JPS59124212A - 包装機における供給品受台装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば搬送装置により包装部に展張された包
装用フィルムを品物に対し折込んで品物を包装す−る生
鮮食品用包装機に係り、品物供給装置により移送された
品物を載せた状態で包装部の包装用フィルムに向けて上
昇される供給品受台装置に関するものである。

本件出願人はこの種の包装機を特願昭５６−１８９４２
６号に記載の発明として既に提供している。この包装機
では、品物供給装置と包装部との間で供給品受台装置が
昇降し、品物供給装置から移送された品物を載せた状態
で供給品受台が上昇して、包装部に展張された包装用フ
ィルムをこの品物が押し上げ、品物の下側で後折込み部
材及び左右両折込み部材により包装用フィルムをまず３
方向から折込み、その後コンベアベルトにより包装途中
の品物を搬出するとき、固定状態の前折込み部材により
前方からも折込み、品物に対する包装用フィルムの折込
み動作を完了するようになっている。第５図に示すよう
に、この包装機における供給品受台装置２１においては
、中央部の載置部材２４Ａ及びその後方に配置した複数
の載置部材２４ＢがＢ矢印方向へ回動可能になっている
とともに、中央部の載置部材２４Ａの左右両側に配置し
た載置部材２５．２６がそれぞれＡ　Ｉ、　Ａ　２矢印
方向へ回動可能になっている。このように各載置部材２
４Ａ、２４Ｂ、２５．，２６を回動可能にした理由は、
後折込み部材及び左右両折込み部材により包装用フィル
ムを品物に対し第５図のＢ。

Ａ　　Ｉ、　Ａ　２矢印方向へ折込むとき、各載置部材
２４Ａ、２４Ｂ、２５．２６をこれら折込み部材により
傾動して品物の下側における包装用フィルムの折込み動
作を可能にするためである。しかるに、後折込み部材が
左右両側の載置部材２５．２６に衝突したり、左右両折
込み部材が後側の載置部材２４Ｂに衝突したりすると、
折込み部材の移動が阻止され、折込み動作を行なうこと
ができないため、後側の載置部材２４Ｂと左右両側の載
置部材２５．２６との間にはどうしても移動許容空間Ｓ
を必要としていた。そのため、供給品受台装置２１が上
昇してその上の品物が包装部の包装用フィルムを押し上
げるとき、その移動許容空間Ｓに対応する品物の下側角
部が空き、包装用フィルムに対する品物の押し上げ力で
品物のトレイの両角部がその移動許容空間Ｓ側へ撓み、
その撓み部分に折込み部材が衝突してトレイが損傷する
こともあった。又、前記移動許容空間Ｓをどうしても必
要とするため、それだけ載置部材２４Ｂ、２５．２６の
数が減り、それら載置部材２４Ｂ、２５．２６上に載せ
る品物の安定性が悪くなることもあった。

本発明の目的は各載置部材を後折込み部材の移動方向と
左右両折込み部材の移動方向各々へ移動可能にすること
により、前記欠点を解消することができる供給品受台装
置を提供することにある。

以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図に従つて説明
すると、＄１図、及び第２図に示すように品物供給装＠
２０の終端部にはそこから移送される品物Ｗが載せられ
る供給品受台装置１が昇降可能に装設されている。同供
給品受台装置１においては、支持台２から断面六角形状
の支持杆３が複数本並列状態で突設され、その各々に載
置部材４Ａ、４Ｂ、５．６が立設状態で配置されている
。

中央の支持杆３に嵌合固定された載置部材４Ａ。

４Ｂは後折込み部材の折込み方向Ｂと同一方向への回動
可能になっている。一方、左右両側の載置部材５，６に
おいては、第３図及び第４図に示すように、支持杆３に
嵌合固定されるボス部７から上方へ支持腕８が突設され
、その上端部にブロック９がＡ′矢印方向（左右方向）
への回動可能に軸１０着されている。このブロック９の
両側には受台１１の両脚部１１ａがＢ″矢印方向く前後
方向）への回動可能に軸１２着され、一方の脚部１１ａ
の下端部と支持腕８の下端部との間にはスプリング１３
が連結されている。従って、受台１１はこのスプリング
１３の付勢により常には品物の載置可能な待機状態を保
持し、又このスプリング１３の付勢に抗して軸１０を中
心にＡ′矢印方向へ回動するとともに、軸１２を中心に
Ｂ′矢印方向へも回動することができるようになってい
る。

そして、これら載置部材５，６の受台１１の回動方向Ｂ
′が後折込み部材の折込み方向Ｂに一致するとともに、
一方の載置部材５の受台１１の回動方向Ａ′及びもう一
方の載置部材６の受台１１の回動方向Ａ′がそれぞれ左
右両折込み部材の折込み方向Ａ　　Ｉ、　Ａ　２に一致
するように配置されている。

