JPH0512996Y2 - - Google Patents

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JPH0512996Y2
JPH0512996Y2 JP20295786U JP20295786U JPH0512996Y2 JP H0512996 Y2 JPH0512996 Y2 JP H0512996Y2 JP 20295786 U JP20295786 U JP 20295786U JP 20295786 U JP20295786 U JP 20295786U JP H0512996 Y2 JPH0512996 Y2 JP H0512996Y2
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bobbin
primary
coil
side wall
around
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電子機器に使用される電源トランス
に関するものであり、特に構成部品を削除し自動
化に適した電源トランスの構造に関する。
〈従来の技術〉 従来の電源トランス11を第5図A,Bに示
す。図中、12は一次コイル(図省略)を巻回し
た一次ボビン、14は二次コイル8を巻回した二
次ボビン、14d,14eは二次ボビン14に一
体的に形成され、一次コイルを覆う側壁部、5は
ボビン12,14の中央孔及び周囲に配されたコ
ア、13は側壁部14dと共に一次コイルを覆う
絶縁製のスペーサである。この構成は本出願人が
昭和58年9月26日付で出願した実願昭58−148327
(実開昭60−57114号)に詳細してある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記構成の電源トランスにあつ
ては、スペーサ13を必要とし又スペーサ13が
別部品であることから電源トランスの組立作業時
に組み忘れが生じたり、又自動組立に適さない等
の問題がある。
〈問題点を解決する為の手段〉 本考案は、上記問題点に鑑みこれを克服せんと
して提案したものであり、二次ボビンに折曲され
て一次ボビンを覆う側壁部を設けると共に、その
側壁部に一次ボビンの底部に配設するスペーサ部
を設けた構成の電源トランスを提供するものであ
る。
〈作用〉 本考案、部品点数を減らして、作業工程を低減
し、かつ自動化に適し生産性を向上させる。
〈実施例〉 次に本考案の実施例について説明する。第1図
乃至第4図は、本考案に係る電源トランスの実施
例を示す図である。第1図は一次ボビンを二次ボ
ビンに組付ける前の斜視図である。同図中、21
は樹脂性の一次ボビンで、一次ボビン21は上つ
ば22、コイル23が巻回されるコイル巻回部2
4、コイル23の端部が接続されるピン状の外部
端子26を植設し、凹部27が形成された下つば
25を有し、上つば22、巻回部24及び下つば
25の略中央部にはコアが貫通する孔29が形成
されている。41は樹脂製の二次ボビンで、コア
位置決用の凹部42aが形成され上つば42、コ
イル43が巻回されるコイル巻回部44、四方に
側壁45,46,47,48(48は図省略)を
有する下つば49を有し、上つば42、巻回部4
4及び下つば49の略中央部にはコアが貫通する
孔50が形成されている。
一次ボビン21は第2図の如く、一次ボビン2
1の下つば25に形成された突部25a,25b
に、二次ボビン41の側壁46に形成された突部
46c,46dに夫々係合固定して二次ボビンに
組付けられ、その後二次ボビン41のコイル43
の端部が一次ボビン21に植設されたピン状の外
部端子28に接続される。二次ボビン41の側壁
48も同様に一次ボビン21の下つば25に係合
固定される。
第2図の状態から、二次ボビン41の側壁4
5,47をV溝52,53が形成された箇所から 一次ボビン側に折曲し、側壁45,47に形成
された孔45a,47aを側壁46に形成された
突部46a,46bに夫々係合固定される。側壁
45,47は同様に側壁48にも係合固定され
る。その後、第3図の点線、及び第4図の断面図
で示す如くコア51が一次ボビン21、二次ボビ
ン41に装着される。このとき、二次ボビン41
の側壁45,47に形成されたスペーサ部54,
55が一次ボビン21の下つば25に形成された
凹部27に入り込み第4図の如く一次ボビン21
の下側に配設される。側壁45〜48及びスペー
サ部54,55によつて、一次コイル23が完全
に覆われ、二次コイル41及びコア51と絶縁さ
れる。
〈考案の効果〉 上述の如く、本考案の電源トランスは、一次コ
イル23を巻回した一次ボビン21と、該一次ボ
ビンの上方に配され二次コイル43を巻回した二
次ボビン41を軸方向に積層し、該各ボビン2
1,41の中央孔及び周囲にコア51を配してな
る電源トランスにおいて、該二次ボビンに折曲さ
れて該一次コイルを覆う側壁部45〜48を設け
ると共に、該側壁部に該一次ボビンの底部に配設
するスペーサ部54,55を設けた構成であるた
め、従来スペーサ部が別部品であつたのに比し、
側壁と一体に形成されているので部品点数が削減
し、又組立ての際にスペーサ部の組み忘れを防止
でき、更に自動化に適するので生産性が向上する
等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る電源トランス
の実施例で、第1図は一次ボビンを二次ボビンに
装着する前の夫々の斜視図、第2図は一次ボビン
を二次ボビンに装着直後の斜視図、第3図は一次
ボビンを二次ボビンに装着した後の斜視図、第4
図は断面図、第5図A,Bは従来の電源トランス
を示し、第5図Aは斜視図、第5図Bは第5図A
に使用されるスペーサの斜視図である。 23……一次コイル、12,21……一次ボビ
ン、8,43……二次コイル、14,41……二
次ボビン、14d,14e,45,46,47,
48……側壁、52,53……V溝、13,5
4,55……スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次コイルを巻回した一次ボビンと、該一次ボ
    ビンの上方に配され二次コイルを巻回した二次ボ
    ビンを軸方向に積層し、該各ボビンの中央孔及び
    周囲にコアを配してなる電源トランスにおいて、
    該二次ボビンに折曲されて該一次コイルを覆う側
    壁部を設けると共に、該側壁部に該一次ボビンの
    底部に配設するスペーサ部を設けた構成の電源ト
    ランス。
JP20295786U 1986-12-24 1986-12-24 Expired - Lifetime JPH0512996Y2 (ja)

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JPS63105312U (ja) 1988-07-08

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