JP2504614Y2 - 包装機 - Google Patents

包装機

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JP2504614Y2
JP2504614Y2 JP7713790U JP7713790U JP2504614Y2 JP 2504614 Y2 JP2504614 Y2 JP 2504614Y2 JP 7713790 U JP7713790 U JP 7713790U JP 7713790 U JP7713790 U JP 7713790U JP 2504614 Y2 JP2504614 Y2 JP 2504614Y2
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shaft
arm
wrapping paper
plate
wrapping
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稔 森元
昭雄 松岡
悟 米田
節生 武野
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Yoka Industry Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Yoka Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はレタス等の略球状の野菜を合成樹脂製の包装
シートに包装するための装置に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から球状の野菜を包装する装置は公知となってい
るのである。例えば、特開昭63-138914号公報の技術で
ある。
これら従来技術は被包装物を載置する台から放射状に
四本のアームを突出し、台上の包装シートの上に載せた
被包装物を台の下降とともにアームにより被包装物を抱
き込むようにして包装シートを沿わせ、シール等により
人手により仕上作業が行われていたのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 このように従来の包装機は包装シートを凹状に形成す
るだけであり、包装シートの端部を留める作業は人手に
よらなければならず、包装シートの供給の時間短縮は図
れても手間のかかる仕上作業はできなかったのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案は包装シートを最後まで包み込んで端部を留め
て仕上られるように、次の如く構成したものである。
包装台3下方に被包装物Cを載置する載置台50、被包
装物Cと包装紙8を同時に挟持する挟持ローラー51、包
装紙の端部を上方で左右から折り畳む押さえ板52・53、
側方にはみ出た包装紙の袖部を挟む挟み板54、該袖部を
折り畳む押さえ杆55と、該載置台50、挟持ローラー51、
押さえ板52・53、挟み板54及び押さえ杆55を適宜作動さ
せるカムを設けたものである。
(ホ)考案の実施例 本考案の目的・手段は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の包装機正面図、第2図は同じく平面
図である。
包装機は機枠1の左上に包装紙供給台2を配置し、中
央から右側に包装作業を行う包装台3が配設されてい
る。該包装紙供給台2上の包装紙を包装台3へ一枚づつ
供給するための包装紙供給装置は、前後対称に設けた搬
送アーム4・5が軸6・7に枢支され、該搬送アーム4
・5の下端はバネ9にて連結され、中央部は連結リンク
10にて枢結され、上端は包装紙接着体11にて連結されて
いる。
該包装紙接着体11は前後の搬送アーム4・4・5・5
の間に横架した枢支軸12・13にアーム14・14・15・15を
枢結して、先端に粘着テープ16・16配置して、包装紙供
給台2上の左端には停止ピン39・39を突設して包装紙8
の端部の停止孔を挿入して、一番上の包装紙を一枚だけ
付着してその他は停止ピン39・39に係止され、包装紙を
搬送できるようにしている。
前記連結リンク10中途部には駆動リンク17が枢結さ
れ、該駆動リンク17の他端は回動アーム19先端に枢結さ
れている。該回動アーム19の基部は軸20に固設され、該
軸20はスプロケット、チェーンを介して機枠1内に設け
