JP3473425B2 - ストレッチ包装機 - Google Patents

ストレッチ包装機

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JP3473425B2
JP3473425B2 JP22900698A JP22900698A JP3473425B2 JP 3473425 B2 JP3473425 B2 JP 3473425B2 JP 22900698 A JP22900698 A JP 22900698A JP 22900698 A JP22900698 A JP 22900698A JP 3473425 B2 JP3473425 B2 JP 3473425B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムの両側端
部を挟持してフィルム移送を行うフィルムフィード手段
を備えたストレッチ包装機、さらに詳しくは、フィルム
クランプを有するフィルムフィード機構により、フィル
ムの両側端部を挟持しながら該フィルムを移送して包装
部へ供給し、包装部にて両側端部が挟持された前記フィ
ルムに被包装物をエレベータにより突き上げ包装するす
るストレッチ包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルムフィード機構として、フ
ィルムクランプを内蔵した上下一対の無端ベルトが使用
され、フィルムの両側端部をそれぞれ上下ベルトにより
挟持して移送するようにしたストレッチ包装機が知られ
ている。この従来包装機の前記フィルムクランプは、フ
ィルムの移送を円滑ならしめるとともに、包装部にて、
被包装物をフィルムの下部からエレベータにより突き上
げて被包装物の上面をフィルムで包被する際にフィルム
の端部を挟持し、フィルム端部の被包装物への折り込み
の際に適当なタイミングで開放することで、フィルムの
張り状態を適正なものにする役割をする。通常、このフ
ィルムクランプは複数、例えば5つに分割された左右一
対で構成されている。
【0003】斯かる従来包装機において、フィルムフィ
ード機構の駆動源にかかる負荷を軽減させる目的で、本
出願人は、フィルムフィード時には5個に分割されたフ
ィルムクランプのうち、外側(フィルム上流及び下流端
部側)のクランプのみがフィルム挟持するよう作動させ
中央部3個のクランプを解放状態にしておくことを一態
様とする提案をした(特願平10−121097号)。しかし、
この提案包装機にあっては、フィルムフィード時にクラ
ンプが圧接されない下側ベルトの中央部が下たるみ状態
となるために、フィルムにシワやズレが生じて充分な包
装仕上がりが得られない場合があった。すなわちフィル
ムフィード時に、中央部3個のフィルムクランプが解放
状態にあるのでフィルムの中央部両側縁がベルトの下た
るみに伴ってたるむことがあり、当該フィルム部分がフ
ィルム移送路の周辺部材に接触してシワを生じ、あるい
はフィルムが静電気により折込み板等に引き寄せられて
ズレを生じ、そのまま包装部へ搬送されて包装動作がな
されるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は先の提案をさ
らに改善するものであって、ストレッチ包装機におい
て、フィルムフィード機構の駆動源にかかる負荷を軽減
するとともに、フィルムフィード時にフィルムのシワや
ズレの発生を少なくして包装仕上がりを良好ならしめる
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のストレッチ包装機は、フィルムクランプを有するフ
ィルムフィード機構により、フィルムの両側端部を挟持
しながら該フィルムを移送して包装部へ供給し、包装部
にて両側端部が挟持されたフィルムに被包装物をエレベ
ータにより突き上げて包装するストレッチ包装機におい
て、前記フィルムクランプが少なくとも3以上の複数に
分割され、フィルムフィード時には、フィルム上流端部
側(フィルム供給端側)に配置されたフィルムクランプ
に対して他のフィルムクランプのクランプ力を弱小にし
たことを特徴とする(請求項1)。又、フィルム上流及
び下流端部側に配置されたフィルムクランプに対して中
央部に配置されたフィルムクランプのクランプ力を弱小
にしたことを特徴とする(請求項2)。これにより、フ
ィルムフィード時には、フィルムはその両側端部を全て
のフィルムクランプにより挟持された状態で、しかし主
たるフィルムクランプはフィルム搬送に必要な強いクラ
ンプ力で、他のクランプは最小限必要とする弱小なクラ
ンプ力など異なるクランプ力で挟持されながら包装部へ
供給される。なお、最小限必要とする弱小なクランプ力
とは、例えばフィルムの両側端部が垂れ下がらない程度
の弱い力をいい、フィルムフィード機構としてフィルム
