JPH0629054B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH0629054B2
JPH0629054B2 JP63264860A JP26486088A JPH0629054B2 JP H0629054 B2 JPH0629054 B2 JP H0629054B2 JP 63264860 A JP63264860 A JP 63264860A JP 26486088 A JP26486088 A JP 26486088A JP H0629054 B2 JPH0629054 B2 JP H0629054B2
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敏夫 伝田
正 竹内
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Teraoka Seiko Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B11/00Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
    • B65B11/54Wrapping by causing the wrapper to embrace one end and all sides of the contents, and closing the wrapper onto the opposite end by forming regular or irregular pleats

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は被包装物をストレッチフィルム等のフィルムで
包装する包装装置に関するものである。
〔従来技術〕
皿形の容器、即ちトレイに物品を収容してなる被包装物
を透明なストレッチフィルムで包装する包装装置とし
て、包装装置の所定部分に所定の長さにカットしたフィ
ルムを移送機構により移送し、該フィルムを張架し、該
フィルムにフィルム下部から被包装物をエレベータ機構
で押し上げ、独立し駆動手段を備えた左右折り込み板の
始動を後折り込み板の始動より早くして、トレイに対し
て左右のフィルムをトレイ底部に折り込んだ後、前又は
後のフィルムをトレイ底部に折り込んで、トレイ底部の
フィルムの折り目を奇麗にした包装装置がある。ところ
が皿形の容器即ちトレイにはその寸法形状が種々のもの
があるため、トレイ面のフィルムに皺ができる等包装仕
上りがこのトレイの種類に応じて左右されるという問題
があった。その対策として、特開昭61−190408
号公報に開示された包装装置では、前折り込み部材より
早く始動させていた左右折り込み部材の始動をトレイの
種類によって設定されたフィルムをカット長さに応じ
て、左右折り込み板の始動タイミングを制御するように
したものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、近年塩化ビニールフィルムの食品衛生に
関する問題が注目され、この塩化ビニールフィルムに変
わるものとして、ポリエチレンフィルムが使用されるよ
うになってきた。このポリエチレンフィルムは、塩化ビ
ニールフィルムに比べトレイに対する粘着力が小さく、
また、伸びに対する復元力が優れている等の性質があ
り、上記従来のフィルム折り込み制御装置では塩化ビニ
ールフィルムと異なる性質のフィルムで縦横の長さの比
の大きいトレイ(例えばサンマトレイ)を包装する場
合、左右折り込み部材がトレイの左右のフィルムをトレ
イ底部に深く折り込んだ後に前(後)折り込み部材がト
レイの前(後)のフィルムをトレイ底部に折り込むか
ら、左右折り込み部材によりフィルムがトレイ底部中央
に寄せられてしまい、中央より放射状の皺が生じるとい
う問題がある。また、フィルムに必要以上の張力を生じ
させるので、トレイは反ったり、また引っ張られたフィ
ルムの復元力が強く且つトレイに対する粘着力が小さい
ため、フィルムの端部を挟持しているグリッパーを開放
する時、トレイの反りの戻りやフィルムの緩みにより皺
が生じるという問題もあった。このように従来の包装装
置では性質の異なるフィルムを使用した場合には問題を
解決することができなかった。また、この問題を解決す
るため本出願人は先に「包装機のフィルム折り込み機
構」を開発して出願している(特願昭62−21170
7号)が、上記問題を充分解決するには至っていなかっ
た。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記課題を
解決しフィルムの種類やトレイの形状に係わりなく、常
に包装の仕上がりのよい包装装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明は、包装装置の所定部分
にフィルム移送機構により移送された所定の長さにカッ
トしたフィルムを張架し、該フィルムにフィルム下部か
らトレイに収容された被包装物をエレベータ機構で押し