たモーター21により駆動される。
該モーター21により回動アーム19が回動されると駆動
リンク17が押されて搬送アーム4・5が右方へ回動さ
れ、包装紙接着体11は包装紙を付着して右方へ搬送され
るのである。包装紙が包装台3上に至ると、搬送アーム
4上部から突出したピン22が解除アーム23の一端を押し
て回動し、該解除アーム23の他端の切欠に係止されたピ
ン18との係合が外れ、包装台3上に突出した押圧アーム
24が包装台側へ回動して包装紙の右端を押さえるのであ
る。但し、該押圧アーム24は回動軸25に外嵌したねじり
バネの付勢力により下方へ回動する。26は解除アーム23
の支点軸である。
そして更に回動アーム19が回動すると、包装紙は包装
台3上で押圧アーム24に押さえられて粘着テープ16から
剥がれ、搬送アーム4・5のみ左方へ戻り始め、アーム
37の回動によりアーム37に突設したピンがアーム27に当
接して回動し、該アーム27に枢結したリンク28を介して
解除アーム29が回動される。該解除アーム29の回動によ
り他端に設けた切欠に係止されたピン30が外れ、該ピン
30に連動連結された押圧杆31が包装台側へ回動して包装
紙の中央部から左方を押さえ、風による包装紙の位置ズ
レがないように、また、シワ等ができないようにしてい
るのである。但し、該押圧杆31の軸32にもねじりバネが
設けられ、押圧杆31が包装台側へ回動するように付勢さ
れ、33は解除アーム29の支点軸である。
前記軸32にはアーム34が固設され、該アーム34にリン
ク35を介してアーム36と連結され、該アーム36は前記軸
20に固設されたアーム37が回動されることによりその先
端がアーム36に接当して回動し、リンク35を介してアー
ム34が回動され、搬送アーム4・5が包装紙供給台2側
へ回動したときに押圧杆31を上方へ回動させ、解除アー
ム29の切欠部がピン30に係合されるようにして押圧杆31
を上方へ回動した状態に維持できるようにしてある。
また、押圧杆31を回動した後、解除アーム29後方面に
よって押圧アーム24を上方へ回動させ、解除アーム23の
切欠部がピン18に係合することにより、押圧アーム24を
上方へ回動した状態に維持できるようにしてある。
包装台3中央部には略楕円状の開口部3aが設けられ、
該開口部3a中央下方の機枠1内に下包装装置Aが設けら
れている。下包装装置Aはレタス等の被包装物Cを包み
込む装置であり、第3図に示すように、載置台50、挟持
ローラー51・51、押さえ板52・53、挟み板54、押さえ杆
55が側部に設けたカム連Dの回動により作動され、該カ
ム連Dはカム59・73・79・83・90・95からなり、下包装
装置枠56にカム軸61が横架され、該カム軸61上にカムが
固設されているのである。該カム軸61の一端にはスプロ
ケットが固設され、カム連D側部に設けたモーター63の
駆動軸に固設したスプロケットよりチェーン64を介して
カム軸61が駆動され、カム連Dが回動することにより前
記載置台50、挟持ローラー51・51、押さえ板52・53、挟
み板54、押さえ杆55が順次作動されるのである。
即ち、載置台50は第4図に示すように、円盤状に構成
した載置台50から被包装物が落下しないように放射状に
斜め上方へ受杆50a・50aが突出され、中央下面からは昇
降シャフト50bが垂設され、該昇降シャフト50bは下包装
装置枠56の支持パイプ56aに支持され、該支持パイプ56a
にスプリング62が外嵌され、載置台50を上方へ付勢して
いる。
そして、支持パイプ56a下部の昇降シャフト50bにロッ
ク装置58が設けられ、該ロック装置58を作動させると任
意位置で昇降シャフト50bを固定できるようにしてい
る。また、昇降シャフト50b下端には受板50cが設けら
れ、該受板50c下面に従動アーム57の一端に設けたロー
ラー57aが当接され、従動アーム57の他端のローラー57b
はカム59に当接されている。該従動アーム57の中央部は
下包装装置枠56に横架した軸60に枢支されている。
よって、該カム軸61が駆動されると、カム59が回転さ
れて、該カム59に当接した昇降アーム57が回動して昇降
シャフト50bを昇降し、載置台50を昇降するのである。S
11は載置台50の上昇位置を検知する位置センサー、S15
は載置台50の下端位置を検知する位置センサーである。
支持ローラー51・51は第5図に示すように、被包装物
