JPS584167Y2 - コイル組 - Google Patents

コイル組

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Publication number
JPS584167Y2
JPS584167Y2 JP10744178U JP10744178U JPS584167Y2 JP S584167 Y2 JPS584167 Y2 JP S584167Y2 JP 10744178 U JP10744178 U JP 10744178U JP 10744178 U JP10744178 U JP 10744178U JP S584167 Y2 JPS584167 Y2 JP S584167Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
opening
wire
side wall
protection cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP10744178U
Other languages
English (en)
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JPS5525347U (ja
Inventor
行宣 弓田
Original Assignee
飯田三協株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 飯田三協株式会社 filed Critical 飯田三協株式会社
Priority to JP10744178U priority Critical patent/JPS584167Y2/ja
Publication of JPS5525347U publication Critical patent/JPS5525347U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、巻芯部側壁周縁部に設けた開口部と、絶縁
保護カバーに設けた突き出し部で、巻始め線と巻終り線
の絶縁を確実にしたコイル組に関する。
従来のコイル組は第1図のように、巻芯部2の一方の側
壁周縁部22に端子4を植設し、巻芯部に巻回された巻
線の巻始め線3aと巻終り線3bは端子の頚部41に巻
回して半田付けされている。
巻始め線3aと巻線3の絶縁や、巻始め線3aと巻終り
線3bの絶縁は、側壁に形成されたL字形の溝21に巻
始め線を導き入れて端子頚部に巻回したり、巻始め線を
側壁に絶縁テープで貼着して隔離する等の絶縁処理がな
されている。
この従来のコイル組は、ある程度、巻線の巻回やリード
線の固定などの作業が容易ではあるが、巻始め線をL字
形の溝に導入して導出しても、巻始め線と巻線および、
巻始め線と巻終り線間の充分な距離が取れず、絶縁保護
が不充分である。
さらに絶縁テープが側壁に貼着されている場合は、巻線
の巻回が均等に出来ず、巻回が面倒な欠点がある。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、巻芯部への巻線の巻
回が容易であるとともに、巻線の巻始め線と巻終り線の
端子接続を容易に、かつ絶縁を確実にしたコイル組を提
案することである。
本考案の特徴は、巻芯部側壁の周縁部に開口部を、絶縁
保護カバーに突き出し部をそれぞれ設け、両者を嵌合し
て複数の隔室を形成し、巻始め線と巻終り線を隔室から
導出して上記側壁に設けた端子に接続したことにある。
以下、図示の実施例によって本考案を説明する。
第2図でコイル組はコアー1を挿通する中心孔2aが穿
設されたコイルボビンの巻芯部2と、巻芯部2の両端に
形成された側壁2b、2Cと、巻芯部2に巻回された巻
線3と、一方の側壁2bに設けられた複数の端子4と、
端子4の一端4 a 、4 cにそれぞれ接続された巻
線30巻始め線3aと巻終り線3bと、端子4の一端4
a 、4 cを覆うように側壁2bの外側に取りつけ
られた絶縁保護カバー5で構成されている。
巻線3の外周には絶縁保護テープ11か′巻回されてい
る。
上記巻芯部2の一方の側壁2bには第3図のように、そ
の周縁部に外方を開口した幅広の開口2dと該朴開口の
内方でかつ該開口2dに連続した狭幅の開口2eとから
なり、側壁2bを貫通してなる開口部21が設けられて
いる。
開口2dの両側の側壁外方には突起部2 f 、2 g
が形成されている。
突起部2f、2gの下方には溝2hを形成するように突
堤部2jが設けられている。
上記開口部21の両側側壁2bには端子4が挿入固定さ
れる断面凸字状の縦溝2m、2mが穿設されている。
この縦溝2m、2mの両側には他の突堤部2n、2nが
それぞれ設けられている。
他の突堤部2n、2nの外方上下の側壁周縁部には傾斜
面と段部で形成された切欠き2pが設けられている。
上記縦溝2m、2mに挿入固定される端子4は第4図の
ように、L字形の一端4 a 、4 cは細く、半田付
けが容易なように形成されている。
他端4 b 、4 dの両側には鋸歯状の凹凸が形成さ
れ、−且縦溝2m、2mに挿入されたのちは凹凸が縦溝
壁に喰込み抜は止めされている。
上記絶縁保護カバー5は第2図、第5図のように、−側
が開口された画形に形成されている。
絶縁保護カバー5の四隅には上記切欠き2pの段部に係
合される鉤部5aが形成されている。
絶縁保護カバー5の中央部分には上記側壁2b周縁部の
開口部21に嵌合される突き出し部51が形成されてい
る。
突き出し部51は巾広の部分5bと、段部で形成された
細長い部分5Cがカバーに一体に、画形の絶縁保護カバ
ー5の内側に2分するように形成されている。
突き出し部51の上方カバー5の上面には突堤5dが設
けられている。
カバー5の内側には上記突き出し部51で分割された2
室の左右壁の上下はそれぞれ長さ寸法が短い角壁5eに
よって形成されている。
上記絶縁保護カバー5を側壁2bに取りつけるときは、
4個の鉤部5aを四隅の切欠き2pの段部に係合させ、
開口部21に突き出し部51を第6図のように嵌合させ
る。
即、開口部21の開口2dには突き出し部51の巾広の
部分5bが、開口2eには細長い部分5Cがそれぞれ嵌
合されている。
このように嵌合されると、開口部21と突き出し部51
の間に複数の隔室6が形成される。
側壁2bの他の突堤部2n、2nはカバー5の角壁5e
に挿入される。
端子4の一端4a、4cはカバーの2室内にそれぞれ収
納される。
上記巻芯部2に巻回された巻線3の巻始め線3aは開口
部21の開口2eと突き出し部51の細長い部分5bの
作る隔室6を通して側壁2b外に導き出されて、例えば
一方の突起部2fの下側に沿って回折されて端子4の一
端4aに接続されている。
巻終り線3bは開口2dと巾広の部分5bの作る隔室6
を通って側壁2b外に導き出され、他方の突起部2gの
上側に沿って延ばされて端子4の一端4Cに接続されて
いる。
上記のように巻始め線3aと巻終り線3bが開口から出
たところで左右に振り分けられて端子に接続されると、
画線間の距離が充分取られ、クロスすることがないから
絶縁保護が確実になされる。
さらに端子の一端か゛側壁から突出されているので、1
回のディップ半田工程において巻始め線と巻終り線が同
時に半田付けされる。
上記開口部21の形状は第7図のように、細長い開口2
eの一側壁が巾広い開口2dの一側壁と連続するように
構成する等位の形状でもよい。
第8図は絶縁保護カバー5を鉤部と切欠きて側壁に取り
つけるかわりに、コイルボビンを包み込むように絶縁保
護カバーと一体に巻線保護カバー52が設けられ、端子
はコ字形に形成されて、絶縁保護カバーが一方方向より
挿入され、端子4の一端と、一端にそれぞれ接続された
巻始め線と巻終り線と、巻線を同時に絶縁保護している
この実施例の場合は、巻線の外周に巻かれる絶縁テープ
は省略されてもよい。
第9図は巻線保護カバー52が絶縁保護カバー5と別体
に形成されて、コアー1で押えられた実施例である。
この場合も第8図同様に絶縁保護テープの巻回が省略さ
れる。
図面ではコアーか一ワーレンモータなどのコアーで示さ
れているが他の電気機器に用いてもよい。
本考案は上述のように構成されたから、巻始め線と巻終
り線は開口部と突き出し部で形成された隔室で分離され
、かつクロスすることなく左右に振り分けられて絶縁が
確実になされる。
さらに巻線は、巻芯部側壁に絶縁テープなどで巻始め線
を固定することなく、巻始め線が側壁外に導出されて巻
線の障害物が何にもないから、テープによるトラブルが
発生せず、巻線の作業能率か著しく向上するとともに、
歩留りが改善される。
また端子はL字形に形成されて、巻始め線、巻終り線が
巻きつけ接続された一端が側壁外に突出されているから
巻きっけが容易で、かつ半田付デツプ工程において画線
か゛同時に半田付けされるように形成されるから、半田
付は作業が効率化される。
さらにリード線方式の場合はやっかいなリード線固定作
業を必要とするが、上記端子方式の場合はその必要がな
いから作業が極めて簡略され、コイル組の標準化が容易
である。
さらに巻始め線と巻終り線および端子一端が上記突き出
し部を有する絶縁保護カバーで覆われ、絶縁保護カバー
を側壁に取りつけることで絶縁保護が確実になされる等
の優れた効果を奏するコイル組が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の巻線処理がなされたコイル組の説明図、
第2図は本考案コイル組の一部断面側面図イ、分解斜視
図口、ハ、第3図は同上コイル組ボビンの説明図、第4
図は同上端子の説明図、第5図は同上絶縁保護カバーの
説明図、第6図は同上側壁開口部に突き出し部を挿入し
た状態説明図、第7図は同上側壁開口部の他の形状説明
図、第8図は同上絶縁保護カバーの他の実施例説明図、
第9図は絶縁保護テープのかわりに巻線保護カバーが用
いられた実施例説明図である。 1・・・・・・コアー、2・・・・・・巻芯部、2a・
・・・・・中心孔、2b、2C・・・・・・側壁、2d
、2e・・・・・・開口、2 f 、2 g・・・・・
・突起部、2h・・・・・・溝、2j・・・・・・突堤
部、2m・・・・・・縦溝、2n・・・・・・他の突堤
部、2p・・・・・・切欠き、21・・・・・・開口部
、3・・・・・・巻線、3a・・・・・・巻始め線、3
b・・・・・・巻終り線、4・・・・・・端子、4 a
、4 c・・・・・・一端、4 b 、4 d・・・
・・・他端、5・・・・・・絶縁保護カバー、5a・・
・・・・鉤部、5b・・・・・・巾広の部分、5C・・
・・・・細長い部分、5d・・・・・・突堤、5e・・
・・・・周壁、51・・・・・・突き出し部、6・・・
・・・隔室、11・・・・・・絶縁保護テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コアーを挿通する巻芯部に巻回した巻線の巻始め線と巻
    終り線を上記巻芯部両端の側壁の一方に設けた複数の端
    子に接続し、該端子を絶縁保護カバーで覆うと共に、上
    記一方の側壁の一周縁部に、外方を開口した幅広の開口
    と該開口の内方でかつ該開口に連続した狭幅の開口とか
    らなり上記側壁を貫通してなる開口部を設け、該開口部
    と対応する上記絶縁保護カバーの位置に突き出し部を設
    けて両者の嵌合によって上記開口部に複数の隔室を形成
    し、該隔室から上記巻線の巻始め線と巻終り線を導出さ
    せるようにしたコイル組。
JP10744178U 1978-08-07 1978-08-07 コイル組 Expired JPS584167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10744178U JPS584167Y2 (ja) 1978-08-07 1978-08-07 コイル組

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10744178U JPS584167Y2 (ja) 1978-08-07 1978-08-07 コイル組

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Publication Number Publication Date
JPS5525347U JPS5525347U (ja) 1980-02-19
JPS584167Y2 true JPS584167Y2 (ja) 1983-01-24

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ID=29051552

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JP10744178U Expired JPS584167Y2 (ja) 1978-08-07 1978-08-07 コイル組

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6477410B2 (ja) * 2015-10-19 2019-03-06 株式会社デンソー 油圧制御用電磁弁

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JPS5525347U (ja) 1980-02-19

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