JPS59741Y2 - フライバツクトランス - Google Patents

フライバツクトランス

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Publication number
JPS59741Y2
JPS59741Y2 JP9302278U JP9302278U JPS59741Y2 JP S59741 Y2 JPS59741 Y2 JP S59741Y2 JP 9302278 U JP9302278 U JP 9302278U JP 9302278 U JP9302278 U JP 9302278U JP S59741 Y2 JPS59741 Y2 JP S59741Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
flyback transformer
coil
secondary coil
rectifier circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP9302278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS559569U (ja
Inventor
淳一 岩沢
Original Assignee
電気音響株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 電気音響株式会社 filed Critical 電気音響株式会社
Priority to JP9302278U priority Critical patent/JPS59741Y2/ja
Publication of JPS559569U publication Critical patent/JPS559569U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受信機に使用されるフライバック
トランスに関する。
近年、テレビジョン受信機はラジオやカセットテープレ
コーダと結合したものがあり、携帯に便利なように小型
化が促進されている。
このため当然のことながらテレビジョン受信機を構成す
る部品の一部であるフライバックトランスも低インチサ
イズのテレビジョン受信機用に一層小型化することが望
まれている。
従来フライバックトランスは、陰極線管に対するレギュ
レーションとかインピーダンス整合の観点から1倍圧整
流前式とか多倍圧整流方式が使用されている。
前者の方式を用いるときは、・高圧コイルの巻数を多く
して出力電圧を高くしなければならず、巻数の増加によ
って高圧コイルの漏洩インダクタンスや分布容量が大き
くなり、高次高調波同調が得られがたくなる。
一方、後者の多倍圧整流方式では、高圧コイルから取出
した出力電圧を整流回路で2倍とか3倍のような多倍に
昇圧して陰極線管に供給する。
このような整流回路を用いると高圧コイルの巻数を少な
く出来るので、漏洩インダクタンスと分布容量が小さく
なり高次高調波同調が容易になる。
例えば、第5次高調波同調を得ることによってカラーテ
レビジョン受信機の陰極線管にレギュレーションの良い
高圧出力を供給することが出来る。
また、高圧コイル自身も小さくなるのでフライバックト
ランスの小型化も可能になる。
本考案は上記点に鑑みなされたもので、低インチサイズ
のテレビジョン受信機に使用して好適な小型のフライバ
ックトランスを提供するものである。
以下本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係るフライバックトランスの一実施例
の構成を示す平面図、第2図はその正面図である。
図に於て、1はコアを示し、このコア1は一対の対向す
る側部脚2,3と中央脚4とを有し、中央側4は側部脚
2,3より径大に太く形成され、この部分で磁気飽和が
生じないように構成されている。
側部脚2,3にはそれぞれ二次コイル5,6が巻装され
、また中央脚4には二次コイル、すなわち高圧コイル7
が巻装されている。
これらコイルは平巻きでも、分割ボビンに巻いた分割巻
きでもよい。
上記の構成に於て、第3図の結線図に示すように中央脚
4の二次コイル7を複数個のダイオード8.9.10と
コンデンサ11.12とよりなる倍電圧整流回路13に
接続し、二次コイル7に誘起された高圧を倍電圧整流し
て陰極線管のアノードへ供給するように構成したもので
ある。
一次コイル5,6は図示のように並列に接続しても、あ
るいは直列に接続してもよい。
このように構成すると、高圧コイルの両側に低圧の一次
コイルが配置され、かつこれらコイルが一直線上に配置
されるので、フライバックトランスを極めて小型に、か
つ薄型に形成することができる。
従って、例えば低インチサイズのテレビジョン受信機に
使用すればその小型化に大いに役立つことになる。
また、高圧コイルの両側が低圧コイルであるので、高圧
リンギングに対してその影響を少なくすることができる
また、一次コイルと二次コイルの結合度が特に一次コイ
ルを並列に接続したとき高くなるため電力変換の能率が
向上する等の顕著な作用効果がある。
更にまた、高圧コイルの巻数が少なくて良いので、漏洩
インダクタンスと分布容量が小さくなり、高次高調波同
調が容易に得られ、レギュレーションの良い高電圧を供
給することが出来る。
なお、上記実施例では各コイルを一直線上に配置したが
、例えば第4図に示すように中央脚4を中心にして側部
脚2,3を折り曲げた三角形状の配置にしても、使用場
所によって同様の作用効果が期待できる。
勿論、小型、薄型化できる配置であれば図示のものに限
定されるものではない。
また、上記実施例では倍電圧整流回路により二次コイル
の電圧を高圧直流出力に変換したが、必要とする高圧の
値に応じて二倍圧、四倍圧等の整流回路を使用すること
は勿論である。
上記のように、本考案によれば、小型の多倍圧整流方式
のフライバックトランスが提供できるから、例えば小型
テレビジョン受信機などに適用してその効果は顕著なも
のがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるフライバックトランスの一実施例
の構成を示す平面図、第2図は第1図の正面図、第3図
は第1図のフライバックトランスの電気結線図、第4図
は本考案の他の実施例の構成を示す平面図である。 図中の 1はコア、2,3はコアの側部脚、4はコアの
中央脚、5,6は一次コイル、7は二次コイル、13は
多倍圧整流回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の側部脚および中央脚を有するコアを形成し、該側
    部脚にそれぞれ一次コイルを巻装するとともに該中央脚
    に二次コイルを巻装し、該二次コイルを多倍圧整流回路
    に接続して構成したことを特徴とするフライバックトラ
    ンス。
JP9302278U 1978-07-06 1978-07-06 フライバツクトランス Expired JPS59741Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9302278U JPS59741Y2 (ja) 1978-07-06 1978-07-06 フライバツクトランス

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JP9302278U JPS59741Y2 (ja) 1978-07-06 1978-07-06 フライバツクトランス

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Publication Number Publication Date
JPS559569U JPS559569U (ja) 1980-01-22
JPS59741Y2 true JPS59741Y2 (ja) 1984-01-10

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ID=29023735

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JP9302278U Expired JPS59741Y2 (ja) 1978-07-06 1978-07-06 フライバツクトランス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2724562B2 (ja) * 1989-08-28 1998-03-09 三田工業株式会社 ソータの制御方法

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Publication number Publication date
JPS559569U (ja) 1980-01-22

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