JPH06230321A - 眼用レンズのマーキング方法 - Google Patents

眼用レンズのマーキング方法

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JPH06230321A
JPH06230321A JP5272121A JP27212193A JPH06230321A JP H06230321 A JPH06230321 A JP H06230321A JP 5272121 A JP5272121 A JP 5272121A JP 27212193 A JP27212193 A JP 27212193A JP H06230321 A JPH06230321 A JP H06230321A
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mark
marking
laser light
mask
lens
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JP5272121A
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English (en)
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Kazumi Aikyo
一美 相京
Hiroyuki Oyama
博幸 大山
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Menicon Co Ltd
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Menicon Co Ltd
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Publication date
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    • B29C35/0805Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation
    • B29C2035/0827Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation using UV radiation
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    • B29C2035/0838Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation using laser

Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実かつ簡単に、必要最小限の深さで識別の
極めて容易な明瞭なマークを形成することができる眼用
レンズのマーキング方法を提供する。 【構成】 コンタクトレンズ20のマーキング用のレー
ザ光として、化学的な作用が大きく熱的効果が極めて小
さい紫外線レーザ光L0を用いる。KrFをレーザ媒質
とするエキシマレーザ光源4から出射した紫外線レーザ
光L0が、マスクホルダー8中のマスク10に当接し
て、マークのパターンを有するレーザビームL1とな
り、反射鏡14で向きを変えられた後に集光レンズ16
で集光されて、コンタクトレンズ20に照射される。K
rFエキシマレーザ光が照射された部分には光学的に微
小な凹凸が形成されるため、マーク部分は不透明なすり
ガラス状となり、微小なマークでもレンズの透明部分と
の識別が極めて容易になる。レーザ光の作用はレンズ表
面にしか及ばないため、マーク深さは極めて浅くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ光によってコ
ンタクトレンズや眼内レンズ等の眼用レンズに文字・記
号等のマークを形成するためのマーキング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】眼用レンズの光学特性,種類,左右等の
識別を容易にするために、眼用レンズの周縁部に文字・
記号等のマークを形成するマーキングが行われている。
従来、このようなマーキングの方法としては、微小な刃
先の工具でマークに沿って眼用レンズの表面を削る機械
