JPH089364B2 - 被包装物の包装方法 - Google Patents

被包装物の包装方法

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JPH089364B2
JPH089364B2 JP29337192A JP29337192A JPH089364B2 JP H089364 B2 JPH089364 B2 JP H089364B2 JP 29337192 A JP29337192 A JP 29337192A JP 29337192 A JP29337192 A JP 29337192A JP H089364 B2 JPH089364 B2 JP H089364B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被包装物の包装方法に
係り、詳しくは被包装物が搬入される搬入部からフィル
ムが水平に張られて待機されている包装部の下方に被包
装物を搬送した後、該被包装物を前記フィルムに向けて
上昇突き上げ供給せしめて被包装物の上面をフィルムで
覆った後、フィルムの端部を被包装物の底部に折り込む
包装方法、特に燃えないゴミによる環境問題が騒がれて
いる中でトレイを使用しないで直接フィルムにより被包
装物を包装する所謂ノートレイ方式の包装方法の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、この種の包装方法
に使用されていた包装装置としては、例えば特開平4−
57718 号公報に開示されている装置が知られている。斯
る装置においては、機枠外部の被包装物の搬入部から機
枠内部の包装部の真下に至る範囲にて搬送コンベヤーを
水平に配設して、この搬送コンベヤーにより被包装物を
外部搬入部から内部包装部の真下まで搬送せしめ、その
搬送終端部まで搬送されてきた被包装物を、包装部の真
下に昇降動自在に配設されている被包装物受け台(通
称、エレベータヘッドと称されている)の上昇に伴い該
受け台に受け取らせ、継続する同受け台の上昇により被
包装物をフィルムが水平に張られて待機されている包装
部の該フィルムに向けて突き上げ供給せしめて包装する
様に構成されたものである。
【0003】しかし乍ら、この従来装置は被包装部受け
台が昇降動する前記搬送コンベヤーの昇降範囲前後位置
に該コンベヤーの上昇移動に追動して動く挾持杆と独自
の駆動により動くガイド板とによって、コンベヤーから
受け台上に被包装物が受け取られる時や受け台上に受け
取られ載置された被包装物が包装部へと上昇供給される
時に数個或いは数本まとめられた被包装物の並びが乱れ
ない様に前後から挾持する様にしてなるから、受け台が
包装部へと上昇する過程で被包装部が挾持杆及びガイド
板に擦れて傷が付いてしまう問題が起こり易い。特に近
年燃えないゴミによる環境問題が騒がれている中でトレ
イを使用しないで直接フィルムにより被包装物を包装す
る所謂ノートレイ方式の包装形態にあっては被包装物が
挾持杆及びガイド板に直接触れて擦れることになるため
上記した傷等の問題が更に起こり易くなることから、ト
レイ上に被包装部を載せた状態でトレイと共にフィルム
により包装するトレイ方式の包装形態は被包装物が挾持
杆及びガイド板に直接触れることがないことから上記問
題は緩和されるものの、ノートレイ方式の包装形態にあ
ってはその包装が難しいものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
事情に鑑みてなされたもので、被包装物に傷等を一切付
けずに該包装物を包装部へと搬送供給し得る様に改良し
た特にノートレイ方式の包装形態に有効な包装方法の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じる技術的手段は、被包装物の搬入部から
該被包装物を、フィルムが水平に繰出し張架されて待機
されている包装部の下方に搬送した後、同被包装物を前
記フィルムに向けて上昇突き上げ供給せしめて被包装物
の上面をフィルムで覆った後、フィルムの端部を被包装
物の底部に折り込む包装方法に於いて、搬送台を水平方
向並びに垂直方向に移動自在に構成し、該搬送台を上記
搬入部の下からその上面が該搬入部の上面よりも上側に
位置する様に上昇させて搬入部から搬送台上に被包装物
を受け取らせ、その後被包装物を載せた同搬送台を上記
包装部の下方へと移動させて該下方に被包装物を搬送せ
しめた後、同搬送台を包装部に向けて垂直移動させて被
包装物を包装部のフィルムに突き上げ供給する様にした
