JP2518945B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP2518945B2
JP2518945B2 JP2004947A JP494790A JP2518945B2 JP 2518945 B2 JP2518945 B2 JP 2518945B2 JP 2004947 A JP2004947 A JP 2004947A JP 494790 A JP494790 A JP 494790A JP 2518945 B2 JP2518945 B2 JP 2518945B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばレタス等の球状野菜等で代表される被
包装物を包装シートで包み込む包装装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の球状野菜等を包装する形態として考えられる
ものとしては、広げた包装シートの上に被包装物を載置
し、前記包装シートの周縁部における各一側端を折り曲
げその一側端同士を一箇所に集中させて熱溶着して密封
包装するものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように熱溶着によって密封包装するだけのもので
は、その熱溶着部分の仕上りが美的なものとは言い難い
面があり、美観を整えた包装を行うには、包装シートの
各一側端を順次折り返して被包装物の外周面に被せ、折
り重ねられた各一側端を接着固定手段で固定するといっ
た作業形態が必要で、その行程を手作業で行っていた。
しかし、手作業では作業能率が低くコスト低減の障害
となっているので、単なる改善の余地が残されていた。
本発明の目的は、包装仕上りが良好でかつ作業能率の
向上が図れるとともに、被包装物上で一箇所に折り重ね
られた各一側端同士を効率よく接着固定して包装固定で
きるものを提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる包装装置は、被包装物を載置した包装
シートの周縁部における各側端を折り返して前記被包装
物に被せ、先行して折り返し被せられた前記周縁部にお
ける他の一側端に折り重ねその折り重ね状態を維持する
作用姿勢と、待機位置に引退する非作用姿勢とに切換わ
る複数個の包込み具を、前記包装シートの各一側端に対
応して設け、前記各一側端の折り重ね状態で一番上に位
置し、折り重ね状態を固定する接着固定手段にが施こさ
れる一側端に対して、その一側端を折り返し包込み作動
を行うとともに、包込み作動の最終段階で前記接着固定
手段に作用して接着固定作用を行うべく作動する包込み
具を、前記包装シートを押圧する包装ローラと、その包
装ローラを支持するローラ支持アームと、上下揺動駆動
して前記ローラ支持アームを前記折り重ね状態を維持す
る作用姿勢と待機位置に引退する非作用姿勢とに切換え
操作する揺動アームとで構成し、さらに、前記ローラ支
持アームを、包込み作動する基端部と、この基端部に対
して前記被包装物押え方向に付勢された状態で相対揺動
可能に連結される先端部とで形成し、かつ、前記包装ロ
ーラを、前記先端部に装着して、前記包装シートの一側
端を前記被包装物表面に押し付けながら包込み具の移動
によって前記被包装物表面を移動するように構成してあ
ることを特徴構成とする。
かかる特徴による作用効果は次の通りである。
〔作 用〕
各一側端の折り重ね状態で一番上に位置し、折り重ね
状態を固定する接着手段が施こされる一側端に対して、
その一側端を折り返し包込み作動を行う包込み具以外の
包込み具の作動について記述する。つまり、包込み具は
前記包装シートの周縁部における対応する一側端を折り
返して前記被包装物に被せ、先行して折り返し被せられ
た前記周縁部における他の一側端を折り重ねてその折重
ね状態を維持する。この状態がその包込み具における作
用姿勢である。そして、次の包込み具が他の一側端を折
