JPS6130355Y2 - - Google Patents

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JPS6130355Y2
JPS6130355Y2 JP1977048360U JP4836077U JPS6130355Y2 JP S6130355 Y2 JPS6130355 Y2 JP S6130355Y2 JP 1977048360 U JP1977048360 U JP 1977048360U JP 4836077 U JP4836077 U JP 4836077U JP S6130355 Y2 JPS6130355 Y2 JP S6130355Y2
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JP
Japan
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switching transistor
voltage
transformer
horizontal
winding
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JP1977048360U
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JPS53143519U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機等の水平出力回路
に関する。
電源の安定化機能を兼ね備える水平出力回路と
して、例えば「IEE Transactions on Brodcast
and Television Receivers」1972年8月、Vol.
BTR−18、No.3の第177〜182頁で提案された第
1図のものがある。この回路は、商用交流電源入
力(A.C.)を整流平滑して得た非安定化直流出
力を電源供給トランス1の1次巻線L1を介して
スイツチングトランジスタ2に印加し、このトラ
ンジスタ2を水平周期でスイツチング動作させ、
そのオフ時に上記トランス1の2次巻線L2に発
生するパルス電圧を第1ダイオードD1を介して
水平偏向コイルLyと帰線コンデンサCcと掃引コ
ンデンサCsからなる水平偏向回路3及びフライ
バツクトランス4に印加して水平偏向と高圧発生
の両動作を行なわせ、且つその際、上記トランス
4に接続した平滑用コンデンサC1から直流電圧
を取り出し、この直流電圧の変動を検出するパル
ス幅変調兼ドライブ回路5の出力に応じて前記ス
イツチングトランジスタ2のスイツチングデユー
テイサイクルを可変することにより前記高圧及び
直流電圧と水平偏向コイルLyを流れる偏向電流
の安定化を画るようにしたものである。なお、そ
の際、水平偏向電流は走査の前半の期間にはダン
パ用の第2ダイオードD2を介して流れるが、走
査の後半の期間では第3ダイオードD3及び前記
スイツチングトランジスタ2を介して流れるよう
になつている。
斯る従来例においては、1個のスイツチングト
ランジスタ2を水平出力用と電源制御用に兼用で
きると云う利点があるものの、電源供給トランス
1とフライバツクトランス4を別個に設けている
ことから大型コアが2個必要となり、装置の小型
化と製造コストの低減を妨げる原因となつてい
た。
このため、第2図に示すようにフライバツクト
ランスの代りに電源供給トランス1に高圧用の3
次巻線L3を設けることが考えられるが、このも
のでは次のような欠点がある。即ち、第2図のも
ので、3次巻線L3から取り出される高圧の安定
化のために所謂高調波同調を行なおうとすれば、
第1第2ダイオードD1,D2が共に導通する走査
の前半の期間では2次巻線L2と3次巻線L3間の
漏洩インダクタンスLx1とこの両巻線L2,L3間の
容量Cx1及び3次巻線L3の2次側等価容量CYと
で並列共振をなし、スイツチングトランジスタ2
がオンとなる走査の後半の期間では1次巻線L1
と3次巻線L3間の漏洩インダクタンスLx2とこの
両巻線L1,L3間の容量Cx2と前記等価容量CYと
で並列共振をなすことになる。そして、これらL
x1とLx2及びCx1とCx2が異なつた値になること
はトランス1の製造上避けられないため、走査期
間中に高調波の周波数が変化することになり、し
かもトランス1の1次側の入力電圧Viが変化す
るとトランジスタ2のオン期間の長さが変わるた
め、3次巻線L3の高調波同調がずれ、高圧出力
電圧が第3図aに示すように上記入力電圧Viの
変化に対して波状に変化することになる。
このように高次高調波同調がずれた時の高圧出
力電圧の変動は周知のように低次の高調波同調の
場合ほど大きい。また、低次高調波同調の時は高
圧のリンギングも大きく、損失も大きいと云う欠
点もある。
そこで、第2図のものに於いて、3次巻線L3
の巻線を少なくすることによつて前述の等価容量
CYを減して例えば第7次程度の高次高調波同調
を行なわせるようにすると共に、高圧整流回路
(図示せず)に多倍圧整流方式を採用して3次巻
線L3の巻数を減らすことにより高圧の低下を補
うようにすることも考えられるが、この場合には
高圧パルスの走査期間の部分も利用することにな
り、この部分は前述したように不安定であるた
め、この場合も入力電圧Viが大きくなると高圧
出力電圧が第3図bのように上昇することにな
る。
その際、入力電圧Viには交流のリツプ分が含
まれているので、このリツプル分に応じて変化す
ることにもなる。
また、第2図及び第3図の従来の回路は、何れ
もダイオードD3によつてトランス1の1次側と
2次側が電気的に接続されているので、2次側即
ち水平偏向部及び高圧発生部を電源入力ラインか
ら絶縁できず、従つて、水平出力回路への直流供
給電圧の選択の自由度も制限されると云う欠点も
あつた。
そこで、本考案は前記各従来例の諸欠点を解消
した電源安定化回路兼用型の水平出力回路を提案
するものである。
第4図は本考案の水平出力回路の一実施例を示
しており、この実施例について第1図及び第2図
と同一部分には同じ図番を付して説明を省略し、
異なる部分のみについて説明することにする。即
ち、第4図のものでは、先ず、電源供給トランス
1に高圧用の3次巻線L3を分割巻きして設け、
その各分割巻線L31,L32,L33の間に整流用ダイ
オードD41,D42,D43をそれぞれ帰線期間にオン
になるように設けた点を第1の特徴としている。
次に第2の特徴は、第2図のD3に相当するダイ
オードを廃止して、その代りに第2のスイツチン
グトランジスタ7を設け、この第2のスイツチン
グトランジスタ7が第1のスイツチングトランジ
スタ2に略同期してスイツチング動作するように
第1ダイオードD1を電源供給トランス1の2次
巻線L2に対して図示の極性になるよう接続する
ことによつて、この第1ダイオードD1のカソー
ド側に現われる矩形波電圧を抵抗R及びコンデン
サC2を介してドライブトランス8に供給し、こ
のトランスの2次側に上記第2のスイツチングト
ランジスタ7のベースを接続した点である。
斯る実施例に於いて、3次巻線L3を分割巻き
すると、同じ値の高圧出力電圧を得るのに分割巻
線L31,L32,L33の各巻数は多層巻きの場合の1/3
で済み、従つて前述の等価容量C0をかなり小さ
くすることができるので、よく知られているよう
に、高調波同調がずれた場合の高圧パルスの波形
歪が比較的小さい第9次以上の高次高調波同調が
可能となる。そして、分割巻きにより高次高調波
同調を行うことができれば、3次巻線L3全体と
しての巻数を減す必要がないので、多倍圧整流方
式を採用せず第4図のように整流用ダイオード
D41,D42,D43を設けることによつて、高圧パル
スの走査期間の部分を使用しなくてもよく、従つ
て安定した高圧出力電圧H.T.が得られることに
なる。
また、第2のスイツチングトランジスタ7のベ
ースには、第1のスイツチングトランジスタ2が
オンのときにトランス1の2次巻線L2に発生す
る正極性の矩形波電圧がドライブトランス8を介
して印加されるので、この第2スイツチングトラ
ンジスタ7は第1スイツチングトランジスタ2に
略同期してオンオフする。そして、これにより第
2スイツチングトランジスタ7を通つて走査期間
の後半の水平偏向電流が流れるのである。従つ
て、この場合は電源供給トランス1の2次側即ち
水平偏向部と高圧発生部を1次側即ち電源入力ラ
インから完全に絶縁でき安定性を高めることがで
き、しかも、電源供給トランス1で昇圧及び降圧
が自由にできるので、水平出力回路への直流供給
電圧の選択の自由度が増すことになる。
尚、第4図の回路で、水平偏向部3に並列にチ
ヨークコイルL6とコンデンサC1からなる直流取
出し用の平滑回路6を設け、この回路から直流低
電圧出力D.C.を得るようにしているが、それは
第2図のようにしたのでは、水平偏向コイルLy
に直流負荷電流が流れて水平偏向のセンター位置
がずれるからである。
以上の如く本考案の水平出力回路に依れば、電
源供給トランスに設けた高圧発生用の3次巻線か
ら安定した高圧出力電圧を取り出すことができ、
しかも、水平偏向部及び高圧発生部を電源入力ラ
インから絶縁して安全性を高めることができると
共に、水平出力回路への直流供給電圧の選択の自
由度が増すと云う利点があり、電源安定化機能を
備える水平出力回路として有効なものである。
また、2次巻線側に設けた第2のスイツチング
トランジスタは、上記2次巻線に発生するパルス
電圧によつて直接オン、オフさせるようにしてい
るので、上記第2のスイツチングトランジスタの
駆動用に別個の巻線を必要とせず、従つて、トラ
ンスの巻線間分布容量や2次側等価容量を充分小
さくして高次高調波同調を行なうことができる。
更に、水平偏向コイルと掃引コンデンサに対して
チヨークコイルと平滑コンデンサの直列路を並列
に接続し、このコイルとコンデンサによつて取り
出された直流電圧に応じて1次側の第1のスイツ
チングトランジスタを制御するようにしているの
で、その制御用のパルス幅変調兼駆動回路を動作
させるための直流電流が水平偏向コイルに流れ、
それによつて水平偏向のセンター位置がずれるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の水平出力回路を示す
回路図、第3図a,bはその入力電圧対高圧出力
電圧特性を示す図である。 第4図は本考案の水平出力回路の一実施例を示
す回路図である。 1……電源供給トランス、2……第1のスイツ
チングトランジスタ、3……水平偏向部、7……
第2のスイツチングトランジスタ、L1,L2,L3
……電源供給トランスの1次2次3次各巻線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平周期でオンオフする第1のスイツチングト
    ランジスタを非安定化直流入力に対して電源供給
    トランスの1次巻線に直列接続し、このトランス
    に分割巻きした高圧用の3次巻線を設けると共
    に、前記トランスの2次巻線側に該2次巻線の両
    端間にダイオードを介して接続された第2のスイ
    ツチングトランジスタを含む水平偏向回路部及び
    該偏向回路部に並列接続されたチヨークコイルと
    平滑コンデンサの直列接続路を設け、上記第2の
    スイツチングトランジスタのベースに前記2次巻
    線とダイオードとの接地点から取り出されるパル
    ス電圧を印加することにより、この第2のスイツ
    チングトランジスタを前記第1のスイツチングト
    ランジスタに同期してオンオフさせると共に、前
    記チヨークコイルと平滑コンデンサ間の接続中点
    に得る直流電圧の変動に応じて前記第1のスイツ
    チングトランジスタに印加する駆動パルスのパル
    ス幅を可変するようにしてなる水平出力回路。
JP1977048360U 1977-04-15 1977-04-15 Expired JPS6130355Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977048360U JPS6130355Y2 (ja) 1977-04-15 1977-04-15

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Publication Number Publication Date
JPS53143519U JPS53143519U (ja) 1978-11-13
JPS6130355Y2 true JPS6130355Y2 (ja) 1986-09-05

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