JPH0154842B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0154842B2 JPH0154842B2 JP13778981A JP13778981A JPH0154842B2 JP H0154842 B2 JPH0154842 B2 JP H0154842B2 JP 13778981 A JP13778981 A JP 13778981A JP 13778981 A JP13778981 A JP 13778981A JP H0154842 B2 JPH0154842 B2 JP H0154842B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- balanced
- windings
- primary
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 83
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F19/00—Fixed transformers or mutual inductances of the signal type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は平衡−平衡形変成器、さらに詳しくは
1次平衡巻線、2次平衡巻線とも多層巻である平
衡−平衡形変成器に関するものである。
1次平衡巻線、2次平衡巻線とも多層巻である平
衡−平衡形変成器に関するものである。
平衡−平衡形は回路間の結合やインピーダンス
整合等の目的から数多く使用されておりその多く
は第1図に示すごとく構成される。第1図におい
て1次平衡巻線1および2次平衡巻線2はボビン
3に巻かれ1次平衡巻線1と2次平衡巻線2との
間には絶縁紙4または絶縁テープなどの絶縁物を
挿入する構造となつている。第1図の変成器の等
価回路を第2図に示す。従来の変成器が第1図の
ごとく絶縁紙4を挿入することは第2図に示す結
線上での巻線間容量C0を減少せしめ並列等価容
量C0への影響を少なくする配慮からでこれが従
来一般に用いられている。
整合等の目的から数多く使用されておりその多く
は第1図に示すごとく構成される。第1図におい
て1次平衡巻線1および2次平衡巻線2はボビン
3に巻かれ1次平衡巻線1と2次平衡巻線2との
間には絶縁紙4または絶縁テープなどの絶縁物を
挿入する構造となつている。第1図の変成器の等
価回路を第2図に示す。従来の変成器が第1図の
ごとく絶縁紙4を挿入することは第2図に示す結
線上での巻線間容量C0を減少せしめ並列等価容
量C0への影響を少なくする配慮からでこれが従
来一般に用いられている。
しかしながら巻線の製造性という点からは巻線
間に絶縁物を挿入する作業を含むため低価格化を
目的とした自動巻線機による連続した巻線が困難
で巻線効率を低下させる要因となつている。
間に絶縁物を挿入する作業を含むため低価格化を
目的とした自動巻線機による連続した巻線が困難
で巻線効率を低下させる要因となつている。
本発明の目的は自動巻線機による連続した巻線
を可能にするため巻線間の絶縁物を削除しても各
1次、2次巻線に対する並列等価容量の増加をき
たさない平衡−平衡形変成器を提供することにあ
る。
を可能にするため巻線間の絶縁物を削除しても各
1次、2次巻線に対する並列等価容量の増加をき
たさない平衡−平衡形変成器を提供することにあ
る。
本発明によれば1次平衡巻線および2次平衡巻
線とも多層巻である平衡−平衡形変成器におい
て、2区分ボビンを使用し、1次巻線はボビンの
各々の区分に1/2ずつの巻数で巻方向が互に逆方
向になるように巻かれたa,bの2つの巻線
で構成し、その巻線a,bは上部に巻かれる
2次巻線に接する側で巻線端を接続し、上部の2
次巻線は前記1次巻線の上部にボビンの各々の区
分に1/2ずつの巻数で巻方向が互に逆方向になる
ように巻かれたa,bの2つの巻線で構成
し、下部に巻かれた前記1次巻線に接する側で巻
線端を接続したことを特徴とする平衡−平衡形変
成器が提案される。
線とも多層巻である平衡−平衡形変成器におい
て、2区分ボビンを使用し、1次巻線はボビンの
各々の区分に1/2ずつの巻数で巻方向が互に逆方
向になるように巻かれたa,bの2つの巻線
で構成し、その巻線a,bは上部に巻かれる
2次巻線に接する側で巻線端を接続し、上部の2
次巻線は前記1次巻線の上部にボビンの各々の区
分に1/2ずつの巻数で巻方向が互に逆方向になる
ように巻かれたa,bの2つの巻線で構成
し、下部に巻かれた前記1次巻線に接する側で巻
線端を接続したことを特徴とする平衡−平衡形変
成器が提案される。
以下本発明にかかる平衡−平衡形変成器の実施
例について詳細に説明する。
例について詳細に説明する。
第3図は本発明にかかる変成器の巻線構造の1
実施例でボビン11を2つに区分し1次巻線はボ
ビンの各々の区分に1/2ずつの巻線で巻方向が互
いに逆方向となるように巻かれたa,bの2
つの巻線で構成し、そのaとbの各巻線は上
部に巻かれる2次巻線に接する側(第3図では巻
終り側)の巻線端を外部端子を介して接続する。
上部の2次巻線は1次巻線と同様にボビンの各々
の区分に1/2ずつの巻線で巻方向が互いに逆方向
となるように巻かれたa,bの2つの巻線で
構成し、そのbとbの各巻線は下部に巻かれ
た1次巻線に接する側(第3図では巻始め側)の
巻線端を外部端子を介して接続する。第3図の変
成器の回路図を第4図に示す。同図に示すごとく
a,b,a,bは巻方向が逆方向である
が巻始めあるいは巻終り同志を接続しているため
発生する電圧の方向は同方向となることに注目す
べきである。第3図および第4図に示すように構
成された変成器において、巻線aとbまたは
aとbとが完全にバランスがとれていればそ
の中点は零電位となる。したがつて1次巻線と2
次巻線の低電位部が近接し高電位部が遠ざかるこ
とになる。
実施例でボビン11を2つに区分し1次巻線はボ
ビンの各々の区分に1/2ずつの巻線で巻方向が互
いに逆方向となるように巻かれたa,bの2
つの巻線で構成し、そのaとbの各巻線は上
部に巻かれる2次巻線に接する側(第3図では巻
終り側)の巻線端を外部端子を介して接続する。
上部の2次巻線は1次巻線と同様にボビンの各々
の区分に1/2ずつの巻線で巻方向が互いに逆方向
となるように巻かれたa,bの2つの巻線で
構成し、そのbとbの各巻線は下部に巻かれ
た1次巻線に接する側(第3図では巻始め側)の
巻線端を外部端子を介して接続する。第3図の変
成器の回路図を第4図に示す。同図に示すごとく
a,b,a,bは巻方向が逆方向である
が巻始めあるいは巻終り同志を接続しているため
発生する電圧の方向は同方向となることに注目す
べきである。第3図および第4図に示すように構
成された変成器において、巻線aとbまたは
aとbとが完全にバランスがとれていればそ
の中点は零電位となる。したがつて1次巻線と2
次巻線の低電位部が近接し高電位部が遠ざかるこ
とになる。
一方巻線間容量の分布は1次巻線と2次巻線の
近接した部分に大きく生じ遠ざかつた部分では小
さくなる。したがつて本発明にかかる平衡−平衡
形変成器においては巻線間容量の大きい近接した
部分が低電位になるため巻線間容量に起因する1
次巻線または2次巻線に対する並列等価容量をき
わめて小さくすることが可能である。
近接した部分に大きく生じ遠ざかつた部分では小
さくなる。したがつて本発明にかかる平衡−平衡
形変成器においては巻線間容量の大きい近接した
部分が低電位になるため巻線間容量に起因する1
次巻線または2次巻線に対する並列等価容量をき
わめて小さくすることが可能である。
以上詳細に説明したように本発明は並列等価容
量が巻線間容量の電位差に起因して発生すること
に着目し1次2次巻線の近接部をほぼ零電位にし
たものである。これにより1次2次巻線間に絶縁
物の挿入されない平衡−平衡形変成器の巻線間容
量により生ずる1次巻線(または2次巻線)に対
する並列等価容量を改良したものであつて自動巻
線機により連続した巻線作業により製造する変成
器に適用して変成器の低価格が期待できその効果
は頗る大である。
量が巻線間容量の電位差に起因して発生すること
に着目し1次2次巻線の近接部をほぼ零電位にし
たものである。これにより1次2次巻線間に絶縁
物の挿入されない平衡−平衡形変成器の巻線間容
量により生ずる1次巻線(または2次巻線)に対
する並列等価容量を改良したものであつて自動巻
線機により連続した巻線作業により製造する変成
器に適用して変成器の低価格が期待できその効果
は頗る大である。
第1図は従来の平衡−平衡形変成器の巻線構造
の1例、第2図は第1図の変成器の結線図、第3
図は本発明にかかる平衡−平衡形変成器の巻線構
造の1実施例、第4図は第3図の変成器の結線図
である。第3図において11が2区分ボビン、
a,bが1次平衡巻線、a,bが2次平衡
巻線である。
の1例、第2図は第1図の変成器の結線図、第3
図は本発明にかかる平衡−平衡形変成器の巻線構
造の1実施例、第4図は第3図の変成器の結線図
である。第3図において11が2区分ボビン、
a,bが1次平衡巻線、a,bが2次平衡
巻線である。
Claims (1)
- 1 1次平衡巻線および2次平衡巻線とも多層巻
である平衡−平衡形変成器において、2区分ボビ
ンを使用し、1次巻線はボビンの各々の区分に1/
2ずつの巻数で巻方向が互に逆方向になるように
巻かれたa,bの2つの巻線で構成し、その
巻線a,bは上部に巻かれる2次巻線に接す
る側で巻線端を接続し、上部の2次巻線は前記1
次巻線の上部にボビンの各々の区分に1/2ずつの
巻数で巻方向が互に逆方向になるように巻かれた
a,bの2つの巻線で構成し、下部に巻かれ
た前記1次巻線に接する側で巻線端を接続したこ
とを特徴とする平衡−平衡形変成器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13778981A JPS5840808A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 平衡−平衡形変成器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13778981A JPS5840808A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 平衡−平衡形変成器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840808A JPS5840808A (ja) | 1983-03-09 |
JPH0154842B2 true JPH0154842B2 (ja) | 1989-11-21 |
Family
ID=15206879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13778981A Granted JPS5840808A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 平衡−平衡形変成器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840808A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3367427B2 (ja) * | 1998-08-11 | 2003-01-14 | 株式会社高岳製作所 | 単相三線式変圧器 |
US7262521B2 (en) | 2003-12-31 | 2007-08-28 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Variable AC voltage regulation control method and apparatus |
CN112331461A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-02-05 | 衡山萌泰电子有限公司 | 一种谐振变压器 |
-
1981
- 1981-09-03 JP JP13778981A patent/JPS5840808A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5840808A (ja) | 1983-03-09 |
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