JPH0116176Y2 - - Google Patents

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JPH0116176Y2
JPH0116176Y2 JP1982049559U JP4955982U JPH0116176Y2 JP H0116176 Y2 JPH0116176 Y2 JP H0116176Y2 JP 1982049559 U JP1982049559 U JP 1982049559U JP 4955982 U JP4955982 U JP 4955982U JP H0116176 Y2 JPH0116176 Y2 JP H0116176Y2
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voltage
power supply
output transformer
circuit
winding
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JP1982049559U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、X線管用電源装置等の電源装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
第1図は従来のX線管用電源装置を示す図であ
る。この電源装置はX線管1を収納した可動ヘツ
ド部2と上記X線管1を制御、付勢するための制
御部3から構成され、上記可動ヘツド部2と制御
部3は複数本のラインから成るケーブル4により
接続されている。制御部3は倍電圧整流回路のよ
うな入力電源回路5、昇圧トランス駆動部6及び
出力トランス駆動部7から成り、可動ヘツド部2
は昇圧トランス8、高圧整流回路9、出力トラン
ス10、ダイオード11及びX線管1から成る。
先ず交流電源12の電圧をダイオード13,1
4及びコンデンサ15,16から成る倍電圧整流
回路5により整流し、端子a,c間に第1の直流
電圧である倍電圧2Eを、端子b,c間に第2の
直流電圧である電圧Eを夫々出力する。第1の直
流電圧2Eは昇圧トランス駆動部6及び昇圧トラ
ンス8から成る比較的大容量の第1のインバータ
に供給され、昇圧トランス8により昇圧された交
流電圧は高圧整流回路9によりその中点を接地電
位とする正及び負極性の直流高電圧に変換されて
第1の負荷回路であるX線管1のアノード17と
フイラメント18間に印加される。また、第2の
直流電圧Eは出力トランス駆動部7及び出力トラ
ンス10から成る比較的小容量の第2のインバー
タに供給され、出力トランス10により所定のフ
イラメント電圧に変換され、ダイオード11によ
り整流されて第2の負荷回路であるフイラメント
18に印加される。ここで、出力トランス駆動部
7はスイツチング素子であるトランジスタ19と
リセツト用ダイオード20で構成されている。ま
た、出力トランス10には1次巻線N1,2次巻
線N2と共にリセツト巻線N3が設けられている。
リセツト巻線N3は、トランジスタ19のオン期
間中に出力トランス10に蓄積された励磁電流エ
ネルギをトランジスタ19のオフ期間中にリセツ
ト用ダイオード20を介して第2のインバータの
電源即ち端子b,c間の電源Eに帰還し、出力ト
ランス10の磁束を初期状態に戻す、即ち出力ト
ランス10のリセツトを行うものである。通常、
1次巻線N1とリセツト巻線N3はほぼ等しい巻線
となつている。尚、図中巻線に付された黒点は同
一極性を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、以上述べた従来の電源装置には次のよ
うな欠点がある。第1は、出力トランス10にリ
セツト巻線N3を設けなければならないこと、第
2は、制御部3と可動ヘツド部2を結線するケー
ブル線数が増加すること、第3は、トランジスタ
19のコレクタと出力トランス10の1次巻線
N1間の配線が長く、その配線によるインダクタ
ンスLSにトランジスタ19のオン時に蓄えられた
電磁エネルギ1/2LSIC 2(ICはトランジスタ19の
コレクタ電圧)が、トランジスタ19のオフ時
に、第2の直流電圧Eに加算される極性で、サー
ジ電圧となつてトランジスタ19のコレクタに発
生するので、トランジスタ19に過電圧が印加さ
れ易いということである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は以上の欠点を除去するために、第1の
直流電圧及び該第1の直流電圧に比較して低電圧
である第2の直流電圧を発生する入力電源回路
と、上記第1の直流電圧を電源とする第1の負荷
回路と、上記第2の直流電圧を電源とし、スイツ
チング素子と出力トランスの1次巻線とを直列に
接続し、出力トランスの2次巻線に接続された第
2の負荷回路とを備えた電源装置において、上記
スイツチング素子と上記出力トランスの1次巻線
との接続点を、該接続点に上記第1の直流電圧以
上の電圧が印加された時に順バイアスになる極性
に接続されたダイオードを介して上記電源回路の
第1の直流電圧側に接続したことを特徴とする電
源装置を提供するものである。
〔作用〕
このような電源装置によれば、上記スイツチン
グ素子のオフ時にサージ電圧が発生しても、上記
ダイオードの導通により、スイツチング素子の電
圧は一定電圧(第1の電圧+ダイオードのドロツ
プ電圧)以上にはならず、上記スイツチング素子
に過電圧が印加されない。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例を示す図である。同
図において、リセツト用ダイオード20をトラン
ジスタ19のコレクタと端子a間に接続し、出力
トランス10にはリセツト巻線を設けていない。
即ち本考案によれば出力トランス10のリセツト
を倍電圧2Eと電圧Eとの差電圧Eで行つてお
り、従来のようにリセツト巻線を設ける必要がな
く、可動ヘツド部2と制御部3間を接続するケー
ブル線数が減少し、経済性、信頼性が向上する。
また、トランジスタ19のコレクタがダイオード
20を介して倍電圧2Eに接続されているので、
トランジスタ19のオフ時にサージ電圧が発生し
ても、ダイオード20の導通により、トランジス
タ19のコレクタ電圧は一定電圧(2E+ダイオ
