JPS61190408A - 包装機におけるフイルム折り込み制御装置 - Google Patents
包装機におけるフイルム折り込み制御装置Info
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- JPS61190408A JPS61190408A JP2468685A JP2468685A JPS61190408A JP S61190408 A JPS61190408 A JP S61190408A JP 2468685 A JP2468685 A JP 2468685A JP 2468685 A JP2468685 A JP 2468685A JP S61190408 A JPS61190408 A JP S61190408A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- folding
- timing
- tray
- packaging machine
- Prior art date
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- Granted
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Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は包装機におけるフィルム折り込み制御装置に関
し、特にフィルム折り込み機構を構成する折り込み板の
作動タイミングを制御し仕上りの良い包装を得る折り込
み制御装置に関する。
し、特にフィルム折り込み機構を構成する折り込み板の
作動タイミングを制御し仕上りの良い包装を得る折り込
み制御装置に関する。
皿型の容器すなわちトレイの被包装物を入れ、該物品を
容器ごと透明なストレッチフィルムで包装する包装機が
実用化されてから既に何年も経過している。この間に種
々の包装機が提案され、また、包装機を構成するフィル
ムの折り込み機構も種々の開発および改良がなされてい
る。本出願人は先に独自の包装機のフィルム折り込み機
構を開発して出願している(特願昭59−182466
号)。
容器ごと透明なストレッチフィルムで包装する包装機が
実用化されてから既に何年も経過している。この間に種
々の包装機が提案され、また、包装機を構成するフィル
ムの折り込み機構も種々の開発および改良がなされてい
る。本出願人は先に独自の包装機のフィルム折り込み機
構を開発して出願している(特願昭59−182466
号)。
第18図(a)〜(d)は、上記本出願人が先に開発し
た包装機のフィルム折り込み機構の概要とその動作を説
明するための図である。フィルム折り込み機構は、包装
機の所定位置に対向して配置され、左右水平方向にスラ
イドする一対の左右折り込み板21および22と、該左
右折り込み板21,22のスライド方向に対して直交す
る方向にスライドする前折り込み板23と、前記折り込
み板23と対向して前記左右折り込み板のスライド方向
と平行に設けられた後折り込みローラ24と、左右折り
込み板21.22のスライド方向に直交する方向にスラ
イドし被包装物を収納したトレイTを前記後折り込みロ
ーラ24に向って押し出す排出ブツシャ69とから構成
される。
た包装機のフィルム折り込み機構の概要とその動作を説
明するための図である。フィルム折り込み機構は、包装
機の所定位置に対向して配置され、左右水平方向にスラ
イドする一対の左右折り込み板21および22と、該左
右折り込み板21,22のスライド方向に対して直交す
る方向にスライドする前折り込み板23と、前記折り込
み板23と対向して前記左右折り込み板のスライド方向
と平行に設けられた後折り込みローラ24と、左右折り
込み板21.22のスライド方向に直交する方向にスラ
イドし被包装物を収納したトレイTを前記後折り込みロ
ーラ24に向って押し出す排出ブツシャ69とから構成
される。
上記構成のフィルム折り込み機構の動作を要約すれば、
第19図(a)に示すように、まず、エレベータヘッド
17でトレイTに入れた被包装物を左右折り込み板21
,22、前折り込み板23および後折り込みローラ24
で形成される開口部の下部に張架されたストレッチフィ
ルムFに押し上げる0次に同図(b)に示すように左右
折り込み板21.22を前記開口部の中心に向って直進
させストレッチフィルムFの左右端をトレイ下部に折り
込む、続いて同図(c)に示すように前折り込み板23
を開口部の中心に向って直進させ、ストレッチフィルム
Fの前端をトレイ下部に折り込む。その後、排出ブツシ
ャ69を押し出し、後折り込みローラ24により、スト
レッチフィルムの後端をトレイ下部に折り込むことによ
り包装は完了する。
第19図(a)に示すように、まず、エレベータヘッド
17でトレイTに入れた被包装物を左右折り込み板21
,22、前折り込み板23および後折り込みローラ24
で形成される開口部の下部に張架されたストレッチフィ
ルムFに押し上げる0次に同図(b)に示すように左右
折り込み板21.22を前記開口部の中心に向って直進
させストレッチフィルムFの左右端をトレイ下部に折り
込む、続いて同図(c)に示すように前折り込み板23
を開口部の中心に向って直進させ、ストレッチフィルム
Fの前端をトレイ下部に折り込む。その後、排出ブツシ
ャ69を押し出し、後折り込みローラ24により、スト
レッチフィルムの後端をトレイ下部に折り込むことによ
り包装は完了する。
上記構造のフィルム折り込み機構においては、左右折り
込み板21,22、前折り込み板23および後折り込み
ローラ24の全てが被包装物に対して直角に作用するの
で、これまで包装機のフィルム折り込み機構に比較しス
トレッチフィルムにしわが出来にくく包装仕上りが美し
くなるという特徴がある。
込み板21,22、前折り込み板23および後折り込み
ローラ24の全てが被包装物に対して直角に作用するの
で、これまで包装機のフィルム折り込み機構に比較しス
トレッチフィルムにしわが出来にくく包装仕上りが美し
くなるという特徴がある。
しかしながら、上記構成のフィルム折り込み機構におい
ても下記のような欠点があった。すなわち、左右折り込
み板21および22の折り込み作動タイミングを一定に
しているため、第19図に示すように、横幅の小さいト
レイT(たとえばタラコトレイ)を包装する場合1図示
(a)トレイTの横寸法Ti1lに合せてフィルム長さ
FQを切断した場合、同図(b)に示すように左右折り
込み板21および22を作動させてフィルムFを折り込
もうとしてもフィルムFの端部は静電気あるいは折り込
み板が起こす空気流のため、点線で示すように変倚して
しまい、その結果左右折り込み板21および22がフィ
ルム端部の下側をスライドしてしまい折り込みが不可能
となる場合や、包装が失敗する場合がある。そのためフ
ィルムFの最小カット長さが左右折り込み板21および
22の間隔りで決京ってしまう。この間隔りは包装対象
とするトレイの最大横幅によって決まる。すなわち、少
なくともエレベータによってトレイが押し上げられた時
に、トレイが通過することが可能なだけの間隔が必要と
なる。最近のこの種の包装機は商品の多様化に伴い包装
可能なトレイの種類を広範囲なものとすることが要求さ
れており、上記間隔りもそれに応じて大きく設定されて
いる。従って横幅TQの小さいトレイTの包装を行う場
合などでは、かなりの量のフィルム7が無駄に消費され
るばかりでなく、トレイの長さに比べてフィルムの長さ
が適当でないと包装の仕上りが良くないという欠点があ
った。
ても下記のような欠点があった。すなわち、左右折り込
み板21および22の折り込み作動タイミングを一定に
しているため、第19図に示すように、横幅の小さいト
レイT(たとえばタラコトレイ)を包装する場合1図示
(a)トレイTの横寸法Ti1lに合せてフィルム長さ
FQを切断した場合、同図(b)に示すように左右折り
込み板21および22を作動させてフィルムFを折り込
もうとしてもフィルムFの端部は静電気あるいは折り込
み板が起こす空気流のため、点線で示すように変倚して
しまい、その結果左右折り込み板21および22がフィ
ルム端部の下側をスライドしてしまい折り込みが不可能
となる場合や、包装が失敗する場合がある。そのためフ
ィルムFの最小カット長さが左右折り込み板21および
22の間隔りで決京ってしまう。この間隔りは包装対象
とするトレイの最大横幅によって決まる。すなわち、少
なくともエレベータによってトレイが押し上げられた時
に、トレイが通過することが可能なだけの間隔が必要と
なる。最近のこの種の包装機は商品の多様化に伴い包装
可能なトレイの種類を広範囲なものとすることが要求さ
れており、上記間隔りもそれに応じて大きく設定されて
いる。従って横幅TQの小さいトレイTの包装を行う場
合などでは、かなりの量のフィルム7が無駄に消費され
るばかりでなく、トレイの長さに比べてフィルムの長さ
が適当でないと包装の仕上りが良くないという欠点があ
った。
本発明は上述の点にかんがみてなされたもので。
フィルムの無駄が少なくかつ仕上りの良い包装が可能な
フィルム折り込み機構の制御装置を提供することにある
。
フィルム折り込み機構の制御装置を提供することにある
。
上記問題点を解決するため、本発明は上記構成のフィル
ム折り込み機構において、フィルムカット長さを設定す
る手段と、フィルムカット長さに応じて左右折り込み板
の作動タイミングを変化させる制御手段とを設け、フィ
ルムカット長さに応じて左右折り込み板の作動タイミン
グを変え得るようにした。
ム折り込み機構において、フィルムカット長さを設定す
る手段と、フィルムカット長さに応じて左右折り込み板