下面に接触する無端状ベルトを使用する場合には、該ベ
ルトの中央部上面が垂れ下がらない程度の弱い力をい
う。
【0006】上記弱小クランプ力のフィルムクランプ
は、そのクランプ力を発生させる作動手段として特に限
定されるものではないが、簡易な構造及び消費電力の節
約等を考慮すればバネ部材を用いることが好ましい(請
求項)。また、強いクランプ力のフィルムクランプも
同様に、簡易な構造及び消費電力の節約等を考慮して、
バネを用いた付勢力で強いクランプ力を発生させる作動
手段とすることが好ましい。一方、上記全てのフィルム
クランプは、フィルムが包装部へ供給された後の包装
時、すなわち少なくともフィルムフィードが完了し前記
エレベータによる被包装物の上昇が開始するまでに、フ
ィルムを挟持する方向に付勢されることが必要である
が、前記強いクランプ力のフィルムクランプは前記バネ
を用いた付勢力でそのクランプ力を維持させ、前記弱小
クランプ力のフィルムクランプはクランプ力を増強させ
て強いクランプ力をかけるようにする(請求項)。そ
の場合のクランプ力の増強手段にはソレノイドを用いる
(請求項)。
【0007】上記フィルムフィード機構の具体的構造と
して、一般的には、上下一対のベルトにより構成される
とともにその一対のベルトの下側ベルトに前記分割状の
フィルムクランプが配設され、上側ベルトに当て板が配
設され、フィルムクランプ作用時には当て板と協働して
上下ベルト間にフィルム端部を挟持するようフィルムク
ランプがベルトを圧接する方向に付勢される構成を採用
されるが(請求項)、それには限定されない。例えば、
当て板とそれに対向する下位のベルトとにより構成され
るとともにそのベルト側に前記分割状のフィルムクラン
プが配設され、フィルムクランプ作用時には当て板とベ
ルトとの間にフィルム端部を挟持するようフィルムクラ
ンプがベルトを圧接する方向に付勢される構成とするこ
ともよい(請求項)。また、フィルム移送中にフィルム
の幅方向のプリストレッチを行わせるために、前記フィ
ルムフィード機構を、フィルムの移送方向に対して末広
がり状に配置させることもよい(請求項)。
【0008】なお請求項は、以下に説明する具体的な
実施の形態に係るストレッチ包装機である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面により
説明すれば、図1及び図2はストレッチフィルムを用い
て商品を包装するストレッチ包装機の概略を示す。同図
において、機枠Aの前方には被包装物である商品Bを載
置する載置部aを設け、該商品載置部aに載せた商品を
プッシャコンベア1により機枠A内部に設けたエレベー
タ2まで搬送する。なお、商品載置部aは後述する計量
部56の計量皿として構成されている。上記エレベータ2
の上方には包装部bが設けられ、その包装部bの側方
(プッシャコンベアと直角に交差した方向)にフィルム
ロール配置部3とそのフィルムロール配置部3にセット
されたフィルムロール4から繰り出されるフィルム4’
の先端を保持するフィルム保持部5が設けられ、そのフ
ィルム保持部5で保持されたフィルム4’の先端を挟持
して引き出し包装部bまで移送するフィルムフィード機
構6が前記フィルム保持部5の先端に接近させて配置さ
れる。また、フィルム保持部5とフィルムフィード機構
6との間には、該フィルムフィード機構6で挟持され引
き出されたフィルム4’を所定長さに切断するカッター
7が配置されている。さらにフィルムフィード機構6の
上方には、商品Bの上面を覆うフィルム4’の端部を商
品Bの底面側に折り込む左右折り込み板8,8’と後折
り込み板9、及び後折り込み板9の上方に位置して包装
済みの商品を排出する排出プッシャ10が配設されてい
る。
【0010】上記ストレッチ包装機においては、エレベ
ータ2上に搬送された商品Bがエレベータ2の上昇によ
り包装部bに張架されたフィルム4’に対して突き上げ
られ、商品Bの上面を覆ったフィルムの端部は左右折り
込み板8,8’と後折り込み板9とにより商品の底面側
に折り込まれた後、排出プッシャ10により商品を機枠A
前側の排出部(ヒートシール部)11へ向けて水平に押動
されながら上記フィルム4’の前側端部を前折り込みロ
ーラ11’で商品Bの底面に折り込んで包装動作が完了さ
れる。
【0011】フィルム保持部5は、フィルムロール配置
部3にセットされたフィルムロール4のフィルム4’先
端部を保持するもので、図2及び図3に示すように、フ
ィルムの下側に位置して前後方向に所定の間隔をおいて
平行に配置した無端ベルト12に亘って架設固定されたフ
ィルム受け板12’と、そのフィルム受け板12’の表面に
支持されるフィルムを前記フィルム受け板12’とで挟ん
で保持する同形状の保持板13と、前記フィルム受け板1
2’に取り付けた保持ローラ14とで構成される。保持板1
3は機枠Aに対して上下摺動可能に支持されたフィルム
