JP3238862B2 - コイルボビン - Google Patents
コイルボビンInfo
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- JP3238862B2 JP3238862B2 JP14236596A JP14236596A JP3238862B2 JP 3238862 B2 JP3238862 B2 JP 3238862B2 JP 14236596 A JP14236596 A JP 14236596A JP 14236596 A JP14236596 A JP 14236596A JP 3238862 B2 JP3238862 B2 JP 3238862B2
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- winding
- terminal
- coil bobbin
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一次側の巻き線
又は二次側の巻き線のいずれか一方の巻き線と、その他
方の巻き線から引き出された引き出し線における端子の
接続箇所との間の絶縁距離を、コイルボビンの構造の複
雑化、幅、高さなどに影響を与えることなく、確保でき
るようにしたコイルボビンの改良に関する。
又は二次側の巻き線のいずれか一方の巻き線と、その他
方の巻き線から引き出された引き出し線における端子の
接続箇所との間の絶縁距離を、コイルボビンの構造の複
雑化、幅、高さなどに影響を与えることなく、確保でき
るようにしたコイルボビンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】トランスなどの種々のコイルにあって
は、一次側の巻き線と二次側の巻き線との電気的絶縁を
確保することが求められるところであり、使用される電
圧に相応した絶縁性能、絶縁距離を備えることが必要と
されている。この電気的絶縁を確保させるためにこの種
のコイルが備えていなければならないものの一つとし
て、ボビンに巻き付けられている一次側の巻き線又は二
次側の巻き線のいずれか一方の巻き線と、その他方の巻
き線から引き出された引き出し線における端子の接続箇
所との間の絶縁距離がある。すなわち、かかる引き出し
線と端子との接続箇所では、この接続をなすハンダ付け
の熱により引き出し線の被覆が劣化されるため、一次側
又は二次側の巻き線のいずれか一方と、その他方の巻き
線から引き出されている前記引き出し線の接続箇所との
間には、使用される電圧に相応した所要の絶縁距離が確
保されていることが求められる。
は、一次側の巻き線と二次側の巻き線との電気的絶縁を
確保することが求められるところであり、使用される電
圧に相応した絶縁性能、絶縁距離を備えることが必要と
されている。この電気的絶縁を確保させるためにこの種
のコイルが備えていなければならないものの一つとし
て、ボビンに巻き付けられている一次側の巻き線又は二
次側の巻き線のいずれか一方の巻き線と、その他方の巻
き線から引き出された引き出し線における端子の接続箇
所との間の絶縁距離がある。すなわち、かかる引き出し
線と端子との接続箇所では、この接続をなすハンダ付け
の熱により引き出し線の被覆が劣化されるため、一次側
又は二次側の巻き線のいずれか一方と、その他方の巻き
線から引き出されている前記引き出し線の接続箇所との
間には、使用される電圧に相応した所要の絶縁距離が確
保されていることが求められる。
【0003】また、近年では、前記一次側の巻き線又は
二次側の巻き線の一方又は双方を三層被覆絶縁線とし
て、この種のコイルのコンパクト化が図られているが、
かかる三層被覆絶縁線にあっても当該三層被覆絶縁線と
前記端子との接続箇所と、前記ボビンに巻き付けられて
いる他方の巻き線との間に、所要の絶縁距離が確保され
ていることが求められる。
二次側の巻き線の一方又は双方を三層被覆絶縁線とし
て、この種のコイルのコンパクト化が図られているが、
かかる三層被覆絶縁線にあっても当該三層被覆絶縁線と
前記端子との接続箇所と、前記ボビンに巻き付けられて
いる他方の巻き線との間に、所要の絶縁距離が確保され
ていることが求められる。
【0004】かかる絶縁距離を確保するための手法の一
つとして、この種のコイルを構成するコイルボビンの一
方端側に備えられる端子盤を比較的厚く構成し、これに
より、当該コイルボビンに巻き付けられている一次側の
巻き線又は二次側の巻き線のいずれか一方の巻き線と、
その他方の巻き線から引き出された引き出し線における
端子の接続箇所との間にこの端子盤の厚さ寸法分の絶縁
距離を確保させていた。
つとして、この種のコイルを構成するコイルボビンの一
方端側に備えられる端子盤を比較的厚く構成し、これに
より、当該コイルボビンに巻き付けられている一次側の
巻き線又は二次側の巻き線のいずれか一方の巻き線と、
その他方の巻き線から引き出された引き出し線における
端子の接続箇所との間にこの端子盤の厚さ寸法分の絶縁
距離を確保させていた。
【0005】しかしながら、かかる手法にあっては、こ
の種のコイルにおけるコイルボビンの軸線方向に向けら
れた寸法を必然的に大きいものとするため、コイルをコ
ンパクトに構成し難くする不都合があった。
の種のコイルにおけるコイルボビンの軸線方向に向けら
れた寸法を必然的に大きいものとするため、コイルをコ
ンパクトに構成し難くする不都合があった。
【0006】こうしたことから、両端に鍔を有するコイ
ルボビンの一方の鍔を絶縁板とし、この一方の鍔と端子
盤との間に引き出し線ガイド溝を設けると共に、かかる
コイルボビンに巻回される巻き線の引き出し線が、この
引き出し線の引き出し側と反対の側にある端子盤の端子
に接続されるように、当該引き出し線を前記ガイド溝に
約半周巻き付けて前記端子に接続した構成を備えたトラ
ンスが提案されている。(実開平7−42507)
ルボビンの一方の鍔を絶縁板とし、この一方の鍔と端子
盤との間に引き出し線ガイド溝を設けると共に、かかる
コイルボビンに巻回される巻き線の引き出し線が、この
引き出し線の引き出し側と反対の側にある端子盤の端子
に接続されるように、当該引き出し線を前記ガイド溝に
約半周巻き付けて前記端子に接続した構成を備えたトラ
ンスが提案されている。(実開平7−42507)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかるトラ
ンスにあっては、引き出し線を前記ガイド溝に約半周巻
き付ける作業をトランスの組み立てにあたり要し、ま
た、引き出し線が前記巻き線から比較的長く引き出され
るため、この分トランスの抵抗値の増加を招くものであ
った。また、この引き出し線のガイド溝分の隙間がコイ
ルボビンの前記鍔とこのコイルボビンに組み込まれる磁
心との間に必然的に形成されることから、この隙間分前
記コイルボビンの軸線方向に向けたトランスの長さ寸法
を増加させるものであった。また、トランスを構成する
ためには、前記隙間分、前記磁心を長く構成するか、コ
イルボビンの軸線方向に向けた長さ寸法を小さくして、
巻線の巻き付け部分の寸法を減らすことを要するもので
あった。また、前記三層被覆絶縁線は比較的高価なもの
であるため、前記絶縁距離を確保させながら、前記引き
出し線の寸法をできるだけ短くすることが要請されると
ころ、かかるトランスはこの要請には応え難いものであ
った。
ンスにあっては、引き出し線を前記ガイド溝に約半周巻
き付ける作業をトランスの組み立てにあたり要し、ま
た、引き出し線が前記巻き線から比較的長く引き出され
るため、この分トランスの抵抗値の増加を招くものであ
った。また、この引き出し線のガイド溝分の隙間がコイ
ルボビンの前記鍔とこのコイルボビンに組み込まれる磁
心との間に必然的に形成されることから、この隙間分前
記コイルボビンの軸線方向に向けたトランスの長さ寸法
を増加させるものであった。また、トランスを構成する
ためには、前記隙間分、前記磁心を長く構成するか、コ
イルボビンの軸線方向に向けた長さ寸法を小さくして、
巻線の巻き付け部分の寸法を減らすことを要するもので
あった。また、前記三層被覆絶縁線は比較的高価なもの
であるため、前記絶縁距離を確保させながら、前記引き
出し線の寸法をできるだけ短くすることが要請されると
ころ、かかるトランスはこの要請には応え難いものであ
った。
【0008】そこでこの発明は、かかる従来の技術の不
都合を解消することを目的とする。
都合を解消することを目的とする。
【0009】また、一次側の巻き線又は二次側の巻き線
のいずれか一方の巻き線と、その他方の巻き線から引き
出された引き出し線における端子の接続箇所との間の絶
縁距離を、コイルボビンの構造の複雑化、幅、高さなど
に影響を与えることなく、確保できるようにすることを
目的とする。
のいずれか一方の巻き線と、その他方の巻き線から引き
出された引き出し線における端子の接続箇所との間の絶
縁距離を、コイルボビンの構造の複雑化、幅、高さなど
に影響を与えることなく、確保できるようにすることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、コイルボビンBを、一次側および二次
側の巻き線M1、M2が巻き付けられる筒状巻回部10
が、この筒状巻回部10の一端側に端子盤20を備えて
おり、前記筒状巻回部10の設けられている側と反対の
側にある端子盤20の面には、一次側巻き線M1の接続
端子21と、二次側巻き線M2の接続端子21とが突設
してあると共に、この端子盤20の側面には、前記筒状
巻回部10の筒軸線に交叉する向きに長い案内突部22
が設けてあり、前記一次巻き線M1又は二次巻き線M2
の少なくとも一方から引き出された引き出し線Hが、前
記案内突部22の側部22a方、又は、前記案内突部2
2上を通って湾曲又は屈曲されて前記端子21に接続さ
れる構成とした。
に、この発明は、コイルボビンBを、一次側および二次
側の巻き線M1、M2が巻き付けられる筒状巻回部10
が、この筒状巻回部10の一端側に端子盤20を備えて
おり、前記筒状巻回部10の設けられている側と反対の
側にある端子盤20の面には、一次側巻き線M1の接続
端子21と、二次側巻き線M2の接続端子21とが突設
してあると共に、この端子盤20の側面には、前記筒状
巻回部10の筒軸線に交叉する向きに長い案内突部22
が設けてあり、前記一次巻き線M1又は二次巻き線M2
の少なくとも一方から引き出された引き出し線Hが、前
記案内突部22の側部22a方、又は、前記案内突部2
2上を通って湾曲又は屈曲されて前記端子21に接続さ
れる構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の典型的な実施の
形態について、説明する。
形態について、説明する。
【0012】この実施の形態にかかるコイルボビンB
は、一次側および二次側の巻き線M1、M2が巻き付け
られる筒状巻回部10が、この筒状巻回部10の一端側
に端子盤20を備えており、前記筒状巻回部10の設け
られている側と反対の側にある端子盤20の面には、一
次側巻き線M1の接続端子21と、二次側巻き線M2の
接続端子21とが突設してあると共に、この端子盤20
の側面には、案内突部22が設けてあり、前記一次側巻
き線M1又は二次側巻き線M2の少なくとも一方から引
き出された引き出し線Hが、前記案内突部22の側部2
2a方、又は、前記案内突部22上を通って湾曲又は屈
曲されて前記端子21に接続される構成を備えている。
は、一次側および二次側の巻き線M1、M2が巻き付け
られる筒状巻回部10が、この筒状巻回部10の一端側
に端子盤20を備えており、前記筒状巻回部10の設け
られている側と反対の側にある端子盤20の面には、一
次側巻き線M1の接続端子21と、二次側巻き線M2の
接続端子21とが突設してあると共に、この端子盤20
の側面には、案内突部22が設けてあり、前記一次側巻
き線M1又は二次側巻き線M2の少なくとも一方から引
き出された引き出し線Hが、前記案内突部22の側部2
2a方、又は、前記案内突部22上を通って湾曲又は屈
曲されて前記端子21に接続される構成を備えている。
【0013】したがって、この実施の形態にかかるコイ
ルボビンBによれば、当該コイルボビンBの前記筒状巻
回部10に巻き付けられた前記巻き線Mからの引き出し
線Hを前記案内突部22の側部22a方、又は、前記案
内突部22上22bを通して前記端子21に接続させる
だけで、当該引き出し線Hを湾曲又は屈曲させることが
でき、この湾曲又は屈曲により増加された引き出し線H
の寸法分、前記一次側の巻き線M1又は二次側の巻き線
M2のいずれか一方の巻き線Mと、その他方の巻き線M
から引き出された引き出し線Hにおける端子21の接続
箇所P1との間の絶縁距離、すなわち、ハンダ付けの熱
により劣化された当該引き出し線Hと端子21の接続箇
所P1近傍と前記筒状巻回部10に巻き付けられている
前記一方の巻き線Mの引き出し線Hの引き出し位置P2
までの当該引き出し線Hの長さを容易かつ適切に増加さ
せることができる。
ルボビンBによれば、当該コイルボビンBの前記筒状巻
回部10に巻き付けられた前記巻き線Mからの引き出し
線Hを前記案内突部22の側部22a方、又は、前記案
内突部22上22bを通して前記端子21に接続させる
だけで、当該引き出し線Hを湾曲又は屈曲させることが
でき、この湾曲又は屈曲により増加された引き出し線H
の寸法分、前記一次側の巻き線M1又は二次側の巻き線
M2のいずれか一方の巻き線Mと、その他方の巻き線M
から引き出された引き出し線Hにおける端子21の接続
箇所P1との間の絶縁距離、すなわち、ハンダ付けの熱
により劣化された当該引き出し線Hと端子21の接続箇
所P1近傍と前記筒状巻回部10に巻き付けられている
前記一方の巻き線Mの引き出し線Hの引き出し位置P2
までの当該引き出し線Hの長さを容易かつ適切に増加さ
せることができる。
【0014】また、前記案内突部22は、前記端子盤2
0の側面に設けてあることから、コイルボビンBの軸線
方向の長さ寸法にかかる案内突部22が影響を与えるこ
とはなく、また、当該端子盤20の幅寸法をいたずらに
大きくすることもない。この結果、かかるコイルボビン
Bを用いて構成されるトランスT等の種々のコイルをで
きるだけコンパクトに構成することができる。
0の側面に設けてあることから、コイルボビンBの軸線
方向の長さ寸法にかかる案内突部22が影響を与えるこ
とはなく、また、当該端子盤20の幅寸法をいたずらに
大きくすることもない。この結果、かかるコイルボビン
Bを用いて構成されるトランスT等の種々のコイルをで
きるだけコンパクトに構成することができる。
【0015】また、軸線方向の長さ寸法を同じくする既
存のコイルボビンBに組み込まれる磁心Jを、そのまま
組み込み用いることができる特長を有する。
存のコイルボビンBに組み込まれる磁心Jを、そのまま
組み込み用いることができる特長を有する。
【0016】以下、図1ないし図7に示される、この発
明のより具体的な実施の形態について説明する。
明のより具体的な実施の形態について説明する。
【0017】なお、ここで図1および図6は、この実施
の形態にかかるコイルボビンBの構成を理解し易いよう
に、当該コイルボビンBを用いて構成されたトランスT
を側面から見て示しており、また、図2は、図1に示さ
れる側と反対の側から当該トランスTを見て示してい
る。また、図3および図6は、前記トランスTを縦断面
の状態として示しており、また、図4は前記コイルボビ
ンBを図1における左側から見た状態として示してい
る。また、図5は、当該コイルボビンBを横断面の状態
として示している。
の形態にかかるコイルボビンBの構成を理解し易いよう
に、当該コイルボビンBを用いて構成されたトランスT
を側面から見て示しており、また、図2は、図1に示さ
れる側と反対の側から当該トランスTを見て示してい
る。また、図3および図6は、前記トランスTを縦断面
の状態として示しており、また、図4は前記コイルボビ
ンBを図1における左側から見た状態として示してい
る。また、図5は、当該コイルボビンBを横断面の状態
として示している。
【0018】この実施の形態にかかるコイルボビンB
は、角筒状をなす筒状巻回部10の一端側に端子盤20
を、他端側に外向きの鍔30を備えた構成としてある。
は、角筒状をなす筒状巻回部10の一端側に端子盤20
を、他端側に外向きの鍔30を備えた構成としてある。
【0019】前記鍔30は、前記筒状巻回部10の一端
縁を巡るように設けてある。
縁を巡るように設けてある。
【0020】また、前記端子盤20は、この実施の形態
にあっては、向き合った一対の側面20a、20aに対
し、当該一対の側面20a、20aに続く側面20bを
幅狭とするように構成してある。また、前記幅狭側の側
面20bの略中央部には、当該幅狭側の一対の側面20
b、20bに亙り、かつ、前記筒状巻回部10内に連通
される割溝20cが設けてあり、この割溝20cにより
かかる端子盤20は長さ側の一方の側面20a部と他方
の側面20a部とに区分された構成としてある。
にあっては、向き合った一対の側面20a、20aに対
し、当該一対の側面20a、20aに続く側面20bを
幅狭とするように構成してある。また、前記幅狭側の側
面20bの略中央部には、当該幅狭側の一対の側面20
b、20bに亙り、かつ、前記筒状巻回部10内に連通
される割溝20cが設けてあり、この割溝20cにより
かかる端子盤20は長さ側の一方の側面20a部と他方
の側面20a部とに区分された構成としてある。
【0021】かかる端子盤20における前記筒状巻回部
10が設けられている上面に対向する下面部には、前記
割溝20cを挟んだ両側にそれぞれ、互いに略等しい間
隔を開けて5本の端子21、21…が突設してある。
10が設けられている上面に対向する下面部には、前記
割溝20cを挟んだ両側にそれぞれ、互いに略等しい間
隔を開けて5本の端子21、21…が突設してある。
【0022】また、かかる端子盤20における前記長さ
側の一方側面20aが前記上面に接する縁部には、当該
縁部に沿い、かつ、前記長さ側の側面20aに略直交す
る向きに突き出された突き出し板23が設けてある。ま
た、この突き出し板23における前記端子盤20の長さ
方向略中程の位置には、該突き出し板23の突き出し端
縁から前記上面に設けられた前記筒状巻回部10の周面
に至る大きさの割り欠き部23aが設けてある。
側の一方側面20aが前記上面に接する縁部には、当該
縁部に沿い、かつ、前記長さ側の側面20aに略直交す
る向きに突き出された突き出し板23が設けてある。ま
た、この突き出し板23における前記端子盤20の長さ
方向略中程の位置には、該突き出し板23の突き出し端
縁から前記上面に設けられた前記筒状巻回部10の周面
に至る大きさの割り欠き部23aが設けてある。
【0023】また、かかる端子盤20の前記長さ側の一
方側面20aにおける前記突き出し板23の下方には、
当該突き出し板23と略平行をなし、かつ、当該突き出
し板23と略同じ寸法分当該側面20aから突き出され
た板状をなす案内突部22が設けてある。この実施の形
態にあっては、この案内突部22は、前記割り欠き部2
3aの直下に位置し、かつ、その両側部22a、22a
を当該割り欠き部23aの側方に位置させる長さに設け
てある。
方側面20aにおける前記突き出し板23の下方には、
当該突き出し板23と略平行をなし、かつ、当該突き出
し板23と略同じ寸法分当該側面20aから突き出され
た板状をなす案内突部22が設けてある。この実施の形
態にあっては、この案内突部22は、前記割り欠き部2
3aの直下に位置し、かつ、その両側部22a、22a
を当該割り欠き部23aの側方に位置させる長さに設け
てある。
【0024】したがって、この実施の形態にあっては、
前記筒状巻回部10に巻き付けられた一次側又は二次側
の巻き線M1、M2からの引き出し線Hのいずれか一方
を、前記割溝20cを挟んだいずれか一方の端子列を構
成する端子21に接続できると共に、当該一次側又は二
次側の巻き線M1、M2からの引き出し線Hの他方を、
前記割溝20cを挟んだ他方の端子列を構成する端子2
1に接続することができる。また、前記案内突部22の
設けられている一方側面20a側から引き出され、この
一方側面20a側にある端子21に接続される前記一次
側又は二次側の巻き線M1、M2のいずれか一方、図3
においては一次側の巻き線M1から引き出される引き出
し線Hを、前記割り欠き部23aにより当該割り欠き部
23aから下方に引き出すことができると共に、このよ
うに引き出された引き出し線Hを、図1に特に示される
ように、前記案内突部22により、当該案内突部22の
側部22a方を通って湾曲又は屈曲させた状態で、前記
端子21に接続させることができる。
前記筒状巻回部10に巻き付けられた一次側又は二次側
の巻き線M1、M2からの引き出し線Hのいずれか一方
を、前記割溝20cを挟んだいずれか一方の端子列を構
成する端子21に接続できると共に、当該一次側又は二
次側の巻き線M1、M2からの引き出し線Hの他方を、
前記割溝20cを挟んだ他方の端子列を構成する端子2
1に接続することができる。また、前記案内突部22の
設けられている一方側面20a側から引き出され、この
一方側面20a側にある端子21に接続される前記一次
側又は二次側の巻き線M1、M2のいずれか一方、図3
においては一次側の巻き線M1から引き出される引き出
し線Hを、前記割り欠き部23aにより当該割り欠き部
23aから下方に引き出すことができると共に、このよ
うに引き出された引き出し線Hを、図1に特に示される
ように、前記案内突部22により、当該案内突部22の
側部22a方を通って湾曲又は屈曲させた状態で、前記
端子21に接続させることができる。
【0025】すなわち、この実施の形態にあっては、前
記案内突部22の設けられている一方側面20a側から
引き出される引き出し線Hの引き出し位置P2となる前
記割り欠き部23a縁と、前記端子列を構成する各端子
21基部とを結ぶ線分を遮るように前記案内突部22が
設けてあることから、この案内突部22の側部22a方
を通して前記端子21に接続される引き出し線Hは常に
湾曲又は屈曲されることになり、当該引き出し線Hと端
子21との接続箇所P1と当該引き出し線Hの引き出し
位置P2との間の引き出し線Hの長さ寸法を、前記端子
盤20の厚さ寸法を増加させることなく、長く確保させ
ることができる。
記案内突部22の設けられている一方側面20a側から
引き出される引き出し線Hの引き出し位置P2となる前
記割り欠き部23a縁と、前記端子列を構成する各端子
21基部とを結ぶ線分を遮るように前記案内突部22が
設けてあることから、この案内突部22の側部22a方
を通して前記端子21に接続される引き出し線Hは常に
湾曲又は屈曲されることになり、当該引き出し線Hと端
子21との接続箇所P1と当該引き出し線Hの引き出し
位置P2との間の引き出し線Hの長さ寸法を、前記端子
盤20の厚さ寸法を増加させることなく、長く確保させ
ることができる。
【0026】また、図6および図7に特に示されるよう
に、前記一方側面20a側にある端子21に接続される
前記一次側又は二次側の巻き線M1、M2のいずれか一
方、図7においては一次側の巻き線M1から前記割り欠
き部23aにより当該割り欠き部23aから下方に引き
出される引き出し線Hを、前記案内突部22の上部22
bを通って湾曲又は屈曲させた状態で、前記端子21に
接続させることもできる。
に、前記一方側面20a側にある端子21に接続される
前記一次側又は二次側の巻き線M1、M2のいずれか一
方、図7においては一次側の巻き線M1から前記割り欠
き部23aにより当該割り欠き部23aから下方に引き
出される引き出し線Hを、前記案内突部22の上部22
bを通って湾曲又は屈曲させた状態で、前記端子21に
接続させることもできる。
【0027】このように引き出し線Hを引き出し、端子
21に接続させた場合にあっても、当該引き出し線Hと
端子21との接続箇所P1と当該引き出し線Hの引き出
し位置P2との間の引き出し線Hの長さ寸法を、前記端
子盤20の厚さ寸法を増加させることなく、長く確保さ
せることができる。
21に接続させた場合にあっても、当該引き出し線Hと
端子21との接続箇所P1と当該引き出し線Hの引き出
し位置P2との間の引き出し線Hの長さ寸法を、前記端
子盤20の厚さ寸法を増加させることなく、長く確保さ
せることができる。
【0028】なお、前記案内突部22は、この実施の形
態に示される構成に限られるものではなく、前記引き出
し線Hを湾曲又は屈曲させた状態で前記端子21に接続
させることができる構成のものであれば良く、前記案内
突部22を板状に構成する場合には、その突設位置、突
設長さ、突き出し寸法などは必要に応じて適宜変更して
構成して構わない。また、案内突部22の上部22bを
通された前記引き出し線Hが湾曲又は屈曲されて前記端
子21に接続されるように、前記一方側面20aに適宜
の大きさの張り出し部を形成し、この張り出し部により
前記案内突部22を構成させても良い。
態に示される構成に限られるものではなく、前記引き出
し線Hを湾曲又は屈曲させた状態で前記端子21に接続
させることができる構成のものであれば良く、前記案内
突部22を板状に構成する場合には、その突設位置、突
設長さ、突き出し寸法などは必要に応じて適宜変更して
構成して構わない。また、案内突部22の上部22bを
通された前記引き出し線Hが湾曲又は屈曲されて前記端
子21に接続されるように、前記一方側面20aに適宜
の大きさの張り出し部を形成し、この張り出し部により
前記案内突部22を構成させても良い。
【0029】また、この実施の形態にあっては、前記案
内突部22の下方に、当該案内突部22に案内された引
き出し線Hを通す複数の案内溝24、24…が設けてあ
り、この案内溝24の案内により前記案内突部22によ
り湾曲又は屈曲された前記引き出し線Hの先端が、当該
引き出し線Hの接続される端子21基部に無理なく向け
られるようにしてある。
内突部22の下方に、当該案内突部22に案内された引
き出し線Hを通す複数の案内溝24、24…が設けてあ
り、この案内溝24の案内により前記案内突部22によ
り湾曲又は屈曲された前記引き出し線Hの先端が、当該
引き出し線Hの接続される端子21基部に無理なく向け
られるようにしてある。
【0030】また、かかる端子盤20における前記案内
突部22が設けられている側と反対の側にある長さ側の
他方側面20aには、当該端子盤20の上面から下面側
に向けて延びる複数の案内溝25、25…が設けてあ
り、この他方側面20a側から引き出される一次側又は
二次側の巻き線M1、M2のいずれか一方、図2および
図7では二次側の巻き線M2の引き出し線Hをこの案内
溝25に案内させて、当該引き出し線Hの先端側が当該
他方側面20a側にある前記端子列を構成する端子21
基部に向けられ、かつ、当該端子21に接続できるよう
にしてある。
突部22が設けられている側と反対の側にある長さ側の
他方側面20aには、当該端子盤20の上面から下面側
に向けて延びる複数の案内溝25、25…が設けてあ
り、この他方側面20a側から引き出される一次側又は
二次側の巻き線M1、M2のいずれか一方、図2および
図7では二次側の巻き線M2の引き出し線Hをこの案内
溝25に案内させて、当該引き出し線Hの先端側が当該
他方側面20a側にある前記端子列を構成する端子21
基部に向けられ、かつ、当該端子21に接続できるよう
にしてある。
【0031】なお、この実施の形態にあっては、前記案
内突部22が設けられている側の端子21に当該案内突
部22に前記のように湾曲又は屈曲された状態で接続さ
れる引き出し線Hおよび当該引き出し線Hの引き出され
る巻き線Mを三層被覆絶縁線M’としてある。また、図
中符号Jで示されるのは、中足を前記筒状巻回部10内
に差し入れるようにコイルボビンBの上側とした側から
一対のE型コアを組み付けて構成される磁心であり、符
号Tで示されるのは、一次側の巻き線Mとの巻き線Mと
の間に介装される絶縁テープである。
内突部22が設けられている側の端子21に当該案内突
部22に前記のように湾曲又は屈曲された状態で接続さ
れる引き出し線Hおよび当該引き出し線Hの引き出され
る巻き線Mを三層被覆絶縁線M’としてある。また、図
中符号Jで示されるのは、中足を前記筒状巻回部10内
に差し入れるようにコイルボビンBの上側とした側から
一対のE型コアを組み付けて構成される磁心であり、符
号Tで示されるのは、一次側の巻き線Mとの巻き線Mと
の間に介装される絶縁テープである。
【0032】
【発明の効果】この発明にかかるコイルボビンBは、一
次側および二次側の巻き線M1、M2が巻き付けられる
筒状巻回部10が、この筒状巻回部10の一端側に端子
盤20を備えており、前記筒状巻回部10の設けられて
いる側と反対の側にある端子盤20の面には、一次側巻
き線M1の接続端子21と、二次側巻き線M2の接続端
子21とが突設してあると共に、この端子盤20の側面
には、前記筒状巻回部10の筒軸線に交叉する向きに長
い案内突部22が設けてあり、前記一次巻き線M1又は
二次巻き線M2の少なくとも一方から引き出された引き
出し線Hが、前記案内突部22の側部22a方、又は、
前記案内突部22上を通って湾曲又は屈曲されて前記端
子21に接続される構成を備えていることから、当該コ
イルボビンBの前記筒状巻回部10に巻き付けられた前
記巻き線Mの引き出し線Hを前記案内突部22の側部方
22a、又は、前記案内突部22上を通して前記端子2
1に接続させるだけで、当該引き出し線Hを湾曲又は屈
曲させることができ、この湾曲又は屈曲により増加され
た引き出し線Hの寸法分、前記一次側の巻き線M1又は
二次側の巻き線M2のいずれか一方の巻き線Mと、その
他方の巻き線Mから引き出された引き出し線Hにおける
端子21の接続箇所P1との間の絶縁距離、すなわち、
ハンダ付けの熱により劣化された当該引き出し線Hと端
子21の接続箇所P1近傍と前記筒状巻回部10に巻き
付けられている前記一方の巻き線Mからの当該引き出し
線Hの引き出し位置P2までの当該引き出し線Hの長さ
を容易かつ適切に増加させることができる。
次側および二次側の巻き線M1、M2が巻き付けられる
筒状巻回部10が、この筒状巻回部10の一端側に端子
盤20を備えており、前記筒状巻回部10の設けられて
いる側と反対の側にある端子盤20の面には、一次側巻
き線M1の接続端子21と、二次側巻き線M2の接続端
子21とが突設してあると共に、この端子盤20の側面
には、前記筒状巻回部10の筒軸線に交叉する向きに長
い案内突部22が設けてあり、前記一次巻き線M1又は
二次巻き線M2の少なくとも一方から引き出された引き
出し線Hが、前記案内突部22の側部22a方、又は、
前記案内突部22上を通って湾曲又は屈曲されて前記端
子21に接続される構成を備えていることから、当該コ
イルボビンBの前記筒状巻回部10に巻き付けられた前
記巻き線Mの引き出し線Hを前記案内突部22の側部方
22a、又は、前記案内突部22上を通して前記端子2
1に接続させるだけで、当該引き出し線Hを湾曲又は屈
曲させることができ、この湾曲又は屈曲により増加され
た引き出し線Hの寸法分、前記一次側の巻き線M1又は
二次側の巻き線M2のいずれか一方の巻き線Mと、その
他方の巻き線Mから引き出された引き出し線Hにおける
端子21の接続箇所P1との間の絶縁距離、すなわち、
ハンダ付けの熱により劣化された当該引き出し線Hと端
子21の接続箇所P1近傍と前記筒状巻回部10に巻き
付けられている前記一方の巻き線Mからの当該引き出し
線Hの引き出し位置P2までの当該引き出し線Hの長さ
を容易かつ適切に増加させることができる。
【0033】また、前記案内突部22は、前記端子盤2
0の側面に設けてあることから、コイルボビンBの軸線
方向の長さ寸法にかかる案内突部22が影響を与えるこ
とはなく、また、当該端子盤20の幅寸法をいたずらに
大きくすることもない。この結果、かかるコイルボビン
Bを用いて構成されるトランスT等の種々のコイルをで
きるだけコンパクトに構成することができる。
0の側面に設けてあることから、コイルボビンBの軸線
方向の長さ寸法にかかる案内突部22が影響を与えるこ
とはなく、また、当該端子盤20の幅寸法をいたずらに
大きくすることもない。この結果、かかるコイルボビン
Bを用いて構成されるトランスT等の種々のコイルをで
きるだけコンパクトに構成することができる。
【0034】また、軸線方向の長さ寸法を同じくする既
存のコイルボビンBに組み込まれる磁心Jを、そのまま
組み込み用いることができる特長を有する。
存のコイルボビンBに組み込まれる磁心Jを、そのまま
組み込み用いることができる特長を有する。
【図1】コイルボビンBを用いたトランスTの側面図
【図2】コイルボビンBを用いたトランスTの側面図
【図3】図1におけるX−X線断面図
【図4】コイルボビンBの側面図
【図5】図4におけるY−Y線断面図
【図6】コイルボビンBを用いたトランスTの側面図
【図7】図6におけるZ−Z線断面図
B コイルボビン M1 一次側巻き線 M2 二次側巻き線 H 引き出し線 10 筒状巻回部 20 端子盤 21 接続端子 22 案内突部 22a 側部
Claims (1)
- 【請求項1】 一次側および二次側の巻き線が巻き付け
られる筒状巻回部が、この筒状巻回部の一端側に端子盤
を備えており、 前記筒状巻回部の設けられている側と反対の側にある端
子盤の面には、一次側巻き線の接続端子と、二次側巻き
線の接続端子とが突設してあると共に、この端子盤の側
面には、前記筒状巻回部の筒軸線に交叉する向きに長い
案内突部が設けてあり、 前記一次巻き線又は二次巻き線の少なくとも一方から引
き出された引き出し線が、前記案内突部の側部方、又
は、前記案内突部上を通って湾曲又は屈曲されて前記端
子に接続されることを特徴とするコイルボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14236596A JP3238862B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | コイルボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14236596A JP3238862B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | コイルボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09306759A JPH09306759A (ja) | 1997-11-28 |
JP3238862B2 true JP3238862B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=15313697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14236596A Expired - Fee Related JP3238862B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | コイルボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238862B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4022529B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2007-12-19 | 兼教 角田 | トランス |
JP4632364B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2011-02-16 | Necトーキン株式会社 | 巻線部品 |
JP2007266639A (ja) * | 2007-07-11 | 2007-10-11 | Kanenori Tsunoda | トランス |
JP5246755B2 (ja) * | 2008-04-25 | 2013-07-24 | Fdk株式会社 | トランスボビン |
JP6405695B2 (ja) * | 2014-05-15 | 2018-10-17 | スミダコーポレーション株式会社 | トランスボビンおよびトランス |
JP2019125677A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | Fdk株式会社 | ボビン及び巻線部品 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP14236596A patent/JP3238862B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09306759A (ja) | 1997-11-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |