JP2903919B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン等の電子機器
に使用されるスイッチング電源装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】交流入力を直流に変換して駆動出力を負
荷に供給する一般的な電源装置が図3に示されている。
この種の電源装置は、交流電源1に全波整流器2を接続
し、この全波整流器2の一対の出力ライン3,4を負荷
回路6に接続し、出力ライン3,4間に平滑コンデンサ
5を接続したものからなる。なお、負荷回路6は、スイ
ッチングレギュレータが一般的である。
【0003】この回路で、交流電源1から正弦波交流電
圧を供給すると、全波整流器2から図4の(a)に示す
全波整流電圧が得られる。この全波整流電圧は平滑コン
デンサ5により平滑されて、同図の(c)に示す平滑コ
ンデンサ5の充電電圧(平滑コンデンサ5の端子電圧)
が負荷回路6に加えられる。また、同図の(b)に示す
平滑コンデンサ5の充電電流は、同図の(c)に示す充
電電圧よりも同図の(a)に示す全波整流器2の出力電
圧が高くなるt1 〜t2 期間、t3 〜t4 期間において
流れる。平滑コンデンサ5の充電電圧が全波整流器2の
出力電圧よりも高くなるt2 〜t3 期間では平滑コンデ
ンサ5が放電する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の図3に示す回路
では、全波整流器2の出力段に直接平滑コンデンサ5が
接続されているため、装置のスイッチがオンされて最初
に回路動作が行われるときに、平滑コンデンサ5は最初
の状態では電荷が充電されていないため、インピーダン
スが低い平滑コンデンサ5に大きな突入電流が流れるこ
ととなり、全波整流器2のダイオード等の素子に定格の
大きなものを使用しなければならないという問題があ
る。
【0005】また、従来例では、平滑コンデンサ5の充
電電流が図4の(b)に示すようにパルス形状となっ
て、同図の(a)に示す全波整流器2の出力電圧波形と
大きく異なるため、力率が非常に悪いものとなってい
た。
【0006】さらに、従来の回路では、全波整流器2の
出力段に平滑コンデンサ5が直接接続される回路構成の
ため、平滑コンデンサ5にはt1 〜t2 、t3 〜t4
各期間に、大きなピーク値の充電電流が流れることとな
る。このように平滑コンデンサ5に大きな電流が流れる
と、内部損失によって発熱し、寿命の低下を招くことと
なる。この内部損失は電流の実効値に対応した大きさの
ものとなり、図4の(b)に示す充電電流のピークが大
きくなればなるほど実効値および内部損失も大きくな
る。この内部損失による発熱をできるだけ避けるために
は平滑コンデンサ5として、許容リップル電流耐歪の大
きな大容量で外形寸法の大きなコンデンサを使用しなけ
ればならず、これが装置の小型化を阻害する大きな要因
となっていた。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、装置の初期駆動時に
おける突入電流の発生の問題を解消し、さらに、力率が
良く、装置の小型化が可能なスイッチング電源装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
第1の発明のスイッチング電源装置は、交流電源からの
入力電圧を整流する整流器と、一次コイルの一端側が前
記整流器のホット側出力端子に接続され二次コイルの一
端側が前記整流器のコールド側出力端子に接続された
1のトランスと、この第1のトランスの一次コイルの
側に接続されて順方向駆動時のみオンする第1のワン
ウェースイッチ素子と、第1のトランスの二次コイルの
他端側に接続されて順方向駆動時のみオンする第2のワ
ンウェースイッチ素子と、この第2のワンウェースイッ
チ素子を介して第1のトランスの二次コイルからの電磁
エネルギを蓄えるエネルギ蓄積コンデンサと、第1のワ
ンウェースイッチ素子の出力端側と前記整流器のコール
ド側出力端子間に直列に接続された第2のトランスの一
次コイルおよび制御スイッチと、第1と第2の両ワンウ
ェースイッチ素子側の出力電圧の大きさを比較し、第1
のワンウェースイッチ素子側の出力電圧が大きいときに
は交流電源からエネルギを、その逆のときにはエネルギ
蓄積コンデンサからエネルギを第2のトランスの一次コ
イルに供給する回路切り換え素子とを有し、第2のトラ
ンスの二次コイル側から出力を取り出す構成としたこと
を特徴として構成されている。また、本第2の発明のス
イッチング電源装置は、交流電源からの入力電圧を整流
する高速タイプのダイオードで構成された整流器と、一
次コイルの一端側が前記整流器のホット側出力端子に接
続され二次コイルの一端側が前記整流器のコールド側出
力端子に接続された第1のトランスと、この第1のトラ
ンスの二次コイルの他端側に接続されて順方向駆動時の
みオンするワンウェースイッチ素子と、このワンウェー
スイッチ素子を介して第1のトランスの二次コイルから
の電磁エネルギを蓄えるエネルギ蓄積コンデンサと、ワ
ンウェースイッチ素子の出力端側と前記整流器のコール
ド側出力端子間に直列に接続された第2のトランスの一
次コイルおよび制御スイッチと、前記第1のトランスの
一次コイルの他端側の出力電圧とワンウェースイッチ素
子側の出力電圧の大きさを比較し、第1のトランスの一
次コイルの他端側の出力電圧が大きいときには交流電源
からエネルギを、その逆のときにはエネルギ蓄積コンデ
ンサからエネルギを第 2のトランスの一次コイルに供給
する回路切り換え素子を有し、第2のトランスの二次コ
イル側から出力を取り出す構成としたことも本考案の特
徴的な構成とされている。
【0009】
【作用】上記構成の本発明において、制御スイッチのオ
ン時には、交流電源から加えられる交流電圧は整流器に
よって整流され、その整流出力は第1のトランスの一次
コイルに印加され、同コイルに電磁エネルギが蓄えられ
る。このとき、第1のワンウェースイッチ素子は順方向
の駆動状態となってオンする。
【0010】一方、制御スイッチのオフ時には、第1の
トランスの一次コイルに蓄えられていた電磁エネルギが
同トランスの二次コイル側に誘起し、第2のワンウェー
スイッチ素子がオンして同二次コイルの電磁エネルギは
第2のワンウェースイッチ素子を通してエネルギ蓄積コ
ンデンサに蓄えられる。
【0011】回路切り換え素子は第1のワンウェースイ
ッチ素子側の電圧と第2のワンウェースイッチ素子側の
電圧とを比較し、第1のワンウェースイッチ素子側の電
圧が高いときには交流電源からエネルギを第2のトラン
スの一次コイル側に加え、第2のワンウェースイッチ素
子側の電圧が高いときにはエネルギ蓄積コンデンサに蓄
えられている電磁エネルギを第2のトランスの一次コイ
ル側に加える。そして、制御スイッチがオフ(又はオ
ン)のときに、第2のトランスの一次コイル側から二次
コイル側へ電磁エネルギを誘起させて負荷に電圧を供給
する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には本発明に係るスイッチング電源装置の一
実施例が示されている。同図において、交流電源1には
全波整流器2が接続されており、この全波整流器2の両
端子間には第1のトランス7が接続されている。第1の
トランス7の一次コイル8の一端側は全波整流器2のホ
ット側出力端子に接続され、一次コイル8の他端側には
第1のワンウェースイッチ素子として機能する第1のダ
イオード10のアノード側が接続され、同ダイオード1
0のカソード側には第2のトランス11の一次コイル1
2の一端側が接続され、一次コイル12の他端側は制御
スイッチとしてのトランジスタ13のコレクタに接続
れ、一次コイル12とトランジスタ13は直列に接続さ
れている。トランジスタ13のエミッタは全波整流器2
コールド側出力端子側の出力ラインAに接続されてい
る。
【0013】また、出力ラインAには第1のトランス7
の二次コイル14の一端側が接続されており、二次コイル
14の他端側は第2のワンウェースイッチ素子として機能
する第2のダイオード15のアノードが接続されている。
そして、第2のダイオード15のカソードと出力ラインA
との間にはエネルギ蓄積コンデンサ16が接続されてい
る。この第2のダイオード15とコンデンサ16とは第1の
出力回路19を構成している。
【0014】また、ダイオード15とダイオード10とのカ
ソード間には回路切り換え素子としてのダイオード17が
接続されている。このダイオード17は第1のダイオード
10側の出力電圧と、第2のダイオード15側の出力電圧、
つまり、第1の出力回路19の出力電圧とを比較し、第1
のダイオード10側の出力電圧が高いときには交流電源か
らエネルギを第2のトランス11の一次コイル12に加え、
第2のダイオード15側の出力電圧(第1の出力回路19の
出力電圧)が高いときにはエネルギ蓄積コンデンサ16に
蓄えられたエネルギを第2のトランス11の一次コイル12
に加える。
【0015】第2のトランス11の二次コイル18にはダイ
オード20とコンデンサ22により構成された第2の出力回
路24が接続されており、トランジスタ13がオフしたとき
に二次コイル18側から第2の出力回路24を介して負荷21
へ電圧が供給される構成となっている。負荷21へ印加さ
れる電圧は制御回路23により検出されており、制御回路
23はこの検出電圧に応じてトランジスタ13をスイッチ駆
動する駆動信号のデューティ若しくは動作周波数を制御
し、出力回路24の負荷電圧を一定に保つもので、この種
の制御回路23の構成は周知なので、その説明は省略す
る。
【0016】本実施例は上記のように構成されており、
次に、回路動作を説明する。まず、トランジスタ13がオ
ンすると、交流電源1から図2の(a)に示すような正
弦波交流電圧が全波整流器2に加えられ、全波整流され
た入力電圧は第1のトランス7の一次コイル8と第2の
トランス11の一次コイル12に印加される。トランジスタ
13がオフすると、第1のトランス7と第2のトランス11
との極性が逆転し、第1のトランス7の一次コイル8に
蓄えられた電磁エネルギは二次コイル14側に誘起し、こ
の誘起した電磁エネルギは第2のダイオード15を介して
エネルギ蓄積コンデンサ16に蓄えられる。この第2のダ
イオード15とエネルギ蓄積コンデンサ16からなる第1の
出力回路19の電圧は図2の(c)のように示され、この
第1の出力回路19の出力電圧よりも第1のダイオードの
出力電圧が高くなる領域で同図の(b)に示す交流電源
電流が流れる。
【0017】前記トランジスタ13のオフ動作により、第
2のトランス11の一次コイル12に蓄えられた電磁エネル
ギは同トランス11の二次コイル18側に誘起され、第2の
出力回路24を介して負荷21に加えられる。
【0018】この回路動作において、ダイオード17は第
1のダイオード10側の出力電圧と、第2のダイオード15
側の出力電圧、つまり、第1の出力回路19の出力電圧と
を常時比較し、交流電源1の周期変動により全波整流器
2の直流出力電圧が低下し、一次コイル8を経由して第
1のダイオード10から出力される直流電圧が第2のダイ
オード15側の出力電圧(第1の出力回路19側の出力電
圧)よりも低下したときには、第1の出力回路19側のエ
ネルギ蓄積コンデンサ16に蓄えられたエネルギを第2の
トランス11の一次コイル12側に供給して負荷への出力動
作を継続する。このとき、第1のトランス7の一次コイ
ル8と第1のダイオード10は待機状態となる。
【0019】これに対し、交流電源1の周期変動によ
り、第1の出力回路19の出力電圧よりも第1のダイオー
ド10側の出力電圧が高くなると、ダイオード17は第1の
出力回路19を分離し、第1のトランス7の一次コイル8
側の回路を第2のトランス11の一次コイル12に接続し、
負荷への出力動作を継続する。このとき、第1の出力回
路19は待機状態となる。
【0020】本実施例によれば、装置スイッチオンの初
期動作時には、第1のダイオード10の出力側電圧と、第
1の出力回路19側の出力電圧とでは、第1のダイオード
10側の出力電圧が必ず高くなるので、交流電源1から全
波整流器2および第1のトランス7の一次コイル8を通
って流れる電流が第2のトランス11の一次コイル12側に
流れることとなり、エネルギ蓄積コンデンサ16に突入電
流が流れるということがなく、したがって、全波整流器
2のダイオードや第1のダイオード10等の回路素子の定
格を従来例に比べより小さくすることができ、これに伴
い、回路素子の小型化が可能となる。
【0021】また、本実施例では従来例の大容量で大型
の平滑コンデンサ5が全波整流器2の出力段に直接設け
る構成とは異なっており、この従来の平滑コンデンサ5
が削除されているので、図2の(a),(b)に示すよ
うに、交流電源電流の波形は交流電源電圧波形にほぼ相
似して入力交流電流の導通角が広くなり、装置の力率が
非常に良くなっている。
【0022】さらに、本実施例では、ダイオード17によ
り、第1の出力回路19側の出力電圧と第1のダイオード
10の出力電圧とを常時比較し、第1の出力回路19側の回
路と、一次コイル8側の回路とのうち、電圧が高い方の
回路を第2のトランス11の一次コイル12側に切り換え接
続するように構成したので、交流電源1の電圧低下時に
おいても、第1の出力回路19側の出力によって装置動作
が継続するので、入力電圧変動範囲が狭くなり、これに
より制御回路23の設計が容易になる。また、第1の出力
回路19の出力は、第2のトランス11にのみ供給されるの
で、回路動作の効率が大変優れたものとなる。さらに、
交流電源1の電圧が低下しても回路動作が停止すること
なく回路動作が継続するので、たとえ落雷等の事故によ
り、交流電源1の電力供給が瞬時的にストップしても、
第1の出力回路19のエネルギ蓄積コンデンサ16に蓄えら
れている電磁エネルギが第2のトランス11の一次コイル
12に供給されて回路動作が支障なく継続するので、入力
瞬停対策も十分に兼ね備えたものとなり、使用上の信頼
性も高い。
【0023】さらに、本実施例のエネルギ蓄積コンデン
サ16は従来例の平滑コンデンサ5よりも小さい容量のも
ので済み、突入電流を防止して回路素子の定格を小さく
できることと相俟って、装置の小型化と装置コストの低
減化を達成することができる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、トランジスタ13がオフしたときに第2の出
力回路24から負荷21に駆動電圧が加えられるように構成
したが、トランジスタ13がオンしたとき、第2の出力回
路24から負荷21へ駆動電圧が加えられるように構成して
もよい。
【0025】また、上記実施例では交流電源1の交流電
圧を整流する整流器を全波整流器によって構成したが、
半波整流器によっても同様な回路動作を行わせることが
できる。
【0026】さらに、上記実施例ではワンウェースイッ
チ素子をダイオード10,15によって構成したが、これを
トランジスタ等のスイッチング素子を用いて構成しても
よい。また、回路切り換え素子をダイオード17によって
構成したが、これもトランジスタ等のスイッチング素子
を用いて構成することができる。
【0027】さらに、図1に示す回路構成において、全
波整流器2のダイオードを高速タイプのダイオード(逆
電流が流れるときにダイオードをシャープにオフする特
性を備えたダイオード)で構成してもよく、この場合に
は、第1のワンウェースイッチ素子(図1では第1のダ
イオード10)を省略することができる。この場合、ダ
イオード17は、第1のトランス7の一次コイル8の他
端側の出力電圧とワンウェースイッチ素子として機能す
るダイオード15側の出力電圧の大きさを比較し、第1
のトランス7の一次コイル8の他端側の出力電圧が大き
いときには交流電源1からエネルギを第2のトランス1
1の一次コイル2に供給し、その逆のときにはエネルギ
蓄積コンデンサ16からエネルギを第2のトランス11
の一次コイル12に供給する回路切り換え素子として機
能する。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、交流電源電流の導通角
を広くして交流電源電流の波形を交流電源電圧の波形に
ほぼ相似させることができるので、装置の力率を大幅に
改善することができる。
【0029】また、装置スイッチオン時の初期動作時
に、入力突入電流の発生をなくすことができるので、そ
の分、回路素子の定格を小さくすることができ、回路素
子の小型化が可能となる。
【0030】さらに、交流電源電圧が低下しても、エネ
ルギ蓄積コンデンサで蓄えた電磁エネルギを第2のトラ
ンジスタに加えて回路動作を継続することができるの
で、例えば落雷等の事故により、交流電源が瞬時的に停
止しても、支障なく回路動作が継続するので、入力瞬停
対策も万全なものとなる。
【0031】さらに、本発明は従来例とは異なり、整流
器の出力段に直接大容量の平滑コンデンサを設けること
を要せず、本発明の装置を構成するエネルギ蓄積コンデ
ンサは従来例の平滑コンデンサよりも小容量のもので済
むので、装置のより一層の小型化と装置コストの低減化
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源装置の一実施例
を示す回路図である。
【図2】同実施例の装置の交流電源電圧と交流電源電流
と第1の出力回路19の出力電圧との関係を示すタイムチ
ャートである。
【図3】従来の電源装置の回路説明図である。
【図4】図3に示す回路の交流電源電圧と平滑コンデン
サの放電電流および充電電圧の各波形を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 交流電源 2 全波整流器 7 第1のトランス 10 第1のダイオード 11 第2のトランス 13 トランジスタ 15 第2のダイオード 16 エネルギ蓄積コンデンサ 17 ダイオード 19 第1の出力回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 7/00 - 7/40 H02M 3/00 - 3/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源からの入力電圧を整流する整流
    器と、一次コイルの一端側が前記整流器のホット側出力
    端子に接続され二次コイルの一端側が前記整流器のコー
    ルド側出力端子に接続された第1のトランスと、この第
    1のトランスの一次コイルの他端側に接続されて順方向
    駆動時のみオンする第1のワンウェースイッチ素子と、
    第1のトランスの二次コイルの他端側に接続されて順方
    向駆動時のみオンする第2のワンウェースイッチ素子
    と、この第2のワンウェースイッチ素子を介して第1の
    トランスの二次コイルからの電磁エネルギを蓄えるエネ
    ルギ蓄積コンデンサと、第1のワンウェースイッチ素子
    の出力端側と前記整流器のコールド側出力端子間に直列
    に接続された第2のトランスの一次コイルおよび制御ス
    イッチと、第1と第2の両ワンウェースイッチ素子側の
    出力電圧の大きさを比較し、第1のワンウェースイッチ
    素子側の出力電圧が大きいときには交流電源からエネル
    ギを、その逆のときにはエネルギ蓄積コンデンサからエ
    ネルギを第2のトランスの一次コイルに供給する回路切
    り換え素子とを有し、第2のトランスの二次コイル側か
    ら出力を取り出す構成としたスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 交流電源からの入力電圧を整流する高速
    タイプのダイオードで構成された整流器と、一次コイル
    の一端側が前記整流器のホット側出力端子に接続され二
    次コイルの一端側が前記整流器のコールド側出力端子に
    接続された第1のトランスと、この第1のトランスの二
    次コイルの他端側に接続されて順方向駆動時のみオンす
    るワンウェースイッチ素子と、このワンウェースイッチ
    素子を介して第1のトランスの二次コイルからの電磁エ
    ネルギを蓄えるエネルギ蓄積コンデンサと、ワンウェー
    スイッチ素子の出力端側と前記整流器のコールド側出力
    端子間に直列に接続された第2のトランスの一次コイル
    および制御スイッチと、前記第1のトランスの一次コイ
    ルの他端側の出力電圧とワンウェースイッチ素子側の出
    力電圧の大きさを比較し、第1のトランスの一次コイル
    の他端側の出力電圧が大きいときには交流電源からエネ
    ルギを、その逆のときにはエネルギ蓄積コンデンサから
    エネルギを第2のトランスの一次コイルに供給する回路
    切り換え素子を有し、第2のトランスの二次コイル側か
    ら出力を取り出す構成としたスイッチング電源装置。
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