JP3238841B2 - コンデンサ電池の充電法及び充電装置 - Google Patents

コンデンサ電池の充電法及び充電装置

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JP3238841B2
JP3238841B2 JP01505595A JP1505595A JP3238841B2 JP 3238841 B2 JP3238841 B2 JP 3238841B2 JP 01505595 A JP01505595 A JP 01505595A JP 1505595 A JP1505595 A JP 1505595A JP 3238841 B2 JP3238841 B2 JP 3238841B2
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    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/0013Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries acting upon several batteries simultaneously or sequentially
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の単位セルを直
列に接続して構成したコンデンサ電池を充電するコンデ
ンサ電池の充電法及び充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、二次電池の研究開発が盛んに行わ
れているが、その中でも電気二重層コンデンサあるいは
導電性ポリマーなどの電荷蓄積機能を利用したコンデン
サ等のコンデンサ電池の研究が進み、その実用化が急速
に現実味を帯びてきている。これらのコンデンサ電池
は、化学反応を伴う従来の二次電池にはない、高いエネ
ルギー蓄積効果、超短時間充電、急速放電、長いサイク
ル寿命などの有用な特徴を数多く備えている。
【0003】図7は充電時にコンデンサ電圧を均等に分
割する回路の構成例を示す図、図8は各コンデンサの過
電圧を防止する回路の構成例を示す図、図9は満充電さ
れたコンデンサの充電電流をバイパスする充電制限回路
を設けた構成例を示す図である。
【0004】新しいコンデンサ電池として電気二重層コ
ンデンサを例にとると、単位セルの電圧は数ボルトであ
るため、コンデンサ電池は、従来の二次電池と同様に単
位セルを複数個直列に接続した組セルとして一般に使用
される。そして、この組セルをさらに複数個直列に接続
構成して所望の電圧を得て使用されることになる。この
ように構成されたコンデンサ電池を充電すると、電気二
重層コンデンサが直列接続された状態で充電されること
になり、各電気二重層コンデンサの静電容量値のバラツ
キや、充電初期値である各電気二重層コンデンサの端子
電圧が異なっていると、直列に接続された各電気二重層
コンデンサのほとんどがまだ充分に充電されていないに
もかかわらず、一部の電気二重層コンデンサはすでに満
充電状態になってしまう。ところがコンデンサ電池は、
従来の二次電池と異なり、そのまま過充電されると、コ
ンデンサ端子電圧が上昇して最大定格値を越えてしま
い、寿命などの特性劣化が始まるため、以下に述べるよ
うな特別な工夫が必要になっていた。
【0005】コンデンサ電池を充電する場合の工夫とし
て、一般には、例えば図7に示すように直列接続された
コンデンサ電池C1、C2を抵抗R1、R2で分割して
充電時にコンデンサ電圧を均等に分割する回路や、図8
に示すように直列接続されたコンデンサ電池C1、C2
のそれぞれに並列に定電圧ダイオードCR1、CR2を
接続することにより過電圧を防止する回路、図9に示す
ように直列接続されたコンデンサ電池C1、C2のそれ
ぞれにシャント・レギュレータMC1、MC2を並列に
接続して充電電流をバイパスする充電制限回路を設けた
構成例などがある。具体的には、例えば特開平6−26
1452号に示されているように、充電電流をバイパス
する充電制限回路を各コンデンサに並列に備えることに
より過充電を防ぎながら充電を継続する方法である。さ
らに他の例として、本発明者等は、充電前に予めコンデ
ンサ電荷を放電してしまうことにより、各電池電圧を同
一に初期化する方法等を別途提案(特開平7−3224
92号)し、また、コンデンサ電池に蓄積された電荷を
他のコンデンサ電池へ移送することにより、充電前に各
コンデンサ電圧を同電位にする方法や、満充電のコンデ
ンサ電荷を他のコンデンサへ移送することで過充電を防
止し且つ不足充電のコンデンサへ振り向けることで、全
充電時間を短縮できるなどの方法も別途提案(特開平7
−322491号)している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す回
路では、充電時のコンデンサ電圧を抵抗R1、R2で均
等に分圧できるが、過電圧保護の機能が弱いという問題
があり、過電圧保護の機能を強化すると、蓄積した電気
エネルギーを抵抗で消費して失ってしまうという重大な
問題がある。
【0007】また、図8に示す回路では、図7に示す回
路に比べるとはるかに正確にコンデンサ電圧をクリップ
する能力はあるが、コンデンサ電圧を自由に設定できな
いことと、充電電流が多い急速充電時に、静電容量の減
少や充電初期値が高いと他のコンデンサに比べて早く満
充電になる。そのため、定電圧ダイオードCR1、CR
2にバイパス電流が流れ、定電圧ダイオードCR1、C
R2における損失が大きくなり、放熱を考慮する必要が
生じるという問題点がある。
【0008】図9に示す回路では、コンデンサ電圧を抵
抗値で自由に設定可能ではあるが、やはり図8に示す回
路と同様にコンデンサの静電容量にバラツキがあり、満
充電に達するまでの時間差が大きくなると、急速充電時
には充電電流が大きいためにシャント・レギュレータM
C1、MC2の損失が大きくなり、放熱のためにヒート
シンク等の特別な仕組みが必要になっていた。この発熱
に消費されるエネルギーをスイッチング技術でほかのコ
ンデンサ電池に移送する方法もあるが、この方法は、エ
ネルギーの損失を少なくはできるものの、直列に接続さ
れたコンデンサ電池に特別なスイッチング回路を具備付
属しなければならず、全ての用途において必ずしも有効
性が高いとは言い切れなかった。
【0009】上記のように従来の回路にはいずれにも問
題があり、特にコンデンサ電池を使用する装置、システ
ムの設計目的が小型化、軽量化、或いは低コスト化を突
き詰めた用途である場合には、より良い電池の過電圧保
護と急速充電法の確立が望まれていた。
【0010】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、簡単な構成により直列に接続された各コンデンサ
電池に均等に充電できるコンデンサ電池の充電法及び充
電装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、コ
ンデンサを用い複数個の単位セルを直列に接続して構成
したコンデンサ電池を充電するコンデンサ電池の充電法
であって、密結合した複数の二次巻線を有するトランス
を用いて一次巻線をスイッチ手段によりスイッチング
し、各二次巻線にそれぞれ整流回路と平滑コンデンサよ
りなる整流・平滑回路を接続し、該整流・平滑回路の各
出力をそれぞれ各単位セルに対応させて前記直列接続点
の一点で各単位セル毎に並列に接続して、各二次巻線の
定電力出力を整流・平滑して各単位セルを充電すると共
に、コンデンサ電池の端子間より充電電圧を検出して充
電を制御することを特徴とし、充電装置としては、密結
合した複数の二次巻線を有するトランスと、該トランス
の一次巻線に接続されるスイッチ手段と、該トランスの
各二次巻線にそれぞれ接続される複数の整流回路と、各
整流回路の出力を平滑する複数の平滑コンデンサと、各
平滑コンデンサの平滑出力を各単位セルに対応させて前
記直列接続点の一点で各単位セル毎に並列に接続する充
電回路と、コンデンサ電池の端子間より充電電圧を検出
して前記スイッチング手段を制御する制御手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0012】さらに、前記トランスと前記スイッチ手段
と前記各整流回路により磁気的に密結合した複数の二次
巻線のインダクタンスに磁束として蓄えられるエネルギ
ーを放出するバック・ブースト型コンバータを構成し、
あるいは前記トランスの一次巻線にチョークコイルを直
列に挿入して前記トランスと前記スイッチ手段と整流回
路からなるフォワード・コンバータを組み合わせてカレ
ント・フェッド型コンバータを構成したことを特徴とす
るものである。
【0013】
【作用】本発明に係るコンデンサ電池の充電法及び装置
では、複数の二次巻線を有するトランスと、該トランス
の一次巻線に接続されるスイッチ手段と、該トランスの
各二次巻線に接続される複数の整流回路と、各整流回路
の出力を各単位セルに接続する充電回路とを備え、トラ
ンスの一次巻線をスイッチ手段によりスイッチングして
得られる各二次巻線の定電力出力を整流し直列に接続し
て構成したコンデンサ電池の各単位セルを充電するの
で、単位セルの電池電圧が低いと充電電流は大きく、電
池電圧が高いと充電電流は小さくなり、自動的に均等に
充電することができる。
【0014】コンデンサ電池に過電圧保護回路が必要な
のは充電時だけであり、電力の保持中や放電中には不必
要である。この点に注目し、充電装置に定電圧・定電流
電源をコンデンサの数だけ持たせて充電すれば、コンデ
ンサの静電容量がどんなに変化しても、充電前の電圧が
どんなにアンバランスであっても、満充電になったコン
デンサ電池から定電圧状態になり、充電電流が自動的に
減少する。そのため、急速充電のような大電流の充電に
対しても充電電流をバイパスさせる仕組みが不要にな
り、過電圧保護回路のない電池単体で取り扱えるなどの
利点もある。本発明は、必ずしも並列モニタと呼ばれる
過電圧保護装置を不要としているのではなく、あくまで
短時間で効率のよい急速充電をすることをめざすもので
あるが、コンデンサの数だけ制御回路、スイッチング手
段、つまりスイッチング・レギュレータを準備していて
は回路が膨大になってしまう。そこで、本発明は、簡単
に定電圧制限がかかり、しかも急速充電に最適な定電力
の出力特性を備えた上記のような多出力充電装置を用い
た充電法及び装置を提案するものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1はバック・ブースト型コンバータ方式によ
る本発明に係るコンデンサ電池の充電法の1実施例を説
明するための図、図2はバック・ブースト型コンバータ
方式による本発明に係るコンデンサ電池の充電法の他の
実施例を示す図、図3は各コンデンサ電池の電圧変化を
オシロスコープの波形で示す図である。図中、C1、C
2、C3はコンデンサ電池、C4、C5、C6、C7は
平滑用コンデンサ、1〜10は端子、T1はトランス、
n1は一次巻線、n2、n3、n4は二次巻線、CR
1、CR2、CR3、CR7、CR8は整流装置、SW
1、SW2はスイッチ手段を示している。
【0016】図1において、コンデンサ電池C1〜C3
は、直列に接続され、それぞれセル単体でもよく、また
特性の良く揃ったセルを直列に接続した組電池でも、並
列モニターと呼ばれる過電圧保護装置を並列に接続した
セルを直列に接続した組電池でもよい。破線で示した内
部は、本発明を使ったバック・ブースト型コンバータ
(Buck-boost converter) による多出力充電装置の出力
変換部を示す。端子2はコンデンサ電池のプラス端子、
端子1はそのマイナス端子を示し、端子10は充電装置
の直流電源のプラス端子、端子9はそのマイナス端子を
示している。また、端子4と3、端子6と5、端子8と
7は、充電装置の出力端子のそれぞれプラス端子とマイ
ナス端子を示し、各出力は絶縁されている。そして、出
力端子4、5はコンデンサ電池C1とC2との直列接続
点、出力端子6、7はコンデンサ電池C2とC3との直
列接続点にそれぞれ一点で結ばれている。ここで一点で
接続したのは、充電電流が多い場合や充電ケーブルが長
い場合に、配線の抵抗による電圧降下が充電電圧の誤差
として現れるのを防止するためであり、その恐れがなけ
れば一点で接続する必要はない。
【0017】トランスT1は、一次巻線n1と複数の二
次巻線n2、n3、n4を有するものであり、複数の二
次巻線n2、n3、n4のそれぞれに整流装置CR1、
CR2、CR3を接続して多出力の充電装置を構成し、
その各出力を、直列接続されたコンデンサ電池C1、C
2、C3にそれぞれ接続している。ここで、整流装置C
R1、CR2、CR3は、ダイオードで代表されるが,
同期整流器として動作するバイポーラ・トランジスタや
MOSFETでもよい。平滑用コンデンサC4、C5、
C6は、充電装置の各出力を平滑するものであり、平滑
用コンデンサC7は電源電圧を平滑するものである。
【0018】次に動作を説明する。まず、トランスT1
の一次巻線n1及び複数の二次巻線n2、n3、n4に
付いている黒丸ドットは、巻線の極性を示すマークであ
る。いま、スイッチ手段SW1がオンになると、一次巻
線n1には、平滑用コンデンサC7で平滑された電源電
圧E〔V〕が印加されるが、その時の極性は、ドット側
が負極になる。したがって、同一コアに巻かれ電磁的に
密結合している二次巻線n2、n3、n4にもドット側
が負極の電圧を発生する。そのため、このコンバータを
構成する二次巻線n2、n3、n4に接続されている整
流装置CR1、CR2、CR3には、整流方向と逆方向
の電圧が印加されることになるので、二次巻線n2、n
3、n4に電圧が発生していても電流が流れない状態に
なる。言い換えると、二次巻線n2、n3、n4があた
かも開放されたかのようになる。その結果、トランスの
一次巻線n1のつくるインダクタンスL〔H〕のみを励
磁することになり、スイッチ手段SW1にはE/L〔A
/sec〕なる傾斜を持った一次巻線電流が流れ始め
る。
【0019】次のt時間後にスイッチ手段SW1がオフ
になると、それまで一様な傾斜で上昇してI〔A〕=
(E/L)×tとなった電流は瞬時に0〔A〕になるの
で、一次巻線n1にはランプ波状に電流が流れたことに
なり、このt時間の間に一次巻線n1とコアは、(1/
2)LI2 〔J〕なるエネルギーを磁束という形で蓄え
ている。その結果、スイッチ手段SW1がオフになった
時、トランスT1には、この蓄えられたエネルギーを放
出するように逆起電力が発生し、図1に示す巻線のドッ
ト側が瞬時に正極に反転する。すると、この電圧により
整流装置CR1、CR2、CR3には整流方向となる電
圧が印加されるので、トランスT1は、この蓄えられた
エネルギー(1/2)LI2 〔J〕を同一コアに巻かれ
ている二次巻線n2、n3、n4のインダクタンスL
1、L2、L3へ移し、このエネルギーが各インダクタ
ンスL1、L2、L3から整流装置CR1、CR2、C
R3と平滑用コンデンサC4、C5、C6よりなる平滑
回路を経由してそれぞれのコンデンサ電池C1、C2、
C3へ供給されることになる。
【0020】スイッチ手段SW1がオフ、つまり開放に
なっているということは、一次巻線n1が開放になって
いることであるが、本発明では、普通のトランスの動作
である、一次巻線から二次巻線へエネルギーを通過させ
るのではなく、スイッチ・オンで一度、磁束という形に
エネルギーを変換して、次にスイッチ・オフでそのエネ
ルギーを二次巻線から出力へ伝達する。そのため別名を
オン・オフ型とも呼ばれる。この場合、二次側へのエネ
ルギーの供給源は、二次巻線の持つインダクタンスであ
るため、接続された電池電圧が低いと出力電流は大き
く、また電池電圧が高いと出力電流は小さくなる定電力
動作をすることが知られている。
【0021】このような構造と特性を持つバック・ブー
スト型コンバータの各出力を図1に示すように直列に接
続されたコンデンサ電池C1、C2、C3にそれぞれ接
続して充電を開始すると、各コンデンサ電池C1、C
2、C3の内、一番電圧の低いコンデンサ電池から順に
充電を始め、ついには全てのコンデンサ電池を均等充電
することができる。
【0022】コンデンサ電池C1=0〔V〕、C2=
1.0〔V〕、C3=1.9〔V〕の充電初期条件から
図1に示す回路と等価な回路で定電力充電したときの各
コンデンサ電池の電圧の変化をデジタルオシロスコープ
で記録した実験データを示したのが図3である。この図
3の中の破線で表示される水平の2本のカーソル線は、
下のラインが0〔V〕を示し、上のラインが2.5
〔V〕の充電終了電圧を示している。この図3によれ
ば、充電を始めると、CH1のトレースで示すように電
池電圧の低いコンデンサ電池C1の電圧から充電が始ま
り、端子電圧が上昇するにつれて次に電池電圧の低いコ
ンデンサ電池C2の充電も始まって、最後には初期に
1.9〔V〕の電池電圧があったコンデンサ電池C3も
一緒に充電されていく様子がよくわかる。しかも、定電
力に近いため、充電初期の電圧上昇が大きく、充電時間
が短くて済むことがわかる。なお、最も低い電池電圧の
コンデンサ電池C1以外のコンデンサ電池C2、C3の
充電が少し前からだらだらと開始されるのは、整流装置
CR1、CR2、CR3の内部抵抗の影響があるためと
思われる。
【0023】また、図2に示す実施例は、トランスT1
の一次巻線n1の両側にスイッチ手段SW1、SW2を
接続すると共に整流装置CR7、CR8を電源の逆方向
に接続したものであり、発明の効果を示す基本的な動作
原理は既に説明した図1と同じである。この回路は、ト
ランスT1の一次巻線n1のリーケージ・フラックス
(漏れ磁束)の持つエネルギーを整流装置CR7、CR
8を経由して電源側に回生する機能を持っていること、
スイッチ手段SW1、SW2に電源電圧以上の電圧がか
からないなどの特徴があり、比較的電源電圧の高い場合
や出力の電力容量が大きい用途に向いているものであ
る。
【0024】以上に説明したような本発明の特別な効果
は、二次巻線がフォワード・コンバータのように電圧源
として動作する方式では実現できない。磁気的に密結合
した複数の二次巻線のインダクタンスに磁束として蓄え
られたエネルギーを放出するような電流源として動作す
るときの効果である。バック・ブースト型コンバータ以
外に、この効果を実現できるもう一つの方式にフォワー
ド・コンバータを組み合わせ、電流出力特性を持ったカ
レント・フェッド型コンバータ(Current fed converte
r) と呼ばれる方式がある。以下にその構成と動作を説
明する。
【0025】図4はカレント・フェッド型コンバータ方
式による本発明に係るコンデンサ電池の充電法の1実施
例を示す図である。図4に示す実施例の特徴は、一次巻
線に直列に挿入されている大きなチョークコイルL1で
ある。トランスT1とスイッチ手段SW1、SW2は、
プッシュプル・コンバータを構成している。いま仮にス
イッチ手段SW1、SW2の時比率を50%で動作させ
ると、トランス部はフォワード・コンバータとして動作
する。このとき、チョークコイルL1のインダクタンス
L〔H〕をトランスT1のインダクタンスの数倍にし、
n2=n3=n4とすると、二次側から見た特性は、ト
ランスの一次巻線と直列に接続されているチョークコイ
ルL1の大きなインダクタンスL〔H〕があるため、イ
ンダクタンスLがトランスの巻線比でインピーダンス変
換されて、二次巻線のインピーダンスL2 がL2 =(n
2 /n1 2 Lとなる。そのためこのコンバータも電流
源として動作する。
【0026】そこで、直列に接続されたコンデンサ電池
C1、C2、C3に本実施例のコンバータの二次側の各
出力をそれぞれ接続して充電を行うと、前記のバック・
ブースト型コンバータ同様に、一番電圧の低いコンデン
サ電池から順に充電を初めて全てのコンデンサを均等に
充電するという特別な効果を示す。このコンバータもあ
る範囲内で定電力出力に近い特性を持つ。このことは、
従来から良く知られていたことではあるが、複数のコン
デンサを同時に急速充電するという本発明の目的に大変
具合が良い特性である。
【0027】このようにカレント・フェッド型コンバー
タ方式は、トランス部とチョークコイル部が分離されて
いて、トランスがフォワード・コンバータとして動作す
るので、バック・ブースト型コンバータに比べてスイッ
チング周波数を高周波化して装置を小型化することが比
較的容易であるなどの特徴がある。
【0028】図5はカレント・フェッド型コンバータ方
式による本発明に係るコンデンサ電池の充電法の他の実
施例を示す図である。図5に示す実施例の発明の効果を
示す基本的な動作原理は、既に説明した図4と同じであ
るが、チョッパとして動作するスイッチ手段SW3と、
直列に接続された大きなインダクタンスのチョークコイ
ルL1と、フォワード・コンバータとして動作するトラ
ンス部とを組み合わせ、出力制御をスイッチ手段SW3
のPWM制御で行えるようにしたものである。
【0029】図6は本発明に係るコンデンサ電池の充電
法の他の実施例を示す図である。電気二重層コンデンサ
に限らず電池用のコンデンサは一般に、充電電流として
の最大定格があり、それ以内で充電しなければならな
い。本発明の充電装置は、急速に充電できる優れた特性
を持つが、やはり充電電流は、最大定格値以内でなけれ
ばならない。このための対策を示したのが図6であり、
以下にその動作を説明する。
【0030】図6に示す実施例は、二次巻線n2、n
3、n4のそれぞれに整流装置CR1、CR2、CR3
と出力の平滑用コンデンサC4、C5、C6を接続して
なる各出力に、それぞれ電流検出手段Aを直列に接続
し、充電の対象になるコンデンサ電池C1、C2、C3
に予め決められた設定値以上の電流が流れないように制
御回路Bでスイッチ手段SW1を制御するように構成し
たものである。制御回路Bは、電流検出手段Aより充電
電流を検出すると共にセンシング端子11、12よりコ
ンデンサ電池の充電終了電圧を検出して、スイッチ手段
SW1を制御するものである。なお、この構成は、図1
に示す実施例に電流検出手段A及び制御回路Bを組み込
んだものであるが、勿論図2〜図4の各実施例にも同様
に組み込むことができることはいうまでもない。このよ
うに本発明は、複数のコンデンサ電池C1、C2、C3
の出力であっても直列に接続された全体の電圧のみをセ
ンシング端子11、12によりセンスするだけで自動的
に均等に充電できる。
【0031】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、二次巻線の整流装置の出力側に平滑用コ
ンデンサを接続したが、これは、コンデンサ電池の高周
波特性が悪い場合や整流装置からコンデンサ電池までの
接続ラインが長い場合に有効である。したがって、コン
デンサ電池の高周波特性が良い場合には省いてもよい
し、その場合でも、整流装置からコンデンサ電池までの
接続ラインが長いため、そのラインに高周波成分が重畳
されるのを防ぎたいときには、平滑用コンデンサを接続
するようにしてもよい。充電のためのエネルギー効率か
ら考えると、本発明は、整流ダイオードが各出力毎に直
列に入るため、順方向電圧降下VF 分だけ損失になるの
で、あまり多出力数にするのは好ましくない。用途によ
って損失をよく検討して並列モニタと本発明とを選択す
るのも有効である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数の二次巻線を有するトランスと、その一
次巻線に接続されるスイッチ手段と、各二次巻線に接続
される複数の整流回路と、各整流出力を各単位セルに接
続する充電回路とを備え、トランスの一次巻線をスイッ
チ手段によりスイッチングして得られる各二次巻線の定
電力出力を整流し直列に接続して構成したコンデンサ電
池の各単位セルを充電するので、単位セルの電池電圧が
低いと充電電流は大きく、電池電圧が高いと充電電流は
小さくなり、自動的に均等に充電することができる。し
かも、複数直列したコンデンサ電池を充電するので、鉛
電池等と異なり複数のコンデンサ電池の直列接続両端で
充電終了電圧を検出して充電終了電圧になるまで定格値
以内の充電電流を供給することにより、各コンデンサ電
池が過充電されることなく、均等に充電することができ
る。
【0033】したがって、本発明は、例えば200V必
要な用途であれば、48V組セルを4個、あるいは24
V組セルを8個直列にして使用するコンデンサ電池の急
速充電法として有効である。また、充電のための接栓数
は増えるなどのデメリットはあるものの、既に述べたよ
うに極端な小型化、軽量化が要求され、且つ急速充電が
必要な用途にも有効である。このような充電のための接
栓数の増加も、電気自動車など電池と急速充電器が一体
となっているような用途では、電池を取り外すことがな
いため、問題ではなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バック・ブースト型コンバータ方式による本
発明に係るコンデンサ電池の充電法の1実施例を説明す
るための図である。
【図2】 バック・ブースト型コンバータ方式による本
発明に係るコンデンサ電池の充電法の他の実施例を示す
図である。
【図3】 各コンデンサ電池の電圧変化をオシロスコー
プの波形で示す図である。
【図4】 カレント・フェッド型コンバータ方式による
本発明に係るコンデンサ電池の充電法の1実施例を示す
図である。
【図5】 カレント・フェッド型コンバータ方式による
本発明に係るコンデンサ電池の充電法の他の実施例を示
す図である。
【図6】 本発明に係るコンデンサ電池の充電法の他の
実施例を示す図である。
【図7】 充電時にコンデンサ電圧を均等に分割する回
路の構成例を示す図である。
【図8】 過電圧を防止する回路の構成例を示す図であ
る。
【図9】 充電電流をバイパスする充電制限回路を設け
た構成例を示す図である。
【符号の説明】
C1、C2、C3…コンデンサ電池、C4、C5、C
6、C7…平滑用コンデンサ、1〜10…端子、T1…
トランス、n1…一次巻線、n2、n3、n4…二次巻
線、CR1、CR2、CR3、CR7、CR8…整流装
置、SW1、SW2…スイッチ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 政章 神奈川県横浜市神奈川区台町2−5 株 式会社パワーシステム内 (72)発明者 清水 正明 神奈川県横浜市神奈川区台町2−5 株 式会社パワーシステム内 (72)発明者 岡村 廸夫 神奈川県横浜市南区南太田町3丁目303 番の24 (56)参考文献 特開 昭63−314132(JP,A) 特開 平4−322132(JP,A) 特開 平6−261452(JP,A) 特開 平7−170660(JP,A) 特開 平7−322491(JP,A) 特開 平7−322492(JP,A) 米国特許5003244(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 10/42 - 10/48 H02J 1/00 - 1/16 H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサを用い複数個の単位セルを直
    列に接続して構成したコンデンサ電池を充電するコンデ
    ンサ電池の充電法であって、密結合した複数の二次巻線
    を有するトランスを用いて一次巻線をスイッチ手段によ
    りスイッチングし、各二次巻線にそれぞれ整流回路と平
    滑コンデンサよりなる整流・平滑回路を接続し、該整流
    ・平滑回路の各出力をそれぞれ各単位セルに対応させて
    前記直列接続点の一点で各単位セル毎に並列に接続し
    て、各二次巻線の定電力出力を整流・平滑して各単位セ
    ルを充電すると共に、コンデンサ電池の端子間より充電
    電圧を検出して充電を制御することを特徴とするコンデ
    ンサ電池の充電法。
  2. 【請求項2】 各コンデンサ電池の充電電流と直列接続
    したコンデンサ電池の直列接続両端での充電終了電圧を
    検出して定格値以内の充電電流で充電終了電圧になるま
    で前記スイッチ手段のスイッチングを制御することを特
    徴とする請求項1記載のコンデンサ電池の充電法。
  3. 【請求項3】 コンデンサを用い複数個の単位セルを直
    列に接続して構成したコンデンサ電池を充電するコンデ
    ンサ電池の充電装置であって、密結合した複数の二次巻
    線を有するトランスと、該トランスの一次巻線に接続さ
    れるスイッチ手段と、該トランスの各二次巻線にそれぞ
    接続される複数の整流回路と、各整流回路の出力を平
    滑する複数の平滑コンデンサと、各平滑コンデンサの平
    滑出力を各単位セルに対応させて前記直列接続点の一点
    で各単位セル毎に並列に接続する充電回路と、コンデン
    サ電池の端子間より充電電圧を検出して前記スイッチン
    グ手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    コンデンサ電池の充電装置。
  4. 【請求項4】 前記トランスと前記スイッチ手段と前記
    各整流回路により磁気的に密結合した複数の二次巻線の
    インダクタンスに磁束として蓄えられるエネルギーを放
    出するバック・ブースト型コンバータを構成したことを
    特徴とする請求項3記載のコンデンサ電池の充電装置。
  5. 【請求項5】 前記トランスの一次巻線にチョークコイ
    ルを直列に挿入して前記トランスと前記スイッチ手段と
    整流回路からなるフォワード・コンバータを組み合わ
    せ、電流出力特性を持ったカレント・フェッド型コンバ
    ータを構成したことを特徴とする請求項3記載のコンデ
    ンサ電池の充電装置。
  6. 【請求項6】 各コンデンサ電池の充電回路の充電電流
    と直列接続したコンデンサ電池の直列接続両端での充電
    終了電圧を検出して前記スイッチ手段のスイッチングを
    制御する制御手段を有することを特徴とする請求項3記
    載のコンデンサ電池の充電装置。
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