JP2928253B2 - Ptp包装充填機におけるフィルム自動セッティング及び自動継ぎ装置 - Google Patents

Ptp包装充填機におけるフィルム自動セッティング及び自動継ぎ装置

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JP2928253B2 JP1119889A JP1119889A JP2928253B2 JP 2928253 B2 JP2928253 B2 JP 2928253B2 JP 1119889 A JP1119889 A JP 1119889A JP 1119889 A JP1119889 A JP 1119889A JP 2928253 B2 JP2928253 B2 JP 2928253B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、PTP包装充填機におけるフィルム自動セッ
ティング及び自動継ぎ装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のPTP包装充填機における粘着テープ接着方式に
よるフィルム継ぎ装置は、第16図、第17図のようなもの
によって行われている。
(イ)古いフィルムのフィルム終了を光電管(2)で検
知すると、新しいロールフィルム(3)のフィルム端を
古いフィルム端の下方に重なるようにして(A)位置ま
で通し、クランプスイッチ(11)又は(12)〔上スプー
ルの場合は(11)、下スプールの場合は(12)〕を押し
てクランプ(4)(4′)で新しいフィルム(3)をク
ランプする。
(ロ)クランプスイッチ(11)又は(12)の操作によ
り、真空で吸着を行う装置、すなわち真空発生装置(コ
ンバム)が作動し、吸着可能となるので、粘着テープ
(a)を適当な長さ(フィルム幅)に予め作業者がカッ
トし、テープ吸着バー(5)の先端のV型面に向かって
粘着面を外側にして作業者が手で吸着セットする。
一方、クランプ(8)も光電管(2)により下方向へ
シリンダーにより駆動され、使用中のフィルムをクラン
プする。
この場合、ダンサーローラ(14)が上昇する。
(ハ)また、光電管(2)によりフィルム終了を検知す
ると、フィルム送り出しローラ軸(9)が回転し、その
軸端に装置された第18図に示す円盤(15)のマークをそ
の光電管(16)で検知して、一定のパルス信号後、フィ
ルム送り出しローラ軸(9)の回転が停止する。
このフィルム送り出しローラ軸(9)の回転は、ダン
サーローラ(14)の駆動でフィルムが引出される許容の
フィルム送量に関係してパルス数が決められ、一定パル
ス信号後、軸(9)の送りが停止するのは使用中の古い
フィルム末端が(B)位置に達したときである。
また、光電管(2)からの信号により、左右のフィル
ム振り分け板(6)が古いフィルムの上にある水平位置
から互いに第19図のように内向きに傾斜して、末端がB
位置にある古いフィルムと、先端がA位置にある新しい
フィルムを前後に振り分けると共に、左右の挟持レート
(17)(18)が接近して両フィルムを挟持すると同時
に、カッター(7)が移動してフィルム端を切断してフ
ィルム端を整える。
この切断の終了信号を受けて、シリンダーによる吸着
ヘッド(5)を下降させ、切断された両フィルム端に粘
着テープ(a)を接着し、その後吸着ヘッド(5)は上
昇する。その際、真空はとかれている。
かくして、フィルム継ぎが完了する。
継ぎが完了して、フィルム送り出しローラ(9)がス
タートすると、フィルム送り出しローラ(9)の光電管
(16)がこれを検知するので、ダンサーローラ(14)が
下降して、通常の駆動が行われる。
第17図中(10)は繰出しローラ押えを、(13)は手動
ボタンを示す。
(発明が解決しようとする課題) 以上のような従来装置によれば、フィルム末端カッ
ト、粘着テープの接着動作以外は全てマニュアル操作で
行われる。
したがって、労働力に頼ることとなるので、省力化、
効率化が不可能である。
以上のような問題点の他に、フィルムを直接搬送する
ための衛生上の問題及びフィルムをパレットに搬送する
場合のフィルムパレットの置場に問題がある。
本発明は以上のような問題点を解決し、フィルムセッ
ト作業、フィルム継ぎ作業、紙管の処理をすべて自動化
した、PTP包装充填機におけるフィルム自動セッティン
グ及び自動継ぎ装置を得ることを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、以上のような課題を解決するために、次の
ようなPTP包装充填機におけるフィルム自動セッティン
グ及び自動継ぎ装置を提供するものである。
すなわち、 (A)使用済みの紙管をコレクトチャックのあるスプー
ルから排出せしめる紙管排出シリンダー装置が配設され
