JPS6335921Y2 - - Google Patents

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JPS6335921Y2
JPS6335921Y2 JP8993383U JP8993383U JPS6335921Y2 JP S6335921 Y2 JPS6335921 Y2 JP S6335921Y2 JP 8993383 U JP8993383 U JP 8993383U JP 8993383 U JP8993383 U JP 8993383U JP S6335921 Y2 JPS6335921 Y2 JP S6335921Y2
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JP
Japan
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rotary table
film
gripper
pallet
presser roller
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JP8993383U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はストレツチ包装機に関し、より詳しく
は改良された自動スパイラル式ストレツチ包装機
に関する。
〔従来技術〕
従来、パレツト上に積載した被包装物に、弾性
のある少なくとも片面が粘着性を有するプラスチ
ツクフイルムを緊張しながら自動的に巻き付け
て、該被包装物を固定する自動スパイラル式スト
レツチ包装機は知られており、例えば実開昭57−
95302号公報には、設定された回数だけ回転した
後に設定された位置で自動的に停止する回転テー
ブル、ベースフレーム上に該回転テーブルと独立
して設けた架柱及び該架柱に沿つて設定されたス
トロークの範囲で上昇した後に下降しかつ上昇と
下降の速度を別々に設定できるフイルム昇降フレ
ームを備えたスパイラル式ストレツチ包装装置に
おいて、該回転テーブルの一側面に、該回転テー
ブルの停止時には該回転テーブルの上面より突出
するように閉じてフイルム端部を挾持し、該回転
テーブルの回転時には設定されたタイミングで該
回転テーブルの上面より突出しないように開いて
フイルム端部を開放するグリツパーを設け、かつ
ベースフレーム上に該回転テーブルと対向して設
けられ、該回転テーブルの停止直後に被包装物の
側面に接触しうる揺動半径で揺動してフイルムを
被包装物に添わせると共に該フイルムの一部を該
グリツパーが挾持する位置まで移動するフイルム
押えローラー及び該フイルム押えローラーより遅
れより小さい揺動半径で揺動して該フイルム押え
ローラーと該グリツパーとの間で該グリツパーに
挾持されたフイルムを切断するカツターを設けた
ことを特徴とするスパイラル式ストレツチ包装装
置が開示されている。
第1図は上記公報第5図に示された従来の自動
スパイラル式ストレツチ包装機の斜視図であり、
図中1はベースフレーム、2は回転テーブル、3
はフイルムロール、3′はフイルム、4はフイル
ム昇降フレーム、5は架柱、7はパレツト上に積
載された被包装物、8はグリツパー、9はフイル
ム押えローラー、10はカツター、14はブレー
キ装置、15はブレーキローラー、16は電磁ブ
レーキ、17はガイドローラー、18は押え装
置、19は押え板昇降用アーム、20は巻上げ装
置、21は押え板、22はリミツトスイツチ、2
3はテーブルコンベアー、24は搬入コンベア
ー、24′はガイド、25は搬出コンベアーを示
す。
第1図に示す従来の自動スパイラル式ストレツ
チ包装機においては、パレツト上に積載した被包
装物7を、搬入コンベアー24よりベースフレー
ム1上に設けられた、回転テーブル2上のテーブ
ルコンベアー23上に移送した後、回転テーブル
2に固定されたグリツパー8が、架柱5に沿つて
昇降するフイルム昇降フレーム4に載置されたフ
イルムロール3から繰り出されるフイルム3′の
一端を挟持した状態で、回転テーブルを回転させ
る。回転テーブル2が回転をはじめると共にフイ
ルム昇降フレーム4が昇降を開始し、その昇降運
動と前記回転テーブル2の回転運動によつてフイ
ルム3′を緊張した状態で被包装物7の側面にパ
レツトの下端からスパイラル状に巻き付けて包装
する。回転テーブル2がほぼ2回転した後にグリ
ツパー8は開きフイルム端部を解放する。
包装終了後は、グリツパー8が架柱5の対向面
に来たとき回転テーブルの回転を停止せしめ、次
にフイルム押えローラー9が揺動して粘着性フイ
ルム3′を包装された被包装物7の側面に押付け