の作動タイミングを変化させる制御手段とを設け、フィ
ルムカット長さに応じて左右折り込み板の作動タイミン
グを変え得るようにした。
上記のように構成することによりフィルムのカット長さ
に応じて、左右折り込み板の作動タイミングを変える(
フィルムカット長さが短い場合は、作動タイミングを早
く、長い場合は遅くする)ので、タラコトレイのように
横幅の小さなトレイを包装する場合にこの横幅に応じた
フイルムカット長さのフィルムを用いても、前述のよう
なフィルムの折り込み不能、あるいは包装失敗がなくな
る。
に応じて、左右折り込み板の作動タイミングを変える(
フィルムカット長さが短い場合は、作動タイミングを早
く、長い場合は遅くする)ので、タラコトレイのように
横幅の小さなトレイを包装する場合にこの横幅に応じた
フイルムカット長さのフィルムを用いても、前述のよう
なフィルムの折り込み不能、あるいは包装失敗がなくな
る。
従って無駄なフィルムが少なくなる。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず5本発明に折り込み制御装置が用いられる包装機に
ついて説明する。
ついて説明する。
第2図は本発明に係る包装機の全体構造を示す平面図、
第3図は同縦断正面図(第2図の矢印A方向から見た図
)、第4図は同縦断側面図(第2図矢印B方向から見た
図)である。
第3図は同縦断正面図(第2図の矢印A方向から見た図
)、第4図は同縦断側面図(第2図矢印B方向から見た
図)である。
包装機は、被包装物を搬入する搬入機構1、ストレッチ
フィルムを繰り出し移送するフィルム繰り出し移送機構
2.前記搬入機構lで搬入された被包装物を前記フィル
ム繰り出し移送機構2で移送されたフィルムに押し上げ
るエレベータ機構3、被包装物上にかぶせられたフィル
ムの左右および前後を折り込む折り込み機構4、折り込
み機構4で折り込まれ包装された物品を搬出する搬出機
構5とから構成される。以下上記各機構を詳細に説明す
る。
フィルムを繰り出し移送するフィルム繰り出し移送機構
2.前記搬入機構lで搬入された被包装物を前記フィル
ム繰り出し移送機構2で移送されたフィルムに押し上げ
るエレベータ機構3、被包装物上にかぶせられたフィル
ムの左右および前後を折り込む折り込み機構4、折り込
み機構4で折り込まれ包装された物品を搬出する搬出機
構5とから構成される。以下上記各機構を詳細に説明す
る。
説明の都合上、以後第2図の左側を前面、右側を後面と
称する。
称する。
機枠10の前面はぼ中央部に設けられた搬入口11に、
搬入枠部12を設け、さらに該搬入枠部12内にブツシ
ャコンベア13を配設する。ブツシャコンベア13は、
2本のエンドレスチェーン13aの所定箇所に2個のブ
ツシャ13bを設けた構造のものであり、2個のスプロ
ケット13c。
搬入枠部12を設け、さらに該搬入枠部12内にブツシ
ャコンベア13を配設する。ブツシャコンベア13は、
2本のエンドレスチェーン13aの所定箇所に2個のブ
ツシャ13bを設けた構造のものであり、2個のスプロ
ケット13c。
13cにより、該ブツシャコンベア13は駆動され、エ
ンドレスチェーンL3bが172回動する毎に被包装物
1個を搬入する。ブツシャコンベア13の搬入側に計量
器14が設けられ、搬入される被包装物を計量する。ブ
ツシャコンベア13の前方には、前記ブツシャコンベア
13で搬入された被包装物をエレベータ機構3のエレベ
ータヘッド17上に運ぶベルトコンベア15が設けられ
ている。該ベルトコンベア15は、遊転自在に設けられ
たローラ15a、15bの間に6本の丸ゴムベルト15
cを張設した構造のものである。前記ブツシャコンベア
13、ベルトコンベア15で搬入機構lを構成する。
ンドレスチェーンL3bが172回動する毎に被包装物
1個を搬入する。ブツシャコンベア13の搬入側に計量
器14が設けられ、搬入される被包装物を計量する。ブ
ツシャコンベア13の前方には、前記ブツシャコンベア
13で搬入された被包装物をエレベータ機構3のエレベ
ータヘッド17上に運ぶベルトコンベア15が設けられ
ている。該ベルトコンベア15は、遊転自在に設けられ
たローラ15a、15bの間に6本の丸ゴムベルト15
cを張設した構造のものである。前記ブツシャコンベア
13、ベルトコンベア15で搬入機構lを構成する。
エレベータ機構3は、エレベータヘッド17と該エレベ
ータヘッド17を取付ける取付は台18および該取付は
台18を支持する一対のアーム19.19とから構成さ
れ、電動機16の回転に対応して減速機81を介し、あ
らかじめ設定したタイミングで上下動するようになって
いる。この上下動のタイミングは、電動機16の動力を
取付は台18に伝達する機構中に介在させた後述するカ
ム機構のカム形状によって設定される。エレベータヘッ
ド17はブツシャコンベア13およびベルトコンベア1
5によって搬入された被包装物を折り込み機構4まで押
し上げる。そのため、上下動するエレベータヘッド17
の下降端位置は、ベルトコンベア15の搬送面とほぼ同
一面となる位置に設定され、また上昇端位置は、折り込
み機構4を構成する後述の左右折り込み板21,22、
および前折り込み板23とほぼ同一面となる位置に設定
する。
ータヘッド17を取付ける取付は台18および該取付は
台18を支持する一対のアーム19.19とから構成さ
れ、電動機16の回転に対応して減速機81を介し、あ
らかじめ設定したタイミングで上下動するようになって
いる。この上下動のタイミングは、電動機16の動力を
取付は台18に伝達する機構中に介在させた後述するカ
ム機構のカム形状によって設定される。エレベータヘッ
ド17はブツシャコンベア13およびベルトコンベア1
5によって搬入された被包装物を折り込み機構4まで押
し上げる。そのため、上下動するエレベータヘッド17
の下降端位置は、ベルトコンベア15の搬送面とほぼ同
一面となる位置に設定され、また上昇端位置は、折り込
み機構4を構成する後述の左右折り込み板21,22、
および前折り込み板23とほぼ同一面となる位置に設定
する。
エレベータへラド17および取付は台18は、第2図、
第4図に示されるように、スリット状のブロック17−
1〜17−5により構成され、エレベータヘッド17が
上下動するのに際し、ベルトコンベア15の丸ゴムベル
ト15cに該エレベータヘッド17および取付は台18
が当接しないようにしている。また、エレベータヘッド
17の中央部ブロック17−3は、さらに複数個の小ブ
ロック17−3aに分割されており、各ブロック17−
3aは1図示しない付勢手段により常時は直立した状態
にあるものの、第2図の左方向からの力により同図右方
向に傾倒するようになっている。また中央部よりブロッ
ク17−3 aより上側のブロック17−1および17
−2は、第2図の上方向からの力により同図下方向に傾
倒し、下側のブロック17−4および17−5は、第2
図の下方向からの力により上方向に傾倒するように構成
されている。これは、後述するように、折り込み機構の
折り込み作業を支障なく行なわせるためである。
第4図に示されるように、スリット状のブロック17−
1〜17−5により構成され、エレベータヘッド17が
上下動するのに際し、ベルトコンベア15の丸ゴムベル
ト15cに該エレベータヘッド17および取付は台18
が当接しないようにしている。また、エレベータヘッド
17の中央部ブロック17−3は、さらに複数個の小ブ
ロック17−3aに分割されており、各ブロック17−
3aは1図示しない付勢手段により常時は直立した状態
にあるものの、第2図の左方向からの力により同図右方
向に傾倒するようになっている。また中央部よりブロッ
ク17−3 aより上側のブロック17−1および17
−2は、第2図の上方向からの力により同図下方向に傾
倒し、下側のブロック17−4および17−5は、第2
図の下方向からの力により上方向に傾倒するように構成
されている。これは、後述するように、折り込み機構の
折り込み作業を支障なく行なわせるためである。
なお、第2図および第3図中の、2oは前記エレベータ
ヘッド17の後方に設けられた位置決め板で、ベルトコ
ンベア15で搬入されてきた被搬送物を後端基準で位置
決めするためのものである。
ヘッド17の後方に設けられた位置決め板で、ベルトコ
ンベア15で搬入されてきた被搬送物を後端基準で位置
決めするためのものである。
ストレッチフィルムを繰り出し移送するフィルム繰り出
し移送機構2は、第4図に示すように包装機の右側部に
設けられたストレッチフィルムのロール34.34″か
らストレッチフィルムを繰り出し、両端を挟持して移送
する機構である。ストレッチフィルムロール34,34
’はそれぞれ幅の異なるストレッチフィルムが巻かれた
ロールで一対の支持ローラ36,36’および支持ロー
ラ37,37’に支持され、被包装物の大きさによって
選択的に使用できるように構成されている。
し移送機構2は、第4図に示すように包装機の右側部に
設けられたストレッチフィルムのロール34.34″か
らストレッチフィルムを繰り出し、両端を挟持して移送
する機構である。ストレッチフィルムロール34,34
’はそれぞれ幅の異なるストレッチフィルムが巻かれた
ロールで一対の支持ローラ36,36’および支持ロー
ラ37,37’に支持され、被包装物の大きさによって
選択的に使用できるように構成されている。
第4図に示す例では、上側のストレッチフィルムロール
34が使用されている場合を示す。ストレッチフィルム
ロール34から繰り出されたストレッチフィルムは、右
側の支持ローラ36′を巻回するように引き出され終端
検出用ローラ38を介して上下の繰り出しベルト39.
39″および40゜40″間に挟持される。該繰り出し
ベルト39゜39′および40.40’間に挟持された
ストレッチフィルムは、ベルト39.39’および40
゜40″の回動により繰り出され、その先端部にまで達
する。その後、該ストレッチフィルムは、両端を後述す
るチェーンコンベア57のクリッパー41.41’群と
ゴム材からなる丸ゴムベルト42.42’の間に挟持さ
れ、被包装物を包装するのに必要な所定の長さがさらに
繰り出される。ストレッチフィルムが所定の長さ繰り出
されると、カッター43がカッター駆動装置44により
押し上げられ、ストレッチフィルムが切断される。切断
後、ストレッチフィルムは、エレベータヘッド17の上
部の所定の位置、すなわち切断されたストレッチフィル
ムの中心がエレベータヘッド17の中心と一致する位置
まで移送された後、停止され、そこで待機する。クリッ
パー41.41’群と丸ゴムベルト42.42’とは、
第2図、第を図に示すように左右折り込み板21.22
と前桁す込み板23および後折り込みローラ24とで形
成する開口部25とエレベータヘッド17の下降端との
間で、かつ包装機を上部方向から見た場合、前記開口部
25を前後に挟むように対向して配設されている。なお
、本願明細書中においては、折り込み機構4に関し、被
包装物の搬出方向側を後側、その反対側を前側と呼んで
おり、この呼び方は被包装物の搬入方向とは無関係で使
用している。
34が使用されている場合を示す。ストレッチフィルム
ロール34から繰り出されたストレッチフィルムは、右
側の支持ローラ36′を巻回するように引き出され終端
検出用ローラ38を介して上下の繰り出しベルト39.
39″および40゜40″間に挟持される。該繰り出し
ベルト39゜39′および40.40’間に挟持された
ストレッチフィルムは、ベルト39.39’および40
゜40″の回動により繰り出され、その先端部にまで達
する。その後、該ストレッチフィルムは、両端を後述す
るチェーンコンベア57のクリッパー41.41’群と
ゴム材からなる丸ゴムベルト42.42’の間に挟持さ
れ、被包装物を包装するのに必要な所定の長さがさらに
繰り出される。ストレッチフィルムが所定の長さ繰り出
されると、カッター43がカッター駆動装置44により
押し上げられ、ストレッチフィルムが切断される。切断
後、ストレッチフィルムは、エレベータヘッド17の上
部の所定の位置、すなわち切断されたストレッチフィル
ムの中心がエレベータヘッド17の中心と一致する位置
まで移送された後、停止され、そこで待機する。クリッ
パー41.41’群と丸ゴムベルト42.42’とは、
第2図、第を図に示すように左右折り込み板21.22
と前桁す込み板23および後折り込みローラ24とで形
成する開口部25とエレベータヘッド17の下降端との
間で、かつ包装機を上部方向から見た場合、前記開口部
25を前後に挟むように対向して配設されている。なお
、本願明細書中においては、折り込み機構4に関し、被
包装物の搬出方向側を後側、その反対側を前側と呼んで
おり、この呼び方は被包装物の搬入方向とは無関係で使
用している。
上記フィルム繰り出し移送機構を第5図、第6図に基づ
いてさらに詳細に説明する。機枠10の所定の位置に対
向して一対のアジャストスクリュー45.46が回転可
能に設けられており、このアジャストスクリュー45.
46の後面側の端部にはそれぞれハイポイドギヤ47.
48が固定されている。また、機枠10の後面に沿って
回転軸49が配設されており、この回転軸49の所定位
置には、前記ハイポイドギヤ47.48と噛み合うハイ
ポイドギア50.51が固定されている。
いてさらに詳細に説明する。機枠10の所定の位置に対
向して一対のアジャストスクリュー45.46が回転可
能に設けられており、このアジャストスクリュー45.
46の後面側の端部にはそれぞれハイポイドギヤ47.
48が固定されている。また、機枠10の後面に沿って
回転軸49が配設されており、この回転軸49の所定位
置には、前記ハイポイドギヤ47.48と噛み合うハイ
ポイドギア50.51が固定されている。
回転軸49の右側端部には、ハンドル52が機枠10の
外側に取付けられており、このハンドル52を回転させ
ることにより、回転軸49を介して前記アジャストスク
リュー45.46を回転させることができる。アジャス
トスクリュー45,46のねじピッチは、第5図の上側
が密で下側が疎になっており、かつ互に逆ネジとなって
いる。アジャストスクリュー45.46の両端近傍には
、それぞれのねじ部に噛み合うナツトを備えたアジャス
トブロック53〜56が設けられている。後面側のアジ
ャストブロック53.55を基台として、チェーンコン
ベア57が配設され、前面側のアジャストブロック54
.56を基台としてチェーンコンベア57′が配置され
る。各チェーンコンベア57.57’は、中心軸x−x
’に関してストレッチフィルム移送方向に向って末広状
に配設されている。これによりストレッチフィルムは移
送されるに従って強く引張られることになる。チェーン
コンベア57.57’は、はぼ対称構造となっているの
で、以下チェーンコンベア57についてその構造を説明
する。第6図に示されるように、アジャストブロック5
3には取付は支持部材58、アジャストブロック55に
は取付は支持部材59が設けられている。該取付支持部
材58.59には、取付は基板60が複数のネジ58a
、59aによって取付は固定されている。取付は基板6
0の両端部には、それぞれスプロケット6]、61’が
回転自在に配設されており、該スプロケット61.61
’間には、エンドレスのチェーン57aが張架される。
外側に取付けられており、このハンドル52を回転させ
ることにより、回転軸49を介して前記アジャストスク
リュー45.46を回転させることができる。アジャス
トスクリュー45,46のねじピッチは、第5図の上側
が密で下側が疎になっており、かつ互に逆ネジとなって
いる。アジャストスクリュー45.46の両端近傍には
、それぞれのねじ部に噛み合うナツトを備えたアジャス
トブロック53〜56が設けられている。後面側のアジ
ャストブロック53.55を基台として、チェーンコン
ベア57が配設され、前面側のアジャストブロック54
.56を基台としてチェーンコンベア57′が配置され
る。各チェーンコンベア57.57’は、中心軸x−x
’に関してストレッチフィルム移送方向に向って末広状
に配設されている。これによりストレッチフィルムは移
送されるに従って強く引張られることになる。チェーン
コンベア57.57’は、はぼ対称構造となっているの
で、以下チェーンコンベア57についてその構造を説明
する。第6図に示されるように、アジャストブロック5
3には取付は支持部材58、アジャストブロック55に
は取付は支持部材59が設けられている。該取付支持部
材58.59には、取付は基板60が複数のネジ58a
、59aによって取付は固定されている。取付は基板6
0の両端部には、それぞれスプロケット6]、61’が
回転自在に配設されており、該スプロケット61.61
’間には、エンドレスのチェーン57aが張架される。
該チェーン57aの外周には、第7図に示すように断面
円形のエンドレス状の丸ゴムベルト42が周設されてい
る。前記チェーン57aの外側には、所定間隔毎に複数
個のグリッパ−41が軸41aを中心に回動自在に取付
けられている。グリッパ−41の先端部には、丸ゴムベ
ルト42に嵌合する形状の半円状の凹部41bが形成さ
れている。なお、取付は基板60の上部には所定範囲に
わたって支持板62がネジ63によって取付けられてお
り、該支持板62に一体的に形成された突出部62aが
チェーン57aの中央凹部と嵌合してこれを案内支持す
るとともに、他の一体的に形成された突出部62bが前
記グリッパ−41を取付ける取付は板64に一体的に形
成された係合鉤部64aとが係合し、取付は板64を案
内支持している。
円形のエンドレス状の丸ゴムベルト42が周設されてい
る。前記チェーン57aの外側には、所定間隔毎に複数
個のグリッパ−41が軸41aを中心に回動自在に取付
けられている。グリッパ−41の先端部には、丸ゴムベ
ルト42に嵌合する形状の半円状の凹部41bが形成さ
れている。なお、取付は基板60の上部には所定範囲に
わたって支持板62がネジ63によって取付けられてお
り、該支持板62に一体的に形成された突出部62aが
チェーン57aの中央凹部と嵌合してこれを案内支持す
るとともに、他の一体的に形成された突出部62bが前
記グリッパ−41を取付ける取付は板64に一体的に形
成された係合鉤部64aとが係合し、取付は板64を案
内支持している。
チェーンコンベア57.57’の近傍外側所定位置には
左側、中央、右側の3個の可動ガ、イド部材65〜67
および65′〜67′が設けられている。各可動ガイド
部材65〜67.65’〜67′は、はぼ同様な構造を
しており、該各可動ガイド部材65〜67.65′〜6
7′には、それぞれ3個ずつのグリッパ−41の後端が
係合しており、例えば第7図に示すようにソレノイド6
8の作動により、3個のグリッパ−41は軸41aを中
心に同時に回転し、二点鎖線で示すようにその先端の凹
部41bを丸ゴムベルト42から開放する。
左側、中央、右側の3個の可動ガ、イド部材65〜67
および65′〜67′が設けられている。各可動ガイド
部材65〜67.65’〜67′は、はぼ同様な構造を
しており、該各可動ガイド部材65〜67.65′〜6
7′には、それぞれ3個ずつのグリッパ−41の後端が
係合しており、例えば第7図に示すようにソレノイド6
8の作動により、3個のグリッパ−41は軸41aを中
心に同時に回転し、二点鎖線で示すようにその先端の凹
部41bを丸ゴムベルト42から開放する。
また、ソレノイド68を不動作にすると3個のグリッパ
−41の先端凹部41bは丸ゴムベルト42に圧接する
。グリッパ−41の先端凹部41bと丸ゴムベルト42
との間でストレッチフィルムを挟持して移送する。
−41の先端凹部41bは丸ゴムベルト42に圧接する
。グリッパ−41の先端凹部41bと丸ゴムベルト42
との間でストレッチフィルムを挟持して移送する。
折り込み機構4は、第2図に示すように左折り込み板2
1、右折り込み板22、前折り込み板23および後折り
込みローラ24とを有し、これら左右折り込み板21.
