JPH07215305A - ストレッチ包装機 - Google Patents

ストレッチ包装機

Info

Publication number
JPH07215305A
JPH07215305A JP932294A JP932294A JPH07215305A JP H07215305 A JPH07215305 A JP H07215305A JP 932294 A JP932294 A JP 932294A JP 932294 A JP932294 A JP 932294A JP H07215305 A JPH07215305 A JP H07215305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
push
product
pushing
clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP932294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3569939B2 (ja
Inventor
Yoichi Mise
洋一 三瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP00932294A priority Critical patent/JP3569939B2/ja
Publication of JPH07215305A publication Critical patent/JPH07215305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3569939B2 publication Critical patent/JP3569939B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストレッチ包装機に対して押し上げ部材に
よるフィルム押し上げ機能を簡素な構成にて具備せしめ
ることである。 【構成】 サイズの異なる複数のフィルムロール8
A,8Bからフィルム8a,8bを選択切り換えして包
装部Rに引出し、該フィルム8a,8bの前後左右を前
後クランプ91,20と左右クランプ30,32とによ
りクランプし、押し上げ部材101により上記フィルム
8a,8bを下から押し上げた後、商品aを上記フィル
ムに突き上げて包装するストレッチ包装機において、前
記押し上げ部材101を包装部Rの左右両側に配設し、
これら両押し上げ部材101を左右クランプ30,32
の移動機構34,37により左右方向へ移動自在に構成
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特にコンビニエンス
ストアー等で売られている弁当等のように軟弱なトレイ
に収容した商品を包装するストレッチ包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、弁当のように薄い合成樹脂板によ
り成形される軟弱なトレイに収容される商品を包装する
ストレッチ包装機においては、例えば特開平4−577
11号がある。上記包装機は、包装部に引き出したフィ
ルムに対して商品を下から突き上げる前に、四角い枠か
らなる押し上げ部材により、上記フィルムを押し上げる
ことにより、上記フィルムに上記商品が収まる程度のく
ぼみを付け、このくぼみ内に商品を突き上げることによ
り、商品突き上げの際に軟弱トレイに負荷が加わるのを
回避して商品の潰れを防止している。
【0003】また、上記ストレッチ包装機は、商品のサ
イズに応じてフィルムを押し上げる四角い枠の大きさを
変更する機能を具備しており、上記した四角い枠を構成
する略L字形の部材を包装部の四隅で向かい合わせ、こ
れら各部材を移動機構により前後左右方向に移動させる
ことで対応している。しかし、上記したストレッチ包装
機にあっては、四角い枠を構成する略L字形の部材をそ
れぞれ移動機構により前後左右方向へ移動させるように
構成しているので、どうしても構造が複雑化する問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人は特開平4
−339727号に開示されるストレッチ包装機を開発
している。この包装機は、商品の大きさに対応して、フ
ィルムロールからフィルムを包装部に引出し、該フィル
ムの左右を移動機構により左右方向に移動可能な左右ク
ランプによりクランプすると共に、該フィルムの前後を
前後クランプによりクランプし、上記フィルムを押し上
げ部材により下から押し上げた後、該フイルムの下面か
ら商品を突き上げて包装を行なうように構成したもので
ある。本願発明は、上記した如きストレッチ包装機に対
して、前記した包装機の如き押し上げ部材によるフィル
ム押し上げ機能及びその押し上げ幅の変更機能を、簡素
な構成にて具備せしめることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記した目的
を達成するために、商品の大きさに対応して、フィルム
ロールからフィルムを包装部に引出し、該フィルムの左
右を移動機構により左右方向に移動可能な左右クランプ
によりクランプすると共に、該フィルムの前後を前後ク
ランプによりクランプし、上記フィルムを押し上げ部材
により下から押し上げた後、該フイルムの下面から商品
を突き上げて包装するストレッチ包装機において、前記
押し上げ部材を包装部の左右両側に配設し、これら両押
し上げ部材を左右クランプの移動機構により左右両側方
向へ移動自在に構成したものである。
【0006】上記ストレッチ包装機は、包装部に引き出
