JP2518947B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP2518947B2
JP2518947B2 JP2014476A JP1447690A JP2518947B2 JP 2518947 B2 JP2518947 B2 JP 2518947B2 JP 2014476 A JP2014476 A JP 2014476A JP 1447690 A JP1447690 A JP 1447690A JP 2518947 B2 JP2518947 B2 JP 2518947B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばレタス等の被包装物を包装シートで包
み込む包装装置に関する。
〔従来の技術〕 この種の包装装置においては被包装物を包み込んだ各
一部分同士を一箇所に集めて熱溶着して包装する形態の
ものに比べて美観を高めた状態で被包装物を包装する必
要があるので、被包装物を載置した包装シートの周縁部
における複数部分のうちの各一部分を、各々、折り返し
被包装物の折り重ね位置に折り重ね何らかの接着手段を
用いて前記各一部分の折り重ね状態を固定する包装形態
を採用する。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように包装シートの周縁部における複数部分のう
ちの各一部分毎に折り返して被包装物表面に折り重ねて
行く過程で、前記一部分を被包装物表面に折り重ねた状
態で、次に折り重ねるべき待機位置の一部分を、何ら細
工を施こさずに、そのまま折り曲げて先に被包装物表面
に折り重ねられた他の一部分上に折り重ねると、先に被
包装物表面に折り重ねられた前記一部分における両裾部
分が外側に膨出し、美観を損うことになる。
そこで、そのように裾部分が外側に膨出しないように
するために、従来においては、例えば、特開昭63−2819
22号公報に開示されたもののように、先に折り返された
一部分における両裾部分を凹むように押さえておくため
の杆材を台上に突出する使用状態と、台から引退する非
使用状態とに切り換え自在に設けることが提案されてい
る。
しかしながら、このような構造のものでは、杆材を台
上に出退自在に操作しなければならないので構造的に複
雑になるとともに、次に包み込み作業する包込み具の作
動の妨げにならないよう、杆材を出退操作しなければな
らない煩わしさがある。
本発明の目的は、簡単な機構を追加構成するだけで、
前記両裾部分の膨出を防止し、美観を高めた包装形態を
採れる包装装置を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる包装装置は、被包装物を載置した包装
シートの周縁部における複数部分のうちの一部分を折り
返して前記被包装物に被せ、先行して折り返し被せられ
た前記複数部分のうちの他の一部分に折り重ねその折り
重ね状態を維持する包込み手段作用姿勢と、前記複数部
分のうちの次に重ね合されるべき一部分がすでに重ね合
された前記他の一部分に重ね合せられた状態で待機位置
に引退する包込み手段非作用姿勢とに切換る複数個の包
込み手段を設けるとともに、これらの各包込み手段は、
前記包装シートの一端を第1の包込み手段の作動で前記
被包装物に重ね、第2の前記包込み手段の作動で前記包
装シートの上に別の一側端を重ね、その第2の包込み手
段による重なり状態を維持したまま前記第1の包込み手
段を非作用姿勢に引退させるように順序作動すべく構成
してあり、さらに、前記包込み手段の作動と同時に又は
作動後被包装物に対して折り返し被せられた前記一部分
の両裾部分を、折り返し作用を受けるべく待機状態にあ
る他の一部分側に折り込むべく、前記裾部分に向けてエ
アを吹きつける裾折り込み機構を設けてあることを特徴
構成とする。
かかる特徴構成による作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、複数個の包込み手段を順次作動させて、前記
各一部分を、順次、被包装物の折り重ね位置に折り重ね
て行く。このような包込み過程のうちで、一つの包込み
手段が対応する一部分を被包装物の折り重ね位置に折り
重ねその状態を維持する包込み手段作用姿勢又は折り重
ね途中で、前記裾折り込み機構が前記折り重ね位置に折
り重ねられた前記一部分の両据部分にエアを吹きつける
ことで、その裾部分を待機状態にある他の一部分側に折
り込むとともに被包装物表面に密着させるように作動す
る。
したがって、次に、待機状態にある他の一部分を折り
返し被包装物に被せて行く際に、前記据折り込み機構に
よって折り込まれた両裾部分が外側に膨出することがな
い。
〔発明の効果〕
その結果、美観よく包装する為に、一つの一部分を被
包装物の折り重ね位置に折り重ねる毎に、前記一部分に
おける両裾部分を手作業で、待機状態にある他の一部分
側に折り込むような手間を必要としないとともに、両裾
部分が外方に膨出しないよう規制する部材を設置しなく
ても良いので、その規制する部材を規制状態と規制解除
状態とに切り換えたり手間も必要とせず、作業能率の向
上を図りながら、美観の高い包装を行うことができるに
至った。
〔実施例〕
第3図及び第10図に示すように、包装装置(A)は、
包装用作業台(1)と、その包装用作業台(1)におけ
る包装作業位置に設けてある被包装物保持機構(2)・
受け止め台(3)・包み込み機構(4)等からなる包み
込み装置(B)と、前記包装作業位置に載置された包装
シート(5)に接着固定手段(6)を施す接着固定手段
供給装置(7)と、前記包装作業位置に包装シート
(5)を広げた状態で自動供給する包装シート供給装置
(36)とを備えている。ここに、被包装物(C)として
はレタス等の球状野菜等を対象としているが、他の形状
のものでもよい。又、接着固定手段としては接着テープ
を対象とするが、単なる接着剤であってもよい。
次に、被包装物保持機構(2)・受け止め台(3)・
包み込み機構(4)等の包み込み装置(B)について説
明する。第3図、第6図及び第9図に示すように、前記
保持機構(2)は、支柱兼用の縦向き摺動軸(9)に第
1移動部材(10)と第2移動部材(11)を上下動可能に
外嵌するとともに、両者(10),(11)の間に圧縮スプ
リング(12)を介在させて一定間隔を維持している。前
記摺動軸(9)の上端に被包装物(C)を受け止める受
け止め台(3)を設け、この受け止め台(3)は、主と
して円板の外周に四方に突出する腕部(3a)を装備して
いる。一方、前記第1移動部材(10)における天板に対
しても前記腕部(3a)の下方に位置する状態で四本のア
ーム(13)を放射状に延出するとともに、前記四本のア
ーム(13)と四つの前記腕部(3a)とを、夫々、四つの
屈折リンク(14)で連結してある。前記腕部(3a)の先
端に上下揺動可能に保持アーム(2A)を軸支させるとと
もに、そのアーム(2A)を前記屈折リンク(14)と夫々
連係し、前記屈折リンク(14)の屈折揺動につれ、前記
受け止め台(3)に載置された被包装物(C)に前記保
持アーム(2A)をその側面に接当させて前記被包装物
(C)を保持する。前記保持部材(2A)を前記腕部(3
a)に枢支されている基端部から先端部にかけて被包装
物(C)の外周面に沿うように側面視で円弧状に形成
し、かつ、平面視で前記基端部と先端部との中間部にお
いてその横幅が広く前記基端部及び先端部に向けて徐々
に狭くなる形状に形成してある。したがって、被包装物
(C)に対する固定保持が良好である。又、前記保持部
材(2A)の先端を外向きに湾曲させてあり、被包装物
(C)に接当する際に被包装物(C)外周面内に食い込
み傷付けることのないように構成してある。
前記第2移動部材(11)の側面には上下揺動する天秤
式駆動アーム(15)の一端を連係するとともに、この天
秤式駆動アーム(15)の他端に前記天秤式駆動アーム
(15)を上下揺動駆動するクランクアーム(16)を連係
し、このクランクアーム(16)を駆動モータ(17)出力
軸に取付け、前記第2移動部材(11)を上下させるべく
構成してある。したがって、前記保持アーム(2A)を開
いた状態から第2移動部材(11)を上方に移動させる
と、まず、この第2移動部材(11)が前記圧縮スプリン
グ(12)を押圧しその押圧力で第1移動部材(10)を押
し上げる。すると、前記屈折リンク(14)が屈折するこ
とによって、前記保持アーム(13)が立上り揺動して被
包装物(C)の下半分を保持する。
次に、包み込み機構(4)について説明する。この包
み込み機構(4)を放射状に配設した第1〜第4包込み
手段(18),(19),(20),(21)で構成する。これ
ら包込み手段を以後包込み具と称する。第3図に示すよ
うに、前記第1包込み具(18)は前記保持アーム(2A)
が被包装物(C)を保持した状態で最初に作動する。こ
の第1包込み具(18)は、包装シート(5)の周縁部に
おける複数部分のうちの一部分(5a)を折り返し乍らそ
の包装シート(5)を被包装物(C)に被せて、その被
包装物(C)の上部中心位置で固定する第1包み板(2
2)と、前記第1包み板(22)をその先端において相対
揺動可能に軸支するとともに、揺動モータ(23)の出力
軸に固着されている揺動駆動アーム(24)とからなる。
前記第1包み板(22)を付勢バネ(8)によって揺動駆
