JPS6127158Y2 - - Google Patents

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JPS6127158Y2
JPS6127158Y2 JP1689181U JP1689181U JPS6127158Y2 JP S6127158 Y2 JPS6127158 Y2 JP S6127158Y2 JP 1689181 U JP1689181 U JP 1689181U JP 1689181 U JP1689181 U JP 1689181U JP S6127158 Y2 JPS6127158 Y2 JP S6127158Y2
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JP
Japan
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winding
primary
current transformer
molded
resin
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JP1689181U
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JPS57130418U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は変流器要素を合成樹脂でモールドする
樹脂モールド変流器に係り、特に口出し端子構造
を改良したものに関する。
通常合成樹脂からなるモールド樹脂によつて成
形される樹脂モールド変流器は1次コイルの一次
端子をボス方式で構成する場合がある。このボス
方式の樹脂モールド変流器について、第1図ない
し第4図を参照してその構成を説明する。第1図
に示す如く鉄心1に鎖交するように2次巻線2を
設けるとともに帯状導体を数回エツジワイズ巻し
た1次巻線3を設けて、変流器要素を形成し、少
なくとも1次及び2次巻線3,2をエポキシ樹脂
等の合成樹脂4でモールドして形成している。な
お5は2次端子、6はベースである。1次巻線3
の1次端子31は第2図及び第3図の如くボス状
に形成され1次巻線3から導出した巻始めおよび
巻終りの端子3a,3bに接合されている。この
場合第4図に示す如く1次端子31に、溝32を
形成し、この溝32へ1次巻線3の巻始め端部3
aや巻終り端部3bを挿入してロー付け等を施す
ことにより接合していた。しかしながら第2図に
示す如く、1次巻線3は帯状導体を数回エツジワ
イズして構成しているので、その巻始め端部3a
と巻終り端部3bの導出位置が、1次巻線3に沿
つて配列されなかつた。この状態では、1次端子
31と鉄心1の沿面距離が小さくなり、また第5
図に示す如く2つの変流器A,Bを三相導体7
a,7b,7cの両側の導体に使用する場合に
は、各導体7a,7b,7c間の間隔L1が小さ
くなるため、2つの変流器の間隔l1を大きくとる
必要があり、このため変流器の据付面積が大きく
なるなどの欠点が生じていた。そこで1次巻線3
の両端部3a,3bを曲げて1次巻線3に沿つて
導出することも考えられるが、両端部3a,3b
の構造が複雑となり、大形化する欠点があつた。
本考案の目的は上記の欠点を除去し1次端子構
造を簡素化して、小形化できる樹脂モールド変流
器を提供することにある。
以下本考案を図面に示す一実施例を参照して説
明する。第1図において鉄心1に鎖交するように
2次巻線2を設けるとともに帯状導体を数回エツ
ジワイズ巻した1次巻線3を設けて変流器要素を
形成し、少なくとも1次及び2次巻線3,2を合
成樹脂4でモールドして樹脂モールド変流器を得
る。なお5は二次端子、6はベースである。ここ
で一次巻線3は第6図ないし第8図に示す如く、
帯状導体を数回エツジワイズ巻して巻始めおよび
巻終り端部3a,3bを導出するが、本考案にお
いては、この導出した巻始めおよび巻終り端部3
a,3bにロー付等によつて接合されるボス状1
次端子31c,31dに溝32a,32bを一方
によせて形成しておく。そしてこの1次端子31
c,31dを巻始め端部3aと巻終り端部3bに
接合する場合には、それぞれの溝32a,32b
が外側に位置するように配置する。
このような構造によれば、樹脂モールド変流器
の1次端子31c,31dは1次端子部分の構造
を複雑にすることなく、1次巻線3に沿つて配列
することができるため、巻始め側1次端子31c
および巻終り側1次端子31dと鉄心1との沿面
距離が同一となり、その上1次端子31c,31
dと鉄心1との沿面距離を従来構成よりも大きく
とることができるため、製品が小形化できる。
又、2つの変流器A,Bを使用する場合には第9
図に示す如く、三相導体7a,7b,7c間の間
隔L2が大きくとれるため、最高回路電圧が同一
の場合には2つの変流器A,Bの間隔l2を小さく
でき、据付面積が小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は樹脂モールド変流器の断面図、第2図
及び第3図は従来の樹脂モールド変流器の1次巻
線の平面図及び正面図、第4図は従来の樹脂モー
ルド変流器の1次巻線に接合する1次端子の正面
図、第5図は従来の樹脂モールド変流器を2つ使
用した場合の平面図、第6図及び第7図は本考案
の樹脂モールド変流器の1次巻線の平面図及び正
面図、第8図は本考案の樹脂モールド変流器の1
次巻線に接合する1次端子の正面図、第9図は、
本考案の樹脂モールド変流器を2つ使用した場合
の平面図である。 1……鉄心、2……2次巻線、3……1次巻
線、3a,3b……巻始め及び巻終り端部、4…
…合成樹脂、31a,31b,31c,31d…
…1次端子、32,32a,32b……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心に鎖交するように2次巻線を設けるととも
    に帯状導体を数回エツジワイズ巻した1次巻線を
    設け、この1次巻線の巻始め及び巻終り端部にそ
    れぞれボス状の1次端子を接合して少なくとも1
    次及び2次巻線を合成樹脂によりモールドして構
    成したものにおいて、前記各ボス状の1次端子は
    それぞれ溝が一方によせて形成されており、その
    各溝が外側に位置するように配置するとともにそ
    れらの溝内に1次巻線の巻始め及び巻終り端部を
    挿入接合して各1次端子を1次巻線に沿つて配置
    したことを特徴とする樹脂モールド変流器。
JP1689181U 1981-02-09 1981-02-09 Expired JPS6127158Y2 (ja)

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JP1689181U JPS6127158Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JP1689181U JPS6127158Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JPS57130418U JPS57130418U (ja) 1982-08-14
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JP1689181U Expired JPS6127158Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JP6452506B2 (ja) * 2015-03-16 2019-01-16 株式会社トーキン コイル部品
JP6502136B2 (ja) * 2015-03-20 2019-04-17 株式会社トーキン コイル及びコイル部品

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JPS57130418U (ja) 1982-08-14

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