JPH062486B2 - 包装値付装置 - Google Patents

包装値付装置

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JPH062486B2
JPH062486B2 JP60117907A JP11790785A JPH062486B2 JP H062486 B2 JPH062486 B2 JP H062486B2 JP 60117907 A JP60117907 A JP 60117907A JP 11790785 A JP11790785 A JP 11790785A JP H062486 B2 JPH062486 B2 JP H062486B2
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JP
Japan
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film
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packaging
machine
weighing
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敏夫 伝田
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Teraoka Seiko Co Ltd
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Teraoka Seiko Co Ltd
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Publication of JPH062486B2 publication Critical patent/JPH062486B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B11/00Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
    • B65B11/54Wrapping by causing the wrapper to embrace one end and all sides of the contents, and closing the wrapper onto the opposite end by forming regular or irregular pleats

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、包装装置と被包装物の計量値付けを行う計量
値付機とを具備する包装値付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、皿型の容器(以下、トレイと言う)に物品を入
れ、該トレイごとストレッチフィルムで包装する包装機
として種々のものがある。本出願人も、先に包装機の所
定部分にフィルム移送機構により移送されたフィルムを
張架し、該フィルムに下部から被包装物を押し上げ、左
右折り込み板及び前折り込み板等から構成されるフィル
ム折り込み機構により、フィルム端部を被包装物底部に
折り込み被包装物をフィルムで包装する包装機を開発し
て出願している(実願昭59−133273号、実願昭
59−133274号、特願昭59−182466号
等)。
上記構成の包装機において、包装の仕上がり状態は物品
を入れるトレイの大きさ、材質、形状、寸法等に左右さ
れることから、本出願人は更に上記包装機において包装
仕上がりを美しくするため、操作盤からスイッチSW
1,SW2,SW3によりフィルムカット長さ、張りの
強さ、トレイタイプ設定できるようにした包装機におけ
るフィルム折り込み制御装置を開発し出願している(特
願昭60−24686号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記構成の如く包装機におけるフィルム折り込み制御装
置においては、例えばフィルムカット長さ、張りの強
さ、トレイタイプ等の各データをスイッチSW1,SW
2,SW3等により設定することによって、包装の仕上
がりが美しくでき、且つフィルムの無駄を少なくすると
いう効果があるが、被包装物を変える毎に一々スイッチ
SW1,SW2,SW3等を操作して、各データを入力
しなければならず、その作業は煩わしく非能率的であっ
た。また、被包装物に応じてフィルムカット長さ、張り
強さ、トレイタイプ等をどの値に設定するかを作業員が
記憶するか或いはその一覧表を作成して包装機近辺に貼
り付けて一々それを参照して設定しなければならず不都
合であった。
一方、ストレッチ包装機は、計量値付機と一体化され、
或いは組合わされて包装値付装置として用いられる場合
が多いが計量値付機もまた被包装物に応じて、品名、単
価、風袋量等の各種データを設定しなければならないと
いう問題がある。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、各データ
の設定を極めて簡単に行うことができる包装値付装置を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、包装機のフィルム
繰出移送機構のフィルム繰出部から繰り出されたフィル
ムをカッターを所定のタイミングで作動させてカット
し、該カットされたフィルムをフィルム繰出移送機構の
フィルム移送部で左右折り込み板及び前折り込み板等か
ら構成されるフィルム折り込み機構の位置まで移送し、
その端部を複数のグリッパーで挟持して張設し、該フィ
ルムに下方からトレイに収容された被包装物をエレベー
タ機構で押し上げ、フィルム折り込み機構の左右折り込
み板及び前折り込み板を所定のタイミングで作動させて
該フィルムの左右及び前端部をトレイ底部に折り込むと
共に、複数のグリッパーのそれぞれを所定のタイミング
で作動させてフィルム端部を解放し被包装物を包装する
包装機と、被包装物の計量値付けを行う計量値付機を具
備する包装値付装置において、品番に応じて少なくとも
品名、単価のデータを含む計量値付機用データと、少な
くともフィルムカット長さ、フィルム張り強さ、トレイ
タイプのデータを含む包装機用制御データとを予め記憶
する記憶手段と、作業者が包装機の被包装物の搬入位置
から操作できる位置に配置された品番データ入力用の操
作手段と、操作手段より品番データを入力すると、記憶
手段から品番に対応する計量値付機用データと包装機用
制御データとを呼び出し、該データに基づいて計量値付
機の各部及び包装機の少なくともカッターの作動タイミ
ング及び左右折り込み板の作動タイミング或いはグリッ
パーの作動タイミングのいずれか一方を制御する制御手
段を具備することを特徴とする。
〔作用〕
包装値付装置を上記のように構成することにより、操作
者が操作手段より品番データを入力すると、制御手段は
記憶手段から品番に対応する計量値付機用データ(品
名、単価等)と包装機用制御データ(フィルムカット長
さ、張り強さ、トレイタイプ等)を呼び出し、該データ
に基づいて計量値付機の各部及び包装機のカッターの作
動タイミング、左右折り込み板及び前折り込み板の作動
タイミング、グリッパーの作動タイミングを制御する。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本発明に係る包装値付装置に用いられる包装装置
について説明する。
第2図は本発明に係る包装機の外観を示す図で、同図
(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は側面図であ
る。図示するように、包装装置は、包装機100と計量
値付機300とから構成される。包装機100の搬入機
構101から搬入される被包装物は搬入口111から包