ード20のドロツプ電圧)以上にはならず、トラ
ンジスタ19に過電圧が印加されない。
また、この実施例では、電源回路5を倍電圧整
流回路で構成したが、第3図及び第4図に示すよ
うな回路を使用することもできる。第3図は電源
トランス21の2次巻線にブリツジ回路22を接
続しブリツジ回路22の出力に倍電圧2Eを得る
と共に、上記2次巻線に設けたセンタタツプから
電圧Eを得るようにしたものである。また、第4
図は交流電源12に直接ブリツジ回路23の接続
して第2の直流電圧Eを得ると共に、上記交流電
源12に巻線比約1:1の絶縁トランス24を接
続し、絶縁トランス24の2次巻線に接続したブ
リツジ回路25を介して得た電圧Eと、上記第2
の直流電圧Eとで第1の直流電圧である倍電圧2
Eを得るものである。また、以上の実施例におい
ては、入力電源回路5の出力が正の場合について
述べたが、負の場合についても全く同様であり、
同様の効果が得られる。尚、本考案はX線管用電
源装置の他、種々の電源装置に適用することがで
きる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案は第1の直流電圧及び
該第1の直流電圧に比較して低電圧である第2の
直流電圧を発生する入力電源回路と、上記第1の
直流電圧を電源とする第1の負荷回路と、上記第
2の直流電圧を電源とし、スイツチング素子と出
力トランスの1次巻線とを直列に接続し、出力ト
ランスの2次巻線に接続された第2の負荷回路と
を備えた電源装置において、上記スイツチング素
子と上記出力トランスの1次巻線との接続点を、
該接続点に上記第1の直流電圧以上の電圧が印加
された時に順バイアスになる極性に接続されたダ
イオードを介して上記電源回路の第1の直流電圧
側に接続したことを特徴とする電源装置である。
本考案はこのような特徴を有するので、リセツト
巻線を設ける必要がなく、可動ヘツド部と制御部
間を接続するケーブル線数が減少し、経済性、信
頼性が向上する。また、インバータを構成するス
イツチング素子が上記第1の直流電圧以上になら
ず、スイツチング素子に過電圧が印加されない等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電源装置を示す図、第2図は本
考案の一実施例を示す図、第3図及び第4図は
夫々本考案に使用することのできる入力電源回路
を示す図である。 1……X線管、2……可動ヘツド部、3……制
御部、4……ケーブル、5……入力電源回路、6
……昇圧トランス駆動部、7……出力トランス駆
動部、8……昇圧トランス、9……高圧整流回
路、10……出力トランス、11,13,14…
…ダイオード、12……交流電源、15,16…
…コンデンサ、17……X線管のアノード、18
……X線管のフイラメント、19……スイツチン
グ素子、20……リセツト用ダイオード、21…
…電源トランス、22,23,25……ブリツジ
回路、24……絶縁トランス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1の直流電圧及び該第1の直流電圧に比較し
    て低電圧である第2の直流電圧を発生する入力電
    源回路と、 上記第1の直流電圧を電源とする第1の負荷回
    路と、 上記第2の直流電圧を電源とし、スイツチング
    素子と出力トランスの1次巻線とを直列に接続
    し、出力トランスの2次巻線に接続された第2の
    負荷回路とを備えた電源装置において、 上記スイツチング素子と上記出力トランスの1
    次巻線との接続点を、該接続点に上記第1の直流
    電圧以上の電圧が印加された時に順バイアスにな
    る極性に接続されたダイオードを介して上記電源
    回路の第1の直流電圧側に接続したことを特徴と
    する電源装置。
JP4955982U 1982-04-06 1982-04-06 電源装置 Granted JPS58153588U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4955982U JPS58153588U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4955982U JPS58153588U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153588U JPS58153588U (ja) 1983-10-14
JPH0116176Y2 true JPH0116176Y2 (ja) 1989-05-12

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ID=30060406

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JP4955982U Granted JPS58153588U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 電源装置

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JP (1) JPS58153588U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221689A (en) * 1975-08-12 1977-02-18 Hitachi Cable Ltd Production appliance for water-running-in-proof cable

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221689A (en) * 1975-08-12 1977-02-18 Hitachi Cable Ltd Production appliance for water-running-in-proof cable

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JPS58153588U (ja) 1983-10-14

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