り返し重ね終るまでその作用姿勢を維持するとともに、
折り重ね状態が完了する又はその直前より前記作用姿勢
にある包込み具が待機位置に引退して非作用姿勢に切換
わる。
次に、各一側端の折り重ね状態で一番上に位置し、折
り重ね状態を固定する接着手段が施こされる包装シート
の一側端に対して、その一側端を折り返し包込み作動を
行う包込み具の作動について記述する。つまり、前記包
装ローラを前記一側端に作用させた状態で、揺動駆動ア
ームの上方への揺動駆動により基端部を、ひいては先端
部を移動させると、前記包装ローラが前記一側端を折り
返しながら進行し前記被包装物に接当すると前記先端部
の基端部に対する押え付勢力によって、前記被包装物の
表面に接当して前記包装シート一側端を密着させる状態
で被せ進む。そして、最後の段階で、前記一側端に施さ
れる又は施されている接着手段に対して作用して最後に
折り返された一側端と直前に折り返された先行一側端と
を貼着し、前記被包装物の折り重ね位置で折り重ねられ
た各一側端同士を固定する。
以上のように、包装ローラを被包装物の表面に接当押
圧させながら包装シートを前記被包装物に被せる包装形
態を採るので、前記被包装物を密着性を高めた状態で被
着できる。
しかも、包装ローラを支持した先端部は、揺動駆動ア
ームで上下揺動される基端部に対して揺動可能でかつ被
包装物押え方向に対して付勢されているので、表面形状
・サイズが異なる被包装物であっても包装ローラの追従
性を向上でき、包装シートの被包装物に対する密着度合
を向上できる。
又、折り重ね状態にある各一側端同士を固定維持する
のにこの包込み具における包装ローラの被包装物表面に
接当して移動するその移動作用で行っているので、包装
シートを包込む過程と接着過程とが連続的に行え、接着
固定の為の専用の装置を設ける必要がない。
〔発明の効果〕
包込み具として先端部を基端部に対して揺動可能でか
つ被包装物に対して押え方向に付勢し、かつ、その先端
部に包装ローラを設けるといった合理的な改造によっ
て、形状・サイズ共に固体差のある被包装物に対しても
仕上りの良好な包装作業を手作業に比べて能率よく行
え、しかも、接着固定作業も一連の作業行程内で行うこ
とができる利点も備え、包装作業装置として有用なもの
を提供できるに至った。
又、特に球状又は円筒状の被包装物に対して、接着固
定位置が包込み具待機位置とは反対側の被包装物外周面
部にあるような場合にも、前記先端部を、上下揺動駆動
される揺動駆動アームに枢支された基端部に対して揺動
可能に被包装物押え方向に付勢して設けられる構成によ
って、包装ローラを前記外周面位置まで廻り込ますこと
ができ、接着固定作用を能率よく行なえる。
〔実施例〕
第6図及び第9図に示すように、包装装置(A)は、
包装用作業台(1)と、その包装用作業台(1)におけ
る包装作業位置に設けてある被包装物保持機構(2)・
受け止め台(3)・包み込み機構(4)からなる包み込
み装置(B)と、前記包装作業位置に載置された包装シ
ート(5)に接着固定手段(6)を施す接着固定手段供
給装置(7)と、前記包装作業位置に包装シート(5)
を広げた状態で自動供給する包装シート供給装置(36)
とを備えている。ここに、被包装物(C)としてはレタ
ス等の球状野菜等を対象としているが、他の形状のもの
でもよい。又、接着固定手段としては接着テープを対象
とするが、単なる接着剤であってもよい。
次に、被包装物保持機構(2)・受け止め台(3)・
包み込み機構(4)等の包み込み装置(B)について説
明する。第6図ないし第8図に示すように、前記保持機
構(2)は、支柱兼用の縦向き摺動軸(9)に第1移動
部材(10)と第2移動部材(11)を上下動可能に外嵌す
るとともに、両者(10),(11)の間に圧縮スプリング
(12)を介在させて一定間隔を維持している。前記摺動
軸(9)の上端に被包装物(C)を受け止める受け止め
台(3)を設け、この受け止め台(3)に、円板の外周
に四方に突出する腕部(3a)を設けてある。一方、前記
第1移動部材(10)における天板に対しても前記腕部