固定すると共にその一部分が前記グリツパー8の
上方に位置するように誘導する。
ついで、グリツパー8が閉じ、その上方に位置
するフイルム3′を挟持するとともにカツター1
0が揺動してグリツパー8と被包装物7の間でフ
イルム3′を切断する。
なお、包装している間被包装物7の荷くずれを
防止するため、押え板21により被包装物7の上
面はおさえられており、包装終了後巻上げ装置2
0により押え板21を上方に移動させた後、包装
された被包装物は搬出コンベアー25上へ移送さ
れる。
また、ブレーキ装置14はフイルム3′に緊張
を与えるために設けられている。
このような構造のストレツチ包装機において
は、複数の被包装物をパレツト(板状物)上に積
みあげて包装されることが多いが、パレツトの寸
法は数種類の寸法規格の中から選択されるのが普
通であり、しかもグリツパー8が回転テーブル2
に固定されているためパレツト上に積載されてい
る被包装物の平面寸法が予め予定されているパレ
ツトの寸法とほぼ同一である場合は別として、そ
れより被包装物とパレツトの寸法が小さくなつた
り、又第2図a及びbに示すように被包装物の平
面寸法がパレツトの寸法より小さい場合には次の
ような問題があつた。
すなわち上記のように被包装物とパレツトの寸
法が共に所定の寸法より小さいとき、あるいは被
包装物の平面寸法がパレツトの寸法より小さい場
合には被包装物7とグリツパー8の間隔が大きく
なり、そのため、回転テーブル2の回転時に設定
されたタイミングでグリツパー8が開き、フイル
ム3′の端部を解放したとき、第2図aに示すよ
うに、グリツパー8から解放されたフイルム3′
の端部が下方に垂れ下り、ストレツチ包装完了後
第2図bに示すように、その先端部3″がパレツ
ト7′の外側に尻尾状に延びてはみ出し、該部分
が搬出コンベアー25にからまるなどの問題がし
ばしば発生した。
〔考案の目的〕
本考案は、前記した従来技術の欠点を除去する
ためになされたものであり、その目的は所定の寸
法より被包装物とパレツトの寸法が共に小さい場
合、又は、被包装物の平面寸法がパレツトの寸法
より小さい場合に対応しうるとともに、前記した
ようにフイルムの先端部がパレツトの外側に尻尾
状に伸びてはみ出すのを防ぐことのできる自動ス
パイラル式ストレツチ包装機を提供することにあ
る。
〔考案の構成〕
本考案を概設すれば、本考案は自動スパイラル
式ストレツチ包装機に関するものであり、回転テ
ーブル上に、該回転テーブルの停止時には該回転
テーブルの上面より突出するように閉じてフイル
ム端部を挾持し、該回転テーブルの回転開始後設
定されたタイミングで該回転テーブルの上面より
突出しないように開いてフイルム端部を開放する
グリツパーを設け、かつベースフレーム上に該回
転テーブルと対向して設けられ、該回転テーブル
の停止直後に被包装物の側面に接触しうる揺動半
径で揺動してフイルムを被包装物に添わせると共
に該フイルムの一部を該グリツパーが挾持する位
置まで移動するフイルム押えローラー及び該フイ
ルム押えローラーよりも遅れてより小さい揺動半
径で揺動して該フイルム押えローラーと該グリツ
パーとの間で該グリツパーに挾持されたフイルム
を切断するカツターを設けた自動スパイラル式ス
トレツチ包装機(以下、ストレツチ包装機とい
う)において、前記回転テーブルの回転開始前又
は開始後前記グリツパーが閉じてフイルム端部を
挾持したままの状態で、前記回転テーブル中心寄
りに移動し、かつ回転テーブルの回転開始後には
設定されたタイミングでグリツパーが開いてフイ
ルム端部を開放した後開いたままの状態で回転開
始前に位置していた位置まで戻るようにしたこと
を特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本考案の一実施例につ
き詳細に説明するが、本考案はこれに限定される
ものではない。なお、理解し易くする為に各図面
においては要部のみを示した。
第3図は本考案のストレツチ包装機の一実施例
を示し、aはその正面図、bはその平面図であ
る。図中、記号1〜5,7〜10,14〜17及
び23は第1図におけると同じ意味を有し、2′
は回転テーブルのカバー7′はパレツトであり、
8′はグリツパー8が閉じてパレツト7′に接近し
た状態を示す。
第3図に示すストレツチ包装機は第1図のもの
と、グリツパー8を除き、各構成部分の構造及び
作動に本質的に異るところはない。すなわち、回
転テーブル2は作業の安全性を考慮して、円型と
なつているが、第1図のように角型であつてもよ
く、又第3図においてテーブル・コンベアーはチ
エーン式コンベアーとして図示されているが、ロ
ーラー式コンベアーとしてもよい。更に第3図に
おいては、第1図に示されている押え装置18及
