JPH0533515U - トランス - Google Patents

トランス

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JPH0533515U
JPH0533515U JP8121691U JP8121691U JPH0533515U JP H0533515 U JPH0533515 U JP H0533515U JP 8121691 U JP8121691 U JP 8121691U JP 8121691 U JP8121691 U JP 8121691U JP H0533515 U JPH0533515 U JP H0533515U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper foil
winding
case
coil bobbin
transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP8121691U
Other languages
English (en)
Inventor
好光 桜井
俊明 島本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP8121691U priority Critical patent/JPH0533515U/ja
Publication of JPH0533515U publication Critical patent/JPH0533515U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はスイッチング電源などに用いられる
トランスに関し、リーケージフラックスによるノイズ輻
射の防止を目的にショートリングとしてトランスに巻付
けられる銅箔の巻付け位置がズレて金属端子と銅箔の絶
縁距離が不足することに対する防止を目的とする。 【構成】 巻線13を巻回し完成させたコイルボビン1
2をケース16に嵌合させ容器形状に形成させ絶縁性樹
脂19を注入し硬化させて磁心20を組み込み、銅箔2
1をケース16の外側に設けた突起22を利用して巻付
けることにより銅箔21の位置決めが容易且つ確実にな
り銅箔21と金属端子14の絶縁距離は確保されること
になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスイッチング電源などに用いられるトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、放熱効果,絶縁距離の縮小をねらいとして絶縁性樹脂を注入したトラン スが増えつつある。又、これらのトランスはリーケージフラックスによるノイズ 輻射の防止を目的にショートリングとして銅箔をトランスに巻き付けることが多 い。
【0003】 従来のトランスは図4〜図6のように巻線1を巻回しコイルボビン2をケース 3に嵌合させて組み込んで容器形状に形成させ図5のように絶縁性樹脂4を注入 し硬化させてから磁心5を組み込んだ後に図6に示すように銅箔6を巻付けて構 成していた。銅箔6は裏側に粘着剤が塗布されておりケース3や磁心5に銅箔6 を接着固定させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では銅箔6の巻き付ける位置決めが困難であり 、作業のバラツキでその位置がずれるため金属端子7との絶縁距離の確保が困難 となる。さらに銅箔6の粘着剤による接着が不完全な場合は巻き付け固定後でも 銅箔6の位置がズレて金属端子7との絶縁距離の確保ができなくなる等の問題が あった。
【0005】 本考案はこのような従来の課題を解決するものであり簡単な構造で銅箔の位置 決めが容易になり確実にトランスの金属端子との絶縁距離の確保を容易に行うこ とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するために本考案は両端に鍔を有し巻線を巻回したコイルボビ ンと、前記コイルボビンの両端の鍔のそれぞれ一部に植設し巻線の引出線を接続 した端子と、前記コイルボビンを嵌合するケースと、前記コイルボビンとケース により形成される容器内に充填硬化された絶縁性樹脂と、前記ケースの開口面の 2つの端辺に設けた2対の突起により位置決めされて外周に巻付け両端を接続さ れた銅箔とで構成したものである。
【0007】
【作用】
上記した構成により、トランスの組み立て時において銅箔の巻付け位置決めを 容易にし、絶縁距離の確保により、安全性,信頼性に優れ又巻付けの作業性向上 、巻付けの自動実装の導入が容易に実施できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図1〜図3を参照しながら説明する。
【0009】 図1のように両端に鍔11を有するコイルボビン12に、巻線13を巻回しこ の巻線13の引出し線を鍔11に植設した金属端子14に接続して完成させたコ イル部15をケース16に嵌合させている。この嵌合は、ケース16の内側に設 けたリブ17にコイルボビン12の鍔11の側面の凹溝18をはめこんで組み込 み容器形状に組み立て図2のようにケース16内に絶縁性樹脂19を充填硬化さ せ、ケース16の外側からEE型の20を組み込んだ後図3に示すように銅箔2 1をケース16および磁心20の外周に巻き付けてトランスとして完成させてい た。この際銅箔21を巻き付けるにあたり、ケース16の開口面の外側に突起2 2を4ヶ所(2対)設け、突起22の間に銅箔21を巻き付けることにより銅箔 21の位置決めが容易且つ確実になり銅箔21と金属端子14の絶縁距離は突起 22により確保されるとともに銅箔21がケース16から剥離しても突起22に より支持されるため位置ズレは起こらず絶縁距離は確保される。
【0010】
【考案の効果】 以上の実施例から明らかなように本考案によれば、トランスを構成しているケ ースの外側に突起を設けることにより銅箔の巻付けの位置決めが容易になり、金 属端子との絶縁が確保され安全性,信頼性が向上し製品の品質向上及び銅箔の巻 付けの作業性向上、また銅箔巻付けの自動実装の導入が容易に実施でき実用上極 めて有利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるトランス分解斜視図
【図2】同組立途上の正面断面図
【図3】同トランスの組み立て後の底面図
【図4】従来例におけるトランスの分解斜視図
【図5】同組立途上の正面断面図
【図6】同トランスの組み立て後の底面図
【符号の説明】
11 鍔 12 コイルボビン 13 巻線 14 金属端子 15 コイル部 16 ケース 17 リブ 18 凹溝 19 絶縁性樹脂 20 磁心 21 銅箔 22 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に鍔を有し巻線を巻回したコイルボビ
    ンと、前記コイルボビンの両端の鍔のそれぞれの一部に
    植設し巻線の引出線を接続した金属端子と、前記コイル
    ボビンを嵌合するケースと、前記コイルボビンとケース
    により形成される容器内に充填硬化された絶縁性樹脂
    と、前記ケースの開口面の2つの端辺に設けた2対の突
    起により位置決めされて外周に巻付け両端を接続した銅
    箔とで構成したトランス。
JP8121691U 1991-10-07 1991-10-07 トランス Pending JPH0533515U (ja)

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JP8121691U JPH0533515U (ja) 1991-10-07 1991-10-07 トランス

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JP8121691U JPH0533515U (ja) 1991-10-07 1991-10-07 トランス

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JPH0533515U true JPH0533515U (ja) 1993-04-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017537468A (ja) * 2014-11-05 2017-12-14 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag インダクタンスデバイス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017537468A (ja) * 2014-11-05 2017-12-14 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag インダクタンスデバイス
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