JPH06249085A - エバポパージシステムの故障診断装置 - Google Patents

エバポパージシステムの故障診断装置

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JPH06249085A
JPH06249085A JP5038654A JP3865493A JPH06249085A JP H06249085 A JPH06249085 A JP H06249085A JP 5038654 A JP5038654 A JP 5038654A JP 3865493 A JP3865493 A JP 3865493A JP H06249085 A JPH06249085 A JP H06249085A
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purge
pressure
negative pressure
canister
fuel
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Takayuki Otsuka
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0809Judging failure of purge control system

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小デューティ比での負圧導入によるエミッシ
ョンの悪化を抑制することができると共に、圧力脈動に
よる誤判定を防止することができるエバポパージシステ
ムの故障診断装置を提供すること。 【構成】 パージ用デューティ制御弁7をデューティ制
御によって開閉弁させる負圧導入制御手段8と、パージ
通路6の負圧を検出する圧力検出手段9と、圧力検出手
段9によって検出される圧力値が、故障診断期間中、所
定の時間判定値内で所定の負圧到達判定値以上継続して
所定の負圧判定値より小さく(負圧として大きく)なっ
ているか否かを判定する判定手段10とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエバポパージシステムの
故障診断装置に係り、特に内燃機関の蒸発燃料(ベー
パ)をキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、吸着された燃
料を所定運転条件下で内燃機関の吸気系へ放出(パー
ジ)して燃焼させるエバポパージシステムの故障診断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内で蒸発した燃料(ベーパ)
が大気へ放出されるのを防止するため、各部分を密閉す
ると共に、ベーパを一旦キャニスタ内の吸着剤に吸着さ
せ、車両の走行中に吸着した燃料を吸気系に吸引させて
燃焼させるエバポパージシステムを備えた内燃機関にお
いては、何らかの原因でベーパ通路が破損したり、配管
がはずれたりした場合にはベーパが大気に放出されてし
まい、また吸気系へのパージ通路が閉塞した場合には、
キャニスタ内のベーパがオーバフローし、キャニスタ大
気導入口より大気にベーパが漏れてしまう。従って、こ
のようなエバポパージシステムの故障発生の有無を診断
することが必要とされる。
【0003】そこで、本願出願人は先に、キャニスタに
蓄えられた蒸発燃料を内燃機関の吸気系へパージするパ
ージ通路を開閉するパージ制御弁を開弁して、吸気通路
の負圧をエバポ経路内に導入後、パージ制御弁を閉弁し
て所定時間後のエバポ経路内の負圧の変化の度合いに基
づいてエバポ経路の異常を判定するエバポパージシステ
ムの故障診断装置(特願平4−23952号)や、パー
ジ通路に介装されたパージ制御弁を開弁して、吸気通路
の負圧をエバポ経路内に導入し、ベーパ通路に介装され
た内圧制御弁の開閉によって該内圧制御弁を境にして燃
料タンク側の圧力とキャニスタ側の圧力とを別個に検出
し、この検出した圧力値に基づいて燃料タンク側の異常
とキャニスタ側の異常とを別個に判定するエバポパージ
システムの故障診断装置(特願平4−258331号)
を既に案出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の故障
診断装置のパージ制御弁の開閉制御にはデューティ比制
御が用いられている。
【0005】ここで、パージ制御弁をデューティ比制御
