JPH062257Y2 - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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JPH062257Y2
JPH062257Y2 JP1988147451U JP14745188U JPH062257Y2 JP H062257 Y2 JPH062257 Y2 JP H062257Y2 JP 1988147451 U JP1988147451 U JP 1988147451U JP 14745188 U JP14745188 U JP 14745188U JP H062257 Y2 JPH062257 Y2 JP H062257Y2
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JP
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coil
terminal
wire
bobbin
terminals
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JP1988147451U
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JPH0268410U (ja
Inventor
裕 野末
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株式会社三ツ葉電機製作所
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/04Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コイル巻線部と端子装着部とを有するコイル
ボビンにコイルと端子とが装着されたコイル装置に係
り、例えば、車両用点火信号発生装置に用いて好適なコ
イル装置に関する。
〔従来の技術〕
2サイクルエンジンの点火信号発生装置に用いられてい
るコイル装置は、コイルボビンにコイルと端子とが装着
された後、全体が樹脂でモールドされたパッケージによ
り樹脂封止されている。この樹脂封止パッケージが成形
される際、コイル端末線と端子のコイル端末結線部とを
モールド樹脂の流れ、および圧力から保護することが必
要とされている。このため、コイル巻線上にテープを装
着するとともに、このテープ上に端子を折り曲げて添わ
せ、その上にさらにテープを巻き着け、モールド樹脂の
流れの中に端子の結線部がさらされないようにすること
が行われている。ところが、この方法ではテーピング作
業が複雑で工数がかかるので、自動化が困難となる不都
合がある。
そこで、実公昭52−50357号公報に記載されてい
るように、電磁コイルの心線の端部を係り止める巻き付
け部を端子板に設けるとともに、この端子板の取付用脚
部、および前記巻き付け部を嵌め込む凹孔をスプールの
外端縁に設け、巻付部に心線を係り止めした端子板の脚
部をスプールの凹孔に嵌め込んで取り付けることによ
り、心線がスプールの外端縁の端面より内方に位置する
ようにしたものが提案されている。この構成によれば、
端子の折り曲げ作業が不要となるため、工数の低減が可
能となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来の方法では、コイル端末を結線
後、端子をコイルボビン内に押し込んだときにコイル端
末線が弛み、パッケージ成形時にコイル端末線が断線す
る危惧がある。
本考案の目的は、コイル端末線を結線した後、緩むこと
なくコイルボビンに収納することができるコイル装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るコイル装置は、コイル巻線部と端子装着部
とを備えたコイルボビンにコイルと端子とが装着されて
いるコイル装置において、前記端子の中程に仮止め用凸
部が膨出形成され、この端子の一端にはコイル端末結線
部が形成されており、前記端子装着部にはコイルボビン
を貫通する端子挿入孔とともに、この端子挿入孔の一端
側に端子の前記コイル端末結線部収納用の空所が開設さ
れ、かつ、コイル端末収納用溝が前記コイル巻線部から
前記空所に亘って開設され、前記コイル端末収納用溝の
全長が、コイル端末線結線時におけるコイル端末線のコ
イル巻線部端から端子のコイル端末結線部までの長さに
略等しく設定されていることを特徴とする。
〔作用〕
コイル端末線を端子のコイル端末結線部に結線した後、
端子を端子挿入孔に押し込むと、コイル端末線がコイル
ボビンのコイル端末収納溝内に収納される。この溝の全
長はコイル端末線結線時におけるコイル端末線のコイル
巻線部端から端子のコイル巻線結線部までの長さに略等
しく設定されているので、コイル端末線が弛むことなく
前記溝内に収納される。これにより、パッケージ成形時
にコイル端末線が断線することが防止される。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例であるコイル装置のコイルボ
ビンを示す平面図、第2図はその正面図、第3図は第1
図のIII−III線に沿う正面断面図、第4図は端子を示す
正面図、第5図(a)、(b)、(c)、(d)はコイル装置の組立
方法を説明するための各説明図である。
本実施例において、コイル装置はコイルボビン10、コ
イル11および端子12、13を備えてする。端子1
2、13は銅合金等のような導電性を有する金属材料を
用いられて、プレス加工等のような適当な手段により略
矩形平板形状に形成されている。各端子12、13の中
程には仮止め用凸部としての突起14、15がそれぞれ
膨出形成されており、端子12、13の一端にはコイル
端末結線部16、17がそれぞれ形成されている。各コ
イル端末結線部16、17はコイル端末線を挟んだ状態
で保持するためにV字形に形成されており、コイル端末
結線部16、17の表面にははんだ被膜(図示せず)が
被着されている。
コイルボビン10は端子装着部18とコイル巻線部19
とを備えており、各部が一体に成形されている。コイル
巻線部19にはコイル11が巻装され、端子装着部18
には端子12、13が装着されるようになっている。端
子装着部18には、端子12挿入用の端子挿入孔20
と、端子13挿入用の端子挿入孔21が左右両端部に配
されて開設されているとともに、各端子挿入孔20、2
1の一方の開口端側には、コイル端末結線部16、17
を収納するための空所22、23が端子挿入孔20、2
1と相隣接して開設されている。さらに、端子装着部1
8の上部端面18aには、コイル端末収納用溝24、2
5が開設されている。各溝24、25はコイル巻線部1
9との境界から空所22、23に亘って開設されている
のであるが、コイル端末のうち巻き始め側の端末を収納
する方の収納用溝24は第1図に想像線で示されている
ようにコイル巻線部19のスプール側面に沿う状態にな
っている。各溝24、25の途中には空所22、23側
が低くなる傾斜面24a、25aが形成されており、各
溝24、25の底部断面形状はこの傾斜面部24a、2
5aにより大略山形形状に形成されている。そして、各
溝24、25の全長は、コイル端末結線時におけるコイ
ル端末線のコイル巻線部端から端子12、13のコイル
端末結線部16、17までの長さに略等しくなるように
それぞれ設定されている。但し、コイル巻き始め端を収
納する方の収納用溝24の長さは、コイル巻線部19の
スプール付近から起算される。
また、各溝24、25の縁にはコイル端末線をガイドす
るための突起26、27が膨出形成されている。
次に作用を説明する。
コイル装置を組み立てる場合には、第5図に示されてい
るように、コイルボビン10の端子挿入孔20、21内
へ端子12、13の先端側が挿入される。このとき、突
起14、15が各端子挿入孔20、21の端子固定用突
起20a、21a(第3図参照)と当接され、端子1
2、13の挿入が一旦阻止されたところで端子12、1
3の挿入が停止されて、一旦位置決めされる。
次いで、コイル巻線部19に巻装されたコイル11上の
テープから露出したコイル端末線28、29がコイル端
末結線部16、17に巻きからげられる。
その後、コイル端末結線部16、17が加熱され、コイ
ル端末結線部16、17に被着されたはんだ被膜が溶融
されてコイル端末線28、29をコイル端末結線部1
6、17に溶着させるヒュージング処理が実施される。
これにより、コイル端末線28、29がそれぞれコイル
端末結線部16、17に確実に結線される。このとき、
各コイル端末線28、29のコイル巻線部19端からコ
イル端末結線部16、17までの長さは溝24、25の
長さと略等しくなっている。
その後、コイル端末線28、29のうちコイル端末線と
して不要なところが切断される。続いて、端子12、1
3が端子挿入孔20、21の最深部まで端子12、13
の突起14、15と端子挿入孔20、21の端子固定用
突起20a、21aの係合状態を維持して圧入される
と、コイル端末結線部16、17が空所22、23内へ
収納される。これにより、各コイル端末線28、29は
溝24、25の底部に沿って配線される。このとき、溝
24、25の長さがコイル端末線28、29の長さと略
等しいため、コイル端末線28、29が弛むことなく溝
24、25内に収納されることになる。すなわち、コイ
ルボビン10の挿入孔20、21にその途中まで挿入さ
れた状態の端子12、13に結線された時におけるコイ
ル端末線の余分の長さは、コイル端末線が溝24、25
の底面に沿って配線されると、傾斜面24a、25aに
よってそれぞれ吸収されるため、それによる弛みが防止
されることになる。
このように、本実施例によれば、コイル装置をモールド
して樹脂封止パッケージが成形されるとき、樹脂の流れ
の中にコイル端末線28、29が直接さらされることは
ない。また、コイル端末線28、29が溝24、25の
底部に沿って配線されるので、樹脂が溝24、25に入
り込んだときでも樹脂によってコイル端末線28、29
が押し付けられるだけで、樹脂の流れに引き込まれるこ
とはない。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
例えば、仮止め用凸部は三角形形状の突起により構成す
るに限らず、端子の一部が切り起こされて形成される係
合爪や、端子の幅が途中で大きくされて形成される段差
部等により構成してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、コイル端末線が
結線された後、コイル端末線がコイルボビンの溝内に弛
むことなく収納されるように構成されているため、パッ
ケージ成形時にコイル端末線が断線するのを防止するこ
とができる。また、コイル装置の外装を保護するための
テーピングのみで、コイル端末線および端子を保護する
ためのテーピングが不要となるため、自動化が可能にな
るとともに、端子とコイルが短絡するのが防止される。
さらに、コイル端末線に無理な力が加わるのを防止する
ことができるため、品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるコイル装置のコイルボ
ビンを示す平面図、第2図はその正面図、第3図は第1
図のIII−III線に沿う正面断面図、第4図は端子を示す
正面図、第5図(a)、(b)、(c)、(d)はコイル装置の組立
方法を説明するための各説明図である。 10…コイルボビン、11…コイル、12、13…端
子、14、15…仮止め用突起(仮止め用凸部)、1
6、17…コイル端末結線部、18…端子装着部、19
…コイル巻線部、20、21…端子挿入孔、22、23
…空所、24、25…コイル端末収納用溝、26、27
…突起、28、29…コイル端末線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイル巻線部と端子装着部とを備えたコイ
    ルボビンにコイルと端子とが装着されているコイル装置
    において、前記端子の中程に仮止め用凸部が膨出形成さ
    れ、この端子の一端にはコイル端末結線部が形成されて
    おり、前記端子装着部にはコイルボビンを貫通した端子
    挿入孔とともに、この端子挿入孔の一端側に端子の前記
    コイル端末結線部収納用の空所が開設され、かつ、コイ
    ル端末収納用溝が前記コイル巻線部から前記空所に亘っ
    て開設され、前記コイル端末収納用溝の全長が、コイル
    端末線結線時におけるコイル端末線のコイル巻線部端か
    ら端子のコイル端末線結部までの長さに略等しく設定さ
    れていることを特徴とするコイル装置。
JP1988147451U 1988-11-11 1988-11-11 コイル装置 Expired - Lifetime JPH062257Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988147451U JPH062257Y2 (ja) 1988-11-11 1988-11-11 コイル装置
FR8914793A FR2639142B1 (fr) 1988-11-11 1989-11-10 Dispositif de connexion de bobines electriques
KR2019890016585U KR960003234Y1 (ko) 1988-11-11 1989-11-10 코일장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988147451U JPH062257Y2 (ja) 1988-11-11 1988-11-11 コイル装置

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Publication Number Publication Date
JPH0268410U JPH0268410U (ja) 1990-05-24
JPH062257Y2 true JPH062257Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=15430652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988147451U Expired - Lifetime JPH062257Y2 (ja) 1988-11-11 1988-11-11 コイル装置

Country Status (3)

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JP (1) JPH062257Y2 (ja)
KR (1) KR960003234Y1 (ja)
FR (1) FR2639142B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100587337B1 (ko) * 2003-12-05 2006-06-08 엘지전자 주식회사 전자제품용 이어폰잭과 커넥터
JP2006278593A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Shindengen Electric Mfg Co Ltd コイル装置

Family Cites Families (4)

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US3731245A (en) * 1971-12-21 1973-05-01 Northern Electric Co Inductor bobbin with terminals
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Also Published As

Publication number Publication date
FR2639142A1 (fr) 1990-05-18
KR960003234Y1 (ko) 1996-04-19
JPH0268410U (ja) 1990-05-24
KR900010737U (ko) 1990-06-04
FR2639142B1 (fr) 1993-11-19

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