装機100内に搬入され、後述するようにフィルム折り
込み機構により包装された後、搬出機構105により包
装機100外に搬出される。この時包装物は、計量値付
機300のラベラーのラベル貼り付け位置に幅寄せスラ
イダー170により位置決めされ、被包装物の品名、重
量、価格等の各種情報が印刷されたラベルが包装物上に
貼り付けられる。被包装物の計量は、包装機100の搬
入機構101に設けた計量器で計量しても良いし、ま
た、包装した包装物を搬出機構105に設けられた計量
機で計量するようにしてもよい。なお、図中301は計
量値付機300のコンソールである。
第3図は前記包装機100の全体構造を示す平面図、第
4図は同縦断正面図(第3図の矢印A方向から見た
図)、第5図は同縦断側面図(第3図矢印B方向から見
た図)である。
包装機100は被包装物を搬入する搬入機構101、ス
トレッチフィルムを繰り出し移送するフィルム繰出移送
機構102、前記搬入機構101で搬入された被包装物
をフィルム繰出移送機構102で移送されたフィルムに
押し上げるエレベータ機構103、被包装物上に被せら
れたフィルムの左右及び前後を折り込む折り込み機構1
04(第9図参照)、該折り込み機構104で折り込ま
れ包装された包装物を搬出する搬出機構105とから構
成される。
以下上記各機構を詳細に説明する。ここで説明の都合
上、以後第3図の左側を前面、右側を後面とする。機枠
110の前面ほぼ中央部に設けられた搬入口111に搬
入枠部112を設け、更に該搬入枠部112内にプッシ
ャコンベア113を配設する。プッシャコンベア113
は、2本のエンドレスチェーン113aの所定個所に2
個のプッシャ113bを設けた構造のものであり、2個
のスプロケット113c,113cにより、該プッシャ
コンベア113は駆動され、エンドレスチェーン113
bが1/2回転する毎に被包装物1個を搬入する。プッ
シャコンベア113の搬入側には計量器114が設けら
れ、搬入される被包装物を計量する。プッシャコンベア
113の前方には、前記プッシャコンベア113で搬入
された被包装物をエレベータ機構103のエレベータヘ
ッド117上に運ぶベルトコンベア115が設けられて
いる。該ベルトコンベア115は、遊転自在に設けられ
たローラ115a,115bの間に6本の丸ゴムベルト
115cを張設した構造のものである。前記プッシャコ
ンベア113、ベルトコンベア115とで搬入機構10
1を構成する。エレベータ機構103は、エレベータヘ
ッド117と該エレベータヘッド117を取り付ける取
付台118及び該取付台118を支持する一対のアーム
119,119とから構成され、電動機116の回転に
対応して減速機181を介して、予め設定したタイミン
グで上下動するようになっている。この上下動のタイミ
ングは、電動機116の動力を取付台118に伝達する
機構中に介在させた後述するカム機構のカム形状によっ
て設定される。
エレベータヘッド117は、プッシャコンベア113及
びベルトコンベア115によって搬入された被包装物を
折り込み機構104折り込み位置まで押し上げる。その
ため上下動するエレベータヘッド117の下降端位置
は、ベルトコンベア115の搬送面とほぼ同一面となる
位置に設定される。また上昇端位置は、折り込み機構1
04を構成する後述の左右折り込み板121,122及
び前折り込み板123とほぼ同一面となる位置に設定す
る。
エレベータヘッド117及び取付台118は、第3図,
第5図に示されるように、スリット状のブロック117
−1〜117−5により構成され、エレベータヘッド1
17が上下動するのに際し、ベルトコンベア115の丸
ゴムベルト115cに該エレベータヘッド117及び取
付台118が当接しないようになっている。また、エレ
ベータヘッド117の中央ブロック117−3は、更に
複数個の小ブロック117−3aに分割されており、各
ブロック117−3aは、図示しない付勢手段により常
時は直立した状態にあるものの、左方向からの力により
右方向に傾倒するようになっている。また中央ブロック
117−3aより上側のブロック117−1及び117
−2は、第3図の上方向からの力により下方向に傾倒
し、下側のブロック117−4及び117−5は、第3
図の下方向からの力により上方向に傾倒するように構成
されている。これは、後述するように、折り込み機構1
04の折り込み作業を支障なく行なわせるための構造で
ある。
なお、第3図及び第4図中の、120は前記エレベータ
ヘッド117の後方に設けられた位置決め板で、ベルト
コンベア115で搬入されてきた被包装物を後端基準で
位置決めするためのものである。
フィルム繰出移送機構102は、第5図に示すように包
装機100の右側端部に設けられたストレッチフィルム
のロール134,134′からストレッチフィルムを繰
り出し、両端を挟持して移送する機構である、ストレッ
チフィルムロール134,134′は、それぞれ幅の異
なるストレッチフィルムが巻かれたロールで一対の支持
ローラ136,136′及び支持ローラ137,13
7′に支持され、被包装物の大きさによって選択的に使
用できるように構成されている。第5図に示す例では、
上側のストレッチフィルムロール134が使用されてい
る場合を示す。ストレッチフィルムロール134から繰
り出されたストレッチフィルムは、右側の支持ローラ1
36′を巻回するように引き出され、終端検出用ローラ
138を介して上下の繰り出しベルト139,139′
及び140、140′間に挟持される。該繰り出しベル
ト139,139′及び140,140′間に挟持され
たストレッチフィルムは、繰り出しベルト139、13
9′及び140,140′の回動により繰り出され、そ
の先端部にまで達する。その後、該ストレッチフィルム
は、両端を後述するチェーンコンベア157のグリッパ
ー141,141′群とゴム材からなる丸ゴムベルト1
42,142′の間に挟持され、被包装物を包装するに
必要な所定の長さがさらに繰り出される。
ストレッチフィルムが所定の長さ繰り出されると、カッ
ター143がカッター駆動装置144により押し上げら
れ、ストレッチフィルムが切断される。該切断後ストレ
ッチフィルムは、エレベータヘッド117の上部の所定
の位置、即ち切断されたストレッチフィルムの中心がエ
レベータヘッド117の中心と一致する位置まで移動さ
れた後、停止されそこで待機する。
グリッパー141,141′群と丸ゴムベルト142,
142′は、第3図,第5図に示すように左右折り込み
板121,122と前折り込み板123及び後折り込み
ローラ124で形成する開口部125とエレベータヘッ
ド117の下降端との間で且つ包装機を上部方向から見
た場合、前記開口部125を前後に挾むように対向して
配設されている。
なお、本明細書中においては、折り込み機構104に関
し、被包装物の搬出方向側を後側、その反対側を前側と
呼んでおり、この呼び方は被包装物の搬入方向とは無関
係で使用している。
上記フィルム繰出移送機構102を第6図、第7図に基
づいてさらに詳細に説明する。機枠110の所定位置に
対向して一対のアジャストスクリュー145,146が
回転可能に設けられており、該アジャストスクリュー1
45,146の後面側の端部にはそれぞれハイポイドギ
ヤ147,148が固定されている。また、機枠110
の後面に沿って回転軸149が配置され、この回転軸1
49の所定位置には、前記ハイポイドギヤ147,14
8と噛み合うハイポイドギヤ150,151が固定され
ている。回転軸149の右側端部には、ハンドル152
が機枠110の外側に取り付けられており、該ハンドル
152を回転させることにより、回転軸149を介して
前記アジャストスクリュー145,146を回転させる
ことができる。
アジャストスクリュー145,146のネジピッチは、
第6図の上側が密で下側が疎になっており、且つ互いに
逆ネジとなっている。アジャストスクリュー145,1