受け板12’に開閉回動可能に支持されると共に、フィル
ム受け板12’と係着して一緒に上下摺動し、フィルム受
け板12’と保持板13とで挾着保持するフィルム4’の先
端をフィルムフィード機構6に受け渡し得るように構成
されている。保持ローラ14はその外表面を該受け板12’
に開設した通孔より保持板13に開設した通孔内に嵌入突
出させ、それによりフィルム4’を保持ローラ14の周面
に沿って蛇行させフィルム保持を確実に行なわせるよう
にしている。なお、保持ローラ14はフィルムの引き出
し方向にのみ回転可能に構成されている。
【0012】また、前記無端ベルト12は繰り出しローラ
16の軸16’に対し遊転自在に取り付けられたプーリ17
と、繰り出しローラ16より下流側に配置された軸18’に
固着された従動プーリ18とに亘って巻回されており、ス
テッピングモータ19の駆動によって無端ベルト12がフィ
ルムの移動方向に沿って上下(正逆回転)し、それによ
りフィルム受け板12’と保持板13が一緒にフィルムの移
動方向に上下するように構成されている。又、繰り出し
ローラ16はモータ19’により駆動が制御されている。そ
して、モータ19でフィルム受け板12’と保持板13を上方
に移動させる時には、モータ19’で繰り出しローラ16も
同期をとって駆動回転させ、モータ19が逆回転してフィ
ルム受け板12’と保持板13を初期位置に戻す時には、繰
り出しローラ16はフィルムフィード機構6に同期して回
転するモータ19’の正方向の回転で回転を続け、フィル
ムの繰り出しを行う(図3参照)。
【0013】フィルムフィード機構6は、フィルムの幅
方向の両側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベル
ト20,21と、下側の弾性ベルト21内に配設されたクラン
プ板22と、上側の弾性ベルト20内に配設された当て板23
と、上側の弾性ベルト20のフィルム供給側に連接された
押えベルト24とで構成され、それらが図1に示すように
包装部bを挟んで前後に配置され、前後一対の構成部材
は取り付け枠40,40’に支持されている。前後一対の取
り付け枠40,40’は、フィルムの移送方向に対して末広
がり状に配設、すなわち前後の弾性ベルト20及び21,20
及び21が末広がり状となるように配置させ、具体的に
は、フィルム供給端と終了端との間隔差(L2−L1)を
15mm程度にし、それにより、フィルム移送中にフィル
ムの幅方向のプリストレッチが行なわれるようにする
(図5参照)。クランプ板22は、下側の弾性ベルト21の
往路側を上側の弾性ベルト20の往路側へ圧接可能に構成
され、当て板23は上側の弾性ベルト20の往路側と復路側
との間に挿入配置されている。また、下側の弾性ベルト
21の始端側は、前記フィルム保持部5の先端側に向けて
下向きの傾斜状とし、その下向きに傾斜した始端側の上
面に重ね合わせて前記押えベルト24が配置され、該押え
ベルト24はその先端側を開閉可能に構成されている。
【0014】次に本発明の主要部であるフィルムフィー
ド機構6について、図4及び図5に基づいて詳述する。上
記一対の無端状の弾性ベルト20,21は、フィルムを挟持
して搬送し得るよう同方向に駆動回転され、その駆動方
式は減速機付のステッピングモータ26を使用し、その駆
動軸27に、下側の弾性ベルト21が巻回されている駆動ロ
ーラ28及び上側の弾性ベルト20が巻回されている駆動ロ
ーラ29をチェーン連携30させることによって動力伝達が
行われる(図4参照)。
【0015】クランプ板22は図示のとおり5個に分割さ
れた場合を例示し、その5個のクランプ板22は中央クラ
ンプ板22a、その左右に配置された中間クランプ板22b,
22b’(以下、22a,22b,22b’を総称するときは中央部
クランプ板という)、及びさらに該クランプ板22b,22
b’の左右各側に配置された外側クランプ板22c,22c’
の如く中央クランプ板22aに対して左右対称位置に配置
されている。そして、上記5個のクランプ板は外側クラ
ンプ板22c,22c’の長さより中央部クランプ板22a,22
b,22b’の長さが短く形成されている。また、5個に分
割されたクランプ板22はその中央クランプ板22aを略包
装位置の中央(センタリング完了後のフィルムの中心位
置)に配置し、他は前記中央クランプ板22aに対し左右
対称位置に配置されている。
【0016】なお、上述した上下一対の弾性ベルト20,
21およびクランプ板22(22a,22b,22b’,22c,22
c’)は、それぞれ同一形状の部材が包装部bの前後位置
に前述のとおり末広がり状に配設されるが、それらは同
一符号をもって図示し説明する。
【0017】上記クランプ板22は下側の弾性ベルト21に
圧接又は離反させてフィルムを挟持又は開放する動作を
