JPS5855629Y2 - コウアツトランス - Google Patents
コウアツトランスInfo
- Publication number
- JPS5855629Y2 JPS5855629Y2 JP1975044408U JP4440875U JPS5855629Y2 JP S5855629 Y2 JPS5855629 Y2 JP S5855629Y2 JP 1975044408 U JP1975044408 U JP 1975044408U JP 4440875 U JP4440875 U JP 4440875U JP S5855629 Y2 JPS5855629 Y2 JP S5855629Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- winding
- present
- voltage transformer
- inductance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テレビジョン受像機のフライバックトランス
等に用いて有用な高圧トランスに関する。
等に用いて有用な高圧トランスに関する。
従来、フライバックトランス等の高圧トランスにおいて
は、第1図に示す如く1対のU型磁心1゜1′を組合せ
、接合部にギャップ2,2′を形成し、前記ギャップ部
上にわたって巻線3を施していた。
は、第1図に示す如く1対のU型磁心1゜1′を組合せ
、接合部にギャップ2,2′を形成し、前記ギャップ部
上にわたって巻線3を施していた。
しかしながら、このような高圧トランスにおいては、2
000〜3000ガウスの高磁場が印加されると例えば
ギャップ2′からの漏洩磁束φ1.が増大し、この漏洩
磁束φ、に対応する分だけインダクタンスが減少即ち本
来得られるべきインダクタンス しかインダクタンスが得られず(ここでn:巻線回数、
i:巻線を流れる電流)充分大きなインダクタンスが得
られなくなる問題があった。
000〜3000ガウスの高磁場が印加されると例えば
ギャップ2′からの漏洩磁束φ1.が増大し、この漏洩
磁束φ、に対応する分だけインダクタンスが減少即ち本
来得られるべきインダクタンス しかインダクタンスが得られず(ここでn:巻線回数、
i:巻線を流れる電流)充分大きなインダクタンスが得
られなくなる問題があった。
本考案は、高磁場が印加されても所定のインダクタンス
が得られる高圧トランスを提供しようとするものである
。
が得られる高圧トランスを提供しようとするものである
。
以下、図面に従って本考案を説明する。
第2図は本考案の実施例の磁心部分を示す図面である。
すなわち、U型磁心21と■型磁心22とを組合せてな
る組合せ磁心の接合部にギャップ23゜23を設け、前
記ギャップ23.23が巻線内部に入らないように1次
側入力巻線24が巻回されている。
る組合せ磁心の接合部にギャップ23゜23を設け、前
記ギャップ23.23が巻線内部に入らないように1次
側入力巻線24が巻回されている。
25は2次側出力巻線である。
上記した如く本考案の構成によれば、巻線24の施され
たU型磁心21の内部を通る磁束φは巻線24の部分に
おいてもすべてこれと鎖交し、巻線24の途中より漏洩
する磁束分が無いのでこれによるインダクタンスの低下
する問題が無くなり所定のインダクタンスが得られる。
たU型磁心21の内部を通る磁束φは巻線24の部分に
おいてもすべてこれと鎖交し、巻線24の途中より漏洩
する磁束分が無いのでこれによるインダクタンスの低下
する問題が無くなり所定のインダクタンスが得られる。
第3図は、高磁場における本考案実施例31と従来例3
2のインダクタンス特性を示すグラフである。
2のインダクタンス特性を示すグラフである。
なお、ここでは特性を比較する為、同材質、同断面積、
同磁路長のフェライト磁心で第1図及第2図の如く高圧
トランスを形成して比較を行なった。
同磁路長のフェライト磁心で第1図及第2図の如く高圧
トランスを形成して比較を行なった。
第3図に示されるように本考案実施例の高圧トランスは
従来例に比して高磁場において約25%程度高いインダ
クタンスを有している。
従来例に比して高磁場において約25%程度高いインダ
クタンスを有している。
第4図は本考案実施例41と従来例42の高磁場におけ
る損失特性を示すグラフである。
る損失特性を示すグラフである。
第4図に示される如く本考案実施例による高圧トランス
は従来例に比して高磁場で20〜30%程度の損失を減
少させている。
は従来例に比して高磁場で20〜30%程度の損失を減
少させている。
本考案の作用効果は、U型磁心と■型磁心とより威る組
合せ磁心の接合部にギャップを形成し、前記ギャップ部
が巻線内とならないように巻線を施すことにより、巻線
部分において不要な漏洩磁束の発生を無くすことができ
るから、従来に比して高磁場においても高インダクタン
スが得られると共に、損失も少ない高圧トランスが提供
でき、フライバックトランス等に用いて小型化が図れる
等産業上有益な考案である。
合せ磁心の接合部にギャップを形成し、前記ギャップ部
が巻線内とならないように巻線を施すことにより、巻線
部分において不要な漏洩磁束の発生を無くすことができ
るから、従来に比して高磁場においても高インダクタン
スが得られると共に、損失も少ない高圧トランスが提供
でき、フライバックトランス等に用いて小型化が図れる
等産業上有益な考案である。
第1図は、従来例の高圧トランスの磁心部分を示す説明
図である。 第2図は、本考案実施例の高圧トランスの磁心部分を示
す説明図である。 第3図は、本考案実施例と従来例の高磁場におけるイン
ダクタンス特性を示すグラフである。 第4図は、本考案実施例と従来例の高磁場における損失
特性を示すグラフである。 21・・・・・・U型磁心、22・・・・・・I型磁心
、23・・・・・・ギャップ、24・・・・・・1次側
人力巻線、25・・・・・・2次側出力巻線。
図である。 第2図は、本考案実施例の高圧トランスの磁心部分を示
す説明図である。 第3図は、本考案実施例と従来例の高磁場におけるイン
ダクタンス特性を示すグラフである。 第4図は、本考案実施例と従来例の高磁場における損失
特性を示すグラフである。 21・・・・・・U型磁心、22・・・・・・I型磁心
、23・・・・・・ギャップ、24・・・・・・1次側
人力巻線、25・・・・・・2次側出力巻線。
Claims (1)
- U型磁心と■型磁心とより成る組合せ磁心の接合部にギ
ャップを形成し、前記ギャップ部が巻線内とならないよ
うに前記磁心に巻線を施した事を特徴とする高圧トラン
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975044408U JPS5855629Y2 (ja) | 1975-04-02 | 1975-04-02 | コウアツトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975044408U JPS5855629Y2 (ja) | 1975-04-02 | 1975-04-02 | コウアツトランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51125534U JPS51125534U (ja) | 1976-10-12 |
JPS5855629Y2 true JPS5855629Y2 (ja) | 1983-12-20 |
Family
ID=28177253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975044408U Expired JPS5855629Y2 (ja) | 1975-04-02 | 1975-04-02 | コウアツトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855629Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0331055Y2 (ja) * | 1985-04-29 | 1991-07-01 |
-
1975
- 1975-04-02 JP JP1975044408U patent/JPS5855629Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51125534U (ja) | 1976-10-12 |
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