46の両端近傍には、それぞれのネジ部に噛み合うナッ
トを備えたアジャストブロック153〜156が設けら
れている。後面側のアジャストブロック153,155
を基台として、チェーンコンベア157が配設され、前
面側のアジャストブロック154,156を基台として
チェーンコンベア157′が配設される。各チェーンコ
ンベア157,157′は、中心軸X−X′に関してス
トレッチフィルム移送方向に向って末広状に配設されて
いる。これによりストレッチフィルムは移送されるに従
って幅方向に強く引っ張られ幅方向の伸延が行なわれる
ことになる。チェーンコンベア157,157′は、ほ
ぼ対称構造となっているので、以下チェーンコンベア1
57について、その構造を説明する。
第7図に示すように、アジャストブロック153には取
付支持部材158、アジャストブロック155には取付
支持部材159が設けられている。該取付支持部材15
8,159には、取付基板160が複数のネジ158
a,159aによって取り付け固定されている。取付基
板160の両端部には、それぞれスプロケット161,
161′が回転自在に配設されており、該スプロケット
161,161′間には、エンドレスのチェーン157
aが張架されている。
該チェーン157aの外周には、第8図に示すように断
面円形のエンドレス状の丸ゴムベルト142が周設され
ている。前記チェーン157aの外側には、所定間隔毎
に複数個のグリッパー141が軸141aを中心に回転
自在に取り付けられている。グリッパー141の先端に
は、丸ゴムベルト142に嵌合する形状の半円状の凹部
141bが形成されている。なお、取付基板160の上
部には所定範囲にわたって支持板162がネジ163に
よって取り付けられており、該支持板162に一体的に
形成された突出部162aがチェーン157aの中央凹
部と嵌合してこれを案内支持すると共に、他の一体的に
形成された突出部162bが前記グリッパー141を取
り付ける取付板164に一体的に形成された係合鉤部1
64aとが係合し、取付板164を案内し支持ている。
チェーンコンベア157,157′の近傍外側所定位置
には左側、中央、右側の3個の可動ガイド部材165〜
167及び165′〜167′が設けられ、更に、チェ
ーンコンベア157,157′のカッター143近傍外
側には可動ガイド部材172,172′が設けられてい
る。
各可動ガイド部材165〜167,165′〜167′
は、ほぼ同様な構造をしており、該各可動ガイド部材1
65〜167,165′〜167′には、それぞれ3個
ずつのグリッパー141の後端が係合しており、例えば
第8図に示すように、ソレノイド168の作動により、
このグリッパー141は軸41aを中心に同時に回転
し、二点鎖線で示すようにその先端の凹部141bを丸
ゴムベルト142から開放する。また、ソレノイド16
8を不動作にすると3個のグリッパー141の先端凹部
141bは丸ゴムベルト142に圧接する。このグリッ
パー141の先端凹部141bと丸ゴムベルト142と
の間でストレッチフィルムを挟持して移送する。可動ガ
イド部材172,172′も上記一個のグリッパーに係
合するようになっているだけでその構造は、上記可動ガ
イド部材165〜167,165〜167′と略同じで
あるから説明は省略する。
折り込み機構104は、第3図に示すように左折り込み
板121,右折り込み板122、前折り込み板123及
び後折り込みローラ124とを具備し、これら左右折り
込み板121,122と前折り込み板123と後折り込
みローラ124とでエレベータヘッド117で押し上げ
られた被包装物を通過させる開口部125を形成する。
左折り込み板121及び右折り込み板122は、被包装
物上を覆ったストレッチフィルムの左側及び右側の折り
込みを行なう平板である。機枠110の上部両側には、
開口部125に向けた平行なガイドバー126,12
6′を各々設け、各ガイドバー126,126,12
6′,126′に各々慴動部材127,127,12
7′,127′を慴動自在に設け、慴動部材127,1
27,127′,127′の下部にそれぞれ前記左折り
込み板121及び右折り込み板122を取り付ける。左
右折り込み板121,122の近傍には(第9図参照)
枢軸218c,218c′を各々設け、各枢軸218
c,218c′には回転桿218b,218b′を回転
自在に取り付ける。該回転桿218b,218b′の後
端は、前記左右折り込み板121,122に回転自在に
連係される。各回転桿218b,218bとはリンク2
18により左折り込み板121と右折り込み板122が
各々同時に相反する方向、即ち開口部125の中心に向
って前進或いは中心から後退するようになっている。
前折り込み板123は、第4図に示すように開口部12
5に臨む辺に前折り込みローラ123aを遊転自在に設
けてなる平板である。開口部125の両側機枠110に
は側ガイドレール128,128′を各々配設し、該各
側ガイドレール128,128′に第1の慴動部材12
9,129′及び第2の慴動部材130,130′を設
け、慴動部材129,129′に前記前折り込み板12
3を渡してとりつける。一方の慴動部材129と第1駆
動部材131とをクランク機構133を介して連係し、
前折り込み板123を後折り込みローラ124に向かっ
て前進或いは後折り込みローラ124から後退させるよ
うになっている。クランク機構133は、第1駆動軸1
31に固着した回転桿133aと慴動部材129に固着
した回転桿133bとを、枢軸133cを介して回転自
在に連係したものである。慴動部材130,130′に
は、プッシャ169が取り付けられ、第2駆動軸13
1′とクランク機構133′によって、前折り込み板1
23と同様に後折り込みローラ124に向かって前進或
いは後折り込みローラ124から後退させるようになっ
ている。
搬出機構105は、前記折り込み機構104により左右
及び前のストレッチフィルムが折り込まれた被包装物を
押し出すプッシャ169、該プッシャ169によって押
し出された被包装物が載置される幅寄せスライダー17
0、幅寄せ後被包装物の底部を熱シールするヒートベル
ト171等により構成される。被包装物はプッシャ16
9によって押されることにより、後端のストレッチフィ
ルムが後折り込みローラ124により折り込まれる。被
包装物は、ヒートベルト171上に載置され、ここで被
包装物底部のストレッチフィルムの溶着が行なわれ被包
装物の包装が完了する。
包装された包装物は、幅寄せスライダー170で、計量
値付機300のラベル貼り付け位置に位置決めされ、後
述するように、被包装物の品名、重量、価格等の各種情
報が印字されたラベルがその上面に貼り付けられた後、
包装機100の外部に搬出される。
次に上記包装機の各部を駆動する駆動系を説明する。
第9図は、上記包装機100の駆動系を示す系統図であ
る。図中、116は包装機100の駆動系をなす電動機
であり、該電動機116の回転軸に固定されたVベルト
プーリー180から、減速機181の入力回転軸に固定
に固定されたVベルトプーリー182にVベルト183
を介して動力が伝達される。前記減速機181の一方の
出力回転軸に後述する構造のスリット円板184が固定
されており、このスリット円板184に形成されたスリ
ットの移動をセンサー185で検出して、包装機100
の動力用のタイミング信号を得る。
減速機181の他の出力回転軸にはスプロケット186
が固定されており、該スプロケット186から包装機1
00の主駆動軸187に固定されたスプロケット188
にチェーン189を介して動力が伝達される。前記主駆
動軸187には、スプロケット190,191,192
が固定されており、さらに一端にはエレベータ上下動カ
ム193が固定されている。
スプロケット192は、チェーン194を介してプッシ
ャコンベア113のスプロケット113cに動力を伝
え、スプロケット191は、チェーン195を介してベ
ルトコンベア115の丸ゴムベルト115cに動力を与
えるローラ115bの回転軸に固定されたスプロケット
196に動力を伝える。エレベータ上下動カム193は
支点197を中心に上下に駆動する駆動桿198を介し
てアーム119,119に上下動する動力を与えエレベ
ータヘッド117を上下動させる。
また、スプロケット190は、スプロケット203〜2
06にチェーン199,200,201,202を介し
て動力を伝達する。スプロケット203は、90度ベベ
ルギア207を介して電磁クラッチブレーキ208に動
力を伝達し、該電磁クラッチブレーキ208からチェー
ン209を介してフィルム繰出移送機構102の駆動軸
210に固定されたスプロケット211に動力を伝達す
る。これにより、ストレッチフィルムの両端を挾持して
移送する丸ゴムベルト142,142′グリッパー14
1,141′が所定の間隔で取付けられたチェーンコン
ベア157,157′が駆動力を得て回転する。また、
ストレッチフィルムを繰り出し供給する繰り出しベルト
139,139′,140,140′は電磁クラッチブ
レーキ227を介して駆動力を得て回転する。
スプロケット204は90度ベベルギア212を介して
電磁クラッチブレーキ213に動力を伝達し、該電磁ク
ラッチブレーキ213は、前折り込み板123に動力を
伝える。スプロケット205は、90度ベベルギア21
4を介して電磁クラッチブレーキ215に動力を伝達す
る。該電磁クラッチブレーキ215は、プッシャ169
に動力を伝える。また、スプロケット206は90度ベ
ベルギア216を介して電磁クラッチブレーキ217に
動力を伝達し、該電磁クラッチブレーキ217は、左右
折り込み板121,122に開口部125の中心に向っ
て直進する駆動力及び中心から離間する動力を前記慴動
部材127,127′やクランク機構218と連係して
伝える。
上記のように包装機100の駆動系を電磁クラッチブレ
ーキ208,213,215,217を介在させた互に
独立した駆動手段で構成することにより、例えば、被包
装物の転倒や詰まり等の事故により包装機100を緊急
停止した場合、制御盤のクラッチ解除ボタンをオンする
ことにより、電磁クラッチブレーキ208,213,2
15,217をそれぞれ解除すれば、フィルム繰出移送
機構102、折り込み機構104、搬出機構105を構
成する各部材は、手動で個々に動かすことができ、転倒
したり、詰まったりぜず被包装物の除去作業が簡単にな
り、運転再開までの時間が極めて短くなる。
なお、上記実施例では、独立した駆動手段として電動機
116の動力を電磁クラッチブレーキ208,213,
215,217を介在させて伝達する例を示したが、こ
れら電動機116と各電磁クラッチブレーキ208,2
13,215,217に替えてそれぞれ正逆回転可能な
電動機を用い、その回転方向を適宜選択することにより
自動的に各部材を動かすこともできる。また、上記実施
例では、カッター143の配設位置を繰り出しベルト1
39,139′及び140,140′先端部に設けた
が、該カッター143の配置位置はこれに限定されるも
のではなく、繰り出しベルト139,139′及び14
0,140′の後端部に設けても良い。
計量値付機300は、前記包装機100の計量器114
からの情報及びコンソール301から入力された情報に
基づいて被包装物の各種情報を印字してラベルを貼り付
けるラベラー等を具備するがその機械的構造は本発明に
直接関係ないので説明は省略する。
第1図は、本発明に係る前記包装機100と計量値付機
300とを具備する包装装置との制御装置のシステム構
成を示すブロック図である。図示するように制御装置は
計量値付機300の制御部300aと包装機100の制
御部100aとから構成される。包装機100の制御部
100aは、中央処理装置220、操作表示パネル部2
21、記憶部223、入出力制御回路224、駆動制御
部225、タイミング検出回路226及び交信用インタ
フェース230等から構成される。前記記憶部223
は、リードオンリメモリ(ROM)223aとランダム
アクセスメモリ(RAM)223bとを具備し、操作表
示パネル部221は、操作部221aと表示部221b
とを具備する。
また、前記印字部325は、台紙上に貼付されているラ
ベルに所定のデータの印字を行なう印字機部と、印字さ
れたラベルを台紙から剥離した状態で吸引保持すると共
に、所定のタイミングぢ吹き付けるラベル貼付部とを具
備している。
計量値付機300の制御部300aは、中央処理装置3
21、リードオンリメモリ(ROM)322、ランダム
アクセスメモリ(RAM)323、計量部324、コン
ソール部301、印字部325及び交信用インタフェー
ス326等から構成される。前記計量部324は、包装
機100の搬入機構101に設けられて計量器114の
計量部であり、コンソール部301は、操作部301a
と表示部301bとを具備する。
包装機100の制御部100aと計量値付機300との
制御部300aの信号の授受は、交信用インタフェース
230及び交信用インタフェース326とを通じて行な
う。
包装機100の制御部100aのリードオンリメモリ
(ROM)223aは、制御プログラムを格納する制御
プログラム格納エリア223a−1、後述の各種テーブ
ルを格納するテーブル格納エリア223a−2等を具備
する。また、ランダムアクセスメモリ(RAM)223
bにはステイタスデータを格納するステイタスデータ格
納エリア223b−1、各タイミングデータを格納する
タイミングデータ格納エリア223b−2及びワーキン
グレジスタ223b−3等を具備する〔第12図
(a),(b)参照〕。
計量値付機300の制御部300aのリードオンリーメ
モリ(ROM)322は制御プログラムを格納する制御
プログラム格納エリア322−1、ラベルプリンター用
のキャラクタジェネレータ322−2等を具備する。ま
た、ランダムアクセスメモリ(RAM)323には、ス
テイタスデータ格納エリア323−1、後に詳述するプ
リセットデータを格納するプリセットデータ格納エリア
323−2、集計データを格納する集計データ格納エリ
ア323−3、ワーキングレジスタ323−4、ワーキ
ングデータを格納するワーキングエリア323−5及び
印字表示バッファ323−6等を具備する〔第13図
(a),(b)参照〕。
上記制御装置において、後に詳述するように、計量値付
機300のランダムアクセスメモリ(RAM)223a
には、被包装物の品番に対応して予めフィルム長さ、張
り強さ、トレイタイプのデータを記憶しておき、操作部
301aから被包装物の品番を入力することにより、包
装機100の中央処理装置220において、該品番に対
応するフィルム長さ、張り強さ、トレイタイプの各デー
タを呼び出し、入出力制御回路224を介して駆動制御
部225を制御して、包装機100の各作動部の作動タ
イミングを制御し、被包装物がその大きさ及び形状に関
係なく常に包装が美しく仕上がるように包装する。以下
包装機100及び計量値付機300の各制御部100a
及び300aの構成とその動作を詳細に説明する。
第10図は、包装機100の制御部の入出力制御回路2
24以降の制御部の構成を示すブロック図である。図
中、実線は電気的に伝達される部分を示し、点線は機械
的に伝達される部分を示す。
駆動制御部225は、駆動回路225a〜225nから
構成される。駆動回路255aは、前記電動機116及
び減速機181から構成される主動力部229を駆動す
る回路であり、主動力部229の機械的駆動力は搬入機
構101、エレベータ上下動カム193及び電磁クラッ
チブレーキ208,213,215,217,227に
伝達されるように構成されている。駆動回路225bは
フィルム繰出移送機構102を駆動する電磁クラッチブ
レーキ208を励磁する回路、駆動回路225cはフィ
ルムセットグリッパー141を駆動する可動ガイド部材
172を駆動する回路、駆動回路225dは左右折り込
み板121,122を駆動する電磁クラッチブレーキ2
17を励磁する回路、駆動回路225eは前折り込み板
123を駆動する電磁クラッチブレーキ213を励磁す
る回路、駆動回路225fは排出プッシャ169を駆動
する電磁クラッチブレーキ215を励磁する回路、駆動
回路225gはフィルム繰り出しベルト140を駆動す
る電磁クラッチブレーキを磁する回路、225hはカッ
ター143を駆動するカッター駆動装置144は励磁す
る回路、駆動回路225iは前左右可動ガイド部材16
5′,167′を駆動し該可動ガイド部材165′,1
67′に係合するグリッパー141(以後左右前グリッ
パーG1,G3と言う)を開放させる回路、225jは
前側中央の可動ガイド部材166′を駆動して該可動ガ
イド部材166′に係合するグリッパー141(以後中
央前グリッパーG2と言う)を開放させる回路、225
kは後側中央の可動ガイド部材166を駆動し該可動ガ
イド部材166に係合するグリッパー141(以後中央
後グリッパーG5と言う)を開放する回路、駆動回路2
25lは左右後側の可動ガイド部材165,167を駆
動し、該可動ガイド部材165,167に係合するグリ
ッパー141(以後左右後グリッパーG4,G6と言
う)を開放させる回路である。タイミング検出部226
は第9図の減速機181の回転軸に固定され、回転軸の
回転と共に回転するスリット円板184とセンサー18
5から構成されるタイミング信号発生器からの信号を検
出する部分で、包装機100の左右折り込み板121,
122、前折り込み板123等の包装機各作動部を駆動
させるタイミング信号を検出する部分である。中央処理
装置220は、前記タイミング検出部226からタイミ
ング信号及び記憶部223のリードオンリメモリ(RO
M)223aのテーブル格納エリア223a−2に格納
されている作動タイミングテーブルに記憶されたデータ
に基づいて入出力制御回路224を通して各駆動回路2
25a〜225nに信号を送信し、フィルム繰出移送機
構102、折り込み機構104等包装機の各作動部を所
定のタイミングで駆動する。
第11図は、前記操作表示パネル部221の外観を示す
図である。操作表示パネル部221には、電源を投入す
る電源スイッチ231、手動運転ボタン232、トレイ
のタイプを切替えるトレイタイプ切換スイッチSW3、
フィルムの張りを調整するフィルム張り調整スイッチS
W2、フィルムのカット長さを設定するフィルム長設定
スイッチSW1、電磁クラッチブレーキ208等を解放
する解放スイッチ233、ヒートベルト171の温度を
調整するヒータ温度調整スイッチ234、非常停止スイ
ッチ235が設けられ、これらにより前記操作部221
aを構成する。また、表示部221bは各主要機構部の
動作状態を確認するためのもので、左右折り込み板12
1,122の状態表示する折り込み板表示灯236、フ
ィルムのオーバー状態を表示するフィルムオーバー表示
灯237、ダブルトレー状態を表示するダブルトレー表
示灯238、包装機100の過負荷状態を表示する過負
荷表示灯239、カッター143のカバーが被せられて
いることを表示するカッターカバー表示灯240及びフ
ィルムの終了したことを表示するフィルム終了表示灯2
41を具備している。
トレイタイプ切換スイッチSW3は、標準トレイT1、
四角トレイT2、小トレイT3及び長トレイT4の4段
階の寸法及び形状で区分されたトレイタイプに応じて切
り替えるようになっている。フィルム張り調整スイッチ
SW2はフィルムの張り強さを弱から強まで5段階に切
り替えて調整できるようになっている。フィルムの左右
の張りは、前記左右前グリッパー、左右後グリッパーの
作動タイミング、フィルムの前側張りは中央前グリッパ
ーの作動タイミングによって決まるので、具体的にはこ
のフィルム張り調整スイッチSW2により上記各作動タ
イミングが変えられる。また、フィルム長設定スイッチ
SW1はフィルムの長さを短から長まで4段階に切り換
えて選択できるようになっている。ここでトレイタイプ
切換スイッチSW3の切り換えは、フィルム張り調整ス
イッチSW2及びフィルム長設定スイッチSW1の切り
換えに優先するようになっている。つまり、各スイッチ
は独立に調整されるのではなく、相互に関係しており、
例えばフィルム長設定スイッチSW1を「3」に選択し
ても、トレイタイプ切換スイッチSW3が「標準」にあ
るか或いは「小」にあるかによって実際のフィルムカッ
ト長さは異なる。
現在一般的に使用されているトレイのタイプを大別する
と、第14図(a)(b)(c)(d)に示すように標準トレイT
1、四角トレイT2,小トレイT3、長トレイT4があ
る。標準トレイT1は寸法の縦横比が標準的なトレイで
あり、四角トレイT2は四辺が等しい長さのトレイ、小
トレイT3はタラコ等の小物をいれるトレイ、長トレイ
T4は秋刀魚等の長尺物を入れるトレイである。今ここ
で、フィルムカット長さの種類を小さい物から順にA,
B,C,Dの四段階に分類すると、トレイタイプ切換ス
イッチSW3をT1(標準)、T2(四角)、T3
(小)及びT4(長)に切り替えることにより、フィル
ム長設定スイッチSW1の目盛り1,2,3,4,が指
定するフィルム長さは第15図に示すようになる。ま
た、フィルムの張りを調整するための左右前グリッパー
の開放タイミングを速いものから遅いもの順にイ、ロ、
ハ、ニ、ホの5種類に分類するトレイタイプ切換スイッ
チSW3をT1(標準)、T2(四角)、T3(小)、
T4(長)に選択することにより、フィルム張り調整ス
イッチSW2を「3」に設定した場合、フィルム長設定
スイッチSW1を1〜4に切り替えることにより左右グ
リッパーの開放タイミングイ〜ホは第16図に示すよう
になる。上記のようにトレイタイプをトレイタイプ切換
スイッチSW3により指定することにより、フィルム長
設定スイッチSW1及びフィルム張り調整スイッチSW
2の目盛内容を変え、トレイタイプの種類にかかわらず
仕上がりの良い包装が得られる。
また、第15図に示すようにトレイタイプ切換スイッチ
SW3とフィルム長設定スイッチSW1により、フィル
ムカット長さA〜Dが決まると、外フィルムカット長さ
A〜Dに対応して、左右折り込み板121,122の動
作タイミングTmは、例えば第17図に示すように決ま
る。ここで作動タイミングTmの数値はスリット円板1
84の回転角度、即ちタイミング検出部226からのパ
ルス信号のカウント値(スリット円板184が5度回転
する毎に1パルスを出力)を示す。
上記フィルム繰出移送機構の作動タイミングや左右グリ
ッパー開放タイミング、左右折り込み板121,122
の作動タイミングTm等の選択は、全て包装機制御部1
00aのリードオンリメモリ(ROM)223aのテー
ブル格納エリア223a−2に格納された前記第15
図、第16図、第17図に示すテーブルに基づいて行な
われる。中央処理装置220は、タイミング検出部22
6からのパルス信号のカウント値が更新されたか否かを
監視し、更新された時はそのカウント値とが上記テーブ
ルに基づいて決定された各タイミング値と一致している
か否かを判断し、一致している場合には、その処理を実
行する。
上記のように、操作表示パネル部221のフィルム長設
定スイッチSW1、フィルム張り調整スイッチSW2及
びトレイタイプ切換スイッチSW3の操作により被包装
物の大きさ、形状に合ったフィルムカット長さ、張り強
さ、トレイの種類を選択し仕上がりの良い包装が得られ
ることは、本出願に係る先の特許出願(特願昭60−2
4686号)で説明した通りである。しかしながら前述
のように被包装物が変わる毎に、操作表示パネル部22
1のスイッチSW1,SW2,SW3を操作して包装す
ることは面倒な作業となるので、本実施例では更に被包
装物の商品番号(被包装物を識別するためのデータ、以
下品番と称する)に対応して予め定められたフィルム長
さ、張り強さ、トレイタイプの各種データを上記のよう
に計量値付機制御部300aのランダムアクセスメモリ
(RAM)323aのプリセットデータエリア323−
2に記憶し、計量値付機制御部300aの操作部301
aから被包装物の品番を入力することにより、上記プリ
セットデータエリア323−3から対応するフィルム長
さ、張り強さ、トレイタイプの各データを呼び出し、該
各データに基づいて包装機の各作動部の作動タイミング
を制御するように構成する。
また、本実施例では、上記プリセットデータエリア23
2−2に品番に対応してフィルム長さ、張り強さ、トレ
イタイプを指定するデータを予め記憶するに際して、こ
れらのデータを直接記憶させるのではなく、データ設定
が簡単に行なえるように上記各データの組合せにそれぞ
れ1対1で対応する包装パラメータWCPを記憶させて
いる。そして品番を入力することにより、その品番に対
応して予め設定した包装パラメータWCPを読み出し、
包装パラメータWCPに基づいてフィルム長さ、張り強
さ、トレイタイプの各データを決定する構成になってい
る。以下その具体例を説明する。
第18図は上記包装パラメータWCPに対応して前記フ
ィルム長設定スイッチSW1、フィルム張り調整スイッ
チSW2及びトレイタイプ切換スイッチSW3で設定さ
れるフィルムカット長さ、フィルム張り強さ、トレイタ
イプの組合わせを示すテーブルであり、該テーブルを前
記包装機制御部100aのリードオンリメモリ(RO
M)223aの前記テーブル格納エリアに格納する。同
図に示すテーブルにおいて、包装パラメータWCPの番
号付けは、被包される被包装物の包装頻度に応じてその
頻度の多いフィルムカット長、張り強さ、トレイタイプ
の組合わせを若い番号とし、頻度の少ないものの番号を
古い番号とする。これにより、作業者によく使用される
包装パラメータWCPは、作業者に記憶され易くなる。
また、計量値付機の制御部300aのランダムアクセス
メモリ(RAM)323のプリセットデータ格納エリア
323−2には、第19図に示すように品番、単価、風
袋、品名等の被包装物のデータと前記包装パラメータW
CPをプリセットデータとして予め設定しておく。ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)323のプリセットデー
タエリア323−2へプリセットデータを設定するに
は、第20図に示すような計量値付機300のコンソー
ル部301から、キーを操作し、先ず設定モードとし、
次に品番、単価、風袋、品名等を入力しそれに対応して
包装パラメータWCPを入力する。以下上記包装装置に
おける被包装物の包装動作について順を追って説明す
る。
(1)先ず包装機100と計量値付機300とを交信状
態、即ち交信用インタフェース230と交信用インタフ
ェース326との間で交信ができるようにする。これは
コンソール部301の包装キー301aを押すことによ
って設定される。
(2)この状態で包装機100で包装せず単に値付けを行
なうのみであれば(即ち、包装機を搬送装置として使用
する場合)、値付/個のキー301bを押す。該(1)及
び(2)の状態はコンソール部301の表示パネル301
fの所定位置301gに記号で表示される。
(3)次に被包装物の品番を入力する。例えば被包装物が
品番「2」の牛肉の場合には、テンキー「2」を押し品
番キー301cを押す。この操作により、ランダムアク
セスメモリ(RAM)323のプリセットデータエリア
323−2に格納されたプリセットデータ(第19図参
照)から、当該品番0002に対応するデータを呼び出
しワーキングレジスタ323−4に格納する。即ち前記
第19図で言えば品番「0002」に対応する単価「3
50」、風袋「10」、品名「牛肉」(実際は文字コー
ド)及び包装パラメータWCP「01」の各データを呼
び出されワーキングレジスタ323−4に格納される。
このワーキングレジスタ323−4に格納されたデータ
の内包装パラメータWCPの「01」は、交信用インタ
フェース326及び交信用インタフェース230を介し
て包装機制御部100aに転送される。
(4)包装機制御部100aは、そのリードオンリメモリ
(ROM)223aの制御プログラム格納エリア223
a−1に格納されているメイン処理ルーチンプログラム
で常に現在のステイタスを監視しており、計量値付機3
00と接続されている場合には、計量値付機300から
送られてくる包装パラメータWCPを呼び込み、リード
オンリメモリ(ROM)223aのテーブル格納エリア
223a−2に格納されている第18図に示すテーブル
を参照して、包装パラメータWCPからフィルム長設定
スイッチSW1、フィルム張り調整スイッチSW2及び
トレイタイプ切換スイッチSW3を判断し、包装パラメ
ータWCPに対応するこれらスイッチSW1,SW2,
SW3の目盛り(実施例の場合にはSW1=3,SW2
=4,SW3=T1)が指定する包装機100の各作動
部の作動タイミングを求める。即ちスイッチSW1及び
SW3の設定目盛りから第15図に示すテーブルを参照
してフィルムカット長さA〜Dを求め、スイッチSW
1,SW2,SW3の設定目盛りから第16図に示すテ
ーブルを参照してフィルムの張り強さを決定する前及び
左右グリッパーの解放タイミングイ〜ロを求め、更に前
記求められたフィルムカット長さA〜Dから第17図に
示すテーブルを参照して左右折り込み板121,122
の作動タイミング等を求める。このようにして求めた作
動タイミングは、ランダムアクセスメモリ(RAM)2
23bの各作動タイミングレジスタ223b−2に格納
する(該動作の詳細は本出願人が先に出願した特願昭5
9−204743号、特願昭59−204744号、特
願昭60−24686号に説明してあるので詳細は省略
する)。
(5)この状態で被包装物を搬入機構101のプッシャコ
ンベア113上に配置された計量器114に乗せる該計
量器114から被包装物の計量信号が計量値付機制御部
300aの中央処理装置321へ送られる。該中央処理
装置321では、計量器114の計量が安定と判断した
ら計量安定信号が包装機100へ転送される。
(6)包装機100は、前記計量値付機制御部300aか
らの計量安定信号を受けることにより、被包装物の包装
動作を開始する。この時の包装機100の各作動部の作
動タイミングは上記(3)で求められ、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)223bの各作動タイミングレジス
タ223b−2に格納された作動タイミングで制御され
る。
(7)一方、計量値付機制御部300aは計量器114か
らの計量値と前記(3)でワーキングレジスタ323−
4に呼び出された風袋量とから正味重量を算出し、この
正味重量と単価とから被包装物の価格を算出し、値付け
ラベルを発行する。
(8)被包装物はストレッチフィルムでトレイごと包装さ
れ、幅寄せスライダー170で幅寄せされた後、更にそ
の下部のストレッチフィルムをヒートベルト171で溶
着しさせると共に、計量値付機300のラベラーで上記
(7)で発行した値付けラベルを所定位置に貼り付け
る。
(9)上記(3)の状態でフィルムカット長さ、張り強
さ、トレイタイプ等の包装条件を変えたい場合は、前記
包装パラメータWCPを替えればこの包装条件を変える
ことができる。例えば、包装パラメータWCPを「1」
から「2」に替る場合は、テンキー「2」を押しプリセ
ット包装キー301d(第18図参照)を押すことによ
り、前記ランダムアクセスメモリ(RAM)323のプ
リセットデータエリア323−2に格納されたプリット
データ(第17図のテーブル参照)の包装パラメータW
CPを変えることなくワーキングレジスタ323−5に
呼び出された包装パラメータWCPを一時的に変更する
ことができる。この状態はコンソール部301の表示部
301e(第20図参照)に表示される。
(10)上記(3)の状態でフィルムカット長さ、張り強
さ、トレイタイプのデータを包装機100の各スイッチ
SW1,SW2,SW3によって設定することができ
る。即ち包装パラメータWCPが呼び出された状態で包
装機100側の各スイッチSW1,SW2,SW3の設
定データのほうを有効とする場合には、テンキーを操作
することなく前記プリセット包装キー301dを押す。
この操作により、フィルムカト長さ、張り強さ、トレイ
タイプの各データとして包装機100の各スイッチSW
1,SW2,SW3に設定されている値が用いられ、こ
れらの値により各部の作動タイミングが決定される。こ
の状態はコンソール部301の表示部301eに表示さ
れる。なお、呼び出された包装パラメータWCPのほう
を再び有効とする場合には、再び前記プリセット包装キ
ー301dを押下すればよい。
第21図は上記包装機100の包装処理の概要を示すフ
ローチャートである。図示するようにステップST1に
おいて、計量値付機300と接続されているか否かを判
断し、接続されていたら次にステップST2で計量値付
機300の包装パラメータWCPが有効か否かを判断
し、有効であったらステップST3で包装機100は計
量値付機300から送られてくる包装パラメータWCP
を読み込み、続いてステップST4で読み込んだ包装パ
ラメータWCPの値より、スイッチSW1,SW2,S
W3の値を判断し、ステップST5で各タイミングレジ
スタ223b−2に前記スイッチSW1,SW2,SW
3で決定されるタイミング値を書き込み、他の処理に移
行する。前記ステップST1において計量値付機300
と接続されていない場合は、ステップST6で包装機1
00の操作表示パネル部221のSW1,SW2,SW
3の値を読み込み前記ステップST5に進む。また、前
記ステップST2において計量値付機300の包装パラ
メータWCPが有効でない場合〔即ち、上記(10)の
場合〕も前記ステップST6に進む。
第22図は、包装機100の各作動部の動作の一例を示
すメカニカルチャートである。同図においてはスリット
円板184が5度回転する毎にタイミング検出部226
から1パルス信号が出力するものとしている。同図にお
いて、スリット円板184は5度回転する毎1パルス信
号を出力するようになっている。
プッシャコンベア113はカウント0から72まで連続
的に回転することにより計量機114上の被包装物をエ
レベータヘッド117上に移送すする〔同図(a)参
照〕。繰り出しベルト140はカウント値42でスター
トとしフィルムカット長さA,B,C,Dに対応してカ
ウント値58,62,66,70で停止する〔同図
(b)参照〕。フィルムセットグリッパーはカウント値
58で開放(ガイド部材172,172′の作動)する
〔同図(c)参照〕。フィルムのカッター143はフィ
ルムカット長さA,B,C,Dに対応してカウント値5
8,62,66,70で作動する〔同図(d)参照〕。
フィルムグリッパー、即ちフィルム繰出移送機構102
はカウント値42で開放しフィルムカット長さA,B,
C,Dに対応してカウント値66,68,70,72で
閉じる〔同図(e)参照〕。
エレベータヘッド117はカウント値0で上昇を開始
し、カウント値16で上限に達し、カウント値32で下
降を開始し、カウント値46で下降を停止する〔同図
(f)参照〕。
左右折り込み板121,122は、標準トレイT1,四
角トレイT2,小トレイT3,長トレイT4というよう
にトレイタイプよりその作動タイミングが異なり、標準
トレイT1は同図(g)の実線で示すようにカウント値
8で前進を開始し、カウント値28で前進を停止し、カ
ウント値44で後退を開始し、カウント値64で後退を
停止する。また、小トレイT3の場合は同図(g)の点
線で示すようにカウント値6で前進を開始し、カウント
値26で前進を停止し、更に四角トレイT2及び長トレ
イT4の場合は同図(g)の一点鎖線で示すようにカウ
ント値10で前進を開始し、カウント値30で前進を停
止する。
前折り込み板123は、カウント値14で前進を開始
し、カウント値34で前進を停止し、カウント値50で
後退を開始し、カウント値70で後退を停止する〔同図
(h)参照〕。
排出プッシャ169はトレイタイプによりその作動タイ
ミングが異なり、標準トレイT1,小トレイT2、長ト
レイT4の場合は同図(i)の実線で示すようにカウン
ト値24で前進を開始し、カウント値44で前進を停止
し、カウント値48で後退を開始し、カウント値68で
後退を停止する。また、四角トレイT2の場合は同図
(i)の一点鎖線で示すように、カウント値28で前進
を開始しカウント値46で前進を停止する。
左右前グリッパーG1,G3の作動タイミングは、例え
ば最も標準的なトレイの場合同図(j)の実線で示すよ
うにカウント値20で開放し、カウント値24で閉じ
る。これに対して左右後グリッパーG4,G6はカウン
ト値18で開放しカウント値22で閉じる。即ち左右グ
リッパーG1,G3の開放タイミングは左右後グリッパ
ーG4,G6の開放タイミングより2カウント値だけ早
くなっている。また、左右前グリッパーG1,G3及び
左右後グリッパーG4,G6はトレイタイプ、フィルム
カット長、張り強さに応じて実線で示すタミングを中心
に、点線で示すイ,ロ,ハ,ニ,ホの5種類の開放タイ
ミング(第16図参照)で作動する。
中央前グリッパーG2は最も標準的なトレイの場合同図
(1)の実線で示すようにカウント値26で開放し、カ
ウント値30で閉じるようになっており、トレイタイ
プ、フィルムカット長、張り強さに応じて点線で示すタ
イミングヘ,ト,チ,リ,ヌの5種類の開放タイミング
で作動する。
中央後グリッパーG5は、同図(m)に示すようにカウ
ント値34で開放し、カウント値40で閉じる。この
時、同じタイミングで左右グリッパーG4,G6を開放
し閉じる。この左右グリッパーG4,G6の動作は、フ
ィルムの開放を完全にするための安全対策である。
ヒートベルト171及び幅寄せスライダー170の動作
タイミングは同図(n),(o)に示すようになる。
上記実施例においては、前記第18図に包装パラメータ
WCPに対応するスイッチSW1,スイッチSW2,ス
イッチSW3の目盛りテーブルを包装機制御部100a
のリードオンリメモリ(ROM)223aに格納し、包
装パラメータWCPを第19図に示すように計量値付機
300のプリセットデータとしてランダムアクセスメモ
リ(RAM)323に格納し、そして、計量値付機30
0の操作部301aより品番を入力することにより、プ
リセットデータを呼び出し包装パラメータWCPを包装
機100の側へ転送し、これにより包装機の各作動タイ
ミングを設定するように構成した。これは、計量値付機
300においては、品番に対応して単価、品名等の各デ
ータを設定する必要上これらのデータをプリセットデー
タとして予め記憶させておき、これらのデータを品番を
検索用のキーとして呼び出して使用することが行なわれ
ており、上記実施例の如く構成すれば使用する際に従来
に比べ余計な操作を必要としないからである。しかしな
がら、第18図のテーブルを包装機制御部100aのリ
ードオンリメモリ(ROM)223aに格納すると共に
包装機制御部100aのランダムアクセスメモリ(RA
M)223bに品番に応じて包装パラメータWCPを格
納しておき、操作表示パネル部221から被包装物の品
番を入力することにより、上記実施例と同様に包装機1
00各作動部の動作を制御することも可能である。この
ように構成すれば、包装機100を計量値付機300と
組合せて使用しない場合でも、上述したような被包装物
を変えるごとに各スイッチSW1,SW2,SW3をそ
れぞれ最適値に設定する面倒な作業を行なうことなく、
被包装物にあった美しい包装が行なえる。また、反対に
第18の図テーブルを計量値付機制御部300aのリー
ドオンリメモリ(ROM)322aに格納し、第19図
のプリセットデータを同じく計量値付機制御部300a
のランダムアクセスメモリ(RAM)323に格納して
も良いことは当然である。
