JP3395859B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP3395859B2
JP3395859B2 JP11859794A JP11859794A JP3395859B2 JP 3395859 B2 JP3395859 B2 JP 3395859B2 JP 11859794 A JP11859794 A JP 11859794A JP 11859794 A JP11859794 A JP 11859794A JP 3395859 B2 JP3395859 B2 JP 3395859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、力率の改善と高調波電
流の抑制を目的としたスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のスイッチング電源装置
は、交流電源電圧を整流する整流回路の出力端子に、イ
ンバータトランスの一次巻線とスイッチング素子との直
列回路を接続し、スイッチング素子を制御回路からの駆
動信号によりスイッチング動作させることで、インバー
タトランスの二次巻線から一次巻線に比例した電圧を誘
起させるようにしているが、コンデンサインプット型の
整流回路を用いた場合には、コンデンサの電圧値よりも
交流入力電圧の値が高い期間にのみ電流の供給が行われ
るため、交流入力電圧の最大値付近で尖頭値の大きな入
力電流が取込まれ、入力電流に規格を越える高調波電流
が発生して力率が著しく低下する。こうした高調波電流
の抑制並びに力率の改善を目的として、従来は、特開平
2−155476号公報に開示されるように、DC/D
Cコンバータの入力側に昇圧型チョッパ回路を付加した
ものが知られているが、このような昇圧型チョッパ回路
は、主スイッチング素子とは別にスイッチ手段や制御用
ICを必要とするため、回路構成が複雑になって、装置
の小型化および低コスト化を図ることができない。これ
に対して、特開平5−103468号公報には、2つに
分割されたインバータトランスの一次巻線にコンデンサ
充放電回路を設け、インバータトランスのコアのギャッ
プあるいはチョークコイルによりスイッチング素子の導
通時にエネルギーを蓄えるエネルギー蓄積手段を設ける
ことによって、スイッチ手段や制御用ICを付加するこ
となく、簡単な構成で高調波電流の抑制および力率の改
善を図ることができるフォワード型コンバータによるス
イッチング電源装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
昇圧型チョッパ回路を用いない方法では、整流回路とし
てのダイオードブリッジ回路からの直流入力電圧が、コ
ンデンサ充放電回路を構成するコンデンサの端子間電圧
より高くなると、スイッチング素子のオフ期間にインバ
ータトランスの一方の一次巻線を誘起させて、コンデン
サを充電するようにしている。したがって、このコンデ
ンサ充放電回路とエネルギー蓄積手段からなる力率改善
回路を既存のDC/DCコンバータに設けようとする
と、コンデンサを充電させるために別の一次巻線をイン
バータトランスに巻回しなければならず、インバータト
ランスを再設計しなければならないという問題がある。
しかも、複数の一次巻線を1つのインバータトランスに
組み込むと、インバータトランスが大型になり、装置全
体の小型化を図ることが不可能となる。また、単にフォ
ワード型コンバータと力率改善回路とを組み合わせただ
けでは、電源装置側で高効率,高力率を達成することが
できないという問題点がある。
【0004】そこで本発明は上記問題点に鑑み、インバ
ータトランスを大型化させることなく、既存の装置に簡
単に組み込んで力率の改善を図ることのできるスイッチ
ング電源装置を提供することを目的とする。
【0005】また、本発明の他の目的は、簡単な構成で
高効率,高力率を達成することが可能なスイッチング電
源装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のスイッ
チング電源装置は、交流電源電圧を整流する整流回路
出力端子に、インバータトランスの一次巻線と第1のス