上げ、左右折り込み部材と前又は後折り込み部材等で構
成されるフィルム折り込み機構により、フィルム端部を
前記トレイ底部に折り込み、該被包装物をフィルムで包
装する包装装置において、エレベータ機構の被包装物載
置部が複数ヘッドで構成される少なくとも左右両側に位
置する左右ヘッド部を具備し、該左右ヘッド部を構成す
るヘッドの内の少なくとも前又は後折り込み部材側のヘ
ッドが左右折り込み部材の進行方向と前又は後折り込み
部材の進行方向との間の方向(略45°方向)に所定角
度まで傾倒可能な構造であり、フィルム端部をトレイ底
部に折り込む際、左右折り込み部材と前又は後折り込み
部材の始動タイミングを別々のタイミングで実行する制
御手段を設け、該制御手段で左右折り込み部材と前又は
後折り込み部材の始動タイミングを該トレイの形状寸法
に応じて変更し、左右折り込み部材と前又は後折り込み
部材が該トレイ底部に進入するタイミングをトレイの形
状にかかわらず略一定となるように制御することを特徴
とする。
また、左右折り込み部材と前又は後折り込み部材の始動
を別々のタイミングで実行する制御手段が、予め設定さ
れているトレイの形状寸法により左右折り込み部材を前
又は後折り込み部材の始動タイミングを設定する設定手
段と、該設定手段で設定された始動タイミングをトレイ
の種類により選択する選択手段とから構成されることを
特徴とする。
また、選択したトレイが縦横の長さの比が大きいトレイ
の場合、左右折り込み部材の始動タイミングを前又は後
折り込み部材の始動タイミングより遅くしたことを特徴
とする。
また、被包装物を包装するフィルムがポリエチレンフィ
ルムであることを特徴とする。
〔作用〕 包装装置を上記の如く構成することにより、トレイの形
状寸法にかかわらず、左右折り込み部材がトレイ底部に
達し、トレイの左右のフィルムをトレイ底部に折り込も
うとする時、若干遅れて前又は後折り込み部材もトレイ
底部に達し、トレイの前又は後のフィルムをトレイ底部
に折り込むので、左右の折り込み板が左右のフィルムに
必要以上の張力を生じさせる前に前又は後折り込み板で
前又は後のフィルムをトレイ底部に折り込みトレイの排
出と共に残りの後又は前のフィルムをトレイ底部に折り
込み、被包装物をフィルムで包装することができる。
また、左右折り込み部材の始動のタイミングを前又は後
折り込み部材の始動よりも遅らせることができるので、
縦横の長さの比が大きいサンマトレイでも他の形状のト
レイと同じように左右折り込み部材がトレイの左右のフ
ィルムをトレイ底部に折り込み過ぎないうちに、前又は
後折り込み部材がトレイ底部に前又は後のフィルムをト
レイ底部に折り込むことができる。
エレベータ機構の被包装物載置部が複数ヘッドで構成さ
れ、左右折り込み部材と前又は後折り込み部材とでヘッ
ドとその進入方向に対して略45°方向に所定角度まで
傾倒可能な構造としたので、ヘッドをその傾倒方向のヘ
ッドと干渉しないで密に配置できるので、トレイの座り
が良くフィルムの張力によるトレイの反りを小さくでき
トレイの破損を少なくすることができる。
従って、塩化ビニールフィルムに比べて粘着製が少な
く、伸びの復元力が優れている食品衛生法上安全なポリ
エチレンフィルムを使用しても、必要以上にフィルムに
張力を生じさせず、且つトレイの反りが小さいので包装
仕上がりが良くできる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は本発明に係る包装装置を示す図で、
第1図は平面図、第2図は側面図(第1図矢印A方向か
ら見た図)、第3図は正面図(第1図矢印B方向から見
た図)である。包装装置は、被包装物を搬入する搬入部
100、被包装物を包装する包装部200、ストレッチ
フィルムを供給移送するフィルム供給移送部300、被
包装物を押し上げるエレベータ機構400及び包装され
た被包装物を搬出する搬出部500とで構成されてい
る。
搬入部100から搬入され、エレベータ機構400の頂
部の被包装物載置部に載置された被包装物は、エレベー
タ機構400により押し上げられる。エレベータ機構4
00の上部に位置する包装部200には、フィルム供給
移送部300から所定の長さにカットされたフィルムが
張架されており、エレベータ機構400で押し上げられ
た被包装物は該フィルムを下から押し上げる。この状態
で包装部200の後述する後折り込みローラ及び左右折
り込み板等を具備するフィルム折り込み機構を作動さ
せ、フィルム端部を被包装物の底部に折り込み被包装物
を包装する。包装された被包装物は、搬出部500から
包装装置以外に搬出される。以下各部の構造動作を詳細
に説明する。
搬入部100には、被包装物を押し出すプッシャーが付
いた複数本のプッシャーベルト101の両端に駆動プリ
ー102と従動プリー103に懸架された構造のプッシ
ャーコンベア104が配置されている。プッシャーコン
ベア104は搬入部枠対105を介して包装装置の枠体
99に固定されている。プッシャーコンベア104のプ
ッシャーベルト101と101の間には、被包装物の重
