JPH0585028U - コンバータトランス - Google Patents
コンバータトランスInfo
- Publication number
- JPH0585028U JPH0585028U JP2519592U JP2519592U JPH0585028U JP H0585028 U JPH0585028 U JP H0585028U JP 2519592 U JP2519592 U JP 2519592U JP 2519592 U JP2519592 U JP 2519592U JP H0585028 U JPH0585028 U JP H0585028U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil bobbin
- cover
- magnetic core
- lead wire
- converter transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電子機器に使用されているコンバータト
ランスにおいて引き出し線と磁心間の空間距離を確保す
るためのコ字状の絶縁壁を持ち、コイルボビンと嵌合す
るための突起物を持ったカバーを使用することにより、
引き出し線〜磁心間の空間距離確保を行う信頼性の高い
コンバータトランスを提供することを目的としたもので
ある。 【構成】 巻線20を巻回したコイルボビン13に引き
出し線15と磁心10間の空間距離を確保するためのコ
字状の絶縁壁12を持ったカバー11を挿入し、コイル
ボビン13の鍔部14とカバー11の突起物19が嵌合
し、磁心10a,10bを組込み接着剤またはワニス含
浸によりコイルボビン13、カバー11および磁心10
a,10bが固着されて構成する。これにより引き出し
線15と磁心10間の空間距離確保が確実にでき、また
カバー11がはずれることなどないコンバータトランス
が得られる。
ランスにおいて引き出し線と磁心間の空間距離を確保す
るためのコ字状の絶縁壁を持ち、コイルボビンと嵌合す
るための突起物を持ったカバーを使用することにより、
引き出し線〜磁心間の空間距離確保を行う信頼性の高い
コンバータトランスを提供することを目的としたもので
ある。 【構成】 巻線20を巻回したコイルボビン13に引き
出し線15と磁心10間の空間距離を確保するためのコ
字状の絶縁壁12を持ったカバー11を挿入し、コイル
ボビン13の鍔部14とカバー11の突起物19が嵌合
し、磁心10a,10bを組込み接着剤またはワニス含
浸によりコイルボビン13、カバー11および磁心10
a,10bが固着されて構成する。これにより引き出し
線15と磁心10間の空間距離確保が確実にでき、また
カバー11がはずれることなどないコンバータトランス
が得られる。
Description
【0001】
本考案は各種スイッチング電源に使用されるコンバータトランスに関するもの である。
【0002】
近年、コンバータトランスに対しての要求は、電気的性能はもとより各国安全 規格に対しての適合性をより追求されつつある。
【0003】 その要求に対して、従来は図3,図4に示すような構成であった。図3は各部 品を示す分解斜視図、図4は完成品の斜視図である。図3および図4に示すよう にコイルボビン4に巻線9を巻回し、引き出し線5が引き出し溝6を通り端子板 7に植設された端子8に巻付けられ半田接続された後、磁心1,2を組込みカバ ー3を挿入し接着剤またはワニス含浸によりコイルボビン4、磁心1,2および カバー3を固着して構成されていた。
【0004】
このような従来の構成では、引き出し線5と磁心1,2間の空間距離を確保す るためにコイルボビン4の中央部付近から引き出しを行わなければならず、作業 性が悪く他の引き出し線5と接触しやすいなどの問題点があり、また引き出し線 5が緩んだ場合引き出し線5と磁心1,2間の距離が保証できなくなるなどの問 題点があった。またカバー3がはずれるなどの問題点があった。
【0005】 本考案はこのような問題点を解決するもので、カバー形状を変更することによ り空間距離の確保を確実に行えるようにし、また磁心組込み時にカバーがはずれ ないようにし、作業性を改善することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この課題を解決するために本考案は、コイルボビンとの嵌合を兼ねた絶縁壁を 設けたカバーにより構成したものである。
【0007】
この構成により引き出し線と磁心間の空間距離を確実に保証できるため、引き 出し線をコイルボビンの中央部から引き出す必要がなくなり、また磁心の組込み 時にカバーがはずれることもなくなり作業性が改善されることとなる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を添付の図1,図2を用いて説明する。図1は各部品 を示す分解斜視図、図2は完成品の斜視図である。図1および図2に示すように コイルボビン13は両端に端子板17を一体に設けた鍔部14を備えて構成され ている。また上記端子板17にはコイルボビン13に巻回する巻線20の引き出 し線15を引き出す引き出し溝16が形成され、この引き出し溝16に隣接する 端子板17には端子18が植設されている。カバー11の上面にはコイルボビン 13をはめこむ開口21を設けるとともに、この開口21の周囲に引き出し線1 5と磁心間の距離を確保するためのコ字状の絶縁壁12を一体に設け、またコイ ルボビン13の鍔部14の嵌合部14aに嵌合する突起物19が絶縁壁12と一 体に形成されている。
【0009】 巻線20が巻回されたコイルボビン13にカバー11が嵌合されそこにEE型 ,EI型またはUU型などの磁心10a,10bが組込まれてコンバータトラン スを構成する。
【0010】 次に、このような構成でその製造は以下のように行われる。両端に端子板17 を有する鍔部14を一体に設けたコイルボビン13に巻線20を巻回し、引き出 し線15が端子板17と隣接して設けられた引き出し溝16を通り端子板17に 植設された端子18に巻付けられて半田接続された後、引き出し線15と磁心1 0間の空間距離を確保するためのコ字状の絶縁壁12を持ったカバー11がコイ ルボビン13に挿入され、鍔部14と嵌合部14aとカバー11の突起物19が 嵌合し、EE,EI,UU型の磁心10a,10bが挿入され接着剤またはワニ ス含浸によりコイルボビン13、カバー11、磁心10a,10bが固着されて コンバータトランスを構成する。
【0011】
以上のように本考案によれば、引き出し線と磁心間の距離を確保するためにコ イルボビンの中央部付近から引き出し線を引き出す必要などなくなり、作業性が 良くなり他の引き出し線との接触がなくなり、引き出し線と磁心間の距離が確実 に保証でき、また磁心組込み時にカバーがはずれることがなくなるなど実用的価 値の大なるものである。
【図1】本考案の実施例におけるコンバータトランスの
各部品を示す分解斜視図
各部品を示す分解斜視図
【図2】本考案の実施例におけるコンバータトランスの
完成品の斜視図
完成品の斜視図
【図3】従来のコンバータトランスの各部品を示す分解
斜視図
斜視図
【図4】従来のコンバータトランスの完成品の斜視図
10a,10b 磁心 11 カバー 12 コ字状の絶縁壁 13 コイルボビン 14 鍔部 15 引き出し線 16 引き出し溝 17 端子板 18 端子 19 突起物 20 巻線 21 開口
Claims (1)
- 【請求項1】両端に鍔を有するコイルボビンと、このコ
イルボビンに巻回された巻線と、上記コイルボビンの鍔
の下端部に一体に設けられ複数の端子を植設した端子板
部と、上記巻線を施したコイルボビンに被せられ上面中
央部にコイルボビン部をはめこむ開口を有し、この開口
の両側に上記コイルボビンの鍔間にまたがるように上方
に突出させたコ字状の絶縁壁を設けたカバーと、このカ
バーを被せたコイルボビンに組込まれ閉磁路を構成する
磁心とからなるコンバータトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2519592U JPH0585028U (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | コンバータトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2519592U JPH0585028U (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | コンバータトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585028U true JPH0585028U (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=12159184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2519592U Pending JPH0585028U (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | コンバータトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0585028U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0548318B2 (ja) * | 1986-02-28 | 1993-07-21 | Yamamoto Chemicals Inc |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP2519592U patent/JPH0585028U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0548318B2 (ja) * | 1986-02-28 | 1993-07-21 | Yamamoto Chemicals Inc |
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