するが、そのために、図4に示すように電磁ソレノイド
及びスプリングを使用する。しかしクランプ板22は、外
側クランプ板22c,22c’と中央部クランプ板22a,22b,
22b’とではクランプ力及びフィルム挟持の動作を異な
らしめるよう構成している。
【0018】すなわち外側クランプ板22c,22c’は、固
定部材(図示省略)に対し回動自在に軸支した揺動板31
の一方端を外側クランプ板22c,22c’の略中央に連結す
るとともに揺動板31の他方端にスプリング32を張設し、
該スプリング32の弾力によって外側クランプ板22c,22
c’を下側の弾性ベルト21に常時圧接する方向へ付勢さ
せておき、また前記揺動板31の他方端に電磁ソレノイド
33のプランジャ34先端を連結する。この電磁ソレノイド
33は、通電OFFの時にスプリング32の作用でクランプ板2
2c,22c’が下側の弾性ベルト21を上側の弾性ベルト20
側に圧接し、通電されてONするとプランジャ34が引き込
まれ、それにより揺動板31が半時計回り方向に回動され
てクランプ板22c,22c’が下側の弾性ベルト21より離反
し[図4(2)の状態]、フィルムの挟持が解放され
る。つまり外側クランプ板22c,22c’においては、スプ
リング32がフィルムを挟持動作させる作動手段、電磁ソ
レノイド33がフィルム挟持を開放する解除手段としてそ
れぞれ構成されるものである。この外側クランプ板22
c,22c’は、前記スプリング32により、フィルムフィー
ド時にフィルム搬送に必要な強いクランプ力を発生さ
せ、該クランプ力は包装時の所定時期まで維持される。
【0019】これに対して、中央部クランプ板22a,22
b,22b’は、それぞれが、揺動板35、2個の圧縮バネ36
及び電磁ソレノイド37を使用するが、常時は、圧縮バネ
36によって弱小なクランプ力で下側の弾性ベルトを圧接
する方向へ付勢させておく。そして、電磁ソレノイド37
が通電ONされたときにプランジャ38が引き込まれ、それ
により揺動板35が時計回り方向に回動され、中央部クラ
ンプ板22a,22b,22b’は、前記圧縮バネ36の弾力に加
えさらにクランプ力が付与された状態で下側の弾性ベル
ト21に圧接する(図4(2)参照)。つまり中央部クラン
プ板22a,22b,22b’は、フィルムフィード時に、圧縮
バネ36により下側弾性ベルト21の上面を下垂れさせない
ために最小限必要とする程度の弱小なクランプ力を発生
させ、包装時に、前記電磁ソレノイド37に通電させて強
いクランプ力に増強されるようにしたものである。
【0020】上記クランプ力の比較を具体的に例示すれ
ば、外側クランプ板22c,22c’の各スプリング32のバネ
力(強いクランプ力)は1.6kgであって、中央部クラン
プ板22a,22b,22b’のバネ力は2個の圧縮バネで500g
(弱小なクランプ力)であり、増強時(強いクランプ
力)にはそれに電磁ソレノイド37の吸引力1.6kgが加わ
る。なお、外側クランプ板22c,22c’のフィルム挟持を
解除するために作動する電磁ソレノイド33の吸引力は2.
5kgである。
【0021】従って、上記クランプ板22のフィルム挟持
・開放動作について、フィルムフィード時には、スプリ
ング32により付勢される外側クランプ板22c,22c’と圧
縮バネ36により付勢される中央部クランプ板22a,22b,
22b’とによってフィルム挟持動作をする。上記フィル
ムフィード時とは、フィルム4’がフィルム保持部5か
らフィルムフィード機構6に受け渡しされた後、上下の
弾性ベルト20,21により移送され包装部bへ供給される
までの間である。そして、フィルムフィードが完了しフ
ィルム4’が包装部bへ供給された後の所定動作後に、
前記エレベータ2が上昇して商品Bを突き上げるが、そ
のエレベータ2の上昇が開始するまでには前記中央部ク
ランプ板22a,22b,22b’が電磁ソレノイド37の通電ON
によりクランプ力が増強され、全てのクランプ板22が強
いクランプ力をもってフィルム挟持動作をする。なお、
包装動作中におけるクランプ板22の解放タイミングはフ
ィルムの折り込みの順番に従って解放し、通常は、フィ
ルムの幅方向前後に配置された外側クランプ板22c,22
c’→同じく中間クランプ板22b,22b’→後側の中央ク
ランプ板22a→前側の中央クランプ板22aの順に解放され
る。
【0022】図6は上述したストレッチ包装機の電気的
構成図で、包装機における各種動作の制御はマイコン制
御によって行われる。図中、50はマイクロコンピュータ
で構成されるCPU(中央処理装置)で、そのCPU50
にはバス51を介してROM52、RAM53、表示部54、操
作部55、計量部56、ラベル印字部57及びI/Oポート58
が接続されている。上記のROM52にはCPU50が実行
する制御プログラムが格納されており、RAM53には予
