JPH0799124A - 面実装型コイル - Google Patents
面実装型コイルInfo
- Publication number
- JPH0799124A JPH0799124A JP24174293A JP24174293A JPH0799124A JP H0799124 A JPH0799124 A JP H0799124A JP 24174293 A JP24174293 A JP 24174293A JP 24174293 A JP24174293 A JP 24174293A JP H0799124 A JPH0799124 A JP H0799124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- terminal
- winding
- core
- coil body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻線端末をリード端子に接続するとき、リー
ド端子を折曲したり、端末を切断することがない面実装
型コイルを得る。 【構成】 ドラム型コア３に巻装された巻線４の端末５
を一方の鍔６の外側面に沿って引き出したコイルに本体
１と、搭載面７に一端を露出させてリード端子８を固設
した絶縁性基台２から成り、該基台２の搭載面７にコイ
ル本体１を接着し、端末５の引出部５1をリード端子８
の露出部８1に導電的に接続する。
ド端子を折曲したり、端末を切断することがない面実装
型コイルを得る。 【構成】 ドラム型コア３に巻装された巻線４の端末５
を一方の鍔６の外側面に沿って引き出したコイルに本体
１と、搭載面７に一端を露出させてリード端子８を固設
した絶縁性基台２から成り、該基台２の搭載面７にコイ
ル本体１を接着し、端末５の引出部５1をリード端子８
の露出部８1に導電的に接続する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路部品として用
いられる面実装型コイルに関する。
いられる面実装型コイルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の面実装型コイルは、図５（Ａ）に
示すように、ドラム型コアａに巻線ｂが巻装されたコイ
ル本体ｃを、絶縁性基台ｄの搭載面に固着し、巻線ｂの
端末を、絶縁性基台ｄに一端を埋め込んで固着した一対
の面実装型リード端子ｆ、ｆの根元に絡げて半田ｇ付け
して構成されている。
示すように、ドラム型コアａに巻線ｂが巻装されたコイ
ル本体ｃを、絶縁性基台ｄの搭載面に固着し、巻線ｂの
端末を、絶縁性基台ｄに一端を埋め込んで固着した一対
の面実装型リード端子ｆ、ｆの根元に絡げて半田ｇ付け
して構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した面実装型コイ
ルの製造時において、絶縁性基台ｄに搭載したドラム型
コアａの巻線ｂの端末ｅをリード端子ｆ、ｆに絡げた
時、図５（Ｂ）に示すように、矢印方向の引張力によっ
てリード端子ｆが根元から下方に折曲してしまうことが
あり、このため、その都度元の位置に匡正する手間を要
し、工数が多くなって自動化の場合障害となるという不
都合を生じる。また、その引張力が強すぎた場合、端末
ｅが図５（Ｃ）に示すように切断することがあるという
不都合が生じる。
ルの製造時において、絶縁性基台ｄに搭載したドラム型
コアａの巻線ｂの端末ｅをリード端子ｆ、ｆに絡げた
時、図５（Ｂ）に示すように、矢印方向の引張力によっ
てリード端子ｆが根元から下方に折曲してしまうことが
あり、このため、その都度元の位置に匡正する手間を要
し、工数が多くなって自動化の場合障害となるという不
都合を生じる。また、その引張力が強すぎた場合、端末
ｅが図５（Ｃ）に示すように切断することがあるという
不都合が生じる。
【０００４】本発明は、従来のこのような不都合に鑑み
てなされたもので、巻線の端末を面実装型リード端子に
導電的に接続する際、リード端子を折曲したり、該端末
を切断することがない面実装型コイルを提供することを
その目的とするものである。
てなされたもので、巻線の端末を面実装型リード端子に
導電的に接続する際、リード端子を折曲したり、該端末
を切断することがない面実装型コイルを提供することを
その目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ドラム型コアの巻軸部に巻線が巻装さ
れ、該巻線の端末が前記ドラム型コアの一方の鍔部の外
側面に沿って引き出されたコイル本体と、面実装型リー
ド端子の一端がコイル本体搭載面に露出して固設された
絶縁性基台とから成り、該絶縁性基台に、前記面実装型
リード端子の一端とコイル本体の巻線の端末が合致する
ようにコイル本体が搭載され、該リード端子の一端と該
巻線の端末が導電的に接続されたことを特徴とする。コ
イル本体は絶縁性基台の搭載面に接着するか、あるい
は、搭載面の凹部にドラム型コアの一方の鍔を収容し、
該凹部の内壁の外側縁端に形成したコア係止用突起で、
一方の鍔を係止することによりコイル本体を絶縁性基台
に固着する。
達成するために、ドラム型コアの巻軸部に巻線が巻装さ
れ、該巻線の端末が前記ドラム型コアの一方の鍔部の外
側面に沿って引き出されたコイル本体と、面実装型リー
ド端子の一端がコイル本体搭載面に露出して固設された
絶縁性基台とから成り、該絶縁性基台に、前記面実装型
リード端子の一端とコイル本体の巻線の端末が合致する
ようにコイル本体が搭載され、該リード端子の一端と該
巻線の端末が導電的に接続されたことを特徴とする。コ
イル本体は絶縁性基台の搭載面に接着するか、あるい
は、搭載面の凹部にドラム型コアの一方の鍔を収容し、
該凹部の内壁の外側縁端に形成したコア係止用突起で、
一方の鍔を係止することによりコイル本体を絶縁性基台
に固着する。
【０００６】
【作用】絶縁性基台には、そのコイル本体搭載面に一端
が露出してリード端子が固着され、コイル本体が該基台
に搭載されたとき、ドラム型コアに巻装された巻線の一
方の鍔部の外側面に沿って引き出された端末が、ドラム
型コアと前記と基台の間に挾まれた状態で、リード端子
と導電的に接続され、外力がリード端子又は巻線端末に
加わることがない。
が露出してリード端子が固着され、コイル本体が該基台
に搭載されたとき、ドラム型コアに巻装された巻線の一
方の鍔部の外側面に沿って引き出された端末が、ドラム
型コアと前記と基台の間に挾まれた状態で、リード端子
と導電的に接続され、外力がリード端子又は巻線端末に
加わることがない。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の第１の実施例を示す。同図におい
て、１はコイル本体、２は例えば合成樹脂製の絶縁性基
台である。コイル本体１は、例えばフェライトから成る
ドラム型コア３の巻軸部に巻線４が巻装され、その端末
５、５が一方（下方）の鍔部６の外側面に沿って引き出
されたものであり、絶縁性基台２は、一端がそのコイル
本体搭載面７に露出し、他端がその側面から横方向に延
出するように固設された一対の板状リード端子８を有す
るものである。コイル本体１は、一方の鍔部６の外側面
に沿って引き出された端末５の一対の引出部５1、５
1が、一対のリード端子８、８の露出部８1、８1の上に
重なるように前記基台２のコイル本体搭載面７上に搭載
し、接着剤（図示せず）により固着される。
する。図１は本発明の第１の実施例を示す。同図におい
て、１はコイル本体、２は例えば合成樹脂製の絶縁性基
台である。コイル本体１は、例えばフェライトから成る
ドラム型コア３の巻軸部に巻線４が巻装され、その端末
５、５が一方（下方）の鍔部６の外側面に沿って引き出
されたものであり、絶縁性基台２は、一端がそのコイル
本体搭載面７に露出し、他端がその側面から横方向に延
出するように固設された一対の板状リード端子８を有す
るものである。コイル本体１は、一方の鍔部６の外側面
に沿って引き出された端末５の一対の引出部５1、５
1が、一対のリード端子８、８の露出部８1、８1の上に
重なるように前記基台２のコイル本体搭載面７上に搭載
し、接着剤（図示せず）により固着される。
【０００８】図２は、本発明の第２の実施例を示す。同
図において、コイル本体１のドラム型コア３は、両方の
鍔部６に２つの切欠部９、９が形成され、巻線４の端末
５は、この切欠部９を通して鍔部６の外側面に沿って引
き出されている。絶縁性基台２は、コイル本体搭載面７
に凹部１０を有し、板状のリード端子８、８の一端の露
出部８1、８1は、凹部１０の底面に沿って露出してい
る。コイル本体１は、前記コア３の鍔部６の切欠部９、
９を凹部１０の位置出し用突起１１に嵌合して該凹部１
０に前記コア３の一方の鍔部６を収容し、該鍔部６を凹
部１０の内壁の外側端縁に形成した一対のコア係止用突
起１２に係止する。この係止により、鍔部６の抜け出し
が防止されるとともに巻線４の端末５の引出部をリード
端子８、８の露出部８1、８1に圧接し、端末５とリード
端子８とを導電的に接続する。
図において、コイル本体１のドラム型コア３は、両方の
鍔部６に２つの切欠部９、９が形成され、巻線４の端末
５は、この切欠部９を通して鍔部６の外側面に沿って引
き出されている。絶縁性基台２は、コイル本体搭載面７
に凹部１０を有し、板状のリード端子８、８の一端の露
出部８1、８1は、凹部１０の底面に沿って露出してい
る。コイル本体１は、前記コア３の鍔部６の切欠部９、
９を凹部１０の位置出し用突起１１に嵌合して該凹部１
０に前記コア３の一方の鍔部６を収容し、該鍔部６を凹
部１０の内壁の外側端縁に形成した一対のコア係止用突
起１２に係止する。この係止により、鍔部６の抜け出し
が防止されるとともに巻線４の端末５の引出部をリード
端子８、８の露出部８1、８1に圧接し、端末５とリード
端子８とを導電的に接続する。
【０００９】この導電的接続は、予め露出部８1にクリ
ーム半田、導電ペースト１３等を図２に示すように塗着
し、クリーム半田の場合はリロフー槽に投入することに
よって更に確実になる。
ーム半田、導電ペースト１３等を図２に示すように塗着
し、クリーム半田の場合はリロフー槽に投入することに
よって更に確実になる。
【００１０】図３は、本発明の第３の実施例を示す。
【００１１】この実施例では、図２に示す実施例におい
て、絶縁性基台２の凹部１０に前記コア３の一方の鍔部
６を収容した時、２つのリード端子８、８の露出部
８1、８1に塗着したクリーム半田、導電ペースト１３等
が押し広げられて２つのリード端子８、８の露出部
８1、８1を短絡するのを防止するために、絶縁性基台２
の凹部１０の底面に２つの平行な溝１４、１４が形成さ
れている。リード端子８、８の他端は絶縁性基台２の底
面に沿って折り曲げて端子部を該底面に形成する。
て、絶縁性基台２の凹部１０に前記コア３の一方の鍔部
６を収容した時、２つのリード端子８、８の露出部
８1、８1に塗着したクリーム半田、導電ペースト１３等
が押し広げられて２つのリード端子８、８の露出部
８1、８1を短絡するのを防止するために、絶縁性基台２
の凹部１０の底面に２つの平行な溝１４、１４が形成さ
れている。リード端子８、８の他端は絶縁性基台２の底
面に沿って折り曲げて端子部を該底面に形成する。
【００１２】図４は、本発明の第４の実施例を示す。
【００１３】同図において、絶縁性基台２は前記実施例
のもののコイル本体搭載面７の４隅に内壁面が弧面の支
柱１５がそれぞれ立設されており、該４つの支柱１５の
内壁面の上端にそれぞれ形成されたコア係止用突起１６
により、凹部１０に一方の鍔部６が収容された前記コア
３の他方の鍔部６に嵌合された例えばフェライトから成
るリング状コア１７を係止し、その抜け出しを防止して
いる。この実施例によれば、他の実施例に比べて閉磁路
に近い構成になるので、磁気シールド効果が得られる。
前記基台２にフェライト粉末が含有した樹脂を使用すれ
ば、シールド効果が一層向上する。
のもののコイル本体搭載面７の４隅に内壁面が弧面の支
柱１５がそれぞれ立設されており、該４つの支柱１５の
内壁面の上端にそれぞれ形成されたコア係止用突起１６
により、凹部１０に一方の鍔部６が収容された前記コア
３の他方の鍔部６に嵌合された例えばフェライトから成
るリング状コア１７を係止し、その抜け出しを防止して
いる。この実施例によれば、他の実施例に比べて閉磁路
に近い構成になるので、磁気シールド効果が得られる。
前記基台２にフェライト粉末が含有した樹脂を使用すれ
ば、シールド効果が一層向上する。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
から、面実装型リード端子に巻線端末を導電的に接続す
るとき、リード端子を折曲したり、該端末を切断するこ
とがないという効果を有する。
から、面実装型リード端子に巻線端末を導電的に接続す
るとき、リード端子を折曲したり、該端末を切断するこ
とがないという効果を有する。
【図１】 （Ａ）（Ｂ）及び（Ｃ）は、本発明の第１の
実施例の分解斜視図、組立斜視図及び（Ｂ）のＣ−Ｃ線
断面図
実施例の分解斜視図、組立斜視図及び（Ｂ）のＣ−Ｃ線
断面図
【図２】 （Ａ）及び（Ｂ）は、本発明の第２の実施例
の分解斜視図及び組立斜視図
の分解斜視図及び組立斜視図
【図３】 （Ａ）（Ｂ）及び（Ｃ）は、本発明の第３の
実施例の分解斜視図、組立斜視図及び（Ｂ）のＣ−Ｃ線
断面図
実施例の分解斜視図、組立斜視図及び（Ｂ）のＣ−Ｃ線
断面図
【図４】 （Ａ）及び（Ｂ）は、本発明の第４の実施例
の分解斜視図及び組立斜視図
の分解斜視図及び組立斜視図
【図５】 （Ａ）（Ｂ）及び（Ｃ）は、従来例の斜視
図、その第１及び第２の欠点を説明する製造過程の斜視
図
図、その第１及び第２の欠点を説明する製造過程の斜視
図
１ コイル本体 ２ 絶縁性基台 ３ ドラム型コア ４ 巻線 ５ 端末 ６ 鍔部 ７ コイル本体搭載面 ８ リード端子 ８1 露出部 １０ 凹部 １２ コア係止用突起 １３ 導電ペースト、
クリーム半田 １４ 溝
クリーム半田 １４ 溝
Claims (3)
- 【請求項１】 ドラム型コアの巻軸部に巻線が巻装さ
れ、該巻線の端末が前記ドラム型コアの一方の鍔部の外
側面に沿って引き出されたコイル本体と、面実装型リー
ド端子の一端がコイル本体搭載面に露出して固設された
絶縁性基台とから成り、該絶縁性基台に、前記面実装型
リード端子の一端とコイル本体の巻線の端末が合致する
ようにコイル本体が搭載され、該リード端子の一端と該
巻線の端末が導電的に接続されたことを特徴とする面実
装型コイル。 - 【請求項２】 前記ドラム型コアの一方の鍔部が前記絶
縁性基台のコイル本体搭載面に接着固定されたことを特
徴とする請求項１記載の面実装型コイル。 - 【請求項３】 前記絶縁性基台のコイル本体搭載面にド
ラム型コアの一方の鍔部を収容する凹部が形成され、該
凹部の内壁の外側縁端にコア係止用突起が形成されたこ
とを特徴とする請求項１記載の面実装型コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24174293A JPH0799124A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 面実装型コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24174293A JPH0799124A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 面実装型コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0799124A true JPH0799124A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17078873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24174293A Withdrawn JPH0799124A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 面実装型コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799124A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009088355A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Tokyo Coil Engineering Kk | 小型昇圧トランス |
| JP2012138640A (ja) * | 2012-04-23 | 2012-07-19 | Fdk Corp | チョークコイル |
| JP2016219642A (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-22 | 東光株式会社 | 表面実装インダクタおよびその製造方法 |
| CN110534320A (zh) * | 2019-09-09 | 2019-12-03 | 苏州欧普照明有限公司 | 电感骨架结构、电感装置及灯具 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP24174293A patent/JPH0799124A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009088355A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Tokyo Coil Engineering Kk | 小型昇圧トランス |
| JP2012138640A (ja) * | 2012-04-23 | 2012-07-19 | Fdk Corp | チョークコイル |
| JP2016219642A (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-22 | 東光株式会社 | 表面実装インダクタおよびその製造方法 |
| CN110534320A (zh) * | 2019-09-09 | 2019-12-03 | 苏州欧普照明有限公司 | 电感骨架结构、电感装置及灯具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |