JPH10144537A - 小型トランス - Google Patents
小型トランスInfo
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- JPH10144537A JPH10144537A JP32103396A JP32103396A JPH10144537A JP H10144537 A JPH10144537 A JP H10144537A JP 32103396 A JP32103396 A JP 32103396A JP 32103396 A JP32103396 A JP 32103396A JP H10144537 A JPH10144537 A JP H10144537A
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- primary coil
- wound
- primary
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
と2次コイル間との絶縁を図るための保護テープを貼る
作業を除去し、生産性を向上させるとともに、部品を削
減した。 【解決手段】 各フランジ3,4の各内壁面に段差6
a,6bを形成し、1次コイル7と2次コイル13との
絶縁距離をとるようにしたものにおいて、1次コイル7
の引出線7a側の段差6a上にテーパ面16aを有する
突部16を形成した。そして、このテーパ面16aに層
間絶縁テープ14の端部を立ち上がらせ、そこに2次コ
イル13の端面13bを位置させ、この端面13bをや
や内側に引っ込め、1次側の引出線7aとの距離をとる
ようにした。
Description
業用の電子機器に用いられる小型トランスに関する。
ように、コイルボビン1の巻胴部2上に1次コイル7が
巻回され、その上に層間絶縁テープ14を介し2次コイ
ル13が巻回される。
絶縁を確保するために、巻胴部2の両端に形成されたフ
ランジの内壁面下方に内側に向かって突出する段差6
a,6bが形成されている。
と2次コイル13の端面13bとの位置をズラせ距離A
を稼ぐようにしている。
の引出線7aと2次コイル13の端面13b間の距離A
が十分でなく、端面13b側にその部分を覆うようにい
ちいち絶縁用の保護テープ17を設けなければならず、
組立が煩雑である、という課題があった。
ので、その目的とするところは、1次側の引出線と2次
コイルの端面とを離間し、よって保護テープを不用と
し、製造を容易とし、かつその分、部品点数をも削減せ
しめた面実装タイプの小型トランスを提供することにあ
る。
ぞれフランジ3,4が形成され、各フランジ3,4の下
方には端子9,10が植設された肉厚部8が形成され、
かつ中空状の巻胴部2上に1次,2次コイル7,13が
層間絶縁テープ14を介し巻回されてなる小型トランス
において、各フランジ3,4の内壁面の巻胴部2側には
内側に向かって突出する段差6a,6bがそれぞれ形成
され、かつ段差6a,6b間に巻回された1次コイル7
の引出線7aが引出される側の段差6aに引出溝11を
形成するとともにこの段差6a上に、内側に向かって突
出し、かつテーパ面16aを有する突部16を形成し、
前記巻胴部2上に巻回された1次コイル7上に巻回され
た層間絶縁テープ14の一方の端部を前記テーパ面16
aに立ち上がらせ、この立ち上げ部14aに2次コイル
13の端面13bを対面させ、この端面13bと1次コ
イル7の引出線7aとの距離Aをとるようにして上記目
的を達成している。
例であり、このうち図1は本発明にかかる面実装の小型
トランスの主要構成部材であるコイルボビンの底面図、
図2は図1中A−A線断面図、図3はコイルボビンの側
面図、図4は本発明の面実装の小型トランスの構成を説
明するための断面図である。
樹脂製のコイルボビンであり、このコイルボビン1は中
空状の巻胴部2と、この巻胴部2の両端にそれぞれ形成
されたフランジ3,4とを備えている。
であって巻胴部2上には、図1および図2に示されるよ
うに、内側に向かって突出するリング状の段差6a,6
bがそれぞれ形成され、巻胴部2上の段差6a,6bの
内面間に1次コイル7(図4参照)が巻回されるように
構成されている。
8が形成され、これらの肉厚部8の両側面8aの端部に
は適数本の端子9,10が植設されている。
で、外部に露出した部分には折曲部aが形成され、かつ
外端部下面9a,10aは平坦になっており、プリント
基板(図示せず)に実装可能に構成されている。
ル7の1次側引出線7a(図4参照)が絡げられる端子
9が植設されている側にはテーパ面16aを有する突部
16が形成される。図4において、突部16をわかり易
くするために斜線を施している。
設側に位置する一方の段差6aには1次コイル7の引出
線7aを外部に引出すための引出溝11が適間隔でもっ
て形成されている。図示の例では引出溝11は2つ形成
されている。そして、引出溝11によって分割された3
つの各段差6a上には、詳しくは図4に示すように、断
面直角三角形状の前記突部16が一体に形成されてい
る。
a上に位置し、これと直角な背面16cは一方のフラン
ジ3の肉厚部8の内壁面側に位置し、かつテーパ面16
aは、このテーパ面16aと離間・対向する反対側の他
方のフランジ4の内壁面側に対向している。
内に注入してコイルボビン1を射出成形する場合、コイ
ルボビン1と一体に一挙に形成される。
1および図4に示すように、2次コイル13の引出線1
3aを外部に引出し、2次コイル13の引出線13aを
端子10に絡げ付けるための引出溝12が適間隔で形成
されている。
まず、巻胴部2上に1次コイル7を巻回し、その引出線
7aを引出溝11を介して外部に引出し、端子9の根元
に絡げ付ける。
巻回され、その上に2次コイル13が巻回される。
側に位置する一方の端部はテーパ面16aに立ち上げ、
立ち上げ部14aとする。
引出線7aの引出部の段差6a上に内側に突出する突部
16を形成し、この突部16のテーパ面16aに層間絶
縁テープ14を立ち上がらせ、その立ち上げ部14aに
2次コイル13の端面13bを位置させ、端面13bを
内側にズラしている。図4の図示の態様では、本発明の
構成をわかり易くするために、テーパ面16aと端面1
3bとの隙間を強調して描いているが、実際にはテーパ
間の距離は数mmと狭いため、大きい隙間は生ぜず、巻
線により大体埋まってしまい、実用上、支障はない。
6の下方の段差6aに形成された引出溝11を介し外部
に引出すようにし、引出線7aと2次コイル13の一方
の端面13aとの距離Aをとるようにし、十分な絶縁を
図っている。
方のフランジ4側の肉厚部8に形成された引出溝12を
介し外部に引出され、端子10の根元に絡げ付けられ
る。
プ15が巻回される。
コア(図示せず)が組込まれるなどしてトランスが組立
てられる。
イル7の引出線7aが引出される側のフランジ3側の肉
厚部8の内壁面に、1次コイル7の引出線7aと2次コ
イル13の端面13bとを極力離すよう、内側に向かっ
て突出し、かつテーパ面16aを有する突部16を形成
したため、従来のように2次コイル13の端面13b側
にいちいち保護テープを設ける手間がなくなり生産性が
向上し、かつ部品点数も削減するといった利点がある。
ンの底面図。
ら見た側面図。
概略断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 両端にそれぞれフランジ(3),(4)
が形成され、各フランジ(3),(4)の下方には端子
(9),(10)が植設された肉厚部(8)が形成さ
れ、かつ中空状の巻胴部(2)上に1次,2次コイル
(7),(13)が層間絶縁テープ(14)を介し巻回
されてなる小型トランスにおいて、 各フランジ(3),(4)の内壁面の巻胴部(2)側に
は内側に向かって突出する段差(6a),(6b)がそ
れぞれ形成され、かつ段差(6a),(6b)間に巻回
された1次コイル(7)の引出線(7a)が引出される
側の段差(6a)に引出溝(11)を形成するとともに
この段差(6a)上に、内側に向かって突出し、かつテ
ーパ面(16a)を有する突部(16)を形成し、前記
巻胴部(2)上に巻回された1次コイル(7)上に巻回
された層間絶縁テープ(14)の一方の端部を前記テー
パ面(16a)に立ち上がらせ、この立ち上げ部(14
a)に2次コイル(13)の端面(13b)を対面さ
せ、この端面(13b)と1次コイル(7)の引出線
(7a)との距離(A)をとるようにしたことを特徴と
する小型トランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32103396A JP3929533B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 小型トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32103396A JP3929533B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 小型トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10144537A true JPH10144537A (ja) | 1998-05-29 |
JP3929533B2 JP3929533B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=18128056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32103396A Expired - Fee Related JP3929533B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 小型トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3929533B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6404316B1 (en) * | 2000-05-09 | 2002-06-11 | Lucent Technologies Inc. | Magnetic device and method of manufacture therefor |
JP2009141113A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Fdk Corp | 巻線部品のボビン |
JP2009267087A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Fdk Corp | トランスボビン |
CN109072751A (zh) * | 2016-05-30 | 2018-12-21 | 大陆汽车有限公司 | 电气连接件、尤其用于可电加热的蜂窝体的电气连接件 |
CN114156067A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-03-08 | 无锡晶磊电子有限公司 | 一种通过vde、cb测试的电源变压器 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP32103396A patent/JP3929533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10941688B2 (en) | 2016-05-30 | 2021-03-09 | Vitesco Technologies GmbH | Electrical connection, in particular for an electrically heatable honeycomb body |
CN114156067A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-03-08 | 无锡晶磊电子有限公司 | 一种通过vde、cb测试的电源变压器 |
CN114156067B (zh) * | 2021-11-12 | 2023-06-02 | 无锡晶磊电子有限公司 | 一种通过vde、cb测试的电源变压器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3929533B2 (ja) | 2007-06-13 |
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