22と前折り込み板23と後折り込みローラ24とでエ
レベータヘッド17で押し上げられた被包装物を通過さ
せる開口部25を形成する。左折り込み板21および右
折り込み板22は、被包装物上を覆ったフィルムの左側
および右側の折り込みを行なう平板である。機枠10の
上部両側には、開口部25に向けた平行なガイドバー2
6.26’を各々設け、各ガイドバー26.26.26
’、26’に各々摺動部材27゜27.27’、27’
を摺動自在に設け、該摺動部材27,27.27’、2
7’の下部にそれぞれ前記左折り込み板21および右折
り込み板22を取付ける。左右折り込み板21.22の
近傍には(第8図参照)枢軸118 c + 118
c ’を各々設け、各枢軸1 ]、8c、118c’
には回転桿118b、118b’を回転自在に取付ける
。該回転桿118b、1]8b’の後端は、前記左右折
す込み板21.22に回転自在に連係される。各回転桿
118bと118b’とはリンク118に回転自在に連
係され、該リンク118により左右折り込み2】と右折
り込み板22が各々同時に相反する方向、すなわち開口
部25の中心に向って前進あるいは中心から後退するよ
うになっている。
1、右折り込み板22、前折り込み板23および後折り
込みローラ24とを有し、これら左右折り込み板21.
22と前折り込み板23と後折り込みローラ24とでエ
レベータヘッド17で押し上げられた被包装物を通過さ
せる開口部25を形成する。左折り込み板21および右
折り込み板22は、被包装物上を覆ったフィルムの左側
および右側の折り込みを行なう平板である。機枠10の
上部両側には、開口部25に向けた平行なガイドバー2
6.26’を各々設け、各ガイドバー26.26.26
’、26’に各々摺動部材27゜27.27’、27’
を摺動自在に設け、該摺動部材27,27.27’、2
7’の下部にそれぞれ前記左折り込み板21および右折
り込み板22を取付ける。左右折り込み板21.22の
近傍には(第8図参照)枢軸118 c + 118
c ’を各々設け、各枢軸1 ]、8c、118c’
には回転桿118b、118b’を回転自在に取付ける
。該回転桿118b、1]8b’の後端は、前記左右折
す込み板21.22に回転自在に連係される。各回転桿
118bと118b’とはリンク118に回転自在に連
係され、該リンク118により左右折り込み2】と右折
り込み板22が各々同時に相反する方向、すなわち開口
部25の中心に向って前進あるいは中心から後退するよ
うになっている。
前折り込み板23は、第2図に示すように開口部25に
臨む辺に前折り込みローラ23aを遊転自在に設けてな
る平板である。開口部25の両側機枠10には側ガイド
レール28,28’を各々配設し、該各側ガイドレール
28,28’に第1の摺動部材29.29’および第2
の摺動部材30゜30′を設は各々摺動部材29.29
″に前記折り込み板23をわたして取付ける。一方の摺
動部材29と第1駆動部材31とクランク機構33とを
介して連係し、前折り込み板23を後折り込みローラ2
4に向って前進あるいは後折り込みローラ24から後退
させるようになっている。クランク機構33は、第1駆
動軸31に固着した回転桿33aと摺動部材29に固着
した回転桿33bとを、枢軸33cを介して回転自在に
連係したものである。
臨む辺に前折り込みローラ23aを遊転自在に設けてな
る平板である。開口部25の両側機枠10には側ガイド
レール28,28’を各々配設し、該各側ガイドレール
28,28’に第1の摺動部材29.29’および第2
の摺動部材30゜30′を設は各々摺動部材29.29
″に前記折り込み板23をわたして取付ける。一方の摺
動部材29と第1駆動部材31とクランク機構33とを
介して連係し、前折り込み板23を後折り込みローラ2
4に向って前進あるいは後折り込みローラ24から後退
させるようになっている。クランク機構33は、第1駆
動軸31に固着した回転桿33aと摺動部材29に固着
した回転桿33bとを、枢軸33cを介して回転自在に
連係したものである。
摺動部材30.30’には、ブツシャ69が取付けられ
、第2駆動軸31’とクランク機構33′によって、前
期折り込み板23と同様に後折り込みローラ24に向っ
て前進あるいは後折り込みローラ24から後退させるよ
うになっている。
、第2駆動軸31’とクランク機構33′によって、前
期折り込み板23と同様に後折り込みローラ24に向っ
て前進あるいは後折り込みローラ24から後退させるよ
うになっている。
搬出機構5は、前記折り込み機構4により左右および前
のストレッチフィルムが折り込まれた被包装物を押し出
すブツシャ69、該ブツシャ69によって押し出された
被包装物を載置し幅寄せする幅寄せスライダー70、ヒ
ートベルト71等により構成される。被包装物はブツシ
ャ69によって押圧されることにより、後のストレッチ
フィルムは後折り込みローラ24により折り込まれる。
のストレッチフィルムが折り込まれた被包装物を押し出
すブツシャ69、該ブツシャ69によって押し出された
被包装物を載置し幅寄せする幅寄せスライダー70、ヒ
ートベルト71等により構成される。被包装物はブツシ
ャ69によって押圧されることにより、後のストレッチ
フィルムは後折り込みローラ24により折り込まれる。
被包装物は、ヒートベルト71上に載置され、フィルム
の溶着およびラベルの自動貼付けが行なわれた後に外部
に搬出される。
の溶着およびラベルの自動貼付けが行なわれた後に外部
に搬出される。
次に上記包装物の各部を駆動する駆動系を説明する。
第8図は、上記包装機の駆動系を示す系統図である。図
中、16は、駆動系の駆動源をなす電動機であり、該電
動機16の回転軸に固定されたVプーリー80から、減
速機81の入力回転軸に固定されたVプーリー82にV
ベルト83を介して動力が伝達される。前記減速機81
の一方の出力回転軸に後述する構造のスリット円板84
が固定されており、このスリット円板84に形成された
スリットの移動をセンサー85で検出して、包装機の動
力制御用のタイミング信号を得る、減速機81の他の出
力回転軸にはスプロケット86が固定されており、該ス
プロケット86から包装機の主駆動軸87に固定された
スプロケット88にチェーン89を介して動力が伝達さ
れる。前記主駆動軸87には、スプロケット90,91
.92が固定されており、さらに一端にはエレベータ上
下動カム93が固定されている。スプロケット92は、
チェーン94を介してブツシャコンベア13のスプロケ
ット13cに動力を伝え、スプロケット91は、チェー
ン95を介してベルトコンベア15の丸ゴムベルト15
cに動力を与えるローラ15bの回転軸に固定されたス
プロケット96に動力を伝える。エレベータ上下動カム
93は支点97を中心に上下に駆動する駆動桿98を介
してレバー19.19に上下動する動力を与えエレベー
タヘッド17を上下動させる。また、スプロケット90
はスプロケット103〜106にチェーン99.100
,101,102を介して動力を伝達する。スプロケッ
ト103は、90度ベベルギア107を介して電磁クラ
ッチブレーキ108に動力を伝達し、該電磁クラッチブ
レーキ108からチェーン109を介してフィルム移送
供給機構2の駆動軸110に固定されたスプロケット1
11に動力を伝達する。これにより、ストレッチフィル
ムを繰り出し供給する繰り出しベルト39,39’、4
0.40’およびストレッチフィルムの両端を挟持して
移送する丸ゴムベルト42.42’。
中、16は、駆動系の駆動源をなす電動機であり、該電
動機16の回転軸に固定されたVプーリー80から、減
速機81の入力回転軸に固定されたVプーリー82にV
ベルト83を介して動力が伝達される。前記減速機81
の一方の出力回転軸に後述する構造のスリット円板84
が固定されており、このスリット円板84に形成された
スリットの移動をセンサー85で検出して、包装機の動
力制御用のタイミング信号を得る、減速機81の他の出
力回転軸にはスプロケット86が固定されており、該ス
プロケット86から包装機の主駆動軸87に固定された
スプロケット88にチェーン89を介して動力が伝達さ
れる。前記主駆動軸87には、スプロケット90,91
.92が固定されており、さらに一端にはエレベータ上
下動カム93が固定されている。スプロケット92は、
チェーン94を介してブツシャコンベア13のスプロケ
ット13cに動力を伝え、スプロケット91は、チェー
ン95を介してベルトコンベア15の丸ゴムベルト15
cに動力を与えるローラ15bの回転軸に固定されたス
プロケット96に動力を伝える。エレベータ上下動カム
93は支点97を中心に上下に駆動する駆動桿98を介
してレバー19.19に上下動する動力を与えエレベー
タヘッド17を上下動させる。また、スプロケット90
はスプロケット103〜106にチェーン99.100
,101,102を介して動力を伝達する。スプロケッ
ト103は、90度ベベルギア107を介して電磁クラ
ッチブレーキ108に動力を伝達し、該電磁クラッチブ
レーキ108からチェーン109を介してフィルム移送
供給機構2の駆動軸110に固定されたスプロケット1
11に動力を伝達する。これにより、ストレッチフィル
ムを繰り出し供給する繰り出しベルト39,39’、4
0.40’およびストレッチフィルムの両端を挟持して
移送する丸ゴムベルト42.42’。
グリッパ−41,41’が所定間隔で取付けられたチェ
ーンコンベア57.57’等が駆動力を得て回転する。
ーンコンベア57.57’等が駆動力を得て回転する。
スプロケット104は90度ベベルギア112を介して
電磁クラッチブレーキ113に動力を伝達し、該電磁ク
ラッチブレーキ113は、前折り込み板23に動力を伝
える。スプロケット105は、90度ベベルギア114
を介して電磁クラッチブレーキ115に動力を伝達する
。該電磁クラッチブレーキ115は、排出ブツシャ69
に動力を伝える。また、スプロケット106は90度ベ
ベルギア116を介して電磁クラッチブレーキ117に
動力を伝達し、該電磁クラッチブレーキ117は、左右
折り込み板21.22に開口部25の中心に向って直進
する駆動力および中心から後退する駆動力を前記摺動部
材27.27’やクランク機構118と連係して伝える
。
電磁クラッチブレーキ113に動力を伝達し、該電磁ク
ラッチブレーキ113は、前折り込み板23に動力を伝
える。スプロケット105は、90度ベベルギア114
を介して電磁クラッチブレーキ115に動力を伝達する
。該電磁クラッチブレーキ115は、排出ブツシャ69
に動力を伝える。また、スプロケット106は90度ベ
ベルギア116を介して電磁クラッチブレーキ117に
動力を伝達し、該電磁クラッチブレーキ117は、左右
折り込み板21.22に開口部25の中心に向って直進
する駆動力および中心から後退する駆動力を前記摺動部
材27.27’やクランク機構118と連係して伝える
。
上記のように包装機の駆動系を電磁クラッチブレーキ1
08,113,115,117を介在させた互に独立し
た駆動手段で構成することにより、例えば、被包装物の
転倒や詰まり等の事故により包装機を緊急停止した場合
、制御盤のクラッチ解除ボタンをオンすることにより、
電磁クラッチブレーキ108,113,115,117
をそれぞれ解除すれば、フィルム移送供給機構2、折り
込み機構4、搬出機構5を構成する各部材は、手動で個
々に動かすことができ、転倒したり、詰まったり被包装
物の除去作業が簡単になり、運転再開までの時間が極め
て短かくなる。
08,113,115,117を介在させた互に独立し
た駆動手段で構成することにより、例えば、被包装物の
転倒や詰まり等の事故により包装機を緊急停止した場合
、制御盤のクラッチ解除ボタンをオンすることにより、
電磁クラッチブレーキ108,113,115,117
をそれぞれ解除すれば、フィルム移送供給機構2、折り
込み機構4、搬出機構5を構成する各部材は、手動で個
々に動かすことができ、転倒したり、詰まったり被包装
物の除去作業が簡単になり、運転再開までの時間が極め
て短かくなる。
なお、上記実施例では、独立した駆動手段として電動機
16の動力を電磁クラッチブレーキ108.113,1
15,117を介在させて伝達する例を示したが、これ
ら電動機16と各々の電磁クラッチブレーキ108,1
13,115,117に替えてそれぞれ正逆転可能な電
動機を用いその回転方向を適宜選択することにより自動
的に各部材を動かすこともできる。
16の動力を電磁クラッチブレーキ108.113,1
15,117を介在させて伝達する例を示したが、これ
ら電動機16と各々の電磁クラッチブレーキ108,1
13,115,117に替えてそれぞれ正逆転可能な電
動機を用いその回転方向を適宜選択することにより自動
的に各部材を動かすこともできる。
以上が、包装機の機械的構造およびその駆動系の説明で
ある。以下、包装機の制御装置について説明する6 第1図は上記包装機の折り込み制御装置の構成を示すブ
ロック図である。図中、実線は電気的に伝達される部分
を示し1点線は機械的に伝達される部分を示す。制御装
置は中央処理袋W120、操作表示パネル部121、記
憶部123、入出力制御回路124.駆動制御回路12
5および主タイミング検出部126から構成される。
ある。以下、包装機の制御装置について説明する6 第1図は上記包装機の折り込み制御装置の構成を示すブ
ロック図である。図中、実線は電気的に伝達される部分
を示し1点線は機械的に伝達される部分を示す。制御装
置は中央処理袋W120、操作表示パネル部121、記
憶部123、入出力制御回路124.駆動制御回路12
5および主タイミング検出部126から構成される。
操作表示パネル部121は、中央処理装置120への操
作指令や制御データを入力する操作部121aと中央処
理装置120からの信号に基づいて各種表示を行なう表
示部121bとから構成される。
作指令や制御データを入力する操作部121aと中央処
理装置120からの信号に基づいて各種表示を行なう表
示部121bとから構成される。
記憶部123は、リードオンリーメモリ(ROM)、1
23aおよびランダムアクセスメモリ(RAM)123
bから構成される。
23aおよびランダムアクセスメモリ(RAM)123
bから構成される。
入出力制御回路124は、中央処理装置120からの信
号を駆動制御部125に出力したり、タイミング検出部
126からのタイミング信号を中央処理袋W1120に
入力するインターフェイス制御回路である。
号を駆動制御部125に出力したり、タイミング検出部
126からのタイミング信号を中央処理袋W1120に
入力するインターフェイス制御回路である。
駆動制御回路125は、駆動回路125a〜125iか
ら構成される。駆動回路125aは、電動機16および
減速機81から構成される主動力部129を駆動する回
路、駆動回路125bはフィルム繰り出し移送機構2を
駆動する電磁クラッチ108を励磁する回路、駆動回路
125cは左右折り込み板21.22を駆動する電磁ク
ラッチ117を励磁する回路、駆動回路125dは前折
り込み板23を励磁する電磁クラッチ113を励磁する
回路、駆動回路125eは排出ブツシャ69を駆動する
電磁クラッチを励磁する回路、駆動回路125fは左右
前可動ガイド部材65’、67″を駆動し該可動ガイド
部材65’、67’に係合するグリッパ−41(以後左
右前グリッパ−と称す)を開放させる回路、駆動回路1
25gは前側中央の可動ガイド部材66′を駆動して該
可動ガイド部材66′に係合するプリンパー41 (以
後中央前グリッパ−と称す)を開放する回路、125h
は後側中央の可動ガイド部材66を駆動し該可動ガイド
部材66に係合するグリッパ−41(以後中央後グリッ
パ−と称す)を開放する回路、駆動回路1251は左右
後可動ガイド部材65.67を駆動し、該可動ガイド部
材65.67に係合するグリッパ−41(以後左右後グ
リッパ−と称す)を開放させる回路である。
ら構成される。駆動回路125aは、電動機16および
減速機81から構成される主動力部129を駆動する回
路、駆動回路125bはフィルム繰り出し移送機構2を
駆動する電磁クラッチ108を励磁する回路、駆動回路
125cは左右折り込み板21.22を駆動する電磁ク
ラッチ117を励磁する回路、駆動回路125dは前折
り込み板23を励磁する電磁クラッチ113を励磁する
回路、駆動回路125eは排出ブツシャ69を駆動する
電磁クラッチを励磁する回路、駆動回路125fは左右
前可動ガイド部材65’、67″を駆動し該可動ガイド
部材65’、67’に係合するグリッパ−41(以後左
右前グリッパ−と称す)を開放させる回路、駆動回路1
25gは前側中央の可動ガイド部材66′を駆動して該
可動ガイド部材66′に係合するプリンパー41 (以
後中央前グリッパ−と称す)を開放する回路、125h
は後側中央の可動ガイド部材66を駆動し該可動ガイド
部材66に係合するグリッパ−41(以後中央後グリッ
パ−と称す)を開放する回路、駆動回路1251は左右
後可動ガイド部材65.67を駆動し、該可動ガイド部
材65.67に係合するグリッパ−41(以後左右後グ
リッパ−と称す)を開放させる回路である。
主タイミング検出部126は第8@の減速機81の回転
軸に固定され1回転軸の回転と共に回転するスリット円
板84とセンサー85から構成されるタイミング信号発
生器からの信号を検出する部分で、包装機の左右折り込
み板21,22、前折り込み板23等の各作動部を駆動
させるタイミングの基準となるタイミング信号を検出す
る部分である。
軸に固定され1回転軸の回転と共に回転するスリット円
板84とセンサー85から構成されるタイミング信号発
生器からの信号を検出する部分で、包装機の左右折り込
み板21,22、前折り込み板23等の各作動部を駆動
させるタイミングの基準となるタイミング信号を検出す
る部分である。
中央処理装置120は、タイミング検出部126からタ
イミング信号および後述する記憶部123のROM12
3aの作動タイミングテーブルに記憶されたデータに基
づいて入出力制御回路124を通して各駆動回路125
a〜1251に信号を送信し、折り込み機構の各部を所
定のタイミングで駆動する。
イミング信号および後述する記憶部123のROM12
3aの作動タイミングテーブルに記憶されたデータに基
づいて入出力制御回路124を通して各駆動回路125
a〜1251に信号を送信し、折り込み機構の各部を所
定のタイミングで駆動する。
第9図は減速機81の回転軸に固定されたスリット円板
84の構造を示す図である。図示するように、スリット
円板84は1円板84aの同心円上の一番外側にタイミ
ング信号用のスリットTPAを設けその内側の同心円上
にスリンTPAから所定の角度遅れた方向検出用のスリ
ットTPBを設け、さらにスリットTPBの内側の所定
の位置ゼロ点検出用のスリットTPOを設ける。これら
スリットを貫通する光をセンサー85(第8図参照)で
検出し、タイミング検出部126に送る。
84の構造を示す図である。図示するように、スリット
円板84は1円板84aの同心円上の一番外側にタイミ
ング信号用のスリットTPAを設けその内側の同心円上
にスリンTPAから所定の角度遅れた方向検出用のスリ
ットTPBを設け、さらにスリットTPBの内側の所定
の位置ゼロ点検出用のスリットTPOを設ける。これら
スリットを貫通する光をセンサー85(第8図参照)で
検出し、タイミング検出部126に送る。
第10図は、前記操作表示パネル部121の外観を示す
図である。操作表示パネルには、電源を電源スィッチ1
31、手動運転ボタン132、トレイのタイプを切替え
るトレイタイプ切換スイッチSW3、フィルムの張りを
調整するフィルム張り調整スイッチSW2、フィルム長
を選択するフィルム長さ選択スイッチSWI、クラッチ
を解放するクラッチ解放スイッチ133、ヒータ温度調
整スイッチ134、非常停止スイッチ135が設けられ
これらにより操作部121aを構成する。また表示部1
21bには、折り込み状態、フィルム状態等包装機各部
の状態を表示する手段が設けられている。
図である。操作表示パネルには、電源を電源スィッチ1
31、手動運転ボタン132、トレイのタイプを切替え
るトレイタイプ切換スイッチSW3、フィルムの張りを
調整するフィルム張り調整スイッチSW2、フィルム長
を選択するフィルム長さ選択スイッチSWI、クラッチ
を解放するクラッチ解放スイッチ133、ヒータ温度調
整スイッチ134、非常停止スイッチ135が設けられ
これらにより操作部121aを構成する。また表示部1
21bには、折り込み状態、フィルム状態等包装機各部
の状態を表示する手段が設けられている。
トレイタイプ切換スイッチSW3は、標準トレイ、大ト
レイ、小トレイ、長トレイ等その寸法、形状によって区
分されたトレイに応じて切替えるようになっている。フ
ィルム張り調整スイッチSW2はフィルムの張りを弱か
ら強まで5段階に切換えて調整できるようになっている
。フィルムの左右の張りは左右前グリッパ、左右後グリ
ッパ−の作動タイミング、フィルムの前側の張りは中央
前グリッパの作動タイミングによって決まるので、具体
的にはこのスイッチSW2により上記各作動タイミング
が変えられる。また、フィルム長さ選択スイッチSWI
はフィルムの長さを短から長まで5段階に切換えて選択
できるようになっている。
レイ、小トレイ、長トレイ等その寸法、形状によって区
分されたトレイに応じて切替えるようになっている。フ
ィルム張り調整スイッチSW2はフィルムの張りを弱か
ら強まで5段階に切換えて調整できるようになっている
。フィルムの左右の張りは左右前グリッパ、左右後グリ
ッパ−の作動タイミング、フィルムの前側の張りは中央
前グリッパの作動タイミングによって決まるので、具体
的にはこのスイッチSW2により上記各作動タイミング
が変えられる。また、フィルム長さ選択スイッチSWI
はフィルムの長さを短から長まで5段階に切換えて選択
できるようになっている。
ここでトレイタイプ切換スイッチSW3の切換は、フィ
ルム張り調整スイッチSW2.フィルム長さ選択スイッ
チSWIの切換に優先するようになっている。つまり、
各スイッチは独立に調整されるのではなく、相互に関係
しており、たとえばフィルム長さ選択スイッチSWIを
「3」に選択していても、トレイタイプ切替スイッチS
W3が「大」にあるか「小」にあるかによって実際のフ
ィルムカット長さは異なる。以下この点を具体的に説明
する。
ルム張り調整スイッチSW2.フィルム長さ選択スイッ
チSWIの切換に優先するようになっている。つまり、
各スイッチは独立に調整されるのではなく、相互に関係
しており、たとえばフィルム長さ選択スイッチSWIを
「3」に選択していても、トレイタイプ切替スイッチS
W3が「大」にあるか「小」にあるかによって実際のフ
ィルムカット長さは異なる。以下この点を具体的に説明
する。
現在一般的に使用されているトレイのタイプを大別する
と第11図に示すように標準トレイTL。
と第11図に示すように標準トレイTL。
大トレイT2.小トレイT3、長トレイT4の四種類が
ある。標準トレイT1は、最多用されているタイプのト
レイで、縦横比がほぼ一定の大型のものから小型のもの
まで多種類がある。大トレイT2はいわゆる「ジャンボ
トレイ」といわれるもので大型でかつ縦横比が「1」に
近く食肉関係等で広く用いられている。小トレイT3は
、いわゆる「タラコトレイ」と呼ばれるもので、極めて
小型のトレイで、その名の通り主としてタラコ収納用の
トレイである。長トレイT4はいわゆる「サンマトレイ
」と呼ばれるもので、タテ寸法に対して横寸法の極めて
長いものであり、その名のとおり、主としてサンマ収納
用のトレイである。いま、フィルムカット長さの種類を
小さいものから順にA、B、C,D、Eの5段階にする
と、トレイタイプ切換スイッチSW3を標準、大、中、
長に切換えることにより、フィルム長さ選択スイッチS
W1の目盛1,2,3,4,5が設定するフィルムカッ
ト長さは第12図に示すようになる。また。
ある。標準トレイT1は、最多用されているタイプのト
レイで、縦横比がほぼ一定の大型のものから小型のもの
まで多種類がある。大トレイT2はいわゆる「ジャンボ
トレイ」といわれるもので大型でかつ縦横比が「1」に
近く食肉関係等で広く用いられている。小トレイT3は
、いわゆる「タラコトレイ」と呼ばれるもので、極めて
小型のトレイで、その名の通り主としてタラコ収納用の
トレイである。長トレイT4はいわゆる「サンマトレイ
」と呼ばれるもので、タテ寸法に対して横寸法の極めて
長いものであり、その名のとおり、主としてサンマ収納
用のトレイである。いま、フィルムカット長さの種類を
小さいものから順にA、B、C,D、Eの5段階にする
と、トレイタイプ切換スイッチSW3を標準、大、中、
長に切換えることにより、フィルム長さ選択スイッチS
W1の目盛1,2,3,4,5が設定するフィルムカッ
ト長さは第12図に示すようになる。また。
フィルムの張りを調整するための左右前グリッパ−の開
放タイミングを早いものから遅いものイ。
放タイミングを早いものから遅いものイ。
口、ハ、二、ホの5種類にすると、トレイタイプ切換ス
イッチSW3を標準、大、中、小、長に選択することに
より、フィルム張り調整スイッチSW2を「3」に設定
した場合、フィルム長さ選択スイッチS W’ 1を1
〜5に切換えることにより左右前グリッパ−の開放タイ
ミングは第13図のようになる。
イッチSW3を標準、大、中、小、長に選択することに
より、フィルム張り調整スイッチSW2を「3」に設定
した場合、フィルム長さ選択スイッチS W’ 1を1
〜5に切換えることにより左右前グリッパ−の開放タイ
ミングは第13図のようになる。
上記のようにトレイタイプをトレイタイプ切換スイッチ
SW3により指定することにより、フィルム長さ選択ス
イッチSWIおよびフィルム張り調整スイッチSW2の
目盛内容を変える理由は、トレイタイプの種類にかかわ
らず仕上りの良い包装を得るためである。
SW3により指定することにより、フィルム長さ選択ス
イッチSWIおよびフィルム張り調整スイッチSW2の
目盛内容を変える理由は、トレイタイプの種類にかかわ
らず仕上りの良い包装を得るためである。
第12図に示すようにトレイタイプ切換スイッチSW3
とフィルム長さ選択スイッチSWIにより、フィルムカ
ット長さA、B、C,D、Eが決まると、該フィルムカ
ット長さA、B、C,D。
とフィルム長さ選択スイッチSWIにより、フィルムカ
ット長さA、B、C,D、Eが決まると、該フィルムカ
ット長さA、B、C,D。
Eに対応して、左右折り込み板21.22の作動タイミ
ングTmか、例えば第14図のように示すように決まる
。ここで作動タイミングTmの数値はスリット円板84
の回転角度、すなわち主タイミング検出部126からの
パルス信号のカウント値(スリット円板84が5度回転
するごとにlパルスを出力する)を示す。
ングTmか、例えば第14図のように示すように決まる
。ここで作動タイミングTmの数値はスリット円板84
の回転角度、すなわち主タイミング検出部126からの
パルス信号のカウント値(スリット円板84が5度回転
するごとにlパルスを出力する)を示す。
上記左右前グリッパー開放タイミングや左右折り込み板
作動タイミングTmの選択は、すべてROM l 23
aに設定されたテーブルに基づいて行なわ九る。中央
処理装置120は、主タイミング検出部126からのパ
ルス信号のカウント値が更新されたか否かを監視し、更
新された時はそのカウント値が各々設定されたタイミン
グカウント値と一致しているか否かを判断し、一致して
いる場合には、その処理を実行する。
作動タイミングTmの選択は、すべてROM l 23
aに設定されたテーブルに基づいて行なわ九る。中央
処理装置120は、主タイミング検出部126からのパ
ルス信号のカウント値が更新されたか否かを監視し、更
新された時はそのカウント値が各々設定されたタイミン
グカウント値と一致しているか否かを判断し、一致して
いる場合には、その処理を実行する。
第15図は、折り込み機構各部の動作の一例を示すメカ
ニカルチャートである。同図においてはスリット円板8
4が5度回転するごとに主タイミング検出部126から
1パルス信号が出力するものとしている。エレベータヘ
ッド17は、タイミング1で上昇を開始し、タイミング
16で上限に達し、タイミング32で下降を開始し、タ
イミング46で下限に対する(第15図(a)参照)、
左右折り込み板21.22はフィルムカット長さA(カ
ット長さが1番車さい)の場合、タイミング6で前進開
始、タイミング26で前進終了、タイミング44で後退
開始、タイミング64で後退終了となるが、フィルムカ
ット長さがB、C,Dでは、タイミング8で前進開始、
タイミング28で前進終了とし、また、フィルムカット
長さがE(カット長さが一番大)ではタイミング10で
前進開始、タイミング30で前進終了となる(第15図
(b)参照)。すなわちフィルムカット長さが小さいと
きは左右折り込み板21.22の作動タイミングを早く
し、大きいときは小さくする。
ニカルチャートである。同図においてはスリット円板8
4が5度回転するごとに主タイミング検出部126から
1パルス信号が出力するものとしている。エレベータヘ
ッド17は、タイミング1で上昇を開始し、タイミング
16で上限に達し、タイミング32で下降を開始し、タ
イミング46で下限に対する(第15図(a)参照)、
左右折り込み板21.22はフィルムカット長さA(カ
ット長さが1番車さい)の場合、タイミング6で前進開
始、タイミング26で前進終了、タイミング44で後退
開始、タイミング64で後退終了となるが、フィルムカ
ット長さがB、C,Dでは、タイミング8で前進開始、
タイミング28で前進終了とし、また、フィルムカット
長さがE(カット長さが一番大)ではタイミング10で
前進開始、タイミング30で前進終了となる(第15図
(b)参照)。すなわちフィルムカット長さが小さいと
きは左右折り込み板21.22の作動タイミングを早く
し、大きいときは小さくする。
排出ブツシャ69は、トレイの種類に応じて標準トレイ
Tl、小トレイT3、長トレイT4の場合は、タイミン
グ24で前進を開始し、タイミング44で前進を終了し
、タイミング48で後退を開始、タイミング68で後退
を終了するが、大トレイT2ではタイミング26で前進
開始、タイミング46で前進を終了する(第5図(d)
参照)。すなわち、トレイの種類により排出ブツシャ6
9の作動タイミングを変えて後側のフィルムの張りを調
整して包装仕上りを良くする。また包装仕上りを左右す
るフィルムの張り調整は第15図(e)、(f)の実線
あるいは点線で示すように左右前グリッパ−および左右
後グリッパ−の開放タイミングを変えることで行ない、
前側のフィルムの張り調整は第15図(g)で示すよう
に中央前グリッパの開放タイミングを変えることで行な
う。なお、この実施例では、排出ブツシャ69の作動タ
イミングを変えて後側のフィルムの張りを調整したが、
中央後グリッパ−の作動タイミングを変えておこなうこ
とも可能である。
Tl、小トレイT3、長トレイT4の場合は、タイミン
グ24で前進を開始し、タイミング44で前進を終了し
、タイミング48で後退を開始、タイミング68で後退
を終了するが、大トレイT2ではタイミング26で前進
開始、タイミング46で前進を終了する(第5図(d)
参照)。すなわち、トレイの種類により排出ブツシャ6
9の作動タイミングを変えて後側のフィルムの張りを調
整して包装仕上りを良くする。また包装仕上りを左右す
るフィルムの張り調整は第15図(e)、(f)の実線
あるいは点線で示すように左右前グリッパ−および左右
後グリッパ−の開放タイミングを変えることで行ない、
前側のフィルムの張り調整は第15図(g)で示すよう
に中央前グリッパの開放タイミングを変えることで行な
う。なお、この実施例では、排出ブツシャ69の作動タ
イミングを変えて後側のフィルムの張りを調整したが、
中央後グリッパ−の作動タイミングを変えておこなうこ
とも可能である。
上記のように、フィルムカット長により左右折す込み板
21.22の作動タイミングを変え、フィルムカット長
さが大きいときは遅い作動タイミングで、フィルムカッ
ト長さが小さい場合は早い作動タイミングで作動させる
ことにより、フィルムFと左右折り込み板21,22お
よびトレイTの関係は第16図、第17図のようになる
。すなわち、フィルムカット長さが長い場合は、第16
図(a)に示すように、フィルムFの長さFQが左右折
り込み板21.22の間隔りより長くなっているから、
同図(b)に示すように左右折り込み板21.22の作
動タイミングを遅くしてもエレベータヘッド17を上昇
させフィルムFにトレイTを押し上げてもフィルム両端
は左右折り込み板21゜22の先端に十分係合するから
、フィルムFはスムーズにトレイTの底部に折り込まれ
る。また、フィルムカット長さが短い場合は、第17図
(a)に示すように、フィルムFの長さFQが左右折り
込み板21.22の間隔りより短かくなっているが、左
右折り込み板21.22の作動タイミングを早くするこ
とにより、同図(b)に示すように工レベータヘッド1
7を上昇させフィルムFにトレイTを下から押し上げて
もフィルムFの両端は左右折り込み板21.22の先端
に十分係合するから、フィルムFはスムーズにトレイT
の下部に折り込まれることになる。
21.22の作動タイミングを変え、フィルムカット長
さが大きいときは遅い作動タイミングで、フィルムカッ
ト長さが小さい場合は早い作動タイミングで作動させる
ことにより、フィルムFと左右折り込み板21,22お
よびトレイTの関係は第16図、第17図のようになる
。すなわち、フィルムカット長さが長い場合は、第16
図(a)に示すように、フィルムFの長さFQが左右折
り込み板21.22の間隔りより長くなっているから、
同図(b)に示すように左右折り込み板21.22の作
動タイミングを遅くしてもエレベータヘッド17を上昇
させフィルムFにトレイTを押し上げてもフィルム両端
は左右折り込み板21゜22の先端に十分係合するから
、フィルムFはスムーズにトレイTの底部に折り込まれ
る。また、フィルムカット長さが短い場合は、第17図
(a)に示すように、フィルムFの長さFQが左右折り
込み板21.22の間隔りより短かくなっているが、左
右折り込み板21.22の作動タイミングを早くするこ
とにより、同図(b)に示すように工レベータヘッド1
7を上昇させフィルムFにトレイTを下から押し上げて
もフィルムFの両端は左右折り込み板21.22の先端
に十分係合するから、フィルムFはスムーズにトレイT
の下部に折り込まれることになる。
なお、L記実施例では、トレイタイプの設定およびフィ
ルムカット長さの設定は、操作表示パネル121のトレ
イタイプ切換スイッチSW3、フィルムカット長さ選択
スイッチSW1によりマニアルで設定するようにしたが
、特願昭59−204744号明細書に開示するように
各種センサを用いてトレイの縦横高さ寸法を検出し、自
動的にトレイタイプおよびフィルムカット長さを決定す
るようにしてもよいことは当然である。
ルムカット長さの設定は、操作表示パネル121のトレ
イタイプ切換スイッチSW3、フィルムカット長さ選択
スイッチSW1によりマニアルで設定するようにしたが
、特願昭59−204744号明細書に開示するように
各種センサを用いてトレイの縦横高さ寸法を検出し、自
動的にトレイタイプおよびフィルムカット長さを決定す
るようにしてもよいことは当然である。
以上説明したように1本発明に係るフィルム折り込み制
御装置は、フィルムカット長さに応じて前記左右折り込
み板の作動タイミングを制御するようにしたので、フィ
ルムの無駄が少なくかつ仕上りのよい包装が得られると
いう優れた効果を有する。
御装置は、フィルムカット長さに応じて前記左右折り込
み板の作動タイミングを制御するようにしたので、フィ
ルムの無駄が少なくかつ仕上りのよい包装が得られると
いう優れた効果を有する。
第1図は本発明に係るフィルム折り込み制御装置の構成
を示すブロック図、第2図〜第4図は包装機の構造を示
す図で、第2図は平面図、第3図は縦断正面図(第2図
の矢印入方向から見た図)。 第4図は縦断側面図(第2図の矢印B方向から見た図)
、第5図、第6図は同包装機のフィルム繰り出し移送機
構を示す図、第5図は平面図、第6図は側面図、第7図
はグリッパ−機構の断面図。 第8図は包装機の駆動系を示す系統図、第9図はスリッ
ト円板の形状を示す図、第10図は操作表示装置の外観
を示す図、第11図はトレイの種類を示す図、第12図
はトレイタイプ切換スイッチSW3とフィルム長さ選択
スイッチSWIの関係を示す図、第13図はトレイタイ
プ切換スイッチSW3とフィルム張り調整スイッチSW
2とフィルム長さ選択スイッチの関係を示す図、第14
図はフィルムカット長さと左右折り込み板の作動タイミ
ングの関係を示す図、第15図は折り込み機構の動きを
示すメカニカルチャート、第16図および第17図は折