されたフィルムを押し上げ部材により押し上げた後に、
フィルム後部の切断を行なうとよい。請求項1,2記載
のストレッチ包装機は、フィルムロールと包装部との間
にクラッチを介して動力が伝達される繰り出しローラを
具備し、前記押し上げ部材により包装部に引き出された
フィルムを押し上げる際に、上記繰り出しローラのクラ
ッチ機能を解除し、且つ、押し上げ部材の押し上げに遅
れて後クランプによりフィルム後部のクランプを行なう
とより効果的である。請求公1,2,3記載のストレッ
チ包装機は、商品を包装部に搬入する際に同商品の搬入
一を既製するストッパ部材を具備し、該ストッパ部材を
押し上げ部材と共に包装部に引き出されたフィルムに対
して押し上げ作動するように構成してもよい。
【0007】
【作用】以上の手段によれば、複数のフィルムロールか
ら包装部に引き出されたフィルムは左右両側部と前後部
とを上記した前後、左右の各クランプによりクランプさ
れて保持される。左右クランプは移動機構の作動により
選択的に前後及び左右方向に移動し、包装部に引き出さ
れるフイルムのサイズに対応する。押し上げ部材は、包
装部の左右両側に配設され、フィルムの幅に対応して作
動する左右クランプの移動機構により左右方向へ移動自
在に移動する。上記両押し上げ部材は、包装部にて左右
両側部をクランプされるフィルムを下から押し上げて引
き伸ばし、フィルムに所定幅のくぼみを付ける。
【0008】次に、商品が上記フィルムのクボミへ向け
て下面から突き上げられ、商品のフイルム包装が行なわ
れる。従って、上記左右両押し上げ部材は、商品サイズ
に応じて選択的に移動する左右クランプの移動機構の作
動に伴って左右方向に移動する。よって、商品の幅に対
応して両押し上げ部材によりフィルムに付けられるくぼ
みの幅が増減される。
【0009】請求項2のストレッチ包装機にあっては、
押し上げ部材の押し上げにより、くぼみを付けるために
必要な長さのフィルムが引き出されてからフイルム後部
の切断が行なわれる。請求項3で記載したものにあって
は、包装部に引き出されたフィルムを押し上げ部材によ
り押し上げる際に繰り出しローラがフリー回転し、さら
に、押し上げ部材の押し上げ動作から幾分遅れて後クラ
ンプによりフィルム後部のクランプが行なわれる。よっ
て、押し上げ部材による押し上げの際にフィルムの引出
しが抵抗なく行なわれ、押し上げ時にフィルムに生じる
伸びが緩和される。請求項4にて記載したストレッチ包
装機によれば、押し上げ部材により包装部に引き出され
たフィルムを押し上げる際に、上記押し上げ部材と共に
ストッパ部材がフィルムに対して押し上げられるのでフ
ィルムの押し上げ面が拡大される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2は包装機の全体構成を示し、符号
Aは商品供給装置、Bは計量コンベア装置、Cはエレベ
ータ・コンベア装置、Dはフィルム供給装置、Eはフィ
ルム引出し装置、Fはフィルムクランプ装置、Gはフィ
ルム折込み装置、Hは搬出装置、Rは包装部、Sはフィ
ルム押し上げ機構である。
【0011】図1において商品供給装置Aに搬入された
商品(被包装物)aは供給コンベア1により計量コンベ
ア装置Bへ搬送されるが、その搬送途上で幅寄せ装置2
によって供給コンベア1の中心部へ移動される(センタ
リング)とともに、商品幅が検出される。又、商品aが
計量コンベア装置Bへ搬入される際に、検出器3、3’
により商品aの高さ及び長さが検出される。
【0012】計量コンベア装置Bにおいて、商品aは同
コンベア装置Bが備える重量検出器(図示せず)によっ
てその重量が検出されるとともに、その計量完了後にベ
ルトコンベア5によりエレベータ・コンベア装置Cへ搬
送される。エレベータ・コンベア装置Cは搬送コンベア
6及びエレベータヘッド60を上端に備えたエレベータ機
構19により構成されるが、その搬送コンベア6は前記ベ
ルトコンベア5により搬送される商品aを受け継いでエ
レベータヘッド60へ導入せしめ、エレベータ機構19はそ
のエレベータヘッド60を昇降動させて、その上昇時に前
記フイルム折込み装置Gにより商品aを包装する包装部
Rへ上昇させる。
【0013】一方、上記包装部Rの商品供給側(図1左
側)にはフイルム引出し装置Eを配置し、又、これと反
対側の包装済み商品の搬出側(図1右側)にはフイルム
供給装置Dを配置する。このフイルム供給装置Dとフイ
ルム引出し装置Eとの協働動作により、前記包装部Rに
包装用のストレッチフィルム8a又は8bが所定長さ引き出
され、クランプ装置Fによってその左右両側縁をクラン
プする。
【0014】上記フィルム8a、8bは前記商品aの幅及び
高さ検出の結果に基づいて、幅サイズの異なるフイルム
ロール8A,8B から何れか一方が選択され引き出されると
共に商品aの長さ及び高さ検出の結果に基づいて引出し
長さが決定される。上記包装部Rに引出し保持されたフ
ィルム8a又は8bが、押し上げ機構Sにより上方に押し上
げられると同時に、フィルムの後縁がクランプされてカ
ッターIで切断され、さらに前記エレベータ機構19によ
り商品aが突上げられ、該フィルムを折込み装置Gによ
り商品aの底部へ折込み包被せしめ、プッシャー9によ
って包装済の商品a’を搬出装置Hへ排出させる。
【0015】搬出装置Hは包装済の商品a’を所定位置
へ搬出させるものであり、その搬送途上で前記重量検出
器4の計量データに基づいた所要データを印字したラベ
ルをラベルプリンタ(図示せず)により発行し商品a’
へ貼付するとともにヒータベルト等により商品a’の底
部へ折込まれたフィルムを熱接着せしめるなどの処理を
施す。尚、図1において、符号10は主モータ、11はタイ
ミング円板であり、そのタイミング円板11により前記包
装機の各部分の動作タイミングが制御される。
【0016】主モータ10には歯車機構12を介してカム軸
13が連係され、このカム軸13に取付けたカム14に揺動ア
ーム18が連結され、カム14の回転により前記アーム18が
揺動可能に配設されている。上記揺動アーム18はその揺
動端を前記エレベータ機構19に連結し、カム14の回転に
よる揺動アーム18の揺動によってエレベータ機構19がエ
レベータヘッド60を昇降動させる。
【0017】エレベータ機構19は、前記エレベータヘッ
ド60を主ヘッド60a と補助ヘッド60b との2群に区画す
るとともに各ヘッドを支持する支持杆を主支持杆61a と
補助支持杆61b とに区画し、商品aの幅及び長さが小さ
い場合には主ヘッド60a のみを昇降動させ、それが大き
い場合に主ヘッド60a 及び補助ヘッド60b の両者を昇降
動させる如く選択使用が可能なようにしてある(図1,
2)。
【0018】フイルム供給装置Dは本体機枠の背部に配
設され、包装材であるストレッチフイルムをロール状に
した上下2段の幅を異にするフイルムロール8A、8B
と、このフイルムロール8A,8Bを支持する支持ロー
ラ80a ,80b と、フイルム繰出しローラ81a,81b と、上
下2個の供給口82a,82b を有する供給枠82とにより構成
される(図1)。
【0019】上記フイルムロール8A,8B から引き出した
フイルム8a,8b はそれぞれ繰出しローラ81a,81b を介し
て供給枠82の夫々の供給口82a,82b に先端を保持され
る。この供給枠82はエアシリンダ82c によって上下動
し、商品幅との関連で選択されたフイルム8a又は8b
の供給口82a,82b を所定の供給位置へ移動させる。この
供給口82a,82b は櫛歯状に形成され、フイルム引出装置
Eによりフイルムを把持しやすくしている。
【0020】繰出しローラ81a,81b は、フイルムロール
8A または8B からフイルム8aまたは、8bを引き出すた
めのローラで、主モーター10から繰出しカム15およびア
ーム16を介して駆動用チェーン83に伝達される動力を電
磁クラッチ84を介して繰出しローラ81a,81b へ伝達し、
この繰出しローラ81a,81b を回転とともに電磁ブレーキ
85を介してゴムベルトで支持ローラ80a,80b を駆動し、
繰出しローラ81a,81bの回転と共にフイルムロール8A,8B
を回転させてフイルムを繰り出す。繰り出し終了後電
磁ブレーキ85でフイルムの出過ぎを防ぎ、かつ非励磁状
態で電磁ブレーキ85はブレーキ作動するため、主電源を
切断してもフイルム供給口でのフイルム先端を保持する
ことができる。
【0021】フイルム引出し装置Eは前記フイルム供給
装置Dの供給枠82に対向する本体機枠内の前部に配置さ
れ、前記カム14と同軸上に固定された繰出しカム15の回
転に基づいて揺動するアーム16に開閉自在な把持部材91
を連結して構成される。把持部材91は先端が前記供給口
82a,82b と対応する櫛歯状で前記アーム16の揺動により
前記供給枠82へ向けて接近し後退する往復動作をし、そ
の往動時に開いた状態で供給枠82へ接近し、供給位置に
ある供給口82a 又は82b のフイルム8a,又は8b先端を閉
じ動作により把持するとともに復動により所定量の長さ
のフイルムを引出す。
【0022】又、上記引出し装置Eは前記アーム16とカ
ム15との間に引出し量制御機構92を介在させて、商品a
の高さ及び長さ検出により設定されたフイルム引出し量
に応じた把持部材91の後退位置が設定される。尚、引出
し装置Eにより引出されたフイルムは、その後所定のタ
イミングで供給枠の直前に設置されたカッターIにより
切断されて後続フイルムから分離される。上記フイルム
クランプ装置Fは,前記引出し装置Eにより包装部に引
出されたフイルム8a又は8b(以下、便宜のため8bとす
る)の後辺および左右両側辺を挟持するもので、包装部
Rのフイルム供給装置D側に配置された後クランプ装置
20および包装部Rのフイルム搬送路両側に配置された左
右一対のクランプ装置30,32により構成され(図1参
照)、その詳細を図3乃至図5により説明する。
【0023】図4にて示すように、後クランプ装置20
は、機枠の左右側板間にわたって水平に架設した後当板
22と、その下方に間隔をおいて平行に架設せる支持板23
に取付けたクランプ機構24とにより構成され、そのクラ
ンプ機構24は支持板23の中央部にエアシリンダ25を配置
するとともに、該エアシリンダ25のロッド25a に連結さ
れ昇降動可能なクランプ板27を備える。従って、後クラ
ンプ装置20はエアシリンダ25の作動によりクランプ板27
が昇降動し、その上昇時にクランプ板27がフイルム8bを
介して当板22に当接してフイルム8bの後辺を挟持してク
ランプする。
【0024】上記包装部のフイルム引出し装置E側に
は、所定の間隔をおいて上下2本のガイド杆31,31aを機
枠の左右側板に渡り前記架設、詳しくは前記包装部Rを
挟んで後当板22及び支持板23に対向して平行にガイド杆
31,31aを架設し、その後当板22及び支持板23とガイド杆
31,31aとの間に左右クランプ装置30,32 を配設する。
【0025】左クランプ装置30は機枠内左側で前記後当
板22とガイド杆31とに渡り配置された左当板33と、前記
支持板23とガイド杆31a とに渡り配置せる支持板34に取
付けたクランプ機構35からなる。左当板33のガイド杆31
側前端に可動子33a を設けて該可動子33a をガイド杆31
に摺動自在に貫通せしめると共に、その後端にガイド板
33b を設けて該ガイド板33b を後当板22上に摺動自在に
載承し、ガイド杆31および後当板22に沿って移動可能と
する(図4)。支持板34もまたガイド杆31側前端に可動
子34a を設けて該可動子34a をガイド杆31a に摺動自在
に貫通せしめると共に、その後端にガイド板34b を設け
て該ガイド板34b を前記支持板23上に摺動自在に載承
し、ガイド杆31a および支持板23に沿って移動可能とす
る。
【0026】右クランプ装置32は機枠内右側で前記後当
板22とガイド杆31とに渡り配置された右当板36と、前記
支持板23とガイド杆31a とに渡り配置せる支持板37に取
付けたクランプ機構38からなり、その支持構造は前記左
クランプ装置30と同一であるので説明は省略する。
【0027】上記左クランプ装置30は、その可動子33a
をリンク39a を介してアーム39に連結するとともに、こ
の可動子33a の下側に配置された可動子34a をリンク40
a を介してアーム40に連結し、両アーム39,40 の各端を
モータ41により駆動される回動軸42の上下端に連結し、
該回動軸42の回転によってアーム39,40 およびリンク39
a,40a を介し左クランプ装置30が幅方向へ移動するよう
にする。又、右クランプ装置32も、その可動子33a をリ
ンク43a を介してアーム43に連結するとともに、この可
動子33a の下側に配置された可動子34a をリンク44a を
介してアーム44に連結し、両アーム43,44 の各端をモー
タ41により歯車機構45を介して駆動される回動軸46の上
下端に連結し、該回動軸46の回転によってアーム44及び
リンク44a を介し右クランプ装置32が幅方向へ移動する
ようにする。
【0028】上記左右クランプ装置30,32 の開閉動作は
前記幅寄せ装置2により商品aの幅および高さが検出さ
れ、それに応じた幅のフイルム8a又は8bが選択された結
果に基づいて左右クランプ装置30,32 の左右幅方向の移
動量が設定されるもので、その設定は回動軸42に取付け
たタイミング円板47及び検出器48によりなされる。上記
左右クランプ装置30,32のクランプ機構35,38 は基本的
な構成を同一とするので、説明の重複を避けるため右ク
ランプ装置32について図5,6により説明し、左クラン
プ装置30については同一符号を付し説明を省略する。
【0029】右クランプ装置32は、前記支持板37の中央
部よりフイルム供給装置D側寄りの位置にエアシリンダ
50を配置するとともに、該エアシリンダ50のロッド50a
にクランプ53を取付ける。また、上記クランプ板53の上
面にはフエルトなどを接着して取り付けてある。上記構
成によれば、包装部Rにフイルム8bが引出し供給された
後に前記後クランプ装置20及び左右クランプ装置30,32
が作動し、左右クランプ装置30,32のクランプ板54がエ
アシリンダ50,50により上昇し、同クランプ板54,54と
左当板33,右当板36とによりフイルム8bの左右両側辺を
挟持してクランプし(図5)、後述する押し上げ機構S
によりフイルム8bを押し上げた後に、後クランプ装置20
のエアシリンダ25が上昇作動してクランプ板27と後当板
22とによりフイルム8bの後辺をクランプする。
【0030】上記後クランプ装置20及び左右クランプ装
置30,32にて包囲される包装部Rには上記クランプ装置
20,30,32と共にフィルム押し上げ機構Sが設けてある。
図3及び図4にて示すように、フィルム押し上げ機構S
は、左右クランプ装置30,32 の支持板34,37 に対して回
動自在に取付支持される左右一対の押し上げレバー101
と、この押し上げレバー101 により押し上げられて上昇
するストッパ板102 とを備えている。上記ストッパ板10
2 はエレベータ機構19のエレベータヘッド60 の上に
搬送されてくる商品aを所定位置に停止させるものであ
り、上記エレベータヘッド60の後側において垂直に立て
られた状態で支持される。
【0031】左右両押し上げレバー101 は、先端部を下
へ向けて略ヘ形に屈曲させた形状であり、上記レバー先
端を前方へ向けた状態でレバー基端部を支持板34,37 略
中央部下面に取付た回転軸103 に対して取付固定し、両
支持板34,37 の内側に沿って上下回動自在に支持してあ
る。また、上記回転軸103 の外周からは回動レバー104
を延出させ、この回動レバー104 の先端に駆動シリンダ
105 のロッド先端を連結してある。上記駆動シリンダ10
5 の他端は支持板34,37 の下面に対して軸着してあり、
駆動シリンダ105 の作動により上記押し上げレバー101
が水平状態から上方へ向けて回動するように成ってい
る。また、押し上げレバー101 は連係して同時に昇降す
る。また、両押し上げレバー101 先端部の内面側にはロ
ーラ115 が付設してある。このローラ115 は後述するス
トッパ板102 に設けられる係合爪120 と係合するもので
ある。
【0032】尚、上記したように、駆動シリンダ105 の
作動により上記押し上げレバー101 を回動させてフィル
ム8bを押し上げるように構成することによれば、例えば
押し上げ部材を駆動シリンダにより直接垂直に押し上げ
る構造と比較すると、ストロークの小さな駆動シリンダ
105 により必要な押し上げ量を確保することがでる。
【0033】一方、ストッパ板102 は、上記両押し上げ
レバー101 の先端部の間に入り込む形で設けられ、支持
機構110 により上下動自在に支持されている。図3乃至
図5にて示すように、ストッパ板102 の支持機構110