する理由について述べる。大量にキャニスタ内の吸着剤
に吸着された吸着燃料をパージするエバポシステムにお
いて、排気エミッションやドライバビリティに悪影響を
与えずに大量のパージを行うには、エンジンの吸入空気
量に応じてパージ流量を可変とする必要がある。
【0006】なぜならば、パージ中にはキャニスタ内の
吸着剤より脱離した蒸発燃料が含まれており、パージ流
量あるいはパージ制御弁の開度を一定とすると一定の蒸
発燃料がエンジンに吸入されることとなるが、この場合
エンジン吸入空気量が小さい程蒸発燃料の割合が大きく
なって空燃比がリッチとなり、最悪の場合にはエンジン
ストールが生じたり、あるいは再始動が不能となった
り、また、これらに至らなくても空燃比の制御範囲を越
えたり、空燃比制御が追いつくまでの間空燃比がリッチ
となり、この結果排気エミッションが悪化してしまうか
らである。
【0007】このためパージ流量をエンジンの吸入空気
量に応じて可変とする手段として、必要最大流量を確保
できるバキューム・スイッチング・バルブ(VSV)よ
り成るパージ制御弁を用い、排気エミッションの悪化を
来さぬようになるべく流量の少ないデューティ比でパー
ジを実行すべくパージ制御弁をデューティ比制御してい
る。
【0008】しかしながら、上述のようにパージ制御弁
をデューティ比制御すると、このデューティ比制御によ
ってVSVのオン・オフ時に端を発してパージ経路内に
圧力脈動が生じてしまう。そして、この圧力は脈動はV
SVの全開もしくは全閉以外のときには大なり小なり発
生し、デューティ比が50%のところで最大となる。従
って、パージ制御弁をデューティ比制御し、図16
(a)に示すようにデューティ比が比較的小のところで
パージ制御弁を開弁して、吸気通路の負圧をエバポ経路
内に導入し、この負圧レベルに基づいてエバポ経路の故
障の有無を判定する場合に、図16(b)の曲線Aで示
す本来の負圧が負圧判定値よりも高いにも拘らず、圧力
脈動によってエバポ経路内の圧力値が図16(b)の鋸
刃線Bで示すうよに大きく変動し、この結果負圧判定値
よりも高い負圧が瞬間的に発生してしまう。
【0009】従って、エバポ経路内に洩れがある場合で
あっても、エバポ経路内の圧力検出値が負圧判定値に達
し、この結果正常と誤判定してしまうといった問題があ
った。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
所定圧力値以下の負圧継続時間に基づいて、若しくは圧
力検出値と閾値との比較に基づいて故障判定を行なうこ
とにより、又は圧力脈動を抑制して故障判定を行なうこ
とにより、誤判定を防止して精度の高い故障診断を行な
うことができるエバポパージシステムの故障診断装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1記載の発
明の原理構成図である。
【0012】図1に示すように請求項1記載の発明は、
燃料タンク1とキャニスタ2とを連通すると共に該燃料
タンク1で発生した蒸発燃料をキャニスタ2内に導入す
るベーパ通路3と、該キャニスタ2内の吸着剤に吸着さ
れた吸着燃料を内燃機関4の吸気通路5にパージするパ
ージ通路6と、該パージ通路6に介装されると共に吸着
燃料のパージ流量を制御するパージ用デューティ制御弁
7とを有するエバポパージシステムの故障診断装置にお
いて、前記故障診断期間中の所定時間、前記パージ用デ
ューティ制御弁7を開弁して、前記吸気通路5の負圧を
診断対象となるエバポ経路内に導入する負圧導入制御手
段8と、前記エバポ経路内の圧力値を検出する圧力検出
手段9と、前記圧力検出手段9によって検出される圧力
値が、前記故障診断期間中に所定圧力値以下の負圧状態
に継続する時間が所定時間以下であるときに、前記エバ
ポ経路の異常と判定する判定手段10と、を備えてい
る。
【0013】図2は請求項2記載の発明の原理構成図で
ある。
【0014】図2に示すように請求項2記載の発明は、
燃料タンク1とキャニスタ2とを連通すると共に該燃料
タンクで発生した蒸発燃料をキャニスタ2内に導入する
ベーパ通路3と、該キャニスタ内の吸着剤に吸着された
吸着燃料を内燃機関4の吸気通路5にパージするパージ
通路6と、該パージ通路6に介装されると共に吸着燃料
のパージ流量を制御するパージ用デューティ制御弁7と
を有するエバポパージシステムの故障診断装置におい
て、前記故障診断期間中の所定時間、前記パージ用デュ
ーティ制御弁7を開弁して、前記吸気通路5の負圧を診
断対象となるエバポ経路内に導入する負圧導入制御手段
8と、前記エバポ経路内の圧力値を検出する圧力検出手
段9と、前記圧力検出手段9によって検出される圧力値
をなまし処理し、該なまし処理された圧力値に基づいて
前記エバポ経路の異常を判定する判定手段11と、を備
えている。
【0015】図3は請求項3記載の発明の原理構成図で
ある。
【0016】図3に示すように請求項3記載の発明は、
燃料タンク1とキャニスタ2とを連通すると共に該燃料
タンク1で発生した蒸発燃料をキャニスタ2内に導入す
るベーパ通路3と、該キャニスタ2内の吸着剤に吸着さ
れた吸着燃料を内燃機関4の吸気通路5にパージするパ
ージ通路6と、該パージ通路6に介装されると共に吸着
燃料のパージ流量を制御するパージ用デューティ制御弁
7とを有するエバポパージシステムの故障診断装置にお
いて、前記故障診断期間中の所定時間、前記パージ用デ
ューティ制御弁7を開弁して、前記吸気通路5の負圧を
診断対象となるエバポ経路内に導入する負圧導入制御手
段8と、前記エバポ経路内の圧力値を検出する圧力検出
手段9と、前記圧力検出手段9を境として前記パージ用
デューティ制御弁7側のエバポ経路に介装した容積部1
2、前記圧力検出手段9によって検出される圧力値に基
づいて前記エバポ経路の異常を判定する判定手段13
と、を備えている。
【0017】
【作用】請求項1の発明では、パージ用デューティ制御
弁7が負圧導入制御手段8によって小デューティ比で開
弁されると、吸気通路5の負圧が診断対象となるエバポ
経路例えばパージ通路6内に導入され、この導入された
負圧は圧力検出手段9によって検出される。この検出圧
力値は、パージ用デューティ制御弁7のデューティ比制
御によって生じる圧力脈動により大きく変動した値とな
るが、判定手段10は診断対象となるエバポ経路内の検
出圧力値が故障診断期間中に所定圧力値以下の負圧状態
に継続する時間に基づいて故障の有無を判定する。従っ
て、エバポ経路内の圧力脈動に伴なう誤判定を防止でき
る。
【0018】請求項2の発明では、パージ用デューティ
制御弁7が負圧導入制御手段8によって小デューティ比
で開弁されると、吸気通路5の負圧が診断対象となるエ
バポ経路例えばパージ通路6内に導入され、この導入さ
れた負圧は圧力検出手段9によって検出される。この検
出圧力値は、パージ用デューティ制御弁7のデューティ
比制御によって生じる圧力脈動により大きく変動した値
となるが、判定手段11は診断対象となるエバポ経路内
の検出圧力値をなまし処理し、該なまし処理された圧力
値に基づいて故障の有無を判定する。従って、エバポ経
路内の圧力脈動に伴なう誤判定を防止できる。
【0019】請求項3の発明では、パージ用デューティ
制御弁7が負圧導入制御手段8によって小デューティ比
で開弁されると、吸気通路5の負圧が診断対象となるエ
バポ経路例えばパージ通路6内に導入される。そして、
パージ用デューティ制御弁7のデューティ制御によって
パージ通路6内には圧力脈動が生じるが、この圧力脈動
は容積部12によって吸収・抑制され、圧力検出手段9
は、この圧力脈動が吸収・抑制された後の圧力を検出す
る。判定手段13は圧力検出手段9によって検出された
検出圧力値に基づいて故障の有無を判定する。従って、
エバポ経路内の圧力脈動に伴なう誤判定を防止できる。
【0020】
【実施例】本発明の第1実施例について述べる。図4は
本発明の第1実施例に係るエバポパージシステムの故障
診断装置の構成図である。
【0021】図4中、22はエアクリーナであり、この
エアクリーナ22により大気中のほこり、塵埃等が除去
された空気はエアフローメータ23によりその吸入空気
量が測定された後、吸気管24内のスロットルバルブ2
5により、その流量が制御され、更にサージタンク2
6、インテークマニホルド27(前記吸気管24と共に
前記吸気通路5を構成)を通して内燃機関の吸気弁が開
の期間燃焼室(いずれも図示せず)内に流入する。
【0022】前記スロットルバルブ25はアクセルペダ
ル(図示せず)に連動して開度が制御され、その開度は
スロットルポジションセンサ28により検出される。ま
たインテークマニホルド27内に一部が突出するよう各
気筒毎に燃料噴射弁29が配設されている。この燃料噴
射弁29はインテークマニホルド27を通る空気流中に
燃料タンク30内の燃料31を、マイクロコンピュータ
21により指示された時間噴射する。
【0023】前記燃料タンク30は前記した燃料タンク
1に相当し、燃料31を収容しており、内部で発生した
蒸発燃料(ベーパ)を、ベーパ配管33a、内圧制御弁
32及びベーパ配管33bをこの順に通してキャニスタ
34(前記したキャニスタ2に相当)へ送出する。この
キャニスタ34は内部に活性炭等の吸着剤が充填されて
おり、またこのキャニスタ34の上部には途中にキャニ
スタ大気孔バキューム・スイッチング・バルブ(VS
V)35が介装された大気孔配管36が接続されてい
る。そして、このキャニスタ大気孔VSV35はマイク
ロコンピュータ21の制御信号に基づき、キャニスタ3
4と大気との間を連通又は遮断する制御弁である。
【0024】また、前記キャニスタ34はパージ配管3
7aを介してパージ側VSV38(前記したパージ用デ
ューティ制御弁7に相当)の一端側に連通されており、
また、このパージ側VSV38の他端側はパージ配管3
7bを介して例えばサージタンク26に連通されてい
る。そして、このパージ側VSV38はマイクロコンピ
ュータ21からのデューティ制御信号に基づいて、パー
ジ配管37aとパージ配管37bとの間を導通又は遮断
する制御弁である。
【0025】図4中、39は圧力センサであり、この圧
力センサ39(前記した圧力検出手段9に相当)は、例
えば三方切換弁より成る圧力切り換えVSV40に接続
されている。この圧力切り換えVSV40は圧力センサ
39に加え、ベーパ配管33cを介してベーパ配管33
aに接続されていると共に、及びパージ配管37cを介
してパージ配管37aに接続されている。尚、上述のベ
ーパ配管33a,33b及び33cは前記したベーパ通
路3に相当するものであり、また上述のパージ配管37
a,37b及び37cは前記したパージ通路6に相当す
るものである。前記の接続構造を有する圧力切り換えV
SV40は、マイクロコンピュータ21から供給される
電気信号により圧力センサ39と各配管33c,37c
との接続切り換えを行なう機能を有する。従って、この
圧力切り換えVSV40の切り換え動作によってベーパ
通路33a側の圧力とパージ配管37a側の圧力とを夫
々別個に一つの圧力センサ39により測定することがで
きる。ウォーニングランプ41はマイクロコンピュータ
21が異常を検出したとき、その異常を運転者に通知す
るために設けられている。
【0026】かかる構成において、燃料タンク30内に
発生したベーパは、ベーパ配管33a、内圧制御弁32
及びベーパ配管33bを介してキャニスタ34内の活性
炭に吸着されて大気への放出が防止される。通常はキャ
ニスタ大気孔VSV35は開弁されており、またエバポ
パージシステム作動時にはパージ側VSV38もデュー
ティ比制御によって開弁されている。これにより運転時
にインテークマニホルド27の負圧を利用してキャニス
タ大気孔配管36及びキャニスタ大気孔VSV35を介
して大気をキャニスタ34内に導入する。
【0027】すると、活性炭に吸着されている燃料が脱
離され、その燃料がパージ配管37a、パージ側VSV
38及びパージ配管37bを介してサージタンク26内
へ吸い込まれる。また、活性炭は上記の脱離により再生
され、次のベーパの吸着に備える。
【0028】前記マイクロコンピュータ21は、図1に
示した本実施例に係る負圧導入制御手段8及び判定手段
10をソフトウェア処理により実現する制御装置で、図
5に示す如く公知のハードウェア構成を有している。同
図中、図4と同一構成部分には同一符号を負し、その説
明を省略する。図5において、マイクロコンピュータ2
1は中央処理装置(CPU)50、処理プログラムを格
納したリード・オンリ・メモリ(ROM)51、作業領
域として使用されるランダム・アクセス・メモリ(RA
M)52、エンジン停止後もデータを保持するバックア
ップRAM53、マルチプレクサ付き入力インタフェー
ス回路54、A/Dコンバータ56及び入出力インタフ
ェース回路55等から構成されており、それらはバス5
7を介して接続されている。
【0029】入力インタフェース回路54はエアフロー
メータ23からの吸入空気量検出信号、スロットルポジ
ションセンサ28からの検出信号、圧力センサ39から
の圧力検出信号などを順次切り換えて時系列的に構成さ
れた直列信号とし、これを単一のA/Dコンバータ56
へ供給してアナログ・ディジタル変換させた後バス57
へ順次送出させる。
【0030】入出力インタフェース回路55はスロット
ルポジションセンサ28からの検出信号が入力され、そ
れをバス57を介してCPU50へ入力する一方、バス
57から入力された各信号を燃料噴射弁29、キャニス
タ大気孔VSV35、パージ側VSV38及びウォーニ
ングランプ41へ選択的に送出してそれらを制御する。
【0031】上記の構成のマイクロコンピュータ21の
CPU50はROM51内に格納されたプログラムに従
い以下説明するフローチャートの処理を実行する。図6
は本第1実施例の動作説明用フローチャートであり、例
えば65ms毎に割り込み起動される。同図において、
まず実行フラグがセット(値が“1”)されているかを
見る(ステップ100)。実行フラグがセットされてい
る場合には、一度判定終了済みのためこのルーチンを終
了し、セットされていない場合(値が“0”)にはステ
ップ101へ進む。尚、この実行フラグはイニシャル時
にクリア(値が“0”)される。
【0032】ステップ101では、イニシャル時にベー
パ配管33c側に接続されていた圧力切り換えVSV4
0をパージ配管37c側に切り換え、次いでステップ1
02でキャニスタ大気孔VSV35を遮断してキャニス
タ34を含むエバポ経路を密閉状態にする。そして、ス
テップ103でパージ側VSV38をデューティ制御に
より開放して、吸気通路5の負圧をエバポ経路内に導入
する。このとき、パージ側VSV38は全開時100%
のデューティ比に対して小さいデューティ比で開放す
る。
【0033】次にステップ104で時間判定用タイマA
が所定時間(時間判定値)例えばX秒になったか否かを
判定し、タイマAがX秒未満のときはステップ111へ
処理が進み、ステップ111でタイマAを加算する。
尚、タイマAはイニシャル時にクリアされる。そしてス
テップ112で圧力センサ39で検出されるパージ通路
6の圧力値が負圧判定値例えば−YmmHgより小さい
(負圧として大)か否かを判定し、−YmmHg以上の
ときステップ115で負圧到達タイマをクリアしてこの
ルーチンを終了し、−YmmHg未満のときはステップ
113で負圧到達タイマを加算してステップ114へ処
理が進む。尚、この負圧到達タイマはイニシャル時にク
リアされる。
【0034】ステップ114では負圧到達タイマが所定
到達時間(負圧到達判定値)例えばZ秒になったか否か
を判定し、Z秒未満のときは、このルーチンを終了し、
Z秒になったときはZ秒間所定負圧が連続したため、正
常と判断してステップ107で実行フラグを“1”にセ
ットし、ステップ108でタイマAをクリアし、更にス
テップ109,110で夫々キャニスタ大気孔VSV3
5及び圧力切り換えVSV40をベーパ配管33c側に
切り換えてこのルーチンを終了する。
【0035】一方、ステップ104でタイマAがX秒と
なったときは、時間判定値X秒内に負圧判定値−Ymm
Hgより小さい状態が継続している時間が負圧到達判定
値Z秒に到達していないため異常と判定して、ステップ
105でウォーニングランプ41を点灯し、ステップ1
06で洩れ故障ファイルコードを記憶させ、次いで上述
のステップ107〜110の処理を行なってこのルーチ
ンを終了する。
【0036】以上のステップ100〜104が図1に示
す前記負圧導入制御手段8を実現する処理であり、ステ
ップ111〜114が前記判定手段10を実現する処理
である。
【0037】以上の第1実施例によれば、図7(a)に
示すように小さなデューティ比でパージVSV38を開
弁して吸気通路5の負圧を検査対象となるエバポ経路内
に導入することによって、同図(b)に示すような圧力
脈動を生じても、圧力センサ39によって検出される圧
力値が、同図(c)に示すように故障診断中の所定の時
間判定値内で所定の負圧到達判定値以上継続して所定の
負圧判定値より小さく(負圧として大きく)なっている
か否かによってエバポパージシステムの故障の有無を判
定しているので、圧力脈動に伴う誤判定を防止すること
ができると共に、パージ側VSV38を小デューティ比
で開弁してエバポシステムの故障診断を正確に行なうこ
とができるので、エバポ経路内への負圧導入によるエミ
ッション性能の悪化を抑制することができる。
【0038】尚、本第1実施例において、判定手段10
は、図8に示すように圧力検出手段9によって検出され
る圧力値が、故障診断中の所定の時間判定値内で所定の
負圧判定値より小さく(負圧として大きく)なっている
時間の累積時間が負圧到達判定値以上か否かによってエ
バポパージシステムの故障の有無を判定するものであっ
てもよい(図8(c)参照)。そして、この場合には図
6のステップ115の負圧タイマクリア処理を行なわな
いようにすればよい。
【0039】また、本第1実施例においては、キャニス
タ大気孔VSV35の代わりに例えばチェック弁を用い
たものであっても良いし、更に内圧制御弁32をベーパ
配管33aに介装しない構成とし、燃料タンク30迄負
圧を導入するものであっても良いし、また更に、内圧制
御弁32をバイパスするバイパスラインを有する構成の
ものであっても良い。
【0040】次に本発明の第2実施例について述べる。
本発明の第2実施例に係るエバポパージシステムの故障
診断装置のハード構成は、図4に示した構成と同一であ
るのでハード構成についての説明は省略するが、本第2
実施例においては、第1実施例と比較して判定手段にお
いて異なる。
【0041】図5に示したマイクロコンピュータ21
は、図2に示した本実施例に係る負圧導入手段8及び判
定手段11をソフトウェア処理によって実現する。図9
は、第2実施例の動作説明用フローチャートであり、例
えば65ms毎に割り込み起動される。尚、図9におい
て図6と同一の処理については同一のステップ番号を付
し、その説明を省略する。
【0042】図9中、ステップ200では、圧力センサ
39で検出されるパージ通路6の圧力値をなまし処理し
た値PaSMが負圧判定値例えば−YmmHgより小さ
い(負圧として大)か否かを判定し、−YmmHg未満
のときは正常と判断して図6で説明したのと同様のステ
ップ107〜110の処理を順次実行してこのルーチン
を終了し、−YmmHg以上のときは異常と判断して図
6で説明したのと同様のステップ105〜110の処理
を順次実行してこのルーチンを終了する。
【0043】ここで、圧力センサ39によって検出され
る検出値のなまし処理について説明する。図10は、な
まし処理のフローチャートであり、例えば圧力センサ3
9よりの検出結果の入力のA/D変換のタイミング等で
実行される。先ずステップ210でパージ通路6の圧力
値Paを読み込む。次いでステップ211で今回読み込
まれたPaと前回のなまし値PaSMより、その差ΔP
a(ΔPa=Pa−PaSM)を算出する。そして、ス
テップ212でΔPaをある定数nで割った値を前回の
なまし値PaSMに加算して今回のPaSM(NEW)
{PaSM(NEW)=PaSM+ΔPa/n}とし
て、このルーチンを終了する。従って変化分ΔPに対し
て1/nのまなし処理となる。
【0044】以上のステップ100〜104が図2に示
す前記負圧導入制御手段8を実現する処理であり、ステ
ップ200及びステップ210〜212が前記判定手段
11を実現する処理である。
【0045】以上の第2実施例によれば、図11(a)
に示すように小さなデューティ比でパージ側VSV38
を開弁して吸気通路5の負圧を検査対象となるエバポ経
路内に導入することによって、同図(b)に示すような
圧力脈動を生じても、圧力センサ39によって検出され
る圧力値をなまし処理したなまし値(同図(c)中、曲
線Aで示す)が所定の負圧判定値より小さく(負圧とし
て大きく)なっているか否かによってエバポパージシス
テムの故障の有無を判定しているので、第1実施例と同
様に圧力脈動に伴なう誤判定を防止することができると
共に、パージVSV38を小デューティ比で開弁してエ
バポパージシステムの故障診断を正確に行なうことがで
きるので、エバポ経路内への負圧導入によるエミッショ
ン性能の悪化を抑制することができる。
【0046】次に本発明の第3実施例について説明す
る。図12は本発明の第3実施例に係るエバポパージシ
ステムの故障診断装置の構成図である。尚、図12中、
図4と同一の構成部分については同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0047】図12に示すように本実施例のハード構成
は図4に示す第1実施例の構成と略同一であるが、圧力
センサ39を境としてパージ側VSV38側のエバポ経
路内例えばパージ配管37cにサージタンク42(図3
に示す容積部12に相当)を備えている点で異なる。
【0048】図12に示したハード構成の本実施例にお
いて、図5に示したマイクロコンピュータ21は、図3
に示した本実施例に係る負圧導入手段8及び判定手段1
3をソフトウェア処理によって実現する。図13は、第
3実施例の動作説明用フローチャートであり、例えば6
5ms毎に割り込み起動される。尚、図13において図
