JPH1198829A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JPH1198829A
JPH1198829A JP9253995A JP25399597A JPH1198829A JP H1198829 A JPH1198829 A JP H1198829A JP 9253995 A JP9253995 A JP 9253995A JP 25399597 A JP25399597 A JP 25399597A JP H1198829 A JPH1198829 A JP H1198829A
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JP
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circuit
winding
switching
power supply
backup
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Katsuhiko Shimizu
克彦 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少ない小型のバックアップ型スイ
ッチング電源を提供する。 【解決手段】 変換トランス32の第1の巻線321は
入力回路31から直流電圧Vinの供給を受け、スイッ
チ素子33は、第1の巻線321を通して供給される直
流電圧Vinをスイッチングする。出力回路4は、第2
の巻線322に接続され、スイッチ出力を直流出力電圧
Voに変換して出力する。バックアップ回路5の切替回
路51は、バックアップ回路5が充電回路CHとなり、
または放電回路DHとなるような切替を行なう。充電回
路CHに切り替えられたときは、第3の巻線323から
供給される電力によって蓄電素子52を充電する。放電
回路DHに切り替えられたときは、蓄電素子52から供
給されるエネルギをスイッチングして第3の巻線323
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
に関し、更に詳しくは、バッテリー等の蓄電素子によっ
てバックアップする機能を有するスイッチング電源に係
る。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチング電源としては、従
来より種々のタイプのものが知られている。例えば、特
開平9ー56085号公報は、電力変換回路に備えられ
た変換トランスの二次側にバッテリーでなるバックアッ
プ素子を有する充放電回路を接続しておき、変換トラン
スの二次巻線に生じる誘起電圧を利用してバックアップ
素子を充電し、交流電源電圧の供給が停止したときは、
バックアップ素子に蓄積されたエネルギを、変換トラン
スを介することなく、充電回路に備えられたコンバータ
回路によって変換し、変換された電力を負荷に供給する
電源装置を開示している。
【0003】特開平8ー275521号公報は、電力変
換回路を構成する変換トランスの二次巻線に定電流回路
を接続し、定電流回路によりバッテリを充電し、停電時
にはバッテリの充電電圧を、インバータに供給し、イン
バータから負荷に電力を供給する電源装置を開示してい
る。
【0004】特開昭64ー8836号公報は、交流電源
を整流する整流回路の出力側に、蓄電池を接続し、停電
時に蓄電池を電力供給源として用いる無停電電源装置を
開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した先行技術文献
に見られるように、従来のこの種のスイッチング電源
は、交流電源電圧を入力として動作するメインの電力変
換回路とは別に、バックアップバッテリの電力を変換す
るコンバータを備える必要があった。このため、部品点
数が増大し、小型化を図ることが困難であった。
【0006】また、従来の回路構成において、多出力を
必要とする場合、各出力回路毎にバックアップ回路を接
続するか、または、1つの出力回路に対してのみバック
アップ回路を接続し、他の出力回路はバックアップされ
た出力回路から得られた電力をDC/DCコンバータで
電力変換を行なっていた。このため、出力回路数が増え
るにつれて、回路構成が一層複雑になり、部品点数が増
大し、小型化が困難になっていた。
【0007】特開昭64ー8836号公報に開示された
無停電電源装置は、交流電源を整流する整流回路の出力
側に、蓄電池を接続する回路構成を取るので、交流電源
の整流電圧に適合した起電力、及び、耐圧等を持つ蓄電
池を用いなければならない。
【0008】本発明の課題は、部品点数が少なくて、小
型化の容易なバックアップ型スイッチング電源を提供す
ることである。
【0009】本発明のもう一つの課題は、多出力とした
場合にも、部品点数の増加を抑え、小型化し得るバック
アップ型スイッチング電源を提供することである。
【0010】本発明のもう一つの課題は、蓄電素子を、
交流電源の整流電圧による制限を受けることなく、任意
に選定し得るバックアップ型スイッチング電源を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係るスイッチング電源は、交流入力端子
と、電力変換回路と、出力回路と、バックアップ回路と
を含む。
【0012】前記電力変換回路は、入力回路と、変換ト
ランスと、スイッチ素子と含んでいる。前記入力回路
は、前記交流入力端子に供給される交流電源電圧を直流
に変換して出力する。前記変換トランスは、第1の巻
線、第2の巻線及び第3の巻線を含み、前記第1の巻線
は前記入力入力回路から直流電圧の供給を受ける。前記
スイッチ素子は、前記第1の巻線を通して供給される前
記直流電圧をスイッチングする。前記出力回路は、前記
第2の巻線に接続され、前記第2の巻線に現れるスイッ
チ出力を直流に変換して出力する。
【0013】前記バックアップ回路は、切替回路と、前
記第3の巻線と、蓄電素子とを含んでいる。前記切替回
路は、前記バックアップ回路が充電回路となり、または
放電回路となるような切替を行なう。
【0014】前記バックアップ回路は、前記充電回路に
切り替えられたときは、前記第3の巻線から供給される
電力によって前記蓄電素子を充電し、前記放電回路に切
り替えられたときは前記蓄電素子から供給されるエネル
ギをスイッチングして前記第3の巻線に供給する。
【0015】定常動作において、入力回路により、交流
入力端子に供給される交流電源電圧を直流に変換する。
交流電源は、一般には、商用交流電源である。入力回路
から変換トランスの第1の巻線を通して供給される直流
電圧は、スイッチ素子でスイッチングされる。変換トラ
ンスの第2の巻線には出力回路が接続されている。出力
回路は、第1の巻線(一次巻線)と第2の巻線(二次巻
線)との電磁誘導結合によって第2の巻線に現れたスイ
ッチ出力を直流に変換して出力する。この直流出力電圧
が負荷に供給される。
【0016】バックアップ回路は、切替回路により、充
電回路となり、または放電回路となるように切り替えら
れる。充電回路に切り替えられたときは、変換トランス
の第3の巻線から供給される電力によって蓄電素子が充
電される。
【0017】次に、切替回路により、バックアップ回路
が放電回路に切り替えられたときは、蓄電素子から供給
されるエネルギをスイッチングして第3の巻線に供給す
る。第3の巻線は、変換トランスの巻線であり、変換ト
ランスの第2の巻線と誘導結合されているから、蓄電素
子から供給されるエネルギをスイッチングして得られた
電流によって、第3の巻線が励磁された場合、その電力
は第3の巻線から第2の巻線に伝送される。変換トラン
スの第2の巻線には出力回路が接続されており、第2の
巻線に現れるバックアップ回路のスイッチング出力が出
力回路によって直流に変換され、負荷に供給される。
【0018】充電モードと、放電モードの切替は、蓄電
素子の端子電圧を一次側に換算した電圧値と、入力回路
から出力される直流電圧値とを対比して行なう。例え
ば、切替回路がスイッチ素子を含んでおり、このスイッ
チ素子を、電力変換回路に含まれるメインのスイッチ素
子と同期して動作させるような回路構成を想定した場
合、蓄電素子の端子電圧を一次側に換算した電圧値が、
入力回路から出力される直流電圧値よりも高いときは、
切替回路は放電モードに切り替えられ、蓄電素子が電力
供給源となる。定常動作時のように、蓄電素子の端子電
圧を一次側に換算した電圧値が、入力回路から出力され
る直流電圧値よりも低いときは、充電モードに切り替え
られ、交流電源が電力供給源となる。
【0019】上記説明から明らかなように、本発明にお
いて、バックアップ回路は、その大部分を、本来のスイ
ッチング電源に備えられる各構成部分を共用しているか
ら、部品点数を減少させ、小型化を達成することができ
る。バックアップ動作は、切替回路による充放電回路の
選択及びスイッチ素子の動作選択によって容易に選択す
ることができる。
【0020】しかも、変換トランスに備えられた第3の
巻線に、充電回路または放電回路を構成する蓄電素子を
接続するので、特開昭64ー8836号公報に開示され
た電源装置と異なって、蓄電素子は、交流電源の整流電
圧による制限を受けることなく、任意に選定し得る。
【0021】更に、第2の巻線は複数備えられ、第2の
巻線のそれぞれに、出力回路が個別的に備えられている
多出力タイプのスイッチング電源において、一個のバッ
クアップ回路を備えるだけでよい。このため、多出力と
した場合にも、部品点数を増大させる必要のない小型の
スイッチング電源が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るスイッチング
電源の電気回路図である。図示するように、本発明に係
るスイッチング電源は、交流入力端子1、2と、電力変
換回路3と、出力回路4と、バックアップ回路5とを含
む。6は制御回路である。
【0023】電力変換回路3は、入力回路31と、変換
トランス32と、スイッチ素子33と含んでいる。入力
回路31は、交流入力端子1、2に供給される交流電源
電圧Einを直流電圧Vinに変換して出力する。図示
された入力回路31はダイオードブリッジ等でなる整流
回路311と平滑コンデンサ312とを備えている。
【0024】変換トランス32は、第1の巻線321、
第2の巻線322及び第3の巻線323を含み、第1の
巻線321は一次巻線を構成し、入力回路31から直流
電圧Vinの供給を受ける。
【0025】スイッチ素子33は、第1の巻線321を
通して供給される直流電圧Vinをスイッチングする。
スイッチ素子33は代表的には電界効果トランジスタ
(FET)で構成されるが、バイポーラトランジスタ
等、他の三端子スイッチ素子であってもよい。スイッチ
素子33の主電極回路は、変換トランス32の第1の巻
線321に直列に接続されている。
【0026】出力回路4は、第2の巻線322に接続さ
れ、第2の巻線322に現れるスイッチ出力を直流出力
電圧Voに変換して出力する。図示された出力回路4
は、いわゆるフォワードコンバータ回路を構成してお
り、スイッチ素子33がオンしているときに導通するダ
イオード41と、スイッチ素子33がオフしている期間
に、チョークコイル43に蓄積されたエネルギを放出す
るダイオード42とでなる整流回路と、出力平滑用コン
デンサ44とを備える。但し、このような回路構成に限
定するものではないことはいうまでもない。
【0027】バックアップ回路5は、切替回路51と、
第3の巻線323と、蓄電素子52とを含んでいる。切
替回路51は、バックアップ回路5が充電回路CHとな
り、または放電回路DHとなるような切替を行なう。バ
ックアップ回路5は、充電回路CHに切り替えられたと
きは、第3の巻線323から供給される電力によって蓄
電素子52を充電する。放電回路DHに切り替えられた
ときは、蓄電素子52から供給されるエネルギをスイッ
チングして第3の巻線323に供給する。
【0028】図示された切替回路51は、ダイオード5
11と三端子素子でなるスイッチ素子512との並列回
路で構成されており、ダイオード511は、充電回路C
Hを構成し、スイッチ素子512が放電回路DHを構成
する。より具体的には、ダイオード511は、メインの
スイッチ素子33がオンになったときに、図示極性(図
中黒丸表示)の第3の巻線323に現れる誘起電圧に対
して、順方向となるように方向付けられている。
【0029】また、スイッチ素子512は、三端子素子
で構成され、主電極回路が第3の巻線323及び蓄電素
子52を含む放電回路DHに対して直列に入るように接
続されている。スイッチ素子512に適した三端子素子
はFETである。スイッチ素子512がFETでなる場
合、FETのソース.ドレイン間ダイオードをダイオー
ド511として利用できるので、切替回路51の回路構
成を、より簡素化できる。蓄電素子52は、代表的に
は、二次電池であるバッテリで構成される。または、コ
ンデンサで構成してもよい。
【0030】充電モードと、放電モードの切替は、蓄電
素子52の端子電圧Vcを一次側に換算した電圧値と、
入力回路31から出力される直流電圧Vinの値とを対
比して行なう。実施例において、スイッチ素子512
を、電力変換回路3に含まれるメインのスイッチ素子3
3と同期して動作させるとすると、蓄電素子52の端子
電圧Vcを一次側に換算した電圧値が、入力回路31か
ら出力される直流電圧Vinの値よりも高いとき、放電
モードに切り替えられ、蓄電素子52が電力供給源とな
る。定常動作時のように、蓄電素子52の端子電圧Vc
を一次側に換算した電圧値が、入力回路から出力される
直流電圧Vinの値よりも低いときは、充電モードに切
り替えられ、交流電源eが電力供給源となる。
【0031】端子電圧Vcの一次側換算値は、第3の巻
線323と第2の巻線322との巻き数比によって定ま
るので、充電モード及び放電モードの切替に関係する端
子電圧Vcを持つ蓄電素子52を、任意に選定すること
ができる。
【0032】メインのスイッチ素子33及び切替回路5
1のスイッチ素子512は、制御回路6から供給される
制御信号S1、S2によってそれぞれ駆動され、制御さ
れる。制御回路6は、蓄電素子52の端子電圧Vcの検
出信号S3及び入力回路31から出力される直流電圧V
inの検出信号S4に基づいて、メインのスイッチ素子
33及び切替回路51のスイッチ素子512に対し、切
替のための制御信号S1、S2を生成する。制御回路6
には、更に、直流出力電圧Voまたは出力電流I0の検
出信号S5が入力され、この種のスイッチング電源にお
いて一般的な出力安定化制御及び過電流保護等が行なわ
れる。
【0033】定常動作において、入力回路31により、
交流入力端子1、2に供給される商用の交流電源電圧E
inを直流電圧Vinに変換する。入力入力回路31か
ら変換トランス32の第1の巻線321を通して供給さ
れる直流電圧Vinは、スイッチ素子33でスイッチン
グされる。変換トランス32の第2の巻線322には出
力回路4が接続されているので、第1の巻線321(一
次巻線)と第2の巻線322(二次巻線)との電磁誘導
結合によって、第2の巻線322に現れたスイッチ出力
は、出力回路4によって、直流出力電圧Voに変換さ
れ、出力される。この直流出力電圧Voが負荷Rに供給
される。
【0034】定常動作時は、蓄電素子52の端子電圧V
cを一次側に換算した電圧値が、入力回路から出力され
る直流電圧Vinの値よりも低いから、バックアップ回
路5は、切替回路51により、充電回路CHとなるよう
に切り替えられる。充電回路CHに切り替えられたとき
は、変換トランス32の第3の巻線323から供給され
る電力によって蓄電素子52が充電される。従って、定
常動作時は、電力変換回路3のスイッチング動作によっ
て、変換トランス32の第3の巻線323に誘起する電
圧により、蓄電素子52が充電される。実施例に示す回
路構成においては、ダイオード511は、メインのスイ
ッチ素子33がオンになったときに、図示極性(図中黒
丸表示)の第3の巻線323に現れる誘起電圧に対し
て、順方向となるように方向付けられているから、ダイ
オード511を通した蓄電素子52に対する充電は、メ
インのスイッチ素子33のオン期間に行なわれる。
【0035】次に、蓄電素子52の端子電圧Vcを一次
側に換算した電圧値が、入力回路31から出力される直
流電圧Vinの値よりも高いときは、切替回路51によ
り、バックアップ回路5が放電回路DHに切り替えられ
る。放電モードに切り替えられると、蓄電素子52が電
力供給源となる。バックアップ回路5は、蓄電素子52
から供給されるエネルギをスイッチングして第3の巻線
323に供給する。第3の巻線323は、変換トランス
32の巻線であり、変換トランス32の第2の巻線32
2と誘導結合されているから、蓄電素子52から供給さ
れるエネルギをスイッチングして得られた電流によっ
て、第3の巻線323の巻線が励磁された場合、そのエ
ネルギは第3の巻線323から第2の巻線322に伝送
される。変換トランス32の第2の巻線322には出力
回路4が接続されているから、第2の巻線322に現れ
るバックアップ回路5のスイッチング出力が出力回路4
によって直流出力電圧Voに変換され、負荷Rに供給さ
れる。
【0036】実施例において、制御回路6には、蓄電素
子52の端子電圧Vcの検出信号S3及び入力回路31
から出力される直流電圧Vinの検出信号S4が入力さ
れているから、これらの検出信号S3、S4から、蓄電
素子52の端子電圧Vc及び入力回路31から出力され
る直流電圧Vinの情報を得ることができ、それに基づ
いて、上述したような切替タイミングを満たす制御信号
S1、S2を生成することができる。
【0037】上記説明から明らかなように、本発明にお
いて、バックアップ回路5は、その大部分を、本来、ス
イッチング電源に備えられるべき各構成部分、すなわ
ち、変換トランス32及び出力回路4を共用して、蓄電
素子5のエネルギを負荷Rに供給するようになっている
から、部品点数を減少させ、小型化を達成することがで
きる。
【0038】しかも、バックアップ回路51によるバッ
クアップ動作は、切替回路51を構成するスイッチ素子
512及びメインのスイッチ素子33の選択によって、
容易に実現することができる。
【0039】図2は本発明に係るスイッチング電源の別
の実施例を示す電気回路図である。この実施例は多出力
タイプのスイッチング電源に本発明を適用した例を示し
ている。第2の巻線322は複数n個備えられ、第2の
巻線322のそれぞれに、出力回路401〜40nが個
別的に備えられている。図示された多出力タイプスイッ
チング電源において、蓄電素子52に対する充電は、図
1の実施例の場合と全く同様に行なわれる。
【0040】次に、切替回路51により、バックアップ
回路5が放電回路DHに切り替えられたときは、バック
アップ回路5は、蓄電素子52から供給されるエネルギ
をスイッチングして第3の巻線323に供給する。第3
の巻線323は、変換トランス32の第2の巻線322
と誘導結合されているから、蓄電素子52から供給され
るエネルギをスイッチングして得られた電流によって、
第3の巻線323の巻線が励磁された場合、そのエネル
ギは第3の巻線323から、n個備えられた第2の巻線
322のそれぞれに伝送される。n個の第2の巻線32
2のそれぞれには、それと同数nの出力回路401〜4
0nが接続されているから、n個の第2の巻線322の
それぞれに現れるバックアップ回路5のスイッチング出
力が、出力回路401〜40nによって、それぞれ直流
電圧Vo1〜Vonに変換され、負荷に供給される。
【0041】上記説明から明らかであるように、多出力
タイプのスイッチング電源においても、一個のバックア
ップ回路5を備えるだけでよい。このため、多出力とし
た場合にも、部品点数を増大させる必要のない小型のバ
ックアップ型スイッチング電源が得られる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)部品点数が少なくて、小型化の容易なバックアッ
プ型スイッチング電源を提供することができる。 (b)多出力とした場合にも、部品点数の増加を抑え、
小型化し得るバックアップ型スイッチング電源を提供す
ることができる。 (c)蓄電素子を、交流電源の整流電圧による制限を受
けることなく、任意に選定し得るバックアップ型スイッ
チング電源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源の実施例を示す
電気回路図である。
【図2】本発明に係るスイッチング電源の別の実施例を
示す電気回路図である。
【符号の説明】
1、2 交流入力端子 3 電力変換回路 31 入力回路 32 変換トランス 321 第1の巻線 322 第2の巻線 323 第3の巻線 4 出力回路 5 バックアップ回路 51 切替回路 52 蓄電素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流入力端子と、電力変換回路と、出力
    回路と、バックアップ回路とを含むスイッチング電源で
    あって、 前記電力変換回路は、入力回路と、変換トランスと、ス
    イッチ素子とを含んでおり、 前記入力回路は、前記交流入力端子に供給される交流電
    源電圧を直流に変換して出力し、 前記変換トランスは、第1の巻線、第2の巻線及び第3
    の巻線を含み、前記第1の巻線は前記入力回路から直流
    電圧の供給を受け、 前記スイッチ素子は、前記第1の巻線を通して供給され
    る前記直流電圧をスイッチングし、 前記出力回路は、前記第2の巻線に接続され、前記第2
    の巻線に現れるスイッチ出力を直流に変換して出力し、 前記バックアップ回路は、切替回路と、前記第3の巻線
    と、蓄電素子とを含んでおり、 前記切替回路は、前記バックアップ回路が充電回路とな
    り、または放電回路となるような切替を行ない、 前記バックアップ回路は、前記充電回路に切り替えられ
    たときは、前記第3の巻線から供給される電力によって
    前記蓄電素子を充電し、前記放電回路に切り替えられた
    ときは前記蓄電素子から供給されるエネルギをスイッチ
    ングして前記第3の巻線に供給するスイッチング電源。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    であって、 前記第2の巻線は複数備えられ、前記第2の巻線のそれ
    ぞれに、前記出力回路が個別的に備えられているスイッ
    チング電源。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    であって、 前記切替回路は、ダイオード及びスイッチ素子の並列回
    路を備え、前記ダイオードが前記充電回路に含まれ、前
    記スイッチ素子が前記放電回路に含まれているスイッチ
    ング電源。
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