の上部側面を押さえるものであり、支持リンク51a・51a
上端に固設され、該支持リンク51a・51a下端はアーム67
・67を固設して下包装装置枠56に横架された軸66・66に
枢支され、該アーム67・67他端は連結アーム69・69とW
状に枢結され、連結アーム69・69を枢支したピン71には
昇降杆70が枢支されている。該昇降杆70下端にはスプリ
ング65が外嵌され、下部はピンに係止されて上部に従動
アーム71の一端が当接され、支持ローラー51・51を被包
装物に当てたときに、被包装物の大小に対応して、スプ
リング65にて吸収できるようにしている。前記従動アー
ム71の中央部は下包装装置枠56に横架された軸72に枢支
され、他端にはローラー71aを設けてカム73に当接させ
ている。
押さえ板52は三角形状に構成され、包装シートで被包
装物Cの上部を覆うものであり、第6図に示すように、
コ字状のアーム74の上端に固設され、アーム74の他端は
下包装装置枠56に横架された軸75に枢支され、該アーム
74の下辺中央部に連結リンク76が枢支され、該連結リン
ク76下端に従動リンク77の一端が枢支され、該従動リン
ク77の中央部は下包装装置枠56に横架された軸72に枢支
され、該従動リンク77の他端にはローラー77aを設け
て、カム軸61に固設されたカム79に当接させている。
押さえ板53は前記押さえ板52にて包装紙を押さえた反
対側から他方の包装紙を押さえるものであり、押さえ板
53の駆動構成は第7図に示すように、押さえ板52の駆動
構成と同様にコ字状のアーム80に固設されて、カム83か
ら従動アーム82、連結リンク81を介して駆動されるので
ある。アーム80は前記軸75に、従動アーム82は軸72に枢
支され、アーム80、連結リンク81は前記アーム74、連結
リンク76と左右対称に配設されている。S10は押さえ板5
2・53が原点、即ち、作業開始前の開いた状態を検知す
る位置センサーである。
挟み板54は被包装物Cの両側に配置して、包装紙が前
後方向から包まれたとき側方にできる袖部を挟むもので
あり、第8図に示すように、挟み板54上部にスポンジ54
aを貼設してスポンジ54a同士が対向するように配設し、
下部は下包装装置枠56に横架された軸85に枢支され、連
結リンク86・86・87を介して前記軸72に枢支された従動
アーム89と枢結され、該従動アーム89の他端にはローラ
ー89aを設けてカム90と当接させている。
押さえ杆55は前記挟み板54の両側に配置して、挟み板
54で挟み込んだ包装紙を被包装物C上部側へ折り込むも
のであり、第9a図、第9b図、第9c図、第10図に示すよう
に、T状に構成した押さえ杆55の下端を昇降シャフト91
上端に曲げて固設し、該昇降シャフト91はガイドパイプ
92に挿入支持され、該ガイドパイプ92は支持プレート96
に枢支されている。前記昇降シャフト91下端には当接板
91aを固設して、下面に従動アーム93一端に設けたロー
ラー93aが当接され、上面にガイドピン91bを固設し、該
ガイドピン91bの先端を支持プレート96に固設したガイ
ド板98のガイド孔98aに挿入している。よって、昇降シ
ャフト91はガイド孔98aに沿って昇降することになり、
第9b図の如く上昇した位置で包装紙8の袖部8aの基部a
を締めながら持ち上げ、ここからガイドパイプ92の回動
が始まり、第9c図の如く押さえ杆55が最上昇位置で被包
装物の上部を押さえることができるようにしている。
前記従動アーム93の中央部は下包装装置枠56に横架さ
れた軸60に枢支され、他端にはローラー93bを設けてカ
ム軸61に固設されたカム95に当接させている。S12は押
さえ杆55の下降位置を検出し、S13は押さえ杆55の上昇
位置を検出する位置センサーである。
そして、第3図に示すように、前記挟持ローラー51と
挟持ローラー51の間、押さえ板53先端と取付杆97の間、
押さえ杆55と載置台50の受杆50a先端の間にはゴム紐99
・99・・・が連結され、作動時に幅広く包装紙を包み込
めるようにしている。尚、取付杆97は挟み板54と載置台
50の間に挟み板54の軸85上に同数配置されて、挟み板54
と同時に挟み動作が行われる。
また、機枠1右前側には支持シャフト40が立設され、
第1図、第2図に示すように、支持シャフト40下部には
アーム41が固設され、該アーム41の先端は機枠1に固設