動アーム(24)の先端に閉じ付勢させるとともに、その
第1包み板(22)を弾性変形可能な薄板材料で形成し、
この弾性変形力によって被包装物(C)周面へなじみ易
く構成するとともに、更に、第1包み板(22)を略円弧
状に曲げ形成し、その第1包み板(22)を被包装物
(C)の周面に沿った姿勢で前記被包装物(C)に接当
させ、前記付勢バネ(8)によって被包装物(C)を押
え込む方向に付勢している。その押え込み作用を行う先
端はフォーク状に形成されている。前記第1包み板(2
2)の後端に板カム(25)を固着するとともに、前記第
1包み板(22)の移動軌跡外側にローラ式ガイド機構
(26)を設け、もって、前記第1包み板(22)が作動す
ると前記ローラ式ガイド機構(26)が第1包み板(22)
の曲線部に作用して強制的に第1包み板(22)先端を被
包装物(C)に向かわせるとともに、先端が被包装物
(C)の近くに至ると前記板カム(25)が前記ローラ式
ガイド機構(26)に接当して、第1包み板(22)先端を
被包装物(C)の外周面に略沿った状態で、かつ、略離
間した状態で移動させ、移動端近くで前記板カム(25)
が前記ローラ式ガイド機構(26)より外れると、前記第
1包み板(22)の先端を被包装物(C)の外周面より内
部に入り込む軌跡で移動させる。したがって、第1包み
板(22)先端はその弾性力によって被包装物(C)の外
周面に摺接して移動し、包装シート(5)の一部分(5
a)を被包装物(C)に密着させることができる。そし
て、第1包込み具(18)は前記包装シート(5)の一部
分(5a)を被包装物(C)外周面に押え保持する作用姿
勢に切換わる。
前記第1包み込み具(18)が包装シート(5)一部分
(5a)を被せ終ると180°対角に位置する前記第2包み
込み具(19)が作動を開始する。
第2包み込み具(19)は第1包込み具(18)と略同様
の構成を採っており、違いは、第2包み板(27)先端が
フォーク状に形成されたものではなく短冊状の1枚板に
形成されている点にある。つまり包装シート(5)の一
部分(5b)を第1包み込み具(18)の上に被せる際に第
1包み込み具(18)のフォーク状先端内にその先端を差
し込むようにしてある。そして、第1包み込み具(18)
が最初に被せた包装シート(5)一部分(5a)の上に第
2包込み具(19)が次の一部分(5b)を重ね終えると、
第1包み込み具(18)は元の待機位置に戻り非作用姿勢
になる。この場合に、第1包み込み具(18)の第1包み
板(22)の先割れ先端内に第2包込み具(18)における
第2包み板(27)の先端が入り込んでいるので、対応す
る一部分(5a),(5b)が十分な重り代を持って折り重
なる。
引続いて作動する、第3包み込み具(20)を次のよう
に構成する。第7図に示すように、揺動モータ(23)に
よって駆動される揺動駆動アーム(24)と、この揺動駆
動アーム(24)の先端に相対揺動可能に軸支されるロー
ラ支持アーム(34)と、このローラ支持アーム(34)の
先端に包装シート(5)の一部分(5c)を折り返し被包
装物(C)の外周面に接当させて被せていく包装ローラ
(28)とで第3包込み具(20)を構成する。前記ローラ
支持アーム(34)は被包装物(C)を押え込む方向に付
勢する付勢バネ(29)と自身の弾性変形力とによって、
被包装物(C)の形状変化に追従し易い構成となってい
る。前記ローラ支持アーム(34)の移動軌跡外側に固定
の板カム(30)を設けるとともに、ローラ支持アーム
(34)の後端に案内ローラ(31)を装着して、前記案内
ローラ(31)を前記固定の板カム(30)のカム面(30
a)に接当させることによって、前記包装ローラ(28)
の被包装物(C)に対する接当押え方向への一定以上の
入り込みを規制している。以上から、第3包込み具(2
0)が前記一部分(5c)を所定位置に重ね終ると、第2
包込み具(19)が待機位置に戻っていき、それに続い
て、第4包込み具(21)が次のように作動する。
第4図及び第5図に示すように、前記第4包込み具
(21)は、揺動モータ(23)で駆動される揺動駆動アー
ム(24)と、前記揺動アーム(24)の先端に相対揺動可
能に軸支してあるローラ支持アーム(35)と、そのロー
ラ支持アーム(35)の先端に軸支される包装ローラ(2
8)とからなり、殆んど第3包み込み具(20)と同様の
構成を採っているが、前記ローラ支持アーム(35)が更
に屈折揺動可能に基端部(35A)と先端部(35B)とに区
分されている点が異なる。そして、前記包装ローラ(2
8)は第3包み込み具(20)の包装ローラ(28)と同様
に付勢バネ(43)で被包装物(C)の外周面に接当押圧
される状態で移動する。つまり、長孔状のカム孔(32
a)を形成したカム板(32)を設け、前記カム孔(32a)
に係合して移動する案内ローラ(33)を前記ローラ支持
アーム(35)の後端に軸支し、前記包装ローラ(28)を
所定軌跡に沿って移動させるべく構成してある。ここ
に、前記包装シート(5)の一部分(5d)には接着テー
プ(6)を取付け、前記第4包込み具(21)が前記一部
分(5d)を折り返し所定位置で重合すると、前記接着テ
ープ(6)の上を前記包装ローラ(28)が移動して、四
層に折り重ねられた一部分(5a),(5b),(5c),
(5d)同志を貼着する。ここで、前記ローラ支持アーム
(35)の先端が屈折揺動可能であるから、前記接着テー
プ(6)が被包装物(C)の下半分に回り込んだ位置で
あっても、包装ローラ(28)の押え作用を十分に作用さ
せることができる。
次に、据折り込み機構(40)について説明する。第1
図及び第2図に示すように、前記包装用作業台(1)の
包装作業位置において、4つの裾折り込み機構(40)は
エアを吸出すノズルを装備し、被包装物(C)の折り重
ねられた一部分(5a),(5b)における両裾部分(5
e),(5f)を、待機位置にある他の一部分(5c),(5
d)側に折り込むべく、前記両裾部分(5e),(5f)に
対してエアを吹付けるべく構成してある。つまり、前記
包装用作業台(1)における包装作業位置に四つの長孔
(1a)を形成し、この長孔(1a)に対してそのエアノズ
ル先端を臨ませ、被包装物(C)における中程の高さ位
置に向けてエアを噴射すべく前記エアノズルを傾斜姿勢
に設定している。そして、平面視において、前記エアー
の噴射方向は被包装物(C)の横側端面(Z),(Z)
に向けて設定してあり、前記裾部分(5e),(5f)を容
易に折り込める方向となっている。この4つの裾折り返
し機構(40)は、前記第2包込み具(19)が前記一部分
(5b)を被包装物(C)に折り返し被せた後作動し、前
記両一部分(5a),(5b)の4つの裾部分(5e),(5
f)に対してエアーを噴射し前記4つの裾部分(5e),
(5f)を、第2図で示すように、待機位置にある他の部
分(5c),(5d)側に折り込むべく作動する。
次に、包装作業台(1)の所定位置に包装シート
(5)を繰出す供給装置(36)について説明する。第10
図及び第11図に示すように、包装シート(5)を積層収
納した収納箱(37)から前記包装作業位置まで包装シー
ト(5)を搬送する搬送チェーン(41),(41)を左右
に配すとともに、この搬送チェーン(41)のチェーンリ
ンクに搬送用門型フレーム(39)を連結してある。前記
搬送用門型フレーム(39)に包装シート(5)吸着用ノ
ズル(38),(38)を上下動可能に装着し、第11図
(イ)に示すように、その吸着用ノズル(38),(38)
を下降させ包装シート(5)を吸着させるとともに、そ
のまま持上げ前記搬送用門型フレーム(39)の移動に伴
って包装シート(5)を包装作業位置に繰出すべく構成
してある。
以上のような構成より作業形態を第12図に基づいて説
明する。
接着テープ(6)を所定位置に繰出す。
次に包装シート(5)を収納箱(37)より取出し搬
送して所定位置に載置する。すると、自動的に前記接着
テープ(6)が前記包装シート(5)の最後に折り返さ
れる一部分(5d)に貼着することになる。
そして、被包装物保持機構(2)の受け止め台
(3)上に被包装物(C)をのせる。以上までの段階で
第12図(イ)の状態になる。
次に、第12図(ロ)に示すように、被包装物保持機
構(2)を作動させて被包装物(C)を保持する。
第12図(ハ)に示すように、第1包込み具(18)を
作動させて、包装シート(5)の一部分(5a)を被包装
物(C)の上面に折り返し、第1包み板(22)の押え状
態を維持する。
第12図(ニ)に示すように、対角位置にある第2包
込み具(19)を作動させ、包装シート(5)の対応する
一部分(5b)を前記第1包み板(22)の上から重ね合せ
る。前記一部分(5b)を重ね終ると第1包込み具(18)
を待機位置に戻す。次に、第10図(ホ)に示すように、
4つの裾折り込み機構(40)を作動させ、4つの裾部分
(5e),(5b)を折り曲げる。
続いて、第3包込み具(20)を作動させ、残る一部
分(5c)を重ね終えると第2包込み具(19)を待機位置
に戻す。
更に、第4包込み具(21)を作動させて、接着テー
プ(6)を貼着した一部分(5d)を折り返し被包装物
(C)に被せるとともに、前記接着テープ(6)で四層
に折り重ねられた各一部分(5a),(5b),(5c),
(5d)同志を貼着して包装作業を終了する。
〔別実施例〕 前記包込み具(18)等の個数は図示するものに限定
されず、又、それに対応させて包装シート(5)の形状
も多角形及び円形であってもよく、四角形に限定されな
い。
包装シート(5)の材料としては樹脂以外に紙であ
ってもよい。
前記包込み具(18)〜(21)を作動させるのに、人
為的にスイッチが操作される毎に、各包込み具(18)〜
(21)が作動するように半自動形態を採ってもよい。
前記第1、第2包み板(22),(27)の材質として
は被包装物(C)を押える作用姿勢で被包装物(C)へ
の影響を抑えることができる弾性変形可能なものであれ
ば、樹脂以外の薄板鋼板又は、この薄板鋼板の表面に樹
脂やクロムメッキ等のコーティングを施したものでもよ
い。
前記包込み具(18)〜(21)としては包装ローラ
(28)を設けた包込み具(20),(21)と包装ローラ
(28)を設けていない包込み具(18),(19)とで異な
るものに形成したが、全ての包込み具(18)〜(21)を
包装ローラ(28)を備えたものに形成してもよい。
包装の対象となる被包装物は球状以外の円筒状のも
のであってもよい。
前記一部分(5a),(5b),(5c),(5d)を折り
返し被包装物(C)に被せる作業を人為的に行ってもよ
く、包込み具(18),(19),(20),(21)、及び、
人為的折り返しを包込み手段と総称する。
前記据折り込み機構(40)としてはエアー等の気体
を吹き付ける形態のものだけでなく、アーム機構等で直
接前記据部分(5e),(5d)を折り込んでいく形態を採
ってもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る包装装置の実施例を示し、第1図は
据折り込み機構の作動状態を示す縦断側面図、第2図は
据折り込み機構の作動状態を示す平面図、第3図は包込
み機構を示す側面図、第4図は第4包込み具の作動状態
を示す側面図、第5図は第4包込み具の作動とともに第
3包込み具が引退する状態を示す側面図、第6図は保持
機構を示す側面図、第7図は第3包込み具の作動状態を
示す側面図、第8図は包込み機構を示す平面図、第9図
は保持機構を示す斜視図、第10図は全体斜視図、第11図
(イ),(ロ)は、夫々包装シートの繰出し状態を示す
側面図、第12図(イ)から(リ)は、夫々、包装作業形
態の作用を示す斜視図である。 (5)……包装シート、(5a),(5b),(5c),(5
d)……一部分、(5e),(5f)……裾部分、(18),
(19),(20),(21)……包込み手段、(40)……裾
折り込み機構、(C)……被包装物。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装物(C)を載置した包装シート
    (5)の周縁部における複数部分のうちの一部分(5
    a),(5b),(5c),(5d)を折り返して前記被包装
    物(C)に被せ、先行して折り返し被せられた前記複数
    部分のうちの他の一部分(5a)に折り重ねその折り重ね
    状態を維持する包込み手段作用姿勢と、前記複数部分の
    うちの次に重ね合されるべき一部分(5b)がすでに重ね
    合された前記他の一部分(5a)に重ね合せられた状態で
    待機位置に引退する包込み手段非作用姿勢とに切換る複
    数個の包込み手段(18),(19),(20),(21)を設
    けるとともに、これらの各包込み手段(18),(19),
    (20),(21)は、前記包装シート(5)の一端を第1
    の包込み手段(18)の作動で前記被包装物(C)に重
    ね、第2の前記包込み手段(19)の作動で前記包装シー
    ト(5)の上に別の一側端を重ね、その第2の包込み手
    段(19)による重なり状態を維持したまま前記第1の包
    込み手段(18)を非作用姿勢に引退させるように順序作
    動すべく構成してあり、さらに、前記包込み手段(1
    8),(19)の作動と同時に又は作動後被包装物(C)
    に対して折り返し被せられた前記一部分(5a),(5b)
    の両裾部分(5e),(5f)を、折り返し作用を受けるべ
    く待機状態にある他の一部分(5c),(5d)側に折り込
    むべく、前記裾部分(5e),(5f)に向けてエアを吹き
    つける裾折り込み機構(40)を設けてある包装装置
JP2014476A 1990-01-24 1990-01-24 包装装置 Expired - Lifetime JP2518947B2 (ja)

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