JPH04114812A - 包装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばレタスやその他の球状野菜等の被包装
物を包装シートにより包装する為の装置に関する。

〔従来の技術〕

従来における上記包装装置としては、包装シート上に載
置された被包装物に対して包装シートの周縁角部を順次
被包装物の表面に沿って案内する複数の包込み具を設け
るとともに、角包込み具の先端作用部に夫々同一構成の
ローラを支承して、その順次的駆動クインクはプログラ
ム制御によって常に一定状態に維持されるよう構成した
ものか考えられた。

〔発明か解決しようとする課題〕

ところか、上記従来構造によるときは、先行する包込み
具のローラかシートを案内して押え保持姿勢にある状態
で対向位置にある後続の包込み具のローラか・ノートの
他の側端を折り返し案内し始めるか、このとき、先行包
込み具の弓退姿勢への切換えタミングは、可及的に後続
包込み具のローラか近接した後に行われるのか好ましい
。しかし、野菜等の被包装物は夫々形状か異なるので、
この引退タイミングの調節か難しく、シートの被せ案内
作用か不充分であったり、又、夫々のローラか衝突して
包込み具の駆動作動か円滑に行えない等の弊害か生しる
ものであった。

本発明は、上記不具合点を解消することを目的としてい
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の特徴構成は、被包装物を載置した包装シートの
周縁部における各側端を折り返して前記被包装物に被せ
、先行して折り返し被せられた前記周縁部における他の
一側端に折り重ねその折り重ね状態を維持する作用姿勢
と、前記周縁部における一側端の上の次の一側端か重合
せられた状態で待機位置に引退する非作用姿勢とに切換
わる複数個の包込み具を、前記包装シートの各位置側端
に対応して設け、各包込み具に被包装物の表面に沿って
包装シートを折り返し案内するローラを備え、各包込み
具を時間差をもって順次駆動するよう構成し、突き合わ
せ状態て対向する一対の包込み具において、後から作動
する包込み具の前記ローラよりも小径であって、かつ、
先行するローラと前記被包装物との間に入り込み可能に
構成してある点にある。

〔作　用〕

各包込み具に備えられたローラによって、包装シートの
各周縁部か順次被包装物に被せ案内されるため、被包装
物に損傷を与えることなく円滑に被せられることになる
。しかも、先行して包装シートを案内して重ね維持姿勢
にある包込み具ローラに対して、後続の包込み具ローラ
か包装シートを被せ案内しなから近接するか、先行ロー
ラか重ね維持姿勢のままて後続ローラかその下方側に入
り込み包装シートを折り重ね案内するので、包装シート
のめくれ上がりやローラ同士の衝突による駆動障害も生
じない。

〔発明の効果〕

従って、本発明によれば、先行ローラの引退タイミング
の微妙な調節か不要なものでありながら、常に、先行ロ
ーラのシート押え用を後続ローラか近接するまで適切に
維持できるものとなり、包装シートの姿勢くずれやゆる
みかなく、又、損傷のおそれも少ない状態で仕上かりの
きれいな包装を行えるものを得ることかできた。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第９図にレタス等の被包装物（Ｃ）を包装シート（１）
で包装する包装装置を示している。この包装装置は、多
数枚の包装シート（１）を積層収納するシート収納部（
２）、このシート収納部（２）から−枚づつ包装シート
（１）を吸着支持して包装作業部（３）に移送するシー
ト供給機構（４）を備えるとともに、包装作業部（３）
の作業テーブル（５）の下側に、包装シート（１）の上
から載置された被包装物（Ｃ）を保持する保持機構（６
）及び包装シート（１）の各周縁側端（１ａ）、　（１
ｂ）、　（１ｃ）。

（１ｄ）を折り返して被包装物（Ｃ）に被せ、先行して
折り返し被せられた周縁側端に折り重ね、その状態を維
持する作用姿勢と、次の周縁側端か重ね合わせられた状
態て待機位置に引退する非作用姿勢とに切換え自在な４
個の包込み具（７）。

（８）、　（９）、　（１０）を配設してある。

前記シート供給機構（４）は、左右−位の無端チェーン
（１，１１（１１）によってスライド移動する門型フレ
ーム（１２）に、上下移動してエアー吸弓力により包装
ノート（１）を吸着する吸着具（１３）を設け、第１０
図に示すように、最上部の包装シート（１）を吸着して
フレーム（１２）か移動することてシートを１枚つつ供
給するよう構成してある。又、作業テーブル（５）の−
角には、被せられた包装シート（１）を重ね合わせ状態
で固定する接着−プ８４）を定量毎繰り出すテープ繰出
し機構（１５）を配設してある。

前記保持機構（６）は、第６図、第７図に示すように、
位置固定状態の受止め台（１６）の対向する端縁に上下
揺動自在に保持部（１７）、　（１７）を取付け、固定
支軸（１８）に対して、正逆転電動モータ（１９）及び
天秤リンク（２０）により上下スラドするアーム（２１
）と各保持部（１７）、　（１，７）とをロット（２２
）、　（２２）て枢支連結して、各保持部（１７）、　
（１７）か略水平姿勢になる待機状態と上方に揺動する
保持状態とに切換わるよう構成してある。尚、第６図中
（３０）は、上記保持作動に先立って包装シート（１）
の一端を押圧して張りを与えるための押圧具である。

第３図、第４図に示すように、前記各包込み具（７）、
　（８）、　（９）、　（１０）は、正逆転電動モータ
（２３）によって揺動駆動される揺動駆動アーム（２４
）、この揺動駆動アーム（２４）に相対揺動自在に連結
した第１支持アーム（２５）、第１支持アーム（２５）
に相対揺動自在並びに被包装物（Ｃ）側に付勢状態で連
結した第２支持アーム（２６）、第２支持アーム（２６
）の先端に支承したローラ（２７）夫々て構成され、揺
動駆動アーム（２４）の駆動に伴って、第１支持アーム
（２５）の他端側に設けたカムローラ（２８）かカム面
（２９）に案内されて、前記ローラ（２７）か被包装物
（Ｃ）の表面に沿って折り返し案内するよう構成してあ
る。

次に、包装手順について説明する。第８図に示すように
、繰出された包装シーｈ（−１）の一端に接着テープ（
１４）を貼り、他端を押圧具（３０）で押えておき、被
包装物（Ｃ）を載置する（第８図（（）、（［１）参照
）。そして、順次、包込み具（７）（８）、　（９）、
　（１０）により包装シーｈ（１）を折り重ね（第８図
（ハ）〜（チ）参照）最後に接着テープ（１４）を貼り
合わせ（第８図（す））作業を終了する。

前記各包込み具のうち、第１番目に作動する第１包込み
具（７）のローラ（２７）をこれに対向する位置に配設
され、第２番目に作動する第２包込み具（８）のローラ
（２７）よりも大径に構成し、かつ、第２包込み具（８
）のローラ（２７）か、第１包込み具（７）のローラ（
２７）と被包装物（Ｃ）との間に入り込み可能に構成し
てある。第２図に各包込み具（７）、　（８）の駆動タ
イミングを示している。先ず、第１包込み具（ア）を作
動させ、　（第１図（イ）参照）、ストロークエンドに
至ると、そのことか図示しないリミットスイッチにより
検知され、第２包込み具（８）か作動し始める。

このとき、上記したように、第２包込み具（８）のロー
ラ（２７）の下方に入り込む（第１図（ロ）参照）。そ
して、第１設定時間（Ｔ１）経過後、第１包込み具（７
）か引退し始めるとともに、第２包込み具（８）か−旦
停止し、更に、第２設定時間（Ｔ２）経過後、第２包込
み具（８）か再度突出作動する（第１図（ハ）参照）。

このようにして、有効にシート折り重ね作用を行うこと
かできる。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る包装装置の実施例を示し、第１図は
ローラ作動状態を示す図、第２図は駆動タイミングチャ
ート、第３図、第４図は包込み具の側面図、第５図は作
業部の平面図、第６図は保持機構の側面図、第７図は保
持機構の斜視図、第８図は作業手順を示す図、第９図は
全体斜視図、第１０図はシート供給状態を示す図である
。 （１）−−−・包装シート、（１ａ、）、　（１ｂ）、
　（１ｃ）、　（１ｄ）・・・・・側端、（７）、　Ｃ
８）、　（９）、　（１０）・・・・包込み具、（２７
）・・・・ローラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被包装物（Ｃ）を載置した包装シート（１）の周縁部に
   おける各側端（１ａ）、（１ｂ）、（１ｃ）、（１ｄ）
   を折り返して前記被包装物（Ｃ）に被せ、先行して折り
   返し被せられた前記周縁部における他の一側端に折り重
   ねその折り重ね状態を維持する作用姿勢と、前記周縁部
   における一側端の上の次の一側端が重合せられた状態で
   待機位置に引退する非作用姿勢とに切換わる複数個の包
   込み具（７）、（８）、（９）、（１０）を、前記包装
   シート（１）の各位置側端に対応して設け、各包込み具
   （７）、（８）、（９）、（１０）に被包装物の表面に
   沿って包装シート（１）を折り返し案内するローラ（２
   ７）を備え、各包込み具（７）、（８）、（９）、（１
   ０）を時間差をもって順次駆動するよう構成し、突き合
   わせ状態で対向する一対の包込み具（７）、（８）にお
   いて、後から作動する包込み具（７）の前記ローラ（２
   ７）よりも小径であって、かつ、先行するローラ（２７
   ）と前記被包装物（Ｃ）との間に入り込み可能に構成し
   てある包装装置。