め物品毎にプリセットされた品名、単価、風袋等各種デ
ータが品番に対応してPLUファイルに記憶され(図7参
照)、またCPU50がROM52のプログラムを実行する
際にデータが一時的に記憶される。操作部55は各種指令
及びデータの入力を行うものであり、表示部54は操作部
55で入力した指令やデータ、又はRAM53に記憶されて
いるデータ又は包装機の動作状況の表示の他、各種操
作、エラーメッセージが文字及び図形で表示されるよう
になっている。計量部56は商品Bの計量データ及び計量
安定信号を出力、ラベル印字部57は商品に対応した品
名、単価あるいは重量、値段等の各種データを印字した
ラベルを発行するものである。
【0023】I/Oポート58はCPU50によって制御
される包装機構部全体を概念的に示したもので、本発明
に直接関係する部分を挙げると、エレベータ2を駆動す
るエレベータモータ2A の駆動回路59、フィルムフィー
ドモータ26の駆動回路60、フィルムセットモータ19の駆
動回路61、引き出されたフィルムを所定の長さで切断す
るカッター7を駆動させる電磁ソレノイドの駆動回路6
2、フィルムフィード機構6における前側に装備された
5分割のクランプ板22a〜22c’及び後側に装備された5
分割のクランプ板22a〜22c’を夫々開閉作動させる電磁
ソレノイド33,33’(FC1 〜FC5 ),(RC1 〜RC5 )の
駆動回路64〜68,70〜74を備えている。なお、63,69は
押えベルト24,24(FC0,RC0)を開閉動させる電磁ソレ
ノイドの駆動回路である。そして、包装機全体の制御は
エレベータモータの回転に同期してロータリーエンコー
ダ75によって発生されるタイミングパルスのカウント値
に基づいて行われる。
【0024】而して上述したストレッチ包装機の処理動
作をフィルムフィード動作を含めて説明する。 (1)先ず、計量・包装・値付する商品Bの商品番号(品
番)を前記操作部55を操作することによって入力する。
前記RAM53のPLUファイル(図7参照)には予め商品番
号に対応して包装機制御用のデータである「トレイN0」が
記憶されており、上記品番を入力することで該品番に対
応するデータが読み出されてRAM53の各レジスタに記憶
される。 (2)前記読み出されたトレイN0に基づいて包装機の制御
データが決定されるが、この制御データの中にフィルム
長さデータがある。ROM52又はRAM53にトレイN0に対
応する制御データのテーブルが記憶されており、トレイ
N0に基づいてこのテーブルの内容が読み出される。 (3)作業者が商品Bを商品載置部(計量皿)aに載せ計量部
56の計量が安定すると、プッシャーコンベア1により機
枠A内への搬入動作が開始される。 (4)上記搬入動作と並行して、本発明の主要部であるフ
ィルムの引き出し、切断及びフィルムフィード処理が行
われる。 (5)フィルムの引き出し、切断、フイード処理 フィルムフィード機構6の押えベルト24を開き状態と
し、クランプ板22は、その中央部クランプ板22a,22b,
22b’が圧縮バネ36により弱小なクランプ力で弾性ベル
ト21に圧接した状態にあり、一方、外側クランプ板22
c, 22c’を解放状態から下側の弾性ベルト21に圧接、
すなわちスプリング32の弾力によってフィルムを挟持す
る方向へ付勢させた状態に移行させる(図8参照)。 フィルムセットモータ(ステッピングモータ)19の正
転により、フィルム4’を保持したフィルム保持部5の
保持板13及び受け板12’を、前記開き状態の押えベルト
24方向へ移動させる(図9参照)。 押えコンベア24開閉用の電磁ソレノイドFC0,RC0をON
させることにより押えコンベア24を閉じ状態とする(図1
0参照)。 フィルムフィード機構6のステッピングモータ26を駆
動させて、上下の弾性ベルト20,21を回動させることに
よりフィルム4’を引き出す。このときも、前記の外側
クランプ板22c,22c’及び中央部クランプ板22a,22b,
22b’はクランプ力に差はあるが、いずれも下側の弾性
ベルト21に圧接したフィルム挟持状態である(図11参
照)。 フィルム4’が予め決定された所定長さ引き出しされ
ると、前記押えベルト24が開き状態となる(図12参照)。 前記フィルム保持部5の保持板13及び受け板12’が初
期位置へ復帰し、その後に押えベルト24を閉動させる
(図13参照)。 フィルム4’が所定のセット長さ引き出されたところ
で、カッター7を動作させてフィルム4’を切断する
(図14参照)。 切断されたフィルム4’を包装部bに対しセンタリン
グ動作をさせる(図15参照)。 (6)センタリングが終了した後に、中央部クランプ板22
a,22b,22b’は電磁ソレノイド37をONさせることによ
ってクランプ力が増強される。従ってこの時点では全て
のクランプ板が強いクランプ力でもってフィルム挟持状