ことを特徴とする。又、上記搬入部を計量器に連結さ
せ、該搬入部に載せられた被包装物の計量を行なう様に
したことを特徴とする。
【0006】
【作 用】而して、上記した本発明の技術的手段によれ
ば、搬入部に搬入載せられた被包装物は搬送台上に受け
取られ、該搬送台上に載せられた状態で包装部まで搬送
され該包装部のフィルムに突き上げ供給される。又、搬
入部に被包装物が載せられることでその重量が計量され
る。
【0007】
【実施例】本発明の実施の一例を図面に基づいて以下説
明すると、図1は本実施例の包装方法を実施する包装装
置の全体を示した側面図で、この包装装置は被包装物1
(以下、商品と称す)を搬入載せて置く搬入部Aを装置
機枠3の前面側に配設する一方、商品1を包装するフィ
ルム2が水平に繰出し張架される包装部Bを装置機枠3
の上面に配設し、且つ前記搬入部Aから受け取った商品
1を包装部Bに搬送する搬送台Cを駆動機構Dに支持さ
せて装置機枠3内に水平方向並びに垂直方向に移動自在
に配備して、前記搬送台Cを駆動機構Dの後述する水平
動作部D-1により商品1が搬入載せられた搬入部Aへと
水平移動せしめた後、該搬入部Aにおいて駆動機構Dの
後述する垂直動作部D-2 により垂直移動せしめられて該
搬入部Aから商品1をその上面に受け取る。そして、商
品1を上面に載せた同搬送台Cを水平動作部D-1 により
フィルム2が水平に繰出し張架されている包装部Bの下
方へと水平移動せしめられて該下方に商品1を搬送せし
め、次に垂直動作部D-2 により包装部Bのフィルム2に
向けて垂直移動せしめるこれらの動作により、搬送台C
を搬入部Aから包装部Bへと水平並びに垂直移動させて
該搬送台Cのみにて搬入部Aに搬入された商品1を該搬
入部Aから包装部Bまで搬送せしめて該包装部Bのフィ
ルム2に突き上げ供給せしめて包装する構成になってい
る。
【0008】上記搬入部Aは、複数本の載置杆4を適宜
の間隔をおいてそれらの一端を連結支持させた他端側解
放の平面櫛刃状に形成して、搬送台Bの後述する受け部
34が載置杆4間を通過することにより、該載置杆4間上
に載せられた商品1を受け取ることができる様にしてあ
る。そして、この搬入部Aは装置機枠3の前面における
その高さ方向中央部位に配設したロードセル内蔵の計量
器5より突出する両側の支持杆6に固着支持させて該計
量器5の上方に配設せしめて(図1乃至図2参照)、載
置杆4上に載せられた商品1の重量が検出されて不図示
のラベルプリンタによりその重量データが印字発行され
る様になっている。尚、この搬入部Aへの商品1の搬入
は作業者が行なう手動式、或いは供給コンベヤー等によ
る自動式等どちらでも良い。
【0009】包装部Bは、フィルム2の前縁を掴持して
該フィルム2をフィルム供給装置Eから所定の長さにて
引き出すフィルム引出し装置Fを装置機枠3の前面の搬
入部A側上方に前後水平動自在に配設すると共に、機枠
3内上部に引き出されたフィルム2の後縁を掴持する後
クランプ装置Gをフィルム引出し装置Fと対面する方向
の機枠3後面側に前後水平動自在に配設し(図1参
照)、且つ同フィルム2の左右両側縁を掴持する左右ク
ランプ装置H(図3参照)をフィルム2が引き出される
引出し方向に対して直交する機枠3の両側に配設して、
フィルム供給装置Eから引き出したフィルム2の四側縁
をこれら各装置F,G,Hにより掴持せしめて該フィル
ム2を張架保持する様に構成してある。前記フィルム引
出し装置Fと後クランプ装置Gは固定クランプ板7,8
と不図示のシリンダーにより固定クランプ板7,8に対
して開閉動作する可動クランプ板9,10とから構成さ
れ、装置機枠3の両側外面に前後方向に亘り夫々巻回配
備された独自のモーター11,12により前後方向に回転す
るタイミングベルト13,14に個々に固着支持されて夫々
のモーター11,12により前進、後退移動する様になって
いる(図2参照)。そして、前記各装置F,G,Hが配
設されたその上には搬送台Cにより商品1がフィルム2
に向けて上昇突き上げられて供給された後に、フィルム
2の前後縁と左右両側縁とを商品1の底部側に折り込む
前後、左右の折込み装置I、Jが配設される。
【0010】前後折込み装置Iは、装置機枠3の幅方向
に亘る長さに形成した平面矩形状の折込み板15を、前記
フィルム引出し装置F側と後クランプ装置G側に夫々前
後水平動自在に配設すると共に、装置機枠3の両側外部
に前後方向に亘り巻回配備したモーター16により同調回
転する両側のチェーン17にその両端を連結腕18にて夫々
固着連結せしめられ、同調した移動速度にて互いの間隔
