JPS6123896Y2 - - Google Patents

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JPS6123896Y2
JPS6123896Y2 JP1951578U JP1951578U JPS6123896Y2 JP S6123896 Y2 JPS6123896 Y2 JP S6123896Y2 JP 1951578 U JP1951578 U JP 1951578U JP 1951578 U JP1951578 U JP 1951578U JP S6123896 Y2 JPS6123896 Y2 JP S6123896Y2
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JP
Japan
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coil
voltage
primary winding
flyback transformer
winding
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JP1951578U
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JPS54122731U (ja
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機に用いることがで
きるフライバツクトランスに関するものであり、
高圧変動特性に優れ、またリンギング妨害現象を
低減することができ、しかも小型化が可能なフラ
イバツクトランスを提供することを目的とする。
第1図に従来のフライバツクトランスを示す。
一次巻線1と二次巻線2間でフライバツクパルス
基本波に対して第4.5〜5.5次のいわゆる第5次同
調をとり、かつ一次巻線1と二次巻線3間で第
6.5〜7.5次のいわゆる第7次同調をとつている。
5は+B電圧取出用巻線、6は受像管のヒータ電
圧供給巻線、7,8,9は高圧整流素子、10は
フオーカス電圧供給用安全抵坑、12はフオーカ
ス電圧供給端子、11は平滑用コンデンサであ
る。
このようなフライバツクトランスは等価内部抵
坑が2.3〜2.6MΩであり、第3図に示すように高
圧変動特性が悪いものである。第3図において破
線が従来例の高圧変動特性である。またテレビジ
ヨン受像機の画面のラスターリンギング現象に大
きく影響するところのフライバツクトランスのフ
ライバツクパルスの基本波に対する高周波振動
(リンギング電圧)の比率を示すリンギングレシ
オは、第4図に示す波形から計算され、 リンギングレシオ=−e/+e であり、従来はこの数値が17〜20%であつた。
またフオーカス電圧を得る際に、リツプル分や
リンギング(電圧)成分を除去し、またフオーカ
ス特性が損なうのを防止するために平滑用コンデ
ンサ11を接続しなければならないものであつ
た。第5図においてAは従来例における出力波形
を示す。
本考案は上述の欠点を改良したフライバツクト
ランスを提供するものであり、以下本考案の一実
施例を図面を用いて説明する。
第2図に示すように二次巻線を3つに分割して
二次巻線2,3,4を設け、二次巻線3,4を整
流素子7で接続し、二次巻線2,3を整流素子9
で接続し、二次巻線2の一端から整流素子8を介
して高圧出力端子へ導いている。一方、一次巻線
は同一巻線の2つの一次巻線1,1′に分割され
これらは互いに並列接続されてコアの軸に縦列に
はめ込まれる。すなわち、コアの同一の軸に互い
に位置をずらせて巻装する。そして、上記二次巻
線2,3,4は上記一次巻線1,1′の外周に同
心円状に設けられる。
上記一次巻線1と二次巻線2間でフライバツク
パルス基本波に対して第8.5〜9.5次のいわゆる第
9次同調をとり、一次巻線1′と二次巻線3間で
第6.5〜7.5次又は第10.0〜11.0次のいわゆる第7
次または第11次同調をとり、かつ上記二次巻線3
の中点から抵坑10を介してフオーカス電圧供給
端子12を引き出し、平滑用の高耐圧コンデンサ
を必要とせずにリツプル成分およびリンギング成
分の少ない直流電圧を得ている。
上記一次巻線1、および一次巻線1′と二次巻
線3とは高周波を得やすくするため近接させて密
給合としている。
このため、フライバツクパルス基本波に対する
同調周波数が高くなり、第9次、第7次または第
9次、第11次同調方式のフライバツクトランスを
提供することができ、フライバツクトランスの代
表的動作特性である高圧変動特性は第3図に示す
ように大きく改善されるものである。第3図にお
いて実線が本考案の高圧変動特性で等価内部抵坑
は1.8〜2.2MΩとなる。またテレビジヨン受像機
のリンギング妨害現象に大きく影響する高圧パル
スのリンギングレシオは、−e/+e=15%以下
となり、従来に比べて低減され、リンギング妨害
現象が少なくなる効果を奏する。
第5図に従来例と本考案のフライバツクトラン
スの二次巻線から発生するパルス波形を示す。A
に示す13,14,14は従来のフライバツクト
ランスのダイオード7,8,9に分担印加される
交流電圧(フライバツクパルス)、Bに示す1
6,17,18,19,20は本考案のフライバ
ツクトランスのダイオード7,8,9に分担印加
される交流電圧(フライバツクパルス)である。
このようにフオーカス電圧を二次巻線給用安全
抵坑の最もリンギング電圧が低い二次巻線の電気
的中点から取り出しているので平滑コンデンサが
なくともリンギングを防止でき、リツプル分の少
ない直流電圧が得られるものである。
以上のように本考案によれば、一次巻線を2分
割し並列接続してコアの同一の軸におのおの巻装
し、かつ二次巻線を3分割しておのおのダイオー
ドを介して直列に接続し、上記二次巻線の中央の
コイルの中点からフオーカス電圧を取り出すよう
に構成したため、フライバツクパルスの基本波に
対する同調周波数が高くなり、高圧変動特性が大
きく改善されるとともに、リンギング妨害現象も
少なくすることができるものである。またフオー
カス電圧は高耐圧コンデンサを要することなく取
り出すことができ、リツプル分やリンギング成分
の少ない直流電圧を得ることができ、さらに、コ
アの同一軸に2分割された一次巻線をともに巻装
し、この一次巻線の外周に同心円状に二次巻線を
巻装するようにしているため、小形化が可能とな
る。また、高圧パルスの電位が低いため、絶縁設
計が容易になるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフライバツクトランスの回路
図、第2図は本考案の一実施例におけるフライバ
ツクトランスの回路図、第3図はフライバツクト
ランスの高圧変動特性図、第4図はフライバツク
トランスの高圧誘導波形を示す図、第5図はフラ
イバツクトランスの整流素子に分担印加されるフ
ライバツクトランスの波形図である。 1,1′……一次巻線、2,3,4……二次巻
線、7,8,9……整流素子、10……フオーカ
ス電圧供給用安全抵坑、12……フオーカス電圧
供給端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1のコイルと第2のコイルとを互いに並列接
    続した一次巻線と、第3のコイルと第4のコイル
    と第5のコイルとよりなり互いのコイル間にダイ
    オードを挿入して直列接続した二次巻線とを備
    え、上記一次巻線の第1のコイル、第2のコイル
    をコアの同一の軸にともに巻装し、この一次巻線
    の外周に同心円状に上記二次巻線を巻装し、上記
    第1のコイルと第3のコイルとで第9次高周波に
    同調させるとともに、上記第2のコイルと上記第
    4のコイルとで第7次または第11次高周波に同調
    させ、上記第4のコイルのコイルの中点から受像
    管のフオーカス電圧を取り出してなるフライバツ
    クトランス。
JP1951578U 1978-02-15 1978-02-15 Expired JPS6123896Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1951578U JPS6123896Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15

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JP1951578U JPS6123896Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54122731U JPS54122731U (ja) 1979-08-28
JPS6123896Y2 true JPS6123896Y2 (ja) 1986-07-17

Family

ID=28848762

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JP1951578U Expired JPS6123896Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15

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JPS54122731U (ja) 1979-08-28

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