JPS6225861Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6225861Y2 JPS6225861Y2 JP1981152686U JP15268681U JPS6225861Y2 JP S6225861 Y2 JPS6225861 Y2 JP S6225861Y2 JP 1981152686 U JP1981152686 U JP 1981152686U JP 15268681 U JP15268681 U JP 15268681U JP S6225861 Y2 JPS6225861 Y2 JP S6225861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage coil
- coil bobbin
- low
- bobbin
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 14
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジヨン受像機のフライバツクト
ランス用のコイル装置に関するものである。
ランス用のコイル装置に関するものである。
一般にフライバツクトランスでは、その電気的
性能向上から高調波同調という方式が用いられて
いる。この高調波周波数は、フライバツクトラン
スの漏れインダクタンスと分布容量で決定されフ
ライバツクトランスの形状、用途により最適のも
のが選ばれる。カラーテレビジヨン受像機で14イ
ンチ型以上のものに使用されるフライバツクトラ
ンスは、第9次高調波同調方式が多く第1図に示
すようなコイルボビン形状を呈している。すなわ
ち、第1図において1は、複数の鍔2によつて形
成される複数の凹溝3に高圧コイル17が巻装さ
れる高圧コイル巻線部4と、該高圧コイル巻線部
4の間に配されるダイオード5を収納する凹所6
とを備える中空状の高圧コイルボビンであつて、
該高圧コイルボビン1の中空部7には、3次コイ
ル等を含む低圧コイル8が、複数の鍔9によつて
分割巻装された低圧コイルボビン10が挿入され
る。第2図は小インチのテレビジヨン受像機に適
用されるフライバツクトランスの要部を示す断面
図であつて、この場合、第5次高調波同調方式と
なつており第9次の場合と比して性能は劣るが小
型化できるという利点がある。この第2図の従来
例の場合第1図のフライバツクトランスの高圧コ
イルボビン1の約1/3の凹溝数となつており、低
圧コイルボビン11の鍔9の数もそれに応じて少
なくなつているが高圧コイルボビン12の外径
D1は第1図のものと変わりはない。しかし、小
インチのテレビジヨン受像機においては低圧コイ
ル8の巻数も少なくまた3次コイルもない場合が
多く、第3図のように第2図における高圧コイル
ボビン12の内径を小さくすることによつて、外
径をある程度小さく(D2<D1)できる。尚、説明
の便宜上第2図及び第3図において第3図と対応
する部分には同じ図番を付してある。
性能向上から高調波同調という方式が用いられて
いる。この高調波周波数は、フライバツクトラン
スの漏れインダクタンスと分布容量で決定されフ
ライバツクトランスの形状、用途により最適のも
のが選ばれる。カラーテレビジヨン受像機で14イ
ンチ型以上のものに使用されるフライバツクトラ
ンスは、第9次高調波同調方式が多く第1図に示
すようなコイルボビン形状を呈している。すなわ
ち、第1図において1は、複数の鍔2によつて形
成される複数の凹溝3に高圧コイル17が巻装さ
れる高圧コイル巻線部4と、該高圧コイル巻線部
4の間に配されるダイオード5を収納する凹所6
とを備える中空状の高圧コイルボビンであつて、
該高圧コイルボビン1の中空部7には、3次コイ
ル等を含む低圧コイル8が、複数の鍔9によつて
分割巻装された低圧コイルボビン10が挿入され
る。第2図は小インチのテレビジヨン受像機に適
用されるフライバツクトランスの要部を示す断面
図であつて、この場合、第5次高調波同調方式と
なつており第9次の場合と比して性能は劣るが小
型化できるという利点がある。この第2図の従来
例の場合第1図のフライバツクトランスの高圧コ
イルボビン1の約1/3の凹溝数となつており、低
圧コイルボビン11の鍔9の数もそれに応じて少
なくなつているが高圧コイルボビン12の外径
D1は第1図のものと変わりはない。しかし、小
インチのテレビジヨン受像機においては低圧コイ
ル8の巻数も少なくまた3次コイルもない場合が
多く、第3図のように第2図における高圧コイル
ボビン12の内径を小さくすることによつて、外
径をある程度小さく(D2<D1)できる。尚、説明
の便宜上第2図及び第3図において第3図と対応
する部分には同じ図番を付してある。
本考案は、上記第3図のものを更に小型化した
コイル装置を供給するものであり、以下第4図及
び第5図を参照しつつ説明する。尚、従来と同じ
構成要素には同じ図番を付してその説明を省略す
る。
コイル装置を供給するものであり、以下第4図及
び第5図を参照しつつ説明する。尚、従来と同じ
構成要素には同じ図番を付してその説明を省略す
る。
第4図は本考案のコイル装置の一実施例を示す
断面図であつて、その特徴とするところは、低圧
コイルボビン13が挿入される高圧コイルボビン
14の円筒部14aの内径を高圧コイル巻き始め
側部分15では大きくし、高圧コイル巻き終わり
側部分16では小さくしたことにある。すなわち
第4図の実施例においては、高圧コイルボビン1
4の円筒部14aのうち低圧コイルボビン13の
鍔13aと鍔13bの間に位置する部分の肉厚を
薄くし、前記鍔13aと鍔13bとの間に巻装さ
れる低圧コイルの巻回数を鍔13bと鍔13cと
の間に巻装される低圧コイルの巻回数より多くす
るとともに前記鍔13cの高さを低くし、実質的
に高圧コイルボビン14の内径を小さくすること
によつて、その分外径も小さく(D3<D2)してい
る。尚、前記高圧コイルボビン14の円筒部14
aで肉厚を薄くした部分は、高圧コイル17の巻
き始め側に相当するから絶縁的には何ら問題はな
い。第5図は本考案の他の実施例であつて、高圧
コイルボビン14′の内径は高圧コイル巻き始め
側部分15から高圧コイル巻き終わり側部分16
に行くに従つて除々に小さくなるような形状を呈
しており前記高圧コイルボビン14と同様に外径
が従来に比し小型化できる。
断面図であつて、その特徴とするところは、低圧
コイルボビン13が挿入される高圧コイルボビン
14の円筒部14aの内径を高圧コイル巻き始め
側部分15では大きくし、高圧コイル巻き終わり
側部分16では小さくしたことにある。すなわち
第4図の実施例においては、高圧コイルボビン1
4の円筒部14aのうち低圧コイルボビン13の
鍔13aと鍔13bの間に位置する部分の肉厚を
薄くし、前記鍔13aと鍔13bとの間に巻装さ
れる低圧コイルの巻回数を鍔13bと鍔13cと
の間に巻装される低圧コイルの巻回数より多くす
るとともに前記鍔13cの高さを低くし、実質的
に高圧コイルボビン14の内径を小さくすること
によつて、その分外径も小さく(D3<D2)してい
る。尚、前記高圧コイルボビン14の円筒部14
aで肉厚を薄くした部分は、高圧コイル17の巻
き始め側に相当するから絶縁的には何ら問題はな
い。第5図は本考案の他の実施例であつて、高圧
コイルボビン14′の内径は高圧コイル巻き始め
側部分15から高圧コイル巻き終わり側部分16
に行くに従つて除々に小さくなるような形状を呈
しており前記高圧コイルボビン14と同様に外径
が従来に比し小型化できる。
以上のとおり本考案のコイル装置は、低圧コイ
ルボビンが挿入される高圧コイルボビンの円筒部
の高圧コイル巻き始め側部分の内径を高圧コイル
巻き終わり側部分の内径より大きくしたのでトラ
ンスの小型化に寄与できるという利点がある。
ルボビンが挿入される高圧コイルボビンの円筒部
の高圧コイル巻き始め側部分の内径を高圧コイル
巻き終わり側部分の内径より大きくしたのでトラ
ンスの小型化に寄与できるという利点がある。
第1図乃至第3図はそれぞれ異なる従来のコイ
ル装置の実施例を示す断面図である。第4図は本
考案のコイル装置の一実施例を示す断面図であ
り、第5図は本考案の他の実施例を示す断面図で
ある。 2……鍔、3……凹溝、13……低圧コイルボ
ビン、14……高圧コイルボビン、14a……円
筒部、15……高圧コイル巻き始め側部分、16
……高圧コイル巻き終わり側部分、17……高圧
コイル。
ル装置の実施例を示す断面図である。第4図は本
考案のコイル装置の一実施例を示す断面図であ
り、第5図は本考案の他の実施例を示す断面図で
ある。 2……鍔、3……凹溝、13……低圧コイルボ
ビン、14……高圧コイルボビン、14a……円
筒部、15……高圧コイル巻き始め側部分、16
……高圧コイル巻き終わり側部分、17……高圧
コイル。
Claims (1)
- 高圧コイルが分割巻回される凹溝を形成する複
数の鍔を有する高圧コイルボビンの円筒部内に低
圧コイルボビンが挿入されるコイル装置におい
て、前記円筒部の高圧コイル巻き始め側部分の内
径を高圧コイル巻き終わり側部分の内径より大き
くすると共に、前記円筒部の巻き始め側部分内に
配される低圧コイルボビン部分に多くの低圧コイ
ルを巻装し、前記円筒部の巻き終わり側部分内に
配される低圧コイルボビン部分に少しの低圧コイ
ルを巻装するようにしたことを特徴とするコイル
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15268681U JPS5856420U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15268681U JPS5856420U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | コイル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5856420U JPS5856420U (ja) | 1983-04-16 |
JPS6225861Y2 true JPS6225861Y2 (ja) | 1987-07-02 |
Family
ID=29945328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15268681U Granted JPS5856420U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856420U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53109029U (ja) * | 1977-02-08 | 1978-09-01 |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP15268681U patent/JPS5856420U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5856420U (ja) | 1983-04-16 |
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