また、上記実施例では、プリセットデータとして包装パ
ラメータWCPを設定しておき、該包装パラメータWC
Pに基づいて各スイッチSW1,SW2,SW3の値を
決定する構成を採用した。これは上述したように、デー
タをプリセットする際の作業効率を考慮したためである
が、本発明はこの構成に限定されることなく、各スイッ
チSW1,SW2,SW3自体の値をプリセットデータ
として直接設定するようにしてもその目的と効果は達成
できることは明らかである。この場合には、プリセット
データの設定時の作業効率は多少犠牲となるものの、包
装パラメータWCPをスイッチSW1,SW2,SW3
に変換するテーブルが不要となる。
なお、上記実施例では包装機側で被包装物に対応して設
定できるデータとして、フィルム長さ、張り強さ、トレ
イタイプだけの場合を示したが、これだけに限定される
ものでなく他の要素、例えば被包装物の高さ、或いはト
レイの材質等データを加味して包装機100を制御する
ことも考えられる。
被包装物の高さに関して更に詳しく説明すると、被包装
物を収納するトレイが同じ場合には、被包装物の収納
量、つまり重量が高さに影響する。従って、各品番に合
わせて包装パラメータWCPを複数個設定しておき、重
量値に応じてこれらを選択して使用することで、収納さ
れた被包装物の量、つまり高さを加味したフィルム長さ
及び包装タイミングで包装を行なうことができる。
また、これは各品番に対応して基本的な包装パラメータ
WCPを1つ設定しておき、該包装パラメータWCPと
重量値とに基づいてフィルム長さ及び各部の制御タイミ
ングを決定することが考えられる。
なお、上記実施例では、プリセットデータを呼び出した
時、計量値付機300の表示部301bに包装パラメー
タWCPを表示して確認するようにしたが、この場合は
各スイッチSW1,SW2,SW3の値を直接表示する
ようにしてもよい。また、包装パラメータWCPを設定
する場合の作業性をよくするために包装パラメータWC
Pと各スイッチSW1,SW2,SW3との対応を上記
表示部301bに順次表示することも考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、操作者が操作手段
により品番データを入力すると、制御手段は記憶手段か
らの品番に対応する計量値付機用データと包装機用制御
データとを呼出し、該データに基づき計量値付機及び包
装機を制御するので、被包装物が変わる毎に計量値付機
用データや包装機用制御データを個々に設定しなおすと
いう煩わしく、且つ面倒な作業が無くなるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る包装値付装置における包装装置の
制御部の構成を示すブロック図、第2図は包装装置の外
観を示す図で、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同
図(c)は側面図、第3図〜第5図は包装機の構造を示す
図で、第3図は平面図、第4図は縦断正面図(第3図の
矢印A方向から見た図)、第5図は縦断側面図(第3図
の矢印B方向から見た図)、第6図及び第7図は同包装
機のフィルム繰出移送機構を示す図で、第6図は平面
図、第7図は側面図、第8図は包装機のグリッパー機構
の断面図、第9図は包装機の駆動系を示す系統図、第1
0図は包装機制御部の入出力制御回路以降の制御部の構
成を示すブロック図、第11図は操作表示パネルの外観
を示す図、第12図(a)は包装機制御部のリードオン
リメモリ(ROM)のメモリフォーマットを示す図、同
図(b)はランダムアクセスメモリ(RAM)の構成を
示す概念図、第13図(a)は計量値付機制御部のリー
ドオンリメモリ(ROM)の構成を示す概念図、同図
(b)はランダムアクセスメモリ(RAM)の構成を示
す概念図、第14図は各種トレイの形状を示す図、第1
5図はトレイタイプ切換スイッチSW3とフィルム張り
調整スイッチSW2と関係を示す図、第16図はフィル
ム長設定スイッチSW1とフィルム張り調整スイッチS
W2とトレイタイプ切換スイッチSW3との関係を示す
図、第17図はフィルムカット長さと左右折り込み板の
動作タイミングの関係を示す図、第18図は包装パラメ
ータWCPとスイッチSW1,SW2,SW3と目盛り
の関係を示す図、第19図は被包装物の情報と包装パラ
メータWCPの関係を示す図、第20図は計量値付機制
御部のコンソール部の外観を示す図、第21図は包装機
の包装処理の流れを示すフローチャート、第22図は包
装機の各作動部の動作を示すメカニカルチャートであ
る。 図中、220…中央処理装置、221…操作表示パネル
部、223…記憶部、224…入出力制御回路、225
…駆動制御部、226…交信用インタフェース、321
…中央処理装置、322…リードオンリメモリ(RO
M)、323…ランダムアクセスメモリ(RAM)、3
24…計量部、325…印字部、326…交信用インタ
フェース、100…包装機、101…搬入機構、102
…フィルム繰出移送機構、103…エレベータ機構、1
04…折り込み機構、105…搬出機構、300…計量
値付機、301…コンソール部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装機のフィルム繰出移送機構のフィルム
    繰出部から繰り出されたフィルムをカッターを所定のタ
    イミングで作動させてカットし、該カットされたフィル
    ムを前記フィルム繰出移送機構のフィルム移送部で左右
    折り込み板及び前折り込み板等から構成されるフィルム
    折り込み機構の位置まで移送し、その端部を複数のグリ
    ッパーで挟持して張設し、該フィルムに下方からトレイ
    に収容された被包装物をエレベータ機構で押し上げ、前
    記フィルム折り込み機構の左右折り込み板及び前折り込
    み板を所定のタイミングで作動させて該フィルムの左右
    及び前端部を前記トレイ底部に折り込むと共に、前記複
    数のグリッパーのそれぞれを所定のタイミングで作動さ
    せて前記フィルム端部を解放し被包装物を包装する包装
    機と、被包装物の計量値付けを行う計量値付機を具備す
    る包装値付装置おいて、 品番に応じて少なくとも品名、単価のデータを含む計量
    値付機用データと、少なくともフィルムカット長さ、フ
    ィルム張り強さ、トレイタイプのデータを含む包装機用
    制御データとを予め記憶する記憶手段と、 作業者が前記包装機の被包装物の搬入位置から操作でき
    る位置に配置された前記品番データ入力用の操作手段
    と、 前記操作手段より品番データを入力すると、前記記憶手
    段から前記品番に対応する計量値付機用データと包装機
    用制御データとを呼び出し、該データに基づいて前記計
    量値付機の各部及び前記包装機の少なくとも前記カッタ
    ーの作動タイミング及び前記左右折り込み板の作動タイ
    ミング或いはグリッパーの作動タイミングのいずれか一
    方を制御する制御手段を具備することを特徴とする包装
    値付装置。
  2. 【請求項2】前記記憶手段には品番に対応して少なくと
    もフィルム長さ、張り強さ、トレイタイプの各データを
    指定するパラメータを記憶し、該パラメータに基づいて
    前記各データを確定することを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の包装値付装置。
  3. 【請求項3】前記操作手段からの包装物の品番を入力し
    て前記各データを呼出した状態でデータの一時的変更が
    可能なデータ変更手段を具備することを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の包装値付装置。
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