6と同一の処理については同一のステップ番号を付し、
その説明を省略する。図13中、ステップ300では、
圧力センサ39で検出されるパージ通路6の圧力値が負
圧判定値例えば−YmmHgより小さい(負圧として
大)か否かを判定し、−YmmHg未満のときは正常と
判断して図6で説明したのと同様のステップ107〜1
10の処理を順次実行してこのルーチンを終了し、−Y
mmHg以上のときは異常と判断して図6で説明したの
と同様のステップ105〜110の処理を順次実行して
このルーチンを終了する。
【0049】以上の第3実施例によれば、図14(a)
に示すように小さなデューティ比でパージ側VSV38
を開弁して吸気通路5の負圧を検査対象となるエバポ経
路内に導入することによって、同図(b)に示すように
サージタンク42を配設していない場合にパージライン
に生じる圧力脈動は、圧力センサ39の上流側(手前
側)に配設されたサージタンク42によって同図(c)
に示すように抑制される。従って圧力センサ39が安定
した負圧を検出するので、第1及び第2実施例と同様に
圧力脈動に伴なう誤判定を防止することができると共
に、パージ側VSV38を小デューティ比で開弁してエ
バポパージシステムの故障診断を正確に行なうことがで
きるので、エバポ経路内への負圧導入によるエミッショ
ン性能の悪化を抑制することができる。
【0050】また、以上の第3実施例において、サージ
タンク42は図12に示すようにパージ配管37cに介
装されるものに限られず、例えば図15に示すようにキ
ャニスタ34がサージタンクを兼用するもの等であって
もよい。そして、この場合には、圧力センサ39が接続
されている圧力切り換えVSV40は、その一端側がベ
ーパ配管33aより分岐しているベーパ配管33dに接
続されると共に、他端側がキャニスタ大気孔VSV35
よりキャニスタ34側のキャニスタ大気孔配管36より
分岐しているパージ配管37dに接続されるようにし、
圧力センサ39がキャニスタ34によって圧力脈動を抑
制された後の負圧を検出するようにすればよい。更にキ
ャニスタ34がサージタンクを兼用する場合には、一端
が圧力切り換えVSV40に接続されているパージ配管
37dの他端は、図15に示すようにキャニスタ大気孔
配管36に接続されている場合に限られず、パージ配管
37dの他端がキャニスタ34の本体に接続されている
ものであっても良い。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、診断対象とな
るエバポ経路内の検出圧力値が故障診断期間中に所定圧
力値以下の負圧状態に継続する時間に基づいて故障の有
無を判定するので、エバポ経路内の圧力脈動に伴なう誤
判定を防止でき、従って正確な故障診断が可能となる。
【0052】請求項2の発明によれば、診断対象となる
エバポ経路内の検出圧力値をなまし処理し、該なまし処
理された圧力値に基づいて故障の有無を判定するので、
エバポ経路内の圧力脈動に伴う誤判定を防止でき、従っ
て正確な故障診断が可能となる。
【0053】請求項3の発明によれば、容積部によって
圧力脈動が吸収・抑制された後の圧力を検出し、この検
出圧力値に基づいて故障の有無を判定するので、エバポ
経路内の圧力脈動に伴なう誤判定を防止でき、従って正
確な故障診断が可能となる。また、請求項1、請求項2
及び請求項3の発明によれば、圧力脈動に伴なう誤判定
を防止できるので、パージ用デューティ制御弁を小デュ
ーティ比で開弁して負圧を導入できるため、エミッショ
ン性能の悪化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の原理構成図である。
【図2】請求項2記載の発明の原理構成図である。
【図3】請求項3記載の発明の原理構成図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るエバポパージシステ
ムの故障診断装置の構成図である。
【図5】マイクロコンピュータのハードウェアの一例の
構成図である。
【図6】本発明の第1実施例の動作説明用フローチャー
トである。
【図7】本発明の第1実施例の作用説明図である。
【図8】本発明の第1実施例の他の作用説明図である。
【図9】本発明の第2実施例の動作説明用フローチャー
トである。
【図10】本発明の第2実施例の他の動作説明用フロー
チャートである。
【図11】本発明の第2実施例の作用説明図でしる。
【図12】本発明の第3実施例に係るエバポパージシス
テムの故障診断装置の構成図である。
【図13】本発明の第3実施例の動作説明用フローチャ
ートである。
【図14】本発明の第3実施例の作用説明図である。
【図15】本発明の第3実施例に係るエバポパージシス
テムの故障診断装置の他の構成図である。
【図16】従来の問題点を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1,30 燃料タンク 2,34 キャニスタ 3 ベーパ通路 4 内燃機関 5 吸気通路 6 パージ通路 7 パージ用デューティ制御弁 8 負圧導入制御手段 9 圧力検出手段 10,11,13 判定手段 12 容積部 21 マイクロコンピュータ 32 内圧制御弁 33a,33b,33c,33d ベーパ配管 35 キャニスタ大気孔バキューム・スイッチング・バ
ルブ(VSV) 36 キャニスタ大気孔配管 37a,37b,37c,37d パージ配管 38 パージ側バキューム・スイッチング・バルブ(V
SV) 39 圧力センサ 40 圧力切り換えバキューム・スイッチング・バルブ
(VSV) 42 サージタンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクとキャニスタとを連通すると
    共に該燃料タンクで発生した蒸発燃料をキャニスタ内に
    導入するベーパ通路と、該キャニスタ内の吸着剤に吸着
    された吸着燃料を内燃機関の吸気通路にパージするパー
    ジ通路と、該パージ通路に介装されると共に吸着燃料の
    パージ流量を制御するパージ用デューティ制御弁とを有
    するエバポパージシステムの故障診断装置において、 前記故障診断期間中の所定時間、前記パージ用デューテ
    ィ制御弁を開弁して、前記吸気通路の負圧を診断対象と
    なるエバポ経路内に導入する負圧導入制御手段と、 前記エバポ経路内の圧力値を検出する圧力検出手段と、 前記圧力検出手段によって検出される圧力値が、前記故
    障診断期間中に所定圧力値以下の負圧状態に継続する時
    間が所定時間以下であるときに、前記エバポ経路の異常
    と判定する判定手段と、 を備えていることを特徴とするエバポパージシステムの
    故障診断装置。
  2. 【請求項2】 燃料タンクとキャニスタとを連通すると
    共に該燃料タンクで発生した蒸発燃料をキャニスタ内に
    導入するベーパ通路と、該キャニスタ内の吸着剤に吸着
    された吸着燃料を内燃機関の吸気通路にパージするパー
    ジ通路と、該パージ通路に介装されると共に吸着燃料の
    パージ流量を制御するパージ用デューティ制御弁とを有
    するエバポパージシステムの故障診断装置において、 前記故障診断期間中の所定時間、前記パージ用デューテ
    ィ制御弁を開弁して、前記吸気通路の負圧を診断対象と
    なるエバポ経路内に導入する負圧導入制御手段と、 前記エバポ経路内の圧力値を検出する圧力検出手段と、 前記圧力検出手段によって検出される圧力値をなまし処
    理し、該なまし処理された圧力値に基づいて前記エバポ
    経路の異常を判定する判定手段と、 を備えていることを特徴とするエバポパージシステムの
    故障診断装置。
  3. 【請求項3】 燃料タンクとキャニスタとを連通すると
    共に該燃料タンクで発生した蒸発燃料をキャニスタ内に
    導入するベーパ通路と、該キャニスタ内の吸着剤に吸着
    された吸着燃料を内燃機関の吸気通路にパージするパー
    ジ通路と、該パージ通路に介装されると共に吸着燃料の
    パージ流量を制御するパージ用デューティ制御弁とを有
    するエバポパージシステムの故障診断装置において、 前記故障診断期間中の所定時間、前記パージ用デューテ
    ィ制御弁を開弁して、前記吸気通路の負圧を診断対象と
    なるエバポ経路内に導入する負圧導入制御手段と、 前記エバポ経路内の圧力値を検出する圧力検出手段と、 前記圧力検出手段を境として前記パージ用デューティ制
    御弁側のエバポ経路に介装した容積部と、 前記圧力検出手段によって検出される圧力値に基づいて
    前記エバポ経路の異常を判定する判定手段と、 を備えていることを特徴とするエバポパージシステムの
    故障診断装置。
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