したモーター42の駆動軸42aに固設したアーム43と枢結
され、該モーター42の回動により支持シャフト40を回動
可能としている。
該支持シャフト40上部には平行リンク44・45が枢支さ
れ、中央部にはモーター46が固設され、該モーター46の
駆動軸46aに固設したアーム47と前記下側の平行リンク4
5の間に連結リンク48が枢結され、モーター46を駆動す
ることにより平行リンク44・45を昇降可能としている。
S6は平行リンク44・45の上昇位置、S7は平行リンク44・
45の下降位置を検出する位置センサーである。
該平行リンク44・45の他端には上包装装置Bが設けら
れ、該上包装装置Bを包装台3の開口部3a上へ回動する
ことにより被包装物を押さえ、包装紙端をひねり留める
ことができるのである。即ち、上包装装置Bの構成は第
11図、第12図、第13図に示すように、前記平行リンク44
・45の先端は上包装装置枠100より立設したステー101・
102に枢支され、該上包装装置枠100は上取付板100aと下
取付板100bが平行に設けられ、上取付板100a上にはプッ
シャー軸103を昇降するためのモーター104が固設され、
下取付板100b上にはチャック105を回転させるためのモ
ーター106が固設され、上取付板100aと下取付板100bの
間に昇降板107が上取付板100aに係止されたスプリング1
08・109により吊り下げ支持されている。110は昇降板10
7昇降時のガイド杆である。
前記プッシャー軸103の上部側面にはモーター104の出
力側に取り付けたギヤケース111内のギヤと噛み合うよ
うにネジ溝が刻設され、上端には抜け止め112が固定さ
れ、中央部にはくびれ部103aが設けられ、該くびれ部に
切換板113を外嵌し、下部に摺動パイプ114を外嵌し、下
端に押圧体115を固設し、上取付板100a、下取付板100
b、昇降板107を貫通している。S3はプッシャー軸103の
下降位置、S5はプッシャー軸103の上昇位置を検知する
位置センサーである。
前記切換板113は第14図に示すように、くびれ部103a
の直径よりやや大きい開口部とプッシャー軸103の直径
よりやや大きい開口部とを瓢箪形に結合した貫通孔113a
が開口され、一端には係止孔113bを開口して昇降板107
との間にスプリング120を介装し、他端には取付ピン113
cを立設している。
該取付ピン113cは昇降板107に固設したソレノイド121
のアクチュエータ121aと連結され、ソレノイド121を作
動させない状態では切換板113がスプリング120に引っ張
られて大きい側の貫通孔113aにプッシャー軸103が位置
し、プッシャー軸103のみ自由に昇降でき、ソレノイド1
21を作動させると、切換板113が引っ張られて小さい側
の貫通孔113aが位置してくびれ部103aが引っ掛かり、プ
ッシャー軸103の下降時には昇降板107及び後述する摺動
パイプ114下部に外嵌された軸119も下降し、チャック10
5が閉じられるのである。第13図はソレノイド121が作動
され、切換板113が引っ張られた状態を示している。
前記摺動パイプ114上端は昇降板107に固設され、中途
部は支持パイプ116に外嵌され、下端にはチャックアー
ム117・118の中央部を貫通する軸119の基部が回転自在
に枢支され、前記支持パイプ116上部は下取付板100bに
固設された支持体125に回動自在に支持され、中途部は
歯車127を固設し、前記モーター106の駆動軸に固設した
歯車126と噛合させている。S17は歯車127が回転してい
るか、つまり、チャック105が回転しているかを検知す
る回転センサーである。そして、支持パイプ116下端に
チャック枠129が固設されている。
該チャック枠129の両側前後にはそれぞれ対向してチ
ャックアーム117・117・118・118の一端が枢支され、該
チャックアーム117・118は「く」の字形に構成され、中
央部に長孔117a・118aが開口され、該長孔117a・118aの
重なり部分に前記軸119が貫通されているのである。そ
してチャックアーム117・117・118・118下端にそれぞれ
挟持体130・130が横架されている。S4はチャックが原点
にあるかを検知する位置センサーである。
このような構成において、機枠1の任意位置に設けた
操作盤上の始動スイッチMS1をONすると、モーター21が
駆動されて搬送アーム4・5が回動され、包装紙が一枚
付着されて包装紙供給台2から包装台3へ搬送され、押
圧アーム24に先端がクランプされて、包装紙は包装台3
上に残り搬送アーム4・5は原点に戻る。
次に、被包装物Cを載置台50上の包装紙上に載せて包
装始動スイッチMS2をONすると、位置センサーS5により
プッシャー軸103が上昇位置にあるか、位置センサーS6
により上包装装置Bが上昇位置にあるか、位置センサー
S10により押さえ板52・53が原点にあるか、位置センサ
ーS12により押さえ杆55が原点にあるか、位置センサーS
16により支持シャフト40が原点にあるか、回転センサー
S17によりチャック105が回転していないかをチェックし
て、それぞれ原点に位置し、チャック105が停止してい
れば、モーター42を駆動して上包装装置Bを開口部3a上
まで回転移動させる。
上包装装置Bが開口部3a上まて回転されると位置セン
サーS18がONしてモーター42の駆動を停止し、モーター4
6を駆動して上包装装置Bを下降させ、下端に至ると位
置センサーS7がONしてモーター46を停止し、モーター10
4を駆動してプッシャー軸103を下降させる。
プッシャー軸103が下降されると、押圧体115が被包装
物Cを押して載置台50を下方に押し下げ昇降シャフト50
b下端の受板50cが位置センサーS15をONする。このとき
載置台50上に被包装物Cが無いとプッシャー軸103が下
降しても昇降シャフト50bは下降せず位置センサーS15は
OFFのままとなり、上包装装置Bは原点に戻るようにし
ている。
前記位置センサーS15がONし、プッシャー軸103が下降
位置になると位置センサーS3がONし、カム軸61を駆動す
るモーター63が駆動される。
モーター63が駆動されると第15図に示すように、ま
ず、カム73の凸部が従動アーム71を回動し、挟持ローラ
ー51が包装紙8で被包装物Cを包み込みながら挟持し、
被包装物Cは固定され、プッシャー軸103は上昇する。
次に、カム79の凸部が従動アーム77を回動して押さえ板
52を回動し包装紙8を一方へ折り曲げ、カム83の凸部に
より従動アーム82が回動されて押さえ板53が回動され包
装紙8を反対方向へ折り曲げ、押さえ板52は原点に戻
る。
そして、カム90の凸部が従動アーム89を回動して、挟
持ローラー51で挟まれていない包装紙8の袖部8aが挟み
板54にて挟まれ、カム95の凸部が従動アーム93を回動
し、押さえ杆55が上昇されて袖部8aを持ち上げて包装紙
8の端部が被包装物Cの頂部に集められる。
そして押さえ杆55が上昇されると位置センサーS13がO
Nし、ソレノイド121がONされて切換板113がプッシャー
軸103のくびれ部103aに嵌合し、モーター104が駆動され
てプッシャー軸103が再び下降する。このとき切換板113
がくびれ部103aに嵌合しているので、昇降板107を押
し、摺動パイプ114下端に外嵌した軸119も下降させ、チ
ャックアーム117・118が第12図の如く回動して、挟持体
130が包装紙8の端部をつかむ。
そしてプッシャー軸103が下端に至ると位置センサーS
3がONしてモーター106が駆動され、チャック105が一定
量回転され、包装紙8の端部が捩じられ、包装が完了す
る。
次に、押さえ杆55が下降して原点に至ると位置センサ
ーS12がONしてプッシャー軸103が上昇され、チャック10
5は開かれ、ソレノイド121もOFFとなり、ロックソレノ
イド58も解除される。そしてカム59の凸部が従動アーム
57を回動して載置台50を上昇させ、上端に至ると位置セ
ンサーS11がONし、モーター42・46が回動されて上包装
装置Bが原点に戻され、オペレーターが包装された被包
装物Cを取り出し、カム軸61が最初から一回転した位置
でモーター63が停止され、作業を続ける場合には再び始
動スイッチMS1をONして前記同様の作業が行われるので
ある。
また、第16図はカム軸61′を垂直に設けた実施例を示
しており、部品点数の減少、省スペース化を図ったもの
であり、歌包装装置A′のカム軸61′はモーター63の駆
動軸に直結されており、載置台50′は昇降シャフト50
b′より突設したピン50dがカム59′に当接して、該カム
59′の回動により昇降される。
挟持ローラー51′・51′は対角線状に枢結したリンク
132により同時に回動され、従動アーム71′がカム73′
