JPH0124902Y2 - - Google Patents

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JPH0124902Y2
JPH0124902Y2 JP3675380U JP3675380U JPH0124902Y2 JP H0124902 Y2 JPH0124902 Y2 JP H0124902Y2 JP 3675380 U JP3675380 U JP 3675380U JP 3675380 U JP3675380 U JP 3675380U JP H0124902 Y2 JPH0124902 Y2 JP H0124902Y2
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JP
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groove
coil
voltage coil
winding
coil bobbin
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JP3675380U
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機等に使用されるフ
ライバツクトランス用のコイルボビンに関する。
第1図は従来のフライバツクトランス用コイル
ボビン1を示しており、コイルボビン1には鍔2
a,2bによつて複数の溝が形成されているが、
そのうち3は高圧コイル5を巻装するための第1
溝、4は低圧コイル6を巻装するための第2溝で
ある。前記コイルボビン1は各コイルを巻装した
後、コア7の一脚に装着されると共に、同じくコ
ア7に装着された端子ボード8と合体され、各コ
イルのリード線9,10がコイルボビン1の引き
出し溝11と端子ボード8のガイド溝12を通し
て端子13,14に導びかれ半田付けされる。斬
る場合、コイルボビン1に予め高圧コイル5と低
圧コイル6を巻回しておくが、その巻回の際、高
圧コイル5の巻き始め部10を第1溝3と第2溝
4の間の鍔2bに設けた突起15に巻き付けて仮
固定しスリツト17を通して第1溝3側に導き高
圧コイル5を順次第1溝3に巻回する。尚、突起
15から直接第1溝3に導びかずにスリツト17
を介して導いているのは高圧コイル5を第1溝3
の深いところから巻き始めるようにするためであ
る。続いて第2溝4に低圧コイル6を巻回する。
フライバツクトランスの製造時に前記高圧コイル
5の巻き始め部10は第1図の如く端子ボード8
の端子14に結合される。
ところで従来のコイルボビンでは低圧コイル6
を巻回する際に高圧コイル5の巻き始め部10が
低圧コイル6と接触しないようにするため予めこ
の巻き始め部10を突起15から脱しておかなけ
ればならなかつた。そのため、低圧コイル6の巻
回時に前記脱された高圧コイル5の巻き始め部1
0が第2溝3に巻き込まれたり断線したりする虞
れがあり、作業能率が悪いと共にフライバツクト
ランスの信頼性を損うという欠点があり好ましく
なかつた。
本考案はこのような不都合を解消するように工
夫したフライバツクトランス用コイルボビンを提
案するものである。
本考案は第2図及び第3図に示すようにコイル
ボビン1の鍔2bの一部を第2溝4側について該
第2溝4の底部に至るまで所定の厚さで切り欠い
て前記鍔2bの第2溝4側の面に対して段差を形
成する肉薄部16となし、この肉薄部16に前記
鍔2bの周端面から突出する突起15と前記第
1、第2溝3,4の底部に至るように形成された
スリツト17を設けたことを特徴とする。
斬る構造によれば高圧コイル5の巻き始め部1
0を突起15に巻き付けて仮固定した後、コイル
線をスリツト17を通して第1溝3側に導き、こ
の第1溝3側に巻回して高圧コイル5の巻装を終
了した後、低圧コイル6を第2溝4に巻回して
も、前記巻き始め部10は何ら低圧コイル6に接
触することはない。従つて、前記巻き始め部10
は突起15に仮固定したまま低圧コイル6を巻回
できるので、従来のように巻き始め部10が低圧
コイル6側に巻き込まれたり、断線したりする不
都合は生じない。また、高圧コイル5を巻装する
第1溝3と低圧コイル6を巻装する第2溝4間の
鍔2bの周端面から突出する突起15を、上記鍔
2bの第2溝4側の面に対して段差を形成するよ
うに設けられた肉薄部16に設けているので、突
起15に巻き付けられた高圧コイル線を直接肉薄
部16に導くことができ、コイル線が鍔2bの周
端面上に位置することがない。従つて、高圧、低
圧コイルを巻装後にコイルボビンを次の組立て工
程に運搬する際に接触等によつてコイル線の断線
が生じる虞れがない。尚、フライバツクトランス
の製造時には前記巻き始め部10は突起15から
離脱せしめて端子14に導き半田付けをする。
第4図の実施例は肉薄部16の中にスリツト1
7がなく、肉薄部16の端部にスリツト17が設
けられている点が第2図と異なるが、上述の効果
を発揮することには変りない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフライバツクトランス用コイル
ボビンを使用したフライバツクトランスを示す図
である。第2図は本考案のフライバツクトランス
用コイルボビンの一実施例を示す要部斜視図であ
り、第3図はその使用状態を示す図面である。第
4図は本考案の他の実施例の要部斜視図である。 2b……第1、第2溝間の鍔、3……第1溝、
4……第2溝、5……高圧コイル、6……低圧コ
イル、10……巻き始め部、15……突起、16
……肉薄部、17……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧コイルを巻装する第1溝と、低圧コイルを
    巻装する第2溝と、高圧コイルの巻き始め部の仮
    固定用として前記第1、第2溝間の鍔の周端面か
    ら突出するように設けられた突起と、前記鍔に設
    けられた第1、第2溝を連結するとともに該第
    1、第2溝の底部に至るように形成されたスリツ
    トとを有するコイルボビンにおいて、前記鍔の一
    部を第2溝側について該第2溝の底部に至るまで
    所定の厚さで切り欠いて前記鍔の第2溝側の面に
    対して段差を形成する肉薄部となし、この肉薄部
    に前記突起とスリツトを形成したことを特徴とす
    るフライバツクトランス用コイルボビン。
JP3675380U 1980-03-19 1980-03-19 Expired JPH0124902Y2 (ja)

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JPS56139213U JPS56139213U (ja) 1981-10-21
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JP5276393B2 (ja) * 2008-09-22 2013-08-28 パナソニック株式会社 非接触給電装置

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JPS56139213U (ja) 1981-10-21

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