量を検出する重量検出部106の秤皿107が若干突出
して配置されている。また、駆動プリー102はモータ
に連動して回転するギヤー108により回転する。ま
た、このモータは包装装置の他の部分を駆動するモータ
とは独立したものである。プッシャーコンベア104の
秤皿107上に被包装物を載置すると重量検出部106
の計量安定信号により前記モータが駆動し、ギヤー10
8を介して駆動プリー102が回転し、秤皿107上に
載置された被包装物はプッシャーベルト101により移
送される。
搬入部100のプッシャーベルト101の先端には、エ
レベータ機構400の被包装物載置部(以下「エレベー
タヘッド部」と称する)が位置している。該エレベータ
ヘッド部は中央に位置する中央ヘッド部401と、該中
央ヘッド部401の左右に位置する左右ヘッド部40
2,403とから構成されている。中央ヘッド部401
は第4図(a)に示すように、5個のヘッド401−1
〜401−5により構成され、左ヘッド部402は6個
のヘッド402−1〜402−6により構成され、右ヘ
ッド部403は6個のヘッド403−1〜403−6に
より構成される。
各ヘッドは、例えばヘッド402−1で示すと、第4図
(b),(c)に示すように、ヘッド402−1は支持
部材402−1bにピン402−1aで傾転自在に支承
されており、バネ402−1cで所定方向に付勢されて
おり、該バネ402−1cの弾力に抗してヘッド402
−1を押すことにより、ヘッド402−1はピン402
−1aを中心に傾転する。他のヘッドも略同じ構造をし
ているのでその説明は省略する。
また、左右ヘッド部402,403を構成するヘッド4
02−1〜402−6及びヘッド403−1〜403−
6はそれぞれ第1図の矢印に示す方向、即ち後に詳述す
る左右折り込み板材及び後折り込み板によりその進入方
向に対して略45°方向に傾倒できるように配置されて
おり、中央ヘッド部401の各ヘッド401−1〜40
1−5は後折り込みローラ201の進入方向に傾倒でき
るようになっている。中央ヘッド部401のヘッド40
1−1〜401−5及び左右ヘッド部402,403の
ヘッド402−4〜402−6,403−1〜403−
3を支持固定する支持板412はヘッド支持棒410の
先端に固定されており、また両端部には左ヘッド部40
2のヘッド402−1〜402−3及び右ヘッド部のヘ
ッド403−4〜403−6を支持固定している支持板
409はヘッド支持棒411の先端に固定されている。
ヘッド支持棒410の下端はビン413を介して連結棒
414の先端部に回動自在に枢支されており、ヘッド支
持棒411の下端もビン415(図示せず)を介して連
結棒416の先端部に回動自在に枢支される。また、連
結棒414のビン413の他端は軸417に回動自在に
枢支されている。ヘッド支持棒410の略中央部分はレ
バー418の先端部にビン419で回動自在に枢支され
ており、ヘッド支持棒411の略中央部分にもレバー4
20の先端部がビン421(図示せず)を介して回動自
在に枢支されている。レバー418の後端部は軸422
に固定されており、レバー420の後端部は軸422に
回動自在に支持されている。
軸422のレバー420の後端部近傍には電磁クラッチ
423が設けられており、該電磁クラッチ423を作動
されることにより軸422の回転力がレバー420に伝
達されるようになっている。また、軸422の両端は枠
体99に固定されたブラケット424に回動自在に枢支
されている。軸422の一端にはレバー425の一端が
固定されており、該レバー425の他端はビン426で
連結棒427の一端に回動自在に枢支されている。ま
た、該連結棒427の他端はレバー428の一端に回動
自在に枢支され、該レバー428の他端は枠体99に固
定されたブラケット429にビン430で回動自在に枢
支されている。レバー428の略中央部分にはカムフロ
アー431が回動自在に枢支されており、該カムフロア
ー431にはカム432が係合するようになっている。
カム432は減速機433の回転軸434に固定されて
おり、減速機433にはモータ435からベルト436
を介して回転力が伝えられるようになっており、モータ
435の回転数を所定の減速比で減速している。また、
減速機433にはタイミング円板437がその回転軸に
連動して回転するように取り付けられている。
上記構成のエレベータ機構400において、モータ43
5の回転により減速機433を介してカム432が回転
し、該カム432の回転により、レバー428がビン4
30を支点に上下に揺動する。レバー428の上下揺動
により、連結棒427及びレバー425を介して軸42
2が回動する。軸422の回動によりレバー418が該
軸422より回転力を得て、該軸422を回動中心とし
て上下に揺動する。レバー418の上下揺動して連動し
て、ヘッド支持棒410を介して中央ヘッド部401と
左ヘッド部402のヘッド402−4〜402−6及び
右ヘッド部403のヘッド403−1〜403−3が昇
降する。また、電磁クラッチ423を作動させると、軸
422の回動力がレバー420に伝達され、ヘッド支持
棒411を介して左ヘッド部402のヘッド402−1
〜402−3及び右ヘッド部403のヘッド403−4
〜403−6も昇降する。
エレベータ機構400の上部には包装部200が位置し
ており、該包装部200は後折り込みローラ201、左
折り込み板202、右折り込み板203及び前折り込み
ローラ241を具備している。後折り込みローラ201
はその両端が摺動部材204,205の先端に回転自在
に支承されている。摺動部材204,205はそれぞれ
ガイドレール208,209に沿って摺動するようにな
っている。
ブラケット206,207のそれぞれには連結棒21
0,210′の先端が回転自在に枢支されており、該連
結棒210,210′の他端はクランク211,21
1′の一端に回動自在に枢支されている。該クランク2
11,211′の他端は軸211の両端に固定されてい
る。左折り込み板202及び右折り込み板203はそれ
ぞれロッド217及び218を摺動する摺動部材21
9,220及び221,222に固定されると共に、リ
ンク250及び251を介してレバー252及び253
の先端に回動自在に枢支されている。レバー252,2
53の他端はそれぞれブラケット256,257に回動
自在に枢支された軸254,255に固定されている。
一方左右折り込み板駆動モータ257の回転軸259に
はレバー262の一端部が固定されており、該レバー2
62の他端はリンク260を介してレバー261の一端
に連結されている。該レバー261の他端は連結軸25
8に固定され、該連結軸258の回転力はその両端の傘
歯車263,264を介して軸254,255に伝達さ
れるようになっている。従って、左右折り込み板駆動モ
ータ257を所定方向に駆動することにより、その駆動
力はレバー262、リンク260、レバー261及び傘
歯車263,264を介して連結軸258に伝達され、
該連結軸258が回転することにより、その回転力は軸
254,255に伝達される。該軸254及び255の
回転により、レバー252,リンク250及びレバー2
53,リンク251を介して、左右折り込み板202,
203を摺動部材219,220及び摺動部材221,
222を介して、ロッド217,218に沿って移動さ
れる。なお、連結軸258の略中央部にはフラグ263
が固定され、枠体99には該フラグ263を検出する検
出素子264が設けられている。前記左右折り込み板駆
動モータ257の回転制御はフラグ263を検出素子2
64で2ケ所の位置を検出することにより行なう。即
ち、1ケ所は左右折り込み板202,203の初期位置
を検出し、もう1ケ所は左右折り込み板駆動モータ25
7の逆転による左右折り込み板202,203の戻り位
置の検出を行なう。
ガイドレール208,209の上部にはガイドレール2
25,226が配設されており、ガイドレール225,
226にはそれぞれ取付板223の両端に固定された摺
動部材227,228が摺動自在に嵌合している。取付
板223の前端には包装された被包装物を排出するため
のプッシャ224が取付けられている。取付板223の
両端にはブラケットを介して連結棒231,232の先
端が回転自在に枢支され、該連結棒231,232の他
端しそれぞれクランク233,234に枢支されてい
る。クランク233,234の他端は軸235に固定さ
れている。
軸212には後折り込みローラ駆動用モータ236の回
転力がギヤー237を介して伝達されるようになってお
り、軸235には排出プッシャー駆動用モータ238の
回転力がギヤー239を介して伝達されるようになって
いる。
上記構成の包装部200において、後折り込みローラ2
01は後折り込みローラ駆動用モータ236の駆動によ
り、軸212の両端に取付けられたクランク211,2
11′の揺動により連結棒210,210′を介してブ
ラケット206,207に伝達する。これにより摺動部
材204,205がガイドレール208,209に沿っ
て前進し、後折り込みローラ201も前進する。
一方、左右折り込み板駆動モータ257の回転により、
レバー262、リンク260、レバー261及び傘歯車
263,264を介して連結軸258に伝達され、該連
結軸258が回転によりその回転力は軸254,255
に伝達され、レバー252,リンク250及びレバー2
53,リンク251を介して、左右折り込み板202,
203が対向する方向に前進する。
また、後折り込みローラ駆動用モータ236を逆転させ
ると上記と反対の動作により後折り込みローラ201は
後退する。また、左右折り込み板駆動モータ257を逆
転させることにより、左右折り込み板202,203は
互いに離れる方向に移動する。
プッシャー224の駆動は、排出プッシャー駆動用モー
タ238を駆動することにより、軸235の両端に取り
付けたクランク233,234の揺動により連結棒23
1,232を介して摺動部材227,228に駆動力が
伝達され、取付板223の前端に取付けられたプッシャ
ー224を前進させる。また、排出プッシャー駆動用モ
ータ238を逆転させることにより、上記と反対の動作
によりプッシャー224は後退する。
プッシャー224で被包装物は、搬出部500のヒータ
ローラ501上に排出されると共に前折り込みローラ2
41によりフィルムの前端部が被包装物の底部に折り込
まれる。
フィルム供給移送部300には、ストレッチフィルムロ
ールFを支持する支持ローラ301,302がその両端
を回転自在に支持されて配置されている。支持ローラ3
01はベルト303により回転力を得てプーリ305を
介して回転されるようになっている。プーリ305はス
トレッチフィルムロールFからフィルムfを繰り出しロ
ーラ305′(図示せず)に一体に取り付けられてい
る。プーリ304と305の間にはカッター306が配
置されており、ストレッチフィルムロールFからのフィ
ルムfを所定の長さにカットする。プーリ304の前方
には所定の長さにカットされたフィルムの両端を挾持し
て移送するフィルム移送機構308及び移送機構30
8′が配設されている。該フィルム移送機構308は主
動ベルト309と従動ベルト309aを有し、該フィル
ム移送ベルト309はその両端が駆動プーリ310と前
記プーリ304に懸架されている。また、従動ベルト3
09aは両端に配置したプーリ304aに懸架され、前
主動ベルトとの上面に接して配置している。フィルム移
送機構308′も略同じ構成である。駆動プーリ310
は、ギヤー311、チェーン312、ベルト313を介
して、モータ314により回転力を得て回転するように
なっている。従って、フィルムは主動ベルト309と従
動ベルト309aとに挾持され移送される。なお、図中
317はフィルムに所定の張力を与えるためのテンショ
ンローラで2本のローラが時計方向に回動する様に付勢
されている。また、318は前記フィルム移送ベルト3
09,309′の間隔を使用するストレッチフィルムロ
ールFの幅に合わせて調整するための間隔調整用のハン
ドルである。
上記構成の包装装置において、フィルム供給移送部30
0のストレッチフィルムロールFからのフィルムfは一
対のテンションローラ317の表面を交互に通りフィル
ムを繰り出すプーリ305′を介して主動ベルト309
と従動ベルト309aとの間に導かれる。フィルムfが
所定量移送された時、カッター306を作動してフィル
ムfを所定の長さにカットする。該所定の長さにカット
されたフィルムfは、エレベータ機構400上部に位置
する包装部200の所定の位置に両側部を主動ベルト3
09と従動ベルト309aとの間でさらに強い力で挾持
つされて待機する。一方搬入部100のプッシャーコン
ベア104のプッシャーベルト101上に載置された被
包装物は、重量検出部106の計量安定信号又は被包装
物検出器(図示せず)の検出信号により作動し、被包装
物をエレベータ機構400のエレベータヘッド部上に搬
出する。次にエレベータ機構400を駆動し、被包装物
を押し上げるのであるが、中央ヘッド部401を構成す
るヘッド401−1〜401−5、左ヘッド部402を
構成する402−4〜402−6及び右ヘッド部403
を構成するヘッド403−1〜403−3は常に昇降す
るが、左ヘッド部402を構成するヘッド402−1〜
402−3及び右ヘッド部403を構成するヘッド40
3−4〜403−6は被包装物又はフィルムのカット長
さに応じて、被包装物又はフィルムカット長さが所定以
上であれば、電磁クラッチ423を作動させて昇降させ
るが、被包装物又はフィルムカット長さが所定以下であ
れば電磁クラッチ423を不動作とし、ヘッド401−
1〜401−5、ヘッド402−4〜402−6及びヘ
ッド403−1〜403−3のみを昇降させる。次に上
記包装装置において、トレイに収容された被包装物を包
装する場合の、後折り込みローラ201、左右折り込み
板202,203及び中央ヘッド部401を構成するヘ
ッド401−1〜401−5、左右ヘッド部402,4
03を構成すヘッド402−1〜402−6,403−
1〜403−6の動作を第5図を用いて説明する。
第5図(a)は縦横の長さ比が大きいトレイ、例えばサン
マトレイに収納された被包装物を包装する場合を説明す
るための図である。図示するようにエレベータ機構40
0のエレベータヘッド部上の中央ヘッド部401及び左
右ヘッド部402,403の上にトレイTが載置されて
いる。次に、左右折り込み板駆動モータ257を起動
し、左折り込み板202及び右折り込み板203を互い
に対向する方向に移動させる。この左右折り込み板20
2,203がトレイTの底部にトレイに対して左右のフ
ィルムを折り込むのと若干遅れて、後折り込みローラ2
01がトレイ底部に達するタイミングで、後折り込みロ
ーラ駆動用モータ236を起動する。従って、左折り込
み板202,203によって左右のフィルムに必要以上
の張力が生じないうちに、トレイに対して後のフィルム
をトレイ底部に折り込み、そしてトレイの排出と共にト
レイ側のフィルムをトレイ底部に折り込み包装すること
ができる。このように縦横の長さの比が大きいトレイの
場合は左折り込み板202,203の始動を後折り込み
ローラ201の始動より遅らせることによりこのような
目的を達成できる。このとき左右ヘッド部402,40
3の後側ヘッド402−1,402−4,403−1,
403−4は前折り込みローラ241の45°方向に、
また、ヘッド402−2,403−3,402−5,4
03−6は左右折り込み板202,203で中央ヘッド
部401の後側ヘッド401−1,401−2は前折り
込みローラ241の方向に傾転する。そして更に、左右
折り込み板202,203及び後折り込みローラ201
が移動して、該後折り込みローラ201がフィルムをト
レイ底部に折り込むと、ヘッド402−5,403−2
も後折り込みローラ201で45°方向に傾転する。残
りの中央ヘッドは後折り込みローラ201で、ヘッド4
02−6,403−3は左右折り込み板202,203
で順次傾転させる。第5図(b)は標準的なトレイに収
容された被包装物を包装する場合を説明するための図で
ある。標準トレイの場合も、左右折り込み板202,2
03でフィルムをトレイTの底部に折り込むのと若干遅
れて後折り込みローラ201がトレイ底部に達するタイ
ミングで後折り込みローラ駆動用モータ236を始動す
る。そしてこの時、図示の様に左右ヘッド部402,4
03のヘッド402−4,403−1は後折り込みロー
ラ201で傾転され、ヘッド402−1,402−2,
402−3,403−4,403−5,405−6は左
右折り込み板202,203で傾転する。そして左右折
り込み板202,203の移動と共に後折り込みローラ
201により後側のフィルムをトレイTの底部に折り込
む。
第5図(c)は縦横長さ比の小さい略正方形のトレイに
収容された被包装物を包装する場合を説明するための図
である。標準トレイの場合も、左右折り込み板202,
203でフィルムをトレイTの底部に折り込むのと若干
遅れて後折り込みローラ201がトレイTの底部に達す
るタイミングで後折り込みローラ駆動用モータ236を
起動する。トレイが略正方形の場合は図示する様に左右
ヘッド部402,403のヘッド402−4,403−
1は左右折り込み板202,203及び後折り込みロー
ラ201で略同時に傾転される。なお、トレイ形状が略
正方形で大きいトレイ(例えばジャンボトレイ)の場合
も同様なタイミングで左右折り込み板駆動モータ257
を始動する。
上記第5図(a),(b),(c)に示すようにトレイ
の形状(縦横長さ比)にかかわらず、左右折り込み板2
02,203及び後折り込みローラ201がトレイTの
底部にフィルムを折り込むタイミングは略同じである。
以上のようなタイミングでトレイ底部にフィルムが折り
込まれるように、縦横の長さ比に応じて、左右折り込み
板駆動モータ257の始動を制御する。
エレベータ機構400のエレベータヘッド部が複数ヘッ
ドで構成され左右両側に位置する左右ヘッド部402,
403と同じく複数ヘッドで構成され中央に位置する中
央ヘッド部401からなり、左右折り込み板202,2
03及び前折り込みローラ241で左右ヘッド部40
2,403及び中央ヘッド部401を構成する各ヘッド
をその進入方向対して略45°方向に所定角度まで傾倒
可能な構造としたので、ヘッドをその傾倒方向のヘッド
と干渉しないで密に配置できるので、フィルムの張力に
よるトレイの反りを小さくできトレイの破損をなくする
ことができる。
第6図は上記構成の包装装置の外観を示す図であり、図
示するように枠体99の正面に突出状に配置した搬入部
100、この搬入部100の乗側上方に包装部200、
この包装部200の右側にフィルム供給移送部300、
前記包装部200の下部にはエレベータ機構400(図
示せず)、前記搬入部100の上部に搬出部500、こ
の搬出部500の右側にラベルに単価、価格、重量等を
印字し、包装物に貼り付けるラベルを発行するラベルプ
リンタ600の前記包装部200の上部にはデータ入力
とデータを表示する操作表示部のコンソールが配置され
た構成である。
第7図は上記包装装置の制御部のシステム構成を示すブ
ロック図である。図示するように、包装装置の制御部は
ラベルプリンタ600側の制御部20と包装機側の制御
部30で構成される。
制御部20はROM21、RAM22、計量部23、ラ
ベル印字部24、CPU25、操作表示部26を具備す
る。ROM21には制御プログラムが記憶されている。
計量部23は搬入部100の重量検出部106とA/D
変換器(図示せず)から構成され、CPU25に重量デ
ータを供給する。ラベル印字部24はラベルに重量、単
価、値段等のデータを印字すると共にラベルプリンタ6
00のラベル発行口から印字後のラベル発行する。操作
表示部26は表示部601へ表示データを出力したり、
操作部602からのデータを受ける部分である。
制御部30はROM31、RAM32、CPU33、操
作表示部34及び機構制御部35を具備する。該機器制
御部35には搬入部100の制御の制御を行なう被包装
物搬入制御部36、エレベータ機構400を駆動制御す
るエレベータ機構駆動制御部37、フィルム供給移送部
300を制御するフィルム供給移送制御部38、後折り
込みローラ201を駆動制御する後折り込みローラ駆動
制御部39、左右折り込み板202,203を駆動制御
する左右折り込み板駆動制御部40、搬出部500を制
御する包装物排出制御部41、フィルム端部を挾持する
機構即ちフィルムクランプを駆動制御するフィルムクラ
ンプ駆動制御部42が接続されている。
上記構成の包装装置の制御部において、ラベルプリンタ
600側の制御部20のRAM22には被包装物の商品
番号毎にその商品の単価、品名等のタイミングと共にそ
の商品を収納するトレイの種類を示すデータがあらかじ
め記憶されている。また、包装機30の制御部35のR
OM31には第8図に示すようにトレイの縦横の長さに
応じた左右折り込み板202,203の作動タイミング
及び後折り込みローラ201の作動タイミングt4〜t6
記憶されている。そして操作表示部26の操作により、
包装する被包装物の商品番号を入力すると、RAM22
よりその商品番号に対応した単価、品名等のデータと共
にトレイの種類を示すデータが読み出され、このトレイ
の種類データはCPU25を介して制御部35のCPU
33へ送られる。CPU33はROM31からこの種類
データに対応する左右折り込み板202,203及び後
折り込みローラ201の作動タイミングを読み出し、そ
の作動タイミングに応じて後折り込みローラ駆動制御部
39及び左右折り込み板駆動制御部40に制御信号を送
り、後折り込みローラ201及び左右折り込み板20
2,203を上記選択したタイミングで作動させる。
第9図は上記包装装置の各部動作例を示すメカニカルチ
ャートである。同図において、横軸はタイミング円板4
37(第2図及び第3図を参照)の回転角度(°)を示
す。包装装置は1つの被包装物に対して2回の包装サイ
クルで包装を完成する構成に成っている。
搬入部100に被包装物が載置されると、重量検出部1
06の計量安定信号或いは被包装物検出信号が発生し、
モータ435が起動される(タイミング円板437の角
度0°)。所定のタイミング(タイミング円板437の
角度20°)でプッシャーベルト101が起動する。ま
た、エレベータ機構400はタイミング円板437の角
度5°で上昇を開始し、タイミング円板437の角度6
5°で上限に達し、タイミング円板437の角度115
°で下降を開始し、タイミング円板437の角度175
°で下限に達する。後折り込みローラ201はタイミン
グ円板437の角度65°(第8図のt4,t5,t6に相
当)で作動を開始し、タイミング円板437の角度14
0°で停止し、タイミング円板437の角度26で後退
作動を開始し、タイミング円板437の角度340°で
停止する。左右折り込み板202,203はトレイの種
類に応じて、長いトレイの場合はタイミング円板437
の角度70°(第8図のt1に相当)で作動を開始し、タ
イミング円板437の角度140°で停止し、タイミン
グ円板437の角度26で後退作動を開始し、タイミン
グ円板437の角度340°で停止する。また、標準ト
レイの場合はタイミング円板437の角度65°(第8
図のt2に相当)で作動を開始し、タイミング円板437
の角度125°で停止し、タイミング円板437の角度
260°で後退作動を開始し、タイミング円板437の
角度340°で停止する。また、略正方形のトレイでは
タイミング円板437の角度45°(第8図のt2に相
当)で作動を開始し、タイミング円板437の角度11
5°で停止し、タイミング円板437の角度260°で
後退作動を開始し、タイミング円板437の角度340
°で停止する。
また、タイミング円板437の角度を検出し、それに基
づいて各部を制御する具体的手法に関しては本願出願人
が先に出願した特開昭61−81912号に記載してあ
る。
なお、上記実施例では後折り込みローラ201の作動タ
イミングt4,t5,t6を同一とし、タイミング円板437
の角度65°としたが、作動タイミングt4,t5,t6はそ
れぞれ異なるタイミングにしてもよいことは当然であ
る。
各種形状の異なるトレイのうち、縦横の長さの比が大き
い例えばサンマトレイ、使用頻度の多い標準トレイ、縦
横の長さの比が小さい略正方形状のトレイの3種類に分
類する。そして、各種トレイはこの3種類のいずれかに
含まれる様に記憶させ、この3種類は第8図に示すタイ
ミングで左右折り込み板を制御する。そして、この3種
類のデータを予め特開昭61−190408のトレイの
種類に対応させてもよく、また特開昭61−19040
8の品番に対応させておいてもよい。
また、左右折り込み板と前折り込み板の速度を変えて、
トレイ底部に進入する折り込み板のタイミングを同じに
なるように制御してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、下記のような優れ
た効果が得られる。
(1)制御手段で前記左右折り込み部材と前又は後折り込
み部材の始動タイミングを該トレイの形状寸法に応じて
変更し、左右折り込み部材と前又は後折り込み部材が該
トレイ底部に進入するタイミングをトレイの形状にかか
わらず略一定となるように制御するので、フィルムに必
要以上に張力を生じさせることがなく、包装ができるか
ら、トレイ形状寸法やフィルムの種類に関係なく奇麗な
同じ仕上がりの包装ができる。又、トレイ底部もフィル
ムの折り目がきれいになり、包装した商品を陳列した場
合でもきれいに陳列できる。
(2)左右折り込み部材の始動のタイミングを前又は後折
り込み部材の始動よりも遅らせることができるので、縦
横の長さの比が大きいサンマトレイで左右折り込み部材
がトレイ底部にフィルムを折り込んだ時、前又は後折り
込み部材がトレイ底部に達するようにできるので、包装
の仕上がりを良くすることができる。
(3)エレベータ機構のエレベータヘッド部が複数ヘッド
で構成される少なくとも左右両側に位置する左右ヘッド
部を具備し、該左右ヘッド部を構成するヘッドの内の少
なくとも前又は後折り込み部材側のヘッドが左右折り込
み部材の進行方向と前又は後折り込み部材の進行方向と
の間の方向に所定角度まで傾倒可能な構造としたので、
ヘッドをその傾倒方向のヘッドと干渉しないで密に配置
でき、フィルムの張力によるトレイの反りを小さくでき
るからトレイの破損を少なくすることができる。
(4)塩化ビニールフィルムに比べて粘着製が少なく、伸
びの復元力が優れて食品衛生法上安全なポリエチレンフ
ィルムでも仕上がり良く包装できるので、且つ奇麗な仕
上がりの包装ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明に係る包装装置を示す図で、
第1図は平面図、第2図は側面図(第1図矢印A方向か
ら見た図)、第3図は正面図(第1図矢印B方向から見
た図)、第4図(a)はエレベータ機構の被包装物載置
の構成を示す平面図、同図(b),(c)はその個々の
ヘッドの構成を示す図、第5図(a),(b),(c)
はそれぞれ種類の異なるトレイを包装する場合の包装部
の動作を説明するための図、第6図は上記構成の包装装
置の外観を示す図、第7図は上記包装装置の制御部のシ
ステム構成を示すブロック図、第8図はトレイの種類に
応じて設定された後折り込みローラの作動タイミングを
示す図、第9図は包装装置の各部動作例を示すメカニカ
ルチャートである。 図中、100……搬入部、200……包装部、300…
…フィルム供給移送部、400……エレベータ機構、5
00……搬出部、600……ラベルプリンタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装装置の所定部分にフィルム移送機構に
    より移送された所定の長さにカットしたフィルムを張架
    し、該フィルムにフィルム下部からトレイに収容された
    被包装物をエレベータ機構で押し上げ、左右折り込み部
    材と前又は後折り込み部材等で構成されるフィルム折り
    込み機構により、フィルム端部を前記トレイ底部に折り
    込み、該被包装物をフィルムで包装する包装装置におい
    て、 前記エレベータ機構の被包装物載置部が複数ヘッドで構
    成される少なくとも左右両側に位置する左右ヘッド部を
    具備し、該左右ヘッド部を構成するヘッドの内の少なく
    とも前又は後折り込み部材側のヘッドが前記左右折り込
    み部材の進行方向と前又は後折り込み部材の進行方向と
    の間の方向に所定角度まで傾倒可能な構造であり、 前記フィルム端部をトレイ底部に折り込む際、左右折り
    込み部材と前又は後折り込み部材の始動タイミングを別
    々のタイミングで実行する制御手段を設け、該制御手段
    で前記左右折り込み部材と前又は後折り込み部材の始動
    タイミングを該トレイの形状寸法に応じて変更し、左右
    折り込み部材と前又は後折り込み部材が該トレイ底部に
    進入するタイミングをトレイの形状にかかわらず略一定
    となるように制御することを特徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】前記左右折り込み部材と前又は後折り込み
    部材の始動を別々のタイミングで実行する制御手段が、
    予め設定されているトレイの形状寸法により前記左右折
    り込み部材と前又は後折り込み部材の始動タイミングを
    設定する設定手段と、該設定手段で設定された始動タイ
    ミングをトレイの種類により選択する選択手段とから構
    成されることを特徴とする請求項(1)記載の包装装置。
  3. 【請求項3】前記選択したトレイが縦横の長さの比が大
    きいトレイの場合、前記左右折り込み部材の始動タイミ
    ングを前又は後折り込み部材の始動タイミングより遅く
    したことを特徴とする請求項(1)又は(2)記載の包装装
    置。
  4. 【請求項4】前記被包装物を包装するフィルムがポリエ
    チレンフィルムであることを特徴とする請求項(1)又は
    (2)又は(3)記載の包装装置。
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