JPH06232708A - 遅延回路 - Google Patents

遅延回路

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JPH06232708A
JPH06232708A JP5308161A JP30816193A JPH06232708A JP H06232708 A JPH06232708 A JP H06232708A JP 5308161 A JP5308161 A JP 5308161A JP 30816193 A JP30816193 A JP 30816193A JP H06232708 A JPH06232708 A JP H06232708A
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current
circuit
delay
capacitor
current source
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JP5308161A
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Pierre Carbou
カルブ ピエール
Pascal Guignon
ギュイニョン パスカル
Philippe Perney
ペルネ フィリップ
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Texas Instruments Inc
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Texas Instruments Inc
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンチオーバーラップ値の変動を最小にし、
電源電圧が大きく変動しても遅延時間を一定にするこ
と。 【構成】 セルの入力端を構成するように、ゲートが互
いに接続された2つの電界効果トランジスタ(P0、N
0)のドレインの間に接続された電流源(I)と、遅延
すべき信号の前縁または後縁のいずれを遅延すべきかに
応じて、電流源(I)のターミナルの一方または他方に
リンクされたインバータ(INV)と、インバータ(I
NV)の入力端とアースとの間に接続され電源電圧に比
例し、かつ電流源により送られる電流(I)に反比例す
る遅延時間(Te)を定めるためのコンデンサ(C)と
から形成された少なくとも一つの遅延セルを備えた遅延
回路は、、電流を調節するための回路(Ci、Cu、S
1、S3、AMPLO、P1)を更に備え、電流源によ
り送られる電流が回路の電源電圧に比例するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遅延回路に関し、より詳
細には制御可能な遅延回路に関する。
【0002】
【従来技術】特に無線通信の分野におけるポータブル機
器の開発により、従来のデバイスのレンジ(5ボルト+
/−10%)よりも広いレンジの電源電圧(2. 7ボル
ト〜5. 5ボルト)で作動する集積回路が必要となって
きた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】デジタルCMOS回路
の構造は、2つのアンチオーバーラップシステムを備え
たクロックに依存しているので、アンチオーバーラップ
値が変動すると、かかる性能に影響がある。
【0004】本発明の目的は、アンチオーバーラップ値
の変動を最小値まで減少し、電源電圧が大幅に変動して
も回路による良好な性能を保証するように電源電圧の値
に左右されない遅延デバイスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的は
セルの入力端を構成するようにゲートが互いに接続され
た2つの電界効果トランジスタのドレインの間に接続さ
れた電流源と、遅延すべき信号の前縁または後縁のいず
れを遅延すべきかに応じて、電流源のターミナルの一方
または他方にリンクされたインバータと、インバータの
入力端とアースとの間に接続され電源電圧に比例し、か