を接近せしめることによって、フィルム2の前縁と後縁
を商品1の底部側に同時に折り込むものである。尚、前
後折込み板15のいずれか一方、図示例では前折込み板15
の折込み縁にはヒートシール用のヒーター19が埋め込み
装着されている(図3参照)。
【0011】一方、左右折込み装置Jは、全開状態で待
機する前後の折込み板15間に亘る程度の長さに形成した
帯板状の折込み板20を、前記前後の折込み板15上に位置
させた状態で装置機枠3の左右両側に左右水平動自在に
配設すると共に、その前後端側を前記チェーン17をスプ
ロケット21を介して巻回保持する前後に架設されている
回転軸22にガイドブッシュ23にて支持連結せしめ、且つ
左右折込み板20の後端を前記後クランプ装置G側に巻回
配設した後部のチェーン24にその両端を連結腕25にて夫
々固着連結せしめられ、モーター26により同調した移動
速度にて互いの間隔を接近せしめてフィルム2の左右両
側縁を商品1の底部側に同時に折り込むものである(図
3参照)。
【0012】尚、本実施例にあっては左右クランプ装置
Hは、全開状態で待機する左右折込み板20の略下方に位
置させて起立状に夫々設置したエアシリンダー27のロッ
ド上端に連結支持させた昇降枠28に断面略L字状に形成
した可動クランプ板29を、左右折込み板20の開動作方向
に移動可能にスプリング30を巻回装着したガイドピン31
により取付け支持させて、この可動クランプ板29をシリ
ンダー27により上昇させて左右折込み板20の下面に当接
させることによって、フィルム2の左右両側縁を掴持す
る様になっている。即ち、左右クランプ装置Hは左右折
込み板20を左右の固定クランプ板として利用している。
【0013】上記搬送台Cは、搬入部Aに搬入載せられ
て重量が計量された商品1を、該搬入部Aから受け取る
と同時に包装部Bの下方へと搬送せしめ且つ該下方から
包装部Bに引き出されて張架されているフィルム2に向
けて突き上げ供給する働きをなすもので、搬入部Aを構
成する櫛刃状に配設する各載置杆4間を通過させる間隔
にて起立部32を形成備えたヘッドベース33の各起立部32
上に商品1を受け取らせる受け部34を固着配設してな
り、駆動機構Dに支持部材35を介して支持させて該駆動
機構Dの動きにより装置機枠3内に水平方向並びに垂直
方向移動自在に配設する。
【0014】駆動機構Dは、装置機枠3内底部に設置さ
れて搬送台Cを搬入部Aから包装部Bへと移動せしめる
ためのもので、支持部材35に支持された搬送台Cを搬入
部Aと包装部Bとの間を水平方向に移動せしめる水平動
作部D-1 と、同搬送台Cを搬入部Aと包装部Bとの夫々
の場所において垂直方向に移動せしめる垂直動作部D-2
からなる。支持部材35は、装置機枠3の両測底部に下端
を固着せしめて立設した両側のガイド支柱36と、この両
側ガイド支柱36間に両側枠部を上下摺接動自在に支持さ
せて機枠3内に水平に配設した平面矩形形状に枠組み形
成してなる上下移動枠37と、この上下移動枠37の両側枠
の内面に設けたガイド溝38に両側辺部を嵌合係止せしめ
て該移動枠37内に前後摺接動自在に支持内設せしめた前
後移動板39から構成し、この前後移動板39の上面前方に
位置させて側面L字型に形成した支持脚40を介して搬送
台Cのヘッドベース33を固着支持させて、該支持脚40に
より支持杆6の長さをあまり長くさせなくとも搬送台C
が搬入部Aの下に入り込む様にしてある。(図4,図9
参照)。
【0015】上記水平動作部D-1 は、装置機枠3の底部
に歯車機構、所謂減速機構が内蔵された減速ボックス41
を介して設置した主モーター42に連繋せるカム軸43に取
り付けたカムA44と、このカムA44に連結せしめて該カ
ムA44により後端軸支部45を支点として前端側即ち揺動
端を上下に揺動せしめる揺動アームA46と、側面略L字
型を呈しその角部位を機枠3底部に架設した回動軸47に
取り付けて配設せしめて前記揺動アームA46の揺動端を
連結アームA48を介して短辺側端部に軸支連結せしめた
起動アーム49と、前記支持部材35の前後移動板39の下面
より固着垂設せしめてその垂設せる略全長に亘り形成さ
れた連結長孔50に前記起動アーム49の長辺側端部を長孔
50に沿って摺接動自在に嵌合連結せしめた垂直アーム51
とからなり、前記主モーター42により回動するカムA44
のカムフロアに沿う揺動アームA46の上下揺動動作によ
って、回動軸47を支点とする起動アーム49の長辺側に前
後方向の動きを起こさせて搬送台Cを前後移動板39を介
して搬入部Aから包装部Bの下方へと移動させ(図5の
状態から図6の状態)、そして包装部Bの下方から搬入
部A下へと移動させる様に構成してなる(図8の状態か
ら図9の状態)。
【0016】一方、垂直動作部D-2 は、前記カム軸43に
取り付けたカムB52と、このカムB52に連結せしめて該
カムB52により後端軸支部53を支点として前端側即ち揺
動端を上下に揺動せしめる揺動アームB54と、この揺動
アームB54の揺動端と前記支持部材34の上下移動枠37と
に亘り夫々端部を軸支連結せしめて取り付けた連結アー
ムB55とからなり、前記主モーター42により回動するカ
ムB52のカムフロアに沿う揺動アームB54揺動端の上下
揺動動作によって、搬送台Cを上下移動枠37を介して搬
入部Aと包装部Bの夫々場所において上下に移動させる
様に構成してなる。即ち搬入部Aにおいては図1の状態
から図5の状態へと上昇し、包装部Bにおいては図6の
状態から図7の状態へと上昇、そして図7の状態から図
8の状態へと下降する様に構成してなる。図中56は、揺
動アームB54の長さ方向途中から装置機枠3に亘り張架
せしめたバネであり、このバネ56は揺動アームB54を吊
持せしめて、搬送台Cを上昇移動せしめる時に主モータ
ー42の負担を軽減する働きをなすものである。
【0017】次に、以上の如く構成した包装装置による
包装方法を図5乃至図9を参照しながら説明すれば、商
品1を搬入部Aに載せて装置の作動スイッチを入れる。
すると、まず最初に搬入部Aの下で待機している搬送台
Cが垂直動作部D-2 により上昇せしめて該搬入部Aから
商品1を受け取る(図5の状態)と同時に搬送台Cはそ
の高さが保たれた状態で水平動作部D-1 により包装部B
の下方へと移動され、該下方に商品1を搬送する(図6
の状態)。この時、フィルム2の前縁を掴持するフィル
ム引出し装置Fが略同時のタイミングにてフィルム引き
出し動作を開始して所定長さのフィルム2が包装部Bに
引き出されると共にフィルム2の引き出しが終了する
と、後クランプ装置Gによりフィルム2の後縁が掴持さ
れる。その後、フィルム2はフィルム切断装置Kにより
フィルム供給装置Eと後クランプ装置Gとの間で切り離
されると共に、フィルム2が切り離されてから所定のタ
イミングにてフィルム引出し装置Fと後クランプ装置G
とが同時且つ同調した速度にて移動せしめて包装部Bに
対するセンターリングが行なわれ、フィルム2の左右両
側縁が左右クランプ装置Hと左右折込み板Jにより掴持
されると同時に所定量左右に伸ばされることで、包装部
Bに引き出されたフィルム2はプリストレッチされて拡
張された状態でその前縁,後縁,左右両側縁の四側縁が
保持される。
【0018】包装部Bの下方へと移動された搬送台Cは
垂直動作部D-2 により包装部Bのフィルム2に向けて上
昇突き上げられて該包装部Bに商品1を供給する(図7
の状態)。商品1がフィルム2に突き上げられるその過
程で左右折込み装置Jの左右折込み板20が折り込み方向
に移動せしめる(図8(b)参照)と共に、所定のタイ
ミングにてエアシリンダー27に支持された可動クランプ
板29が該左右折込み板20から離れてフィルム2の左右両
側縁を解放する。フィルム2の左右両側縁が解放される
と略同時に前後折込み板15が折り込み方向に移動を開始
すると共に、略同時にフィルム引出し装置Fと後クラン
プ装置Gとが互いに接近する前記折り込み方向に移動
し、前後折込み板15の折り込み縁が衝合せしめてヒート
シールが終了することで、商品1の包装が完了となる
(図9の状態)。ヒートシールが終了し包装された商品
1は作業者が閉じた状態で待機する前後折込み板15上か
ら取り出してラベル等を貼付けるものである。これら一
連の包装動作が終了すると、搬送台C、フィルム引出し
装置F及び後クランプ装置Gは当初の待機位置に戻さ
れ、以後は上記した動作を繰り返して商品1の包装を行
なうものである。
【0019】尚、上記した実施例においては搬送台Cを
搬入部Aから下からその上面が搬入部Aの上面よりも上
側に位置する様に上昇させることで、搬入部Aから搬送
台C上に商品1が受け取られる様にしたが、この構成に
限定されない。要は搬送台Cの上面が搬入部Aの上面よ
り上側に位置する状態とすることで、搬入部Aから搬送
台C上に商品1を受け取ることができるのであるから、
搬送台Cを上昇させる変わりに搬入部Aを上下動可能に
構成し、搬入部Aを下降させる様に構成することも考え
られる。この場合、上述した実施例に比べて搬入部Aを
上下動させる昇降機構等が新たに必要になるが、目的と
