルムを重ね巻きす
ると、これらの不具合が一挙に解決される。すなわち、
自己粘着性フィルムは物品等の形状に対するフィット性
が優れているために層間に空隙ができにくく、シワ等に
よる空隙も自己粘着性によってふさがり、シワの発生の
影響が通常のフィルムに比べて格段に改善される。ま
た、自己粘着性フィルムは、巻き芯等を含む物品との密
着性が優れているため、端部の封止性が更に向上する。
ると、これらの不具合が一挙に解決される。すなわち、
自己粘着性フィルムは物品等の形状に対するフィット性
が優れているために層間に空隙ができにくく、シワ等に
よる空隙も自己粘着性によってふさがり、シワの発生の
影響が通常のフィルムに比べて格段に改善される。ま
た、自己粘着性フィルムは、巻き芯等を含む物品との密
着性が優れているため、端部の封止性が更に向上する。
【0020】又、押圧具、たとえばゴム等の弾性体によ
ってフィルム端部を押圧することによって、封止と共
に、被包装物の振動等によってフィルムがはがれて封止
の効果が低減されることを防止できる。
ってフィルム端部を押圧することによって、封止と共
に、被包装物の振動等によってフィルムがはがれて封止
の効果が低減されることを防止できる。
【0021】本発明に使用される自己粘着性フィルム
は、自己粘着性を有するフィルムであれば特に限定され
るものではないが、ストレッチシュリンクフィルム(大
倉工業社製エコラップSS等)やラップフィルム(旭化
成社製サランラップ、呉羽化学社製クレラップ等)など
が使用できる。フィルムの材料としては、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデンな
どが使用され、一般的には添加剤等によってガラス転移
温度を低下させることや、フィルムの延伸度を調整する
ことで自己粘着性を発現させている。
は、自己粘着性を有するフィルムであれば特に限定され
るものではないが、ストレッチシュリンクフィルム(大
倉工業社製エコラップSS等)やラップフィルム(旭化
成社製サランラップ、呉羽化学社製クレラップ等)など
が使用できる。フィルムの材料としては、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデンな
どが使用され、一般的には添加剤等によってガラス転移
温度を低下させることや、フィルムの延伸度を調整する
ことで自己粘着性を発現させている。
【0022】自己粘着性フィルムの厚さは、10μm〜
30μmの範囲にあることが好ましい。10μmより薄
いとフィルムの強度が低下して破れるおそれがあり、3
0μmを越えるとシワによる空隙が大きくなって封止性
が低下する。被包装物の固定性を上げるためには、上記
厚さ範囲の厚めのものを使用することが好ましい。
30μmの範囲にあることが好ましい。10μmより薄
いとフィルムの強度が低下して破れるおそれがあり、3
0μmを越えるとシワによる空隙が大きくなって封止性
が低下する。被包装物の固定性を上げるためには、上記
厚さ範囲の厚めのものを使用することが好ましい。
【0023】透湿度はフィルムの構成材料や膜構造によ
って差があるが、積層することによって、積層体として
の透湿度は低下する。前記重ね巻きしたフィルムの最終
端からの水分の侵入を防止するために3ターン以上の重
ね巻きが必要であるが、具体的なターン数は、積層体と
しての透湿度が10g/m2以下となるように適宜選択
できる。
って差があるが、積層することによって、積層体として
の透湿度は低下する。前記重ね巻きしたフィルムの最終
端からの水分の侵入を防止するために3ターン以上の重
ね巻きが必要であるが、具体的なターン数は、積層体と
しての透湿度が10g/m2以下となるように適宜選択
できる。
【0024】本発明の実施の形態を、センターコアに帯
状物品を巻回した巻回体を例にとって説明する。
状物品を巻回した巻回体を例にとって説明する。
【0025】図2は、巻回体4及び中芯5を示す斜視図
である。コア2に帯状物品(リチウムイオン二次電池用
電極)1が巻回されている。コア2は樹脂あるいは金属
で形成されており、中心に中芯5を挿通する為の貫通孔
3が設けられている。
である。コア2に帯状物品(リチウムイオン二次電池用
電極)1が巻回されている。コア2は樹脂あるいは金属
で形成されており、中心に中芯5を挿通する為の貫通孔
3が設けられている。
【0026】図3は、被包装物6を示す斜視図である。
被包装物6は、複数個の巻回体4およびスペーサー7の
集合体に中芯5が挿通されたものである。スペーサー7
は、巻回体4を保護するために、巻回体4と交互に、側
端はスペーサー7となるように装着されている。スペー