びこれに附随する押え板昇降アーム19、巻上げ
装置20、押え板21ならびにリミツトスイツチ
22は図示されていないが、この押え装置18は
必要に応じ、取つけても、又省いてもよい。な
お、第3図bにおける矢印は被包装物の移送方向
を示すものである。
本考案のストレツチ包装機においては、前述の
通り、グリツパー8が回転テーブル2の回転開始
直前又は直後フイルム3′の端部を挾持した状態
で、回転テーブル2の中心寄りに、すなわち、
8′の位置に移動し、次いで、前記回転テーブル
2の回転開始後設定されたタイミングで該回転テ
ーブルの上面より突出しないよう開いて元の位置
に戻ることを特徴とする。従つて、本考案のスト
レツチ包装機はグリツパー8が第1図のように回
転テーブル2の側壁の外側にではなく、該回転テ
ーブルの側縁より内側に、該回転テーブルの中心
に向つて、移動するよう取付けられている点で第
1図に示されているストレツチ包装機と相異す
る。
以下、第4図を参照して、本実施例におけるグ
リツパー8の機構を詳細に説明する。
第4図は回転テーブル2に取付けられているグ
リツパー8の部分拡大図で、aはその平面図、b
は第4図a上の矢印の方向から見た側面図であ
る。図中、記号2,2′及び8は第3図における
と同じ意味を有し、31はギヤー,31′はシヤ
フト,32はレバー,33は連結杆,34は第1
のエアーシリンダー,35はフレーム,36はガ
イドレール,37は第2のエアーシリンダー,3
8はストツパーフレームを示す。なお、テーブル
コンベアー23は図面を見易くするため、あえて
図示していない。
先づ、第4図bを参照して、1対のグリツパー
8は、互いに噛合つている1対のギヤー31と共
に、それぞれ1対のシヤフト31′上に固定され
ており、これら1対のシヤフト31′はフレーム
35に回転自在に取つけられている。又前記1対
のシヤフト31′の一方にはレバー32の一端が
固定されていて、該レバー32の他の端部は、第
1のエアシリンダー34のピストンの先端に取付
けられている連結杆33の一端に、回転自在に取
付けられている。このようにして、グリツパー8
は第1のエアーシリンダー34の作動により開閉
するが、この機構は第1図に示されているストレ
ツチ包装機においても異るところはない。
ところで、本考案のストレツチ包装機におい
て、グリツパー8は第1図に示されているように
回転テーブル2の側壁の外側にではなく、第4図
aに示すように、該回転テーブルの周側縁より内
側に、かつ該回転テーブルの中心に向つて移動可
能に取りつけられており、回転テーブル2のカバ
ー2′はグリツパー8の開閉及び移動の邪魔にな
らぬよう長方形に切除されている。又、フレーム
35はガイドレール36上に 摺動自在 に取り
つけられており、該フレーム35は、連結杆3
7′を介して、回転テーブル2上に固定されてい
る第2のエアーシリンダー37と連結されてい
る。このようにして、フレーム35及び前記1対
のグリツパー8ならびに該グリツパーを開閉させ
る1対のギヤー31,シヤフト31′レバー32,
連結杆33,第1のエアーシリンダー34からな
るアツセンブリー全体が第2のエアーシリンダー
37の作動により、前記ガイドレール36上を、
回転テーブル2の中心に向つてスライドする機構
になつている。なおストツパーフレーム38は、
その上端が回転テーブル2のカバー2′より上方
に突出するよう、かつグリツパー8の開閉を阻害
しないような方法で取りつけられている。例え
ば、第4図aではストツパーフレーム38はシヤ
フト31′と、該シヤフト31′が回転自在である
ように、連結されている。
次に、第5図を参照して本実施例のストレツチ
包装機の作動を説明する。
第5図は本実施例の作動の各段階を示す平面図
であり、aは被包装物が回転テーブル上の定位置
に定置された状態、bは回転テーブルが1/2回転
したときの状態、cは11/2回転したときの状態、
dは2回転したときの状態、eは所定のフイルム
巻つけ工程が終了し、フイルムが切断されている
ときの状態を示す。なお、図中、記号1〜5(記
号2′,3′を含む)、7〜10(記号7′を含む)、
14〜17,23及び38は第3図及び第4図に
おけると同じ意味を有し、24は搬入コンベア
ー、25は搬出コンベアーである。
本実施例のストレツチ包装機においては、(第
5図a参照)テーブルコンベアー23は、被包装
物7を搬入コンベアー24から受取り、回転テー
ブル2上に移送し、図示されていないビームスイ
ツチ、又はリミツトスイツチ等の位置検知装置か
らの指令によつて、被包装物7が回転テーブル2
のほゞ中央部にきたとき停止する。このときグリ
ツパー8は第4図aに示す位置で、パレツト7′