さて、以上のように構成された供給品受台装置１は品物
を載せた状態で上昇し、包装部に展張された包装用フィ
ルムを品物で押し上げ、その状態で後折込み部材及び左
右両折込み部材が品物の下側でその包装用フィルムを折
込む。その折込み時に、載置部材５．６の受台１１は後
折込み部材の折込み方向Ｂ及び左右折込み部材の、−折
込み方向Ａ１、Ａ２と同方向へ回動可能になっているの
で、後折込み部材及び左右両折込み部材が品物の下側へ
深く食込んでもそれを許容するようにＢ−、Ａ′方向へ
回動することができ、各載置部材５．６が後折込み部材
及び左右両折込み部材の移動を阻止することがなくなる
。従って、供給品受台装置１の広範囲にわたって同載置
部材５，６を取付けることができるとともに、品物の大
きさに合わせて載置部材５，６の数を自由に変更するこ
とができ、品物を載置部材５，６で安定性良く支持する
ことができる。そのため、供給品受台装置１上の品物が
包装部の包装用フィルムを押し上げた時、前述した従来
例と異なり品物のトレイがその押し上げ力で撓むことが
なくなり、後折込み部材及び左右両折込み部材が品物の
トレイに衝突することなく確実に包装用フィルムを折込
むことができ・、品物のトレイの損傷もなくなる。

以上詳）ホした実施例以外にも、中央の載置部材４Ａ、
４Ｂを後折込み部材の折込み方向Ｂのみならず左右両折
込み部材の折込み方向Ａ　Ｉ、　Ａ　２のいずれか一方
にも回動可能になるようにしたり、載置部材５，６のう
ち一部のものだけを舶記Ａ′Ｂ′方向への回動可能にし
て他のものはＢ一方向へのみ回動可能にしたり、載置部
材５，６のスプリング１３に代えて各軸１０，１２にね
じりコイルばねを巻着したりしてもよい。

以上詳述した本発明は、品物を載せるための載置部材４
Ａ、４Ｂ、５．６を複数個配置し、その載置部材のうち
少なくとも一部の載置部材５．６の受台１１を、折込み
部材の移動を許容するように前後左右方向への移動可能
に支持するとともに、常には品物の載置可能な待機状態
になるように付勢したので、前述したように、折込み部
材の折込み軌跡上にその載置部材５，６の受台１１を配
置したとしても、この受台１１と折込み部材との衝突で
受台１１が折込−み部材の移動を許容するように回動し
、折込み部材の移動を阻止することがなく、載置部材５
．６の位置及び数が制限されず、品物を安定性良く支持
することができる。又、包装部の包装用フィルムを供給
品受台装置１上の品物が押し上げたとき、その押し上げ
力で品物のトレイが撓むことがなくなり、トレイと折込
み部材との衝突がなく確実に包装用フィルムを折込むこ
とができ、品物のトレイの損傷も防止すること力くでき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である供給品受台装置並びに
それに対応しで設けた品物供給装置を示す平面図、第２
図はその断面図、第３図１ま各載置部材を示す正面図、
第４図はその側面図、第５図は従来の供給品受台装置を
示す平面図である。 供給品受台装置１、載置部材４Ａ、４Ｂ、５゜６、支持
腕８、ブロック９、軸１０、受台１１、軸１２、スプリ
ング１３、回動方向Ａ”、Ｂ′、折込み方向Ａ　１．　
Ａ　２．　Ｂ、移動許容空間Ｓ０特許出願人　　　株式
会社フジノ＼ツクシステム代　理　人　　　弁理士　　
恩１）１専宣第８図 旦′ 第４図 へ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、品物供給装置と包装部との間で供給品受台装置が昇
   降し、品物供給装置から移送された品物を載せた状態で
   供給品受台装置が上昇して、包装部に展張された包装用
   フィルムをこの品物が押し上げ、品物の下側で包装用フ
   ィルムを折込み部材により品物の前後左右方向から折込
   む包装機において、 前記品物を載せるための載置部材（４Ａ、４Ｂ。 ５．６〉を複数個配置し、その載置部材のうち少なくと
   も一部の＠置部材（５，６＞の受台（１１）を、前記折
   込み部材の移動を許容するように前後左右方向への移動
   可能に支持するとともに、常には品物の載置可能な待機
   状態になるように付勢したことを特徴とする供給受台装
   置。 ２、載置部材（５，６）は固定した支持腕（８）にブロ
   ック（９−）を左右方向への回動可能に軸（１０）着す
   るとともに、このブロック（９）に受台（１１）を前後
   方向への回動可能に軸（１２ン着したものである特許請
   求の範囲第１項に記載の包装機における供給品受台装置
   。