は、機枠の左右両側板間にわたって架設される取付板11
1 の前面に固定子112 を取付固定し、該固定子112 に2
本の摺動杆113 を垂直に貫通させて上下摺動可能に支持
し、上記ストッパ板102 の背面に取付固定した固定板10
2aに対して上記両摺動杆113 の上端部を取付固定するこ
とにより構成し、ストッパ板102 が上記両摺動杆113 の
ガイドにより上下移動するように支持してある。また、
上記両摺動杆113 の下端と固定子112 との間にはコイル
スプリング114 を適度な圧縮状態で嵌装し、このコイル
スプリング114 の反発力によりストッパ板102 が常時下
方へ向けて付勢されるように構成してある。
【0034】上記ストッパ板102 及び両押し上げレバー
101 は、上動する以前の状態において、夫々包装部Rに
引き出されるフイルム8bよりも下に位置し、また、エ
レベータヘッド60に載せられて上昇する商品aの直上
における周囲3方をコ形に包囲する状態で配置される。
尚、上記両押し上げレバー101 とストッパ板102 の上縁
部には柔軟ぶ滑べり性の良い布地(アクリル製モケット
地)116,117 を被覆し、押し上げ時においてフィルム8b
との接触が円滑に行なわれるようにしてある。
【0035】上記ストッパ板102 背面における左右両側
部には係合爪120 が夫々設けてある。係合爪120 は、ス
トッパ板102 背面における左右両側部に取付固定した案
内部材122 の内部に対して爪片121 を両側から水平に貫
挿し、爪片121 を案内部材122の内部に沿って水平摺動
自在に支持すると共に、同爪先端部が側方に突出する状
態で抜け止めがなされ、それ以上爪片121 が突出して案
内部材122 内から脱落しないように構成してある。ま
た、案内部材122 から突出する爪片121 の先端部は上面
側を斜めにカットしてある。さらに、上記案内部材122
の内部にはコイルスプリング123 が弾装され、該コイル
スプリング123 の反発力により上記爪片121 の先端が側
方へ突出する方向へ付勢し、また、外部からの負荷によ
り爪片121 が案内部材122 の内部へ弾性的に入り込むよ
うに構成してある。
【0036】上記した左右両係合爪120 の爪片121 は左
右両押し上げレバー101 先端に設けたローラ115 が描く
回動軌道上に位置している。(図4,図5)。従って、
両押し上げレバー101 が上方へ回動する際に、同レバー
101 先端のローラ115 がストッパ板102 の左右両側から
突出する爪片121 に当接して下から押し上げ、両押し上
げレバー101 の作動と共に、ストッパ板102 が上昇する
ように構成してある。尚、爪片121 を下から押し上げる
ローラ115 は押し上げレバー101 の上方移動に伴って爪
片121 下面の範囲から外れ、これにより支えのなくなっ
たストッパ板102 は自重とスプリング114 の反発力によ
り自然に降下する。また反対に、上動位置にあった押し
上げレバー101 が降下する際には、上記ローラ115 が爪
片121 の上面の傾斜部に上から当接するので、爪片121
が内側に引っ込んでローラ115 の通過を許容する(図
8)。
【0037】次に、上記した如く構成したフィルム押し
上げ機構Sの作動を図4乃至7に基づいて説明する。フ
ィルムの供給口82a 若しくは82b にてフィルム8a,8b の
何れか一方の先端部を把持した把持部材91は後退して所
定長さのフィルム8bを包装部R上に引き出す(図4)。
包装部Rに引き出されたフイルム8bは両側部を左右クラ
ンプ装置30,32によりクランプする。この時、後クラン
プ装置20はまだフィルム8bの後部をクランプしていな
い。
【0038】次いで下動位置、即ち水平状態にあった左
右両押し上げレバー101 が同時に上方へ向けて作動を開
始し、これに伴って、両押し上げレバー101 先端に設け
たローラ115 が円弧軌道を描きながら上方へ移動する。
上記ローラ115 は、移動開始直後にストッパ板102 の両
側部に突出する爪片121に下から当接し、該爪片121 を
持ち上げらながら上方へ移動する。これによりストッパ
板102 が上昇し、その先端部で包装部Rに引き出された
フイルム8bの後部に線状に当接して押し上げ、これに追
動して商品aを載せたエレベータヘッド60が押し上げ
られたフィルム8bへ向けて上昇する(図6)。引続き両
押し出しレバー101 が上方へ移動すると、レバー101 先
端のローラ115 がストッパ板102 の爪片121 の範囲から
外れる。これによりローラ115 による支えがなくなった
ストッパ板102 は自重とスプリング114 の反発力により
自然降下し、このストッパ板102 に代わって左右両押し
上げレバー101 の先端部によりフィルム8bの両側部が押
し上げられる(図7)。
【0039】また、上記のように押し上げレバー101 に
て包装部Rのフイルム8bを押し上げる最中、フイルム供
給装置Dの繰り出しローラ81b の電磁クラッチ84が非励
磁状態となって同繰り出しローラ81b がフリーとなって
おり、さらに、後クランプ装置20によるフイルム8bクラ
ンプはまだ行なわれていない。後クランプ装置20のクラ
ンプは両押し上げレバー101 による押し上げ作動に遅れ
る形で行なわれ、その後、カッターIが作動するように
なっている。上記したように、押し上げ行程の際、繰り
出しローラ81b をフリーにすると共に、フィルム後部の
クランプを押し上げレバー101 の作動に対して後クラン
プ装置20によるフィルム8b後部のクランプを遅らせるこ
とにより、フィルム8b押し上げ時において必要十分な長
さのフィルム8bを後続部から抵抗なく引き出すことが可
能となる。よって、押し上げレバー101 及びストッパ板
102 によるフイルム8bの押し上げの際に生じるフィルム
8bの伸びが緩和され、フィルム8bの折り込み後にフィル
ムの収縮により商品aに加わる締め付け力を緩和するこ
とができる。
【0040】最上位置から両押し上げレバー101 が降下
すると同時に、エレベータヘッド60に載って上昇して
きた商品aが、押し上げられたフイルムaの中央部に対
して下から突き上げられる。この際、既に両押し上げレ
バー101 とストッパ板102 とにより山状に押し上げられ
たフィルム8bに対して商品aが突き上げられるので、突
き上げにより商品aに加わる負荷が大幅に低減される。
商品aが突き上げられ、後クランプ装置20により後部を
クランプされたフイルム8bはその後カッターIにより後
端が切り放される。そして、折込み装置Gにより上記フ
ィルム8bの周囲を底部へ折込み包被され、プッシャー9
によって包装済の商品a’を搬出装置Hへ排出される。
【0041】尚、両押し上げレバー101 は、前記した如
く左右クランプ装置30,32 の支持板34,37 に対して取付
支持することにより、上記支持板34,37 の開閉移動と共
に左右両幅方向に移動するように構成してある。よっ
て、商品aの幅が変更されるのに伴ってフイルム8a又は
8bが選択された結果に基づいて、左右クランプ装置30,3
2 の左右両側方向の移動量が設定されると、この左右ク
ランプ装置30,32 の開閉に対応して両押し上げレバー10
1 間の距離、即ちフィルム押し上げの幅が増減される。
【0042】上記したように幅広いフィルム8aの選択に
より左右クランプ装置30,32 が外側に移動した場合、両
押し上げレバー101 のローラ115 がストッパ板102 両側
部に設けられる係合爪120 と係合する範囲から外れる。
したがって、上記実施例の場合、商品aのサイズに応じ
て幅広いフィルム8aが選択された場合は、ストッパ板10
2 の上昇は行なわれず、フィルム8aの押し上げは両押し
上げレバー101 だけで行なわれる。
【0043】上記実施例の場合、ストッパ板102 の上昇
作動を両押し上げレバー101 の上動を利用して行なって
いるので、ストッパ板102 専用の駆動機構を設ける必要
がなくなるので、装置の構造を簡素化できる利点があ
る。しかし、上記ストッパ板102 は押し上げレバー101
の作動を利用することなく、専用の駆動機構を設けて昇
降動させてもよく、この場合、フイルム8a,8b の選択に
関係なくストッパ板102 による押し上げを行なうことが
できる。
【0044】上記実施例は、両押し上げレバー101 と共
にストッパ板102 を上昇させることにより、フイルム8b
の押し上げ面積を拡大して押し上げの効果を向上させて
いる。しかし、フイルム8bの押し上げはストッパ板102
を使用せずに両押し上げレバー101 だけで行なってもよ
い。この場合、ストッパ板102 の昇降機構は無論不要と
なり、押し上げ機構の構造は簡素化される。尚、商品の
大きさにより、左右クランプによるプリストレッチ量を
変えるようにすれば、フィルム切換機構のない包装機で
も、押し上げレバー101 によるフィルムの押し上げ幅を
換える本発明を適用できる。また、前後左右のクランプ
を行なってからフィルムをカットし、次に押し上げレバ
ー101 でフィルムを押し上げても軟弱トレイを包装でき
るが、包装後商品の後クランプ側はフィルムの収集によ
り多少のストレスがかかってしまう。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、左右クラ
ンプの移動機構を利用して押し上げ部材を左右両方向に
移動させるように構成したものであるから、押し上げ部
材を移動させるのに必要な機構を省略することができ
る。よって、フィルム押し上げ機構の構造を簡素化し、
コストダウンを図ることができる。
【0046】請求項2のものにあっては、押し上げ部材
の押し上げにより、フィルムにくぼみを付けるのに必要
な長さのフィルムが引き出されてからフイルム後部の切
断が行なわれるので、押し上げに必要なフィルムの長さ
を確保し、フィルム包装時における商品の締め付け力を
緩和して軟弱な商品の潰れを防止することができる。
【0047】請求項3記載のものにおそいては、フィル
ム押し上げ時において、繰り出しローラのフリー回転と
フィルム後部のクランプの遅れにより必要十分な長さの
フィルムを抵抗なく引き出すことが可能となる。よっ
て、押し上げ部材によるフイルムの押し上げの際に生じ
るフィルムの伸びが緩和され、フィルムの折り込み後に
おける商品の締め付け力を減少せしめて、軟弱トレイで
あっても潰れを生じることなく奇麗に包装することがで
きる。
【0048】請求項4にて記載したもののように、押し
上げ部材と共にストッパ部材がフィルムに対して押し上
げるように構成したものによれば、上記ストッパ部材に
よる押し上げによりフィルムの押し上げ面が拡大される
ので、商品突き上げ時の商品に対する負荷をより効果的
に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明のストレッチ包装機を示す縦断側
面図。
【図2】 図1におけるII-II 線断面図。
【図3】 同包装機における左右クランプ装置とスト
ッパ板部分を示す斜視図。
【図4】 包装部を示す縦断側面図で、フイルムを引
出した状態を示す。
【図5】 包装部を示す縦断正面図で、フイルムの両
側を左右クランプ装置によりクランプした状態を示す。
【図6】 包装部を示す縦断側面図で、押し上げレバ
ーの上動によりストッパ板を押し上げた状態を示す。
【図7】 包装部を示す縦断側面図で、押し上げレバ
ーを最上位置まで移動させた状態を示す。
【図8】 ストッパ板側部の係合爪部と押し上げレバ
ーとの係合部を示す正面図。
【符号の説明】
a・・・商品 R・・・包装部 8A,8B・・・フィルムロール 8a,8b・・・フィルム 20・・・後クランプ装置 30,32・・・左右クランプ装置 101・・・押し上げレバー 102・・・ストッパ板 34,37・・・支持板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】上記ストレッチ包装機は、包装部に引き出
されたフィルムを押し上げ部材により押し上げた後に、
フィルム後部の切断を行なうとよい。請求項1,2記載
のストレッチ包装機は、フィルムロールと包装部との間
にクラッチを介して動力が伝達される繰り出しローラを
具備し、前記押し上げ部材により包装部に引き出された
フィルムを押し上げる際に、上記繰り出しローラのクラ
ッチ機能を解除し、且つ、押し上げ部材の押し上げに遅
れて後クランプによりフィルム後部のクランプを行なう
とより効果的である。請求公1,2,3記載のストレッ
チ包装機は、商品を包装部に搬入する際に同商品の搬入
位置を規制するストッパ部材を具備し、該ストッパ部材
を押し上げ部材と共に包装部に引き出されたフィルムに
対して押し上げ作動するように構成してもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】以上の手段によれば、複数のフィルムロールか
ら包装部に引き出されたフィルムは左右両側部と前後部
とを上記した前後、左右の各クランプによりクランプさ
れて保持される。左右クランプは移動機構の作動により
選択的に左右方向に移動し、包装部に引き出されるフイ
ルムのサイズに対応する。押し上げ部材は、包装部の左
右両側に配設され、フィルムの幅に対応して作動する左
右クランプの移動機構により左右方向へ移動自在に移動
する。上記両押し上げ部材は、包装部にて左右両側部を
クランプされるフィルムを下から押し上げて引き伸ば
し、フィルムに所定幅のくぼみを付ける。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】右クランプ装置32は、前記支持板37の中央
部よりフイルム供給装置D側寄りの位置にエアシリンダ
50を配置するとともに、該エアシリンダ50のロッド50a
にクランプ53を取付ける。また、上記クランプ板53の上
面にはフエルトなどを接着して取り付けてある。上記構
成によれば、包装部Rにフイルム8bが引出し供給された
後に前記後クランプ装置20及び左右クランプ装置30,32
が作動し、左右クランプ装置30,32のクランプ板53がエ
アシリンダ50,50により上昇し、同クランプ板53,53と
左当板33,右当板36とによりフイルム8bの左右両側辺を
挟持してクランプし(図5)、後述する押し上げ機構S
によりフイルム8bを押し上げた後に、後クランプ装置20
のエアシリンダ25が上昇作動してクランプ板27と後当板
22とによりフイルム8bの後辺をクランプする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】上記ストッパ板102 及び両押し上げレバー
101 は、上動する以前の状態において、夫々包装部Rに
引き出されるフイルム8bよりも下に位置し、また、エ
レベータヘッド60に載せられて上昇する商品aの直上
における周囲3方をコ形に包囲する状態で配置される。
尚、上記両押し上げレバー101 とストッパ板102 の上縁
部には柔軟で滑べり性の良い布地(アクリル製モケット
地)116,117 を被覆し、押し上げ時においてフィルム8b
との接触が円滑に行なわれるようにしてある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の大きさに対応して、フィルムロ
    ールからフィルムを包装部に引出し、該フィルムの左右
    を移動機構により左右方向に移動可能な左右クランプに
    よりクランプすると共に、該フィルムの前後を前後クラ
    ンプによりクランプし、上記フィルムを押し上げ部材に
    より下から押し上げた後、該フイルムの下面から商品を
    突き上げて包装するストレッチ包装機において、前記押
    し上げ部材を包装部の左右両側に配設し、これら両押し
    上げ部材を左右クランプの移動機構により左右両側方向
    へ移動自在に構成したストレッチ包装機。
  2. 【請求項2】 包装部に引き出されたフィルムを押し
    上げ部材により押し上げた後に、フィルム後部の切断を
    行なうことを特徴とする請求項1記載のストレッチ包装
    機。
  3. 【請求項3】 フィルムロールと包装部との間にクラ
    ッチを介して動力が伝達される繰り出しローラを具備
    し、前記押し上げ部材により包装部に引き出されたフィ
    ルムを押し上げる際に、上記繰り出しローラのクラッチ
    機能を解除し、且つ、押し上げ部材の押し上げに遅れて
    後クランプによりフィルム後部のクランプを行なうこと
    を特徴とする請求項1または2記載のストレッチ包装
    機。
  4. 【請求項4】 商品を包装部に搬入する際に同商品の
    搬入一を既製するストッパ部材を具備し、該ストッパ部
    材を押し上げ部材と共に包装部に引き出されたフィルム
    に対して押し上げ作動することを特徴とする請求項1,
    2または3記載のストレッチ包装機。