(3a)の下方に位置する状態で四本のアーム(13)を放
射状に延出するとともに、前記四本のアーム(13)と四
つの前記腕部(3a)とを、夫々、四つの屈折リング(1
4)で連結してある。前記腕部(3a)の先端に上下揺動
可能に保持アーム(2A)を軸支するとともに、その各保
持アーム(2A)を前記屈折リンク(14)に夫々連係し、
前記屈折リンク(14)の屈折揺動につれ、前記受け止め
台(3)に載置された被包装物(C)を前記保持アーム
(2A)で保持する。前記保持アーム(2A)は前記腕部
(3a)に枢支されている基端部から先端部にかけて被包
装物(C)の外周面に沿うように側面視で円弧状を呈
し、かつ、平面視で前記基端部と先端部との中間部にお
いてその横幅が広く前記基端部及び先端部に向けて徐々
に狭くなる形状になっている。したがって、被包装物
(C)に対する固定保持が良好である。又、前記保持ア
ーム(2A)の先端は外向きに湾曲し、被包装物(C)に
接当する際に被包装物(C)外周面内に食い込み傷付け
ることのないように構成してある。
第2移動部材(11)の側面に上下揺動する天秤式駆動
アーム(15)の一端を連係するとともに、この天秤式駆
動アーム(15)の他端に前記天秤式駆動アーム(15)を
上下揺動駆動するクランクアーム(16)を連係し、この
クランクアーム(16)を駆動モータ(17)出力に取付
け、前記第2移動部材(11)を上下させるべく構成して
ある。したがって、前記保持アーム(2A)を開いた状態
から第2移動部材(11)を上方に移動させると、まず、
前記圧縮スプリング(12)の押圧力で第1移動部材(1
0)を押し上げる。すると、前記屈折リンク(14)が屈
折することによって、前記保持アーム(13)が立上り揺
動して被包装物(C)の下半分を保持する。
次に、包み込み機構(4)について説明する。この包
み込み機構(4)は放射状に配設された第1〜第4包込
み具(18),(19),(20),(21)でなっている。前
記第1包込み具(18)は前記保持アーム(2A)が被包装
物(C)を保持した状態で最初に作動する。この第1包
込み具(18)は、包装シート(5)の周縁部における一
側端(5a)を折り返しながらその包装シート(5)を被
包装物(C)に被せて、その被包装物(C)の上部中心
位置で固定する第1包み板(22)と、前記第1包み板
(22)をその先端において相対揺動可能に軸支するとと
もに揺動モータ(23)の出力軸に固着されている揺動駆
動アーム(24)とからなる。前記第1包み板(22)を弾
性変形可能な薄板材料で形成するとともに、この弾性変
形力によって被包装物(C)周面へなじみ易く構成して
ある。第1包み板(22)の押え込み作用を行う先端はフ
ォーク状に形成されている。前記第1包み板(22)の後
端に板カム(25)を固着するとともに、前記第1包み板
(22)の移動軌跡外側にローラ式ガイド機構(26)を設
け、もって、前記第1包み板(22)が作動すると前記ロ
ーラ式ガイド機構(26)が第1包み板(22)の曲線部に
作用して強制的に第1包み板(22)先端を被包装物
(C)に向かわせる。その先端が被包装物(C)の近く
に至ると前記板カム(25)が前記ローラ式ガイド機構
(26)に接当して、第1包み板(22)先端が被包装物
(C)の外周面に略沿った状態、かつ、略離間した状態
で移動し、移動端近くで前記板カム(25)が前記ローラ
式ガイド機構(26)より外れると、前記第1包み板(2
2)の先端は被包装物(C)の外周面より内部に入り込
む軌跡で移動する。したがって、第1包み板(22)先端
はその弾性力によって被包装物(C)の外周面に摺接し
て移動し、包装シート(5)一側端(5a)を被包装物
(C)に密着させることができる。そして、第1包込み
具(18)は前記包装シート(5)の一側端(5a)を被包
装物(C)外周面に押え保持する作用姿勢になる。
前記第1包込み具(18)が包装シート(5)一側端
(5a)を被せ終ると180゜対角に位置する前記第2包込
み具(19)が作動を開始する。第2包込み具(19)は第
1包込み具(18)と略同様の構成を採っており、違いは
第2包み板(27)先端がフォーク状に形成されたもので
はなく短冊状の1枚板に形成され包装シート(5)の一
側端(5b)を第1包込み具(18)の上に被せる際に第1
包込み具(18)のフォーク状先端内にその先端を差し込
むようにしてある。そして、第2包込み具(19)が第1
包込み具(18)によって最初に被せられた包装シート
(5)一側端(5a)の上に次の一側端(5b)を重ね終え
ると、第1包込み具(18)は元の待機位置に戻り非作用
姿勢になる。この場合に、第1包込み具(18)の第1の
包込み板(22)の先割れ先端内に第2包込み具(18)の
第2包み板(27)の先端が入り込んでいるので、対応す
る一側端(5a),(5b)が十分な重り代を持って折り重
ねられる。
次に、第5図に示すように、第3包込み具(20)が作
動する。前記第3包込み具(20)は揺動モータ(23)に
よって駆動される揺動駆動アーム(24)と、この揺動駆
動アーム(24)の先端に相対揺動可能に軸支されるロー
ラ支持アーム(34)と、このローラ支持アーム(34)の
先端に包装シート(5)の一側端(5c)を折り返し被包
装物(C)の外周面に接当させて被せていく包装ローラ
(28)とでなる。前記ローラ支持アーム(34)を付勢バ
ネ(29)によって、被包装物(C)を押え込む方向に付
勢するとともに、弾性変形力で被包装物(C)の形状変
化に追従し易い構成となっている。前記ローラ支持アー
ム(34)の移動軌跡外側に固定の板カム(30)を設ける
とともに、ローラ支持アーム(34)の後端に案内ローラ
(31)を装着し、前記案内ローラ(31)が前記固定の板
カム(30)のカム面(30a)に接当することによって、
前記包装ローラ(28)の被包装物(C)に対する接当押
え方向への一定以上の入り込みを規制する。以上から、
第3包込み具(20)が前記一側端(5c)を所定位置に重
ね終ると、第2包込み具(19)が待機位置に戻ってい
き、それに続いて、第4包込み具(21)が次のように作
動する。前記各一側端(5a),(5b),(5c),(5d)
の折り重ね状態で一番上に位置し折り重ね状態を固定す
る接着固定手段(6)が施こされる一側端(5d)に対し
て、その一側端(5d)を折り返し包込み作動を行うとと
ともに、包込み作動の最終段階で前記接着固定手段
(6)に作用して接着固定作用を行うべく作動する。
第1図ないし第3図に示すように、前記第4包込み具
(21)は、揺動モータ(23)で上下に揺動駆動される揺
動駆動アーム(24)と、前記揺動駆動アーム(24)の先
端に相対移動可能に軸支してあるローラ支持アーム(3
5)と、そのローラ支持アーム(35)の先端に軸支され
る包装ローラ(28)とからなり、殆んど第3包込み具
(20)と同様の構成を採っているが、前記ローラ支持ア
ーム(35)が更に屈折揺動可能に基端部(35A)と先端
部(35B)とに区分されている点が異なる。そして、前
記包装ローラ(28)は第3包込み具(20)の包装ローラ
(28)と同様に付勢バネ(43)で被包装物(C)の外周
面に接当押圧される状態で移動する。つまり、長孔状の
カム孔(32a)を形成したカム板(32)を設け、前記カ
ム孔(32a)に係合して移動する案内ローラ(33)を前
記ローラ支持アーム(35)の後端に軸支し、前記包装ロ
ーラ(28)を所定軌跡に沿って移動させるべく構成して
ある。ここに、前記包装シート(5)の一側端(5d)に
接着固定手段としての接着テープ(6)を取付け、前記
一側端(5d)を折り返し所定位置で重合させると、前記
接着テープ(6)の上を前記包装ローラ(28)が移動し
て、四層に折り重ねられた一側端(5a),(5b),(5
c),(5d)同志を貼着する。ここで、前記ローラ支持
アーム(35)の先端が屈折揺動可能であるから、前記接
着テープ(6)が被包装物(C)の下半分に回り込んだ
位置であっても、包装ローラ(28)の押え作用を十分に
作用させることができる。又、第1図に示すように、前
記包装ローラ(28)を接着テープ(6)に作用させる過
程で、基端部(35A)に対する先端部(35B)の連結揺動
支点(a)が、被包装物(C)の中心線(X)を越えた
位置まで移動するように、第4包込み具(21)が作動す
る。
したがって、前記包装ローラ(28)は被包装物(C)
の径に大小の違いがあっても、接着固定部位に対して図
示するように、水平方向に移動するので、作用高さ
(H)の違いが少ない利点を有する。
次に、包装作業台(1)の所定位置に包装シート
(5)を繰出す供給装置(36)について説明する。第9
図に示すように、包装シート(5)を積層収納した収納
箱(37)から前記包装作業位置まで包装シート(5)を
搬送する搬送チェーン(41),(41)を左右に配すとと
もに、この搬送チェーン(41)のチェーンリンクに搬送
用門型フレーム(39)を連結してある。前記搬送用門型
フレーム(39)に左右に包装シート(5)吸着用ノズル
(38),(38)を上下動可能に装着し、第10図(イ)示
すように、その吸着用ノズル(38),(38)が下降して
包装シート(5)を吸着するとともに、そのまま持上げ
前記搬送用門型フレーム(39)の移動に伴って包装シー
ト(5)を包装作業位置に繰出すべく構成してある。
以上のような構成により作業形態を第11図に基づいて
説明する。
接着テープ(6)を所定位置に繰出す。
次に包装シート(5)を収納箱(37)より取出し搬
送して所定位置に載置する。
すると、前記接着テープ(6)を前記包装シート
(5)の最後に折り返される一側端(5d)に貼着する。
そして、被包装物保持機構(2)の受け止め台
(3)上に被包装物(C)をのせる。ここまでの段階が
第11図の(イ)で示す状態である。
第11図(ロ)に示すように、次に、被包装物保持機
構(2)を作動させて被包装物(C)を保持する。
第11図(ハ)に示すように、第1包込み具(18)を
作動させて、包装シート(5)の一側端(5a)を被包装
物(C)の上面に折り返し、第1包込み板(22)の押え
状態を維持する。
第11図(ニ)に示すように、対角位置にある第2包
込み具(19)を作動させ、包装シート(5)の対応する
一側端(5b)を前記第1包込み板(22)の上から重ね合
せる。前記一側端(5b)を重ね終ると第1包込み具(1
8)が待機位置に戻る。次に、被包装物(C)の外周面
に沿って一側端(5c),(5d)を膨みなく被せるよう
に、第3包込み具(20)が作動する前にその折り曲げ部
位向けてエアを吹付ける。
続いて、第11図(ホ),(ヘ)に示すように、第3
包込み具(20)が作動して、残る一側端(5c)を重ね終
えると第2包込み具(19)が待機位置に戻る。
更に、第11図(チ),(リ)に示すように、接着テ
ープ(6)を貼着した一側端(5d)を第4包込み具(2
1)が折り返し被包装物(C)に被せて、前記接着テー
プ(6)で四層に折り重ねられた各一側端(5a),(5
b),(5c),(5d)同志を貼着して包装作業を終了す
る。
〔別実施例〕 前記第1包込み具(18)等の個数は図示するものに
限定されず、又、それに対応させて包装シート(5)の
形状も四角以外の多角形及び円形のものであってもよ
い。
包装シート(5)の材料としては樹脂以外に紙であ
ってもよい。
前記包込み具(18)〜(21)を作動させるのに、人
為的にスイッチ操作される毎に、各包込み具(18)〜
(21)が作動するように半自動形態を採ってもよい。
前記第1,第2包み板(22),(27)の材質としては
被包装物(C)を押える作用姿勢で被包装物(C)への
影響を押えることができる弾性変形可能なものであれ
ば、樹脂以外の薄板鋼板又は、この薄板鋼板の表面に樹
脂やクロムメッキ等のコーティングを施したものでもよ
い。
前記包込み具(18)〜(21)としては包装ローラ
(28)を設けた包込み具(20),(21)と包装ローラ
(28)を設けていない包込み具(18),(19)とで異な
るものに形成したが、全ての包込み具(18)〜(21)を
包装ローラ(28)を備えたものに形成してもよい。
包装の対象となる被包装物は球状以外の円筒状のも
のであってもよい。
前記カム機構(30)としては前記包込み具(20)に
対して位置調節可能なもの、又は、被包装物(C)の大
きさに合せてカム面形状の異なるものと切換できるよう
に構成してもよい。
ローラ支持アーム(35)の先端部(35B)として
は、弾性変形可能な基端部(35A)に片持状態で連結
し、その先端部(35B)に取付けた包装ローラ(28)を
バネ板の弾性変形力で被包装物(C)に対して押圧する
方向に付勢しながら基端部(35A)に対して揺動する構
成を採ってもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る包装装置の実施例を示し、第1図な
いし第3図は第4包込み具の作動状態を示す正面図、第
4図は包込み機構を示す正面図、第5図は第3包込み具
の作動を示す正面図、第6図は包込み装置を示す正面
図、第7図は包込み機構を示す平面図、第8図は包込み
機構を示す斜視図、第9図は全体斜視図、第10図
(イ),(ロ)は、夫々、包装シートの搬送状態を示す
正面図、第11図(イ)〜(リ)は、夫々、包装行程を示
す作用図である。 (5)……包装シート、(6)……接着固定手段、(1
8),(19),(20),(21)……包込み具、(24)…
…揺動駆動アーム、(28)……包装ローラ、(35A)…
…基端部、(35B)……先端部、(C)……被包装物。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装物(C)を載置した包装シート
    (5)の周縁部における各側端(5a),(5b),(5
    c),(5d)を折り返して前記被包装物(C)に被せ、
    先行して折り返し被せられた前記周縁部における他の一
    側端(5a),(5b),(5c)に折り重ねその折り重ね状
    態を維持する作用姿勢と、待機位置に引退する非作用姿
    勢とに切換わる複数個の包込み具(18),(19),(2
    0),(21)を、前記包装シート(5)の各一側端(5
    a),(5b),(5c),(5d)に対応して設け、前記各
    一側端(5a),(5b),(5c)の折り重ね状態で一番上
    に位置し、折り重ね状態を固定する接着固定手段に
    (6)が施こされる一側端(5d)に対して、その一側端
    (5d)を折り返し包込み作動を行うとともに、包込み作
    動の最終段階で前記接着固定手段(6)に作用して接着
    固定作用を行うべく作動する包込み具(21)を、前記包
    装シート(5)を押圧する包装ローラ(28)と、その包
    装ローラ(28)を支持するローラ支持アーム(35)と、
    上下揺動駆動して前記ローラ支持アーム(35)を前記折
    り重ね状態を維持する作用姿勢と待機位置に引退する非
    作用姿勢とに切換え操作する騒動アーム(24)とで構成
    し、さらに、前記ローラ支持アーム(35)を、包込み作
    動する基端部(35A)と、この基端部(35A)に対して前
    記被包装物押え方向に付勢された状態で相対揺動可能に
    連結される先端部(35B)とで形成し、かつ、前記包装
    ローラ(28)を、前記先端部(35B)に装着して、前記
    包装シート(5)の一側端(5d)を前記被包装物(C)
    表面に押し付けながら包込み具(21)の移動によって前
    記被包装物表面を移動するように構成してある包装装
    置。
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JPS63281922A (ja) * 1987-05-08 1988-11-18 Tenchi Kikai Kk 野菜等の球状物の包装補助装置

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