イッチング素子との直列回路を接続し、前記第1のスイ
ッチング素子を制御回路からの駆動信号によりスイッチ
ング動作させることで、前記インバータトランスの二次
巻線から一次巻線に比例した電圧を誘起させるスイッチ
ング電源装置において、前記インバータトランスのフラ
イバック電圧をクランプする第2のスイッチング素子を
有するクランプ回路を、該インバータトランスの一次巻
線間に接続し、前記第1および第2のスイッチング素子
に対して交互にデッドタイムを持つ駆動信号を与える
うに前記制御回路を構成すると共に、前記インバータト
ランスの一次巻線と前記クランプ回路の一端との間に一
次巻線が挿入接続されるトランスと、前記第1のスイッ
チング素子がターンオンする間および第2のスイッチン
グ素子がターンオンする間に、前記トランスの二次巻線
からのエネルギーを蓄えるエネルギー蓄積手段と、この
エネルギー蓄積手段から供給されるエネルギーを蓄える
コンデンサを備え前記整流回路の出力端子間電圧が前記
コンデンサの端子間電圧よりも低くなると前記インバー
タトランスの一次巻線に前記コンデンサからの放電電流
を供給するコンデンサ充放電回路とからなるものであ
る。
【0007】また、請求項2に記載のスイッチング電源
装置は、交流電源電圧を整流する整流回路の出力端子
に、インバータトランスの一次巻線と第1のスイッチン
グ素子との直列回路を接続し、前記第1のスイッチング
素子を制御回路からの駆動信号によりスイッチング動作
させることで、前記インバータトランスの二次巻線から
一次巻線に比例した電圧を誘起させるスイッチング電源
装置において、前記インバータトランスを第1のインバ
ータトランスと第2のインバータトランスとの直列回路
で構成し、前記第1および第2のインバータトランスの
フライバック電圧をクランプする第2のスイッチング素
子を有するクランプ回路を、該インバータトランスの一
次巻線間に接続し、前記第1および第2のスイッチング
素子に対して交互にデッドタイムを持つ駆動信号を与え
ように制御回路を構成すると共に 前記第1および第
2のインバータトランスに各々巻回される補助巻線と、
前記第1のスイッチング素子がターンオンする間および
第2のスイッチング素子がターンオンする間に、前記第
1および第2のインバータトランスの補助巻線からのエ
ネルギーを蓄えるエネルギー蓄積手段と、このエネルギ
ー蓄積手段から供給されるエネルギーを蓄えるコンデン
サを備え前記整流回路の出力端子間電圧が前記コンデン
サの端子間電圧よりも低くなると前記各インバータトラ
ンスの一次巻線に前記コンデンサからの放電電流を供給
するコンデンサ充放電回路とからなるものである。
【0008】
【作用】請求項1の構成により、第1および第2のスイ
ッチング素子のスイッチングに伴い、第1のスイッチン
グ素子がターンオンする間および第2のスイッチング素
子がターンオンする間に、トランスを介してエネルギー
蓄積手段にエネルギーを蓄えるので、エネルギー蓄積手
段に対するエネルギーの蓄積が効率よく行われるととも
に、エネルギー蓄積手段に蓄えられたエネルギーにより
コンデンサを充電する。整流回路の出力端子間電圧がコ
ンデンサの端子間電圧よりも低ければ、コンデンサの放
電電流をインバータトランスの一次巻線に供給する。こ
の場合、インバータトランスに別の巻線を巻回すること
なく、第1および第2のスイッチング素子による零電圧
スイッチングにより、エネルギー蓄積手段に対するエネ
ルギーの蓄積が効率よく行われ、高効率,高力率を達成
することができる。
【0009】また、請求項2の構成により、第1および
第2のスイッチング素子のスイッチングに伴い、第1の
スイッチング素子がターンオンする間および第2のスイ
ッチング素子がターンオンする間に、インバータトラン
スに設けられた補助巻線を介して、エネルギー蓄積手段
にエネルギーを蓄えるので、エネルギー蓄積手段に対す
るエネルギーの蓄積が効率よく行われるとともに、エネ
ルギー蓄積手段に蓄えられたエネルギーによりコンデン
サを充電する。整流回路の出力端子間電圧がコンデンサ
の端子間電圧よりも低ければ、コンデンサの放電電流を
インバータトランスの一次巻線に供給する。この場合に
も、第1および第2のスイッチング素子による零電圧ス
イッチングにより、エネルギー蓄積手段に対するエネル
ギーの蓄積が効率よく行われ、高効率,高力率を達成す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の各実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1および図2は本発明の第1実施例を示
し、回路構成を示す図1において、1は商用電源、2は
商用電源1からの交流電源電圧を整流する例えばダイオ
ードブリッジなどの整流回路であり、整流回路2の出力
端子+V,−V間には、インバータトランス3の一次巻
線3Aと第1のスイッチング素子たる第1のMOS型F
ET4との直列回路により構成されるインバータ5が接
続される。また、整流回路2の出力端子+V,−Vに
は、従来の電解コンデンサに代わり、10μF程度の小
容量の平滑用コンデンサ6が接続される。トランス3の
一次巻線3A間には、このトランス3のフライバック電
圧をクランプするクランプ回路7が接続され、本実施例
の場合、クランプ回路7は、ブロッキングコンデンサ8
と、第2のスイッチング素子たる第2のMOS型FET
9とにより構成される。各FET4,9のドレイン・ソ
ース間には、ボディダイオード10,11の他に、図示しな
いが各々固有の寄生キャパシタがFET4,9の特性と
して存在する。そして、これらの各FET4,9のゲー
トには、制御回路12からの駆動信号が、適当なデッドタ
イム、すなわち、双方のFET4,9が共にオフになる
時間を持ちながら交互に与えられる。なお、ボディダイ
オード10,11や寄生キャパシタは、外付けのダイオード
やコンデンサを用いて同様の機能を持たせてもよい。
【0011】一方、インバータ5の出力側において、イ
ンバータトランス3の二次巻線3Bの両端には、整流平
滑回路21を構成する整流ダイオード22,23のアノードが
各々接続され、各ダイオード22,23のカソードどうしが
共通してチョークコイル24の一端に接続される。また、
インバータトランス3の二次巻線3Bはセンタータップ
を有し、このセンタータップとチョークコイル24の他端
との間に、平滑コンデンサ25が接続される。平滑コンデ
ンサ25の両端には電源装置の出力端子26,26Aが設けら
れ、この出力端子26,26Aを介して整流平滑回路21によ
り整流平滑された直流出力電圧Voが外部に供給され
る。
【0012】インバータトランス3の一次巻線3A側に
は、インバータトランス3とは別個のトランス31を有す
る力率改善回路32が設けられる。トランス31の一次巻線
31Aは、インバータトランス3の一次巻線3Aとクラン
プ回路7の一端である第2のFET9のソースとの間に
挿入接続される。また、トランス31の二次巻線31Bの両
端には、ダイオード33,34のアノードが接続され、この
各ダイオード33,34のカソードどうしが共通して、トラ
ンス31の二次巻線31Bからのエネルギーを蓄えるエネル
ギー蓄積手段たるチョークコイル35の一端に接続され
る。36はチョークコイル35から供給されるエネルギーを
蓄えるコンデンサであり、このコンデンサ36とダイオー
ド37とにより、整流回路2の出力端子+V,−V間電圧
がコンデンサ36の端子間電圧よりも低くなったらインバ
ータトランス3の一次巻線3Aにコンデンサ36からの放
電電流を供給するコンデンサ充放電回路38が構成され
る。このコンデンサ充放電回路38は、チョークコイル35
の他端にダイオード37のアノードを接続し、ダイオード
37のカソードを整流回路2のプラス側出力端子+Vに接
続するとともに、チョークコイル35とダイオード37との
接続点にコンデンサ36の一端を接続し、整流回路2のマ
イナス側出力端子−Vとトランス31の二次巻線31Bのセ
ンタータップとを接続するラインにコンデンサ36の他端
を接続して構成される。
【0013】次に、上記構成に付きその作用を説明す
る。電源を投入すると商用電源1からの交流電源電圧が
整流回路2で全波整流されるが、整流回路2の出力端子
+V,−V間電圧がコンデンサ36の端子間電圧よりも高
い期間においては、ダイオード37は非導通状態となり、
商用電源1から整流回路2を介して供給される入力電流