JP00932294A 1994-01-31 1994-01-31 ストレッチ包装機 Expired - Lifetime JP3569939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00932294A JP3569939B2 (ja) 1994-01-31 1994-01-31 ストレッチ包装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00932294A JP3569939B2 (ja) 1994-01-31 1994-01-31 ストレッチ包装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07215305A true JPH07215305A (ja) 1995-08-15
JP3569939B2 JP3569939B2 (ja) 2004-09-29

Family

ID=11717242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00932294A Expired - Lifetime JP3569939B2 (ja) 1994-01-31 1994-01-31 ストレッチ包装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3569939B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487288B1 (ko) * 2002-10-31 2005-05-06 한국후지기계 주식회사 상이한 폭의 랩 로울러가 구비된 랩 포장기
JP2008302949A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Yamada Kikai Kogyo Co Ltd 結束アームの原点位置設定機構
JP2017202851A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 株式会社ハナガタ 包装方法と包装装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487288B1 (ko) * 2002-10-31 2005-05-06 한국후지기계 주식회사 상이한 폭의 랩 로울러가 구비된 랩 포장기
JP2008302949A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Yamada Kikai Kogyo Co Ltd 結束アームの原点位置設定機構
JP2017202851A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 株式会社ハナガタ 包装方法と包装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3569939B2 (ja) 2004-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5144787A (en) Package wrapping method and machine
AU669421B2 (en) Process and machine for wrapping products with stretchable film, and wrapping formed by this process
US6658820B2 (en) Package wrapping method and machine
ITBO20090750A1 (it) Macchina per il confezionamento automatico di prodotti sfusi o posizionati in vassoi, con un film usualmente estensibile e termosaldabile.
JPH05305909A (ja) 自動包装機械及び包装方法
JPH0422766B2 (ja)
JPH07215305A (ja) ストレッチ包装機
JP2001097309A (ja) 包装装置
JPH0748487Y2 (ja) 包装機のフィルム供給装置におけるフィルム切断機構
JP2576363B2 (ja) ストレッチ包装機
JPH06156416A (ja) ストレッチ包装装置
JP2620460B2 (ja) 包装機
JP3733603B2 (ja) ストレッチ包装機
JP4193416B2 (ja) ストレッチフィルム包装機
JP3490352B2 (ja) 包装装置
JPH1059311A (ja) ストレッチ包装機
JP2659622B2 (ja) 包装機におけるフィルム供給装置
JPH089367B2 (ja) ストレッチ包装機
JP2527740Y2 (ja) 包装装置
JP3726298B2 (ja) ストレッチフィルム包装機
JPH03111215A (ja) 包装機におけるフィルム供給装置
JPH089362B2 (ja) ストレッチ包装装置
JPH089366B2 (ja) ストレッチ包装機
JPH03111217A (ja) 包装機
JPH0366204B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040601

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040614

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702