JPS6130250Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6130250Y2
JPS6130250Y2 JP13833781U JP13833781U JPS6130250Y2 JP S6130250 Y2 JPS6130250 Y2 JP S6130250Y2 JP 13833781 U JP13833781 U JP 13833781U JP 13833781 U JP13833781 U JP 13833781U JP S6130250 Y2 JPS6130250 Y2 JP S6130250Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
coil bobbin
wound around
flyback transformer
primary winding
Prior art date
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Expired
Application number
JP13833781U
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English (en)
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JPS5842917U (ja
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Publication date
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  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機に使用されるフラ
イバツクトランスに関するものである。
一般にフライバツクトランスでは、その特性上
重要な高圧出力電圧の変動やリンギングの減少等
の改善を行なうため高調波同調という方式が多く
用いられている。その際主にフライバツクトラン
スの一次巻線側のインダクタンスと共振容量で決
まる基本共振周波数と、主に漏れインダクタンス
と分布容量とで決まる高周波共振周波数との比を
およそ奇数倍にすることが必要であるが、フライ
バツクトランスの設計上、分布容量の調整は極め
て困難であり、主に漏れインダクタンスの調整で
高調波同調を決めている。
第1図は、従来の積層巻タイプのフライバツク
トランスの要部を示す断面図、第2図はその巻線
構造を表わす図面であつて、1は、図示されない
コア2が挿通される中空部3を有する第1コイル
ボビン、4は該第1コイルボビン1に巻装された
三次巻線であり、該三次巻線はAFC回路やブラ
ウン管のヒータなどへ供給する電圧を得るための
ものである。前記三次巻線4の外周には第2コイ
ルボビン5が配置され、該第2コイルボビン5に
は絶縁層間紙6を介して一次巻線7が巻装され
る。さらに、前記一次巻線7の外周には第3コイ
ルボビン8が配されるとともに該第3コイルボビ
ン8には一層ごとに絶縁層間紙9を介して二次巻
線10が巻き上げられる。この二次巻線はブラウ
ン管のアノードへ供給する高電圧を供給するため
のものである。
さて、既述したように高調波同調を行なうため
には、漏れインダクタンスを変化させればよいわ
けである。このため従来、二次巻線10の巻厚を
大きくしたり或は小さくしたりする方法がとられ
るが、この方法には限度があり、特に第3高調波
同調を採る積層巻フライバツクトランスでは漏れ
インダクタンスを大きくとる必要から二次巻線の
巻厚を変ると巻線の外径が大きくなりフライバツ
クトランスの大型化を招来することになり好まし
くなかつた。
本考案は上記欠点を解消するよう工夫されたも
のであり以下第3図及び第4図を参照しつつ説明
する。尚、従来と同じ構成部品には同じ図番を付
してその説明を省略する。
第3図は本考案のフライバツクトランスの要部
を示す断面図、第4図はその巻線構造を示す図面
であり、第1コイルボビン1に巻装される三次巻
線4及び第3コイルボビン8に巻装される二次巻
線10は従来とは変わりはない。本考案の特徴と
するところは、第2コイルボビン5に巻装される
一次巻線7の一部7′を第1コイルボビン1、特
にその端部に巻回したことにある。これにより二
次巻線の巻数が同じ場合、本実施例では従来に比
し漏れインダクタンスが10〜20%増加させること
が可能となる。例えば、本実施例では一次巻線7
が82ターン巻回されるとして、そのうちの17ター
ンを第1コイルボビン1に巻回するだけで、従来
に比し漏れインダクタンスが約17%増加されるこ
とが確認された。
以上のように本考案のフライバツクトランスに
依れば、第1コイルボビンに巻装された三次巻線
と該三次巻線の外周に第2コイルボビンを介して
巻装された一次巻線と、該一次巻線の外周に第3
コイルボビンを介して巻装された二次巻線とより
構成されるものにおいて、前記一次巻線の一部を
第1コイルボビンに巻装するようにしたので、フ
ライバツクトランスが大型にならずに漏れインダ
クタンスを容易に調整でき、特に大きな漏れイン
ダクタンスを必要とする積層巻フライバツクトラ
ンスに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフライバツクトランスの要部を
示す断面図、第2図はその回路構成を示す図面で
ある。第3図は本考案のフライバツクトランスの
一実施例を示す要部断面図、第4図はその回路構
成を示す図面である。 1……第1コイルボビン、4……三次巻線、5
……第2コイルボビン、7……一次巻線、8……
第3コイルボビン、10……二次巻線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1コイルボビンに巻装された三次巻線と、
    該三次巻線の外周に第2コイルボビンを介して
    巻装された一次巻線と、該一次巻線の外周に第
    3コイルボビンを介して巻装された二次巻線と
    よりなるフライバツクトランスにおいて、前記
    一次巻線の一部を前記第1コイルボビンに巻装
    したことを特徴とするフライバツクトランス。 (2) 一次巻線の前記一部は第1コイルボビンの端
    部に巻装したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のフライバツクトランス。
JP13833781U 1981-09-17 1981-09-17 フライバツクトランス Granted JPS5842917U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13833781U JPS5842917U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 フライバツクトランス

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JP13833781U JPS5842917U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 フライバツクトランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5842917U JPS5842917U (ja) 1983-03-23
JPS6130250Y2 true JPS6130250Y2 (ja) 1986-09-05

Family

ID=29931565

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JP13833781U Granted JPS5842917U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 フライバツクトランス

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4675689B2 (ja) * 2005-06-17 2011-04-27 富士通テレコムネットワークス株式会社 スイッチング電源装置
JP5950655B2 (ja) * 2012-04-02 2016-07-13 三菱電機株式会社 フライバックトランス

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5842917U (ja) 1983-03-23

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