する作用効果は得ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の包装方法は搬入部に搬入載せら
れた被包装物を搬送台上に受け取り、該搬送台をフィル
ムが引き出し張架されている包装部へと移動させて該包
装部に被包装物を搬送供給する様にしたから、トレイ方
式の包装形態は勿論、ノートレイ方式の包装形態でも被
包装物に傷等を一切付けずに包装部へと搬送供給せしめ
て包装することが出来る。従って、ノートレイ方式の包
装形態に有効な包装方法である。
【0021】しかも、被包装物を搬送台の動きのみにて
搬入部から包装部へと搬送し得る様にしてなるから、従
来装置の様に被包装物を包装部の下方まで搬送する装置
の複雑化と大型化を招く搬送コンベヤー等の装備が一切
不要となり、ひいては装置自体の大幅な簡素化と小型化
が図ることが出来る。
【0022】又、搬入部を計量器に連結させるなる即ち
搬入部は計量機能を兼ね備えていることから、搬入部に
被包装物が載せられることによってその重量計量が行な
われる。従って、被包装物の重量計量が容易になり、作
業者の負担を軽減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明包装方法を実施する包装装置の実施の
一例を示した側面図。
【図2】 包装部におけるフィルム引出し装置と後ろク
ランプ装置を示した要部の斜視図。
【図3】 包装部における前後左右の折込み装置を示し
た要部の斜視図。
【図4】 搬送台及びその駆動機構を示した要部の斜視
図。
【図5】 搬送台が搬入部から被包装物を受け取った状
態を示した概略図。
【図6】 被包装物を載せた搬送台を包装部の下方まで
移動させた状態を示した概略図。
【図7】 搬送台をフィルムに向けて上昇突き上げて包
装部に被包装物を供給した状態を示した概略図。
【図8】 左右折込み装置による被包装物の包装過程を
示した概略図で、(a)はその側面図、(b)は同平面
図。
【図9】 前後折込み装置による被包装物の包装形態を
示した概略図。
【符号の説明】
1…商品(被包装物) 2…フィル
ム 5…計量器 A…搬入部 B…包装部 C…搬送台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物の搬入部から該被包装物を、フ
    ィルムが水平に繰出し張架されて待機されている包装部
    の下方に搬送した後、同被包装物を前記フィルムに向け
    て上昇突き上げ供給せしめて被包装物の上面をフィルム
    で覆った後、フィルムの端部を被包装物の底部に折り込
    む包装方法に於いて、搬送台を水平方向並びに垂直方向
    に移動自在に構成し、該搬送台を上記搬入部の下からそ
    の上面が該搬入部の上面よりも上側に位置する様に上昇
    させて搬入部から搬送台上に被包装物を受け取らせ、そ
    の後被包装物を載せた同搬送台を上記包装部の下方へと
    移動させて該下方に被包装物を搬送せしめた後、同搬送
    台を包装部に向けて垂直移動させて被包装物を包装部の
    フィルムに突き上げ供給する様にしたことを特徴とする
    被包装物の包装方法。
  2. 【請求項2】 被包装物の搬入部から該被包装物を、フ
    ィルムが水平に繰出し張架されて待機されている包装部
    の下方に搬送した後、同被包装物を前記フィルムに向け
    て上昇突き上げ供給せしめて被包装物の上面をフィルム
    で覆った後、フィルムの端部を被包装物の底部に折り込
    む包装方法に於いて、搬送台を水平方向並びに垂直方向
    に移動自在に構成すると共に上記搬入部を垂直方向に移
    動自在に設置し、該搬入部の下に前記搬送台を位置させ
    た状態で同搬入部をその上面が搬送台の上面よりも下側
    に位置する様に下降させて搬入部から搬送台上に被包装
    物を受け取らせ、その後被包装物を載せた同搬送台を上
    記包装部の下方へと移動させて該下方に被包装物を搬送
    せしめた後、同搬送台を包装部に向けて垂直移動させて
    被包装物を包装部のフィルムに突き上げ供給する様にし
    たことを特徴とする被包装物の包装方法。
  3. 【請求項3】 上記搬入部を計量器に連結させ、該搬入
    部に載せられた該被包装物の計量を行なう様にしたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の被包装物の包
    装方法。
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