的加工法や、化学薬品を用いたエッチングによりマーク
を刻印するエッチング法等が実施されていた。近年、こ
れらの方法に変わって、レーザ光を用いてマーキングを
行う方法が開発されている。このレーザ光を用いるマー
キング方法は、上記の機械的加工法やエッチング法に比
較して、操作が極めて容易であり、再現性にも優れ、さ
らに短時間で多数個のマーキングができるといった長所
を備えている。このようなレーザ光によるマーキングの
例としては、特公昭62−37368号公報に記載され
たソフトコンタクトレンズのマーキング法の発明等があ
る。
【0003】このようなマーキング用のレーザ光源とし
ては、従来、炭酸ガスレーザ(以下、「CO2 レーザ」
ともいう。)が用いられていた。このCO2 レーザの発
振するレーザ光の波長(10600nm)は赤外線の領
域に属し、熱エネルギーが極めて大きい。このCO2
ーザ光が集光レンズ系で微細なビームスポットに集光さ
れて、コンタクトレンズの所定部位に照射される。これ
によって、熱エネルギーでレンズ材料が溶融して凹部が
形成され、文字・記号等のマーキングが行われるもので
ある。このようなCO2 レーザを用いたマーキング方法
によるマークの一例を図2に示す。図2は、CO2 レー
ザを用いてマーキングしたマークの顕微鏡写真を模式的
に表した図である。図2(A)は低倍率の顕微鏡写真を
表した模式図であり、図2(B)は高倍率の顕微鏡写真
を表した模式図である。図2に示されるように、コンタ
クトレンズの表面120の一部に、CO2 レーザの熱的
効果によって、マーク122が形成されている。
【0004】しかしながら、かかるCO2 レーザを用い
たマーキング方法においては、レーザビームの熱エネル
ギーが強いため、必要以上に深い凹部が形成される。図
2に示されるマーク122の場合には、その深さは10
μm以上である。この結果、この深い凹部122に汚れ
やゴミ等が付着し易くなり、コンタクトレンズの装着の
際に眼に有害な影響を与える恐れがある。また、マーキ
ング部分122の機械的強度が低下して、コンタクトレ
ンズが破損し易くなる。さらに、マーキングの際にコン
タクトレンズの一部が熱エネルギーで溶融するため、図
2に示すようにマークに相当する凹部122の周辺部1
24が盛り上がる。このため、マークが不鮮明になって
しまうのみならず、盛り上がり部分124のため装着時
に不快感を与えるという問題点があった。
【0005】そこで、必要最小限の深さで明瞭なマーク
を形成するために、紫外線レーザ等の短波長のレーザ光
を用いてマーキングを行う方法が開発されている。この
ようなマーキング方法の例としては、特開昭64−13
520号公報に記載された光学素子表面の幾何学的改良
方法の発明や、特開昭61−193119号公報に記載
された半透明の角膜コンタクトレンズまたは眼内レンズ
およびその製造法の発明等がある。前者の発明において
は、ArFガスを媒質とするエキシマレーザ光源から発
振されるレーザ光を照射することによって、光学的レベ
ルで平滑な表面を有するマーク部分を形成している。ま
た、後者の発明は、エキシマレーザ等の短波長レーザ光
を微小スポットに集光して照射することによって、光学
的に微小な凹凸からなる不透明部分をレンズに形成する
ものである。いずれの技術においても、紫外線領域の波
長の短いレーザ光を用いており、このような紫外線レー
ザ光は化学的な作用が大きく、一方熱エネルギー(熱的
効果)は極めて小さい。このため、レーザ光の照射に際
してレンズ材料の溶融等も起こらず、形成されるマーク
の深さは極めて浅いものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
発明においては、光学的に平滑な表面からなるマークを
形成するため、マークが小さい場合には識別しにくい。
特に、レンズを液体中に入れた場合には、マークの判読
が極めて困難になる。また、後者の場合には、不透明部
分を形成するためのレーザ波長等の条件が具体的に示さ
れていないため、識別し易いマークを確実に形成するこ
とができない。さらに、レーザ光を集光して照射しなが
ら、レーザビーム,レンズのいずれかを移動させること
によって記号等のマークを刻印する方式であることか
ら、移動機構のため装置が複雑になるとともにマーキン
グに時間がかかるという問題点があった。そこで、本発
明においては、確実かつ簡単に、必要最小限の深さで識
