JPS6112645Y2 - - Google Patents

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JPS6112645Y2
JPS6112645Y2 JP17765480U JP17765480U JPS6112645Y2 JP S6112645 Y2 JPS6112645 Y2 JP S6112645Y2 JP 17765480 U JP17765480 U JP 17765480U JP 17765480 U JP17765480 U JP 17765480U JP S6112645 Y2 JPS6112645 Y2 JP S6112645Y2
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JP
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flange
terminal
height
winding frame
winding
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JP17765480U
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JPS57102106U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、変成器用巻枠に関し特に各種通信機
器に適用される薄形変成器用の巻枠に関する。
従来、この種の巻枠としては第1図に示すよう
に巻枠1の周縁部にL字形の端子2が埋込まれた
構造になつている。更に詳しくは、巻枠1は筒状
部3と、この筒状部3の両端に設けられた鍔部4
と、この鍔部4の下部に設けられた埋込み部5
と、この埋込み部5によつて固定されたL字状端
子2とが一体に成形されている。
第2図において、巻枠1の高さHは端子2が埋
込まれる埋込み部5の高さH1と磁心が挿入され
る部分H2と巻線が施される部分H3との合計とな
る。埋込み部5の高さH1は、埋込み部5の拡大
断面図を示した第3図において、高さhaすなわ
ちプリント板半田付け時の熱ガスを逃がすに必要
な高さと、高さhbするたち端子2の固定するた
めに必要な高さと、端子2の直径に相当する高さ
hcと、高さhdすなわち口出し線のカラゲおよび
半田付けのために必要な高さと、高さheすなわ
ち口出し線と磁心との絶縁のために必要な間隔と
を合計したものである。
このため、巻枠1の高さH1を低くすることが
できず通信機器の小形化をはばむ原因の一つにな
つていた。
本考案の目的は上記した従来の変成器用巻枠の
欠点を除去し高さの低い薄形の変成器用巻枠を提
供することにある。
本考案の変成器用巻枠は、筒状部の両端に鍔部
を有し、この鍔部内側面に固着された端子の一端
は曲折して鍔部の上部に設けられた凹部を通して
外側に突き抜けさせ、他端は鍔部下縁から突出す
るようにして構成されたことを特徴とする。
次に本考案について図面を参照して詳細に説明
する。
第4図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、この図において、変成器用巻枠10は、断面
長方形をなす筒状部11と、この筒状部11の両
端部に形成されたほぼ長方形で中空部12aを有
する鍔部12と、この鍔部12の内側面12bに
接触していてL字状に折曲された円形断面の端子
13と、この端子13をかぶせるように取付けた
絶縁部材14などからなつている。そして鍔部1
2の上部において筒状部11を中心にして両側に
凹部12cが形成されている。この凹部12cに
前記端子13の水平部13aが係合している。こ
の水平部13aは巻線の配線部となつていて、端
子13の下垂部13bは鍔部12の下縁12dよ
り突出してプリント板などへの取付け部となつて
いる。絶縁部材14はほぼ半円状断面の凹状溝を
形成していて適宜な接着剤で鍔部12の内側面1
2bに固着されている。
第5図は本実施例の一部側面図であつて、この
図でよく示すように、巻枠10は、鍔部12に端
子13の埋込みに必要な高さ部分がないため、高
さH1は高さH3に等しく設定することができる。
従つて全体の高さHを従来より低くすることがで
きる。
第6図は、第5図に示す巻枠10に巻線コイル
15が施された場合の鍔部近傍の断面図である。
この図において符号Fは巻線コイル15が鍔部1
2の方へ広がろうとする力を示し、この力Fの作
用によつて端子13は絶縁部材14を介して鍔部
内側面12bに押圧させられるから、端子13と
鍔部12との固定は一層強いものとなる効果があ
る。
第7図は前記巻枠に用いられる端子の二種の変
形例を示す。図aは帯板状端子を示した。図bは
鍔部内側面に接触する部分のみ平打ちされた円形
断面端子である。この場合は巻線を施す部分がそ
れだけ広くなる。
本実施例では、端子を固定するために鍔部とは
別個の絶縁部材を用いて接着・固定する方式が例
示されているが、本考案はこの方式に限定される
ものでなく、端子と巻線コイルとの間に絶縁部材
が介在されていればよく、例えば端子が鍔部の厚
みの中に埋込まれていても勿論よい。また、端子
に絶縁塗料等を塗布したものであつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の変成器用巻枠の例
を示す斜視図および側面図、第3図は前記例の端
子埋込み部を示す断面図、第4図は本考案の一実
施例を示す斜視図、第5図は前記実施例の端子固
着部を示す側面図、第6図は巻線コイルを施した
前記実施例を示す側断面図、第7図は前記実施例
に用いられる端子の変形例を示す斜視図である。 図において、1,10は変成器用巻枠、3,1
1は筒状部、4,12は鍔部、2,13は端子で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コイル状に巻線が施される筒状部と、 前記巻線コイルの幅を規制するために前記筒状
    部両端に形成された鍔部と、 この鍔部の内側面に固着していて、鍔部の上部
    において一端がほぼ直角に折曲げられて前記鍔部
    の上部に設けらげた凹部円通して前記鍔部の外側
    面より突出した水平部と、前記鍔部の下縁より突
    出した下垂部とを有するL字形の端子と、 この端子の少なくとも前記巻線コイルを接触す
    る部分に介設される絶縁部材とを備えて変成器用
    巻枠。
JP17765480U 1980-12-12 1980-12-12 Expired JPS6112645Y2 (ja)

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JP17765480U JPS6112645Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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JP17765480U JPS6112645Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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Publication Number Publication Date
JPS57102106U JPS57102106U (ja) 1982-06-23
JPS6112645Y2 true JPS6112645Y2 (ja) 1986-04-19

Family

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JPS57102106U (ja) 1982-06-23

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