から離れたところで閉じていて、フイルム3′の
先端部を挾持している。
次に回転テーブル2が自動的に回転すると、
(以下第5図b参照)グリツパー8は閉じた状態
でフイルム3′の先端を挾持したまま、第4図に
示されている第2のエアーシリンダー37の作動
により、回転テーブルが約1/2回転するまでの間
に、回転テーブル2の中心に向つて、ストツパー
フレーム38がパレツト7′に当接するまで移動
する。グリツパー8がパレツト7′に接近するタ
イミングは必ずしも回転テーブル2が1/2回転す
る間でなくても、例えば、搬入コンベアー24よ
り移送された被包装物7が回転テーブル2のほぼ
中央部に停止した直後すなわち、回転テーブル2
の回転開始前でもよく、又回転中の適当な他の適
当な時点でもよいが回転テーブル2の最初の1回
転中とするのが好ましい。
次に、第5図cに示すように、回転テーブル2
がほぼ11/2回転した時点で、グリツパー8が、
(第4図に示されている)第1のエアーシリンダ
ー34の作動により、回転テーブル2のカバーの
上面に突出しないように開くと共にフイルム3′
の先端部を解放する。この作動のタイミングも必
ずしも上記の時点に限定されず、回転テーブル2
の少くとも1回転後で、かつ所定のフイルム巻き
つけ工程が終了し、回転テーブル2が回転開始前
の位置に停止するまでの間の適当な時点でもよい
が、本実施例のように回転テーブル2の第2回転
中とするのが好ましい。
次いで、グリツパー8は開いたままの状態で、
第2のエアーシリンダー(第4図37)の作動に
よりパレツト7′より離れ、第5図aに示される
元の位置に戻るが(第5図d参照)、この作動の
タイミングはグリツパー8が開いた後、所定のフ
イルム巻きつけ工程が終了し、回転テーブル2が
回転開始前の位置に停止するまでの間の適当な時
点でよい。
なお、フイルム昇降フレーム4は、回転テーブ
ル2の回転開始後の適当な時点で(例えば、直ち
に、又は1〜2回転後)、架柱5に沿つて、設定
されたストロークの範囲で、かつ設定された速度
で上昇した後に、下降し、この間にフイルム3′
はブレーキ装置14により、ストレツチ包装に必
要な張力を与えられながら、被包装物7の周囲に
スパイラル状に巻きつけられるが、これは公知の
ストレツチ包装機の作動と異るところがないの
で、詳細な説明を省略する。
第5図eを参照して、所定のフイルム巻きつけ
工程が終了すると、回転テーブル2は自動的に回
転開始前の位置で停止し、次いでフイルム押えロ
ーラー9が揺動し、フイルム3′を被包装物7の
側面に軽く圧力をかけながら添わせ、フイルム面
同志を密着させるとともに、ブレーキローラーか
ら繰り出されているフイルムを開いているグリツ
パー8のほぼ上方まで移動させる。次に、グリツ
パー8が閉じ、その上方にあるフイルム3′の下
辺付近を挾持すると、カツター10が揺動し、グ
リツパー8とフイルム押えローラー9の間でフイ
ルム3′を切断する。その後、カツター10及び
フイルム押えローラー9は、先づカツター10、
次にフイルム押えローラー9の順序で揺動し、そ
れぞれ元の位置に戻る。又テーブルコンベアー2
3はフイルム押えローラー9が元に戻る前に走行
を開始し、押えローラーによりフイルム切断部を
密着させると共に、ストレツチ包装された被包装
物7を搬出コンベアー25上に送り出して全工程
を終了するが、回転テーブル2の停止以後、被包
装物7の搬出までの作動は従来知られている自動
スパイラル式ストレツチ包装機(例えば実開昭57
−95302号公報参照)の場合と異るところがない
ので、詳細な説明を省略する。
〔考案の効果〕
本考案のストレツチ包装機においてはグリツパ
ー8が閉じてフイルム3′の先端部を挾持した状
態で、回転テーブル2の中心寄りに移動して、パ
レツト7′及び被包装物7に接近するので、フイ
ルム巻きつけ工程においてグリツパー8とパレツ
ト7′及び被包装物7との間の距離を最小とする
ことができ、その結果、これらの間のフイルム
3′の長さを最短とすることができるので、グリ
ツパー8が開いてフイルム3′の先端部を開放し
たとき、垂れ下るフイルムの長さは短く、その先
端部(第2図3″)がパレツト7′の外側に尻尾状
に延びて、はみ出すようなことはない。又、所定
のフイルム巻きつけ工程終了後、回転テーブル2
が回転開始前の位置で停止したとき、グリツパー
8はパレツト7′及び被包装物7と離れた位置に
あるので、フイルム押えローラー9が揺動する障
害とならず、グリツパー8とフイルム押えローラ
ー9との間にカツター10が揺動して入り込み、
フイルム3′を切断するのに充分なスペースが得
られる。
以上詳述したように、本考案によれば、所定の
寸法より被包装物とパレツトの寸法が共に小さく
なつたり、又被包装物の平面寸法がパレツトの寸
法より小さい場合に対応しうるとともに、このよ
うな場合、フイルムの先端がパレツトの外側に尻
尾状に延びてはみ出すのを防ぐことのできるスト
レツチ包装機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のストレツチ包装機の概略図、第
2図は従来のストレツチ包装機で被包装物が包装
される状態を示す概略図であり、第3図は本考案
のストレツチ包装機の概略図、第4図は本考案の
ストレツチ包装機のグリツパー部分の部分拡大
図、第5図は本考案のストレツチ包装機を用いて
被包装物を包装する場合の状態を示す概略図であ
る。 1……ベースフレーム、2……回転テーブル、
2′……回転テーブルのカバー、3……フイルム
ロール、3′……フイルム、4……フイルム昇降
フレーム、7……被包装物、7′……パレツト、
8……グリツパー、9……フイルム押え、10…
…カツター、24……搬入コンベアー、25……
搬出コンベアー、31……ギヤー、31′……シ
ヤフト、32……レバー、33……連結杆、34
……エアシリンダー、35……フレーム、36…
…ガイドレール、37……エアシリンダー、38
……ストツパーフレーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 予め設定された回数だけ回転した後に予め設
    定された位置で自動的に停止する回転テーブ
    ル、ベースフレーム上に該回転テーブルと独立
    して設けた架柱及び該架柱に沿つて予め設定さ
    れたストロークの範囲で上昇した後に下降する
    フイルム昇降フレームを備え、又該回転テーブ
    ル上には、該回転テーブルの停止時には該回転
    テーブルの上面より突出するように閉じてフイ
    ルム端部を挟持し、該回転テーブルの回転時に
    は予め設定されたタイミングで該回転テーブル
    の上面より突出しないように開いてフイルム端
    部を開放するグリツパーを設け、かつベースフ
    レーム上に該回転テーブルと対向して設けら
    れ、該回転テーブルの停止直後にテーブル上の
    パレツトに載置した被包装物の側面に接触しう
    る揺動半径で揺動してフイルムを被包装物に添
    わせると共にフイルムの未包装端部を該グリツ
    パーが挟持しうる位置まで移動するフイルム押
    えローラー及び該フイルム押えローラーよりも
    遅れてより小さい揺動半径で揺動して該フイル
    ム押えローラーと該グリツパーとの間で該グリ
    ツパーに挟持されたフイルムを切断するカツタ
    ーを設け、かつ前記回転テーブルの回転開始前
    又は開始後前記グリツパーが閉じてフイルム端
    部を挟持したままの状態で、前記回転テーブル
    中心寄りに移動し、かつ回転テーブルの回転開
    始後予め設定されたタイミングでグリツパーが
    開いてフイルム端部を開放した後開いたままの
    状態で回転テーブルの回転開始前に位置してい
    た位置まで戻るようにした自動スパイラル式ス
    トレツチ包装機であつて、前記グリツパーを、
    前記回転テーブルの周側縁より内側に設置し、
    かつパレツトに当接する位置まで摺動させる摺
    動手段と連結してなる自動スパイラル式ストレ
    ツチ包装機。 2 前記摺動手段がエアシリンダーである実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の自動スパイラル
    式ストレツチ包装機。
JP8993383U 1983-06-14 1983-06-14 ストレツチ包装機 Granted JPS59196401U (ja)

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JP8993383U JPS59196401U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 ストレツチ包装機

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JPS59196401U JPS59196401U (ja) 1984-12-27
JPS6335921Y2 true JPS6335921Y2 (ja) 1988-09-22

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ID=30219830

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