つ、電流源により送られる電流に反比例する遅延時間を
定めるためのコンデンサとから形成された少なくとも一
つの遅延セルを備えた遅延回路において、電流を調節す
るための回路を更に備え、電流源により送られる電流が
回路の電源電圧に比例することを特徴とする遅延回路を
提供することにより達成される。
【0006】下記の説明から明らかとなるように、本遅
延デバイスはCMOS技術により良好に制御されるキャ
パシタンスおよび電流ミラー比のみに依存する。
【0007】以下、例として示した添付図面を参照し
て、下記の説明を読めば、本発明についてより良好に理
解できよう。
【0008】
【実施例】図1は、CMOS回路により遅延を発生させ
るための手段を示す。この遅延発生手段は、Pチャンネ
ルトランジスタP0を備えた回路状となっており、この
トランジスタP0のゲートは回路の入力端に接続され、
ドレインは電流源Iにリンクされており、電流源は更に
NチャンネルトランジスタN0のドレインに接続されて
おり、トランジスタN0のゲートは回路の入力端に接続
され、ソースはアースされている。
【0009】トランジスタP0のドレインは更にインバ
ータINVに接続され、インバータの出力端は回路の出
力端となっており、インバータの入力端はアースされた
コンデンサCに接続されている。
【0010】トランジスタP0と、トランジスタN0
と、トランジスタP0のドレインとトランジスタN0の
ドレインとの間に接続された電流源Iと、トランジスタ
P0のドレインとアースとの間に接続されたコンデンサ
Cと、入力端VCがトランジスタP0のドレインに接続
されているインバータINVとにより構成されたCMO
Sインバータの入力端に信号INが印加される。
【0011】図1Cに示すように、上記構成により信号
INの立ち上がりエッジを遅延させることが可能となっ
ている。実際に、インバータINVの信号OUTの立ち
上がりエッジは、コンデンサCの充電時間により入力信
号INの立ち上がりエッジに対して時間Teだけ遅延さ
れる。
【0012】図1Aの回路に類似する回路を示す図1B
に示すように、コンデンサCおよびインバータINVの
入力端を、トランジスタN0のドレインに接続すると、
遅延されるのは信号INの降下エッジとなる。図1Dに
図1Bの回路の信号を示す。
【0013】いずれの場合にせよインバータINVの出
力端OUTにおける信号のエッジは、次のように値Te
だけ遅延される。
【0014】
【数1】
【0015】ここでIは電流源からの電流であり、k
Vddはインバータのスレッショルド電圧であり、Cは
コンデンサのキャパシタンスの値である。
【0016】kの値は主にインバータの2つのトランジ
スタのサイズ比によって決まる。
【0017】この解決案の欠点の一つは、発生する遅延
時間が電源電圧およびキャパシタンスCに比例して変わ
ることである。
【0018】提案される解決案は、電流Iを電源電圧V
ddおよびキャパシタンスCに比例できるようにするこ
とである。
【0019】図2に示す図は、遅延時間を電源電圧と無
関係にするのに使用される手段を示す。この手段は主に
差動アンプAMPLOを備え、この差動アンプの一方の
入力端は電源電圧Vddとアース点との間に配線された
分圧器の2つの抵抗器R1とR2との間に接続されてい
る。
【0020】差動アンプAMPLOの他方の入力端は互
いに並列な3つのコンデンサC1、Cu、Ciを介して
アースされている。コンデンサC1とCuとの間にはス
イッチS1が介在され、コンデンサC1のターミナルに
はスイッチS2が接続され、コンデンサCuとCiとの
間にスイッチS3が介在されている。
【0021】コンデンサC1のキャパシタンスはコンデ
ンサCuのキャパシタンスよりも大幅に大きく、これら
2つのキャパシタンスの比は10の大きさである。コン
デンサCiのキャパシタンスもコンデンサCuのキャパ
シタンスよりも大きい。
【0022】スイッチS1はクロック信号CKにより制
御されるが、スイッチS2およびS3の双方はクロック
信号と相補的な信号CKBにより制御される。
【0023】アンプAMPLOの出力端は、電源Vdd
とスイッチS1およびS2にリンクされたコンデンサC