態となる(図16参照)。 (7)次いで、エレベータ2を上昇させて商品Bをフィル
ム4’に対して突き上げ該フィルム4’で商品Bの上面
を覆う(図17参照)。 その後に前述したとおり左右の折り込み板8,8’によ
ってフィルム折り込みを行なうが、その折り込み動作と
連動させて電磁ソレノイド33(FC1,FC5),(RC1,RC
5)をONさせて外側クランプ板22c,22c’のフィルム挟
持状態を解除し、次いで電磁ソレノイド37(FC2,FC
4),(RC2,RC4)をOFFさせて中間クランプ板22b,22
b’のクランプ増強力を解除して弱小なクランプ力のみ
のフィルム挟持状態とさせる。さらに、後折り込み板9
によりフィルム4’の後折り込みを行ない、それに連動
させて電磁ソレノイド37(RC3)をOFFさせて後側の中央
クランプ板22aのクランプ増強力を解除させる。最後
に、排出プッシャ10による排出時にフィルム4’の前折
り込みを行ない、それに連動させて電磁ソレノイド37
(FC3)をOFFさせて前側の中央クランプ板22aのクラン
プ増強力を解除させて待機し(図18参照)、次のサイク
ルで図8へ移行する。なお、各クランプ板の開放(解除)
タイミングは、前述したトレイN0に基づいて予め決定さ
れているものである。
【0025】従って上記ストレッチ包装機において、フ
ィルムフィード時には、全てのクランプ板が弾性ベルト
21に圧接しているが(フィルム挟持状態)、その中の中
央部クランプ板22a,22b,22b’が弱小なクランプ力で
あるので、全てのクランプ板22c,22c’及び22a,22b,
22b’を強いクランプ力でもってフィルム挟持状態とし
ていた従来包装機に比べて、フィルムフィード機構6の
フィードモータ26にかかる負荷(トルク)が小さくなる。
また全てのクランプ板がフィルム挟持状態であるから、
中央部クランプ板22a,22b,22b’をフィルムフィード
時に解放する包装機に比べれば、フィルムの部分的な垂
れ下がりを防止し得る。さらに外側クランプ板22c,22
c’は、中央部クランプ板22a,22b,22b’に比べて強い
クランプ力でのフィルム挟持状態の時間が長いが、弾性
ベルト21を圧接方向へ付勢する作動手段としてスプリン
グ32を使用するとともにその解除手段として電磁ソレノ
イド33を用い、強いクランプ力でのフィルム挟持状態の
時間が短い中央部クランプ板22a,22b,22b’のクラン
プ力増強手段に電磁ソレノイド37を使用するので、電磁
ソレノイド全体に要する励磁時間が短縮される。
【0026】なお、本発明はその課題を解決可能な趣旨
において以下の実施態様を含むものであり、それを説明
する。 (1)上述の実施例はクランプ板22を5分割の場合で説明
したが、その中央及び中間クランプ板22a,22b,22b’
を1個とした3分割の場合でもよく、また4分割あるい
は6分割以上とすることも自由である。 (2)上述の実施例は、フィルムフィード時に外側クラン
プ板22c,22c’をフィルム挟持状態としたが、フィルム
移送の上流側端部(供給側端部)のクランプ板22c’のみ
を挟持状態とする構成でもよい。その場合に、上流側端
部のクランプ板は必ずしも1個である必要はなく、それ
以外にフィルム開放状態にあるクランプを具備する限
り、2個あるいは分割数が多い場合には3個であってもよ
い。さらに上述実施例のように、フィルム移送の上流側
端部のクランプ板に加えて下流側端部のクランプ板も含
める場合には、その下流側端部のクランプ板もまた必ず
しも1個である必要はない。 (3)上述の実施例においては、フィルムフィード機構6
として上下一対の弾性ベルト20,21を使用し、その下側
の弾性ベルト21にクランプ板22を装備した場合を例示し
たが、それに限らず、上側の弾性ベルトを用いずに当て
板123をもって代用させる構成とすることもよい(図19参
照)。 (4)上述の実施例においてフィルムフィード機構6を、フ
ィルムの移送方向に対して末広がり状に配置したが、該
フィルムフィード機構6は、その上下一対の弾性ベルト
を前後に所定間隔をおいて平行状に配置させ、その前後
の弾性ベルトの一方又は両方をフィルム供給が完了した
後にフィルム幅方向へ移動させる方式により、いわゆる
プリストレッチ動作をさせる構成とすることも自由であ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1乃至によれば、フィ
ルムフィード時に、全てのフィルムクランプに強いクラ
ンプ力を発生させないので、先に提案した包装機と同様
にフィルムフィード機構の駆動モータにかかる負荷を軽
減することができ、しかもフィルムはその両側端部を全
てのフィルムクランプにより挟持された状態で移送され
るので、フィルムの部分的な垂れ下がりを防止し得てフ
ィルムのシワやズレの発生を少なくして包装仕上がりを
良好ならしめる。そしてフィルムフィード機構の駆動モ
