JPS5924216Y2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPS5924216Y2
JPS5924216Y2 JP14400380U JP14400380U JPS5924216Y2 JP S5924216 Y2 JPS5924216 Y2 JP S5924216Y2 JP 14400380 U JP14400380 U JP 14400380U JP 14400380 U JP14400380 U JP 14400380U JP S5924216 Y2 JPS5924216 Y2 JP S5924216Y2
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JP
Japan
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capacitor
voltage
output
circuit
low
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JP14400380U
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JPS5767462U (ja
Inventor
博 秋山
Original Assignee
三洋電機株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は、出カドランスを使用しない形式の垂直偏向回
路用の電源として併用し得る電源回路の改良に係り、特
に電力損失を少くして消費電力の低減を計った依願な電
源回路であって、フライバックパルスを共通のパルス電
源とし、レベルの異る複数の出力を供給する電源回路に
関する。
いわゆるOTL形式のトランジスタ垂直偏向回路として
は、5EPP方式、(単終端方式)或はシャントレギュ
レート方式等の垂直偏向回路が賞用されている。
本考案は斯るOTL型式の出力段をもつ垂直偏向回路に
おいて、特に掃引期間に生じる出力トランジスタのコレ
クタ損失等°の電力損失を少くし、省エネルギ化を計る
と共に、低耐圧部品の採用によって水平ジッタ特性を劣
化することなく低コスト化を計り得る複数出力を供給し
得る電源回路を提供するものである。
以下、第1図に表わすコンプリメンタリ、プッシュプル
形式の垂直偏向回路を参照しつつ従来回路の問題点につ
いて説明する。
この回路■は、基本的にプッシュプルフォロワ回路とし
て動作する一対のNPN、PNPコンプリメンタリトラ
ンジスタ1,2のプッシュプル接続と、両トランジスタ
のベースに駆動電圧を供給するドライブトランジスタ3
とを備え、両トランジスタの接続点Pにコンテ゛ンサ4
を介して接続される垂直偏向コイル5に対して、第2図
イの如き偏向電流を供給する。
斯る回路構成において、トランジスタ1のコレクタ6に
定電圧VB(EIV)]を供給すると、前記トランジス
タ1のエミッタ電圧、即ちP点の電圧は第2図口に図示
せる如く変化するので時刻t1から12間に消費される
電力は、トランジスタ1のコレクタエミッタ間にかかる
第2図口の斜線部分の電圧と第2図ハに斜線で示すコレ
クタ電流の積となる。
従って第2図口の斜線部分で示される電圧のうちvs
vo(但しVoはコンデンサ4の端子間電圧)と前記
第2図ハのコレクタ電流との積によって決まる電力は完
全な損失となってしまう。
斯る対策として、V8を低くすることも考えられるが、
VBは垂直帰線期間にトランジスタ1が飽和した時点で
、P点の電圧をVnにクランプする働きをなし、この電
圧を下げると垂直偏向コイルに流れる電流が過制動の状
態となり、帰線期間が長くなって実用出来ないという欠
点か′ある。
即ち、いま、帰線期間をTr、垂直偏向コイルのインダ
クタンスをLv、掃引電流のピーク値をIpp、フライ
バックパルスの振巾をVrとすると、帰線期間trは、 いま、偏向指数をDとすると、LV・(Ipp) 2=
Dとなるから、 となる。
而して、LVを小さくすると偏向電流を大きくとらなけ
ればならなくなるので、その値には一定の限度が有り、
いきおいVrを大きくしてtrを所定の値に設定しなけ
ればならない。
斯る点に鑑み、第3図に図示せる如く、帰線期間trと
掃引期間tsとで電源電圧をスイッチ手段7によって第
4図図示の如く、ElとE2とに切換えて供給すること
も考えられるが、2電源を同期的に切換えて供給するた
めの回路が複雑となるばかりで゛なく、フライバックト
ランスの出力の一部を整流平滑して電源として使用する
場合には他の負荷への影響を避は得ない。
また更に、第5図に示す様に、VBから一定の抵抗8と
ディカップリング用のコンデンサ9を介してコレクタ電
圧を供給し、コレクタ電流による前記抵抗8の電圧降下
により第7図ハ実線の如き電圧をコレクタ電圧として供
給してもよいが、この場合トランジスタのコレクタ損失
は抵抗8による電力損失に置換されるものの回路全体と
しての損失を削減することは出来ない。
本考案は、このような従来例の諸欠点に鑑みなされたも
ので、端的に言って、フライバックパルスを小容量の直
列コンテ゛ンサとシャントダイオードとで実質的にレベ
ルシフトした電圧を整流平滑して5EPP接続の垂直偏
向回路の電源電圧とすることによって序述の目的を達成
せんとするものである。
以下本考案の詳細をその一実施例を表わす第6図を参照
しつつ説明する。
図番10はフライバックトランスで、その一部に低圧電
源用巻線11を備える。
この巻線の端子間には、水平出力I・ランジスタ12に
よる1次電圧Vccの断続によって、1次巻線13と低
圧電源用巻線11間の巻線比に応じて決まるフライバッ
クパルスFが生ずる。
前記低圧電源用巻線11の一端は、ヒユーズ抵抗(1,
Q程度の値で平滑コンデンサのパンクその他の短絡事故
時一種のヒユーズとして機能する抵抗)14を介してダ
イオード21のアノードに接続する。
前記ダイオード21のカソードとアース間には比較的大
容量(300μF前後)の平滑コンテ゛ンサ22を直列
に接続し、この非接地端子Pから通常12〜19Vの低
出力を供給する安定した低内部インピーダンスの低電圧
電源を構成する。
前記ヒユーズ抵抗14とダイオード21の接続点Qとア
ース間には比較的小容量のコンデンサ31とシャントダ
イオード32とを直列に接続し、前記ヒユーズ抵抗14
とダイオード21との接続点Qに生ずる第7図イに図示
せる如きフライバックパルスFを同図口fの如くレベル
シフト(或は変換)する。
前記コンデンサ31とダイオード32の接続中点Oには
更にダイオード41とコイル43及びコンテ゛ンサ42
とで構成される整流平滑回路40を接続し、第7図口の
如くレベルシフトしたフライバックパルスを整流平滑し
て、垂直偏向出力回路Vを形成するトランジスタ1のコ
レクタ6に動作電圧を供給する。
このような回路接続を採ると、比較的高い内部インピー
ダンスを持つ電源回路として機能する。
上述の回路構成において、帰線パルス区間第7図イ、R
には、シャントダイオード32、コンデンサ31ヒユー
ズ抵抗14及び低圧電源用巻線11のルートで電流が流
れ前記コンテ゛ンサ31は帰線パルスのピーク値(第7
図イ中のe2)まで充電される。
このコンテ゛ンサ31の端子間電圧は、直流電圧e2と
なり、レベルシフトした波形f(第7図口)が上記シャ
ントダイオード32のカソードに表われる。
この出力電圧は、更にダイオード41とコンデンサ42
とで構成される整流平滑回路で整流平滑され、E、Vの
直流電圧として上記トランジスタ6のコレクタに供給さ
れる。
前記整流平滑回路を構成するコイル43のインダクタン
スは、1乃至15 mHに選定してあり、水平周波数成
分に対してもチョークコイルとして働き、ジッタ性能の
向上に寄与する。
又、チョークコイルとして寄与するコイル43の介挿に
より、コンデンサ42の耐リップル性を低減することが
出来るので、安価なコンデンサの使用で事足りる。
上述の如く、この電源回路の内部インピーダンスは比較
的高いので、垂直走査の前半の如く大きい負荷電流が流
れる領域では、コレクタ電圧は第7図ハに図示の如く変
化し、その間垂直偏向回路で消費する電力を軽減する。
なお、電源電圧の調整を計るためには、シャントダイオ
ード32に並列に小容量のコンデンサ33(例えば0.
05〜0.01μF)を接続することが考えられる。
本考案は斯る構成であるから、従来例に比して比較的簡
単な回路構成によって低消費電力化を図った能率のよい
垂直偏向回路を実現できるのみならず、フライバックパ
ルスを低圧用巻線から取り出し得るので、専用の巻線を
不要とし或は兼用する高圧巻線の容量を小さくすること
が出来る。
本考案では、更に、上記シャントダイオード32に並列
に小容量のコンデンサ33を接続し、上記コンテ゛ンサ
31と相俟ってフライバックパルスの振巾を所望の値に
調整し同時にレベルシフトする構成を採ったから、低圧
出力巻線をフライバックパルス源として兼用し得ること
は勿論、分圧回路を構成するコンデンサとしてレベルシ
フト用のコンデンサ31を兼用すること及びコンデンサ
分圧方式をとることによって、省部品化を図り、廉価で
損失の少い多用途電源を提供し得るものである。
又、水平ジッタ特性が向上し、且つ低耐圧部品の採用に
よって低廉化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は従来例に係り、第1図は基本的な5
EPP垂直偏向回路図、第2図は要部動作波形図、第3
図は二電源切換方式の垂直偏向回路図、第4図はその説
明のための動作波形図、第5図は抵抗減衰方式の垂直偏
向回路図である。 第6図乃至第7図は本考案に係り、第6図は一実施回路
図、第7図は動作波形図である。 10・・・・・・フライバックトランス、11・・・・
・・低圧用巻線、31・・・・・・コンテ゛ンサ、32
・・・・・・シャントダイオード、40・・・・・・整
流平滑回路、42・・・・・・コンデンサ、43・・・
・・・コイル、■・・・・・・垂追偏回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端をアースしたフライバックトランスの低圧出力巻線
    の他端に第1整流ダイオードと第1平滑コンテ゛ンサと
    で形成される第1整流平滑回路を接続して低内部インピ
    ーダンス電源を構成すると共に、前記低圧出力巻線の他
    端に第2コンテ゛ンサとアノードを接地したシャントダ
    イオードとの直列回路を接続して両者の接続点に前記低
    圧出力巻線の出力で゛ある負極′1生のフライバックパ
    ルスをレベルシフトしてとり出すに際して、前記シャン
    トダイオードに並列に第3コンテ゛ンサを接続して前記
    第2コンデンサと相俟って前記低圧出力巻線の出力を分
    圧し、前記接続点に生ずるレベルシフトされた分圧出力
    を第2ダイオードと、第2平滑コンテ゛ンサとで形式さ
    れる第2整流平滑回路にで整流平滑して5EPP接続の
    出力段を備える垂直偏向回路等に給電すべく構成した電
    源回路。
JP14400380U 1980-10-09 1980-10-09 電源回路 Expired JPS5924216Y2 (ja)

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JP14400380U JPS5924216Y2 (ja) 1980-10-09 1980-10-09 電源回路

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JP14400380U JPS5924216Y2 (ja) 1980-10-09 1980-10-09 電源回路

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Publication Number Publication Date
JPS5767462U JPS5767462U (ja) 1982-04-22
JPS5924216Y2 true JPS5924216Y2 (ja) 1984-07-18

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