1のターミナルとの間に配線された電流源P0に接続さ
れている。
【0024】作動原理は電源電圧Vddおよびキャパシ
タンスCに比例した電流IOを発生させることである。
クロック信号CKが存在している間、コンデンサC1お
よびCuは並列になり、電流源IOに接続される。コン
デンサC1は電流源により送られる電流を固定し、コン
デンサCuは電圧を安定化する。クロック信号CKの終
了時に上記コンデンサのターミナルにある電圧の値は次
のようになる。
【0025】
【数2】
【0026】ここで、T1はクロック信号CKの周期で
ある。クロック信号CKBの間、コンデンサC1はショ
ートされ、コンデンサCuはコンデンサCiに並列に接
続される。この結果、コンデンサCiおよびCuのター
ミナルに生じる電圧は、エラー信号を発生する差動アン
プAMPLOにて、抵抗器R1、R2を備えた分圧器に
より発生する値Vdd/2またはVddの他の適当な何
分の一と比較される。
【0027】このエラー電圧はIOの値を制御するが、
このIOの値はコンデンサCiのターミナルの電圧が小
さすぎれば減少し、大きすぎれば増大する。コンデンサ
C1のターミナルにおける電圧は平衡点でVdd/2に
安定する。このことは、コンデンサC1とCuとの間に
は電荷の再分配はないことを意味している。
【0028】この目的のため、コンデンサCuはクロッ
ク信号CKの終了時に電圧Vdd/2に充電されていな
ければならない。上記のように、クロック信号CKの終
了時におけるコンデンサCuのターミナルにおける電圧
は、次のようになる。
【0029】
【数3】
【0030】遅延信号発生回路におけるこのような電流
IOの再現電流を使用することにより、次のようにな
る。
【0031】
【数4】
【0032】上記の関係は、発生する遅延時間は電源電
圧と無関係になり、正確にはクロックの周期、本質的に
製造時の注意により精度が決まるキャパシタンス比C/
(C1+Cu)、インバータを形成するデバイスNおよ
びPの比kのみによって決まる。
【0033】図3は、入力信号に対して正のエッジが遅
延された信号を発生するための本発明の一実施例を示
す。この回路は、コンデンサC1、Cu、Ciと、スイ
ッチS1、S2、S3と、アンプAMPLOと、電源電
圧に比例した電流の発生を保証するトランジスタP1と
から構成された回路1を含む。この回路は図3のうちの
一点鎖線で表示された長方形1に囲まれている。
【0034】コンデンサC2およびCi2に連動するス
イッチS4およびS5は、コンデンサCu+C1の充電
中にトランジスタP1のゲートに生じる電圧をコンデン
サCi2上に保持し、コンデンサCu+C1の放電中に
トランジスタP2を介して電流IOの正確な再現電流を
発生することを可能とする。この回路は更に図3にて一
点鎖線で表示された長方形2に囲まれた遅延セル形成回
路2を含んでいる。トランジスタN1およびN2は、遅
延セル2内で電流源として作動する電流ミラーN2を形
成している。この回路の他の部分は、図1Aの回路に対
応している。
【0035】図4は、図3の回路の各種の点における信
号の波形図を示す。
【0036】この図では、次のものが表示されている。 クロック信号CK クロック信号の相補信号CKB コンデンサC1上の電圧Vc1 コンデンサCu上の電圧Vcu トランジスタN1、N2のペアに印加される電圧Vgs
pl−Vdd 入力信号IN 遅延回路のコンデンサCのターミナルにおける電圧Vc 遅延回路の出力端における電圧OUT
【0037】図5は、CMOS回路を備えた本発明に係
わるデバイスの一つの可能な構成例を示し、この構造は
図3を参照して記載されている。
【0038】この図では、電源電圧に比例した電流を発
生するための回路1は、図3の回路の3つのコンデンサ
C1、CiおよびCuを含む。これと対照的に、3つの
スイッチS1、S2およびS3は、MOS FETトラ
ンジスタNS1、NS2およびNS0によりそれぞれ物
理的に表示されており、これらトランジスタのソースお
よびドレインは固定接点に対応し、ゲートは可動接点に
対応している。
【0039】トランジスタNS1のゲートはクロック信
号CKに接続されているが、トランジスタNS2および
NS0のゲートはクロック信号CKの相補信号である信
号CKBに接続されている。
【0040】差動アンプAMPLOはトランジスタNA
0、NA1、NA2およびPA0、PA1に物理的に表
示されている。
【0041】トランジスタNA1のゲートは、コンデン
サCiに接続されており、このトランジスタのソースは
トランジスタPA1のソース−ドレインパスにリンクさ
れ、トランジスタPA1は電源Vddに接続され、その
ゲートはドレインに接続されている。
【0042】トランジスタNA1のドレインは、トラン
ジスタNA0のドレインに接続され、このトランジスタ
NA0のゲートは下記の電圧を送る分圧器の出力端に接
続されている。
【0043】
【数5】
【0044】トランジスタNA0とNA1のドレインに
共通な点は、ゲートにバイアス電圧Biasを受けるト
ランジスタNA2のソース−ドレインパスに接続されて
いる。
【0045】トランジスタNA0のソースは、トランジ
スタPA0のソース−ドレインパスに接続され、PA0
のソースは電圧Vddに接続され、ゲートはトランジス
タPA0のドレインに接続されている。
【0046】電圧Vdd/2を発生する分圧器は、2つ
のMOS FETトランジスタPA2、PA3を含み、
これらトランジスタのソース−ドレインパスは電源電圧
Vddとアースとの間に直列に接続されており、これら
トランジスタのゲートはドレインとショートされてい
る。
【0047】差動アンプAMPLOの出力端MOS F
ETトランジスタP1のゲートに接続されており、この
トランジスタのソース−ドレインパスは電圧Vddとコ
ンデンサC1との間に接続されている。更に、トランジ
スタPA3のゲートはトランジスタNA0のゲートに接
続されている。
【0048】トランジスタP1のゲートは図3の回路の
うちのスイッチS4を物理的に構成しているトランジス
タNS3のソース−ドレインパスを介して、コンデンサ
C2の一端に接続されており、コンデンサC2の他端は
アースされている。
【0049】トランジスタNS3のゲートはクロック信
号CKに接続されている。コンデンサC1はスイッチS
5を物理的に構成するトランジスタNS4を介してコン
デンサCi2の一方のターミナルに接続されており、ト
ランジスタNS4のゲートは信号CKBにより制御され
る。
【0050】他方のターミナルがアースされているコン
デンサCi2は更にPチャンネルトランジスタP2のゲ
ートにリンクされており、このトランジスタP2のソー
ス−ドレインパスは電源電圧VddとNチャンネルトラ
ンジスタN1のソース−ドレインパスとの間に接続さ
れ、トランジスタN1のソースはアースされ、ゲートは
ドレインにショートされている。
【0051】トランジスタN1のゲートは、次にトラン
ジスタN2のゲートにリンクされており、トランジスタ
N2のソース−ドレインパスは遅延セル2のうちのトラ
ンジスタP0とN0との間に接続されており、これらト
ランジスタは電源電圧Vddとアースとの間に直列に接
続されている。
【0052】トランジスタP0およびN0のゲートは共
に接続され、遅延すべき入力信号INを受けるようにな
っている。更に、図1Aおよび図3を参照して既に説明
したように、本例では入力信号INの立ち上がりエッジ
で遅延を生じるように、トランジスタN2のソースにイ
ンバータINVおよびそれに関連するコンデンサCが接
続されている。
【0053】図6はCMOSデジタル回路で用いられる
2位相クロックシステムのアンチオーバーラップ期間を
制御するのに使用される物理的な実施例を示す。この回
路は、2つの遅延セル3、4を含み、これら遅延回路の
構造は図5の回路の遅延セル2の構造に類似し、これら
セルの対応する部品は添え字3および4を付けた同じ参
照番号で表示してある。
【0054】この回路は、更に2つの遅延セル3および
4に共通する電源電圧Vddに比例する電流Iを発生す
るための回路5を含む。この回路5はすべての点で図3
の回路1と同じであるが、対応する電流ミラーのトラン
ジスタN13およびN14とそれぞれ関連する2つのト
ランジスタP23およびP24を含んでいる点が異なっ
ている。
【0055】従って、回路5は2つの遅延セル3および
4に対し電源電圧に比例する同一の電流を加えるもので
ある。セル3はマスターセルと見なされ、一方、セル4
はスレーブセルと見なされる。2つの遅延セル3および
4の入力端は、2つのデュアル入力形NORゲート6お
よび7の出力端に接続されている。
【0056】NORゲート6の入力端の一方は、入力ク
ロック信号CLOCKINに接続されているが、NOR
ゲート7はその入力端の一つでインバータ8により反転
されたCLOCKIN信号を受ける。NORゲート6の
他方の入力端は、遅延セル4のインバータINV4の出
力端に接続されているが、NORゲート7の他方の入力
端は遅延セル3のインバータINV3の出力端に接続さ
れている。
【0057】本例の遅延セル3および4は、回路の電源
電圧の変動と無関係な一定の遅延を生じさせているの
で、位相が逆の入力信号から生じ、回路により発生され
るクロック信号は電源電圧に変動があっても一定のアン
チオーバーラップ期間を有する。
【0058】ここに提案した回路は、アンチオーバーラ
ップ2位相CMOSクロック発生器を制御するために開
発されたものであるが、電源電圧の変動に左右されない
遅延信号を発生することが必要なデジタル回路分野また
はアナログ回路分野のいずれにおいても、他の用途を有
する。
【0059】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)セルの入力端を構成するように、ゲートが互いに
接続された2つの電界効果トランジスタP0、N0のド
レインの間に接続された電流源(I)と、遅延すべき信
号の前縁または後縁のいずれを遅延すべきかに応じて、
電流源(I)のターミナルの一方または他方にリンクさ
れたインバータ(INV)と、インバータ(INV)の
入力端とアースとの間に接続され電源電圧に比例し、か
つ電流源により送られる電流(I)に反比例する遅延時
間(Te)を定めるためのコンデンサ(C)とから形成
された少なくとも一つの遅延セルを備えた遅延回路にお
いて、電流を調節するための回路Ci、Cu、S1、S
3、AMPLO、P1を更に備え、電流源により送られ
る電流が回路の電源電圧に比例することを特徴とする遅
延回路。
【0060】(2)電流源(IO)により送られる電流
と所定の関係にある電圧(Vc)を第1のクロック期間
(CK)の間に発生するための手段C1、Cu、Si
と、第1のクロック期間の相補的時間である第2のクロ
ック期間(CKB)の間に電流源により送られる電流に
関連した電圧(Ve)と電源電圧の何分の一(Vdd/
2)とを比較し、電流源により送られる電流に関連した
電圧(Vc)と回路の電源電圧の前記分数とを一致させ
るよう前記電流源を制御するためのエラー信号を送出す
るための手段AMPLO、Ci、S2、S3とを備えた
ことを特徴とする1項に記載の遅延回路。
【0061】(3)電流源により送られる電流に関連し
た電圧(Vc)を発生するための手段は、第1クロック
信号(CK)により制御される第1スイッチS1により
電流源(IO)に並列に接続された第1および第2コン
デンサC1、Cuとを備え、第1コンデンサC1は電流
源により送られる電流を固定し、一方第1コンデンサよ
りもキャパシタンスの小さい第2コンデンサCuは電源
電圧の何分の一(Vdd/2)と比較すべき電圧(V
c)を定めることを特徴とする2項に記載の遅延回路。
【0062】(4)電流源により送られる電流に関連し
た電圧(Vc)と、電源電圧の何分の一(Vdd/2)
とを比較するための手段は、第2クロック信号(CK
B)により制御されるスイッチS3と、第1コンデンサ
C1をショートするよう設けられた第2クロック信号
(CKB)により制御されるスイッチS2により第2コ
ンデンサCuに並列に接続された第3コンデンサCiと
電源電圧の何分の一(Vdd/2)と第2クロック期間
(CKB)の途中に第2コンデンサCuと第3コンデン
サCiとの間の電荷の再分配から生じる電圧とを比較す
るための差動アンプAMPLOとを備えたことを特徴と
する3項に記載の遅延回路。
【0063】(5)2つの電界効果トランジスタPO、
NOのドレインの間に接続された電流源は電流ミラーN
1、N2の電界効果トランジスタN2であり、他方の電
界効果トランジスタN1は回路の電源電圧(Vdd)に
比例した電流(IO)を正確に再現するための回路C
2、C3、Ci2、S4、S5、P2の出力端に接続さ
れていることを特徴とする1〜4項のいずれかに記載の
遅延回路。
【0064】(6)CMOS技術により製造されたこと
を特徴とする1〜5項のいずれかに記載の遅延回路。
【0065】(7)2つの遅延セル3、4とこれら2つ
の遅延セルに共通な電源電圧(Vdd)に比例した電流
を発生するための回路5とを備え、これら2つのセルの
2つの入力端にNORゲート6、7の出力端がそれぞれ
接続され、NORゲートの入力端の一つはそれぞれクロ
ック入力信号(CLOCKIN)およびその反転信号を
受けるようになっており、各ゲート6、7の他方の入力
端は遅延セル4、3の出力端に接続されており、セルの
入力端は他方のゲート7、6の出力端に接続されている
1〜6項のいずれかに記載の遅延回路を備えたことを特
徴とするアンチオーバーラップ2位相クロック発生器。
【0066】(8)セルの入力端を構成するよう、ゲー
トが互いに接続された2つの電界効果トランジスタP
0、N0のドレインの間に接続された電流源(I)と、
遅延すべき信号の前縁または後縁のいずれを遅延すべき
かに応じて、電流源(I)のターミナルの一方または他
方にリンクされたインバータ(INV)と、インバータ
(INV)の入力端とアースとの間に接続され電源電圧
に比例し、かつ電流源により送られる電流(I)に反比
例する遅延時間(Te)を定めるためのコンデンサCと
から形成された少なくとも一つの遅延セルを備えた遅延
回路において、電流源により送られる電流が回路の電源
電圧に比例するよう、この電流を調節するための回路C
i、Cu、S1、S3、AMPLO、P1を更に備える
ことを特徴とする遅延回路。
【図面の簡単な説明】
【図1】AはCMOS回路により遅延を生じさせる公知
の手段を示す電気回路図。BはCMOS回路により遅延
を生じさせる公知の手段を示す電気回路図。Cは図1A
の回路の特定の点における信号図。Dは図1Bの回路の
特定の点における信号図。
【図2】電源電圧に比例した電流を発生するための本発
明に係わるデバイスの電気回路図。
【図3】本発明に係わる遅延デバイスの一実施例の詳細
電気回路図。
【図4】図3の種々の点における信号波形を示す図。
【図5】CMOSデバイスにより図3の回路を構成する
ための電気回路図。
【図6】CMOSデジタル回路において使用される2位
相クロックシステムのアンチオーバーラップ期間を制御
するために使用される実施例を示す図。
【符号の説明】
C、C1、Cu、Ci、C2、Ci2 コンデンサ S1〜S5 スイッチ AMPLO アンプ P0〜P2、N0〜N2 トランジスタ 2 遅延セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ ペルネ フランス国ニース,ブルヴァール ポル モンテール エスク.ア 58

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルの入力端を構成するように、ゲート
    が互いに接続された2つの電界効果トランジスタ(P
    0、N0)のドレインの間に接続された電流源(I)
    と、遅延すべき信号の前縁または後縁のいずれを遅延す
    べきかに応じて、前記電流源(I)のターミナルの一方
    または他方にリンクされたインバータ(INV)と、前
    記インバータ(INV)の入力端とアースとの間に接続
    され電源電圧に比例し、かつ、前記電流源により送られ
    る電流(I)に反比例する遅延時間(Te)を定めるた
    めのコンデンサ(C)とから形成された少なくとも一つ
    の遅延セルを備えた遅延回路において、電流を調節する
    ための回路(Ci、Cu、S1、S3、AMPLO、P
    1)を更に備え、前記電流源により送られる電流が回路
    の電源電圧に比例することを特徴とする遅延回路。
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