と当接して挟持運動がされるのである。また、押さえ板
52′・53′、挟み板54′、押さえ杆55′も前記同様にカ
ム軸61′に固設されたカムによりそれぞれ駆動ささるの
である。
第17図は包装台3の開口部3aに樹脂製でよく撓むγ状
のガイド枠133を設け、被包装物を押し込んだときに包
装紙8の辺中央部に生じる袖状のはみ出しを極力抑える
ようにしたものである。また、下包装装置A″はループ
状のゴム紐等の伸縮部材134を載置台50′の受杆50a′・
50a′・・・と、押さえ板52′・53′、押さえ板55′・5
5′の間に掛け渡した実施例であり、各工程で生じるシ
ワを圧縮して仕上がりをきれいにするものである。
第18図〜第20図は包装紙を捩じってチャックした後に
そのつまんだ状態で次の作業台或いは箱上へ搬送できる
ようにした実施例であり、上包装装置Bを支持する下側
の平行リンク45・45に支持軸135を横架し、上包装装置
枠100から取付ステー137を突出し、該取付ステー137に
回動アーム139を枢結し、該回動アーム139の中途部と前
記支持軸135との間に連結リンク136を枢結し、回動アー
ム139先端に回転止めローラー140を枢支している。
よって、被包装物Cを包んだ包装紙をチャックした状
態からモーター46を駆動して上包装装置Bを上昇させる
と、その上昇と共に回動アーム139も回動して回転止め
ローラー140が被包装物Cに当接して捩じりが戻ること
を止め、モーター42の回動により作業台141上へ包装物
を搬送することができるのである。
(ヘ)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が
得られるのである。
第1に、従来包装作業は包装紙を被包装物に沿わせる
だけであったが、本考案の包装装置は最後の包み込み止
める工程まで行なえるので、包装物を画一化でき品質の
向上が図れ、作業時間を短縮できて省力化も図れたので
ある。
第2に、カム機構により包装作業を行うようにしたの
で、アームを駆動するためにそれぞれにモーターやシリ
ンダーを設ける必要がなく、また、それぞれの原点や作
用位置を検出するためのスイッチ等の位置センサーを設
ける必要がなく、故障が少なくなり、コスト低減化を図
れたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の包装機正面図、第2図は同じく平面
図、第3図は下包装装置斜視図、第4図は載置台駆動構
成を示す図面、第5図は挟持ローラーの駆動構成を示す
図面、第6図は押さえ板52の駆動構成を示す図面、第7
図は押さえ板53の駆動構成を示す図面、第8図は挟み板
の駆動構成を示す図面、第9a図、第9b図、第9c図は押さ
え杆の駆動構成を示す図面、第10図は同じく側面断面
図、第11図は上包装装置断面図、第12図はチャック部正
面図、第13図は上包装装置斜視図、第14図は切換板斜視
図、第15図は包装作業のタイムチャート、第16図はカム
軸を垂直に設けた実施例を示す下包装装置正面図、第17
図は包装台と下包装装置の他の実施例を示す斜視図、第
18図は上包装装置の他の実施例を示す正面図、第19図は
同じく平面図、第20図は同じく上包装装置を上昇させて
包装物の回転を止めた状態の正面図である。 C……被包装物 1……機枠、3……包装台 8……包装紙、8a……袖部 50……載置台 51……挟持ローラー 52・53……押さえ板 54……挟み板、55……押さえ杆 103……プッシャー軸 105……チャック 115……押圧体
フロントページの続き (72)考案者 米田 悟 兵庫県養父郡八鹿町朝倉200 八鹿鉄工 株式会社内 (72)考案者 武野 節生 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装台3下方に被包装物Cを載置する載置
    台50、被包装物Cと包装紙8を同時に挟持する挟持ロー
    ラー51、包装紙の端部を上方で左右から折り畳む押さえ
    板52・53、側方にはみ出た包装紙の袖部を挟む挟み板5
    4、該袖部を折り畳む押さえ杆55と、該載置台50、挟持
    ローラー51、押さえ板52・53、挟み板54及び押さえ杆55
    を適宜作動させるカムを設けたことを特徴とする包装
    機。
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