JPS62251311A - 包装機の供給品受台装置における品物載置部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明は、フィルム搬送装置により包装部に展張された
包装用フィルムを品物（トレイに収納物を入れたもの）
に対し折込んで品物を包装する包装機に係り、品物供給
装置により移送された品物を載せた状態で包装部の包装
用フィルムに向（プて上昇する供給品受台装置に関する
ものである。

（従来の技術） 本件出願人はこの種の包装機を特開昭５８−９００１０
号公報に記載の発明として既に提供している。この包装
機では、品物供給装置と包装部との間で供給品受台装置
が昇降し、品物供給装置から移送された品物を載せた状
態で供給品受台装置が上昇して、包装部に展張された包
装用フィルムをこの品物が押し上げ、品物の下側で包装
用フィルムを後折込み部材及び左右両折込み部材により
まず三方向から折込み、その後コンベアベルトにより包
装途中の品物を搬出するとき、固定状態の館折込み部材
により前方から６折込み、品物に対する包装用フィルム
の折込み動作を完了するようになっている。

このような包装機の供給品受台装置としては、前）ホし
た公開公報に記載されたもの以外に、例えば特開昭５９
−１２４２１２号公報に記載されたものもある。この供
給品受台装置では、品物を載せるための載置部材が複数
個配設され、その上端部に設けた受台は品物の下側で包
装用フィルムを後折込み部材及び左右両折込み部材によ
り三方向から折込むとき、これらの折込み部材の移動を
許容するように傾動可能に支持されているとともに、常
には品物の載置可能な待機状態になるようにばねにより
付勢されている。

そして、折込み時、各折込み部材はまず包装用フィルム
にくい込み、次に包装用フィルムを介して各受台に当接
しこれを傾動させるようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、各折込み部材は包装用フィルムを各受台に押
し付けながら各受台上を滑るため、包装用フィルムは各
受台上で擦れて時には破れることも起り得た。

そこで、各受台の外周のうち少なくとも各折込み部材が
当接して滑る部分に柔軟材を装着することにより、折込
み時における包装用フィルムの破れを防出Ｊ°るように
したものが本発明である。

発明の構成 （問題点を解決するための手段） １なわも、本発明は後記する実施例の図面に示１ように
、受台１９を傾動可能に支持するとともに常には品物Ｗ
の載置可能な待機状態になるようにばね２１等により付
勢し、この受台１９の外周に柔軟材２２を装着したもの
である。

（作用） そして、各折込み部材が品物Ｗの下側で包装用フィルム
を折込むとき、まず包装用フィルムにくい込み、次に包
装用フィルムを介して各受台１９に当接しこれを傾動さ
せる。この当接時、各折込み部材は包装用フィルムを各
受台１９の外周の柔軟材２２に押し付けながらこの柔軟
材２２上を滑る。この場合、柔軟材２２はその弾性で凹
むため、包装用フィルムに対する各折込み部材の押し付
は力は緩和される。

（実施例） 以下、本発明の第一実施例を第１〜１１図に従つて説明
覆る。

第１，２図に示すように、品物供給装置１（一部のみ図
示）については、包装機の内外にわたり延設された左右
両枠体２間の内側に駆動ローラ３が架設され、この駆動
ローラ３と外側の従動ローラ（図示せず）との間に複数
本の無端状搬送丸ベルト４が掛は渡されている。前記駆
動ローラ３よりも内側で両枠体２間に架設された連結板
５には複数のブラケット６が内側へ向けて突出するよう
に固定され、このブラケット６の先端部に支持された従
動プーリ７と前記駆動ローラ３との間には複数本の無端
状搬送丸ベルト８が掛は渡されている。

品物供給装置１の終端部の搬送丸ベルト８にはそこから
移送される品物Ｗが載せられる供給品受台装置９が昇降
可能に設置されている。同供給品受台装置９においては
、支持台１０から断面六角形状の支持杆１１が複数本並
列状態で突設され、’ｆの各’Ｚに＠’？Ｊ１部材１２
．１３．１４Ａ、１４Ｂが立設状態で配置されている。

左側の各載置部材１２においては、第１．３〜６図に示
すように、支持杆１１に嵌合固定されるボス部１５から
上方へ支持腕１６が突設され、その上端部にブロック１
７がＡ１＝矢印方向へ回動可能に軸１８により支持され
ている。このブロック１７の両側には受台１９の両脚部
１９ａがＢ−矢印方向へ回動可能に軸２０により支持さ
れ、一方の脚部１９ａの下端部と支持腕１６との間には
引張」イルばね２１が連結されている。各受台１９はこ
の引張コイルばね２１の付勢により常には起立して支持
腕１６の上端部の止め部１６ａ、１６ｂに係止され、品
物の載置可能な待機状態に保持されている。そして、こ
の状態から各受台１９は引張コイルばね２１の付勢に抗
して軸１８を中心にＡ１−矢印方向へ回動するとともに
、軸２０を中心にＢ′矢印方向へも回動することができ
るようになっている。