I1が、第1のFET4のスイッチングによりインバー
タトランス3の一次巻線3Aとトランス31の一次巻線31
Aに断続的に供給される。また、制御回路12により第2
のFET9は第1のFET4と交互にオン,オフする
が、各FET4,9のオン,オフ切換え時において、所
定のデッドタイムが存在するように制御される。
【0014】第1のFET4のオン期間中、インバータ
トランス3の二次巻線3Bにはドット側に正極性の電圧
が誘起されるため、ダイオード22を介してチョークコイ
ル24側にエネルギーが送り出され、出力端子26,26A間
に出力電圧Voが発生する。また、同様にトランス31の
二次巻線31Bにもドット側に正極性の電圧が誘起され、
ダイオード33を介してチョークコイル35にエネルギーが
蓄えられる。その後、第1のFET4がターンオフする
と、この第1のFET4に存在する寄生キャパシタに電
荷が蓄積され、第1のFET4のドレイン・ソース間電
圧は緩やかに立ち上がる。したがって、第1のFET4
のドレイン・ソース間電圧と電流との交差点が零に近付
く。また、第1のFET4がターンオフしてから第2の
FET9がターンオンするまでデッドタイム期間中、イ
ンバータトランス3の一次巻線3Aに蓄積されたエネル
ギーによって、第2のFET9の寄生キャパシタに蓄え
られた電荷が放電する。第2のFET9がターンオンす
ると、第2のFET9→コンデンサ8→インバータトラ
ンス3の一次巻線3A→トランス31の一次巻線31A→第
2のFET9の閉ループが形成される。このとき、イン
バータトランス3の二次巻線3Bは、ドット側に代わっ
て非ドット側に正極性の電圧が発生するようになり、ダ
イオード23が次第に導通状態に切換わる。同時に、トラ
ンス31の二次巻線31Bも、ドット側に代わって非ドット
側に正極性の電圧が発生するようになり、ダイオード34
が次第に導通状態に切換わる。したがって、この間のチ
ョークコイル35を流れる電流の変化により、チョークコ
イル35に蓄えられたエネルギーがコンデンサ36に移動す
るとともに、ダイオード34を介してチョークコイル35に
エネルギーが蓄積される。第2のFET9の寄生キャパ
シタに蓄えられた電荷は直前に放電しており、第2のF
ET9のターンオン時における大きな損失,雑音が発生
しない。また、第1のFET4のオフ時にインバータト
ランス3の一次巻線1Aに発生するフライバック電圧
は、低インピーダンス側のコンデンサ8に充電され、略
一定の値にクランプされる。
【0015】その後、第2のFET9がターンオフする
と、第2のFET9に存在する寄生キャパシタに電荷が
蓄積され、第2のFET9のドレイン・ソース間電圧は
緩やかに立ち上がる。したがって、第2のFET9のド
レイン・ソース間電圧と電流との交差点も零に近付く。
また、第2のFET9がターンオフしてから第1のFE
T4がターンオンするまでデッドタイム期間中、インバ
ータトランス3の一次巻線3Aに蓄積されたエネルギー
によって、第1のFET4の寄生キャパシタに蓄えられ
た電荷が放電する。第1のFET4が再びターンオンす
ると、今度はインバータトランス3の二次巻線3Bにお
いて、非ドット側に代わってドット側に正極性の電圧が
発生するようになり、ダイオード22が次第に導通状態に
切換わる。同時に、トランス31の二次巻線31Bも、非ド
ット側に代わってドット側に正極性の電圧が発生するよ
うになり、ダイオード33が次第に導通状態に切換わる。
したがって、この間のチョークコイル35を流れる電流の
変化により、チョークコイル35に蓄えられたエネルギー
がコンデンサ36に移動するとともに、ダイオード33を介
してチョークコイル35にエネルギーが蓄積される。ま
た、第1のFET4の寄生キャパシタに蓄えられた電荷
も直前に放電しており、第1のFET4のターンオン時
における大きな損失,雑音が発生しない。こうした各F
ET4,9のスイッチング動作を繰り返すことによっ
て、スイッチング周波数が高くてもスイッチング損失の
少ない零電圧スイッチングが達成される。
【0016】これに対して、整流回路2の出力端子+
V,−V間電圧がコンデンサ36の端子間電圧よりも低い
期間になると、ダイオード37は導通状態となり、それま
でチョークコイル35およびコンデンサ36に蓄えられたエ
ネルギーが、第1のFET4のスイッチングにより放電
電流I2としてダイオード37からインバータトランス3
の一次巻線3Aに断続的に供給される。インバータトラ
ンス3は、一次巻線3Aを流れる放電電流I2によっ
て、前述した各FET4,9のスイッチングに伴う直流
出力電圧Voの供給を、引き続き二次巻線3B側より行
う。
【0017】図2は、整流回路2の出力端子+V,−V
間の直流入力電圧Viを示すものである。整流回路2の
出力端子+V,−V間電圧がコンデンサ36の端子間電圧
よりも低くなると、ダイオード37は導通状態となるた
め、整流回路2の出力端子+V,−V間から発生する電
圧の谷の部分を埋めるように、コンデンサ36の端子間電
圧が直流入力電圧Viとして印加される。これによっ
て、商用電源1から電源装置に至る入力ラインに高調波
電流が発生することを防止して、力率を改善することが
可能となる。特に、本実施例では、インバータ5を構成
する第1のFET4のみならず、クランプ回路7を構成
する第2のFET9のスイッチングにより、各ダイオー
ド33,34を介してトランス31の二次巻線31Bからチョー
クコイル35にエネルギーが蓄積される点が注目される。
すなわち、第1および第2のFET4,9を有する部分
共振型コンバータに力率改善回路32を組み込むと、チョ
ークコイル35に対するエネルギーの蓄積が効率よく行わ
れるため、フォワード型コンバータと力率改善回路とを
組み合わせたものに比べて、高効率,高力率を達成する
ことができる。
【0018】以上のように上記実施例におけるスイッチ
ング電源装置は、請求項1に対応して、交流電源電圧を
整流する整流回路2の出力端子+V,−Vに、インバー
タトランス3の一次巻線3Aと第1のFET4との直列
回路を接続し、第1のFET4を制御回路12からの駆動
信号によりスイッチング動作させることで、前記インバ
ータトランス3の二次巻線3Bから一次巻線3Aに比例
した電圧を誘起させるスイッチング電源装置において、
インバータトランス3のフライバック電圧をクランプす
る第2のFET9を有するクランプ回路7を、インバー
タトランス3の一次巻線3A間に接続し、第1および第
2のFET4,9に対して交互にデッドタイムを持つ駆
動信号を与えるように制御回路12を構成すると共に、イ
ンバータトランス3の一次巻線3Aとクランプ回路7の
一端との間に一次巻線31Aが挿入接続されるトランス31
と、第1および第2のFET4,9のスイッチングに伴
、第1のFET4がターンオンする間および第2のF
ET9がターンオンする間に、トランス31の二次巻線31
Bからのエネルギーを蓄えるチョークコイル35と、この
チョークコイル35から供給されるエネルギーを蓄えるコ
ンデンサ36を備え整流回路2の出力端子+V,−V間電
圧がコンデンサ36の端子間電圧よりも低くなるとインバ
ータトランス3の一次巻線3Aにコンデンサ36からの放
電電流を供給するコンデンサ充放電回路38とからなるも
のである。したがって、この場合には、従来のようにイ
ンバータトランス3に対して別の巻線を巻回する必要が
なく、インバータトランス3の大型化を防ぎ、合わせて
既存の装置に力率改善回路32を簡単に組み込むことがで
きる。しかも、この力率改善回路32を、第1のFET4
を有するインバータ5と、第2のFET9を有するクラ
ンプ回路7とにより構成される部分共振型コンバータに
組み込んだことで、チョークコイル35に対するエネルギ
ーの蓄積が効率よく行われるため、簡単な構成で従来に
比べて高効率,高力率を達成することが可能となる。
【0019】次に、本発明の第2実施例を図3に基づい
て説明する。なお、第1実施例と同一部分には同一符号
を付し、その共通する部分の説明は省略する。本実施例
は、2トランス方式の部分共振型コンバータに適用され
るものであり、インバータ5は第1のインバータトラン
ス3および第1のFET4の他に、第2のインバータト
ランス43を備えている。また、この第2のインバータト
ランス43はインバータ5の出力側のチョークコイルを兼
用する。したがって、本実施例では、図1に示すチョー
クコイル24が整流平滑回路21から省略される。第1のイ