り込み機構の折り込み動作の概略図、第18図(a)〜
(d)は本出願人が先に出願した包装機の折り込み機構
の概略構成とその動作を示す図、第19図はそのフィル
ムカット長さが小さい場合の動作概略を示す図である。 図中、120・・・中央処理装置、121・・・操作表
示パネル、123・・・記憶部、124・・・入出力制
御回路、125・・・駆動制御部、126・・・主タイ
ミング検出部。
を示すブロック図、第2図〜第4図は包装機の構造を示
す図で、第2図は平面図、第3図は縦断正面図(第2図
の矢印入方向から見た図)。 第4図は縦断側面図(第2図の矢印B方向から見た図)
、第5図、第6図は同包装機のフィルム繰り出し移送機
構を示す図、第5図は平面図、第6図は側面図、第7図
はグリッパ−機構の断面図。 第8図は包装機の駆動系を示す系統図、第9図はスリッ
ト円板の形状を示す図、第10図は操作表示装置の外観
を示す図、第11図はトレイの種類を示す図、第12図
はトレイタイプ切換スイッチSW3とフィルム長さ選択
スイッチSWIの関係を示す図、第13図はトレイタイ
プ切換スイッチSW3とフィルム張り調整スイッチSW
2とフィルム長さ選択スイッチの関係を示す図、第14
図はフィルムカット長さと左右折り込み板の作動タイミ
ングの関係を示す図、第15図は折り込み機構の動きを
示すメカニカルチャート、第16図および第17図は折
り込み機構の折り込み動作の概略図、第18図(a)〜
(d)は本出願人が先に出願した包装機の折り込み機構
の概略構成とその動作を示す図、第19図はそのフィル
ムカット長さが小さい場合の動作概略を示す図である。 図中、120・・・中央処理装置、121・・・操作表
示パネル、123・・・記憶部、124・・・入出力制
御回路、125・・・駆動制御部、126・・・主タイ
ミング検出部。
Claims (2)
- (1)包装機の所定部分にフィルム移送機構により移送
されたフィルムを張架し、該フィルム下部からフィルム
に被包装物を押し上げ、左右折り込み板および前折り込
み板等から構成されるフィルム折り込み機構により、フ
ィルム端部を被包装物底部に折り込み被包装物をフィル
ムで包装する包装機において、フィルムカット長さに応
じて前記左右折り込み板の作動タイミングを制御する制
御手段を設けたことを特徴とする包装機におけるフィル
ム折り込み制御装置。 - (2)前記制御手段はフィルムカット長さが短い場合、
フィルムカット長さが長い場合に比べ左右折り込み板の
作動タイミングを早くする特許請求の範囲第(1)項記
載の包装機におけるフィルム折り込み制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2468685A JPS61190408A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 包装機におけるフイルム折り込み制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2468685A JPS61190408A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 包装機におけるフイルム折り込み制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61190408A true JPS61190408A (ja) | 1986-08-25 |
JPH0549524B2 JPH0549524B2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=12145044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2468685A Granted JPS61190408A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 包装機におけるフイルム折り込み制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61190408A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02127212A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-05-15 | Teraoka Seiko Co Ltd | 包装装置 |
JPH0457718A (ja) * | 1990-06-21 | 1992-02-25 | Fuji Pack Syst Ltd | 包装機における物品供給装置 |
JPH0711502U (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-21 | 株式会社寺岡精工 | 包装装置 |
JP2014181051A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Teraoka Seiko Co Ltd | 包装装置およびその制御方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52147184A (en) * | 1976-05-31 | 1977-12-07 | Nippon Sangyo Kikai Kk | Goods packaging equipment with stretch film |
JPS56151616A (en) * | 1980-04-10 | 1981-11-24 | Tokyo Electric Co Ltd | Turning-in device for packer |
JPS5777404A (en) * | 1973-10-05 | 1982-05-14 | Manteka Esu Aa Eru | Device for packing article by extended sheet material |
JPS58125412A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-26 | 株式会社フジパツクシステム | 包装機における包装用フイルム押え装置 |
JPS58160230A (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-22 | 株式会社フジパツクシステム | 包装機 |
-
1985
- 1985-02-12 JP JP2468685A patent/JPS61190408A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5777404A (en) * | 1973-10-05 | 1982-05-14 | Manteka Esu Aa Eru | Device for packing article by extended sheet material |
JPS52147184A (en) * | 1976-05-31 | 1977-12-07 | Nippon Sangyo Kikai Kk | Goods packaging equipment with stretch film |
JPS56151616A (en) * | 1980-04-10 | 1981-11-24 | Tokyo Electric Co Ltd | Turning-in device for packer |
JPS58125412A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-26 | 株式会社フジパツクシステム | 包装機における包装用フイルム押え装置 |
JPS58160230A (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-22 | 株式会社フジパツクシステム | 包装機 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02127212A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-05-15 | Teraoka Seiko Co Ltd | 包装装置 |
JPH0457718A (ja) * | 1990-06-21 | 1992-02-25 | Fuji Pack Syst Ltd | 包装機における物品供給装置 |
JPH0711502U (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-21 | 株式会社寺岡精工 | 包装装置 |
JP2014181051A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Teraoka Seiko Co Ltd | 包装装置およびその制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549524B2 (ja) | 1993-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |