JPS5853790Y2 - コウアツハツセイソウチ - Google Patents
コウアツハツセイソウチInfo
- Publication number
- JPS5853790Y2 JPS5853790Y2 JP17304275U JP17304275U JPS5853790Y2 JP S5853790 Y2 JPS5853790 Y2 JP S5853790Y2 JP 17304275 U JP17304275 U JP 17304275U JP 17304275 U JP17304275 U JP 17304275U JP S5853790 Y2 JPS5853790 Y2 JP S5853790Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- voltage
- transistor
- capacitor
- diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレギュレーション特性の良好な高圧出力を得る
ことのできる高圧発生装置に関するものである。
ことのできる高圧発生装置に関するものである。
高精度のカラーモニター受像機等を構成しようとする場
合には高圧電源のレギュレーション特性が問題になって
くる。
合には高圧電源のレギュレーション特性が問題になって
くる。
一般にカラー受像Mに用いるレギュレーション特性の改
善方法として可飽和リアクタを用いる方法が、またカラ
ーモニター受像機の水平偏向回路、高圧回路分離形にお
いては高圧回路の電源電圧を制御する方法がある。
善方法として可飽和リアクタを用いる方法が、またカラ
ーモニター受像機の水平偏向回路、高圧回路分離形にお
いては高圧回路の電源電圧を制御する方法がある。
しかし現在のフライバックトランスを用いた電圧回路で
はレギュレーション特性は充分でない。
はレギュレーション特性は充分でない。
特に電源電圧を制御する場合などの応答速度が問題にな
り、急激な輝度の変化により画像歪を生じる。
り、急激な輝度の変化により画像歪を生じる。
レギュレーション特性のある程度良好な高圧回路として
第1図に示すドライブ形DC−DCコンバータが考えら
れる。
第1図に示すドライブ形DC−DCコンバータが考えら
れる。
駆動回路1より第3図aに示す様な駆動パルスをトラン
ジスタ2に加えろ。
ジスタ2に加えろ。
トランジスタ2が導通になるとトランス30巻線N1に
は第3図すに示す様な波形の電流が流れ、巻線N2に電
圧が誘起され、ダイオード4は逆バイアスされる。
は第3図すに示す様な波形の電流が流れ、巻線N2に電
圧が誘起され、ダイオード4は逆バイアスされる。
次にトランジスタ2が遮断されると巻線N1に流れてい
た電流は零になり、巻線N2 にダイオード4を導通に
する方向の電圧が誘起され、トランジスタ2の導通期間
にトランス3の磁気回路内に蓄えられたエネルギーは電
源端子6を介して電源にもどされる。
た電流は零になり、巻線N2 にダイオード4を導通に
する方向の電圧が誘起され、トランジスタ2の導通期間
にトランス3の磁気回路内に蓄えられたエネルギーは電
源端子6を介して電源にもどされる。
ここでトランジスタ2が遮断されるときに巻線N□、N
2及び二次巻MN3に急峻な電流変化を生ずるために巻
線間の漏れインダクタンスと浮遊容量等により共振し、
リンギスグ電圧が発生する。
2及び二次巻MN3に急峻な電流変化を生ずるために巻
線間の漏れインダクタンスと浮遊容量等により共振し、
リンギスグ電圧が発生する。
このためトランジスタ2のコレクタ電圧波形は第3図C
に示す様なリンギングを含む波形になる。
に示す様なリンギングを含む波形になる。
さらに巻線N2に誘起される起電力が電源電圧以下にな
り、ダイオード4が遮断されると、巻線N1.N2の両
端の電圧は巻線N2と電気的、磁気的に結合している全
てのインダクタンスと全ての容量の共振によって変化し
ていく。
り、ダイオード4が遮断されると、巻線N1.N2の両
端の電圧は巻線N2と電気的、磁気的に結合している全
てのインダクタンスと全ての容量の共振によって変化し
ていく。
トランジスタ2のコレクタ電圧が前記共振によって変化
して、はぼ零になったときにトランジスタ2を再び導通
にしている。
して、はぼ零になったときにトランジスタ2を再び導通
にしている。
以上の繰り返しでトランジスタ2のコレクタに第3図C
に示す様な、電源電圧のほぼ2倍の電圧を得て、トラン
ス3でこれを昇圧し、整流回路5で整流し、高圧出力を
端子Tに得ている。
に示す様な、電源電圧のほぼ2倍の電圧を得て、トラン
ス3でこれを昇圧し、整流回路5で整流し、高圧出力を
端子Tに得ている。
ところでトランス3の一次と二次の巻数比を大きくする
と、巻線の浮遊容量の増加等により、トランジスタ2の
コレクタ電圧波形に含まれるリンギング成分は増加する
。
と、巻線の浮遊容量の増加等により、トランジスタ2の
コレクタ電圧波形に含まれるリンギング成分は増加する
。
リンギング成分が増加し、レギュレーション特性が劣化
するのを防止するためにトランジスタ2のコレクタとダ
イオード40カソード間にコンデンサ8を接続してリン
ギングを除いている。
するのを防止するためにトランジスタ2のコレクタとダ
イオード40カソード間にコンデンサ8を接続してリン
ギングを除いている。
しかし比較的高い周波数で動作させる場合、ダイオード
が遮断されてからトランジスタ2のコレクタ電圧がほぼ
零になるまでの時間はコンデンサ8を入れなくても比較
的長く、コンデンサ8を入れることによって前記時間は
増々長くなる。
が遮断されてからトランジスタ2のコレクタ電圧がほぼ
零になるまでの時間はコンデンサ8を入れなくても比較
的長く、コンデンサ8を入れることによって前記時間は
増々長くなる。
そこでトランジスタ2及びダイオード4の導通期間を短
くしなければならず、トランジスタ2の導通期間に磁気
回路内に蓄えられるエネルギーは少なくなり、レギュレ
ーション特性の比較的良好な状態で取り出せる高圧出力
容量は少なくなる。
くしなければならず、トランジスタ2の導通期間に磁気
回路内に蓄えられるエネルギーは少なくなり、レギュレ
ーション特性の比較的良好な状態で取り出せる高圧出力
容量は少なくなる。
従ってコンデンサ8の容量はあまり大きくすることはで
きず、高圧出力負荷の軽い時にトランジスタ2のコレク
タ電圧にリンギング成分が含まれ、良好なレギュレーシ
ョン特性が得られない。
きず、高圧出力負荷の軽い時にトランジスタ2のコレク
タ電圧にリンギング成分が含まれ、良好なレギュレーシ
ョン特性が得られない。
このように一般商用電源を直接整流して得たような比較
的低い電圧より高圧電圧を得ようとすれば、出カドラン
ス3の一次、二次の巻数比を大きくとらなければならず
、レギュレーション特性の良好な、比較的大出力容量の
高圧電圧を得ることは容易ではない。
的低い電圧より高圧電圧を得ようとすれば、出カドラン
ス3の一次、二次の巻数比を大きくとらなければならず
、レギュレーション特性の良好な、比較的大出力容量の
高圧電圧を得ることは容易ではない。
本考案はそのような欠点を除去しようとするもので、以
下その実施例について説明する。
下その実施例について説明する。
第2図において第1図の装置に対応する部分には同符号
を付している。
を付している。
異なる点はトランス30巻線N。の中点へダイオード9
を介して電源電圧を加えるようにし、また巻線N□とN
2の接続点とアース間にコンデンサを接続するようにし
た点である。
を介して電源電圧を加えるようにし、また巻線N□とN
2の接続点とアース間にコンデンサを接続するようにし
た点である。
駆動回路1により駆動されてトランジスタ2はスイッチ
ング動作を行なう。
ング動作を行なう。
最初トランジスタ2が導通になると巻線N1の中点より
トランジスタ2のコレクタに電流が流れ、巻線N1と巻
線N2との接続点には電源電圧の2倍の電圧が発生し、
コンデンサ10を充電する。
トランジスタ2のコレクタに電流が流れ、巻線N1と巻
線N2との接続点には電源電圧の2倍の電圧が発生し、
コンデンサ10を充電する。
次にトランジスタ2が遮断されると巻線N2にはダイオ
ード4を導通にする方向に起電力が生じコンデンサ10
を充電する。
ード4を導通にする方向に起電力が生じコンデンサ10
を充電する。
次に再びトランジスタ2が導通になり、コンデンサ10
の電圧が電源電圧のほぼ2倍の電圧以上に充電されてお
れば、巻線N1に流れる電流のほとんどがコンデンサ1
0から供給される。
の電圧が電源電圧のほぼ2倍の電圧以上に充電されてお
れば、巻線N1に流れる電流のほとんどがコンデンサ1
0から供給される。
また再びトランジスタ2が遮断されると巻線N2には、
起電力が生じダイオード4を介してコンデンサ10を充
電する。
起電力が生じダイオード4を介してコンデンサ10を充
電する。
このとき、コンデンサ10の容量を十分大きくとってお
けば、巻線N2の両端の電圧は電源電圧の2倍の電圧に
等しく、トランジスタ2のコレクタには電源電圧の4倍
の電圧の矩形波形電圧が得られ、これをトランス3で昇
圧し、トランス3の二次巻線N3ニ接続された整流回路
5で整流して高圧出力端子7に高圧出力を得ることがで
きる。
けば、巻線N2の両端の電圧は電源電圧の2倍の電圧に
等しく、トランジスタ2のコレクタには電源電圧の4倍
の電圧の矩形波形電圧が得られ、これをトランス3で昇
圧し、トランス3の二次巻線N3ニ接続された整流回路
5で整流して高圧出力端子7に高圧出力を得ることがで
きる。
高圧出力端子7より出力を取り出していなげれば、ダイ
オード4が導通の期間にコンデンサ10が充電され、ト
ランジスタ2が導通のときに巻線N1に流れる電流は、
はとんどコンデンサ10より供給される。
オード4が導通の期間にコンデンサ10が充電され、ト
ランジスタ2が導通のときに巻線N1に流れる電流は、
はとんどコンデンサ10より供給される。
従って巻線N□と巻線N2の接続点より、電源電圧の2
倍の電圧を加えているのに等しく、トランス3の一次、
二次の巻数比を高くとれるのでリンギングは少ない。
倍の電圧を加えているのに等しく、トランス3の一次、
二次の巻数比を高くとれるのでリンギングは少ない。
従ってレギュレーション特性はよくなる。
次に比較的大きな負荷を高圧出力端子に接続して高圧出
力端子1より出力を取り出すことによってトランジスタ
2の導通期間に電源よりダイオード9を介して巻線N0
に流れこむ電流が増したとき、リンギングが発生しやす
くなるとしても、高圧出力を取り出すことによりリンギ
ング成分はクリップされるのでレギュレーション特性に
はほとんど影響を与えず、問題にならない。
力端子1より出力を取り出すことによってトランジスタ
2の導通期間に電源よりダイオード9を介して巻線N0
に流れこむ電流が増したとき、リンギングが発生しやす
くなるとしても、高圧出力を取り出すことによりリンギ
ング成分はクリップされるのでレギュレーション特性に
はほとんど影響を与えず、問題にならない。
なお、コンデンサ8はリンギングを除くための適当な小
容量のコンデンサである。
容量のコンデンサである。
以上本考案の実施例について述べてきたが、ダイオード
4は巻線N2のアース側に接続したが巻線N2とコンデ
ンサ10の接続点側でもなんら問題ない。
4は巻線N2のアース側に接続したが巻線N2とコンデ
ンサ10の接続点側でもなんら問題ない。
また電源を巻線N1の中点より加えたが、電源を巻線N
0の適当な点に設けた中間タップよりダイオードを介し
て加えても同様に動作する。
0の適当な点に設けた中間タップよりダイオードを介し
て加えても同様に動作する。
さらに、コンデンサ10は巻線N1.、N2の接続点と
アース間に接続しているが、コンデンサ10は一端を巻
線N1.N2の接続点に接続し、他の一端をアース以外
の電源等の基準電位点に接続しても同様の動作をする。
アース間に接続しているが、コンデンサ10は一端を巻
線N1.N2の接続点に接続し、他の一端をアース以外
の電源等の基準電位点に接続しても同様の動作をする。
上記実施例から明らかなように、本考案によればトラン
スの2つの一次巻線の接続点に電源電圧の2倍の電圧の
電源を加えたのに比ベ リンギングミ圧の発生量はほと
んど増さず、またトランスの=&二次の巻数比およびイ
ンダクタンスが同一のため、レギュレーション特性の良
好な状態での高圧出力容量もほとんど同じである。
スの2つの一次巻線の接続点に電源電圧の2倍の電圧の
電源を加えたのに比ベ リンギングミ圧の発生量はほと
んど増さず、またトランスの=&二次の巻数比およびイ
ンダクタンスが同一のため、レギュレーション特性の良
好な状態での高圧出力容量もほとんど同じである。
またこのため良好なレギュレーション特性や、良好なレ
ギュレーション特性の得られる高圧出力容量等の特性を
低下させずに電源電圧を下げることが可能であり、一般
商用電源を直接整流して得られる電圧より、レギュレー
ション特性の良好な高圧電圧が得られる特徴がある。
ギュレーション特性の得られる高圧出力容量等の特性を
低下させずに電源電圧を下げることが可能であり、一般
商用電源を直接整流して得られる電圧より、レギュレー
ション特性の良好な高圧電圧が得られる特徴がある。
第1図は従来の高圧発生装置の構成図、第2図は本考案
の一実施例による高圧発生装置の構成図、第3図は信号
波形図である。 2・・・・・・トランジスタ、3・・・・・・トランス
、4.9・・・・・・ダイオード、10・・・・・・コ
ンデンサ、6・・・・・・電源端子。
の一実施例による高圧発生装置の構成図、第3図は信号
波形図である。 2・・・・・・トランジスタ、3・・・・・・トランス
、4.9・・・・・・ダイオード、10・・・・・・コ
ンデンサ、6・・・・・・電源端子。
Claims (1)
- 中間タップを設けた第1の巻線と第2の巻線を直列接続
して構成する一次巻線を有する出カドランスと、前記第
2の巻線に接続されていない前記第1の巻線の一端とア
ースの間に接続されたスイッチング素子と、電源と前記
第1の巻線の中間タップとの間に接続された第1のダイ
オードと、前記第1の巻線と前記第2の巻線との接続点
とアースとの間に接続されたコンデンサと、前記第2の
巻線の一端とアースの間に接続された第2のダイオード
とを有することを特徴とする高圧発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17304275U JPS5853790Y2 (ja) | 1975-12-19 | 1975-12-19 | コウアツハツセイソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17304275U JPS5853790Y2 (ja) | 1975-12-19 | 1975-12-19 | コウアツハツセイソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5285327U JPS5285327U (ja) | 1977-06-25 |
JPS5853790Y2 true JPS5853790Y2 (ja) | 1983-12-07 |
Family
ID=28651468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17304275U Expired JPS5853790Y2 (ja) | 1975-12-19 | 1975-12-19 | コウアツハツセイソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853790Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-12-19 JP JP17304275U patent/JPS5853790Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5285327U (ja) | 1977-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4725938A (en) | High voltage resonant DC/DC converter | |
US4417153A (en) | High frequency switching circuit | |
US4280174A (en) | DC-DC Converter | |
US11539285B2 (en) | DC-to-DC converter | |
JP3221185B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JPS5813652Y2 (ja) | コウアツハツセイカイロ | |
US4334267A (en) | Free-running push-pull inverter | |
US4146823A (en) | Regulated deflection circuit | |
EP0079654B1 (en) | Circuit for converting an input d.c. voltage into an output d.c. voltage | |
JPS5853790Y2 (ja) | コウアツハツセイソウチ | |
US4390818A (en) | Television receiver | |
EP0770281B1 (en) | Power supply apparatus comprising an improved limiter circuit | |
SU1273003A3 (ru) | Выходной каскад генератора строчной развертки | |
JPS6130355Y2 (ja) | ||
JPS5915258Y2 (ja) | 矩形波による高圧発生装置 | |
JP3116586B2 (ja) | フライバックトランス | |
JPS5924216Y2 (ja) | 電源回路 | |
JP3107457B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
SU1594664A1 (ru) | Преобразователь посто нного напр жени в посто нное | |
JP2805861B2 (ja) | 電源装置 | |
JPH0116176Y2 (ja) | ||
JPH03135367A (ja) | Dc―dcコンバータ | |
JPS6155341B2 (ja) | ||
JPH0523016Y2 (ja) | ||
JPS6035320Y2 (ja) | テレビジヨン受像機の水平出力回路 |