ンバータトランス3には補助巻線3Cが巻回されるとと
もに、第2のインバータトランス43には補助巻線43Cが
巻回される。補助巻線3C,43Cの一端には、各々ダイ
オード51,52のアノードが接続され、この補助巻線3
C,43Cの他端が共通する整流回路2のマイナス側出力
端子−Vに接続される。また、インバータトランス3,
43はエネルギー蓄積手段としてコア(図示せず)にギャ
ップを設けており、第1および第2のFET4,9のス
イッチングに伴いエネルギーが蓄えられるようになって
いる。コンデンサ充放電回路38は、コンデンサ36の一端
をダイオード51,52のカソードに共通して接続し、この
コンデンサ36の他端を整流回路2のマイナス側出力端子
−Vに接続するとともに、ダイオード37のアノードをコ
ンデンサ36の一端に接続し、ダイオード37のカソードを
整流回路2のプラス側出力端子+Vに接続して構成され
る。
【0020】上記構成において、制御回路12からデッド
タイムを持つ駆動信号を各FET4,9に交互に供給す
ることで、各FET4,9に対する零電圧スイッチング
が達成される点は、前記第1実施例と同一である。整流
回路2の出力端子+V,−V間電圧がコンデンサ36の端
子間電圧よりも高く、ダイオード37が非導通状態の場
合、第1のFET4のスイッチングに伴って、一方の補
助巻線3Cからは導通状態のダイオード51を介してコン
デンサ36にエネルギーを供給し、他方の補助巻線43Cは
非導通状態のダイオード52によりエネルギーを蓄積する
とともに、第2のFET9のスイッチングに伴って、一
方の補助巻線43Cからは導通状態のダイオード52を介し
てコンデンサ36にエネルギーを供給し、他方の補助巻線
3Cは非導通状態のダイオード51によりエネルギーを蓄
積する動作を繰り返す。これによって、コンデンサ36に
はインバータトランス3,43からのエネルギーが交互に
蓄えられる。
【0021】一方、整流回路2の出力端子+V,−V間
電圧がコンデンサ36の端子間電圧よりも低く、ダイオー
ド37が導通状態になると、放電電流I2がダイオード37
からインバータトランス3の一次巻線3Aに断続的に供
給され、整流回路2の出力端子+V,−V間から発生す
る電圧の谷の部分を埋めるように、コンデンサ36の端子
間電圧が直流入力電圧Viとして印加される。これによ
り、商用電源1から電源装置に至る入力ラインに高調波
電流が発生することを防止して、力率を改善することが
可能となる。
【0022】以上のように、上記実施例では請求項2に
対応して、交流電源電圧を整流する整流回路2と、この
整流回路2の出力端子+V,−Vに、インバータトラン
スの一次巻線と第1のFET4との直列回路を接続し、
第1のFET4を制御回路12からの駆動信号によりスイ
ッチング動作させることで、インバータトランスの二次
巻線から一次巻線に比例した電圧を誘起させるスイッチ
ング電源装置において、インバータトランスを第1のイ
ンバータトランス3と第2のインバータトランス43との
直列回路で構成し、インバータトランス3,43のフライ
バック電圧をクランプする第2のFET9を有するクラ
ンプ回路7を、第1および第2のインバータトランス
3,43の一次巻線3A,43A間に接続し、第1および第
2のFET4,9に対して交互にデッドタイムを持つ駆
動信号を与えるように制御回路12を構成すると共に、
1および第2のインバータトランス3,43に各々巻回さ
れる補助巻線3A,43Aと、第1および第2のFET
4,9のスイッチングに伴い、第1のFET4がターン
オンする間および第2のFET9がターンオンする間
に、第1および第2のインバータトランス3,43の補助
巻線3C,43Cからのエネルギーを蓄えるインバータト
ランス3,43と、このインバータトランス3,43から供
給されるエネルギーを蓄えるコンデンサ36を備え整流回
路2の出力端子+V,−V間電圧がコンデンサ36の端子
間電圧よりも低くなると各インバータトランス3,43の
一次巻線3A,43Aにコンデンサ36からの放電電流を供
給するコンデンサ充放電回路38とからなるものである。
したがって、この場合にも、力率改善回路32を、第1の
FET4を有するインバータ5と、第2のFET9を有
するクランプ回路7とにより構成される部分共振型コン
バータに組み込んだことで、インバータトランス3,43
に対するエネルギーの蓄積が効率よく行われるため、
単な構成により従来に比べて高効率,高力率を達成する
ことが可能となる。
【0023】また、実施例上の効果として、エネルギー
蓄積手段を各インバータトランス3,43のコアのギャッ
プで構成することによって、力率改善回路32をコンデン
サ36およびダイオード37からなるコンデンサ充放電回路
38と、各インバータトランス3,43の補助巻線3C,43
Cの一端にアノードが接続されるダイオード51,52とに
より簡単に構成することができる。したがって、前記請
求項2の作用,効果に加えて、2トランス方式の部分共
振型コンバータでありながら、極めて簡単な構成で、高
効率,高力率を達成することが可能となる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載のスイッチング電源装置
は、交流電源電圧を整流する整流回路の出力端子に、イ
ンバータトランスの一次巻線と第1のスイッチング素子
との直列回路を接続し、前記第1のスイッチング素子を
制御回路からの駆動信号によりスイッチング動作させる
ことで、前記インバータトランスの二次巻線から一次巻
線に比例した電圧を誘起させるスイッチング電源装置に
おいて、前記インバータトランスのフライバック電圧を
クランプする第2のスイッチング素子を有するクランプ
回路を、該インバータトランスの一次巻線間に接続し、
前記第1および第2のスイッチング素子に対して交互に
デッドタイムを持つ駆動信号を与えるように前記制御回
路を構成すると共に、前記インバータトランスの一次巻
線と前記クランプ回路の一端との間に一次巻線が挿入接
続されるトランスと、前記第1のスイッチング素子がタ
ーンオンする間および第2のスイッチング素子がターン
オンする間に、前記トランスの二次巻線からのエネルギ
ーを蓄えるエネルギー蓄積手段と、このエネルギー蓄積
手段から供給されるエネルギーを蓄えるコンデンサを備
え前記整流回路の出力端子間電圧が前記コンデンサの端
子間電圧よりも低くなると前記インバータトランスの一
次巻線に前記コンデンサからの放電電流を供給するコン
デンサ充放電回路とからなるものであり、インバータト
ランスを大型化させることなく、既存の装置に簡単に組
み込んで力率の改善を図ることができるとともに、簡単
な構成で高効率,高力率を達成することが可能となる。
【0026】また、請求項2に記載のスイッチング電源
装置は、交流電源電圧を整流する整流回路の出力端子
に、インバータトランスの一次巻線と第1のスイッチン
グ素子との直列回路を接続し、前記第1のスイッチング
素子を制御回路からの駆動信号によりスイッチング動作
させることで、前記インバータトランスの二次巻線から
一次巻線に比例した電圧を誘起させるスイッチング電源
装置において、前記インバータトランスを第1のインバ
ータトランスと第2のインバータトランスとの直列回路
で構成し、前記第1および第2のインバータトランスの
フライバック電圧をクランプする第2のスイッチング素
子を有するクランプ回路を、該インバータトランスの一
次巻線間に接続し、前記第1および第2のスイッチング
素子に対して交互にデッドタイムを持つ駆動信号を与え
ように制御回路を構成すると共に、前記第1および第
2のインバータトランスに各々巻回される補助巻線と、
前記第1のスイッチング素子がターンオンする間および
第2のスイッチング素子がターンオンする間に、前記第
1および第2のインバータトランスの補助巻線からのエ
ネルギーを蓄えるエネルギー蓄積手段と、このエネルギ
ー蓄積手段から供給されるエネルギーを蓄えるコンデン
サを備え前記整流回路の出力端子間電圧が前記コンデン
サの端子間電圧よりも低くなると前記各インバータトラ
ンスの一次巻線に前記コンデンサからの放電電流を供給
するコンデンサ充放電回路とからなるものであり、簡単
な構成で高効率,高力率を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電源装置の回路構成
図である。
【図2】同上直流入力電圧の波形図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す電源装置の回路構成
図である。
【符号の説明】
2 整流回路3 イ ンバータトランス(第1のインバータトランス) 3C,43C 補助巻線 4 第1のFET(第1のスイッチング素子) 5 インバータ 7 クランプ回路 9 第2のFET(第2のスイッチング素子) 12 制御回路 31 トランス 35 チョークコイル(エネルギー蓄積手段) 36 コンデンサ 38 コンデンサ充放電回路43 インバータトランス(第2のインバータトランス)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/06 H02M 3/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源電圧を整流する整流回路の出力
    端子に、インバータトランスの一次巻線と第1のスイッ
    チング素子との直列回路を接続し、前記第1のスイッチ
    ング素子を制御回路からの駆動信号によりスイッチング
    動作させることで、前記インバータトランスの二次巻線
    から一次巻線に比例した電圧を誘起させるスイッチング
    電源装置において、 前記インバータトランスのフライバック電圧をクランプ
    する第2のスイッチング素子を有するクランプ回路を、
    該インバータトランスの一次巻線間に接続し、前記第1
    および第2のスイッチング素子に対して交互にデッドタ
    イムを持つ駆動信号を与えるように前記制御回路を構成
    すると共に、 前記インバータトランスの一次巻線と前記クランプ回路
    の一端との間に一次巻線が挿入接続されるトランスと、
    前記第1のスイッチング素子がターンオンする間および
    第2のスイッチング素子がターンオンする間に、前記ト
    ランスの二次巻線からのエネルギーを蓄えるエネルギー
    蓄積手段と、このエネルギー蓄積手段から供給されるエ
    ネルギーを蓄えるコンデンサを備え前記整流回路の出力
    端子間電圧が前記コンデンサの端子間電圧よりも低くな
    ると前記インバータトランスの一次巻線に前記コンデン
    サからの放電電流を供給するコンデンサ充放電回路とか
    らなることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 交流電源電圧を整流する整流回路の出力
    端子に、インバータトランスの一次巻線と第1のスイッ
    チング素子との直列回路を接続し、前記第1のスイッチ
    ング素子を制御回路からの駆動信号によりスイッチング
    動作させることで、前記インバータトランスの二次巻線
    から一次巻線に比例した電圧を誘起させるスイッチング
    電源装置において、 前記インバータトランスを第1のインバータトランスと
    第2のインバータトランスとの直列回路で構成し、 前記
    第1および第2のインバータトランスのフライバック電
    圧をクランプする第2のスイッチング素子を有するクラ
    ンプ回路を、該インバータトランスの一次巻線間に接続
    し、前記第1および第2のスイッチング素子に対して交
    互にデッドタイムを持つ駆動信号を与えるように制御回
    路を構成すると共に、 前記第1および第2のインバータトランスに各々巻回さ
    れる補助巻線と、前記第1のスイッチング素子がターン
    オンする間および第2のスイッチング素子がターンオン
    する間に、前記第1および第2のインバータトランスの
    補助巻線からのエネルギーを蓄えるエネルギー蓄積手段
    と、このエネルギー蓄積手段から供給されるエネルギー
    を蓄えるコンデンサを備え前記整流回路の出力端子間電
    圧が前記コンデンサの端子間電圧よりも低くなると前記
    各インバータトランスの一次巻線に前記コンデンサから
    の放電電流を供給するコンデンサ充放電回路とからなる
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
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