JPH0732404Y2 - 包装装置におけるリフター装置 - Google Patents

包装装置におけるリフター装置

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JPH0732404Y2
JPH0732404Y2 JP14018389U JP14018389U JPH0732404Y2 JP H0732404 Y2 JPH0732404 Y2 JP H0732404Y2 JP 14018389 U JP14018389 U JP 14018389U JP 14018389 U JP14018389 U JP 14018389U JP H0732404 Y2 JPH0732404 Y2 JP H0732404Y2
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憲史 広部
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえばポリエチレン製のフィルムにより生
鮮食料品等の被包装品をストレッチ包装する包装装置に
おけるリフター装置に関する。
(従来の技術) 一般に、発砲スチロール製のトレーに収納された生鮮食
料品等の物品をトレーごとポリエチレン製のストレッチ
フィルムにより包装するストレッチ包装装置では、包装
部に保持されたストレッチフィルムに対し、その下方よ
りトレーに収容された物品をリフター装置によって押し
上げた状態から、上記のストレッチフィルムの周縁部を
トレーの底面側に折り込んで包装することが行われる。
そして、その場合に使用するリフター装置では、フィル
ムのトレー底面側への折り込みを確実にするため、第9
図に示すようにリフター台Aの上面に多数本の支持脚B
…Bを立設し、これらの支持脚B…Bによって包装すべ
き物品Cを支えてフィルムDにむかい上昇するように構
成し、かつフィルム折り込み板E、EがフィルムDを物
品Cの底面側に折り込んでいく動作に連動して、支持脚
上端の支持ヘッドF、Fが回倒するようにしている。
また、上記のような包装装置によって包装すべき物品C
は、非常に多岐にわたっており、物品ごとに大きさも形
状も異なり、したがって包装に使用するトレーの寸法、
形状もそれに合わせて変化する。このため上記のような
リフター装置では比較的多数本の支持脚B…Bを設け
て、使用するトレー寸法、形状の変化に対応できるよう
にしているのが普通である。
ところで、上記のように包装すべき物品の大きさ、換言
すればトレーの大きさが変化するとき、他方では使用す
るフィルムの幅ないし長さもトレー寸法に適したものに
合わさなくてはならない。したがってトレー寸法がちい
さい場合はフィルムもちいさなものとなって、そのフィ
ルムに対してリフター装置によって物品およびトレーを
押し上げると、前述の第9図構造のように寸法の大きな
トレーの使用に備えて支持脚B…Bを多数本設けている
ときは、フィルムDの周縁部が支持脚B…Bの支持ヘッ
ドFの上にのることになって、折り込み板E、Eでフィ
ルムDを折り込もうとしても、該折り込み板E、Eがフ
ィルムDの下側をすくうことになって折り込みが果たせ
なくなり、したがって包装不能となる事態を生じること
が考えられる。
そのため、特開昭63−248612号公報には、リフター台上
の支持脚を、中心部のグループと、その両側のグループ
とに分けて、トレーの大きさに応じて使い分けする技術
が開示されている。
このようなリフター装置によれば、トレー寸法がちいさ
いときは中心部グループのみの支持脚群を用いて包装
し、トレー寸法が大きいときは両グループの支持脚群を
用いて包装することによって、折り込み板がフィルム周
縁部をトレー底面側に折り込めなくなる事態を避けるこ
とができる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前掲の公報記載のリフター装置では、支持脚を
2グループに分けて使い分けする必要上、リフター台も
2台必要になると共に、これらのリフター台の個々に昇
降駆動機構を備えねばならなくなり、構造が複雑化し、
装置の大型化が避けられなくなる。
そこで、本考案は、リフター台が1台で済み、したがっ
て昇降駆動機構も1基のみを用いて被包装物の包装が行
える包装装置におけるリフター装置の提供を課題とす
る。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案は、包装ステーションに緊張保持され
たフィルムに対し、その下方から被包装品を押し上げた
状態で該フィルムの周縁部を被包装品の底面側に折り込
んで包装する包装装置における上記被包装品を押し上げ
るリフター装置でおいて、リフター台の上面に、脚杆
と、該脚杆の上端に所定方向に首折れ可能に取り付けた
支持ヘッドとからなる支持脚が多数本立設されると共
に、これらの支持脚のうち、リフター台の周辺部に位置
する所定の支持脚が、上記脚杆の基部を中心としてリフ
ター台上に倒伏可能とされたことを特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、リフター台上に立設した多数本の
支持脚のうち、リフター台周辺部の所定の支持脚を、そ
の脚杆の基部を中心としてリフター台上に倒伏可能に構
成したから、これらの支持脚を倒伏させることにより、
被包装品を下方より支持する支持脚の本数を減らすこと
ができる。したがって小寸法の被包装品を包装すべく、
ちいさなフィルムが使用されている場合は、上記のよう
に支持脚の使用本数を少なくすることによって、フィル
ムの周縁部が支持脚の支持ヘッドにのることをなくし、
フィルム折り込み板によりフィルム周縁部を確実に折り
込むことができる。また比較的大きな寸法の被包装品を
包装するときは、倒していた支持脚を立てて被包装品を
安定して支持した状態で包装ができる。したがって上記
の構成であれば、支持脚を取り付けるリフター台が1台
で済み、かつ該リフター台の昇降駆動機構も1基で済む
ことになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、本考案にかかる包装装置1は、そ
の本体1aの正面中央部に設けられた計量搬入機構2と、
同じく本体1aの側部において所定の幅寸法のストレッチ
フィルム3が多重に巻き付けられたフィルムロール3aを
回転自在に支持するロール支持機構4と、該ロール支持
機構4より繰り出されたフィルム3の幅方向の両側部を
挟持して、上記計量搬入機構2の上方に位置する本体1a
内の包装ステーション5に搬送するフィルム搬送機構6
(第2図参照)と、上記包装ステーション5に搬送され
たフィルム3により生鮮食料品等の被包装品を包装する
折り込み機構7(第3図参照)と、上記包装ステーショ
ン5の前方における計量搬入機構2の上部に配設され、
かつ被包装品の底面側に折り込まれたフィルム3を熱シ
ールするシール機構8とを有する。また、上記本体1aの
上面部には、表示器9aと操作部9bとを有し、かつ上記各
機構2,6,7,8の作動を制御すると共に、上記計量搬入機
構2により計量された被包装品の重量を示す信号に基づ
き被包装品の価格の算出等を行う制御装置9と、該制御
装置9からの出力信号に基づき被包装品の重量や価格等
をラベルに印字するラベルプリンタ10、ならびにこれに
一体のラベル発行機11が配設されている。
さらに、上述の包装ステーション5には、第2図に示す
ように、計量搬入機構2から搬入される被包装品を受け
取って、これを下方から支持しつつ、その直上方におい
て緊張保持されているフィルム3に対し被包装品を押し
上げるリフター装置12が備えられている。
次に、上記フィルム搬送機構6の構成について説明する
と、この搬送機構6は、第2図に示すように、前述のロ
ール支持機構4におけるフィルムロール3aの上方位置に
配設されると共に、該フィルムロール3aより繰り出され
たフィルム3の一側部を挟持し、かつ上記包装ステーシ
ョン5に向けて搬送する固定側搬送ユニット13と、同じ
くフィルムロール3aより繰り出されたフィルム3の他側
部を挟持し、かつ上記包装ステーション5に向けて搬送
する可動側搬送ユニット14とを有する。
上記可動側搬送ユニット14のフレーム14aの下面には、
一対のスライド部材15が固設され、これらの各スライド
部材15が本体1aに回転自在に支持された一対のネジ軸16
にそれぞれ螺合されている。なお、上記スライド部材15
およびネジ軸16はそれぞれ1つずつしか図示していない
が、これはこれらが第2図の図面紙背方向に並んでいる
からである。また、各ネジ軸16の一端に固設されたスプ
ロケット17が図示していないモータにチェーン機構18に
より連結されている。したがって、上記駆動モータによ
り各ネジ軸16をそれぞれ所定方向に回転させれば、上記
一対のスライド部材15が各ネジ軸16に沿ってスライドし
て、可動側搬送ユニット14の全体が移動し、該可動側搬
送ユニット14と上記固定側搬送ユニット13との間隔を適
宜に調整できる。また、固定側搬送ユニット13は、上記
各ネジ軸16の端部に支持された状態で本体1a側に固定さ
れている。
上記固定側搬送ユニット13と可動側搬送ユニット14のそ
れぞれは、それぞれのユニット13、14におけるフレーム
13a、14aに支持された一対のタイミングプーリ19(図面
では一方のみ示す)間にわたってフィルム3の搬送方向
に張設された上部搬送ベルト20と、同じくそれぞれのフ
レーム13a、14aに支持された一対のタイミングプーリ21
(図面では一方のみを示す)間にわたってフィルム搬送
方向に張設された下部搬送ベルト22とを有し、これら上
下の搬送ベルト20と22とがそれぞれ対接された状態で、
フィルム3の各々の側部を挟持して包装ステーション5
に向けてフィルム搬送すべく構成されている。
なお、上記のフィルム搬送機構6によるフィルム搬送経
路の途中部、もしくはロール支持機構4とフィルム搬送
機構6との間には、包装ステーション5に被包装品の形
状、寸法に合致した大きさのフィルム3を供給するため
に、図示していないが、フィルム3をフィルム搬送方向
の所定長さ毎に切断するカッターが備えられている。
上記のようにフィルム搬送機構6により一定寸法のフィ
ルム3が供給される包装ステーション5では、供給され
たフィルム3の下方位置に、前述のリフター装置12が装
備されると共に、該リフター装置12の側部に計量搬入機
構2が併設され、また上記供給されたフィルム3の直上
位置に前述の折り込み機構7が装備されている。
上記計量搬入機構2は、トレー(イ)に収納された被包
装品(ロ)の重量を計量する計量器31と、該計量器31の
上面においてブラケット32に支持させた一対のローラ3
3,33間に張設された複数の搬入ベルト34…34とを有し、
各搬入ベルト34には、トレー(イ)の端部を押圧して上
記リフター機構12側に搬送する突起34aがそれぞれ固設
されており、上記各搬入ベルト34上にトレー(イ)に収
納された被包装品(ロ)を載置するに伴い、該被包装品
(ロ)の重量が計量され、また計量後にトレー(イ)が
搬入ベルト34の突起34aにより押圧されて上記リフター
機構12側に搬送される。
リフター装置12は、後述する機構によって昇降されるリ
フター台41と、このリフター台41の上面に立設された多
数本の支持脚42…42とを備えている。これらの支持脚42
はリフター台41上において計量搬入機構2から搬入され
る被包装品(ロ)をトレー(イ)ごと支持するもので、
各支持脚42は第5図に示すように、略コ字状横断面形状
を呈する脚杆43と、該脚杆43の上端に取り付けられて首
折れ回倒可能な支持ヘッド44とを備え、脚杆43はその基
部がリフター台41の上面に固定された基部ブロック45に
嵌合してビス46、46により固定されて立設されている。
また、支持ヘッド44はその下面にブラケット47が止着さ
れ、該ブラケット47を脚杆43の上端に嵌合させ、かつ該
ブラケット47と脚杆43とを枢支ピン48によって連結する
ことで、該枢支ピン48を中心に支持ヘッド44が第5図中
の実線の直立する状態と、これより90度回倒する鎖線の
首折れ状態とにわたって回動可能とされている。なお、
各支持脚42の支持ヘッド回倒方向については、折り込み
機構7との関係で説明する。
また、リフター台41は第1図に示すように、本体1aの側
部下方に配設された駆動手段(図示せず)により回転さ
れるカム部材51により昇降されるリンク機構52等を介し
て所定のストロークで昇降される。この場合リフター台
41は、下死点位置においては、計量搬入機構2から搬入
される被包装品(ロ)を円滑に上記の支持脚群42…42上
に乗り移らせるため、支持脚群42…42における支持ヘッ
ド44…44の上面が搬入ベルト34の上面と略面一状になる
ように位置され、また該下降位置から、支持脚群42…42
にのっている被包装品(ロ)を、搬送ユニット13、14に
挟持されているフィルム3に下方から押し当てる位置ま
で上昇する。
さらに、リフター台41に装備される支持脚群42…42は、
第4図のように、計量搬入機構2からの被包装品搬入方
向に各3本ずつ並んだ計5列(以下では理解を助けるた
め、第4図の図面最上方列のものを第1列として、手前
側の図面下方にむかって第2列…第5列と称する)の支
持脚群から構成され、隣接する列同士では、被包装品搬
入方向に列の位置をずらせたジグザグ配置で立設されて
いる。加えて、第5列の支持脚群42〜42の外側で、計量
搬入機構2に近接して列外の支持脚61が1本立設されて
いる。そして、この列外の支持脚61と、第1列と第5列
の支持脚のうちの、計量搬入機構2からは最も遠い位置
の端部側支持脚62、62の2本とが、次に述べる構成によ
ってリフター台41上に倒伏可能とされている。
すなわち、これら3本の支持脚61、62、62は、第6図に
示すように、脚杆63の下端部に連結ブロック64をビス65
で固定して連設されると共に、該連結ブロック64に対応
してリフター台41に略上向きコの字形状のスタンド部材
66が固定され、該スタンド部材66に縦方向の長穴67が両
サイドに開設され、該スタンド部材66に上記連結ブロッ
ク64を嵌入させた状態で、両長穴67にわたり連結ブロッ
ク64を貫通するピン68が挿通される。そして、リフター
台41の裏面側に固定した受け金具69とピン68の両端とに
わたって、リフター台41を挿通する引きバネ70が張着さ
れ、この引きバネ70のバネ力によって連結ブロック64お
よび脚杆63がスタンド部材66に引き付けられている。し
たがって各支持脚61、62、62は連結ブロック64の下面が
スタンド部材66に面接触することで、第6図の実線に示
す立設姿勢に保たれることになり、これに対して脚杆63
および連結ブロック64を引きバネ70に抗して、一旦持ち
上げて、連結ブロック64をスタンド部材66から引き離
し、かつ倒せば、第6図の鎖線に示すように支持脚61、
62、62の全体をリフター台41の上に倒伏させることがで
きる。この場合、回倒可能なこれら支持脚61、62、62に
おいても、支持ヘッド44は脚杆63に対して首折れ可能と
されるが、該支持ヘッド44の首折れ方向と、支持脚61、
62、62の全体の倒伏方向とは90度ずらせた構成とされ
る。なお、これらの支持脚61、62、62の立設使用と倒伏
使用との使い分けについては、後記する包装動作で説明
する。
一方、前述の折り込み機構7はフィルム3により被包装
品(ロ)をトレー(イ)ごと包装するものであって、該
機構7は第3図に示すように、本体1aの後部に支持され
た各一対のタイミングプーリー71a、71bおよび72a、72b
間にそれぞれ張設された各タイミングベルト73、74と、
これらの各タイミングベルト73、74の下方に支持ブラケ
ット75、76を介して支持された左右一対の折り込み板7
7、78と、上記本体1aの所定位置に支持された一対のタ
イミングプーリー79a、79b間にフィルム3の搬送方向と
直交する方向に張設されたタイミングベルト80と、該ベ
ルト90の下方に支持ブラケット81を介して支持された折
り込み板82と、上記各タイミングプーリー79a、79bにそ
れぞれ対向するように配設された一対のタイミングプー
リー83a、83b間に張設されたタイミングベルト84と、該
タイミングベルト84の下方に支持ブラケット85を介して
支持された排出用プッシャ86とを有する。
加えて、上記タイミングプーリ71bと71aとが一対のギヤ
部材87a、87bにより連動され、これによって上記タイミ
ングプーリー71aが駆動モータ88により駆動された場合
に、左右一対の折り込み板77、78が互いに離接するフィ
ルム幅方向(第3図中の矢印A方向)に移動され、また
上記各タイミングプーリー79b、83bと同軸に支持された
タイミングプーリー79c、83cがそれぞれ駆動モータ89、
90により駆動されることにより、上記折り込み板82およ
び排出用プッシャ86がそれぞれフィルム幅方向(第3図
中の矢印B方向)に移動される。そして、上記各折り込
み板77、78、82の作動により、第2図に鎖線で示す張設
状態にあるフィルム3の周縁部が被包装品(ロ)を収納
したトレー(イ)の底面側に折り込まれ、また該折り込
みによってフィルム3により包装された被包装品(ロ)
が排出プッシャ96で、包装ステーション5の前方位置に
配設されたシール機構8に向けて押し出される。
なお、第1図および第4図に示すように、上記包装ステ
ーション5の上部には、被包装品(ロ)が押し上げられ
た際に、その上面部に当接して該被包装品(ロ)の所定
レベル以上の浮き上がりを防止する一対の押さえ部材9
1、91が回動自在に支持されている。
次に、包装動作を説明すると、トレー(イ)にのせられ
た被包装品(ロ)は計量搬入機構2において、その重量
が計量されたのち、搬入ベルト34の駆動によってリフタ
ー装置12に送り込まれ、リフター台41に立設されている
支持脚群42…42、61、62の支持ヘッド44…44上に搬入さ
れる。次にリフター台41が上昇に移って被包装品(ロ)
を押し上げ、包装ステーション5において搬送ユニット
13、14に両側部がクランプされているフィルム3に対し
て下方から押し当て、かつこれを台2図の鎖線で示す状
態に押し上げる。これによってフィルム3に被包装品
(ロ)の上面が密着すると共に、該フィルムが幅方向に
緊張される。
次に、折り込み機構7における前述の折り込み77、78、
82が、緊張状態にあるフィルム3の周縁部をトレー
(イ)の底面側に折り込む。この折り込みは上記のよう
にトレー(イ)の外側に出ているフィルム3の周縁部を
支持脚42…42、61、62の支持ヘッド44…44と、トレー底
面との間に押し込むことによってなされる。そして、そ
の際、各支持脚42…42、61、62の支持ヘッド44…44に折
り込み77、78、82接当して、これら支持ヘッド44…44の
それぞれが設定された方向に首折れすることで、上記の
押し込みを円滑に行われる。すなわち第4図において、
第1列と第2列の支持脚群42…42、62の支持ヘッド44
は、リフター台中心側で、かつシール機構8側に向いた
斜め方向に首折れし、第4列および第5列の支持脚群42
…42、62の支持ヘッド44は、同じくリフター台中心側
で、かつシール機構8側に向いた斜め方向に首折れし、
リフター台中心位置にある第3列の支持脚42〜42の支持
ヘッド44は、折り込み板96の移動方向と同一方向にシー
ル機構8に向かって首折れする。さらに列外の支持脚61
の支持ヘッド44は折り込み板78の移動方向と同一方向に
リフター台中心にむけて首折れする。
そして、上記の折り込みと共に、フィルム3によって包
装された被包装品(ロ)を排出プッシャ86がシール機構
8に向けて押し出し、該シール機構8によってトレー底
面側に折り込まれたフィルム3を熱シールする。
以上のような包装処理を行うに際して、リフター装置12
では、被包装品(ロ)の大きさ、換言すれば被包装品
(ロ)を収容するトレー(イ)の大きさに合わせて、倒
伏可能な支持脚61、62、62を次のように使い分けする。
すなわち、包装に使用されるトレー(イ)が比較的大き
な寸法であるときは、第4図実線状態および第7図のよ
うに支持脚61、62、62を立てて、他の支持脚群42…42と
共にトレー(イ)を支持させ、これに対してトレー
(イ)が比較的小寸法のものであるときは、第4図鎖線
状態および第8図のように支持脚61、62、62をリフター
台41上に倒伏させ、包装に使用しないようにする。これ
によれば次のような効果が得られる。
つまり包装に使用されるフィルム3はその幅方向の両側
を固定側搬送ユニット13と可動側搬送ユニット14により
挟持されている状態で、上記のフィルム折り込み作用を
受けるが、この幅方向に直角なフィルム搬送方向の両端
では、上記のような挟持力は働いていない。したがっ
て、このフィルム搬送方向に対応する長さが短いトレー
が使用されているときは、リフター台41に装備されてい
る全ての支持脚42…42、61、62、62を使用してトレー
(イ)の支持を行いつつ包装を実行した場合、第9図の
従来技術の説明のところで述べたように、フィルム寸法
がちいさく選択されているから、フィルム搬送方向の、
挟持されていないフィルム両端が支持脚の支持ヘッド44
〜44にのってしまい、支持脚の外側まで垂れ下がらなく
なる。このため折り込み板77、78が折り込みのために接
近移動するも、フィルム端部を下からすくうことになっ
て、折り込みが実行できなくなる。しかし、この実施例
の場合は、トレー寸法がちいさく、かつフィルム3の大
きさもちいさいとき、第8図のように例外の支持脚61に
加えて第1列目と第5列目の最端部の支持脚62、62を倒
伏させ、包装に使用しないようにすれば、支持脚の使用
本数が減少する結果、フィルム3が支持ヘッド44〜44の
上にのることがなくなって、フィルム周縁部が支持脚42
の外側まで垂れ下がることになる。ために折り込み板7
7、78が確実にフィルム3の周縁部をトレー底面側に突
き押して折り込むことができ、包装不能の発生をなくす
ることができる。
なお、上記のようにトレー(イ)および被包装品(ロ)
の寸法に応じて使い分けする倒伏可能な支持脚61、62、
62の配置は第4図の実施例配置に限定されるものではな
く、適宜の配置を選択できるものである。また第4図の
配置構造の場合の第1列目と第5列目の倒伏可能な支持
脚62、62は、フィルム寸法が小さくなったときの、主と
して該フィルム3のフィルム搬送方向両端部にかかるテ
ンションを弱めるもので、第7図ではフィルム3が第1
列目の支持脚42に接触しないような強いテンションが働
いているが、支持脚62を倒した第8図ではテンションが
弱まって、フィルム3が支持脚42に接することになり、
上記の折り込みがスムースに実行される。
なお、上記の実施例は支持脚61、62を手動で起立させた
り、倒伏させる構造としているが、これをソレノイド等
を用いて行うことも可能である。たとえばリフター台41
の下面にソレノイドを装備し、このソレノイドのプラン
ジャと各支持脚61、62とを適当な手段でむすんで、ソレ
ノイドのON・OFFに連動させて行うことができる。ま
た、このソレノイドの駆動は、制御装置9において被包
装品を選択したとき、該制御装置がこの被包装品に対応
する包装フィルム3、トレー(イ)の大きさをメモリか
ら読み出すことにより自動的に行うこともできる。
(考案の効果) 以上の記載によって明らかなように、本考案は、リフタ
ー台上に立設した多数本の支持脚のうち、このリフター
台の周辺部に位置する所定の支持脚を、その脚柱の基部
を中心としてリフター台上に倒伏可能に構成したから、
小寸法の被包装品を包装すべく、ちいさなフィルムが使
用されている場合、これらの支持脚を倒伏させること
で、被包装品を下方より支持する支持脚の本数を減ら
し、フィルムの周縁部が支持脚の支持ヘッドにのるのを
防止できる。このためフィルム折り込み板は確実にフィ
ルム周縁部を被包装品の底面側に折り込むことができ
る。また比較的大きな寸法の被包装品を包装するとき
は、倒していた支持脚を立て、被包装品を安定して支持
して包装ができる。
その結果、本考案は、支持脚を支えるリフター台が1台
で済み、かつ該リフター台の昇降駆動機構も1基で済む
ことになって、包装装置の内部構造が簡素化され、かつ
包装装置の小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案にかかる
リフター装置が内蔵された包装装置の正面図、第2図は
第1図のII−II線矢視切断拡大図、第3図は第2図にお
けるIII−III線矢視切断図、第4図はリフター装置の平
面図、第5図は支持脚の拡大側面図、第6図は倒伏可能
な支持脚の拡大斜視図、第7図および第8図は包装動作
の説明図である。 第9図は従来技術の正面図である。 1……包装装置、3……フィルム、5……包装ステーシ
ョン、12……リフター装置、41……リフター台、42,61,
62……支持脚、43,63……脚杆、44……支持ヘッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装ステーションに緊張保持されたフィル
    ムに対し、その下方から被包装品を押し上げた状態で該
    フィルムの周縁部を被包装品の底面側に折り込んで包装
    する包装装置における上記被包装品を押し上げるリフタ
    ー装置であって、リフター台の上面に、脚杆と、該脚杆
    の上端に所定方向に首折れ可能に取り付けた支持ヘッド
    とからなる支持脚が多数本立設されていると共に、これ
    らの支持脚のうち、リフター台の周辺部に位置する所定
    の支持脚が、上記脚杆の基部を中心としてリフター台上
    に倒伏可能とされていることを特徴とする包装装置にお
    けるリフター装置。
JP14018389U 1989-11-10 1989-12-01 包装装置におけるリフター装置 Expired - Lifetime JPH0732404Y2 (ja)

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JP14018389U JPH0732404Y2 (ja) 1989-12-01 1989-12-01 包装装置におけるリフター装置
NZ236008A NZ236008A (en) 1989-11-10 1990-11-08 Packaging apparatus has film roll support and film transporting device that are width adjustable
EP90121504A EP0434947B1 (en) 1989-11-10 1990-11-09 Packaging apparatus
DE69009028T DE69009028T2 (de) 1989-11-10 1990-11-09 Verpackungsvorrichtung.
AT90121504T ATE105803T1 (de) 1989-11-10 1990-11-09 Verpackungsvorrichtung.
US07/611,022 US5157903A (en) 1989-11-10 1990-11-09 Film-folding device for packaging apparatus
AU66501/90A AU632635B2 (en) 1989-11-10 1990-11-09 Packaging apparatus
ES90121504T ES2055849T3 (es) 1989-11-10 1990-11-09 Aparato de empaquetar.
US07/903,236 US5205104A (en) 1989-11-10 1992-06-23 Devices for supplying and transporting film for packaging apparatus

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