サー7は、振動等によってセンターコアに巻かれた帯状
の製品が巻ずれを起こすことを防止したり、製品同士が
擦れて傷付けられることを防止したりする機能を果たし
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、アクリ
ロニトリルブタジエンスチレン共重合体、発泡ポリエチ
レン、ポリウレタン、紙などで形成される。両側面に設
置されるスペーサー7の外面には、包装フィルムとの密
着性を更に良好にするために、粘着層を設けてもよい。
被包装物6は、複数個の巻回体4およびスペーサー7の
集合体に中芯5が挿通されたものである。スペーサー7
は、巻回体4を保護するために、巻回体4と交互に、側
端はスペーサー7となるように装着されている。スペー
サー7は、振動等によってセンターコアに巻かれた帯状
の製品が巻ずれを起こすことを防止したり、製品同士が
擦れて傷付けられることを防止したりする機能を果たし
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、アクリ
ロニトリルブタジエンスチレン共重合体、発泡ポリエチ
レン、ポリウレタン、紙などで形成される。両側面に設
置されるスペーサー7の外面には、包装フィルムとの密
着性を更に良好にするために、粘着層を設けてもよい。
【0027】又、スペーサー7として、吸湿剤を内部に
保持したシート(例えば、株式会社アイディ製アイディ
シート)を使用すると、シリカゲル等の吸湿剤を同封し
なくても、包装体内部の初期的な水分を除去し、その後
に侵入する水分も除去でき、良好な防湿包装状態を維持
できる。この方法は、シリカゲル等の吸湿剤を同封する
場合よりも、被包装物に包装フィルムをより密着させる
ことができ、被包装物に対する水分の影響をよりよく低
減することができる。
保持したシート(例えば、株式会社アイディ製アイディ
シート)を使用すると、シリカゲル等の吸湿剤を同封し
なくても、包装体内部の初期的な水分を除去し、その後
に侵入する水分も除去でき、良好な防湿包装状態を維持
できる。この方法は、シリカゲル等の吸湿剤を同封する
場合よりも、被包装物に包装フィルムをより密着させる
ことができ、被包装物に対する水分の影響をよりよく低
減することができる。
【0028】図1は、中芯5に装着された、被包装物6
に自己粘着性フィルム8を重ね巻きする状態を示す斜視
図である。ロール状に巻かれた原反から自己粘着性フィ
ルム8が繰り出されて、被包装物6に巻き付けられる。
重ね巻きをする装置には、シワの発生を防止するなどの
目的で適宜ガイドローラー9等が設けられている。自己
粘着性フィルム8の幅は、被包装物6の表面、側面及び
中芯に巻き付けることができる寸法が必要である。先
ず、自己粘着性フィルム8を被包装物6の表面に沿って
巻き付け、次いで被包装物6の側面に沿って自己粘着性
フィルム8の幅方向端部を中芯5に至るまで折り曲げ、
残端を中芯5に巻き付け、これを所要のターン数になる
まで行い、最終端を粘着テープ(図示せず)で貼り付け
る。集合体の側面及び中芯5への巻き付けは、重ね巻き
したものを折り曲げて行ってもよいが、積層した累積厚
さが30μmを越えるとシワによる封止性が低下するの
で好ましくない。
に自己粘着性フィルム8を重ね巻きする状態を示す斜視
図である。ロール状に巻かれた原反から自己粘着性フィ
ルム8が繰り出されて、被包装物6に巻き付けられる。
重ね巻きをする装置には、シワの発生を防止するなどの
目的で適宜ガイドローラー9等が設けられている。自己
粘着性フィルム8の幅は、被包装物6の表面、側面及び
中芯に巻き付けることができる寸法が必要である。先
ず、自己粘着性フィルム8を被包装物6の表面に沿って
巻き付け、次いで被包装物6の側面に沿って自己粘着性
フィルム8の幅方向端部を中芯5に至るまで折り曲げ、
残端を中芯5に巻き付け、これを所要のターン数になる
まで行い、最終端を粘着テープ(図示せず)で貼り付け
る。集合体の側面及び中芯5への巻き付けは、重ね巻き
したものを折り曲げて行ってもよいが、積層した累積厚
さが30μmを越えるとシワによる封止性が低下するの
で好ましくない。
【0029】中芯5に巻かれた自己粘着性フィルム8の
上を、押圧具10で押圧する。これによって、中芯5と
自己粘着性フィルム8の密着度が上がって封止性が向上
すると共に、巻回体4とスペーサー7の集合体の輸送中
の振動等によって自己粘着性フィルム8と中芯5の間に
隙間ができることが防止される。自己粘着性フィルムを
押圧する押圧具10は、全体を均一に押圧できるもので
あれば何でもよいが、輪ゴムがコストも低く、作業も簡
便である。
上を、押圧具10で押圧する。これによって、中芯5と