た位置から、フィルム移載装置のあるフィルム供給位置
に向かって反転自在な左右一対のスプールを具えた反転
アーム装置。
(B)ロールフィルムを下方から支持する左右一対の移
載棒を具え、かつ搬送台車からのロールフィルムの受取
り位置からスプール位置まで移動して、スプールにロー
ルフィルムを供給するロールフィルム移載装置。
(C)スプールに供給されたロールフィルムを検知し
て、ロールフィルムを回転せしめるフィルム駆動ローラ
を具え、かつ該ローラをロールフィルムに押しつけるロ
ーラ押し付けシリンダーを具え、ロールフィルム先端を
定位置設定位置まで移動せしめるフィルム送り位置決め
装置。
(D)フィルム送り位置決め装置で定位置に設定された
フィルム先端を吸着して、カッター装置及びテーピング
装置までフィルムを搬送せしめるフィルム吸着搬送パッ
ドと、このフィルム吸着搬送パッドの上下動と前後動用
の駆動装置とを具えたフィルム搬送装置。
(E)カッター装置及びテーピング装置に対応してフィ
ルムを固定するための定盤に設けられたフィルムを下方
から吸着する吸着孔装置と、フィルムを上方から押える
フィルム押え兼排出装置を具え、かつ該フィルム押え兼
排出装置は切断されたフィルムを吸着して排出せしめる
駆動装置を具えたものからなるフィルム固定装置。
(F)フィルム吸着搬送パッドで搬送された新しいフィ
ルムと古いフィルムとが重なった定盤位置において上下
動するカッターを具えたフィルムカッター装置。
(G)粘着テープリールとロールフィルムに粘着テープ
端を圧着できる吸着パッドを具えたヘッド本体と、粘着
テープのカッターとテープ貼りローラを具えたプレート
を上下左右動せしめるシリンダー装置のあるテーピング
装置。
である。
また、フィルム自動セッティング装置として、ロール
フィルムを下方から支持する左右一対の移載棒を具え、
かつ搬送台車からのロールフィルムの受取り位置からス
プール位置まで前後動し、新しいスプールにロールフィ
ルムを供給するフィルム移載装置と、該フィルム移載装
置からのロールフィルムの紙管を固定するコレクトチャ
ックのあるスプールを具えた反転アーム装置と、スプー
ルに供給されたロールフィルムを検知して、この検知し
たロールフィルムの先端が、フィルム吸着装置パッドに
て吸着できる定位置までロールフィルムを回転せしめる
フィルム駆動ローラを具えたフィルム送り位置決め装置
と、このロールフィルムの先端を吸着した吸着パッド
を、フィルム継ぎ位置まで搬送するフィルム搬送装置と
からなるものであり、自動継ぎ装置として、新しいロー
ルフィルムと古いロールフィルムとが重なった状態でフ
ィルムを切断するカッター装置と、フィルムの切断され
た継ぎ部分にテープを貼るテーピング装置に対応して、
その下方位置に、フィルムを下方から吸着する吸着孔装
置を設けたフィルムを固定する定盤と、フィルムを下方
から押さえるとともに、切断されたフィルム端を排出せ
しめるフィルム押え兼排出装置とで構成されたフィルム
の固定装置を配設するとともに、上記のカッター装置
は、上下に揺動する上刃と固定下刃とからなるととも
に、テーピング装置は、粘着テープリールと、テープ端
をフィルムに圧着する吸着パッドとテープカッター及び
テープ貼りロールとを具えた構成からなるものである。
そして、以上のような具体的な装置として、次のよう
な各装置を提供するものである。
すなわち、 コレクトチャックを具えた左右一対のスプールをも
つ反転アームの各スプールに対応してコレクトチャック
を解除するチャックアンクランプシリンダーを設けると
共に、使用中のスプールから使用済みの紙管を排出せし
める紙管排出シリンダーを、使用中のスプールに対応し
て設けてなる反転アーム装置を具えたフィルム自動セッ
ティング及び自動継ぎ装置。
引き上げ位置に附勢された上刃と、これを固定の下
刃の位置まで下降せしめるクランク型駆動アームと、そ
の駆動用シリンダー装置とからなるカッター装置を具え
たフィルム自動セッティング及び自動継ぎ装置。
テーピングヘッドを前後動せしめるためのフレーム
に設けられたテープ貼り前後動シリンダー装置と、テー
ピングヘッドを上下動せしめるテープ貼り上下動シリン
ダー装置を具え、かつヘッド本体には粘着テープリール
と粘着テープ端をフィルムの継ぎ部分に圧着する上下動
自在な吸着パッドとを具え、またプレートにはフィルム
に圧着されたテープを切断する粘着テープカッター及び
フィルム粘着テープを固着せしめる粘着テープ貼りロー
ラを具えたテーピング装置をもつフィルム自動セッティ
ング及び自動継ぎ装置。
(作用) 本発明装置は、次のように作動する。
すなわち、フィルム搬送台車から新しいロールフィル
ムがフィルム移載装置に引き継がれ、フィルム移載装置
で反転アームのスプールに供給され、スプールのコレク
トチャックで紙管がスプールに固定される。
スプールに供給されたロールフィルムは、フィルム送
り位置決め装置でフィルムの先端が一定値に達するまで
回動せしめられ、定位置に設定されたフィルム先端は、
フィルム搬送装置の吸着搬送パッドでカッター装置及び
テーピング装置まで搬送される。
カッター装置及びテーピング装置に対応して配置され
た定盤の吸着孔や、フィルム押え兼排出装置で古いフィ
ルムと新しいフィルムとは上下から固定され、この固定
状態のもとにカッターが上方から下方に移動して、新し
いフィルム端と古いフィルム端を共に切断する。
フィルムを切断し終わると、フィルムの固定がとか
れ、新しいフィルム先端はフィルム押え兼排出装置でス
クラップボックスへ吸着して廃棄する。
この動作が終わると、テーピング装置が働いて粘着テ
ープを新古のフィルム継ぎ目に貼る。
貼り終わると、空紙管排出シリンダーで空紙管をスプ
ールから排出し廃棄する。
かくして、反転アームが反転して空紙管の廃棄された
スプールは、フィルム移載装置からのロールフィルムの
供給のため待機する。
以上のような動作が反復されて、フィルムのセッティ
ングと継ぎが自動的に行われるものである。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
本発明装置は反転アーム装置(A)、フィルム移載装
置(B)、フィルム送り位置決め装置(C)、フィルム
搬送装置(D)、フィルム固定装置(E)、フィルムカ
ッター装置(F)、テーピング装置(G)とからなって
いる。
そこで、作動順序にしたがって、以上の装置を具体的
に説明する。
反転アーム装置(A)とフィルム移載装置(B) 第3図における(20)は搬送台車を示すもので、ロー
ルフィルムを下方から支持する図示しない左右一対の受
台が上下動するようになっており、また受台にはロール
フィルムの直径方向が直立した状態でロールフィルムの
下面が左右から支持されていて、第1図に示す装置フレ
ーム(21)のガイド孔(22)位置に向かって搬送される
ようになっている。
搬送台車(20)のガイド棒(20a)がガイド孔(22)
にさし込まれ、所定の位置にセットされると、第1図に
示すセンサー(23)からの信号で、第3図に示す移載装
置(24)の移載棒(25)がロールフィルム(f)を下方
から支持できる位置までシリンダー(26)で前進し、移
載装置(24)が前進してくると搬送台車(20)の受台が
上動して、移載棒(25)にロールフィルム(f)が移載
する状態をとる。
移載装置(24)はフレーム(21)のレール(27)に沿
って移動するガイド台(28)にシリンダー(26)のピス
トンロッドが直結され、ガイド台(28)に支柱(29)を
介して移載棒(25)が水平に取付けられ、この移載棒
(25)はロールフィルム(f)の下方を抱くことができ
るように左右一対あり、搬送台車の左右一対の受台の間
に挿入され、ロールフィルム(f)の引き渡しが容易に
できるようになっている。
台車(20)からロールフィルム(f)が移載棒(25)
(25)で支持されると、移載装置(24)がシリンダー
(26)で引っ込み、フィルムコレクトチャックスプール
(30)によりロールフィルム中央の紙管が支持される。
ここで前記したセンサー(23)について説明すると、
ロールフィルム(f)のフィルムの巻厚さを反射率にて
検知するもので、第7図のように搬送可セット位置
(b)、フィルム残量セット位置(c)、フィルム端セ
ット位置(d)に対応して、(b)ではフィルム移載装
置定位置停止信号を出し、フィルム移載装置へ新しいロ
ールフィルムの供給を行い、(c)位置では後述するフ
ィルム吸着搬送パッド(46)を後進(図上で左方)させ
る信号を出す。
また、(d)では反転アームの動作指令信号を出すよ
うになっている。
反転アーム(36)は、第1図に示すように左右一対の
コレクトチャックスプール(30)(30a)を具えてお
り、古いフィルムから新しいフィルムに切り替えるため
に反転するようになっている。
また、反転アーム(36)に左右一対設けられたコレク
トチャックスプール(30)(30a)の構造は、次のよう
になっている。
すなわち、第11図のように、センターシャフト(31)
の先端にスライドホルダー(32)が取付けられ、これは
センターシャフト(31)の基部にあるスプリング(33)
によって、絶えず引っ込み位置に移動するようになって
いる。
スライドホルダー(32)が引っ込むと、スライドホル
ダー(32)の可動端(32a)とセンターシャフト(31)
の固定端(32b)との間に介在するコイル状ばね板(3
5)が、可動端(32a)で押されて中央が膨れるようにな
っており、これで紙管(e)を固定する。
スライドホルダー(32)が後述する第2図のチャック
アンクランプシリンダー(34)(34a)でスプリング(3
3)に抗して押し出されると、ばね板(35)は可動端(3
2a)から解放され、ばね板(35)自身の復元力により固
定端と可動端との間に収まり、ばね板(35)によるコレ
クトチャック(30)(30a)の径が縮小する。
したがって、第2図に示すチャックアンクランプシリ
ンダー(34)でスプリング(33)に抗してセンターシャ
フト(31)を押し出すことにより、スライドホルダー
(32)が押し出され、スプール径が縮小し、ロールフィ
ルム(f)の紙管(e)に挿入できるようになる。
コレクトチャックスプール(30)(30a)は反転アー
ム(36)に取付けられており、古いロールフィルムと新
しいロールフィルムとが装着できるように、前述したよ
うに左右一対設けられており、これが第2図に示すフレ
ーム(21)に装置されたインデックスモーター(36a)
で反転して新しいロールフィルムを固定する。スプール
(30)がインデックス確認センサー(110)で確認さ
れ、移載装置(24)がシリンダー(26)で引っ込んだ位
置にあるので、上記のようにコレクトチャックスプール
(30)に新しいロールフィルムが挿入されるのである。
なお、前述したチャックアンクランプシリンダー(3
4)(34a)は、左右のスプール(30)(30a)のそれぞ
れに対応するように、各個別に縦フレーム(21a)に設
けられている。
次に、第1図に示すように、縦フレーム(21a)に紙
管有りセンサー(37)があり、これでスプール(30)に
取付けられたロールフィルムの端を検知し、移載装置
(24)を前後動してスプール(30)に対するロールフィ
ルムの前後の位置決め調整を行う。
この微調整は、コントロール装置で制御されて行わ
れ、微調整後、図示の場合左チャックアンクランプシリ
ンダー(34)のプッシャーが後退し、これによってスラ
イドホルダー(32)も後退して、板バネ(35)を押すの
で、スプール(30)でロールフィルムの紙管(e)を固
定する。
以上のような微調整は、フィルム蛇行修正のため行わ
れる。
フィルム送り位置決め装置(C) 次に、紙管有センサー(37)と同じ位置にあるフィル
ム末端検出センサーで、たれ下がっているフィルム末端
を検出すると、フィルム送り位置決め装置(C)が働
く。
フィルム送り位置決め装置(C)は、第1図のように
ローラ押し付けシリンダー(38)と、このピストンロッ
ド(39)でリンク(40)を介して揺動するアーム(41)
とからなり、アーム(41)にはローラ駆動モーター(4
2)があって、駆動ローラ(43)を駆動するようになっ
ている。
したがって、シリンダー(38)でアーム(41)がロー
ルフィルム(f)側に傾倒して駆動ローラ(43)をロー
ルフィルム(f)に押し付けて、モーターの駆動により
駆動ローラ(43)でロールフィルム(f)を回動せしめ
る構造のものとなっている。
そこで、フィルム先端検出センサー(37)でたれ下が
っているフィルム先端を検出すると、ローラ押しつけシ
リンダー(38)が作動して、そのアーム(41)を揺動せ
しめ、ローラ(43)をロールフィルム(f)に押しつけ
ると同時に、モーター(42)が作動してローラ(43)を
回転させ、フィルム先端検出センサー(37)の作動から
所定のタイミング間ロールフィルム(f)を送り、半周
した定位置にきたところでローラ(43)の回転は停止
し、このときローラ押し付けシリンダー(38)を介し、
ローラ(43)は新しいロールフィルム(f)より離れ、
次の作動のため待機する。
以上のようにして、フィルム送り位置決め装置(C)
が作動してロールフィルム(f)の先端が定位置に設定
されると、次のフィルム搬送装置が作動する。
フィルム搬送装置(D) フィルム搬送装置(D)は、定位置に設定されたフィ
ルム先端を吸着して、カッター装置及びテーピング装置
までフィルムを搬送せしめるもので、第1図に示す新し
いロールフィルム位置とカッター位置との間に配設され
たフィルム搬送シリンダー(44)によって前後動するフ
ィルム搬送上下シリンダー(45)があり、このフィルム
搬送上下シリンダー(45)の下端にフィルム吸着搬送パ
ッド(46)がある。
このフィルム吸着搬送パッド(46)は、前述したセン
サー(23)で古いフィルムがフィルム残量セット位置
(c)にきたことを検知して、新しいロールフィルムの
位置に後進してきていて、すでに待機しているので、前
述した容量でロールフィルム(f)が回転を停止する
と、フィルム搬送上下シリンダー(45)が下降してフィ
ルム先端を吸着する。
フィルム吸着搬送パッド(46)は、下降状態でフィル
ム先端を吸着したままフィルム搬送シリンダー(44)で
前進(図上で右方)して、カッター及びテーピング装置
へ移送する。
フィルム先端がカッター及びテーピング装置まで搬送
されると、フィルム吸着搬送パッド(46)はフィルム押
え装置をも兼ねているので、次のフィルム固定装置と共
に、フィルム切断とテーピングを効果的に行うようにフ
ィルムを固定する。
フィルム切断とテーピングが行われると、フィルム吸
着搬送パッド(46)は吸着をときフィルム搬送上下シリ
ンダー(45)で上昇し、次のセンサー(23)からの信号
で後進する動作が行われる。
フィルム固定装置(E) 以上のようににして、フィルム先端がフィルム固定装
置(E)にセットされることとなるが、カッター及びテ
ーピング装置はセンサー(23)がフィルム端セット位置
(d)を検知して作動し、自動継ぎが開始されることと
なる。
そこで、カッター及びテーピング装置が働く前にフィ
ルムを固定するフィルム固定装置(E)について具体的
に説明すると、これはフィルムを固定するための定盤に
設けられたフィルムを下方から吸着する吸着孔と、フィ
ルムを上方から押えるフィルム押え兼排出装置からなる
もので、第12図に示すように、定盤は後方定盤(48)と
前方定盤(49)とこれらの間に装置された揺動自在な中
間定盤(50)とからなっていて、カッター及びテーピン
グ装置の下方に設けられている。
中間定盤(50)の基部は、第1図、第12図に示すよう
に、後方定盤(48)に枢支(53)され、シリンダー(5
1)のピストンロッド(52)で下方に向かって揺動し、
カッター装置の働きに対して支障のないようにする。
これら定盤には吸着孔が設けられており、真空発生装
置につながっている。
フィルムを上方から押えるフィルム押え兼排出装置
(54)は、第4図(ハ)、第13、14図のようにフレーム
(100)に対してフィルム排出前後シリンダー(56)が
あり、これでレール(56a)に沿って動くガイド(56c)
にフィルム排出回転アクチエーター(55)が設けられ、
このレバー(55a)で支点(56b)を中心として揺動する
アーム(55b)にフィルム排出上下シリンダー(57)が
あって、スプリング(57a)で上方に向かって附勢され
た吸着固定板(58)を上下動せしめるようになってい
る。
そして、常時は吸着固定板(58)はフレーム(21)外
にあって、フィルム流れ方向に対し45゜の傾斜状態で停
止しており、テーピング装置の動作信号によりフィルム
排出前後シリンダー(56)による引き込み移動と同時
に、フィルム排出回転アクチエーター(55)が回動動作
し新しいフィルム先端へと直角移動し、フィルム排出上
下シリンダー(57)の下降動作でフィルム押えと同時に
フィルム先端を吸着し、排出動作へ移行することができ
るようになっている。
そして、このフィルム押え兼排出装置(54)の下方
に、新しいフィルムと古いフィルムとを分離する分離板
(59)が第12図のようにあって、新しいフィルムと古い
フィルムの接触で静電気の発生するのを防ぐようになっ
ている。
この場合、古いフィルム端の上に新しいフィルム端が
重なるように、前記したフィルム搬送装置(D)で新し
いフィルムが搬送され、フィルム固定装置(E)上にセ
ットされるのである。
フィルム固定装置(E)上に古いフィルムがセットさ
れると、各定盤(48)(50(49)の吸着孔からフィルム
を下方から吸着する作用が働き、フィルム押え兼排出装
置(54)の吸着固定板(58)も上方からフィルム排出上
下シリンダー(57)で新・古フィルムを押えるようにな
る。
前述したフィルム吸着搬送パッド(46)もフィルム搬
送後、新・古フィルムを上方から押える。
以上のようににして、フィルムが押えられると第1図
に示すフィルムストップシリンダー(60)が働いて、そ
のストッパー部が下降し古いフィルムを押える。
この場合、ダンサーローラ(61)が上昇し、フィルム
供給に支障のないようにする。
何れにしても、ダアンサーローラ(61)が上昇するの
は、粘着テープによる自動継ぎに余裕時間を与えるため
である。
カッター装置(F) フィルムが押えられると、次にカッター装置(F)が
働く。カッター装置(F)は、前方定盤(49)の後端に
形成された第8、12図及び第15図に示す下刃(62)と、
上下に揺動する上刃(63)とからなっている。
上刃(63)が下降するときには、中間定盤(50)はシ
リンダー(51)により下方に揺動し、カッター下降に支
障のないようにする。
上刃(63)の駆動機構は、次のようになっている。
すなわち、第8図のように上刃(63)はフレーム(10
1)に対してその下端が枢支(64)され、上端に懸吊糸
(65)が取付けられ、懸吊糸(65)はガイドローラ(6
6)を介して懸吊され、下端に錘り(67)があって上刃
(63)を常時上方に向かって附勢している。
フレーム(101)に中間が枢支(68)されたクランク
型駆動アーム(69)の上端に設けられたローラ(70)
が、上刃(63)を下向きに押圧するように働く。
そのために、駆動アーム(69)の下端にはシリンダー
(72)のピストンロッド(71)が枢支(73)されてい
て、シリンダー(72)が働くと駆動アーム(69)でロー
ラ(70)が上刃(63)を錘り(67)の力に抗して下方に
揺動せしめる。
また、カッター装置(F)にはカッター安全ストッパ
ーがある。
第9、10図のように、安全ピン(74)を突設したアー
ム(75)の基端が支柱(76)に枢支され、シリンダー
(78)のピストンロッド(77)がアーム(75)に枢支
(79)されている。
したがって、上刃(63)が下降する必要のない作業前
では、シリンダー(78)が働いてそのピストンロッド
(77)でアーム(75)を前方に揺動せしめ、安全ピン
(74)をカッターの下方落下軌跡の範囲内に突出せし
め、不意に落下するカッター(63)を受けてカッター作
業が行われないようにする。
以上のように、カッター装置(F)が構成されている
ので、中間定盤(50)がそのシリンダー(51)で下降し
てカッターの通過軌跡を開口し、次いでシリンダー(7
2)が働いて、駆動アーム(69)のローラ(70)で上刃
(63)を錘り(67)の力に抗して下降せしめ、下刃(6
2)と共働してフィルムを切断する。
フィルムの切断は、古いフィルムの上に新しいフィル
ムが重なった次点で切断されるもので、切断された新し
いフィルムの切断先端は、フィルム押え兼排出装置(5
4)の吸着固定板(58)で吸着され、フィルム排出前後
シリンダー(56)で装置手前(紙面に直角方向)に吸着
搬送され、フィルム排出回転アクチエーター(55)で吸
着固定板(58)は45゜回動し、吸着を解除して第2図に
示すスクラップボックス(94)に廃棄する。
吸着固定板(58)は、切断されたフィルム先端を廃棄
後、フィルム流れ方向に対して45゜傾斜した定位置で停
止し、次のフィルム継ぎまで待機する。
テーピング装置(G) 次に、テーピング装置(G)が働く。
テーピング装置には、第4、5図のように粘着テープ
ヘッド本体(83)を前後動せしめるためのフレーム(10
0)に設けられたテープ貼り前後シリンダー(82)「ロ
ッドレスシリンダー」と、ヘッド本体を上下せしめるテ
ープ貼り上下シリンダー(81)がある。
ヘッド本体(83)には粘着テープリール(80)があ
り、これからガイドローラ(84)を介して引出されるテ
ープ(91)は吸着パッド(85)に吸着されるようになっ
ていて、吸着パッド(85)は、また、ヘッド本体(83)
に固定のパッド上下シリンダー(92)でピストンロッド
とアームを介して上下動するようになっている。
又、テープ貼り前後動シリンダー(82)でヘッド本体
(83)と共に移動するプレート(104)に、テープ貼り
ローラ上下シリンダー(102)があって、そのロッド(9
0)を介してアーム(105)が上下に揺動し、そのローラ
(88)が上下動するようになっている。
プレート(104)には又、粘着テープカッター(89)
があり、これはカッターホルダー(87)を介してテープ
カッター用ロータリーソレノイド(86)で第6図のよう
にフィルム幅方向に回動するようになっている。
粘着テープ(91)はリール(80)からガイドローラ
(84)を介して吸着パッド(85)まで引出されて吸着さ
れているが、前記したセンサー(23)によりフィルム端
セット位置(d)を検知すると、テーピング装置が働い
てテープ貼り前後シリンダー(82)でフィルムの進行方
向右端までヘッド本体(83)が移動され、テープ貼り上
下シリンダー(81)でヘッド本体(83)は下降し、更に
パッド上下シリンダー(92)が働いて吸着パッド(85)
はカットされたフィルム端に圧着する。
次いで、テープ貼り前後シリンダー(82)でヘッド本
体(83)とプレート(104)が図上で左方向に移動する
ことにより、粘着テープ(91)はリール(80)より引出
され、古いフィルムと新しいフィルムとを接続してい
く。この場合、ヘッドの進行に妨げとならないように、
吸着パッドによる吸着はとかれている。
フィルムの端部に達すると、吸着パッド(85)は粘着
テープ(91)を吸着し、ロータリーソレノイド(86)が
働いて、カッターホルダー(87)は回動し、カッター
(89)は粘着テープを切断する。カッター(89)は市販
のカッターの刃先を使用しているので、適時変換可能で
ある。
ローラ(88)はフィルムに接着されたテープ上をヘッ
ド本体(83)とレート(104)の移動に伴い転動して、
粘着テープをフィルムに圧着せしめる。圧着はテープ貼
りローラ上下シリンダー(102)により、ロッド(90)
でアーム(105)を揺動せしめることによりなされる。
以上のカッター動作が終わると、ヘッド本体(83)は
テープ貼り上下シリンダー(81)で上昇し、次の動作ま
で待機することになる。
この場合、ロール(88)もテープ貼りローラ上下シリ
ンダー(102)により上動している。
そして、テープカッター用ロータリーソレノイド(8
6)でカッターも元の位置に復元している。
以上のようににしてテープ貼りが完了すると、フィル
ム搬送上下シリンダー(45)が吸着をといた吸着搬送パ
ッド(46)を上昇せしめると共に、フィルム押え兼排出
装置(54)の吸着固定板(58)も上昇し、フィルム吸着
孔による吸着も解除され、フィルムストップシリンダー
(60)でストッパーが上昇して、ダンサーローラ(61)
が下降を開始し、定位置に戻る。
かくして、粘着テープ接続完了の信号により第2図に
示す紙管排出シリンダー(47)が働き、スプール(30
a)から空紙管を押し出す動作が与えられる。
このとき、チャックアンクランプ右シリンダー(34
a)の作動でコレクトチャックの径が縮小されているの
で、空紙管はスプール(30a)から紙管排出シリンダー
(47)のピストンロッド先端突起(47a)で押し出さ
れ、押し出された空紙管は紙管廃棄受けボックス(95)
へ排出される。このとき、切断された古いフィルムは紙
管と共に排出される。
紙管排出シリンダー(47)の戻り信号により反転アー
ム(36)が回転し、フィルム移載装置(24)に対応した
定位置にスプール(30a)は停止する。
このとき既に、センサー(23)でフィルム搬送可セッ
ト位置を検知して、フィルム移載装置が反転アーム(3
6)のスプール(30a)に対応しているので、前述した要
領で新しいロールフィルム(f)がスプール(30a)に
供給される。
以上のようなサイクルを繰り返して自動継ぎが行われ
るが、その装置の作動は第1図に示すコントロール装置
(103)ですべて制御され、各装置の動きはフィルム反
転装置以下すべてエアシリンダーによって駆動される。
本発明は、図面に示す実施例以外に発明の精神を変更
しない範囲内において、適宜設計変更し得るものであ
る。
(発明の効果) 本発明によれば、PTP包装充填の機能能力に合わせて
フィルムを連続的に供給することができ、しかもフィル
ムセット作業、フィルム継ぎ作業、紙管の処理がすべて
自動的に行われて省力化され、安全作業が向上すると共
に、生産性が向上するという特徴がある。
また、請求項第2項の発明によれば、空紙管の排出さ
れた新しいスプールに向かって搬送台車からフィルム移
載装置を用いて、人手を用いることなく、自動的にロー
ルフィルムを所定の位置にセッティングできて、ロール
フィルムの蛇行を防止することができ、したがってロー
ルフィルムを円滑に供給できるという特徴があり、請求
項第3項に記載された具体的な反転アーム装置によれ
ば、空紙管の排出が自動的に行われ、使用済みのスプー
ルを新しいロールフィルムの供給位置に向かって自動的
に反転してセッティングできる。
さらに、請求項第4項に記載された具体的なカッター
装置によれば、一般のペーパーカッター刃と同様に、ロ
ールフィルムを円滑に切断できまた、請求項第5項に記
載された具体的なテーピング装置によれば、粘着テープ
端を吸着パッドによってロールフィルムの継ぎ部分の端
部に確実に貼りつけ、テーピンヘッドの移動によって粘
着テープリールから粘着テープを自動的に引出して、新
しいロールフィルム端と古いロールフィルム端とにテー
プ貼りローラで粘着テープを圧着して接着できる。
また、貼りつけ終わった粘着テープは、粘着テープカ
ッターで切断され、切断と同時に粘着テープの切断端は
吸着パッドに吸着固定されて、次のテーピング作業に移
り際、粘着テープのフィルム継ぎ部分に確実に接着で
き、フィルム継ぎを連続して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の簡略正面図、 第2図は同上平面図、 第3図はカッター装置とテーピング装置及び移載装置と
の関係を示す説明図、 第4図(イ)(ロ)はテーピング装置のテープ貼り始め
時とテープカット以後の動作図と一部省略の側面図、 第5、6図はテーピング装置の説明図、 第7図はセンサーの説明図、 第8図はカッターの側面図、 第9図はカッター安全ストッパーの平面図、 第10図は同上側面図、 第11図はコレクトチャックの断面図、 第12図はフィルム固定装置の説明図、 第13、14図は異なった方向からみたフィルム押え排出装
置の説明図、 第15図は同上の平面図、 第16図は従来装置の簡略正面図、 第17図は従来装置の説明図、 第18図は従来のフィルム送り出しローラ軸部分の説明
図、 第19図は従来装置の継ぎ動作を示す説明図である。 (A)……反転アーム装置 (B)……フィルム移載装置 (C)……フィルム送り位置決め装置 (D)……フィルム搬送装置 (E)……フィルム固定装置 (F)……フィルムカッター装置 (G)……テーピング装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の装置(A)〜(G)からなる包装充填
    機におけるフィルム自動セッティング及び自動継ぎ装
    置。 (A)使用済みの紙管をコレクトチャックのあるスプー
    ルから排出せしめる紙管排出シリンダー装置が配設され
    た位置から、フィルム移載装置のあるフィルム供給位置
    に向かって反転自在な左右一対のスプールを具えた反転
    アーム装置。 (B)ロールフィルムを下方から支持する左右一対の移
    載棒を具え、かつ搬送台車からのロールフィルムの受取
    り位置からスプール位置まで移動して、スプールにロー
    ルフィルムを供給するロールフィルム移載装置。 (C)スプールに供給されたロールフィルムを検知し
    て、ロールフィルムを回転せしめるフィルム駆動ローラ
    を具え、かつ該ローラをロールフィルムに押しつけるロ
    ーラ押し付けシリンダーを具え、ロールフィルム先端を
    定位置設定位置まで移動せしめるフィルム送り位置決め
    装置。 (D)フィルム送り位置決め装置で定位置に設定された
    フィルム先端を吸着して、カッター装置及びテーピング
    装置までフィルムを搬送せしめるフィルム吸着搬送パッ
    ドと、このフィルム吸着搬送パッドの上下動と前後動用
    の駆動装置とを具えたフィルム搬送装置。 (E)カッター装置及びテーピング装置に対応してフィ
    ルムを固定するための定盤に設けられたフィルムを下方
    から吸着する吸着孔装置と、フィルムを上方から押える
    フィルム押え兼排出装置を具え、かつ該フィルム押え兼
    排出装置は切断されたフィルムを吸着して排出せしめる
    駆動装置を具えたものからなるフィルム固定装置。 (F)フィルム吸着搬送パッドで搬送された新しいフィ
    ルムと古いフィルムとが重なった定盤位置において上下
    動するカッターを具えたフィルムカッター装置。 (G)粘着テープリールとロールフィルムに粘着テープ
    端を圧着できる吸着パッドを具えたヘッド本体と、粘着
    テープのカッターとテープ貼りローラを具えたプレート
    とを上下左右動せしめるシリンダー装置のあるテーピン
    グ装置。
  2. 【請求項2】ロールフィルムを下方から支持する左右一
    対の移載棒を具え、かつ搬送台車からのロールフィルム
    の受取り位置からスプール位置まで前後動し、新しいス
    プールにロールフィルムを供給するフィルム移載装置
    と、該フィルム移載装置からのロールフィルムの紙管を
    固定するコレクトチャックのあるスプールを具えた反転
    アーム装置と、スプールに供給されたロールフィルムを
    検知して、この検知したロールフィルムの先端が、フィ
    ルム吸着搬送パッドにて吸着できる定位置までロールフ
    ィルムを回転せしめるフィルム駆動ローラを具えたフィ
    ルム送り位置決め装置と、このロールフィルムの先端を
    吸着したフィルム吸着パッドを、フィルム継ぎ位置まで
    搬送するフィルム搬送装置とからなるフィルム自動セッ
    ティング装置。
  3. 【請求項3】コレクトチャックを具えた左右一対のスプ
    ールをもつ反転アームの各スプールに対応してコレクト
    チャックを解除するチャックアンクランプシリンダーを
    設けると共に、使用中のスプールから使用済みの紙管を
    排出せしめる紙管排出シリンダーを、使用中のスプール
    に対応して設けてなる反転アーム装置を具えた請求項1
    に記載のフィルム自動セッティング及び自動継ぎ装置、
    又は請求項2に記載のフィルム自動セッティング装置。
  4. 【請求項4】引き上げ位置に附勢された上刃と、これを
    固定の下刃の位置まで下降せしめるクランク型駆動アー
    ムと、その駆動用シリンダー装置とからなるカッター装
    置を具えた請求項1記載のフィルム自動セッティング及
    び自動継ぎ装置。
  5. 【請求項5】テーピングヘッドを前後動せしめるための
    フレームに設けられたテープ貼り前後動シリンダー装置
    と、テーピングヘッドを上下動せしめるテープ貼り上下
    動シリンダー装置を具え、かつヘッド本体には粘着テー
    プリールと粘着テープ端をフィルムの継ぎ部分に圧着す
    る上下動自在な吸着パッドとを具え、またプレートには
    フィルムに圧着されたテープを切断する粘着テープカッ
    ター及びフィルム粘着テープを圧着せしめる粘着テープ
    貼りローラを具えたテーピング装置をもつ請求項1記載
    のフィルム自動セッティング及び自動継ぎ装置。
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