別の極めて容易な明瞭なマークを形成することができる
眼用レンズのマーキング方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係るコンタクトレンズのマーキン
グ方法は次のように構成されている。すなわち、この眼
用レンズのマーキング方法は、KrFをレーザ媒質とす
るエキシマレーザを光源とするレーザ光を照射すること
によって眼用レンズの表面にマークを形成する眼用レン
ズのマーキング方法である。
【0008】さらに、上記課題を解決するために、請求
項2の発明に係る眼用レンズのマーキング方法として、
マスクを介してレーザ光を照射することにより眼用レン
ズの表面にマークを形成する眼用レンズのマーキング方
法において、前記レーザ光として紫外線領域の波長を有
するレーザ光を使用し、前記マスクとしてマークパター
ン形成用マスクとメッシュ状マスクとを併用することを
特徴とする眼用レンズのマーキング方法を創出した。こ
こで、マークパターン形成用マスクとは、マークの形状
に沿った穿孔部分が設けられたマスクをいい、メッシュ
状マスクとは、微細な孔が一面に設けられたマスクをい
う。
【0009】
【作用】上記構成を備えた本発明の請求項1に記載の眼
用レンズのマーキング方法においては、マーキング用の
レーザ光として、KrFをレーザ媒質とするエキシマレ
ーザから発振される紫外線領域に属する波長のレーザ光
を用いている。このようなKrFエキシマレーザ光が照
射された眼用レンズの表面には、光学的に微小な凹凸が
形成される。従って、形成されたマーク部分は光学的に
不透明なすりガラス状となり、微小なマークであっても
レンズ本体の透明部分との識別が極めて容易になる。ま
た、KrFエキシマレーザ光は、紫外線領域の波長を有
することから、化学的な作用が大きく、一方熱エネルギ
ー(熱的効果)は極めて小さい。このため、レーザ光の
照射に際してレンズ材料の溶融等も起こらず、形成され
るマークの深さは極めて浅いものとなる。このようにし
て、請求項1に記載の眼用レンズのマーキング方法によ
れば、確実かつ簡単に、必要最小限の深さで識別の極め
て容易な明瞭なマークを形成することができる。
【0010】また、請求項2に記載の眼用レンズのマー
キング方法においては、レーザ光として紫外線領域の波
長を有するレーザ光が使用される。また、マークの形状
に沿った穿孔部分が設けられたマークパターン形成用マ
スクと、微細な孔が一面に設けられたメッシュ状マスク
とが併用される。これら二つのマスクを通過した紫外線
レーザ光が、眼用レンズの表面に照射される。これによ
って、刻印されるマークは、微細な孔がマークパターン
の形状に沿って多数集合したものとなる。従って、レン
ズ表面には物理的に点蝕されたマークが形成され、マー
ク部分には光学的に微細な凹凸が形成されることにな
る。また、紫外線領域の波長を有するレーザ光によっ
て、形成されるマークの深さは極めて浅いものとなる。
このようにして、確実かつ簡単に、必要最小限の深さで
識別の極めて容易な明瞭なマークを形成することができ
る。
【0011】
【実施例】
実施例1 次に、本発明を具現化した実施例1について、図1〜図
3を参照して説明する。図1は、本発明に係る眼用レン
ズのマーキング方法の実施例1に用いられるマーキング
装置の主要部の構成を示す斜視図である。図1に示され
るように、本実施例に用いられる眼用レンズのマーキン
グ装置2は、紫外線レーザ光を発振するエキシマレーザ
光源4,マークのパターンを形成するためのマスク10
とマスクホルダー8,反射鏡14および集光レンズ16
を中心として構成されている。エキシマレーザ光源4の
レーザ出射口6からから出射した紫外線レーザ光L0
は、マスクホルダー8中のマスク10に当接して、マー
クのパターンを有するレーザビームL1となる。そし
て、反射鏡14で向きを変えられて、集光レンズ16で
微細なスポットに集光され、コンタクトレンズ20に照
射される。
【0012】次に、本実施例における眼用レンズのマー
キング方法に用いられるマスクパターンについて、図6
を参照しつつ説明する。図6は、眼用レンズのマーキン
グ方法の実施例1に使用されるマスクパターンを示す平
面図である。眼用レンズに刻印されるマークとしては、
製造者のロゴ,レンズ規格,ロット番号,ソフトコンタ
クトレンズの裏表の識別記号,左右いずれの眼用かを区
別するための記号等の、記号,番号,文字パターン等が
ある。本実施例においては、図6に示されるような、記
号30aおよび文字30bのパターンを有するマスクが
使用される。これらのパターン30a,30bが、図1
に示されるマスク10に穿設されている。このマスク1
0に紫外線レーザ光L0が当接することによって、パタ
ーン30a,30bに相当する部分のみのレーザ光が通
過して、マークのパターンを有するレーザビームL1と
なる。
【0013】さて、以上のように構成された本実施例の
マーキング装置2によるマーキングの手順について、図
1を参照して説明する。まず、マスクホルダー8に図6
に示されるパターンを有するマスク10がセットされ、
図示しない支持台上にコンタクトレンズ20が載置され
る。次に、エキシマレーザ光源4の出射口6から紫外線
レーザ光L0が出射される。この紫外線レーザ光L0が
マスク10に当接して、マークのパターンを有するレー
ザビームL1となる。このレーザビームL1が、反射鏡
14に当接して、コンタクトレンズ20の表面に垂直に
向いたレーザビームL2となる。そして、このレーザビ
ームL2が、集光レンズ16において微細なスポットに
集光されたレーザビームL3となり、コンタクトレンズ
20のマーキング位置に照射される。このようにして、
図6に示されるパターンを有する微小なマークがコンタ
クトレンズ20の表面に形成される。
【0014】以上の手順に従って行われたマーキングの
結果について、表1および図3を参照しつつ説明する。
マーキングは、以下の表1に示す条件1〜条件4の四条
件に従って行われた。マーキングを行うコンタクトレン
ズとしては、含水性ソフトコンタクトレンズ(以下、
「SCL」とも略する。)と、ハードコンタクトレンズ
(以下、「HCL」とも略する。)の二種類のレンズを
用いた。SCLは、N−ビニルピロリドンを主成分とす
るものである。また、HCLは、トリス(トリメチルシ
ロキシ)シリルプロピルメタクリレートとメチルメタク
リレートを主成分とするものである。なお、SCLに対
するマーキングは乾燥状態において実施した。エキシマ
レーザ4のレーザ媒質としては、全てKrFを使用し
た。KrFをレーザ媒質とするエキシマレーザの発振波
長は248nmである。また、エキシマレーザ4のパル
スエネルギー密度は、700〜900mJ/cm2 の間
で固定した。なお、比較のため、従来のCO2 レーザ
(発振波長10600nm)を用いた方法についても、
表1の最右欄に記載した。
【0015】
【表1】
【0016】このような条件1〜条件4に従ってマーキ
ングされたマークの深さを、表面粗さ測定器(Taylor H
obson 社製 "Form Talysurf")を使用して測定した。測
定結果が、表1の最下段に示されている。被加工物とし
て、HCLに対してマーキングを行った条件4の結果
と、同一のHCLについて実施した従来例と比較してみ
ると、従来例では1ショットのマーキングでもマーク深
さが12μm以上の深いものになってしまうのに対し
て、条件4によるものでは、2ショットのマーキングで
もその十分の一のマーク深さとなる。また、SCLを被
加工物とした条件1〜3の場合にも、同様に従来例に比
べて良好な結果が得られている。このように、本実施例
のマーキング方法により形成されたマークの深さは、従
来のCO2 レーザを用いる方法に比べて、極めて浅くな
る。これによって、マーク部分に汚れやゴミ等が付着し
たり、機械的強度が低下してコンタクトレンズが破損し
易くなるといった問題が回避される。
【0017】このようにしてマーキングされたマーク部
分の状態について、従来例の図2と比較しつつ、図3を
参照して説明する。図3は、表1に示される条件1に従
って、本実施例のマーキング方法によってコンタクトレ
ンズに形成されたマークの記号部分の顕微鏡写真を模式
的に表した図である。図3(A)は低倍率の顕微鏡写真
を表した模式図であり、図3(B)は高倍率の顕微鏡写
真を表した模式図である。なお、本実施例において用い
られたマスクのパターンは、図2の従来例と同じもので
あり、図6に示されるパターン30aとは若干異なって
いる。図3に示されるように、コンタクトレンズ(SC
L)20の表面に形成されたマーク22は、図2に示さ
れるようなマーク122の周辺の盛り上がり124が全
くみられない。これは、エキシマレーザ4から発振され
た紫外線レーザ光が、コンタクトレンズ20に対して熱
的効果を及ぼしにくいためである。さらに図3に示され
るように、マーク部分22が、その周辺部20と異な
り、不透明なすりガラス状になっている。これは、エキ
シマレーザ4から発振された紫外線レーザ光の化学的な
作用等に基づくものである。これによって、マーク部分
22の深さが、表1に示されるように1.5〜2.0μ
mと浅いにも関わらず、極めて鮮明な、識別し易いマー
クとなっている。
【0018】実施例2 次に、本発明を具現化した実施例2について、図4を参
照して説明する。図4は、眼用レンズのマーキング方法
の実施例2によって形成されたマーク部分の顕微鏡写真
を模式的に示す図である。本実施例においても、KrF
を媒質とするエキシマレーザを用いて、コンタクトレン
ズ(SCL)にマーキングを行っているが、実施例1と
やや条件が異なっている。図4(A),(B)に示され
るように、本実施例におけるマーク部分は、図3とやや
異なる微小な凹凸の模様を有する表面となっている。こ
れによって、マーク部分は光学的に不透明なすりガラス
状となり、必要最小限の深さで識別の容易なマークとな
る。
【0019】比較例 KrFを媒質とするエキシマレーザを用いたレーザマー
キングの特長を明確にするために、比較例として、Ar
Fを媒質とするエキシマレーザを光源とするマーキング
を行った。マーキングによって得られたマーク部分の顕
微鏡写真を表した模式図を、図5に示す。図5(A),
(B)に示されるように、ArFエキシマレーザの場合
には、マーク部分が凹凸の少ない平坦な表面となり、K
rFエキシマレーザを用いた図3,図4の場合とかなり
異なっている。このため、図5のマークは、見た目が透
明に近くなり、識別しにくいものとなる。このような図
5のマークと図4のマークとを比較すると、KrFエキ
シマレーザを用いたマーキングは、不透明で識別し易い
マークを形成するために非常に有効なものであることが
分かる。
【0020】実施例3 次に、本発明を具現化した実施例3について、図1,図
6〜図9を参照して説明する。図6および図7は、眼用
レンズのマーキング方法の実施例3に使用される二つの
マスクパターンをそれぞれ示す平面図である。本実施例
においては、図6の記号および文字のパターン30a,
30bを有するマスクと共に、図7に示されるような、
多数の円孔32が縦横に規則的に配列されたパターンを
有するマスクが使用される。
【0021】次に、本実施例におけるこれらの二つのマ
スクの使用方法について、図8を参照して説明する。図
8は、眼用レンズのマーキング方法の実施例3における
マスクの使用状態を示す斜視図である。図8に示される
ように、本実施例においては、図6に示される記号・文
字パターン30a,30bを有する第1のマスク10
と、図7に示される多数の円孔32が配列された第2の
マスク12とが重ねて用いられる。これらの二枚のマス
ク10,12が、図1に示されるマスクホルダー8に重
ねてセットされる。なお、必要に応じてマスクは何枚用
いてもよく、また、記号・文字パターン30a,30b
および多数の円孔32が一枚のマスクに形成されたもの
を使用することも可能である。ここで、メッシュ状マス
ク12のメッシュ粗さ、すなわち円孔32の孔径は、コ
ンタクトレンズに付与されるマークのメッシュ粗さが1
μm〜0.5mmの範囲内になるように設定され、好ま
しくは5μm〜0.1mmの範囲内になるように設定さ
れる。すなわち、製造の容易な種々の粗さのメッシュ状
マスクを用いて、これをレーザ光学系で縮小もしくは拡
大することによって、所望の好ましい範囲の粗さのメッ
シュパターンを形成することができる。
【0022】そして、図1のエキシマレーザ光源4から
紫外線レーザ光L0が照射されると、図8に示されるよ
うに、第1のマスク10と第2のマスク12を通過した
紫外線レーザ光L11のみが、実施例1,2と同様にし
て集光されて、コンタクトレンズに照射される。本実施
例におけるマーキングの条件は、使用したマスクを除い
て、表1に示される条件3と同様である。本実施例によ
って得られたマークの深さを実施例1と同様に測定した
ところ、2回のショットを行っているにも関わらず、
1.0〜1.5μmと極めて浅いものであった。さて、
このようにしてマーキングされたマーク部分の状態につ
いて、図9を参照しつつ説明する。図9は、本実施例の
マーキング方法によりコンタクトレンズに形成されたマ
ークの記号30a部分の顕微鏡写真を模式的に表した図
であり、図9(A)が低倍率の顕微鏡写真、図9(B)
が高倍率の顕微鏡写真を表した模式図である。
【0023】図9に示されるように、コンタクトレンズ
(SCL)70の表面に形成されたマーク72は、微小
な円形のパターン74が集合して形成されている。これ
は、図8に示されるように、記号・文字のマスクパター
ン30a,30bを通過したレーザ光が、さらに多数の
円孔32のパターンを通過してレーザビームL11とさ
れて、コンタクトレンズに照射されたためである。な
お、マーク72の周辺に、図2に示されるような盛り上
がり124が全くみられない点については、実施例1,
2と同様である。このように、微小な円形のパターン7
4が集合して形成されていることにより、マーク部分7
2において光が乱反射されるため、マーク深さが1.0
〜1.5μmと極めて浅いにも関わらず、極めて鮮明
な、識別し易いマークとなる。さらに、このような微小
パターン74の集合からなるマーク72においては、眼
用レンズの表面が液体に覆われている場合にもマークが
明瞭に識別できるという利点がある。
【0024】実施例4 次に、本発明を具現化した実施例4について、図10お
よび図11を参照して説明する。図10は、本実施例に
おいて使用されるメッシュ状マスクのパターンを表した
図であり、図11は、本実施例のマーキングによって得
られるマーク部分の顕微鏡写真を模式的に表した図であ
る。本実施例においては、図8におけるメッシュ状マス
ク12の代わりに、図10に示されるような穿孔がより
密に設けられたメッシュ状マスクが使用される。一方マ
ークパターン形成用マスクとしては、図8に示されるマ
スク10と同様のものを用いている。マーキングの条件
は、表1に示される条件3と同様である。この結果得ら
れたマークは、図11に示されるように、微小な凹凸の
パターンがマークの形状に沿って集合したものとなり、
マーク部分は不透明なすりガラス状の外観を呈すること
となる。このようにして、極めて識別し易いマークが形
成されることになる。
【0025】実施例5 次に、本発明を具現化した実施例5について、図12お
よび図13を参照して説明する。本実施例においては、
図12(A)〜(C)に示される三種類のマークパター
ン形成用マスクを用いて、レーザマーキングを行ってい
る。メッシュ状マスクは図10に示されるものを使用
し、マーキングの条件は表1に示される条件3と同様と
している。図13(A)〜(C)が、得られたマーク部
分の顕微鏡写真を模式的に表した図である。このよう
に、本実施例のマーキング方法においては、異なるマー
クパターンが穿設されたマスクをメッシュ状マスクと重
ねて用いるだけで、あらゆるマークパターンについて、
物理的に点蝕されて不透明な外観を呈するマークを形成
することができる。
【0026】なお、上記の実施例3〜7においては、エ
キシマレーザのレーザ媒質としてKrFを用いた例につ
いて示したが、その他のエキシマレーザ用のレーザ媒質
を用いても同様な効果が得られる。この場合に、290
nm以下の固有波長を有するレーザ媒質を用いることが
特に好ましい。このようなレーザ媒質としては、KrF
以外に、KrCl,ArF,ArCl,XeBr等があ
る。また、紫外線レーザ光源としてエキシマレーザ光源
を用いた場合について示したが、その他の紫外線レーザ
光源を使用しても構わない。さらに、実施例3〜7にお
いては、メッシュ状マスクとして、円形の孔を有するマ
スクを使用しているが、孔の形状は円形に限られないこ
とは言うまでもない。例えば、格子状のメッシュ(正方
形,長方形の孔)や楕円形、三角形の孔等であってもよ
い。これらの場合にも、コンタクトレンズに付与された
マークのメッシュ粗さ(孔径および孔と孔の間隔)が、
1μm〜0.5mmの範囲内になるように、好ましくは
5μm〜0.1mmの範囲内になるように設定する。
【0027】また、上記の各実施例においては、マーキ
ングする眼用レンズとして、含水性ソフトコンタクトレ
ンズ(SCL)およびハードコンタクトレンズ(HC
L)の場合について示したが、その他の酸素透過性ハー
ドコンタクトレンズや、非含水性ソフトコンタクトレン
ズについても、マーキングが可能である。また、コンタ
クトレンズのみならず、眼内レンズその他の眼用レンズ
にもマーキングすることができる。眼用レンズのマーキ
ング装置のその他の部分の構造,形状,大きさ,材質,
数,配置等についても、上記の各実施例に限定されるも
のではない。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、眼用レ
ンズのマーキング用のレーザ光として、KrFをレーザ
媒質とするエキシマレーザを光源とするレーザ光を用い
た眼用レンズのマーキング方法を創出したため、確実か
つ簡単に、必要最小限の深さで識別の極めて容易な明瞭
なマークを形成することができる。これによって、マー
ク部分に汚れやゴミ等が付着したり機械的強度が低下し
て眼用レンズが破損し易くなるといった問題もなく、し
かも極めて鮮明な識別し易いマークを形成できる眼用レ
ンズのマーキング方法となる。さらに、本発明の波及的
な効果として、紫外線レーザ光として290nm以下の
波長を有するレーザ光を使用していることによって、2
90nmを越える波長のレーザ光を用いた場合に比べ
て、より少ないショット数(1回〜10回程度)で鮮明
なマークを形成することができる。この結果、より効率
のよい眼用レンズのマーキング方法となる。
【0029】また、請求項2に係る発明においては、眼
用レンズのマーキング方法において紫外線領域の波長を
有するレーザ光を使用するともに、マークを付与するた
めのマスクとしてマークパターン形成用マスクとメッシ
ュ状マスクとを併用する眼用レンズのマーキング方法を
創出したため、確実かつ簡単に、必要最小限の深さで識
別の極めて容易な明瞭なマークを形成することができ
る。さらに、本発明の波及的な効果として、レーザ媒質
やレーザの種類が制限されず、種々のレーザ光源が自由
に使用できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る眼用レンズのマーキング方法の実
施例1〜実施例5に用いられるマーキング装置の主要部
の構成を示す斜視図である。
【図2】従来例の眼用レンズのマーキング方法によるマ
ークの顕微鏡写真を模式的に表した図である。
【図3】眼用レンズのマーキング方法の実施例1による
マークの顕微鏡写真を模式的に表した図である。
【図4】眼用レンズのマーキング方法の実施例2によっ
て形成されたマーク部分の顕微鏡写真を模式的に示す図
である。
【図5】実施例2における比較例によって形成されたマ
ーク部分の顕微鏡写真を模式的に示す図である。
【図6】眼用レンズのマーキング方法の実施例1〜実施
例3におけるマスクパターンを示す平面図である。
【図7】眼用レンズのマーキング方法の実施例3におけ
るメッシュ状マスクのパターンを示す平面図である。
【図8】眼用レンズのマーキング方法の実施例3〜実施
例5におけるマスクの使用状態を示す斜視図である。
【図9】眼用レンズのマーキング方法の実施例3により
コンタクトレンズに形成されたマーク部分の顕微鏡写真
を模式的に表した図である。
【図10】眼用レンズのマーキング方法の実施例4およ
び実施例5におけるメッシュ状マスクのパターンを示す
平面図である。
【図11】眼用レンズのマーキング方法の実施例4によ
りコンタクトレンズに形成されたマーク部分の顕微鏡写
真を模式的に表した図である。
【図12】眼用レンズのマーキング方法の実施例5にお
けるマークパターンを模式的に表した図である。
【図13】眼用レンズのマーキング方法の実施例5によ
りコンタクトレンズに形成されたマーク部分の顕微鏡写
真を模式的に表した図である。
【符号の説明】
2 眼用レンズのマーキング装置 4 KrFをレーザ媒質として用いたエキシマレーザ 10 マークパターン形成用マスク 12 メッシュ状マスク 20 眼用レンズ(コンタクトレンズ) 22 マーク L0,L1 レーザ光

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 KrFをレーザ媒質とするエキシマレー
    ザを光源とするレーザ光を照射することによって眼用レ
    ンズの表面にマークを形成する眼用レンズのマーキング
    方法。
  2. 【請求項2】 マスクを介してレーザ光を照射すること
    により眼用レンズの表面にマークを形成する眼用レンズ
    のマーキング方法において、 前記レーザ光として紫外線領域の波長を有するレーザ光
    を使用し、 前記マスクとしてマークパターン形成用マスクとメッシ
    ュ状マスクとを併用することを特徴とする眼用レンズの
    マーキング方法。
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