自己粘着性フィルム8の密着度が上がって封止性が向上
すると共に、巻回体4とスペーサー7の集合体の輸送中
の振動等によって自己粘着性フィルム8と中芯5の間に
隙間ができることが防止される。自己粘着性フィルムを
押圧する押圧具10は、全体を均一に押圧できるもので
あれば何でもよいが、輪ゴムがコストも低く、作業も簡
便である。
【0030】図4は、上記防湿包装体を架台11に乗せ
た状態を示す斜視図である。架台11の支持具12に中
芯5を乗せる。架台10に外装箱(図示せず)を被せ
て、輸送用コンテナとする。
た状態を示す斜視図である。架台11の支持具12に中
芯5を乗せる。架台10に外装箱(図示せず)を被せ
て、輸送用コンテナとする。
【0031】本発明は、特願平9−56411号公報に
よる包装方法を併用することによって、更に防湿効果を
高めることができる。すなわち、物品に接する第一層目
のフィルムに生ずる微少なシワによる空隙が弾性体によ
って吸収され、より高い封止性を得ることができる。
よる包装方法を併用することによって、更に防湿効果を
高めることができる。すなわち、物品に接する第一層目
のフィルムに生ずる微少なシワによる空隙が弾性体によ
って吸収され、より高い封止性を得ることができる。
【0032】以上のようにして、防湿包装を容易に行う
ことが出来、長期保存や輸送に耐えうる防湿包装体を提
供することが出来る。
ことが出来、長期保存や輸送に耐えうる防湿包装体を提
供することが出来る。
【0033】
【実施例】本実施例は、リチウムイオン二次電池に使用
される電極を例にとって説明するが、本発明はこれに限
定されるものではない。
される電極を例にとって説明するが、本発明はこれに限
定されるものではない。
【0034】リチウムイオン二次電池に使用される電極
は、銅箔に正極あるいは負極用の塗料が、1個の電池に
使用されるパターンを多数繰り返して塗布され、乾燥さ
れ、カレンダー工程を経て巻き取られる。これを適宜製
品の幅に裁断し、センターコアに巻き取って、保管、輸
送用巻回体とする。電池の組立に際しては、該巻回体か
ら、1個の電池に使用されるパターンを切り出して使用
する。本実施例の巻回体は、正極用の電極を用いて行っ
た。
は、銅箔に正極あるいは負極用の塗料が、1個の電池に
使用されるパターンを多数繰り返して塗布され、乾燥さ
れ、カレンダー工程を経て巻き取られる。これを適宜製
品の幅に裁断し、センターコアに巻き取って、保管、輸
送用巻回体とする。電池の組立に際しては、該巻回体か
ら、1個の電池に使用されるパターンを切り出して使用
する。本実施例の巻回体は、正極用の電極を用いて行っ
た。
【0035】以下のようにして、巻回体の包装を行っ
た。 巻回体 直径=500mm 重量=30kg 電極 幅=60mm 長さ=700m センターコア 直径=120mm 材質=アルミニウム 中芯 外径=75mm 肉厚=7mm 長さ=50cm 材質=塩化ビニール スペーサー 厚さ=3mm 直径=510mm 材質=ポリプロピレン(片面に粘着性樹脂をコーティン
グ) 輪ゴム 肉厚=1mm 幅=4mm 折径=60mm 図5は、防湿包装体の中心線に沿った断面図である。以
下に図5を参照しながら、実施例および比較例の包装の
説明を行う。被包装物6に中芯5が挿通され、被包装物
6の表面6a、側面6bおよび中芯5に自己粘着性フィ
ルム8が重ね巻きされている。重ね巻きされた自己粘着
性フィルム8の最終端は粘着テープ(図示せず)によっ
て封止されている。中芯5に重ね巻きされた自己粘着性
フィルム8は、輪ゴム9によって中芯5に押圧されてい
る。
た。 巻回体 直径=500mm 重量=30kg 電極 幅=60mm 長さ=700m センターコア 直径=120mm 材質=アルミニウム 中芯 外径=75mm 肉厚=7mm 長さ=50cm 材質=塩化ビニール スペーサー 厚さ=3mm 直径=510mm 材質=ポリプロピレン(片面に粘着性樹脂をコーティン
グ) 輪ゴム 肉厚=1mm 幅=4mm 折径=60mm 図5は、防湿包装体の中心線に沿った断面図である。以
下に図5を参照しながら、実施例および比較例の包装の
説明を行う。被包装物6に中芯5が挿通され、被包装物
6の表面6a、側面6bおよび中芯5に自己粘着性フィ
ルム8が重ね巻きされている。重ね巻きされた自己粘着
性フィルム8の最終端は粘着テープ(図示せず)によっ
て封止されている。中芯5に重ね巻きされた自己粘着性
フィルム8は、輪ゴム9によって中芯5に押圧されてい
る。
【0036】(防湿性の評価方法)上記包装によって得
られた防湿包装体を40℃80%RHの環境に2週間保
存し、リチウムイオン二次電池用電極の重量の増加量
(吸湿量)を測定する。
られた防湿包装体を40℃80%RHの環境に2週間保
存し、リチウムイオン二次電池用電極の重量の増加量
(吸湿量)を測定する。
【0037】初期水分量の測定:試料としてリチウム二
次電池用電極用原反1mを用意し、初期重量(X)を測
定する。次に、該試料を150℃のオーブンで5分乾燥
したのちに初期乾燥重量(Y)を測定する。 初期水分量=(X−Y)/Y(但し、ppm表示) 保存後水分量の測定:実施例および比較例に従って包装
した包装体を40℃80%RHに14日保存した後、試
料として巻回体再外周のリチウム二次電池用電極用原反
1mを用意し、保存後重量(X1)を測定する。次に、
該試料を150℃のオーブンで5分乾燥したのちに保存
後乾燥重量(Y1)を測定する。 保存後水分量=(X1−Y1)/Y1(但し、ppm表
示) (実施例1〜3、比較例1〜3)基材の材質がポリオレ
フィン(大倉工業社製エコラップSS)であるフィルム
厚30μm(透湿度=20g/m2)、幅1000mm
の自己粘着性フィルムを用い、重ね巻きのターン数を変
えて防湿性の比較を行った。
次電池用電極用原反1mを用意し、初期重量(X)を測
定する。次に、該試料を150℃のオーブンで5分乾燥
したのちに初期乾燥重量(Y)を測定する。 初期水分量=(X−Y)/Y(但し、ppm表示) 保存後水分量の測定:実施例および比較例に従って包装
した包装体を40℃80%RHに14日保存した後、試
料として巻回体再外周のリチウム二次電池用電極用原反
1mを用意し、保存後重量(X1)を測定する。次に、
該試料を150℃のオーブンで5分乾燥したのちに保存
後乾燥重量(Y1)を測定する。 保存後水分量=(X1−Y1)/Y1(但し、ppm表
示) (実施例1〜3、比較例1〜3)基材の材質がポリオレ
フィン(大倉工業社製エコラップSS)であるフィルム
厚30μm(透湿度=20g/m2)、幅1000mm
の自己粘着性フィルムを用い、重ね巻きのターン数を変
えて防湿性の比較を行った。
【0038】 実施例1 重ね巻きのターン数を3とした。 実施例2 重ね巻きのターン数を5とした。 実施例3 重ね巻きのターン数を10とした。 比較例1 重ね巻きのターン数を1.2とした。 比較例2 重ね巻きのターン数を2とした。 比較例3 自己粘着性を有していない以外は実施例1と
同様とした。
同様とした。
【0039】(実施例4〜5,比較例4〜6)実施例2
において、自己粘着性フィルムの厚さを変えて防湿性の
比較を行った。
において、自己粘着性フィルムの厚さを変えて防湿性の
比較を行った。
【0040】 実施例4 フィルム厚を10μmとした。 実施例5 フィルム厚を20μmとした。 比較例4 フィルム厚を5μmとした。 比較例5 フィルム厚を40μmとした。 比較例6 フィルム厚を100μmとした。
【0041】実施例および比較例の書くサンプルの防湿
性能を表1に示す。
性能を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】以上のように、自己粘着性フィルムを使用
することによって、容易に防湿包装を行え、防湿包装体
を得ることができる。
することによって、容易に防湿包装を行え、防湿包装体
を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、自己粘着性フィルムを
使用することにより、シワの影響が低減されて封止性が
向上し、特別な装置の必要が無く、長期間の保管及び長
距離輸送に耐える防湿包装体を提供することが可能とな
る。また、包装作業を容易に行うことができ、製品を傷
つけることもない。
使用することにより、シワの影響が低減されて封止性が
向上し、特別な装置の必要が無く、長期間の保管及び長
距離輸送に耐える防湿包装体を提供することが可能とな
る。また、包装作業を容易に行うことができ、製品を傷
つけることもない。
【図1】被包装物に自己粘着性フィルムを重ね巻きする
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図2】巻回体および中芯を示す斜視図である。
【図3】被包装物を示す斜視図である。
【図4】防湿包装体を架台に乗せた状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】防湿包装体の中心線に沿った断面図である。
1:帯状物品 2:コア 3:貫通孔 4:巻回体 5:中芯 6:被包装物 6a:被包装物表面 6b:被包装物側
面 7:スペーサー 8:自己粘着性フィルム 9:ガイドローラー 10:押圧具 11:架台 12:支持具
面 7:スペーサー 8:自己粘着性フィルム 9:ガイドローラー 10:押圧具 11:架台 12:支持具
Claims (5)
- 【請求項1】中芯が挿通された、中心にコアを有する巻
回体の集合体である被包装物に、自己粘着性フィルムが
重ね巻きされ、該自己粘着性フィルムが前記中芯に押圧
されていることを特徴とする防湿包装体 - 【請求項2】前記被包装物の少なくとも両側面にはスペ
ーサーがセットされており、該両側面のスペーサーの外
面には粘着層が設けられていることを特徴とする請求項
1記載の防湿包装体 - 【請求項3】前記自己粘着性フィルムが3ターン以上重
ね巻きされていることを特徴とする請求項1または2記
載の防湿包装体 - 【請求項4】前記自己粘着性フィルムの厚さが、10μ
m以上、30μm以下であることを特徴とする請求項1
ないし3記載の防湿包装体 - 【請求項5】前記重ね巻きされた自己粘着性フィルムの
積層体としての透湿度が、10g/m2・24時間以下
であることを特徴とする請求項1ないし4記載の防湿包
装体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9302727A JPH11139486A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 防湿包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9302727A JPH11139486A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 防湿包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11139486A true JPH11139486A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17912442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9302727A Withdrawn JPH11139486A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 防湿包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11139486A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003128347A (ja) * | 2001-10-22 | 2003-05-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 巻取り用架台 |
JP2004168366A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用合紙の包装方法 |
WO2005030610A1 (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 包装フィルムおよび電極用部材の包装体、並びに包装体用架台 |
JP2005104556A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースエステルフィルム包装体、及びセルロースエステルフィルム |
WO2017009991A1 (ja) * | 2015-07-15 | 2017-01-19 | 日産自動車株式会社 | ロール状電極、およびロール状電極の製造方法 |
JP2017137129A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-10 | 住友化学株式会社 | 組立体の製造方法、及び、組立体 |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP9302727A patent/JPH11139486A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003128347A (ja) * | 2001-10-22 | 2003-05-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 巻取り用架台 |
JP2004168366A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用合紙の包装方法 |
WO2005030610A1 (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 包装フィルムおよび電極用部材の包装体、並びに包装体用架台 |
JP2005104556A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースエステルフィルム包装体、及びセルロースエステルフィルム |
WO2017009991A1 (ja) * | 2015-07-15 | 2017-01-19 | 日産自動車株式会社 | ロール状電極、およびロール状電極の製造方法 |
JPWO2017009991A1 (ja) * | 2015-07-15 | 2018-03-29 | 日産自動車株式会社 | ロール状電極、およびロール状電極の製造方法 |
US10529981B2 (en) | 2015-07-15 | 2020-01-07 | Envision Aesc Japan Ltd. | Roll electrode and method for manufacturing roll electrode |
US10998543B2 (en) | 2015-07-15 | 2021-05-04 | Envision Aesc Japan Ltd. | Roll electrode and method for manufacturing roll electrode |
JP2017137129A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-10 | 住友化学株式会社 | 組立体の製造方法、及び、組立体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9943106B2 (en) | Package with compartments and method of forming it | |
HU223125B1 (hu) | Szappan átlátszó csomagolásban | |
JPH06278775A (ja) | フイルム巻層体の包装方法およびその方法により包装されたフイルム巻層体 | |
JP2005255225A (ja) | テープロールの梱包体、及びその製造方法 | |
US8453421B2 (en) | Method of packaging record rolls of cover tape and package | |
JPH11139486A (ja) | 防湿包装体 | |
JP2016078940A (ja) | ガラス板梱包体 | |
JP2002352778A (ja) | 電池用包装材料 | |
WO2003070603A1 (en) | Glass substrate package | |
US20050109651A1 (en) | Wrapping member for a glass substrate for FPD and a method of transferring a glass substrate for FPD | |
JP2022053528A (ja) | ロール状薄膜のパッケージ構造、及びそのパッケージ方法 | |
CA1253065A (en) | Packaging foil | |
JP4095154B2 (ja) | 帯状物品巻回体包装具並びに防湿包装フィルム及び包装体 | |
US10994910B2 (en) | Package of insulating products and process for manufacturing such a package | |
JPH10250773A (ja) | 防湿包装体及び防湿包装方法 | |
JP3881427B2 (ja) | フィルム包装体 | |
US20180297766A1 (en) | Packaging bag | |
JP2504125Y2 (ja) | 包装体 | |
JP2002362631A (ja) | フィルム巻層体の包装方法およびフィルム巻層体 | |
JPS6117015Y2 (ja) | ||
WO1988003361A1 (en) | Protective wrapping | |
JPH08143065A (ja) | 梱包緩衝材ならびにその製造方法および製造装置 | |
GB2625043A (en) | Marine vacuum insulation panel and packaging method therefor | |
JP4169916B2 (ja) | クッキーの包装袋 | |
JP2005074643A (ja) | ガスバリア性包装材料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |