JP2508000Y2 - コンバ―タトランス - Google Patents

コンバ―タトランス

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JP2508000Y2
JP2508000Y2 JP1990003342U JP334290U JP2508000Y2 JP 2508000 Y2 JP2508000 Y2 JP 2508000Y2 JP 1990003342 U JP1990003342 U JP 1990003342U JP 334290 U JP334290 U JP 334290U JP 2508000 Y2 JP2508000 Y2 JP 2508000Y2
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JP
Japan
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terminal
bobbin
converter transformer
coil bobbin
winding
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千秋 立岡
優 吉原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は各種スイッチング電源に使用されるコンバー
タトランスに関するものである。
従来の技術 従来、この種のコンバータトランスは第3図〜第4図
に示すような構成であった。第3図は組立前の各部品を
示す分解斜視図、第4図は完成品の斜視図である。第3
図〜第4図に示すようにボビン14の胴部15に巻線を巻回
し、引出線22が引出溝17を通り端子板18に植設された端
子16に巻付けて半田接続された後、フェライトコアから
なる磁芯23・19を挿入し、接着剤またはワニス含浸によ
りボビン14と磁芯23・19が固定され、カバー20を端子板
18の下面から挿入しボビン14の端子板18とカバー20の突
起物21が嵌合して構成されていた。
考案が解決しようとする課題 このような従来の構成では、引出線22〜磁芯19間の空
間距離を確保するためにボビン14の中央部付近から引出
を行わなければならず、引出線22の引出位置が中央付近
に限定されて作業性が悪く他の引出線と接触し易いなど
の問題点があり、また引出しがゆるんだ場合引出線22〜
磁芯19間の距離が保証できなくなるばかりでなく、引出
線22が引出溝17をはみ出て、プリント基板に組込んだ時
に、他の部品との距離が保証できなくなるという問題点
があった。
本考案はこのような問題点を解決するもので、カバー
形状を変更することにより作業性を良くし、また空間距
離の保証を確実に行えることを目的としたものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案は胴体部の一端には
りだし端子を植設してなる一対の端子板を有するコイル
ボビンと、このコイルボビンに巻回してなる巻線と、前
記端子が貫通する端子貫通孔が設けられた端子カバー部
と前記端子板と前記一対の端子板間に前記胴体部に沿う
ように設けられたコの字状絶縁壁とからなる成形加工品
と、前記巻線を巻回した前記コイルボビンに前記成形加
工品を組み合わせた後前記コイルボビンに組み込まれる
磁芯とで構成される。
作用 この構成により、引出線と磁芯間の空間距離を確実に
確保できるため、引出線をボビン中央部から引出す必要
がなくなり作業性が良くなり、また距離保証も確実に行
えることとなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付の第1図〜第2図を用
いて説明する。第1図は組立前の各部品の分解斜視図、
第2図は完成品の斜視図である。第1図および第2図に
示すようにボビン2は一端に対向するように設けられた
一対の端子板6を一体に設け、この端子板6上に角、円
または楕円等の筒状の胴体部3が一体に形成されて構成
されている(即ち、第1図に明らかなように胴体部3の
一端にはりだすように一対の端子板6が設けられてい
る)。また、上記端子板6には胴体部3に巻回する巻線
の引出線12を引出す引出溝5が形成され、この引出溝5
に隣接する端子板6の下面には端子4が植設されてい
る。
成形加工品13には引出線〜磁芯間の距離を確保するた
め胴体部3に沿うように設けられたコの字状絶縁壁8と
端子カバー部7とを一体に設け、またボビン2の端子板
6に嵌合する突起物9が一体に形成され端子4が貫通さ
れる端子貫通孔10を設けて達成されている。
巻線が巻回されたボビン2に端子カバー7が嵌合さ
れ、そこにEE型、EI型又はUU型などのフェライトコアか
らなる磁芯1,11が組込まれてコンバータトランスを構成
する。
次に、このような構成でその製造は以下のように行わ
れる。一端に端子板6を一体に設けたボビン2の胴体部
3に巻線を巻回し、引出線12が端子板6と隣接して設け
られた引出溝5を通り端子板6に植設された端子4に巻
付けて半田接続されたあと、引出線〜磁芯間の空間距離
を確保するためのコの字状絶縁壁8を持った端子板6を
覆うような端子カバー部7を持った成形加工品13がボビ
ン2に挿入され、端子4が端子貫通孔10を貫通し、端子
板6と端子カバー7の突起物9が嵌合し、EE,EI,UU型の
磁芯1,11が挿入され接着剤またはワニス含浸によりボビ
ン2、端子板6と磁芯1,11が固着されてコンバータトラ
ンスを構成する。
考案の効果 以上のように本考案によれば、コの字状絶縁壁によっ
て引出線と磁芯間の距離を確保するためにボビンの中央
部付近から引出線を引出す必要などなくなり、ボビンの
取付板の端に近い処からも引出線が引出せ引出し作業が
容易に行え他の引出線との接触の可能性がなくなり、引
出線〜磁芯間の距離を確実に保証でき、また引出線が引
出溝をはみ出ることがなくなるなどの効果が得られると
ともに、コの字状絶縁壁と端子カバーを一体に設けたの
で、組み込みの作業性が向上するという実用的価値の大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコンバータトランスの組立前の各部品
を示す分解斜視図、第2図は同完成品の斜視図、第3図
は従来のコンバータトランスの組立前の各部品を示す分
解斜視図、第4図は同完成品の斜視図である。 1,11……磁芯、2……ボビン、3……胴体部、4……端
子、5……引出溝、6……端子板、7……端子カバー
部、8……コの字状絶縁壁、9……突起物、10……端子
貫通孔、12……引出線、13……成形加工品。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴体部の一端にはりだし端子を植設してな
    る一対の端子板を有するコイルボビンと、このコイルボ
    ビンに巻回してなる巻線と、前記端子が貫通する端子貫
    通孔が設けられた端子カバー部と前記一対の端子板間に
    前記胴体部に沿うように設けられたコの字状絶縁壁とか
    らなる成形加工品と、前記巻線を巻回した前記コイルボ
    ビンに前記成形加工品を組み合わせたものに組み込まれ
    る磁芯とで構成されるコンバータトランス。
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JPS6311689Y2 (ja) * 1982-05-06 1988-04-05
JPH06105658B2 (ja) * 1986-03-31 1994-12-21 松下電器産業株式会社 トランス

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