JP3010177U - サンドイッチの自動包装機 - Google Patents

サンドイッチの自動包装機

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JP3010177U
JP3010177U JP1994013239U JP1323994U JP3010177U JP 3010177 U JP3010177 U JP 3010177U JP 1994013239 U JP1994013239 U JP 1994013239U JP 1323994 U JP1323994 U JP 1323994U JP 3010177 U JP3010177 U JP 3010177U
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film
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Inventor
修二 佐藤
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ユニーク・マシナリー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 量産可能で衛生的なサンドイッチ包装機を提
供する。 【構成】 サンドイッチを前方に送る送り装置と、送り
装置の前方に配装したベルトコンベアと、このベルトコ
ンベア上に包装用フィルムを供給する装置16と、同ベ
ルトコンベア上の包装用フィルム上に上記送り装置から
サンドイッチを移し載せる装置41と、同サンドイッチ
の左・右面を被覆する装置と、同背面を被覆する背張り
装置と、同底面を被覆する底張り装置と、背張りおよび
底張りによって形成された折り余り部をシールするシー
ル装置とを備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サンドイッチの自動包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、サンドイッチはラッピング・フィルムを利用して手で包むことにより陳 列したり、予め三角形につくられた透明袋に手作業で入れ且つ手作業で口を閉じ る手段で包むことにより陳列したりしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術において述べたラッピング・フィルムを用い手作業で包む方法 および三角形袋に手作業で詰める方法は、衛生的に好ましくない、包み終った状 態が不揃いになってしまう、手間がかかって量産に向かない等の欠陥があった。
【0004】 本考案は、上記欠陥を解消することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決しょうとする手段】
上記目的を達成するために本考案は、サンドイッチをその前面が前側となり背 面が後側となり底面が下側となる状態で前方に送る送り装置と、送り装置の前方 に配装したベルトコンベアと、このベルトコンベア上に包装用フィルムを供給す る装置と、同ベルトコンベア上の包装用フィルム上に上記送り装置からサンドイ ッチを当該サンドイッチの前面が下なる状態として移し載せる装置と、サンドイ ッチの載った包装用フィルムの左・右面被覆個所を折り立てる同サンドイッチの 左・右面を被覆する装置と、同包装用フィルムの左・右側背面被覆個所を同サン ドイッチの背面に折り重ね且つ相互に止着して同背面を被覆する背張り装置と、 同包装用フィルムの左・右底面被覆個所を同サンドイッチの底面に折り重ね且つ 相互に止着して同底面を被覆する底張り装置と、背張りおよび底張りによって形 成された折り余り部をシールするシール装置とを備えたものであり、 そして、背張り装置が空気追い出し部をもつものであり、 そして、底張り装置が空気追い出し部をもつものである。
【0006】
【作用】
本考案は上記の通りであるので、後述する実施例によっても判るように、サン ドイッチを整然と揃った状態に包むことを、手間のかからない量産の可能な衛生 的な手段でなすことを可能とするものであり、また請求項2もしくは請求項3に 係わる包装機は、サンドイッチのように柔く、包装したときに中に空気が残るこ とを好まないような商品の包装を可能にするものである。
【0007】
【考案の効果】
本考案に係わるサンドイッチの自動包装機は、サンドイッチを包装する作業の 省力化に極めて好適なものであり、しかも当該サンドイッチの包装を衛生的に好 ましい状態、整然と揃った陳列し易い状態および中に空気の残らない状態でなす ことを可能とするものであって、所期の目的の達成に多大に貢献しその効果は大 きいものである。
【0008】
【実施例】
図に示す実施例は、第1ベルトコンベア1の前方に第2〜第5ベルトコンベア 2〜5を順に1列に配置し、第1ベルトコンベア1の後端部はサンドイッチ6を その斜辺面すなわち前面23が前側となり垂直辺面すなわち背面24が後側とな り底辺面すなわち底面26が下側となる状態で載せ置くためにの被包装物載置個 所10とし、前端部は第2ベルトコンベア2に対するサンドイッチ6の渡し個所 11とし、また第1ベルトコンベア1の中間部の左右両側に同第1ベルトコンベ ア1と同じ速さで作動する左・右側挟み送りコンベア12、13を設ける。
【0009】 第2ベルトコンベア2の下方には後述する透明な特殊形状の熱溶着可能素材製 包装用フィルム14の多数枚を連続させた構成の長尺フィルム15を繰り出す包 装用フィルム供給部16と、カットテープ17を長尺のまま繰り出す長尺カット テープ供給部18と、長尺フィルム15の所定位置に対して長尺カットテープ1 7を重ね状態とし且つ当該重ね状態物19を上記第2ベルトコンベア2の後端部 の上に送り出すロール群部20とを配装する。これ等包装用フィルム供給部16 、カットテープ供給部18、送りロール群部20はサンドイッチ6が第2ベルト コンベア2の上に載る前に上記重ね状態物19の先端部分21が同第2ベルトコ ンベア2の上面に敷かれた状態となるスピードで作動するように送りロール10 1およびピンチロール102により牽引する。
【0010】 熱溶着可能素材製包装用フィルム14は、略6角形状を呈していて、サンドイ ッチ6の前面23、背面24、底面26、左面27および右面28を被覆する形 の、前面被覆個所29、左側・右側で構成された背面被覆個所30、32、左側 ・右側で構成された底面被覆個所33、35、左面被覆個所36および右面被覆 個所37とこれ等各個所29〜37間に設けた折畳用耳個所38とからなり、必 要個所に位置確認用レジマーク39を備えているものである。
【0011】 第1ベルトコンベア1と第2ベルトコンベア2の間の個所に第1ベルトコンベ ア1の渡し個所11上に来たサンドイッチ6を第2ベルトコンベア2上に135 度回転させて移し載せるサンドイッチ6の向き変え装置41を設けてある。この 向き変え装置41は、モータ42によりギヤ43、44を介して回転する左・右 ネジ45、46をもつスクリューシャフト47により左右動して遠近する左・右 のスライダ48、49と、エアシリンダ50によりラック装置40およびピニオ ン104を介して回転する左・右キー51、52付き棒シャフト53によって前 後方向に揺動(起伏)する左・右一対のL形状挟持用アーム54、55とからな り、これ等各挟持用アーム54、55は先端部の内側にサンドイッチ6の左・右 面27、28への当り部材56、57をもち、基端に溝58付きボス59をもっ ており、このボス59の溝58にスライダ48、49に設けた二叉部60を回転 自在に遊嵌してある。また、第2ベルトコンベア2の上の左右両側の上方には同 第2ベルトコンベア2と同じ速度で作動する左・右ガイドベルト61、62が懸 架されている。
【0012】 第2ベルトコンベア2と第3ベルトコンベア3との間の個所に上記した重ね状 態物19を包装用フィルム14同士の間で切り離すシリンダ64により上下作動 するフィルムカッター65およびその固定受刃66を上下配置として設ける。
【0013】 第3ベルトコンベア3の後半部を伸展状の包装用フィルム14の上にサンドイ ッチ6が載った包装前物68の受取個所69とし、この受取個所69の左右両側 に包装用フィルム14における左・右面被覆個所36、37の折り立て用ガイド 板70、71を、また当該折り立て用ガイド板70、71の内側にサンドイッチ ガイド用ガイド板72、73をそれぞれ設けると共に同第3ベルトコンベア3の 前半部74の左右両側に折り立て状態の左・右面被覆個所36、37をサンドイ ッチ6の左・右面に軽く押して密着させるための左右一対の第1押圧板装置75 、76を装備する。これ等左・右の第1押圧板装置75、76はクッションバネ 77をもっていてサンドイッチ6にはソフトにタッチし押潰してしまうことのな いようになっている。
【0014】 第3ベルトコンベア3の前半部74の上方にエアシリンダ78の伸長によって 前方に向って下がる傾斜方向に下降(前進)し、同エアシリンダ78の収縮によ って上昇(後退)する耐熱絶縁材料製背張り用受けプレート79を配装すると共 に同前半部74の左右両側に、包装用フィルム14における右側の背面被覆個所 32を折り倒して背張り用受けプレート79の上面に重り状態とする右側背面用 折り込み部材81および左側の背面被覆個所30を折り倒して背張り用受けプレ ート79の上面に存する右側背面被覆個所32の上に重り状態とする左側背面用 折込部材80を装備し、またこれ等左・右両側の背面用折込部材80、81によ って折り重ね状態となっている左・右両側背面被覆個所32、30を相互に熱溶 着する背張り用バー・ヒータ82を背張り用受けプレート79に対して遠近方向 に往復駆動する状態として設ける。
【0015】 第4ベルトコンベア4の前半個所の上方にエアシリンダ85の伸長により傾斜 方向に下降し、同エアシリンダ85の収縮により逆の方向に上昇する取付部材8 7を配装し、この取付部材87にエアシリンダ88の伸長により後方に向って平 行移動し同エアシリンダ88の収縮により前方に向って平行移動する耐熱絶縁材 料製底張り用受けプレート89を配装すると共に同第4ベルトコンベア4の後半 個所の左右両側に、包装用フィルム14における右側底面被覆個所35を折り倒 して底張り用受けプレート89の上面に重り状態とする右側底面用折り込み部材 91および左側の底面被覆個所33を折り倒して底張り用受けプレート86の上 面に存する右側底面被覆個所35の上に重り状態とする左側底面用折込み部材9 0を装備し、またこれ等左・右両側の底面用折込部材91、90によって折り重 ね状態となっている左・右両側底面被覆個所33、35を相互に熱溶着する底張 りスポット・シール141用スポット・ヒータ92を底張り用受けプレート89 に対して遠近方向にエアシリンダ(図示せず)により往復駆動する状態として設 け、更に第4ベルトコンベア4の後半個所の上方にエアシリンダ94の伸長によ り下降し収縮により上昇するフィルム押え部材95を配装すると共に同第4ベル トコンベア4の中央個所の左右両側に折り立て状態の左・右面被覆個所36、3 7をサンドイッチ6の左・右面に軽く押して密着させるための左右1対の第2押 圧板装置96、97を装備する。これ等左・右の第2押圧板装置96、97はク ッションバネ98をもっていてサンドイッチ6にはソフトにタッチし押潰してし まうことのないようになっている。
【0016】 第5ベルトコンベア5の周囲には左右方向および前方向に広がるテーブル状部 110を、これ等第5ベルトコンベア5、テーブル状部110の上面が同じ高さ となして設け、このテーブル状部110において第5ベルトコンベア5の前方に 位置する個所に上面に耐熱絶縁材料製第1敷板111を敷設し、この敷板111 の上方にエアシリンダ112の伸長により下降し収縮により上昇する上側折り余 り耳部109への上部シール113着け用バー・ヒータ部材114およびノッチ (切込み)115着け用カット部材116を配装する。尚、上部シール113着 け用バー・ヒータ部材114はクッションバネ117をもっていてソフトダッチ でシール着けをなすようになっている。
【0017】 テーブル状部110の上方に第5ベルトコンベア5の送り方向と同第5ベルト コンベア5の上で直交する送り向きとして間欠作動型チェーンドライブ118を 支持部119により支承して設け、このチェーンドライブ118の外周の多数個 所に押し送り用三角ヘラ状部120をアーム121により固定すると共に各三角 ヘラ状部120の前方側斜辺に突き当り片122を設ける。チェーンドライブ1 18の停止は各三角ヘラ状部120が順々に第5ベルトコンベア5の左側の近く に到来する度になすようにしてある。
【0018】 テーブル状部110の第5ベルトコンベア5の右方における三角ヘラ状部12 0が停止する各位置と対応する各個所のうちでを第5ベルトコンベア5に最も近 い個所を第1作業部123とし、次に近い個所を第2作業部124とし、その次 に近い個所を第3作業部125とし更にその次に近い個所を第4作業部126と する。
【0019】 第1作業部123の後辺個所の上面に耐熱絶縁材料製第2敷板127を敷設し 、この第2敷板127の上方にエアシリンダ(図示せず)の伸長により下降し収 縮により上昇する下側折り余り部128への下部シール129着け用バー・ヒー タ130を配装する。
【0020】 第2作業部124の後辺個所の外にエアシリンダ132により往復動するラッ ク133および同ラック133により回転するピニオン134によって起伏作動 する下側折り余り部128用折畳み部材135を配装すると共に第2作業部12 4の後辺個所の上方にエアシリンダ(図示せず)の伸長により下降(先進)し収 縮により上昇(後退)する下側折り余り部128の仮止め用ポイントシール13 1着け用ピン・ヒータ部材136を配装する。
【0021】 第3作業部125の後辺個所の上方にエアシリンダ(図示せず)の伸長により 下降(前進)し収縮により上昇(後退)する下側折り余り耳部128の本止めシ ール140用面状ヒータ部材137を配装する。
【0022】 第4作業部126を包装完了物138の取出用部139としたものである。
【0023】 上記実施例は、三角形を呈するサンドイッチ6を透明な包装用フィルム14で 包む作業を自動的に行うものであって、
【0024】 先ず、包装用フィルム供給部16およびカットテープ供給部18から長尺フィ ルム15および長尺カットテープ17を繰り出し、送りロール群部20を経て第 2ベルトコンベア2の上に案内し且つ送りロール101およびピンチロール10 2により牽引することによって第2ベルトコンベア2の上に長尺フィルム15と 長尺カットテープ17の重ね状態物19を正しく敷設し且つ当該重ね状態物19 の先端をフィルムカッター65でカットして先端の縁揃えをなす等の前操作を行 って包装開始体勢とする。
【0025】 然るのち、被包装物載置個所10の上にサンドイッチ6を、その前面23が前 側となり背面24が後側となり底面26が下側となる状態で載せ置く。斯くする とサンドイッチ6が第1ベルトコンベア1および左・右側挟み送りコンベア12 、13に搬送され、当該サンドイッチ6が渡し個所11に至ったときにこれ等コ ンベア1、12、13が停止する。この渡し個所11上に来たサンドイッチ6を 向き変え装置41の作用により135度回転させて第2ベルトコンベア2の上に 移し、よって当該サンドイッチ6を左・右ガイドベルト61、62の間の位置に なして第2ベルトコンベア2上の上記重ね状態物19の上に載せ置く。
【0026】 尚、向き変え装置41は、渡し個所11にサンドイッチ6が来て停止したとき に、モータ42によりスクリューシャフト47が回転して左右両スライダ48、 49を内方に移動し、この左右両スライダ48、49の移動によって左・右のL 形状挟持用アーム54、55がサンドイッチ6に接近して行き、当り部材56、 57がサンドイッチ6の左・右面27、28にソフトに当接して同サンドイッチ 6を挟持すると共にこの挟持後に、エアシリンダ50によりラック装置40が棒 シャフト53を介して上記挟持用アーム54、55を前方に135度回転し、サ ンドイッチ6を第2ベルトコンベア2の上の重ね状態物19の上に載せ、この載 った時点でモータ42がスクリューシャフト47を逆転させて挟持用アーム54 、55によるサンドイッチの挟持を解放し、この解放後にラック装置40が戻り 棒シャフト53を介して状挟持用アーム54、55を元の位置に戻し、次回に備 える。
【0027】 第2ベルトコンベア2の上の重ね状態物19にサンドイッチ6が載ると、第2 および第3ベルトコンベア2、3および左・右ガイドベルト61、62ならびに 送りロール101およびピンチロール102の作動によってサンドイッチ6およ び重ね状態物19が第3ベルトコンベア3の上に移り渡り、当該サンドイッチ6 の全体が同第3ベルトコンベア3における受取個所69の上に渡り切ったときに 一時的に停止し、この停止中にフィルムカッター65が作動して重ね状態物19 をカットして包装用フィルム14を得る。
【0028】 第3ベルトコンベア3が再び動き出すと当該第3ベルトコンベア3上に存する サンドイッチ6および包装用フィルム14が前方に移動し、この移動の際に包装 用フィルム14における左・右面被覆個所36、37が折り立て用ガイド板70 、71およびサンドイッチガイド用ガイド板72、73により起立され、そして サンドイッチ6が左右の第1押圧板装置75、76の間に位置したときに第3ベ ルトコンベア3が停止する。尚、この停止の直前にはエアシリンダ78が伸長し て背張り用受けプレート79が下降され、この下降した背張り用受けプレート7 9にサンドイッチ6が極く軽く当接したときに上記第3ベルトコンベアの停止が なされるようになっている。
【0029】 左右の第1押圧板装置75、76の間にサンドイッチ6が来たことをセンサー 8により感知したときに当該第1押圧板装置75、76が内方に進んで上記にお いて折り立てられた左・右面被覆個所36、37をサンドイッチ6の左・右面2 7、28に極くソフトに押圧して包装用フィルム14とサンドイッチ6間から空 気を追い出すと共に左・右側背面用折込み部材80、81が包装用フィルム14 における左・右側の背面被覆個所30、32を下降した状態となっている背張り 用受けプレート79に折り重ね、この折り重ね後に背張り用バー・ヒータ82が 背張り用受けプレート79に接近して左・右側の背面被覆個所30、32を相互 に止着し、この止着後に背張り用バー・ヒータ82および背張り用受けプレート 79が上方向に、また左・右側背面用折込み部材80、81が左・右外向き方向 にそれぞれ戻って次回に備える。この戻り後に第3ベルトコンベア3上で背張り の終ったサンドイッチ6が第4ベルトコンベア4上に移り渡る。上記背張り工程 の場合には折畳用耳個所38が折れ重って上側折り余り耳部109を形成する。
【0030】 第4ベルトコンベア4の上における左・右の第2押圧板装置96、97の間に サンドイッチ6および包装用フィルム14が位置したことをセンサー9が感知し て第4ベルトコンベア4を停止し、この停止の直後にフィルム押え部材95が下 降して包装用フィルム14の後端部を上から第4ベルトコンベア4に押圧して当 該包装用フィルム14の前方移動を阻止すると共にエアシリンダ85が伸長して 取付部材87が斜めに下降し且つエアシリンダ88が収縮して底張り用受けプレ ート89が前方に移動する動作をなし、背張り部の余剰部分84を折り倒おす工 程とサンドイッチ6を前の方に押して上記背張り部分内から空気を追い出す工程 を行い、また第2押圧板装置96、97が内方に進んで上記左・右面被覆個所3 6、37をサンドイッチ6の左・右面27、28に極くソフトに押圧して包装用 フィルム14とサンドイッチ6の間から空気を追い出し、これ等追い出し状態を 維持しておいてフィルム押え部材95を上昇させたのちに左・右側底面用折り込 み部材90、91が包装用フィルム14における左・右の底面被覆個所33、3 5を底張り用受けプレート89に折り重ね、この折り重ね後に底張り用スポット ・ヒータ92が底張り用受プレート89に接近して左・右側の底面被覆個所33 、35を相互に仮止め的に止着し、この止着後に底張り用スポット・ヒータ92 および底張り用受けプレート89が上方向に、また左・右側底面用折り込み部材 90、91が左・右外向き方向にそれぞれ戻って次回に備える。この戻り後に第 4ベルトコンベア4上で底張りの終った包装途中物142を第5ベルトコンベア 5上に移し渡す。上記底張り工程の場合には折畳用耳個所38が折れ重って下側 折り余り耳部108を形成する。
【0031】 第5ベルトコンベア5の上に至った包装途中物142は、当該第5ベルトコン ベア5の横で予め待機状態となっている三角ヘラ状部120に設けられている突 き当り片122に当接して上側折り余り部109が第1敷板111に載った状態 となる。この載った状態の包装途中物142をセンサー7が感知して第5ベルト コンベア5を停止し、この停止の直後にエアシリンダ112が伸長して上部シー ル113着け用バー・ヒータ部材114およびノッチ(切込み)115着け用カ ット部材116が下降し、上側折り余り耳部109に上部シール113着けおよ びノッチ115着けを行ってから上昇する。
【0032】 この上部シール113着け用バー・ヒータ部材114およびノッチ115着け 用カット部材116の上昇後にチェーンドライブ118が上記上部シール113 およびノッチ115付き包装途中物142をテーブル状部110における第1作 業部123に押送して停止すると共に下部シール129着け用バー・ヒータ部材 130が下降して下側折り余り耳部128に下部シール129を行ってから上昇 する。
【0033】 この下部シール129着け用バー・ヒータ部材130の上昇後にチェーンドラ イブ118が下部シール129着け後の包装途中物142を第2作業部124に 押送して停止すると共にラック133により下側折り余り耳部128用折畳み部 材135を起立させることによって下側折り余り耳部128を上記底張り部分に 重った状態に維持し、この維持状態において仮止め用ポイントシール部材136 が下降して下側折り余り耳部128を底張り部分の外面に仮止めシール131を 行ってから上昇する。
【0034】 この仮止め用ポイントシール部材136の上昇後にチェーンドライブ118が 仮止め後の包装途中物142を第3作業部125に押送して停止すると共に本止 め用面シール部材137が下降して下側折り余り耳部128を底張り部分の外面 に本止めシール140を行って上昇し、よって包装を完了する。
【0035】 このようにして包装完了物138を得たのちチェーンドライブ118が作動し 当該包装完了物138を取出用部139に押送して停止すると共にこの取出用部 139から包装完了物138を作業者が取り出し、例えば箱詰め等を行うように したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体の側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】長尺カットテープ付き長尺フィルムの上にサン
ドイッチを移し載せる工程をなす移し部分を示す側面図
である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】図3A−A線に沿う断面図である。
【図6】包装用フィルムにおける左・右面被覆個所の折
り立つ工程および背張り工程をなす背面部処理部分を示
す側面図である。
【図7】同じく平面図である。
【図8】図7B−B線に沿う断面図である。
【図9】背張り工程の途中状態を示す断面図である。
【図10】同じく要部の拡大断面図である。
【図11】底張り工程をなす底面部処理部分を示す側面
図である。
【図12】同じく平面図である。
【図13】底張り処理工程における空気追い出し状態を
示す断面図である。
【図14】底張り処理工程の途中状態を示す断面図であ
る。
【図15】同じく要部の拡大断面図である。
【図16】テーブル状部とチェーンドライブの位置関係
図である。
【図17】上側折り余り部のシール工程およびノッチ切
り工程をなす上側折り余り部処理部分を示す側面図であ
る。
【図18】同じく平面図である。
【図19】下側折り余り部のシール工程をなす下側折り
余り部シール部分を示す側面図である。
【図20】同じく平面図である。
【図21】下側折り余り部の仮止め工程をなす下側折り
余り部の仮止め処理部分を示す側面図である。
【図22】同じく平面図である。
【図23】下側折り余り部の仮止め工程の途中の状態を
示す断面図である。
【図24】下側折り余り部の本止め工程をなす下側折り
余り部の本止め処理部分を示す側面図である。
【図25】同じく平面図である。
【図26】長尺フィルムを示す斜視図である。
【図27】包装用フィルムを示す斜視図である。
【図28】左・右面被覆個所を折り立てた状態を示す斜
視図である。
【図29】背張りした状態を示す斜視図である。
【図30】背張り部の余剰部分を倒した状態を示す斜視
図である。
【図31】底張りした状態を示す斜視図である。
【図32】上部シール着けをなした状態で示す斜視図で
ある。
【図33】下部シール着けがなした状態で示す斜視図で
ある。
【図34】下側折り余り部を仮止めした状態で示す斜視
図である。
【図35】下側折り余り部を本止めした包装完了物を示
す斜視図である。
【図36】包装完了物を陳列した状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 第1ベルトコンベア 2 第2ベルトコンベア 3 第3ベルトコンベア 4 第4ベルトコンベア 5 第5ベルトコンベア 6 サンドイッチ 7 センサー 8 センサー 9 センサー 10 被包装物載置個所 11 渡し個所 12 左側挟み送りコンベア 13 右側挟み送りコンベア 14 包装用フィルム 15 長尺フィルム 16 包装用フィルム供給部 17 カットテープ 18 長尺カットテープ供給部 19 重ね状態物 20 ロール群部 21 先端部分 23 前面 24 背面 26 底面 27 左面 28 右面 29 前面被覆個所 30 左側背面被覆個所 32 右側背面被覆個所 33 左側底面被覆個所 35 右側底面被覆個所 36 左面被覆個所 37 右面被覆個所 38 折畳用耳個所 39 レジマーク 40 ラック装置 41 サンドイッチの向き変え装置 42 モータ 43 ギヤ 44 ギヤ 45 左ネジ 46 右ネジ 47 スクリューシャフト 48 左のスライダ 49 右のスライダ 50 エアシリンダ 51 左キー 52 右キー 53 棒シャフト 54 左側L形状挟持用アーム 55 右側L形状挟持用アーム 56 左側の当り部材 57 右側の当り部材 58 溝 59 ボス 60 二叉部 61 左側ガイドベルト 62 右側ガイドベルト 64 シリンダ 65 フィルムカッター 66 受刃 68 包装前物 69 受取個所 70 左側折り立て用ガイド 71 右側折り立て用ガイド 72 サンドイッチガイド用ガイド板 73 サンドイッチガイド用ガイド板 74 前半部 75 第1押圧板装置 76 第1押圧板装置 77 クッションバネ 78 エアシリンダ 79 背張り用受けプレート 80 左側の背面用折込部材 81 右側の背面用折込部材 82 背張り用バー・ヒータ 84 背張り部の余剰部分 85 エアシリンダ 87 取付部材 88 エアシリンダ 89 底張り用受けプレート 90 左側底面用折り込み部材 91 右側底面用折り込み部材 92 底張り用スポット・ヒータ 94 エアシリンダ 95 フィルム押え部材 96 第2押圧板装置 97 第2押圧板装置 98 クッションバネ 101 送りロール 102 ピンチロール 103 ダンサロール 104 ピニオン 108 下側折り余り耳部 109 上側折り余り耳部 110 テーブル状部 111 第1敷板 112 エアシリンダ 113 上部シール 114 バー・ヒータ部材 115 ノッチ 116 カット部材 117 クッションバネ 118 チェーンドライブ 119 支持部 120 押し送り用三角ヘラ状部 121 アーム 122 突き当り片 123 第1作業部 124 第2作業部 125 第3作業部 126 第4作業部 127 第2敷板 128 下側折り余り部 129 下部シール 130 バー・ヒータ 131 ポイントシール 132 エアシリンダ 133 ラック 134 ピニオン 135 折り畳み部材 136 ピン・ヒータ部材 137 面状ヒータ部材 138 包装完了物 139 取出用部 140 本止ヒール 141 底張りスポット・シール 142 包装途中物

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンドイッチをその前面が前側となり背
    面が後側となり底面が下側となる状態で前方に送る送り
    装置と、送り装置の前方に配装したベルトコンベアと、
    このベルトコンベア上に包装用フィルムを供給する装置
    と、同ベルトコンベア上の包装用フィルム上に上記送り
    装置からサンドイッチを当該サンドイッチの前面が下な
    る状態として移し載せる装置と、サンドイッチの載った
    包装用フィルムの左・右面被覆個所を折り立てる同サン
    ドイッチの左・右面を被覆する装置と、同包装用フィル
    ムの左・右側背面被覆個所を同サンドイッチの背面に折
    り重ね且つ相互に止着して同背面を被覆する背張り装置
    と、同包装用フィルムの左・右底面被覆個所を同サンド
    イッチの底面に折り重ね且つ相互に止着して同底面を被
    覆する底張り装置と、背張りおよび底張りによって形成
    された折り余り部をシールするシール装置とを備えたこ
    とを特徴とするサンドイッチの自動包装機。
  2. 【請求項2】 背張り装置が空気追い出し部をもつこと
    を特徴とする請求項第1記載のサンドイッチの自動包装
    機。
  3. 【請求項3】 底張り装置が空気追い出し部をもつこと
    を特徴とする請求項第1記載のサンドイッチの自動包装
    機。
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