ータにかかる負荷を軽減することで、該駆動モータにス
テッピングモータを使用することができるので、フィル
ムフィード機構の速度制御やフィルム移送の停止位置制
御等が従来包装機に比べて、より正確かつ緻密に行なう
ことができる。また請求項によれば、駆動モータにか
かる負荷を最小にすることも可能であって効果的であ
り、請求項によれば、左右対称位置にある上流端部側
及び下流端部側のフィルムクランプを常に同じタイミン
グで動作させることができるので、包装時のクランプ力
を等しくすることができるとともに、それらクランプを
同一の手段でフィルム挟持・解除させる得、装置のコス
トダウンを図ることができる。
【0028】本発明の請求項によれば、バネ部材によ
り弱小なクランプ力を発生させるので、ソレノイド等を
用いる手段に比べて安価・簡易な構造が得られるととも
に消費電力を節約することができる。また請求項によ
れば、強いクランプ力で長い時間フィルムを挟持するフ
ィルムクランプの作動手段としてバネ部材を使用するの
で、同様に、安価・簡易な構造が得られ、消費電力を節
約することができ、しかも包装時には、全てのフィルム
クランプが強いクランプ力がかかる状態になるので、エ
レベータによる被包装物の突き上げ及びフィルム折り込
み動作をする包装動作には何ら支障がない。さらに請求
によれば、前記弱小クランプ力のフィルムクランプ
のクランプ力増強手段としてソレノイドを使用するが、
前記バネ部材のクランプ力に加えて所定の強いクランプ
力を発生すればよいので、ソレノイド単独の場合に比べ
て吸引力の小さなソレノイドの使用が可能となり、しか
もフィルム挟持状態が短い時間の包装時にのみ、フィル
ムクランプの作動手段としてソレノイドを用いるので、
ソレノイド全体に要する励磁時間が短縮される。従っ
て、励磁時間の短縮分の消費電力が節約できるとともに
ソレノイドの寿命を長くすることができる。
【0029】本発明の請求項及びによれば、従来包
装機のフィルムフィード機構に適用した具体的構造のス
トレッチ包装機を提供することができる。また請求項
によれば、フィルムフィード機構によりフィルムを移送
中に該フィルムの幅方向のプリストレッチが可能とな
り、包装仕上がりをさらに高めることができる。最後の
請求項によれば、前述した効果を全て具有する具体的
なストレッチ包装機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストレッチ包装機の概略を示す縦断側
面図である。
【図2】同図の縦断正面図である。
【図3】フィルム保持部を示す拡大平面図である。
【図4】フィルムフィード機構の拡大詳細図であって、
その(1)は拡大正面図、同(2)は(1)の円内部分の拡大図
である。
【図5】図4の平面図であってフィルムクランプの配置
概略を示す。
【図6】本発明包装機の電気構成図である。
【図7】RAMのPLUファイルの一例である。
【図8】図8〜図17はフィルムフィード機構のフィルム
引き出し、切断、フィード処理動作を説明するもので、
図8はその初動状態を示す正面図である。
【図9】フィルムの受け入れ前の状態を示す同正面図で
ある。
【図10】フィルムを受け入れた状態の同正面図である。
【図11】フィルムの引き出し開始状態の同正面図であ
る。
【図12】フィルム移送中を示す同正面図である。
【図13】同じくフィルム移送中の同正面図である。
【図14】フィルム切断の状態を示す同正面図である。
【図15】包装部へ移送されたフィルムのセンタリングを
示す同正面図である。
【図16】包装部におけるフィルムの挟持状態を示す同正
面図である。
【図17】エレベータが上昇中の側面図である。
【図18】包装サイクル終了後のフィルムフィード機構の
待機状態を示す同正面図である。
【図19】フィルムフィード機構の他の実施態様を示す側
面図である。
【符号の説明】
A……機枠 B……商品 b……包装部 4……フィル
ムロール 4’……フィルム 5……フィ
ルム保持部 6……フィルムフィード機構 20……上側の
弾性ベルト 21……下側の弾性ベルト 22……クラン
プ板 22a……中央クランプ板 22b,22b’…
中間クランプ板 22c,22c’…外側クランプ板 23,123…
…当て板 26……ステッピングモータ 32…スプリン
グ 36……圧縮バネ 33,37…電磁ソ
レノイド

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムクランプを有するフィルムフィ
    ード機構により、フィルムの両側端部を挟持しながら該
    フィルムを移送して包装部へ供給し、包装部にて両側端
    部が挟持されたフィルムに被包装物をエレベータにより
    突き上げて包装するストレッチ包装機において、 前記フィルムクランプが少なくとも3以上の複数に分割
    され、フィルムフィード時には、フィルム上流端部側に
    配置されたフィルムクランプに対して他のフィルムクラ
    ンプのクランプ力を弱小にしたことを特徴とするストレ
    ッチ包装機。
  2. 【請求項2】 フィルムクランプを有するフィルムフィ
    ード機構により、フィルムの両側端部を挟持しながら該
    フィルムを移送して包装部へ供給し、包装部にて両側端
    部が挟持されたフィルムに被包装物をエレベータにより
    突き上げて包装するストレッチ包装機において、 前記フィルムクランプが少なくとも3以上の複数に分割
    され、 フィルムフィード時には、フィルム上流及び下流
    端部側に配置されたフィルムクランプに対して中央部に
    配置されたフィルムクランプのクランプ力を弱小にした
    ことを特徴とするストレッチ包装機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のストレッチ包装機
    において、前記弱小クランプ力のフィルムクランプは、
    バネ部材によりクランプ力を発生させるようにしたこと
    を特徴とするストレッチ包装機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項記載のストレ
    ッチ包装機において、前記強いクランプ力のフィルムク
    ランプは、バネの付勢力でクランプ力を発生させるとと
    もに包装時にもそのクランプ力を維持させ、前記弱小ク
    ランプ力のフィルムクランプは、包装時には強いクラン
    プ力に増強させるようにしたことを特徴とするストレッ
    チ包装機。
  5. 【請求項5】 請求項記載のストレッチ包装機におい
    て、包装時における前記弱小クランプ力のフィルムクラ
    ンプは、ソレノイドの駆動によって増強されることを特
    徴とするストレッチ包装機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項記載のストレ
    ッチ包装機において、前記フィルムフィード機構は、上
    下一対のベルトにより構成されるとともにその 一対のベ
    ルトの下側ベルトに前記分割状のフィルムクランプが配
    設され、上側ベルトに当て板が配設され、フィルムクラ
    ンプ作用時には当て板と協働して上下ベルト間にフィル
    ム端部を挟持するようフィルムクランプがベルトを圧接
    する方向に付勢されるストレッチ包装機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜の何れか1項記載のストレ
    ッチ包装機において、前記フィルムフィード機構は、
    て板とそれに対向する下位のベルトとにより構成される
    とともにそのベルト側に前記分割状のフィルムクランプ
    が配設され、フィルムクランプ作用時には当て板とベル
    トとの間にフィルム端部を挟持するようフィルムクラン
    プがベルトを圧接する方向に付勢されるストレッチ包装
    機。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載のストレッチ包装機
    において、前記フィルムフィード機構が、フィルムの移
    送方向に対して末広がり状に配置されていることを特徴
    とするストレッチ包装機。
  9. 【請求項9】 フィルムクランプを有するフィルムフィ
    ード機構により、フィルムの両側端部を挟持しながら該
    フィルムを移送して包装部へ供給し、包装部にて両側端
    部が挟持されたフィルムに被包装物をエレベータにより
    突き上げて包装するストレッチ包装機において、 前記フィルムフィード機構は、フィルムの移送方向に対
    して末広がり状に配置された上下一対のベルトにより構
    成されるとともにその一対のベルトの一方側に5個に分
    割状のフィルムクランプが配設され、他方側に当て板が
    配設され、フィルムクランプ作用時には当て板と協働し
    て上下ベルト間にフィルム端部を挟持するようフィルム
    クランプがベルトを圧接する方向に付勢され、 フィルムフィード時には、バネの付勢力で強いクランプ
    力を発生させたフィルム上流及び下流端部側2個のフィ
    ルムクランプに対して、中央部3個のフィルムクランプ
    を圧縮バネにより弱小クランプ力にし、 包装時には、前記2個のフィルムクランプはそのクラン
    プ力を維持させ、前記3個のフィルムクランプはソレノ
    イドの駆動によって強いクランプ力に増強させ ることを
    特徴とするストレッチ包装機。
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