JPS6017848Y2 - 線輪ボビンのリ−ド線引き出し溝構造 - Google Patents
線輪ボビンのリ−ド線引き出し溝構造Info
- Publication number
- JPS6017848Y2 JPS6017848Y2 JP10348779U JP10348779U JPS6017848Y2 JP S6017848 Y2 JPS6017848 Y2 JP S6017848Y2 JP 10348779 U JP10348779 U JP 10348779U JP 10348779 U JP10348779 U JP 10348779U JP S6017848 Y2 JPS6017848 Y2 JP S6017848Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- groove
- bobbin
- groove structure
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は線輪のボビンのリード線引き出し溝の構造に関
するものである。
するものである。
従来線輪のボビンのリード線引き出し溝は第1図に示す
ような端子モールド部2に設けられるU字形構造のもの
が一般的であり、巻線のリード線5はこの溝4を通して
ボビン1外側の端子3にそれぞれ配線接続される。
ような端子モールド部2に設けられるU字形構造のもの
が一般的であり、巻線のリード線5はこの溝4を通して
ボビン1外側の端子3にそれぞれ配線接続される。
しかしながら、巻線のリード線5を2本通す場合にはこ
の溝4部でのリード線5間の接触は避けられない。
の溝4部でのリード線5間の接触は避けられない。
特に海底中継器など高信頼度機器用として巻線材にポリ
ウレタン被覆銅線等を使用した輪線の場合、たとえば端
子3a、3bに巻線のり一ド5をそれぞれはんだ付けす
る際の熱でその近傍のリード線5のポリウレタン皮膜が
弱められこのためリード線引き出し溝4部での前記リー
ド線5の導体同士が接触する恐れがあり信頼度上問題と
なる。
ウレタン被覆銅線等を使用した輪線の場合、たとえば端
子3a、3bに巻線のり一ド5をそれぞれはんだ付けす
る際の熱でその近傍のリード線5のポリウレタン皮膜が
弱められこのためリード線引き出し溝4部での前記リー
ド線5の導体同士が接触する恐れがあり信頼度上問題と
なる。
解決方法としては、リード線引き出し溝を別々にするこ
とも考えられるが、この場合ボビンに溝をそれぞれ要部
に2つ宛設けることになりスペース上得策でない。
とも考えられるが、この場合ボビンに溝をそれぞれ要部
に2つ宛設けることになりスペース上得策でない。
本考案はこれらの欠点をきわめて簡単な方法で除去する
ことを目的とし、そのため本考案の特徴とするところは
複数の端子をモールドにより一体化するとともに、前記
少なくとも何れかの隣接せる2個所の端子に対して1個
の共通して使用されるリード線引き出し溝を、該2個所
の端子の中間にモールドにより形成せる線輪ボビンにお
いて、該リード線引き出し溝の対向する面の一方に段を
つけて2段溝構造としたところにある。
ことを目的とし、そのため本考案の特徴とするところは
複数の端子をモールドにより一体化するとともに、前記
少なくとも何れかの隣接せる2個所の端子に対して1個
の共通して使用されるリード線引き出し溝を、該2個所
の端子の中間にモールドにより形成せる線輪ボビンにお
いて、該リード線引き出し溝の対向する面の一方に段を
つけて2段溝構造としたところにある。
以下本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明す
る。
る。
第2図は本考案による線輪ボビンの一実施例の斜視図で
あって1はボビン巻線部、2aは端子モールド部、3は
端子、4aは2段溝構造のリード線引き出し溝、5aは
巻線のリード線である。
あって1はボビン巻線部、2aは端子モールド部、3は
端子、4aは2段溝構造のリード線引き出し溝、5aは
巻線のリード線である。
ボビン巻線部1に巻かれた巻線のうち何れか2本のリー
ド線5aがある1個所のリード線引き出しR4aを通し
て端子3の3a*3bに配線接続される。
ド線5aがある1個所のリード線引き出しR4aを通し
て端子3の3a*3bに配線接続される。
ここで巻線の2本のリード線5aのうち一方を2段溝構
造のリード線引き出し溝4aの下部Aを通して端子3a
に配線し、他方を該溝4aの対向する面の一方に設けら
れた上部の段Bを通して端子3bへ配線することにより
、2本のリード線5aをリード線引き出し溝部で互いに
接続させず該溝4aのそれぞれ両側の端子3a、3bへ
配線接続することができる。
造のリード線引き出し溝4aの下部Aを通して端子3a
に配線し、他方を該溝4aの対向する面の一方に設けら
れた上部の段Bを通して端子3bへ配線することにより
、2本のリード線5aをリード線引き出し溝部で互いに
接続させず該溝4aのそれぞれ両側の端子3a、3bへ
配線接続することができる。
第2図の実施例では2段溝構造のリード線引き出し溝を
ボビンの巻線部の両側に対向する端子モールド部に各2
個設けたもので説明したが、このようなことは、そのほ
か2段溝構造のリード線引き出し溝をそれぞれの端子モ
ールド部に各1個あるいは片側1個、もう一方に2個設
ける等種々の形態に要求に応じて適宜にして、さらには
溝の対向面に対する段付けの方向を何れにしても本考案
の効果は変らない。
ボビンの巻線部の両側に対向する端子モールド部に各2
個設けたもので説明したが、このようなことは、そのほ
か2段溝構造のリード線引き出し溝をそれぞれの端子モ
ールド部に各1個あるいは片側1個、もう一方に2個設
ける等種々の形態に要求に応じて適宜にして、さらには
溝の対向面に対する段付けの方向を何れにしても本考案
の効果は変らない。
以上説明したように本考案による線輪ボビンのリード線
引き出し溝構造とすれば余分に溝を設けたり溝スペース
を大きくせずモールド成形し易い形で従来の欠点であっ
たリード線引き出し溝部でのリード線間の接触を完全に
防止することができるので、線輪の高信頼度化に対処で
きる。
引き出し溝構造とすれば余分に溝を設けたり溝スペース
を大きくせずモールド成形し易い形で従来の欠点であっ
たリード線引き出し溝部でのリード線間の接触を完全に
防止することができるので、線輪の高信頼度化に対処で
きる。
第1図は従来のU字形リード線引き出し溝構造の線輪ボ
ビンに巻線を行なったものの斜視図、第2図は本考案に
よる2段溝構造のリード線引き出し溝の線輪ボビンに巻
線を行なったものの斜視図である。 図中、1・・・・・・ボビンの巻線部、2,2a・・・
・・・端子モールド部、3.3a、 3b・・・・・・
端子、4・・・・・・U字形のリード線引き出し溝、4
a・・・・・・2段溝構造のリード線引き出し溝、5,
5a・・・・・・巻線のリード線、A・・・・・・リー
ド線引き出し溝4aの下部、B・・・・・・リード線引
き出し溝4aの上段。
ビンに巻線を行なったものの斜視図、第2図は本考案に
よる2段溝構造のリード線引き出し溝の線輪ボビンに巻
線を行なったものの斜視図である。 図中、1・・・・・・ボビンの巻線部、2,2a・・・
・・・端子モールド部、3.3a、 3b・・・・・・
端子、4・・・・・・U字形のリード線引き出し溝、4
a・・・・・・2段溝構造のリード線引き出し溝、5,
5a・・・・・・巻線のリード線、A・・・・・・リー
ド線引き出し溝4aの下部、B・・・・・・リード線引
き出し溝4aの上段。
Claims (1)
- 複数の端子をモールドにより一体化するとともに、前記
少なくとも何れかの隣接せる2個所の端子に対して1個
の共通して使用されるリード線引き出し溝を該2個所の
端子の中間にモールドにより形威せる線輪ボビンにおい
て、該リード線引き出し溝の対向する面の一方に段をつ
けて2段溝構造としたことを特徴とする線輪ボビンのリ
ード線引き出し溝構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348779U JPS6017848Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 線輪ボビンのリ−ド線引き出し溝構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348779U JPS6017848Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 線輪ボビンのリ−ド線引き出し溝構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5621406U JPS5621406U (ja) | 1981-02-25 |
JPS6017848Y2 true JPS6017848Y2 (ja) | 1985-05-31 |
Family
ID=29336195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10348779U Expired JPS6017848Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 線輪ボビンのリ−ド線引き出し溝構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017848Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003203814A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-07-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トランス |
-
1979
- 1979-07-26 JP JP10348779U patent/JPS6017848Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5621406U (ja) | 1981-02-25 |
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