右側の各載置部材１３においては、第１．７〜１０図に
示すように、受台１９がブロック１７とともにＡ２−矢
印方向（前記Ａｌ−矢印の反対方向）へ回動可能になっ
ている点で、左側の載置部材１２とは相違−リ−る。

そして、これらの各載置部材１２．１３の受台１９の回
動方向Ｂ′は後折込み部材（図示せず）の折込み方向Ｂ
に一致するとともに、左側の載置部材１２の受台１９の
回動方向Ａ１′及び右側の載置部材１３の受台１９の回
動方向Ａ２−はそれぞれ左右両折込み部材（図示せず）
の折込み方向Ａ１．Ａ２に一致するようになっている。

なお、左右両側の各載置部材１２．１３間にある中央の
各載置部材１４Ａ、１４Ｂについては、その受台１９が
後折込み部材の折込み方向日と同一の方向Ｂ′へ回動可
能になっている。

特に、前記左右両側の各載置部材１２．１３及び一方の
中央ａｍ部材１４Ｂにおける受台１９の外周には、第１
１図に示すように、筒状の弾性柔軟材２２（例えばウレ
タンゴム）が装着されて受台１９の外周全体を覆ってい
る。この装着状態では、受台１９の外周に形成された係
合凹部２３と柔軟材２２の内周に形成された係合凸部２
４とがｎいに係合されて、柔軟材２２が抜は出さないよ
うになっている。又、受台１９の上面１９ｂｋｔｉ出し
ている。

さて、以トのように構成された供給品受台装置９は第２
図に示すように品物Ｗを載せた状態で上昇し、包装部に
て展張された包装用フィルムを品物Ｗで押し上げ、その
状態で後折込み部材及び左右両折込み部材が品物Ｗの下
側で包装用フィルムを折込む。

その折込み時に、後折込み部材及び左右両折込み部材が
まず包装用フィルムにくい込み、次に包装用フィルムを
介して各受台１９に当接しこれを傾動させる。この当接
時、各折込み部材は包装用フィルムを各受台１９の外周
の柔軟＋４２２に押し付けながらこの柔軟材２２上を滑
る。この場合、柔軟材２２はその弾性で凹むため、包装
用フィルムに対する各折込み部材の押し付は力は緩和さ
れ、包装用フィルムが擦れて破れることはなくなる。

第１２図に示す第二実施例は第一実施例における抜は止
め用係合凹凸部２３．２４に代えて、受台１９の上面１
９１）の周縁に突出部２５を形成したちのであって、受
台１９の外周に柔軟材２２を装着したとき、柔軟材２２
がこの突出部２５に係止されて抜は出さないようになっ
ている。

第１３図に示す第三実施例は第一実施例における柔軟材
２２を断面コ状に形成したちのであって、受台１９の上
面１９ｂも覆うことができるようになっている。

なお、前記各実施例では、柔軟材２２が受台１９の外周
全体を覆っているが、各受台１９の外周のうち少なくと
も各折込み部材が当接して滑る部分に柔軟材２２を装着
するようにすればよい。

発明の効果 要するに本発明によれば、受台１９の外周に柔軟材２２
を装着したので、そのクッション機能により包装用フィ
ルムが擦れて破れるのを防止することができる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１〜１１図は第一実施例を示し、第１図は品物載置部
材を備えた供給品受台装置を品物供給装置に対応して設
問した状態を示１部分平面図、第２図は同じく部分側面
図、第３図及び第４図は左側の載置部材を示す側面図及
び正面図、第５図及び第６図はそれらの部分断面図、第
７図及び第８図は右側の載置部材を示す側面図及び正面
図、第９図及び第１０図はそれらの部分断面図、第１１
図は各受台を示す部分断面図、第１２図は第二実施例の
受台を示す部分断面図、第１３図は第三実施例の受台を
示す部分断面図である。 供給品受台装置９、載置部材１２．１３．１４Ａ、１４
Ｂ、受台１９、軸１８．２０、引張コイルばね２１、柔
軟材２２、品物Ｗ、折込み方向ＡＩ、Ａ２．Ｂ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、受台（１９）を傾動可能に支持するとともに常には
   品物（Ｗ）の載置可能な待機状態になるようにばね（２
   １）等により付勢し、この受台（１９）の外周に柔軟材
   （２２）を装着したことを特徴とする包装機の供給品受
   台装置における品物載置部材。 ２、柔軟材（２２）は筒状をなし、受台（１９）の外周
   全体を覆っている特許請求の範囲第１項に記載の包装機
   の供給品受台装置における品物載置部材。